どうもです
きょうは、『2025/26 SOMPO WEリーグ第13節 vs INAC神戸レオネッサ』を4日後に控えた三菱重工浦和レッズレディースのトレーニングがメディアに公開されました
◇◆◇伊藤選手◇◆◇
――今週は大一番
「そうですねまあ、古すっていうのもありますし、今首位を走っているチームで今までの前期の試合の結果を見てもけっこう得点を取ってるチームなので、凄い勢いのある攻撃的なチームなので、その勢いに自分達も負けないぐらいしっかりと強い気持ちを持って、絶対に勝つという気持ちをピッチで出して、しっかり勝って首位に入れ替われるようにっていう試合だと思うので、凄い気合いは入っています」
――リーグ半分を戦って、自分達も勢いはついている
「そうですねやっぱり、練習で積み上げてきているものをピッチでトライ&エラーを繰り返しながら途中は、後半に追加点が入らなくて、後半のゲームの進め方が課題になる時期もあったりしたんですけど、みんなでしっかりと話をしながら、でもやることは続けるっていうのをしっかり芯をぶらさずにやり続けていった結果が、後半に追加点が入るっていう課題もクリアしてきてて今は(ニコリ)ゲームの閉め方というか、追加点を取るだけじゃなくて、カウンターを受けるけどやらせないとか、無失点で抑えるとかそういうゲームの閉め方っていうのも最初の時よりは、チームとして良くなってきているんじゃないかなっていうふうには思っているので、まあまだまだ課題もありますし、ゲームを重ねて出てくる、見えてくるっていうものっていうのはいっぱいあると思うんですけど、みんなで前向きに今まで通りやっていきたいと思います」
――話し合いの中で印象に残っていること
「うーん、まあでも・・まず、『急ぎすぎない』というか、けっこう前に行きたい気持ちが強くて、二本目ぐらいでパスを取られちゃうとか(苦笑)良い状態で取って攻撃につなげてるんだけどすぐ取られてしまってっていうのが続いてたので、そうなるとやっぱりディフェンスラインも押し上げる時間がなかったりするので、逆にカウンターを受けやすかったりとか、前と後ろの間が空いているので中盤のところで相手にうまく蹴られて締まってそこから自分達が数的不利というか、ちょっと守備が行きづらい状態で相手の攻撃を受けてしまうっていうのが多かった時間帯もあったので、そこを慌てずに行くところとしっかりつなぎながら時間を作るところっていうのを『うまく使い分けるのが大事になってくるよね』っていう話は前線の人でもしていましたし、後ろもちょっと『押し上げる時間がない』っていうのも話は出ていたので、そこはみんなで共有しながらというのもやっていました」
――伊藤さんは常日頃、色んな選手とコミュニケーションを取っているというのが、そういうチーム内での話し合いのしやすさにもつながっているように
「そうですね、自分が見えてない状況だったりとかポジションによってプレッシャーの受け方だったりとか見える角度、見えてるものっていうのは全然違ってくると思うので、前の人からしたら《大丈夫だろう》と思っていても、後ろからしらら《いやぁちょっとやりにくい》とか、逆も然りなんですけど、なんかそういう思いっていうのは絶対あると思うので、少しでも自分が感じ取れてない部分を引き出せたらなっていうふうには常に思っているので、練習中から『どうだった?』っていうのは聞くようにしています」

――加藤さんとの関係性もさらに良くなっている
「うん、そうですね!千佳さんも最初は移籍してきてチームのコンセプトというか、ルールじゃないですけど、ある程度『こうやろう』というのがある中で、けっこう聞かれることとかが多かったんですけど、でも凄いフィット・・本当に今年から!?っていうぐらい(笑)ずっといたみたいな感じでフィットしていますし、シャドーのところはサイドだったりフォワードだったりアンカーだったりとか色んな選手とつながりながらやっていくポジションになるので、本当にうまくコネクトしてくれているというか、みんなをつなげてくれている選手なので、なんかお互いに、私もそんなにメチャメチャ目立つ選手ではないと自分で思っているので(苦笑)お互いになんか、それを話ながら『2人で頑張ろうね!』みたいな(笑)感じで言いながら、凄い話しやすいですし、今うまくいってないなって時でも千佳さんと話しながら、こうしようとかこれやってみようとか、本当に前向きに一緒にできているので、はい、凄い、やりやすいです(笑)」
――よく聞かれたこと
「『どう、動いてるー?』みたいな(笑)『こういう時どうしてるー?』みたいな、攻撃もそうなんですけど、特に守備のところで私はボランチなんですけど、千佳さんは前の守備になるので、そこのプレッシャーかけに行くところとか、今行かないところとか、そういう判断だったりとか、チームとしては基本”行く”というところをやっているので、ちょっと行けない、後ろが気になって行けないとか、行って良いのかな!?みたいな迷いはあったと思うので、そこを『どうしてる?』みたいな感じで聞かれて、『いや、行っちゃってるよー』みたいな(笑)そういうふうに言って、行ったら後ろもついていくし、ダメだったら頼むからみたいな話はしていて、けっこうわかんないこととかもけっこう聞いてきてくれるっていうか、お互いに解決しながらうまく、今のはこうだったよね、とか本当、『こうしたら良くなりそうだよね』っていうのは、話せているので前線は割と若い選手が多い分、勢いだったりそういうのが多いんですけど、千佳さんが隣りにいてくれるので、その安心感というか年上のベテランの余裕というか、それは凄い感じるので、いつも感謝しています(大笑)」

――そのように感覚ではなく言葉で表現できるのが伊藤さんの良さ。次の神戸、ついこないだ試合をして印象に強く残っている部分なども多いでしょうが
「そうですねやっぱり、早い選手が多いので、どんどん前に前にっていうは凄く感じましたし、それも後半より増してくるっていうか、私がいた時もそうだったんですけど、本当に後半のアディショナルタイムまで落ちないし、ギリギリで全然点取って逆転とか追いつくとかっていうのが凄い多いチームっていうかそういう印象なので、本当に1点、まずは先制点を取ることも大事ですし、追加点っていうのが凄く大事になってくるなっていうふうには思っているので、自分も含めてゴールっていうところにしっかりとこだわっていきたいっていうのと、あとは相手の良さである速い攻撃だったりパワーのある攻撃っていうのをまず受けないように前から自分達が良い状態でプレッシャーかけていけたら後ろの選手も楽になると思うので、そこは前線の選手としてはしっかり前から嫌なプレッシャーをかけ続けて、90分間圧倒したいなと思います」
――前節も惜しいシュートシーンが何度もありましたが、まずはあそこにしっかり顔を出せているのが素晴らしい。きょうは終わったあとにシュート練習を反復。次、古巣相手に点を決める時が来た
「そうですね《決められたら良いなぁ~》ぐらいの感じで(笑)あんまり気負いすぎずに自分のところに来て、打つチャンスが来たらしっかり決める準備と力みすぎない気持ちを持って(苦笑)打てたら良いなと思いますし、私だけじゃなくて色んな選手が得点を取れるチームなので、本当に全員が関わって、決めるべき人が決めるというか、この前で言ったら私が打った後に千佳さんがこぼれ球に反応してくれたりとか、その逆もあったりするとは思うので、本当に最後まで、ゴールラインを割るまで、全員で攻め続けたいなっていうふうには思っているので、そこのゴール前の迫力だったり人数の多さっていうところも含めて見てもらえたら嬉しいなと思います」
――サポーターへ
「そうですねやっぱり首位攻防戦というところで凄い大事な試合なので、前節の埼玉ダービーでもアウェイにもかかわらず本当にホームのような雰囲気を作ってくださって、そのおかげで複数得点で無失点勝利っていう結果につなげることができたので、今度はホーム駒場で、首位INACにしっかり勝って、首位に自分達が立てるように頑張りたいと思うので、みなさん、駒場に来て、後押しをぜひ、よろしくお願いします!」
――みなさん、伊藤さんのまぶしい笑顔を見に来るので
「はい!頑張ります!勝って笑って終われるように、頑張りたいと思います(眩笑)」
伊藤選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
◇◆◇丹野選手◇◆◇
――2日前は素晴らしいゴールをありがとうございます
「あっ!ありがとうございます」
――振り返って
「みんながつないでくれたゴールでまた最後は自分のところに来たっていうのところで、菅澤選手含め、みんなに感謝しています」
――呼んだのでしょうか?それとも走ったらパス来たか
「えっとぉ、めっちゃ『優衣香さん!』って呼びました(笑)めっちゃ呼びました!(笑)」
――ちゃんと”さん”づけで
「はい!『優衣香さん優衣香さん!』って(笑)」
――呼ばなくてもあの動きなら来てたかも
「はい!優衣香さんもシュート打てたと思うんですけど選んでくれて、だからこそしっかり決めきることができて良かったです」
――ボールが来てからコントロールも落ち着いていた
「はい、セレッソ戦の時もああいう形で得点してたっていうのも本当に同じ形だったので、その時よりも落ち着いてしっかり止めて、しっかりゴールにパスする感覚でしっかり打てました」
――走り続けた終盤にそのような判断ができたというのは自信につながる
「はい!シーズン最初はフル出場が難しいぐらいの自分の走力というかそういうところが課題として1つあったので、ちふれ戦では高強度でフルで走れたのは自信にもなりますし、これを続けていきたいなと思います」
――どういうことをしたからそのように伸びていると
「うーんまあ、日頃のトレーニングの凄い強度が高いっていうのもありますし、練習の中でアディショナルタイムを想定した『残り何分だよ何秒だよ』とかそういうところでみんなが頑張るっていう毎トレーニングの積み重ねが、前の試合でも発揮できたかなと思います」
――サイドバックも面白い
「サイドバック、まあ練習でやっていますけど、”面白い”までは行っていなくて、まだ”難しい”とかそういう方が勝っています」
――そこも習得すればさらに幅は広がる
「はい!色んなポジションできるのは本当に良いことだと思うので、サイドバックの課題は本当に多いですけど、色んなポジションできるようにしたいなって思います」
――次、INAC戦で大事になること
「前からプレストか沢山来ると思いますし、順位も本当に大事な優勝をかけた中で大事な試合だと思うので、後半戦が始まったばかりですけど、みんなで戦っていきたいなって思います」
――”みんな”へ
「沢山の方に来ていただきたいです!」
――・・・
「えっ!?(汗)毎試合大事ですけど、特に上位対決っていうところで、バチバチな試合が見られると思うので、みなさん来てくれる方は、1人もしくは2人連れて、駒場に来てください!」
――丹野さんが勝利に導いてくれる
「はい!全ては浦和のために全力で頑張ります!」
丹野選手のインタビュー全容は、きょう火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
◇◆◇藤崎選手◇◆◇
――おめでとうございます(11月1日に19歳の誕生日)
「ありがとうございます」
――10代最後
「そうですね、ラストティーンで、年齢的にも若くない数字というか、あと1年で二十歳ですし、他のチームや仲間にもっともっと良い選手、若い選手が出てきているので自分も、もっと頑張らなければと思っています」
――特にレッズレディースはどんどん若い選手が。藤崎さんもそうだった
「はい、なんかもう、自分がデビューした時は、自分が一番若かったんですけど、あれが1年前と思えないぐらい、このチームには沢山自分より年下の良い選手が出てきているので、そのへんはもっと自分も頑張らないとなと思わせてくれますし、実際、今シーズン、なかなか結果が出せてないので、もっともっと頑張らないといけないと思っています」
――誕生日の翌日のゲーム、良い感じに見えましたが
「絶対に点取って、1日遅れのバースデーゴールを決めたかったんですけど、中々、自分がもっと積極的にシュートを打ったり、ドリブルを仕掛けたりという意味では足りなかったかなと思っています」
――そんなに”自分が自分が”ってなっていなかったようにも
「そうですね、自分が得点を奪うことももちろんそうなんですけど、まずはチームが勝つことが一番だと思っているので、そこはまず途中から出場して試合にしっかり入って良い形で攻撃できていけばというふうに思っていました」
――まず求められていることに応えないと試合に出られないので、良い競争が
「本当に守備の部分からしっかりサボらずやっていくことで、良い攻撃にもつながると思いますし、やっぱ良い守備をしていれば自分のところにボールが転がってくると信じて常にやっているので、そこの部分は怠らずにやっていきたいと思っています」
――その先に何度も練習しているシュ-トが・・ただこないだは良い状態の選手へのパスを選択するなど、頭のバランスも良い
「そうですね、あそこで縦に仕掛けてシュートまでいきたかったのですが、なかなか相手が良いポジションを取ってきて抜くことができそうになかったので、良い判断だと自分でも今は思いたいのですけど、やっぱあそこで決められるかどうかが、こらからのの自分につながってくると思うので、あそこのシチュエーションをもっと日頃の練習からしていきたいと思います」
――体にキレが増している
「そうですね!コーチやスタッフからもGPSのデータを見て、最近スプリントの回数や加減速の部分でも『良い走り、動きができている』と言われているので、それは今日もやっていたんですけど走りの部分だったり、練習中の強度の部分が上がってきているおかげかなというふうには思っています(ニコリ)」
――一旦、止まってから加速する部分もエッジが利いている
「そうですね、サイドハーフは、そういう部分がけっこう大事になってくる思っているので、止まった状態からの加速だったり、トップスピードをもっともっと伸ばせていければと思っています」
――今日のシャトルランは見ているだけでもクタクタになってしまう
「いやぁ~本当にきついですけど、あれを継続していくことで試合でどれだけ走れるかにつながってくると思うので、滅茶苦茶きついですけど頑張りたいです」
――走っている時にはどんなことを考えるのか
「いやぁもう(汗)《きつい》ということしか頭にないですけど、先輩たちが『頑張れ』と背中を押してくるので、そのおかげで頑張れています!」
――足腰鍛えればシュートの強さにも活きてきて、全部つながっている
「はい!本当にそれをやっていて自分が実感していると思うし、あのトレーニングの大事さを本当に分かっているので継続してやっていきたいです」
――足腰の部分で、今日のプレーの中で長嶋さんとバンッと体が当たった場面があったけど全然ぶれなくて、フィジカルも強くなっている印象
「1年前に比べたら、毎週の筋トレがそこで生きているというか、トップスピードで走った時に体を当てられてもぶれないっていう強さは、まだまだ全然足りない部分ではありますけど、1年前に比べたら少しは強くなってきているかなと思います」
――長嶋選手と当たったことは覚えていますか
「覚えています。あの場面は自分から当たりに行った方がボールに先に触れると思ったので、先に体を当てる部分では強い意識を持てているかなと思います」
――当て方やどちらから先にアクションを起こすこかという駆け引きで、体の使い方も
「はい、体の使い方やフィジカルでは先輩方をお手本にしているので、そこの部分では負けてはいられないなっていうふうに思います」
――そのなか、今週は大一番
「本当に絶対に勝たなければいけない試合だとチーム全員が分かっていますし、私も凄い実感しているので、今週の練習で、チーム全体で立ち上げていって、個人としては早く結果を出さないとっていう意味でもチームのために点を獲れるように、まずはメンバーに入って、しっかりと試合に出られるように頑張りたいと思います」
――相手の特徴を踏まえて大事になるのは
「本当に一人ひとり個が強くて、体力もあって最後まで走り負けないような強いチームだと思っているので、まず1対1の部分で絶対に負けちゃいけないうのと走り負けちゃいけないことが勝敗のカギになってくるのかなと思います」
――前回対戦ではペナの左寄りからのシュートで惜しかった。そこから練習を重ねて進化したところを
「本当にあのシュートの悔しさというのは、もう絶対に忘れないし、同じ相手ということで次こそは絶対に決めてやりたいと思います」
――多くの方にスタジアムに来てもらうために一言を
「次の試合が絶対、今シーズン大事になってくると思うので、たくさんのサポーターと共に勝利を分かち合いたいので、ぜひ駒場スタジアムに足を運んでいただければと思います。応援よろしくお願いします!」
――以前、梅崎司さんに「キレ崎』というあだ名が付いていましたが、藤﨑さんも「キレ崎」な一面を
「そうですね!そう呼んでもらえるように頑張りますね(ニコリ)」
藤崎選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
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