2月23日 ∞/38

どうもです20210223_102920-爽快な青空と暖かい陽差しに、強くて冷たい北風

もう少しで春という、この時期ならではのお天気でした

明治安田生命J1リーグ 第1節 vs FC東京を4日後に控えたきょう、練習は午前10時20分過ぎにスタート20210223_103409-20210223_103514-GK陣はキャッチングやジャンプ&ステップワークといった専用メニュー、フィールドプレーヤーはウォームアップ後にパス&コントロール、4対4+両縦方向1人ずつと中央に1人で計3人のフリーマンでのパスゲームで状態を整えます20210223_105139-「失った側、奪った側も切り替えを早く」(監督)

実践のためにかけられる声もそうですし、ちょっとしたルール設定からは、序盤の段階で頭の準備体操もできるような工夫が施されている印象です20210223_110142-20210223_112349-午前11時になるとフィールドプレーヤーはゴムチューブやハードルを用いたフィジカルメニューで負荷をかけ、約25分後にGK陣も合流し、ミニミーティングを実施

午前11時30分頃からは、ハーフコートゲームへ

一方はGKを含めた11人が正規ゴールを守り、もう一方は10人のフィールドプレーヤーが両サイドにポールで作られたゲートと中央やや外寄りに設置されたミニゴールを守るという、変則的形式でした

10人チームのボール保持してゴールを目指し、ロストしたら直ぐさまカウンターに備える

開始前に監督からは、FC東京の布陣と特長を踏まえたであろう、かなり具体的な崩しの方法論が聞こえてきて、心の中で思わず《ンウォーー》20210223_114724-熱を帯びた指示は、明確です

「仕掛けるところはあるけど、簡単に失わないように」

勇ましい姿勢と冷静さのバランス

「失った後の切り替え!」

簡単に相手の持ち味である速攻にはまらない

隙をもたらすためにはどうするか、相手守備陣が嫌がる種類のゴール前へのパスはどんなものか、提供される様々なアイデアが体現できそうなことだし、わかりやすいです

時に監督は日本語で「切り替え!」と強調していたように、集中力の維持が促されていました

とはいえ、一心不乱になってしまうのも危険

「切り替えの時、前に行くのは凄く良いけど、限定する意識も持とう」(監督)

バランスの加減が絶妙です

「行けるところは行く意識づけ!難しかったらオーガナイズ!」

守備と一言で表現しても、まずは奪いに行く、だめならゴール前にカギをかける

そういったイメージでしょう

「揺さぶれ!」(監督)

岩波選手の足指5レーンで蹴り分けるようなフィードは良いアクセントになっていました

大幅なメンバーチェンジはトータル4回行われ、どの選手も役割を遵守しつつエネルギッシュに動き、存在感を示します

どういったスタメンかもそうですが、試合中にどういったベンチワークを披露するかも興味深いし、ここ数年からの変化として期待したい部分です

お昼の12時20分、「ピッピッピー」の笛と共に監督は、「オワリ!」と全体に声をかけ、練習は終了

20210223_120923-

20210223_122040-20210223_122042-強気に、動じず、駆け引きを楽しむ

なんてキーワードが浮かぶFC東京との試合は、レッズにとって珍しいホームで迎えるリーグ開幕戦

それはいわゆる”38分の1(1/38)”なのか・・・

発展途上の現状、大原のピッチから沸き立つ高揚感を鑑みれば、”38分の無限大”と表現したくなります

輝かしい日々を過ごすか否かは、自分達にかかってる

そんな気持ちで、Do Our Best!

では

2月17日 Work On Together

どうもです

済んだ空は目線を上向かせ、ヒンヤリとした空気は背筋をピシッとさせてくれます20210217_103050-レッズにとっての2021明治安田生命J1リーグ開幕戦を10日後に控えたきょう、練習は午前10時20分頃にはじまりました

ストレッチなどでのウォームアップのあとは、複数人が絡み合ってのパス&ゴー&コントロールを反復

「タイミングと体の向き!」(監督)

最終ラインからのパス交換で持ち上がるようなイメージで、受け手は相手の立ち位置を想定したポールの間(ポケット)にポジションを取り、寄せてきたら、はがす20210217_103929-「パススピードを上げて、テンポも要求」(石栗フィジカルコーチ)

時にポケットはおとりとなり、3人目を活かせば、ワンツーパスを織り交ぜリズムを変えるなど、様々な小気味良い連動性が見受けられました20210217_105254-午前11時からピッチを広く使い、ビルドアップからフィニッシュまでの意思疎通を図るシャドートレーニングを実施

コーチ陣やチームスタッフが敵役となり、ただ立っているだけでなく、奪いに行く素振りをすることで守備網にギャップが生じます

そこを逃さず引き出し、寄ってきたらいなす

コーチ陣も狙いをしっかりと共有できているようで、進行がスムーズです

相手にとって危険な空間を生み出す駆け引きのアイデアが、多岐に渡って提供されます

かといって、誰もが関わろうとしすぎて密集したり離れたりと距離感が散漫にならないよう、レーン毎のポジショニングなども色々と指示が飛んでいました

「つなぐ目的は、裏を取ること。ポケットに引っ張られて間違えて食いついてくるのであれば背後を取る」(監督)

バリエーション豊富な攻撃が創られている気がします

それも、単なる味方同士の連携だけでなく、相手の出方に応じたものです

「遠くもしっかり見るように」(監督)

というように、パスも長短、バランスが取れた具合に

午前11時30分頃からは、ペナペナ(約5分の3コート)での11対11へ

「勝負にこだわる!球際激しいところ!ひとつひとつ!」(監督)

方法論のみならず、忘れてはいけない本質的な部分にも言及されているように、きめが細かい!

何をすべきかハッキリした中で、理解はできていても時には体現できないジレンマとも向き合いながら、ひたむきに汗を流す選手達

ピッチ脇でそれらの光景を見守っていた興梠選手も加わりたくてうずうずしている!?かのように感じられるほどでした20210217_113439-ゲームはお昼の12時頃に終了し、仕上げにフィジカルアップのインターバル走が行われます

その合間にも色々な場所で選手間がコミュニケーションを取っていました

どう表現するかもそうですし、奪われた際のリスクマネージメントにも留意したような内容が聞こえてくるのは、頼もしいです20210217_120300-全てがトントン拍子に進むわけではないからこそ、確認し合って着実に、一丸となって取り組む姿勢が上向きに充満する大原

ひとつのパスが、ひとつの走りが、ひとつのシュートが楽しみを増やす

心のポケットには、かなりのワクワク感が収納されました

では