タグ別アーカイブ: 岩舘選手

12月4日 「これからの夢」&「幸せな感情になれる場所」

どうもです

頭ではわかっているけど・・・ファイトッ!

20191204_103845-2019明治安田生命J1リーグ 第34節 vs ガンバ大阪3日前のきょう、練習は午前10時頃に始まり、ポゼッションゲームや11対11でのフルコートマッチなどを中心としたメニューが行われました20191204_104529- 「早く攻めたいんだ早く!」(大槻監督)20191204_110145-練習は午前11時30分頃に終了しています20191204_113519-

◇◆◇森脇選手◇◆◇

――退団を発表

「まあ、残念ですよね。僕自身が望んでいた結果ではないですけど、クラブが決断をしたということで、僕自身はそれを受け入れるしかなかったですし、感謝の思いでいっぱいです」

――契約満了を告げられたときはどういった思いが頭の中を巡りましたか

「感謝の気持ちが一番ですよね。このクラブでまさか自分が7年間もプレーできるとは思っていなかったので、そういった意味では非常にお世話になったなと。本当、感謝の気持ちしかなかったです」

――何も残すことができなかったなんて、ご自身しか思っていないですから

「まあね、もっともっとレッズに何かを残したかったなと。それはタイトルを含めて、色んな形で貢献したかったっていうふうには思いますけど、僕の自己評価としては、何も残すことができなかったのではないかなと。もっともっとやるべきこと・・それを言っても仕方ないですけど、自分の中でこの7年間は精一杯やってきましたけど、もっともっとできることはあったかなと振り返ってみれば、ありますね」

――今年は最初なかなか試合に絡めず、そこから出場機会を得て、その頃には「世代交代」という言葉も聞こえてくるようになり・・・どういった気持ちで今シーズンを過ごして

「まあ、ただ単にね、『世代交代』って言われるのはベテランの選手にとって悔しいというか、実力がね、だんだんもちろん低下というかそれはわからないですけど、まだまだ自分の中で、これは強がりかもしんないですけど、《負けていない》という思いがあった中で、多くの人から『世代交代、世代交代』って言われるのは正直な気持ちとしては歯がゆい部分はあったなと。ね?プレーを見てからね、色んな評価をして欲しいなと思いますけど、それもサッカー界で生きている中ではね、年齢を重ねれば重ねるほど、そういう話題が降りかかってくるのもノーマルなことなので、何一つ驚きはないですけど、まだまだ負けてないという思いを抱えながらずっとプレーしてましたね。今後もその気持ちは持ち続けて現役生活を終えるまではその情熱は持ってプレーしていきたいなというふうには強く思っいます」

――プレーだけでなく、

「記事になんないでしょ~どうせ」(興梠選手)

「おーおーーーーい!きょうぐらいなるかもしんない!!慎三!」(森脇選手)

――ポジティブなものもチームにもたらしていましたし、色んなことができていた

「僕自身、思っていることはね、やっぱりこの浦和レッズという素晴らしいクラブで浦和レッズのエンブレムを背負ってプレーしている間は、どんなことがあってもチームのために、ピッチの上で血を流してでも戦っていきたいと。チームに少しでも貢献していきたいという思いがあったので、それは試合に出ているときであろうが、出ていないときであろうが、その気持ちは変わらず持ち続けたいなというふうには思っていたので、もちろん出ているときには嬉しい気持ちで戦いますけど、出てないときには悔しい気持ちを持ちますけど、それはピッチの上で悔しさを表現してあとの部分ではしっかりチームを鼓舞して、盛り上げて、やっていきたいなと。そういう7年間だったのではないかというふうには思っています」

――その中で特に印象に残っている出来事

「うん・・ええええええぇぇぇぇ!?んもぉ~~、常にねー、毎日が自分にとって刺激的なね、あーのー、出来事ですけど、まあ、これ!っていうのは出てこないっすね(汗)常に、毎日が僕にとっての良い思い出というか、この7年間はかけがえのない時間を過ごさせてもらったので、全ての時間が僕にとって貴重でした」

――ちょっと思い出してみて

「ちょっと思い出す!?ちょっと思い出す!?ちょっと思い出す!?・・難しいな~・・ぅうゎぁ~なんだろうなぁ~、なんだろうなー、レッズフェスタとか、試合じゃないね!!やっぱファン・サポーターのみなさんと、いつも応援してくださっているみなさんと一番時間を共有できる、そういう時間なので、そういう時間は僕にとって非常に楽しい時間だったと。もちろん、サッカーで魅せるところは絶対条件ですけど、それ以外のところでファン・サポーターのみなさんと色んなね、ことを分かち合えるというのは、素晴らしい時間でしたね」

――そのサポーターも含めて、森脇選手にとって浦和レッズとは

「いやもー、特別ですね。まあ、ね?浦和レッズでプレーできることはないですけど、僕にとってどこに行こうが浦和レッズというのは心の中で常にあると。共にこれからも生きていく存在だというふうには思っているので、まあもう、切っても切り離せない関係じゃないかなと。もしかしたらファンのみなさんはね、《もう森脇はいいよ》と思われるかもしれないですけど、僕はしつこくね、浦和レッズのことを想っていきたいなと思います」

――全力を尽くしてきた中で、誇れるものは

「誇れるものは全くないので、そういった意味ではね、ベテランとして何か残すことはできなかったかなというふうには思いますけど常日頃からやっぱり全力でやる。どんなに苦しい状況でもピッチの上で自分を表現するというのはこの7年間やってきたので、こないだ山中選手がコメントしてくれていましたけど、そういうふうに新加入だとかまた若い選手がね、言葉にして表現してくれるというのは嬉しかったなと。ちょっとそういう部分が後輩達に伝わっているのかなと思うと、嬉しい気持ちになりましたね。そういう部分は妥協することなくやってきたつもりです」

――ロスタイムの2点で手にした勝ち点2がなかったら今頃大変なことに

「そうですかね、まあ、そうやって言ってもらえて嬉しいなと。もっともっと得点もそうですけど、チームで試合に出て貢献したいなという思いがあったので、そういった意味では出場時間的には物足りないですね」20191204_115044-

――仲間達の反応はどうでしたか

「仲間の反応はー、あーのー珍しくー、悲しんでくれたといったらおかしいですけど、残念がってくれた部分はあるので、そういう感じでしたね。でも僕が満了だと伝えた次の日からね、みんなケロッとしてね、速攻もういじってきましたけど、それが本当にね、良い関係を築けたこの7年間、素晴らしい仲間達と良い関係を築けた証しじゃないかなというふうには思いましたね」

――果たしてブーイングはあるのか、はたまた・・ガンバ戦への呼び掛けを

「いやもう本当ね、沢山の方が来てくれると思いますし、僕のね、個人的な云々にかかわらず、やっぱりホーム最終戦なので、絶対に勝って終わりたいというふうに思っているので、多くの方に埼玉スタジアムへ足を運んでもらって、僕らの勝利を見届けてもらいたいなと。僕自身もやっぱりピッチに立つために、残り時間でしっかり監督にアピールしていきたいなと思います。寂しいな~、みなさんとね」

「俺も寂しいよ!」(槙野選手)

「いやぁー嬉しいです。ありがとうございます。何かしんみりするのも・・」

――らしくない

「はい。ありがとうございます」

※その後、プレゼント用(抽選で)のサインをもらいました。応募方法などは後日番組でお伝えします

――【夢は叶う】と書き続けましたが、ご自身のこれからの夢というのは

「俺のこれからの夢――――!?え、何だぁ?俺のこれからの夢!?すっげー俺、自分で書いているのにね!じーぶーんーで書いてるのにーーいや~これからの夢はね、より1人でも多くの子供たちや色んな方々に夢や希望を与えていきたいなと。それが僕の夢でもあるのかなと。よりサッカーを好きになってくれる方々を増やす。それが僕の夢です」20191204_134557--

――あしたもあさってもガンバ戦も、これからもよろしくお願いします!

「試合後に、また話を聞きに来てください!これからも、長い付き合いなので!!ありがとうございます」

――もう一度、「これからの夢」について聞くので、考えておいてもらえれば

「あー!良いっすねーーーー!ありざまぁーーーす!」20191204_121851-

◇◆◇岩舘選手◇◆◇

――お疲れ様です

「お疲れ様です」

――なんかね・・

「なんですか!?ハッハッハ(笑)イヤイヤイヤ、ついに来てしましました、ね?よく・・粘ったなと思いますよ・・自分でも」

――粘ったというかなんだろうな、岩舘直の直のように真っ直ぐ

「アハハハッ!はい、まあね・・・いつも良く見ていてくれたから!ハッハッハ!ハハハハハハ(笑)」

――きょうのこの空とのコントラストがまた

「本当っすね、良い天気で良かったですよ。ゆっくりとサポーターの方とも話できて、うん・・大原日和ですね」

――なぜここまでサポーターに愛されたのかな

「いやいや全然全然(笑)僕なんて・・みんなサポーターの方は選手のことを愛してくれるから俺に限った話じゃないですけど、でもこうやって試合に出ていない選手にもこうやって温かくしてくれるのもありがたいですね」

――5年半

「そうですね、5年半。半年の予定が、5年ついてきました・・おまけで(笑)」

――どうでしたか?

「いーやーもう刺激的でしたよね。やっぱりプロになるのもやっとだった自分が、こんな日本のビッグクラブで5年半もスーパースター達とプレーできるなんて、夢のような時間でしたね」

――でも、さっき岩舘選手のユニホームを着ていたのちっちゃい子供にとってはスターですよ

「そうっすね!よくわかってないから!ハハハハ(笑)でもそういう存在になれたことも嬉しいですね。まあレッズのちっちゃい子からしたら、よくわかんないけどレッズの一員はレッズの一員だし、サッカー選手はサッカー選手だし、そういうサッカーを好きになるきっかけになれたりとか、浦和レッズを好きになるきっかけになれたりしたのであれば、良かったなって思いますね」

――よくわかっていないというけれど、私ずっと見ていて岩舘選手の良いところいくつでもいえるから何なら

「ハハハハハハハハッ(笑)」

――逆効果かもしれないけど、何処かのクラブに推薦状書いて

「ハハハハハハハッ(笑)何が来たんだ!ってなっちゃいますよ(笑)」

――なぜこのクラブで過ごせたかって自己分析は

「そおっすね、下手くそなりに一生懸命やってきて、やっぱなんか“努力は報われる”とかそういう言葉はありますけど、なんかやっぱ努力して頑張っているところには、それを見ていてくれて、それを助けようとしてくれる人が現れてくれて、そういう人達が支えてくれた結果、自分が今あるなって思いますね」

――努力って口でいうのは簡単ですけど、何をこうしてきたって自分を振り返りますか?

「そおすねーいやーでも単純に自分が、自分の実力を認めて、自分の足りない部分を補うために、下手くそなりに向き合うことが、包み隠さずっていうか格好つけずにがむしゃらに頑張ってきたことが良かったのかなとは思いますけどね」

――僕も今、「折れない心」かなと思って

「そうですね、確かに。自分が諦めなければね、とりあえず続けることはできるので、それは確かに、粘り勝ちというか、あるかなと思います」

――居酒屋でバイトしていた頃はまさかレッズの一員になるなんて・・この運命

「本当っすよー、もしかしたらそのまま居酒屋で社員になっていたかもしれないんで(笑)」

――さっきも人とのと言ってましたが、岩舘選手の境遇というか凄いものがあると

「そおっすね、なかなかないような。逆にそんなちょっとしたきっかけで何が起こるかわからないのも人生なので、今、やっぱうまくくいっていないような小中高校生、大学生そんな奇跡みたいなことも起きるんだというを、一例として覚えといて欲しいですけどね」

――何年後かにスパイクを脱いだとき、そういう実現したいな

「ハーハッハッハッハッハ(笑)語れることを作っておかないとな!」

――関根選手と先週のちょうど発表された日か、リフティングをしていて

「そおっすね、あれはふたりのお決まりの遊びだったので。最後、アイツも残りわずかだからやっておこうかみたいな空気感はあるんじゃないですかね、入ってきた1年目からずーっとやってきた遊びなんで、懐かしい思いと子供心に帰れて凄く良い時間です。あれは」

――告げたときは

「ヒハハハハ(笑)『はぁー!?そのー冗談、面白くないよー!』みたいな『ダテちゃーん、そういうつまんないことは言わない方がいいよ~』みたいな。で、『いや冗談じゃねえんだよー』って言うと、『イーイーイーイーイーイー!』とか言って聞くのを拒む感じでしたね(苦笑)フハハハ」

――5年半を振り返って、特に印象に残っていることとしては

「そうっすね~、でも、同じような質問をこないだも違う記者さんにされて、また思い出して、違う答えになってしまうのですが、土田尚史さんがね、試合の前日が昔よく午後練習で、ああいう日の午前中にマンツーマンでここを使って練習していたんですよ。あの時間ってやっぱ凄い、俺のレッズ生活の象徴だなという感じがして、うん・・あの時間を凄く思い出しますね。もう、試合の前日の午後練習の午前中は、俺と尚史さんとマネージャーの関さんもついてくれて、3人だけでこのグラウンドの端っこを使って・・自分が足りない部分をどうにか尚史さんが鍛えようと時間を割いてくれて、うん・・ああいう時間の積み重ねがあったからこそ続いてきたな、続けて来れたなと思うので・・」

――ミスター大原

「フハハッ(笑)あの試合前日は朝から1人で来てて、終わった後もずっといたので、1日10時間近くこのクラブハウスにいるみたいな、それこそ中でも『まだいたの!?』とか言われちゃうぐらいだったので(苦笑)」

――岩舘選手にとって大原とは

「そうですよね・・・でもやっぱ、全てがここに揃っているし、サッカーをする選手にとっては憧れの場所なので、やっぱここにいるということが凄く幸せで、幸せな感情になれる場所でした」

――これからについては

「いやー全然、何も決まっていないですけど、まず自分が何をしたいか、どういうことに向かって行きたいかというのをね、サッカー選手を続けるにしても、もう一度舵を切り直さないといけないと思うので、気持ちの整理からしっかりとつけて、次の一歩を踏み出したいなと思っていますね」

――山田暢久さんの引退試合で空気を読んだプレーをして・・

「はいはいはい(笑)」

――人に見られる中でプレーする岩舘選手を見たい

「そうっすねーやっぱ、うん・・刺激的な時間ですからね。今じゃ、たまにベンチに入って、スタジアムでアップさせてもらうときが、どんだけ良い時間だったかっていうのをまた感じますね」

――まだチャンスありますから

「フハハハハ(笑)そうっすね!」

――ケガも乗り越えたし!

「そうっすね、頑張りたいですね。これからも」

――浦和レッズ

「やっぱり自分自身、ピッチに立ってパフォーマンスでチームに貢献するっていうのが一番だったのでしょうけど、それは叶わなくて、凄く悔しい思いをした5年半でもありましたし、それでもやっぱりこのチームの力になるためにもがいた時間というのは充実していましたし、良い時間を過ごさせてもらって、その中でやっぱ、そんな自分にも温かく声をかけてくれたサポーターの方達には本当に感謝をしているので、また何か違う立ち位置になるかもしれないですけど、このチームのことはこれからもずっと僕自身、応援していますし、このチームを応援してくれるサポーターにこのまま温かい目線で応援してもらえたらと思います」

――これだけは約束したいというか、忘れないですから

「ハハハハハハ(笑) 」

――終わっちゃうかと思うと、マイクが下ろせない

「ありがとうございます。いつもいつも」

――これからもよろしくお願いします!

「はーい!(爽笑)」

20191204_132325--

20191204_134603-

森脇選手と岩舘選手のインタビュー全容は、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

11月14日 「大きな次へのアドバンテージ」&「せめてというか、何としてもACLは」

どうもです20191114_143956-アジアナンバーワンをかけた闘いへ、ワクワク、ドキドキ、ハラハラ・・・

そんな気持ちで日々過ごせるなんて、ビューティフル

ありがたいことです 20191114_144058-

オフ明けのきょう、選手達は午後2時35分頃、ピッチに姿を現します

20191114_144040-軽いジョギングとストレッチを経て鳥かごを行うと、次は珍しいメニューを実施

「思いっきりぶち当たって!○○(←アルヒラルの選手名)とかに負けないように!」(石栗コーチ)

約40㍍の直線に2人一組の”壁”が等間隔に3列、待ちかまえます

立ちはだかる選手達はサンドバックのような筒状のクッションを持ち、抜けようとする走者をガード

ラグビーのタックル練習の様相でした20191114_145539-

20191114_145836-お決まりのように森脇選手がグイグイ圧迫されるなどする中、”違い”を見せたのはファブリシオ選手

凄まじい雄叫びと形相と共に猛牛のごとくウルトラ急突進

誰ひとり寄せ付けませんでした20191114_150323- 20191114_150314-その後はいつものように強度や連続性、体の素早いハンドリングなど意識してのパスゲームや8対8でのゲーム形式に取り組む選手達20191114_153517-もちろん、あす以降も次の試合に向けて分析に基づいた約束事の共有もあるでしょうが、それを含めた”いつも通り”が貫かれることでしょう

今まで自分達が積み上げたこと、積み上げていくことを信じて

強い西日に、逞しい選手達の勇姿が良く映えました 20191114_154327-]決戦10日前の練習は、午後3時50分頃に終了しています

20191114_154748-

◇◆◇鈴木選手◇◆◇

――きょうは子どもの見学者が多い気がしませんか?

「何でなんですか!?」

――埼玉県民の日でがっこうがお休み

「そうなんだ!そっかそっか」

――パワーをもらえたというか

「メチャクチャ無理矢理っすよね!(苦笑)パワーもらえましたよ(ニコリ)なんか《土日かな!?》とも思いましたけど」

――そういう意味でも“時差”については

「そうですね、こんなものかなと。時差については」

――どう、うまく調整できましたか

「いや、別に特に調整していないです。まだ試合まで時間があるので、勝手に戻ってくるとは思うので、これが連戦だったら調整をしなければいけないけどって感じです」

――帰ってきてからも規則正しい時間に寝て、という感じで普通に過ごせて

「まあ、そうですね、はい・・・ちょっと寝付きが悪いぐらいです(苦笑)」

――オフはどのように過ごしましたか

「オフは家族です、はい!」

――こういう遊びをしたとか、出かけたとか

「温泉に行きました、家族で」

――最高の癒し

「そうですね、なかなか子どもに会えなかったので、遠征で。なので子どもと遊んだりとか家族でゆっくり時間を取れたので、良いリフレッシュができたかと思います」

――浴場でお子さんは勝手にどっかに行っちゃうなどせず、お父さんについてきてくれますか?

「いや勝手にどっか行っちゃうので、結構恐いですけど(笑)癒されました」20191114_144451-

――ACL決勝第1戦をどう振り返りますか

「結果論ですけど、1失点でこっちに帰ってきたことはデカイかなと。まあ大きな次へのアドバンテージを自分達が逆に持って戦えると思っているので、ホームでプレッシャーをかけに行きたいかと思っています」

――相手の特徴を掴めた部分もあるかと

「映像で見るのと実際にやるのとでは全然違うので、実際に対戦した肌感覚で相手の選手の特徴は掴めたかなと思います」

――どういう印象で

「スピードがみんなあるかな、というところがありますよね。で、ボールをつなぐのが上手だし、あとはやっぱりサイドの選手が剥がしてくるとか、そういう質は高いかなと思います」

――そこで中にボールが来たとき、我慢すれば対抗できるようなパワーを鈴木選手も持ち合わせているように“映像では”思えました

「まあ、中で踏ん張るしかなかったかなというところもあったし、割り切ってブロックを作って守ってる中で、流れの中では《こんな感じだろうな》という自分の感覚ではありました。あとは自分達がボールを持ったときのミスからの相手のカウンターとか、事故的なところでチャンスを作られると相手は脅威だなと思いました」

――そこで消極的なパスを選ばないようなバランスが

「そうですね、その辺はバランスを見ながらになってきます」

――相手のワントップと対峙して

「どうしても相手は強さを売りにしているフォワードなので、自分のところでつぶれて、カバーリングのところで取ってもらうとか、逆に周りの選手に対応してもらって自分がカバーリングして取るとか、その辺のバランスはまあまあイメージ通りだったかと思います」

――3バックの特長を生かした守りが

「そうですね、相手がワントップ気味だったのでその選手に対して派イメージ通りだったと思います」

――ここから次へ向けては

「もうシーズン終盤でここから劇的に変わるわけではないので、今まで積み重ねてきた通りにやって、コンディションところもそうだし、チームとしての戦い方もそうですけど、今まで準備してきた形を出せれば良いかと思っています」

――現段階で監督から言われていることなどで意識していることはありますか

「これからになってくるとは思うので、とりあえずきょうはオフ明けで、体を動かしただけなので、これからかなと思います」

――埼スタ、超満員、楽しみ

「選手としてそのピッチに立つのは幸せなことだし、しっかり準備したいなというところと、今本当にワクワクしているかと思います。サポーターは本当に熱い応援をしてくれるので、相手にプレッシャーを与えることができると思うし、“恐いものは何もない”、そういう気持ちで立ち向かっていきたいです」20191114_155102-

◇◆◇岩舘選手◇◆◇

――お帰りなさい!・・かな

「ただいま!・・かな、はい(爽笑)」

――遠征はどうでしたか

「いやー・・まあなかなかできない経験なので、なかなかこんなことでもなければいかない遠征先ですし、全てにおいて良い経験ができたと思いますね」

――アウェイの雰囲気

「そうですねやっぱりアウェイなだけあって、アップも相手のサポーターの目の前で、もう凄い野次が飛び交う中でのアップだったので、まあ俺ももちろんやりづらかったですし、当然、春樹はもっとやりづらい雰囲気の中でつくらなければいけなかったので、大変だっただろうなと思います」

――チームゴレイロとして盛り立て合いながら

「そうですね、なるべくきにしないようにと。自分の体を温めることとボールに集中できるようにしてもらえれば良いなと思って、声をかけるようにしていました」

――相手サポーターの言葉が通じなくても

「なかなか日本ではないような冷やかし方とか盛り上げ方があって、おちょくってくるような感じが凄くて、独特だなという感じがしましたね。やっぱり日本でできる経験とはまたちょっと違うので、自分の体にも刺激が入るというか、感覚も磨かれているような感じが短い間でもありました」

――自然体でのぞめるようにチームスタッフもかなり気遣ってくれたかと思いますが、食事面など

「もう、何不自由なく、むしろ美味しい食事を毎度毎度用意してくれて。食事ぐらいしか息抜きというタイミングがないのでね、凄くそういう意味ではリラックスできる時間を作ってくれたなというふうには感じますね」

――いつも通りのメニューが食べられて

「西(芳照)さんも来てくれたので、西さんの料理を食べると《ACLだな!》っていうか(笑)それはそれでいつもとはまたちょっと違いますけど、ACLに来たんだなっていう感覚、スイッチを入れてくれるひとつでもあるかなという感じです」

――特に気に入ったメニュー

「そうっすねー、なんかいつも西さんが日本の漬け物とかちょっとした“ご飯のお供”みたいなものを持ってきてくれて、今回は【ニンニクなめたけ】みたいなのを用意してくれて、瓶の。それが好評でやたらみんなご飯にのっけて食べてて、それが一番、今回の目玉じゃないすけど、印象に残っているひとつで。とにかく白いご飯を食べられるというのがありがたくて、向こうでも変わらず食べられたのは良かったですね(ニコリ)」

――以前、居酒屋の厨房でバイトをしていた岩舘選手からしても

「ハハハッ!そうっすねー、うちの居酒屋とは全然違うような料理ですけど、良かったっす」

――福島選手の堂々としたプレー

「そうっすね、いつもプレーしている仲間があれだけのパフォーマンスを発揮してくれて、やっぱああいうレベルまで行けば自然とゲームの中でもあれだけのパフォーマンスができるんだなというのを、目標を作ってくれるので、必死に追いかけていきたいと思います」

――浜野GKコーチの指導

「細かい部分から色々な指導なくしてはできることではないと思うので、常に気を配るというようなところに関しては年間通して言われ続けて、自分も少しずつそういったところに今までよりもより気を配るようになってきたのかなと思います」

――体のビルドアップも

「とにかく真面目な人なので、自分の前でされると気が済まない人だから(笑)自分で筋トレやっときますでは許されないというか、みんなで一緒にやった方が励まし合えるので良いと思います」20191114_161122-

――きょうもゲームでのプレーを見ていても、ひとつひとつのプレーに自信を持っていて、判断も速いように

「本当ですか!?まあ、どうですかね、うん・・・なかなか実戦のゲームに入る機会が少ないのでね、シーズンも終盤になって、やっとという感じもしますけど、徐々にそういうふうに見てもらえているのであればありがたいです」

――24日まで、ワクワクドキドキ

「そうっすね、チームにとって凄く大事なタイトルなので、全然まだまだ可能性のあるスコアだし、良い準備をして、チームの目標を果たせるように行ければと思います」

――2年前の経験から

「そういうのはチームとしてもちろんありますし、実際ピッチに立った選手が一番感じているだろうし、実際、2年前の状況は似ているので、みんなひっくり返せるという自信があって、その自信をトレーニングから高めていければ良い結果につながると思っています」

――気持ちの持って生き方が大事

「そうですね、戦術云々は大事ですけど、一番左右するのは気持ちだと思うので、気持ちの部分でチーム全体が高めていければなと思います」

――岩舘選手のレッズ公式戦初出場がACL決勝戦になるとしたら

「ハハッ!(笑)それは・・さすがに」

――それだけの準備はしてきているはずですから

「まぁまぁまぁ、確かに続けてはいますけど(爽笑)・・・」

――サポーターへ

「リーグの中でとっても苦しい状況にいるので、せめてというか、何としてもACLは獲って、そのあとちゃんと残留していきたいと思います」20191114_144228-

鈴木選手と岩舘選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

8月17日 「30代を充実したものにさせていきたい」

どうもです

清水戦2日前のきょう、磐田戦に長時間出場した選手は室内調整

それ以外のメンバーはゲーム形式やシュート練習など、みっちりと約2時間、トレーニングを重ねました20180817_105756-

◇◆◇岩舘選手◇◆◇

――暑い日が続いていましたけど、きょうは、爽やかで

「ほんとっすねー!」

――まるで岩舘選手のような

「ハハッ!どういうことっすか?爽やかで良いんすか!?ありがとうございます(爽笑)」

――この強めの風も上昇気流と思って

「すーごい吹き荒れてますけど!」

――一気に何か良いことが

「たまには勢いも欲しいですね!ハッハッハイ」

――おめでとうございます!

「ありがとうございます!」

――遂に

「遂に、大台に・・・」

――どうですか?心境としては

「いやぁぁぁ、そうっすね、いやぁけっこうやっぱ境目じゃないですか?区切りになる歳だと思うので、何か今までの20代のひとつとはちょっと違うなって気が1日目でしています」

――早くも

「はい!ハッハッハッハ、そうすね、はい。これから単純に年齢を答える時にも“30”って重みが変わってくるなって気はしますね、はい」

――レッズでこのようにして迎えられることについてはサッカー選手として

「あーそうですね!自分自身やっぱりまったく予想していなかった現在地なので、まあ、嬉しい半面、ただ、何も自分自身は出来ていないので、そういうところはやっぱもう、この歳でここにいられる喜びもあるし、この歳でまだ何もできていない不甲斐なさも同時に、この歳になると同時に感じますね、はい」

――チームに必要とされているから在籍していて、それもひとつの答えのように

「うー…まぁ、そうっすね、良い言い方をしてもらえればそういうふうに捉えてもらえる方もいるとは思うんすけど、やっぱり…それに自分が満足してはダメだと思うので、また『30だから』落ち着いたことを言ってないで、ガツガツやっていけたらなと思います」

――20代最後の1年は、プライベートでも動きがあるなど、色々なことを経験したかと

「はいはい、そうですねー…20代でそうなることもまた全然自分自身も予想していなかったなので(ニコリ)けっこうトントン拍子に、子供まで授かったので、本当に嬉しいサプライズだったですし、家族がいる状態で、30代を迎えられたので、またここからの30代を充実したものにさせていきたいなと思います」

――先ほども子供のサポーターと話をしていましたが、父親になるとそういう感覚違いが

「違いますね!なんか、『あー今、5歳なんだぁ』とか話してて、わーじゃぁうちの子供が5歳の時どんな感じなんだろうなとかって照らし合わせてみちゃう感じとかしますよね。楽しみだし、より子供が可愛く感じるなっていうのはありますね」

――幸せ

「そうですね(しみじみ)ありがたいことに、はい(幸笑)」

――いわゆる“弟”からのお祝いは来ましたか?

「あっ!来てないっすねー!」

――時差?

「時差っすかねぇ?あっち(ベルギー)はまだ16日なのかな?わかんないけど、ハハッ、わかんないけど、まぁまぁまぁ、期待しないで待っときます。忙しいでしょうからハッハッハッハ」

――岩舘選手もこれからもっと忙しくなってもらいたいです。よく、“キーパーは30歳から”っていうじゃないですか

「はい!はい!」

――6月頃から岩舘選手がまた急激に進歩している感じ(利き足でない左へのシュートに対する反応とジャンプ等)を見て取れていますので

「はーい、ありがとうございます(爽笑)」

――何かが来そうな

「本当ですか?いやぁ、まぁ、そうっすね、期待はせず、ただ、しっかりと上を目指して、直向きにやって行きたいですね」

――暑い中、調整も難しい。少しでも妥協して気を抜いては一気に落ちてしまうでしょうし

「そうですね、抜いてる余裕は自分にはないので、とにかく頑張るだけ頑張って、一日一日を過ごしていけたらと思いますね」

――本当に、さらに良くなっている(※1対1で闇雲に飛び込まずにドリブルで抜かれかけて倒されても冷静に腕を伸ばして掻き出す、PKで相手が蹴る前にラインの前に出ない←これをするGKは横から見ると意外と多い)ので

「ありがとうございます!けっこう見ててくれてるから(笑)」

――誕生日だから年齢の話になりますと、本間幸司選手は

「はいはいはいはい!僕の11個上ですからね、41歳ですからね、幸司さんは。それでも現役でね、ああやって活躍されている方がいるんだから、自分はもっと頑張んないとっていうのは、つくづく思いますね」

――本間選手が今の岩舘選手の年齢の頃でいうと、岩舘選手は居酒屋で〔納豆バクダン〕を得意料理としていたぐらいの頃か・・・

「そうなりますよね、俺がそうっすよね、6年7年前までは居酒屋で料理してましたからね。ハッハッハッハ!はい」

――ここからの10年。40歳までどんな道を歩むか

「ホントっすよ!1年でこんだけ環境が変わるんだから。本当、ね?数年先は自分がどういう人生を歩んでいるかわからないんでね、まぁ、いつなんどきも、ただ頑張るだけっていうのは間違いないので、はい。そこだけはブレずにやって行きたいなと思います」

――30歳のうちに、試合に

「はい!」

――最近、ケガしていないのも良いトレーニングができている証し

「そうっすね、はい。続けていければ、高いレベルの選手と練習ができているので、成長は出来ると思うので」

――サポーターへ一言お願いします

「30代になりましたけど、まだまだこれからだと自分では思っているので、支えていただけたらありがたいです。よろしくお願いします」

――楽しみだし、鳥肌立ってきた!

「ホントだ、風ですよ、風が強いからですよ!」

――では、岩舘選手も良い風に乗って

「はい、ありがとうございます!(爽笑)」

岩舘選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

では

 

「必ずウチが勝てる」

どうもです

20171112_182743-1

※12日日曜日の練習後です

◇◆◇岩舘選手◇◆◇

「今回は大事な1戦に全員で行って、一丸となって戦うということで、こんなことも滅多にありませんし、非常に大事な1戦というのがチームのみんなにも伝わって、より一層良い形で試合にのぞめると思います。トレーニングの手応えですが、一日一日、シーズンも残り僅かになってきて、自分の役割ややらなければいけないことがハッキリしていて、それに対して一人一人がしっかり向き合っているというのが見えると思うので、そういった一日の積み重ねがすごく有意義なものになっていると思います。相手は攻撃力の高い選手が前戦でしっかりとした仕事をしているのが印象的でした。ああいった選手をどう抑えるかがポイントになると思います。もし出場するなら、絶対大事になるのは入り方の部分、ゲームが始まって10分15分くらいのところで、相手の本拠地でスタジアムの雰囲気もすごく良いところなので、相手のサポーターも多く駆けつけるでしょうし、向こうの勢いに飲まれずに、自分たちが最初にしっかりと姿勢を示して向こうの勢いをはじき返すくらいのスタートを切れれば、良いゲームの入りが出来ると思います。自分が出場したら、ハッキリとしたプレーというか、当然緊張感のあるゲームですし、相手も最初から全力でプレッシャーを掛けてくると思うので、割り切るところは割り切る、出来るところはしっかりとやると、キーパーとして割り切るところをハッキリさせていくコーチングが大事になるかと思います。現地まで駆けつけてくれるレッズサポーターもたくさんいると聞いているので、すごく力になると思うので、その声援にしっかりと応えられるように全力で戦ってきたいと思います」

◇◆◇梅崎選手◇◆◇

「いよいよだなという感じですね。まず連携からスタートして、そこからちょっとずつ上げていきながら、きのう(11日土曜日)の練習試合やその前日の練習もハードに出来ましたし、個人的には久々に長い時間プレーできたかなと、ひとつ大きな手応えかなと思います。相手は、これまでACL無敗できていますし、得点力も高く失点も少ないので総合的にも個人の能力も高いチームだと思います。その中で、先制点を取られないことが大事になると思いますし、中東のチームとは僕もアンダー世代では対戦したことがありますが、普段はあまり対戦機会が無く、やっぱりノったらすごく厄介なチームなので、そこをノらせないのも大事ですし、例え相手のリズムになったとしてもしっかり我慢することが大事だと思います。まずは第1戦ということで、やはり2試合で1試合だと思うので、前半戦をしっかり負けないことが大事だと思いますし、アウェーゴールもしっかり獲って、帰ってくる、(集中力を)切らさず戦うということが大事になると思います。しっかり戦ってきたいと思います」

◇◆◇榎本選手◇◆◇

「楽しみというか、中東で試合が出来るなんて一生であるかないかだと思うので、ちゃんといい経験をしたいと思います。相手は公式戦で負けていないみたいですし、映像を見たんですが結構強烈な選手がいっぱいいるので、しっかり前半は耐えて失点ゼロで行くというのが第1戦で大事になりそうだと思います。出場できるなら、チャレンジとかそういうのではなくて、手堅く守りたいです。優勝するためにみんなで力を合わせて頑張りたいと思うので、良い結果で日本に帰ってきて、最後はホームで優勝したいと思います」

◇◆◇平川選手◇◆◇

「楽しみですね。早く試合やりたいし、良い準備が出来ていて早めに向こうに入れるので、キッチリと良い調整をして試合にのぞみたいと思います。土曜日のトレーニングマッチもしっかり動けたし、チームとして良い競争が出来ていると思うので、この良い雰囲気のまま行きたいと思います。相手については、映像を見ましたけど、やっぱり非常に能力が高い選手が多いし、代表選手も非常に多いということで、レベルは高いと思いますが、必ずウチが勝てると思うので、良い戦いをしていきたいと思います。10年前の経験で活かせそうな部分は、まぁ、パッと浮かばないけど、向こうに着いてから問題があれば当時のことをいろいろ思い出しながら、いろんな話やアドバイスが出来ると思いますので、しっかりそういった部分も力になれるようにやっていきたいと思います。とにかくこういったチャンスはなかなかありませんが、厳しい戦いを勝ち抜いてきてチームとして成長できていると思うので、その成果をキッチリ見せていきたいと思います」

◇◆◇森脇選手◇◆◇

「機材の電源が入らない?人を選ぶんでしょうか(苦笑)・・・まだ気持ちはそこまで高ぶっていませんが、しっかり日本を背負って、また浦和レッズのためにアウェーの地でしっかりと結果を残してきたいと思います。槙野選手は代表戦でブラジル相手に得点しましたけど、帰ってきたらきっとその話で・・・。多分みんなが聞かなくても彼からその話で持ちきりになると思いますが(笑)でもレッズの選手が国際舞台で活躍するというのは僕らにとっても大いに刺激になるので、しっかりそういった活躍に刺激をもらって、今度はレッズがアジアの舞台でしっかり活躍できるように、頑張ってきたいと思います。相手は個人の能力が高く、もちろん中国や韓国のチームもそうだったんですが、それと同じくらい、いやそれ以上のパワー、テクニック、スピードといった個人技にすごみを感じたので、それも自分たちのサッカーをすれば必ず通用する部分はたくさんあると思います。しっかりやるべき事をしっかりやりたいです。アウェーの試合で相手も強いですが、とにかく得点を奪い良い結果につなげていきたいので、守るだけのレッズではなく、攻撃的なサッカーを見せていきたいです。1点2点と獲ることが出来れば、ホームに帰ってきた際に相当なアドバンテージになると思うので、そこをしっかり奪って帰ってきたいです。砂漠の地で灼熱のなか行われるゲームだと思いますが、僕らもしっかり熱いプレーを見せていきたいです。良い声?いんやいんやっ!(汗)ちょっと声がガラガラで今大変なんですが(笑)午前中に声を張った影響ですが、許していただきたいと思います(笑)頑張ります!!」

5選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でもお聴きいただけます

では

 

 

8月17日 「本当に夢のような物語」

どうもです

FC東京戦(REDS WAVEで実況生中継)2日前のきょう、練習は非公開でした20170817_175308-1◇◆◇岩舘選手◇◆◇

――練習後のリフティングゲームでもテンションが上がっていたのでは?

「どうなんですかね(笑)普段とあまり変わらないつもりでいるんですけど(笑)まぁでもいろんなところでみんなが声をかけてくれるので、そういったところは単純に嬉しく思います。29歳です」

――おー、いいじゃないですか

「ハハ(笑) いいんですかね(笑) あっという間に29歳です。」

――30歳手前になって身体もさらに強くなって、最近はケガも…

「そうですね、自分のアキレス腱のケガの問題もありましたし、もともとあった古傷の部分もやっと良い状態をキープできるようなサイクルに入ってきたので、年齢は上がってきたけど、以前よりもずっと良い身体の状態でトレーニングできているなと思います」

――進化という意味で、最近は左で蹴る機会も多い

「そうですね(笑)それも結局はアキレス腱のケガが原因というか、左足をケガしてしまったことで軸足にできなくなったので。それがきっかけになって、軸足にするよりも振り足にした方がプレーしやすかったりしたっていうのが要因で、結構左足の練習をしてから、ケガする以前よりも左足が自分の中で蹴りやすくなったりとか、色んなバリエーションでキックできるようになって、ケガしたけどそれもまた良い材料になったなと思います」

――左足でうまく蹴れるようになると、力だけでないということに気がついて、右足での蹴り方にもいいフォームがもたらされるのではないですか

「そうですね、逆に今は右足のキックで左足の真似をして蹴りたいなというか、昔からのクセがない分、左足の方がシンプルなキックができたりするので、同じように右足も脱力して、リラックスした状態で蹴れるようなキックをもう少し蹴りこんでやっていきたいなと思いますね」

――そうすると全体的にひとつひとつのプレーへの集中という点でも、全部良い方向に見つめ直せているのでは

「そうですね、やっぱり力だけじゃなくフォームだったりバランスとか、そういったところでプレーの質を上げられると思うので、そういう意識づけにはすごく良い方向になっているなと思います」

――立ち止まったら終わりで、てきることは沢山あって、という姿勢にパワーをもらえます

「ホントですか!?(笑)そうですね、あれだけヘタクソだったので(笑)この年代になっても自分自身成長っていうものを感じられるので、そういうものはいつになってもやはり重ねていけば上積みできるんだなと思いますね」

――榎本選手も出場して結果を出して…、榎本選手はもともと経験豊富ですが、その辺も良い刺激になったのでは?普段一緒に練習していますし

「そうですね、やはりこの間の試合を見ても、要所要所ですごく安定したプレーをしていて決定的なピンチも防いで、そういう仕事が出来る選手というのはさすがだなぁと思いますね。勝負強さはやっぱりすごいなと思うので、普段の練習から西川さんや榎本さん、春樹(福島選手)もゴールキーパーとしてのレベルは高いので、そこに自分が必死に食らいついていこうとすることで、自然と自分のレベルも上げていけるんじゃないかなと思うので、そういう点はヘタクソなりに食らいついていこうかなと思いますね」

――その謙虚さが良いのですよ。ヘタクソだとは思いません

「いやいや(笑)もう全然(笑)」

――ただ二十歳くらいの頃は、20代後半をこのような形でレッズで過ごすとはなかなか想像もつかなかったんじゃないですか

「想像もしてないですよ!居酒屋でずっと料理してましたからね(笑)サッカーしてる時間よりも居酒屋のバイトで料理してる時間のほうが長かったですから(笑)まさかそんな自分が浦和レッズというクラブにいるというのは本当に夢のような物語というか、考えてもいないくらいだったので、ビックリですね」

――ここからストーリーはさらに続く

「そうですね、やっぱりここが自分の選手としてのピークにならないように、選手としてゲームに出るということを目標としてやっていきたいと思います!」

――ドイツ(関根選手)からはお祝いは来ましたか?

「来ました来ました!(笑)しっかり忘れてなかったみたいで、朝イチで…向こうの夜中の時間なのかな?分からないですけど、まだ向こうが起きてる時間に(メッセージが)入ってましたね」

――何と来たんですか?

「『誕生日おめでとう』と、まぁ単純に(笑)シンプルに。まぁ覚えていてくれただけでビックリです俺は(笑)向こうもバタバタしていて大変だと思うので、そんな中で…しっかりと覚えていたんだと思って(笑)ありがたいです(爽笑)」

――4月に彼(関根選手)が誕生日だったときに、『ここから巣立っちゃってさみしいなー』って…

「ハハハ(笑)言ってました?(笑)」

――逆に自分が行っちゃいましたから

「ホントっすよ!ホントにまだまだいろいろ教え込まなきゃ行けない部分はあったんですけどね(笑)早々と行ってしまいましたから。まぁ、向こうの経験がね、あいつがどういう人間になって帰ってくるかが楽しみですね!ハハハ(笑)」

――岩舘選手はしっかりしてますから。関根選手もしっかりしてますけど、彼も岩舘選手から、きっちりしたところの影響を受けているのでは

「いやいやいや(笑)どうなんですかね(苦笑)あいつは俺のそういうところを利用しようとしましたから(苦笑)」

――良い関係性

「そうですね。自分がレッズに来たときもあいつが一番最初に寮にいたことで楽しくやれてこれたので…。良い関係になれて良かったなと思いますね」

――ちょっと脱線して恐縮ですが、バイトで覚えた、夏にオススメのメニューはありますか?

「あははは(笑)どうだろう…。夏にオススメっすか? なんだろうなー・・・。バイト時代に夏限定で作っていたの…なんだろう…。やっぱり[納豆ばくだん]かな…。納豆、とろろ、オクラ、鮪とかを掛け合わせてドロドロのを海苔に巻いて…みたいな。あれはもう、夏になると結構食べたので。ははは(笑)」

――じゃあそれで力を付けてたと。岩舘選手が作ったのを食べたいという人もいるのでは

「ホントっすか(笑)たまに今でも自分で家で作ったりするので。あれは“テッパン”ですね」

――話を聞けば聞くほど、レッズでデビューする日が、聞く度に楽しみになって思いが膨らんでいくばかりです

「ありがとうございます!」

――20代最後の一年、というかこれからに向けて一言お願いします

「29にはなりましたけど、まだまだ自分の実力もそうですし、やっぱり試合に出るという経験など、そういった目標を果たせていないので、自分はそこに向かってとにかくひたすら努力して奪えるものを奪って、マネして盗んで、少しでも自分の能力を上積みして、次につなげられるように成長していきたいなと思います!」

――おめでとうございます。でも次の『おめでとう』はデビューの時に…。絶対見たいと思っているので、よろしくお願いします

「ありがとうございます(爽笑)」

岩舘選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

7月25日 午前練 「改めて、《ここで全力でプレーしたい》という気持ちが強くなった」

どうもです

オフ明けのきょうは、シーズンインしてからは今年初の2部練

湿度の高いでの午前練で選手達は、恒例の身体起こしメニューで精力的に汗を流しました

◇◆◇岩舘選手◇◆◇

「汗、やばいっすね!(爽笑)」

――夏本番が訪れた

「はーい、きょうはもう、蒸し暑くて、汗が全然止まらなかったです(苦笑)」

――暑い中でもいかにひとつ一つに気持ちを入れて打ち込めるかだと思いますが

「本当っすねー、間違いなく、暑さで動きの強度とか質の問題が熱さにだれて、落ちてしまう場合もあるので、決して長い時間でないので、そこを一本一本、自分の中で割り切って、出来る限り全力でパッと集中することを心がけています」

――もう一歩頑張ると、終わった後の達成感が違うはず

「そうすねー、達成感も違うし、身体に還ってくる反動も・・ハッハッ!(笑)全然違ってくるんですけど、それがしっかりと取り組んだ証拠というか、自分のためになると思うので、その反動も自分のためと思って受け止めたいです(爽笑)」

――このあと、水風呂には入れるのが羨ましいです

「そうっすねー!きょうは最高っすねー!いつもは冷たすぎては入れなかったりするんですけど、これだったら、肩までどっぷり浸かって体キンキンにして、一旦休みたいと思います」

――一時期、格闘家みたいな体系になっていたじゃないですか、リハビリ明けの頃

「アハハハッ!(笑)」

――「長嶋一茂さんみたい」と当時伝えて「初めて言われた」というようなやり取りがありました

「それ顔!」

――体系も

「ハッハッハ!(笑)」

――今は良い状態に

「そうっすね、プレーに直結したトレーニングが出来るかとか、普段のトレーニングをしていく中でついていく筋肉が、本当に欲しい筋肉なので、そういうところ集中してというか、余計なウェイトトレーニングとかは少し減らして、全体練習の中でクオリティーを上げられればと思っています」

――どこの筋肉が必要ですか?

「俺っすか!?もう少し下半身の筋肉が必要かと思っていて、どうしてもケガをして落ちてしまった部分が・・・戻ってきてはいるんですけど、もっともっとつけなければいけないと自覚しているので、そういったところがもう少し整ってくれば、パフォーマンスにもつながると思っているので、意識しています」

――セーブした次の動きに素早く移るとき、下半身が強いと

「そうっすね、それも当然、全体のコーディネーションとしてあると、スピードも上がってくると思いますし、それは筋力だけの問題じゃなくて、トレーニングの中での習慣というか、弾いたらすぐに起き上がるというのを常に習慣付けておけば、自然とゲームの中でも、リアクションが早くなると思うので、その辺も高めていきたいです」

――鈴木啓太さんの引退試合を経験し、チームもさらに良くならなければいけない状況の中、今後への豊富としては?

「やっぱり引退試合ではありましたけど、埼玉スタジアムのピッチに立って多くの観衆の中でプレーできたのは刺激になりましたし、改めて、《ここで全力でプレーしたい》という気持ちが強くなったので、そういった思いをまたピッチの中で表現できるように、少し暑いですけど、挑戦していきたいと思います」

――関根選手から「直クン止めすぎ!」とか言われてないかと思ったのですが

「引退試合のことですか!?全然全然!『うまくやったね(ニヤリ)』と言われたかと思います!ハハハッ!(爽笑)」20170725_110640-1岩舘選手のインタビュー、午後練習後に行う予定の選手インタビューは、このあと19時からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

8月17日 「しがみついてでもモノにして」

どうもです

台風一過、カンカン照りの大原

川崎戦3日前の練習は、午前10時から始まりました20160817_103132ウォームアップ後は、12対12対でのゲーム形式を実施

「動き出しとタイミングの判断!相手との駆け引き」

「もっと周り見て、もっと周り見て!」

と監督20160817_105027-1時間毎にタッチ数の制限が設けられていましたが、それは一貫して「縦」への意識が念頭に置かれたものでした

強気に、クレバーに

その両面を如何に巧く発揮できるかが、次への鍵となるでしょう

「陽!決めろ!!イェッサー!!!(スマイル)」(西川選手)

午前11時30分、武藤選手の鮮やかなボレーが決まり、炎天下のトレーニングは終了しています

20160817_103406-1 20160817_104354-1

なお、ブラジルから帰国した興梠選手と遠藤選手はきょうから合流

興梠選手はボール回しまで共に行い、その後はジョギングで調整し、遠藤選手はゲーム形式を含めた全てのメニューをこなしました

◇◆◇興梠選手◇◆◇

「Jで味わえない良い経験が出来た。俺が言ってレッズが弱くなるとは思っていなかったし、その通りだった。また良いレギュラー争いが出来ればと思う」

◇◆◇遠藤選手◇◆◇

「残念な結果で終わってしまって、気持ち的にしっかり切り替えるというところをうまくできたので、あとはこのチームでタイトルを獲るためにやるしかないと思いますし、経験をしっかりと活かしながらこのチームを生かしていけるようにやっていかないといけないなと思います」20160817_114945-1

◇◆◇岩舘選手◇◆◇

――きょうは・・・

「まあ僕の誕生日ですね!ハッハッハッハ誕生日です!28歳になりました(爽笑)」

――おめでとうございます

「ありがとうございまーーす。ハッハッハッハー(笑)ありがとうございます」

――なりましたね

「なりましたね。28歳になっちゃいました!実感はないですけど」

――僕もそう聞かれたらそう応えますよ

「そうっすよね!大体、毎年、毎年、実感ないまま次の年になってしまいますけど」

――30が近づいてきているという感覚とか、その辺は…

「そうっすね。実感はないですけど、そういう恐怖感は少しあります。ハイ、危機感というか…。思い描いていた28とは全然違うので、ハハハッ(笑)はいもう少ししっかりしなければと常に思いますね」

――どんな28を描いていましたか?高級車に乗ったり…

「あーそういうのではないですけど、もう結婚しているのではないかなとか…」

――あっ、そうか…。独身か

「そうです。もっと凄く大人で落ち着いているイメージだったので、子どもの頃の話ですけど(苦笑)はい。ちょっとその感じとは違うかなというのが正直な感じです、印象です」

――いわゆる、家庭を持って自立して…で、自立は今、出来ていますけど、

「まぁそうっすね!一応(汗)そうですね…何とか・・・」

――考えてみると、もう周りでもスパイクを脱いでいる選手とかも結構いたり…いう中で…

「ハーイハイ!…そうですね。特に元々アルテ高崎の出身なので、その選手なんか今もサッカーを続けていられる選手はそんなに多くもないので、そういった人達を見るとまた、現役でサッカーをやることの幸せみたいなのを感じますし」

――それも、浦和レッズにいますよ!

「ねっ!」

――不思議な縁ですね

「不思議ですね!何があるかわからないですね。本当に自分の人生で身をもって体験しています。何があるかわからないというのは(爽笑)」

――ここから良い方向にまたもっとしていくという意味で、また大事になってくると思いますけど

「はい!そうですね。せっかくいただけたチャンスなので、しがみついてでもモノにして、はい…これをもっと上向きに持っていけるように自分でしていかないと。せっかくの人生、もったいないと思うので頑張りたいと思います」

――最近は主にケガからの…というところの話になっていたと思いますけど、見ているとすっかりケガしていた頃のそれを感じさせないというか、ご自身はプレーしていていかがですか?

「そうですね、当然結構、1年半経って良くなってきた部分とまだ改善の余地があるというか、少しケガする前より落ちている部分もまだなくはない…というところなので、そういった部分がもっと修正できて、プラスその上にね、今トレーニングでやっていることがまた上乗せできて、そういうことができることが…うん、もう少し選手としての成長が出来ているのかなというような実感があるので…」

――どの辺ですか?ケガする前と比較して、今足りないと思う部分は

「やっぱり左足。ケガした足自体の筋力が一気にガツッと落ちたので、そういったところの筋肉の大きさもそうですし、反応というか。キーパーはどうしてもリアクションになるので、反応の部分で筋肉がパッと反応してくれないといけない部分が右足に比べて少し遅いとか、右足に頼ってしまうとか、そういうのが、細かい部分でありますけど感じられるので、そういったところがもっともっと追いついてくれればもう少しパフォーマンスにも良い影響を与えるのではないかなと思っています」

――セービングは最初反応できても、1回寝て起きてもう1回一歩踏み出してというところでの若干の違和感?

「そうですね。そういうところも、もちろんありますね。単純にただ良い状態でいくら構えられてても、何かこう《あれ?間に合わないな》という部分が何となくあったりとかしたので、そういうところが最近は段々縮められてはいますけど、もっともっと多分改善できる部分であろうと思うので、そういったところが伸ばしていければいいかなと思いますけど」

――「何もない」というと他人事みたいな言い方になりますけど、何もないと日々淡々と過ぎていくだけなので、多少そういうのがあるからこそ原動力に変えられるかどうかというのもあるでしょうから…

「ハーイハイ!そうですね。やっぱり、スタートがマイナスというか、少しそういう部分から始まると、得るものも1日1日すごく大きいので、それを1日1日実感できて、トレーニングできているから、1日1日良くなっていける感じがあって、モチベーションにもつながりますし、トレーニングを凄く楽しんで出来ているので、自分としては今良い状態でやれているかなと思います」

――見ていると、1日3つくらいは「今日の岩舘選手の良かったところリスト」みたいに

「アッハッハ!(爽笑)」

――挙げられるくらいな…。土田コーチの「ナイス直!」も増えてます。3日前の練習試合でもハイボールに対して的確に飛び出してキャッチして、すぐさま迷わず先方のスローして繋いだシーンなども秀逸で、試合勘も養われてきましたか?

「ハーイそうですね、試合勘という部分では練習試合がコンスタントに入って、フルピッチのゲームに出る機会があったので、そういったのが立て続けにあるとゲーム勘というのは戻しやすいですし、トレーニングでやっているものがどれだけゲームの中で通用するかという自分の確認にもなるので、そういった意味ではこの夏は色々な収穫があるなと思いますね(爽笑)」

――そういう意味で、またナビスコとかありますが、何とかその辺で…

「そうですね。大谷を脅かせるような存在として日々頑張っていければなと思いますけど」

――大谷選手もとても良いキーパーですけど、前ほど差を感じていないのではないですか?

「うーーーーん…(熟考)まぁ…、見方は色々ありますけど、前よりかは確かに縮められたのかなというのはありますけど、まだまだ自分自身やることがいっぱいあるので、相手がどうのこうの、大谷がどうのこうのというよりも、自分がやることをしっかりやって準備していきたいなと思いますけど」

――ちなみに、今回はサプライズ的なものとか…、あれか、もう寮離れましたからね

「そうですね、はい…ハッハッハ(爽笑)何をしてくるかわからないですけど、何もないのかも知れないですし…」

――今のところはない?

「あいつ(関根選手)は全然匂わしていないので…。さすがだなとは思いますけど(笑)」

――では、今朝とか、会った時も

「ハーイ、何も言ってこないです…あいつ(苦笑)絶対何かわかっているくせに!あいつ意外とそういうのをちゃんと気にしていますけど、何も言ってこないので、別に何か考えているのかなと勝手に思っていますけど、何もなかったら恥ずかしいので何も言わないですけど…ハーイハハハッ!」

――その辺は後日談で…

「何かあったら言いますね。何もなかったら何も言わないので、何も聞かないでください!ハーイ」

――ここから、「キーパーは30になってから」とも言いますし、今ここからどういう20代を過ごせるかというので、サッカー人生というのに関わってくると思いますけど、改めて、抱負というか、お願いします。

「そうですね。今、言っていただいた通り、ゴールキーパーはまだまだやれるポジションですし、自分自身も、この歳になっても全然成長というのを日々感じてトレーニング出来ているので、こういった毎日を送れればまたどこかでチャンスがもらえたりとか、何か次につながると思うので、とにかく1日1日大切にしてやっていきたいなと思います」

――キーパーとして素晴らしいセンスを持っていますし、見た目も良いし!

「いやいやいやいや~~(照笑)」

――サポーターの中でも特に、日頃大原へ足を運んでいる方からも愛されていますし

「いえいえ!媚びを売っているんで、俺が!!ハッッハッハッハー!!!言い方悪いな(苦笑)ハハハ(爽笑)」

――ぜひ、毎年こういう話になりますけど、その気持ち忘れずで、埼スタのピッチでみなさんが待っています

「ハイ、ありがとうございます。がんばります」

――改めまして、おめでとうございます!いつもありがとうございます!

「ありがとうございます(爽笑)」

岩舘選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

3月29日 「アニバーサリーです(爽笑)」

どうもです

大原は、コートいらずの陽気201603291225000

甲府戦3日前の練習は、11対11でのハーフコートゲームを中心に、約90分間に渡って行われました

「常に出して動く!3人目のサポート!次の展開を予測しよう」

という監督の言葉を体現するかのように、最終ラインから効果的な攻撃参加でラストゴールを決めた遠藤選手が頼もしかったです

2016/ 3/29 11:10

あすからはA代表組が帰ってきますが、その間に各選手が存在感を示しています

プレーに力強さが感じられるようになってきたイリッチ選手

自然な飛び出しでゴールチャンスに絡む青木選手

キレ味鋭いジャックナイフのようなドリブルのみならず、縦パスの精度も高まってきた駒井選手

すでに夏のような熱さを発する那須選手

チャレンジ精神旺盛なプレーで楽しそうに躍動する宇賀神選手

タイミングの良いオーバーラップから安定の好クロスを上げる橋本選手

力強いキープのみならず、フリックも良いアクセントになっている石原選手

ゴール前の決定力が抜群なズラタン選手

次の展開を予測したフリーランに成長の手応え、高木選手

きょうは半袖でギラギラ、李選手

守から攻へ、素早い切り替えから攻撃に絡む機会の増えた加賀選手

「切り替え!」と声を張り上げることが珍しくなくなった永田選手は、フィジカル強度もアップした印象

などなど、これからが楽しみになる要素がたっぷりでした

2016/ 3/29 11:31

練習後は、岩舘選手にお話を聞かせてもらいました

あの大ケガを乗り越え、きのうで1年

「アニバーサリーです(爽笑)アキレス腱がつながっているのはありがたい」

その間、どのようなことを学び、どのような変化があったのか

「寮を出て、自炊する機会も多い。アキレス腱に良いそうなので、フルーツを食べることも増えた(笑)」

というのはごく一部に過ぎず、

「ケガをすることも色々な意味では悪いことばかりではない」

様々な事柄についてじっくりと語ってもらいました

「ダテちゃん、飯行きましょうよ!」(駒井選手)

多くの後輩に慕われる爽やか過ぎるゴールキーパー

「昨年は入院していたので(苦笑)」

努力の甲斐あり、今年は晴れやかな気持ちで桜の季節を迎えられます

2016/ 3/29 10:59

岩舘選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」をぜひ!

では

 

12月16日 「なんとかなんとか、橋渡り橋渡りでここまで来れてるんで、自分らしいっちゃ、自分らしい」

どうもです

天皇杯準々決勝まであと10日

暖かい日射しのさし込む大原で、練習は午前10時から始まりました

アップ後は12対12での”ペナペナ”ゲーム形式を実施

「次の展開を意識して動き出そう」

監督は何度もその言葉を強調していました

それを具現化することで、プレーはさらに楽しくなることでしょう

選手達も意欲的

「次、次!ミスっても良いからやろう!」(柏木選手)

練習は、午前11時40分までの長丁場でした

充実感を滲ませながらミックスゾーンへ姿を現したのは岩舘選手

――冬にしては、凄くあったかい…

「あったかいですね。めちゃめちゃ」

――汗が爽やか!

「いやいやいや…(照笑)」

――声をかけずにいられなかったです(笑)

「そんなことっすか? そんなんで、声かけてくれるんだったら、いっぱいかいてこようかな…(汗)」

――最近、どのキーパーもですけど、汚れ具合がね、上着の…

「そうなんですよ、激しいですよね。最近…」

――何か、やっぱり人が多い方が燃えるというか、その辺も…

「あぁ、まぁ、でも、競争意識は確かに出ますよね。尚史さんは意識的にボリュームを増やしているのもあると思うんですけど、来年に向けてのもう準備が始まりつつ、少しでもコンディションを上げたいとか、レベル上げるためのトレーニングなんで、その辺は少し、こう、ジャージに出ているのかも知れないですね、はい。(ジャージを指さしながら)もう、ボロボロっす」

――汚れは落ちてるんですか それって?

「うーん、まぁ、でも…そうですね、一生懸命落として洗ってくれるんで、割と朝はキレイに着れてます」

――そういう環境含めても、この浦和レッズに…

「はい…そうですね。確かに、水戸じゃ自分で洗濯していましたから、どんだけ汚れても。大変でしたけど、そういう意味でもありがたいですよね、やっぱり」

――正式に、一員に

「はい、そうですね。完全移籍で入れたので、やっぱりより一層引き締めてというか、元々やってましたけど、また違う気持ちでやれるので、頑張っていきたいですね」

――いつごろその打診は?

「でも、けっこうトントンで決まったんで、11月入ってからくらいですかね。そういう可能性があるっていうような話になったのは」

――どうでした?言われた時って

「そうですね、最初はちょっと信じられなかったというか、ケガもしちゃって、今シーズンほとんどやれてない状態で、当然戻るような形になってもしょうがないかなって覚悟はしていたんですけど。まぁ、それがこういう形で残れるとなったのは自分としてもうれしかったですね」

――レンタルが決まった時もそうですが、いつも、突然です

「そうですね。確かに、ギリギリの橋渡りしているんで、人生が。なんとかなんとか、橋渡り橋渡りでここまで来れてるんで、自分らしいっちゃ、自分らしいです」

――これからは安定するために、そのためにも

「そうですね、まだ全然、安定なんてほど遠いと思うんで、もう、瀬戸際に立っている思いで毎日毎日やんないとダメだと思っているんで…」

――そのね、ハングリーさが、ひげにも現れている…

「そうですね!いやっ!(笑)出てるかどうかわからないですけど、まぁ、もう一番下を知っているといってもいいんで、頑張るだけ」

――もしかしたら、リハビリもうちょっと遅れてたりとかしたら・・・多分頑張ったのが大きかったんじゃないですか?

「あぁ、まぁ、そうですね。リハビリが順調に進めたってのが良かったかもしんないですね。天皇杯でベンチに入るところまで復活できたってこともある意味ではよかったと思いますし、チーム事情考えても…そういう意味ではそうですね、リハビリが順調だったのが良かったですね」

――どうなんですか? 今の状態は

「まぁ、プレーしたりしているときはそんなに感じないですけど、でもやっぱり、力強さがまだ足りなかったりとか、あとは疲れがピンポイントに出るのでそこに、患部に一番最初に出てくるので、やっぱりこう、身体追い込んだときに《あっ、やっぱまだ復帰したばっかりなんだな》ってのを改めて思い出すというか、疲れたときに振り返りますね、そういうのを」

――ストレッチでアキレス腱を伸ばしたときって、ちゃんとハリとかって感じるんですか?

「感じます。感じますけど、硬い感じですよね、少し。疲れてきたときに一番最初に硬くなってきちゃうんで、そういう意味ではもう、自分にサインというか、気をつけなきゃいけないんだなって、朝イチとか、練習終わったあととか感じるんで、出ているうちは意識できるんで、気をつけていられるんですけど、逆に良くなったときですよね」

――でも、そうやってケアすると、他の所にもいい影響を及ぼすでしょうから…

「そうですね。自分の体が全然元気でピンピンしていた時よりも気をつかうようになったんで、コンディションの方もより一層気にするし、他の部分にはいい影響だと思いますね」

――ただ最近プレー見ていると、ちょっと思い切れてないというか…

「あぁ、そうですね…。それは…、いろいろ考えちゃうというか…、何かこう、やりたい、挑戦したいことがあると逆に少し先に頭で考えちゃうクセがあるんで、そうするとやっぱりのびのびプレーできなくなっちゃって、何か、まぁ、良くない方向に進んじゃうんで、自分ではわかっているんですけど、なかなか…」

――先週の火曜日、パントキックで迷ってやめてましが、最初の判断でそのまま蹴っていれば間違ってなかったと思います。

「ありましたね…」

――それを思い切ると、次のなんかが見えてくるのかなって

「そうですね、そうやって考えちゃうクセを直していきたいなと思いますけど。それもね、やっていかないとできないんで、その場合はやっていこうかなと思います」

――この環境でどんどん大きくなっていけると思うので…

「そうですね、こんなレベル高い環境でやれているので、まぁ、あーだこーだ考えず思い切りやるのが一番だと思うので、やっていきたいと思います」

――そういうところ見たいんで…

「はい、頑張ります。暴れ回って、がちゃがちゃやっていきます」

――後輩からも恐がられるくらいに…

「そうですね、ガツン!といかないといけないんで…」

――関根選手からは何か言われました? 完全移籍にあたって…

「いやぁ、どうですかね? あいつは軽~くなんで、『あー、よかったね!』って言うくらいですよ、あいつ。『どの目線だ、お前は?』って。そんな感じですね(爽笑)」

――浦和レッズの一員になったからには。という目標を

「そうですね、自分もやっぱこう、こんな状況で残してもらえることになったので、やっぱ、前も言いましたけど、残して良かったとか、チームにいてもらって良かったって思えるような選手になるために、もっともっと成長しなきゃいけないなって。今年も、きょうから、今から、スタートして頑張っていきたいなと思います」

――期待しています。これから良いことがどんどんね…

「そうですね、あれば…、頑張ります」

――ちなみにレッズの選手たちは、プライベートな面でもギャップがあってとか…

「そうですね、生活レベルが違いすぎる(苦笑)ちょっと…」

――ありがとうございます。これからもよろしくお願いします

「ありがとうございました(爽笑)」

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では