12月31日 「これまで悔し泣きを見せてきたので、それは男として恥ずかしいこと。次は嬉し涙を流せるように」

どうもです

天皇杯決勝を翌日に控えたきょうの練習は午前10時から行われ、ボール回しやジョギング、ステップワークといったコンディション調整が念頭におかれたメニューでした

練習終了前には、minnnaが集まり輪になって、いざ元日決戦へ

きょうが選手として最後の大原だった鈴木選手がクラブハウスへ引き上げる際、その横には森脇選手が寄り添っていました

――森脇選手、よろしくお願いします!最後は全員が集まりましたが、監督からはどんなお話が?

 「いやまあ、あのー、『2015年最後のトレーニングだったけど』というところから入って、『あしたはみんなで良い結果をおさめよう』その言葉だけだった」

――やる気が俄然高まって?

 「はいもぉねぇ?モチベーションはね、常日頃から高いですけれど、もっと上がっている部分もあるのでそれを明日ピッチで表現したいというふうには思う」

 ――上がってくる時には鈴木選手ともお話をされていましたけれども?

 「あのー、全然他愛のない話だったけどね!サッカーに関係のない話でしたけど、はいまあ啓太さんとやれるのも、きょうが最後だったんですけれども、あしたしっかり勝って啓太さんをまた胴上げできたらいいな最高だなという話はチームのみんなでしている」

 ――色んなモチベーションが湧いてきて、本当にあしたが楽しみなのでは? 

「そうですねまあ、僕自身も1月1日にサッカーをしたことがないし、え~・・・プレーできる喜びというのを感じながらやっていきたいなと。負けられない闘いにはなるけど、しっかり楽しんでやりたいなという風には思っている」

 ――前回のガンバ戦からの教訓として活かしたいところは?

 「まあ、やっている内容は非常に良いので、決めきるところを決めきる。あとは守るところをしっかり守る。その2点。サッカーにおいて一番重要なところだと思うけど、そこの2点だという風には思っているので、しっかりチャンスをものにする、というところはこだわってやらなくちゃいけない。それが出来れば必ずチャンスはもぎ取れるという風には思っているので、いつも通りやりたいなという風には思っている」

 ――この2試合、守備の踏ん張りが素晴らしい

 「まあねぇ?これまで沢山の失点を重ねてきたけど、やっぱり僕らディフェンダー陣としては無失点で終えることが非常に嬉しいことなので、3試合連続で達成してカップを掲げたいという気持ちがあるので、ガンバ大阪の前線の選手にはかなり強力な攻撃陣がいるけど、《何もやらせない》そういう気持ちで臨みたいという風には思っている。もう、味スタのピッチで何も仕事をさせない、そこに集中してプレーしたい」

 ――この2試合で一番危なかったのは、神戸戦で森脇選手のヘディングクリアがレッズの守るゴールバーに当たったシーン?

 「ね!?あれも周ちゃんのファインセーブで事なきを得たけど、みんなにもそれを言われたので、まあそういうピンチを作らないようにしたいなと。僕自身ヘディングして、ボールの行方を追っていなかったけど、色んな人の歓声でボールがゴールへ飛んでいったのがわかった(苦笑)ああいうことがないようにしたい」

 ――あのジャンプ力など、ここぞで体が動けていた証しでは?

 「そうですね、まあ、あれも触るのでいっぱいいっぱいだったけど、ああいうところでどこにボールがこぼれるかわからないけど、しっかりボールにアプローチする。相手に体を寄せるというのは、やらなければいけないという風には思っているので、ひとつ良い部分が出たのかなという風には思っている」

 ――元日にプレーする喜びを先ほどおっしゃってましたが、ぜひ“夢は叶う”というのを示してもらいたいです

 「それをしっかり証明したいなと!これまで沢山悔しい思いをしてきたので、それをあした勝って晴らしたい。全力で、体がどうなってもタフに闘っていきたいという思いがある」

――泣いても笑ってもあしたが今シーズン最後なら、森脇選手が嬉し泣きしているところを

 「それはもちろん!もうほんとね、これまで悔し泣きを見せてきたので、それは男として恥ずかしいこと。次は嬉し涙を流せるように、笑って2016年のスタートを切れるように頑張っていきたい。また応援してもらいたいなと思う!ガンバリマス!!(シャキッ)」

運がなければ、調を手繰り寄せれば良い

それが出来てこそ、Pride Of  浦和 REDS

このあと19時からの「You’re The REDS」では森脇選手のインタビュー、ペトロビッチ監督の記者会見の模様を中心に

そして21時からは約2時間は 「You’re The REDS 大晦日」と題して、浦和レッズをとことん語り尽くします

生放送です!

吉沢康一さん、椛沢佑一さん、塚越始さん(サッカーダイジェスト・浦和レッズ担当)が出演します※順不同

質問などメッセージは、

mail@redswave.com

でお待ちしています

では、よいお年をお迎えください

12月30日 「カウントダウンは夢の中で」

どうもです

天皇杯準決勝・柏戦から一夜明けたきょう、練習は午前10時からはじまりました

昨日の試合に出場しなかった選手達は、5対5のゲーム形式を中心に調整

出場した選手達はリカバリー系のメニューで回復に努め、その後は監督との青空ミーティングへ

約25分間に渡ったお話の中では主に、「規律をもって闘おう。今までの大一番ではちょっとしたところで負けている。しっかりやれば勝てる」といったニュアンスのお話があったようです

練習後、2試合連続無失点中の守護神・西川選手にお話を聞きました

「無失点で勝てたことが非常に良かったですし、我慢強くやれた結果。延長後半の得点につながったと思うので、我慢強くやれたことが無失点につながったと思いますし、決勝でも我慢強くやりたいなと思います」

 ――本当に、李選手の好調もそうですけど、守備陣の踏ん張りがチームの助けになっているように見えます

 「やっぱり、全体的に守備の意識というのが強いですし、ファーストステージで出来ていたことがまた出来だしたなっていう…。できだしたところでシーズンが終わるのは寂しいですけど、最後、最高の舞台が待っているので、いつも通りできれば良い結果が出るんじゃないかなって思います」

 ――いつも通りのために、西川選手の元日の最高の舞台を経験していることが絶対にこのチームにも活きるはずです

 「はい、そうですね。年越しだからといって浮かれないようにっていうことが一番大事かなと思います」

 ――自然体で…

 「はい、(年越しの)カウントダウンは夢の中でっていうくらいいつも通りやりたいなと思います。大丈夫ですよ(スマイル)」

その笑顔、とても心強いです

お正月にはー味スタでーガンバ大阪・・・・・♪

西川選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

また、スタジオにはレッズレディースOGで現在はオルカ鴨川・GM兼監督兼選手の北本綾子さんをお迎えしますよ!

※REDS WAVEでは年末年始の番組編成について、以下の通りお送りします。

 ☆大晦日特別番組

年末は、12月31日木曜日の21時までは通常通り放送し、21時からは、特別番組「レッズウェーブウィンタースペシャル・大晦日2015」をお送りします。

21:00~22:55 「You’re The REDS 大晦日」

→浦和レッズをとことん語り尽くします。生放送です!吉沢康一、椛沢佑一、塚越始(サッカーダイジェスト・浦和レッズ担当)出演予定

23:00~23:55 「Remenber Hit 2015」

→1年の締めくくりは、2015年のヒットソング、そしてあの曲と共に…

24:00~24:55 「New Year Message From RED DIAMONDS」→レッズ&レッズレディースの選手による新年メッセージをお届けします。

☆天皇杯決勝特別番組

1月1日金曜日、味の素スタジアムで第95回天皇杯決勝・浦和レッズ対ガンバ大阪が開催されることに伴い、REDS WAVEでは試合後の18時から「REDS After The Match」をお送りします。

18:00-19:55 REDS After The Match
20:00-20:55 新年特別編成

(21:00以降は通常通り)
実況中継はありません

☆年末年始の放送

1月1日金曜日から5日火曜日までは生放送番組を短縮してお送りし、その他の番組はいつも通りお送りします。

※「You’re The REDS」は8日金曜日スタートです。

 年末年始も、レッズウェーブを是非

では

12月28日 前日

どうもです

天皇杯準決勝を翌日に控えたきょう、練習は午前10時から始まりました

中2日の日程に配慮し、約40分間、ジョギングやボール回しといった軽めの調整で終了しています

あすの対戦相手は柏

であればやはり、高木選手を連想します

「自分は割と公式戦という部分では間隔が空いているので、まだ出るかどうかわからないけど、コンディションはもちろんフレッシュで良い方で問題ない。あとは気持ちを持っていくだけ」

 ――まずは目の前の試合。そして決勝までを考えれば6日間で3試合を闘う過密な日程です。であれば総合力が大切。高木選手のように2つのポジションをこなせる選手の存在はチームにとってありがたいし、相手にとっては疲れた中でそのスピードに応対しなければならないのは脅威なはず

「まあ、僕だけというか、チーム全体としてそれは言えること。サブとしてもそうだし、サブに入っていない選手もケガや出場停止に備えて全員が良い準備をしていくことが必要。その辺でひとつになれるチームが元日に勝利を手にすることが出来ると思う」

――同じくサブの立場にいた李選手の活躍は刺激になってますか?

「そうですね、自分がやっぱり出たときに結果を出せるように良い準備をしたい」

――李選手もそうですが、高木選手だって練習のゲームでゴールを量産しています。特にラストゴールを決める率が高い印象です

「そうですね、まあ特にそういった勝負所にはこだわって練習をしている。やっぱラストゴールを決めて練習を終えられるというのは凄く気分が良いので、意識して狙っているので、それが元日のラストゴールにもつながればと思う(ニヤリ)」

――柏戦といえば、ぜひ再現を

 「まあ、あのゴールはラッキーな要素もあったので(苦笑)またスッキリしたゴールを決めたいというのもあるし、良いイメージを抱ける相手に対して、しっかりと継続して良いイメージを持てるように。勝利が一番だけど、フォワードとして大事なことなので点を狙っていきたい。チャンスがどんな形で来るかわからないので、特にフォワードとしてその辺はアラートにして常にやっていきたい」

 ――味スタで2試合というのも、高木選手にとっては良い巡り合わせでは?

 「まあ、ホームみたいなもの。というか慣れてはいるので、割とやりやすいんじゃないかな(笑)」

浦和の大洋・高木選手のインタビュー及び試合前日監督会見の模様は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

そして、第95回天皇杯準決勝・浦和レッズ対柏レイソルが開催されることに伴い、REDS WAVEではあす火曜日の番組編成を以下のように変更します。

試合直前情報をお伝えする「Come On! REDS」、試合後には監督及び選手のコメントを中心にお届けする「REDS After The Match」でお楽しみください。

11:00-11:55 くらしプラザ(短縮)
12:00-12:55 Come On! REDS
15:00-15:55 アフターヌーンパラダイス(短縮)
16:00-17:55 REDS After The Match
18:00-18:55 Evening Pass(短縮)
※実況中継はありません

では

RED A Live 2015 12.26  VS 神戸

ヤンマースタジアム長居で行われる、「第95回天皇杯準々決勝・ヴィッセル神戸対浦和レッズ」の模様を実況生中継します。

201512251933000

RED A Live 2015
「ヴィッセル神戸 対 浦和レッズ」
…12月26日(土)12:30-15:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…12:00-12:30
REDS After The Match…16:00-17:55

・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
12:00-12:30 Come On! REDS
12:30-15:15 RED A Live 2015(延長の場合あり)
16:00-17:55 REDS After The Match
18:00-19:55 RED A Live 2015(再放送)

・以下の番組は休止します。

12:00-12:55 REDS Supporter’s EYE
13:00-14:55 AKANEのCatch The Music

201512251136000

12月24日 「集中力の問題なので、そこは」

どうもです

きのうの寒さから一転、目にも体にも温かい晴天に恵まれた大原

天皇杯準々決勝・神戸戦(※REDS WAVEでは実況生中継します!)2日前の練習は、午前10時から始まりました

ウォームアップを経て、午前10時45分からは、ゲーム形式へ

ハーフコートでの12対12でした

人数が多い分、さらに狭くなったプレーエリア

そういった中で細かなタッチ制限なども設けられ、選手達はより難易度が上がる状況で精度を高め合います

気温の高さも相まって、どの選手も汗、汗、汗

監督の指導にも熱が籠もっていました

「ナガーターーー!!!」

といった感じに

迎えたゲームの終盤の午前11時15分、ラストゴールは何とも感慨深いものでした

きょうは阿部選手、鈴木選手、那須選手がビブスなし組で共にプレー

那須→阿部→啓太→那須→阿部とワンタッチでつなぎ、縦パス→「啓太、行こう!」と那須選手がプッシュアップを促します

その後、前線で混戦状態となり最終的には李選手が左足で強烈に突き刺してゴール

3人が間接的に絡んだフィニッシュまでの流れは、ビルドアップにおけるトライアングルの何気ない間合いが秀逸でした

言葉なんて入らない

声を通り越した次元での以心伝心フラッシュパスからは、苦楽を共に味わい、共に成長を続けた81年組の確かな絆、歴史が醸す深みが滲み出ていました

もうすぐ見納め・・・だったら1日でも長く

練習後は、16日の練習からビブス組でのプレーが続く、永田選手にお話を聞いています

――良い汗

「はい」

――きのうあんなに寒かったのに

「そうっす、きょうあったかいっすね」

――どっちが良いですか?

「いやっ、どっちでも良いっす」

――体調管理が難しいのでは?

「そうすねでも、あーのー、変なことしなかったらフフッ風邪引かないと思うので」

――規則正しく?

「はい(ニヤリ)体調面だけはしっかりしてる」

――1ヶ月空いたというのは?

「難しかったすけど、FC東京戦とかはチームとしてやろうとしていることが出せたと思うし、次が本番だけどそこで良いプレーできるようにしたい。いつもやっているメンバーだし、僕は久々だけど、やることは変わらないので問題ない」

――切り替え早くするところ、前から嵌め込むとか・・・

「その辺の行くところと行かないところを後からハッキリさせようかと思う。行きすぎても、けっこうカウンターとかを食らってるイメージがいつもあるので、そこは注意したい」

――ゲームを見ていて気になるのが、両サイドのCBと永田選手との内側の隙間を突かれているような感じのところです

「うん、それはまあ修正できると思うので、別に何ともない」

――頼もしいすね!

「いやいやいやいや(ニヤニヤ)」

――この期間の取材を通じて印象に残っていることのひとつが、かつての永田選手と同じく、膝の大ケガをした石原選手とのお話。永田選手のアドバイスが「助けになった」と言っていたことです

「ないっすよフフフッそんなこと(ニヤリ)まーまーまー、リハビリの時は言っていたけど・・・僕・・2.5回ぐらい膝をケガしているので、前十字。『その恐怖感だけ払拭できれば絶対できる』それだけは言った」

――「永田さんは凄い頭の良い選手だ」とも

「フフッフ良くないっしょ(ニヤニヤ)絶対嘘でしょそれ!フフッ」

――本当に言っていました(※隣りにいたオフィシャルメディアさんも承認となる)

「マジっすか!?(ニンマリ)」

――やはり、経験豊富な分どんどん頼られる選手に・・・

「いやいや、まあそうなっていけるように・・フッフッフッ(笑)」

――このブレイク期間はビブス組に入る日々が続いていて、それは監督の期待のあらわれとも取れます。きのうも杉浦コーチとコミュニケーションを取っていましたが、どう感じながらプレーしていますか?

「そうすねまあ、コンディションも別に悪くないし、試合で使ってくれればやれる自信がある(キリッ)」

――今年はあまり試合に出られなかった分、来季を考えても非常に重要な大会に

「そうすね、ACLをとりあえず獲得できるので、そこをチームとして目指さないといけない。負けてしまうとプレーオフからになってしまう。やっぱりこの大会で獲得したい」

――じっくり調整してリーグ開幕を迎えた方が?

「そこもあるし、やっぱり早めに決めたい」

――永田選手自身にしても、来シーズンはさらにライバルも増えるので、この大会で良い印象を与えておくことが本当に大事

「そうすね(キリッ)」

――凄く期待しているのですよ!

「フフフッそうすね(ニヤリ)最後、今まであまり試合に出られていないので、ここで少しでもアピールできればと思う(キリッ)」

――ちなみにこないだのクラブワールドカップを観ていて思ったのですが、ピケ選手と永田選手が重なって見えて・・・

「ほんとっすか!?ほんとっすか!?髭具合?(ニヤリ)まあ・・ピケ選手みたいなプレーしたいすね・・フフッ(笑)」

――どんなプレーヤーかわかります?

「あんまわかんないっす(笑)フォフォッ」

――次の対戦相手である神戸とは、前回の対戦で失点につながるプレーもあって、非常に悔やんでいたのが印象的です

「そうすね、同じ相手だし、イメージはあるので、闘いやすい」

――とあるチームメイトが、「1試合に1回ぐらいは永田選手にそういったプレーがあるので支えたい」と言っていたので

「フハハッ」

――FC東京との練習試合の終盤にもあったのようで?

「そうっすね」

――そういったイメージを払拭する機会に

「そうそう、まあそうっすね、集中力の問題なので、そこは。しっかり最後まで集中してゼロで抑えたい(キリッ)」

――これからは、頭の良い頼りになるプレーヤー像をより一層強めていければ

「はい!そうします!フフッ(ニヤニヤ)」

――サポーターも年末の闘いを楽しみにしています。改めて、意気込みを

「今年はタイトルを取れていないし、手の届くところまで来ているのでしっかりものにしたい」

――ちなみに今宵はクリスマスイヴなので、娘さんとかに・・・永田選手がサンタクロー・・・

「きょう子どもは風邪引いているのでなしっす(苦笑)」

――うつらないように、寂しいですけど

「そうっすね、まあしょうがないっす」

――その分も良いゲームをして、気持ちよく年越しを

「はい!頑張ります(ニヤリ)」

”浦和のゆるキャラ”なだけじゃない!

永田選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

先日行われたレッズランドでのクリスマス会の模様もあわせて、ぜひ!

では

12月23日 「ここまで来たからには」

どうもです

今にも雪の降りそうな?いやまさか!それは大げさにしても、冷蔵庫の中に閉じこめられたかのようなヒンヤリとした曇り空の大原

天皇杯準々決勝・神戸戦(※REDS WAVEでは実況生中継します!)を3日後に控えた(もうそんな時期になった!)練習は、午前10時から始まりました

入念なウォームアップを経て、午前10時45分頃からは、フルコートの4分の3ほどのエリアを用いた通称”ペナペナ”での11対12(ビブなし組が数的優位)、ゲーム形式へ

「展開を予測して!早く!!」

この期間、もしかしたら最も多く聞かれた監督の言葉かもしれません

”早く”

トレーニングマッチはともかく、互いに1か月以上も本番から遠ざかっていることを考えれば、勝敗を左右しそうな大きな要素が、試合勘です

練習の中でもそのあたりを錆び付かせず、研ぎ澄ますにはやはり常に緊張感を緩めず、スピード感を持ったプレーを徹底するのが一手でしょう

消極的な横パスやバックパスが数度回れば監督はすかさず注意

3日後、どんな試合への入りを見せるか、興味深いです

午前11時40分、柏木選手によるキーパーとディフェンスラインの裏への縦パスを起点に、飛び出したキーパーのこぼれ球をひろった李選手が左足での華麗なチップキックでネットを揺らし、ラストゴール

きょうは得点こそあまり生まれませんでしたが、味方同士で”同じ次の展開”を予測したプレーが数多く見られました

そういった中、フィニッシュまで完璧に決めたシーンも当然あります

柏木選手が右のスペースへ早いタイミングでパスを送り出すと、そこにはボールが来ることを信じてスプリントしていた関根選手

グラウンダーでの折り返しをペナアーク付近で武藤選手が右足一閃、得意インフロントキックによる鋭い弾道が、ゴール右上へと突きささりました

関根選手はこのように手応えを口にします

「本当に、自分たちのサッカーができればどこにも負けないと思いますし、そこは自信を持って1人ひとりがやっているんじゃないかなと思っています」

頼もしい限りです

――この寒さの中でのプレーはどうでしたか?

「まぁ、止まるとやっぱり寒いなって感じはしますけど、動いているとだいぶ暑いですけど」

――練習後も武藤選手とずっと走り込んでいましたが、きっちりとうまく調整を重ねている印象を受けます

「まぁ、ほんと、この1週間、まぁ、いつも通りやって試合に臨みたいですし、ここまで来たからには最後まで行けないのは凄い悔しいので、しっかりそこも調整してきたいなとは思います」

――この期間を振り返って

「モチベーション保つの難しいですし、この1週間からまた1個ギアを上げてやっていければいいかなと思います」

――工夫したことは何かありますか?

「まぁ、オフの時はなるべくサッカーのことは考えないようにしているというか、まぁ、体も心もリラックスするようにはしていますし、サッカーが始まった時にはまたスイッチが入れられるように、そういうオンとオフの切り替えというのは意識してやっていかないといけないなとは思っています」

――経験積んで、その辺もプロ選手らしくというか…

「そうですね、この1年すごいそういったところを経験できましたし、そのメリハリというところが凄い大事だなというのは感じているので、そういうところが見習う選手がこのチームにいっぱいいるので、そういう選手の行動だったりを見ながら学ばせてもらってはいます。それぞれ役割はあるので、そこの責任というか、自分が任された分はしっかりやりたいですし、なおかつチームのためになるようなプレーができればいいかなと思います」

――神戸と対戦するにあたって、以前よりももう少しバージョンアップしていそうな部分、感触とかはどうでしょうか?

「まぁ、本当にこのサッカーをやり続けてそれを本当にこの1年間、まぁ、1年以上になりますけど、本当精度が高くなっていますし、そこの守備でも浦和らしい攻撃的なサッカーがみせられればいいかなと思います」

――今、こうやって話しをしながら、今年の始め頃を思い出しましたが、“2年目のジンクス”とかっていう言葉もあったりかなんかで…

「そうですね(笑)」

――結果的には…

「まぁ、3年目のジンクスにならないように頑張ります、はい(ニヤリ)」

――元日に大勢の前でサッカーをすることへのイメージは?

「1月1日にそういった試合をしたことはないんで、すごいそこでまたサポーターと皆さんと喜びたいですし、そういったところ…何か、景色が違うのかなと。1月1日サッカーをして、気持ちよく年を迎えたいなと思います」

――そういえば、景色という話で、「武藤病」って明かしていましたけど…

「そうですね。いまだに病気は治らないです(苦笑)はい(ニヤリ)」

――武藤選手は先日、「他の選手も見えるようになってるんじゃないか」って言っていましたけど、その辺で、パスの判断とかが本当に今年は早くなったし、良くなったと思えます

「まぁ、そこがやっぱり課題ではありましたし、1つのパスコースが見えてないシーンが数多くあったんで、そこら辺の判断というのがもっともっと高くなっていけば、もっとうまい選手になれますし、もっともっと成長できるんじゃないかなって思います」

――パスもそうですけど、関根選手はシュートもうまいですからね、ゴールも…

「そうですね、アシストの方が今年は多かったんですけど、もっとゴールも取れればよかったかなと思います」

――1年目の頃、「俺はパスで生きていく」なんて言っていましたけど、覚えてます?

「もう、ポジション的に、そう、必然的になっちゃいますけど(苦笑)ゴールの方が気持ち良いんで、まぁ、絡めることが1番すけどね(ニコリ)」

――最近は、関根選手のチャントがあまり…今年のうちにまた沢山聴きたいし、サポーターも歌いたいでしょう

「はい、そうですね(ニコリ)まぁ、ちょっと、チャント、難しいのかなって思いますけど(苦笑)まぁ、自分が良いプレーして歌ってもらえるようになれば、もっとうまくなっていくのかなって、だから自分も頑張ってそういうプレーをしたいなと思います」

――なるほど、歌う機会がないと…

「そうですね、はい、うまくならないんで…はい(ニヤリ)」

――レッズのサポーター含めて、みんな関根選手が良い選手ってことよく知っていますので、この意気で突っ走って…ってもらえばと思います。本当に期待しています

「はい、そうですね、また天皇杯、まだあるんで、頑張っていきたいなと思います(ニコリ)」

この時期を過ごすにあたって、多くの選手から共通して聞かれる、「”ここまで”来たからには」という言葉

目標は一緒です

また、関根選手個人について評せば、《”ここまで”活躍しているのであれば》という思いが拭えません

サバイバルレースを確かな脚力と突破力、そして今年さらに磨きをかけた展開力で生き残り、その先の舞台へ突き進むべし

大丈夫、味方はたくさんついていますから

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

12月22日 「バブリーになりたい」&「きっと良いゲームが出来る」

どうもです

この季節にしてはさほど寒さも感じられず、抜けるような冬の青空が心地良い大原

天皇杯を控えた今週のトレーニングが午前10時20分から始まりました

オフ明けのきょうは、恒例のフィジカル系メニューが中心

選手達のムードは明るく、FC東京との練習試合での感触も良かったようです

中でも、李選手は有言実行のバースデーゴール(※18日の日記参照)

「ありがとうございます。いやいや、30のね、点とってスタート切ることができたし、気分はいいですけど」

――どんな形でした?理想的でしたか?

「1点目は3人、前3人だけで崩した得点だったんで、武藤が良いパスを出してくれたし、はい、シュートも良かったし、あれでFC東京に1点取られてからバランスが崩れたんで、まぁ、3点取れてないですけど」

――天皇杯が楽しみでしかたないですよ、もう…

「コンディションが良くなってきているので、自分たちでも楽しみにしていますけど(ニコリ)」

――来年のクラブワールドカップを考えても、もしかしたら誕生日のタイミングで迎えるかも知れないですし、縁起が良いです

「まさか…。それはそうですね(苦笑)まだまだ先のことですけど、縁起が良いというか、ゴールで飾れてスタートきれたのは素晴らしいことなんですけど」

――あと、ちょっと素朴な疑問なんですけど、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントってどうなっていましたか?子供の頃

「別々になっていました(ニヤリ)まぁ、1年に1回ずつ来ることがしっかり来てくれてるから、まぁ、バブルの子だし、みんなお金持ってたからね、うちのパパ、ママがね。みんな仲良いんで」

――では、李選手もどんどんバブリーになってください。点決めまくって…

「そうですね、バブリーになりたいです!(ギラリ)」

――良い30代を。おめでとうございます!

「ありがとうございます!」

こちらも上々、武藤選手にもお話を聞いています

――いよいよ今週末に再び公式戦を闘うことになりますが、心境はいかがでしょうか?

「そうですね、まあ少し休みはあったけど、また気持ちをみんなでしっかりと高めているところだし、まあ今年最後の大会なので、リーグ取れなかった悔しさというのをぶつけて、タイトルを獲って終われればと思う」

――昨夜を通じても気持ちは高まったのでは?(※Jリーグアウォーズに出席)

「そうですねやっぱりあのような場に呼んでいただけることは嬉しいことだし、またああいうところに行った時にはベストイレブンに、あそこまで行ったら入りたいなと思ったし、頑張らなければいけないとも思った」

――タキシードを着たりした経験というのは?

「初めて、多分(笑)フフフ、はい。タキシードもそうだし、ああいった場に行ったのも含めて身が引き締まる思いだった」

――Jを代表する選手が揃う中、そこに武藤選手がいたのは今年きちっと活躍したからこそ

「そうですね、本当に沢山の素晴らしいJリーガーがいる中、(優秀選手に)選んでいただいて本当に光栄。ああいう場にいられたことでさらに《頑張りたい》という気持ちが強くなった」

――他チームの選手とコミュニケーションは取りましたか?

「中村俊輔選手が隣りにいたんすけど、けっこう気さくに話しかけてくれて、凄い良い人だと思った。ハハハッ(笑)あのー初めて会話したんすけど、凄く良い人で優しいな、と思った(ニコリ)」

――武藤選手が子どもの頃から活躍していた存在

「いや~そうですねーテレビで観ているような人だったので、そういう場で隣りにいられて幸せだったし、なんか・・・嬉しかったっすね!はい(ニンマリ)」

――地元のスター

「そうですね、神奈川の桐光の中村選手といえば有名だったし、海外でプレーしていた時も観ていたし、素晴らしい選手ですから」

――中村選手は認識していました?

「そうっすねー…多分認識していてくれたと思う(苦笑)まああのーそうっすね…はい」

――Fマリノス戦でもゴールしましたから

「覚えてくれていたなら良いですけど(苦笑)」

――掛けられた声とかで印象に残っていることは?

「他愛もない会話だったけど、『キャンプどこ行くの?』とか(笑)特に深い会話ではなかった。ただ、そうやって普通に会話するのも昔では考えられなかったので。そこに出席できなければないことだったので、嬉しかった」

――現在トレーニングを重ねている中で、チームとしてより良くなりそうな部分における手応えとしては?

「まあやっぱり、切り替えをもっと早くすること。あとは攻守のバランスであったり、やっぱりトーナメントだしそういった部分は凄く重要になる。こないだの練習試合(FC東京戦)でも凄く良くできていたので、そういうのをまた公式戦でも出していければと思う。あとは、僕は前の選手なので、3人のコンビネーションはさらに、ギリギリまで試合までに高めていって、本番で出したい」

――お話の通り、先週木曜日の練習では、前線からのファーストディフェンスについて監督がかなり強い口調で指導していましたが?そのあたりは武藤選手の持ち味でもありますから

「そうですね、練習の中から凄く言っていたし、それを試す場としてFC東京戦でもうまく出来たことで、みんな自信になった。また、“無理に行きすぎない”というか、“下がる時は下がる”という部分で、チームとして声をかけながら出来たので、そういうところを本番でも出せれば、きっと良いゲームが出来るとこないだの試合で確信した」

――クラブワールドカップに取材へ行ったのですが、スアレス選手が歯を食いしばって必死になってチェイシングをしていました

「そうですね!あんだけゴールを決められる素晴らしい前線の選手が、やっぱりああいってディフェンスをしていて…メッシ選手の分も走っているような感じなので(ニコリ)やっぱり《それぐらいやらなきゃいけないんだな!》と思い知らされた。ああいう世界の選手でもしっかりやっているのだと。僕も観に行っていたので、それを目の当たりにして、感じる部分もあった」

――ほんと、凄かった

「そうですね、寒かった(笑)」

――今年の冬は例年に比べれば・・・?

「そうっすか!?いや~なかなかスタジアムで観戦するというのはプロ入ってからなかったので、あのー、3位決定戦からずっと観ていたんすけど、途中…寒くてきつかった(苦笑)でも、MSNのプレーを見てたらやっぱり、観る価値は凄いあるなという感じなので、行って良かった」

――武藤選手が味わったように、サポーターも普段からそのような中で声援を送っています

「そうですね、本当に凄い寒いので、みなさんには防寒対策と共に、常に立ち上がり、声を出して、温まりながら応援してもらえれば良いなと思う。僕は座ってたからダメでした!」

――武藤選手のゴールが“俺たちを熱くさせる”

「そうですね、熱く、みんなが立ち上がるようなプレーを魅せられればと思う」

――そういえば、先ほど槙野選手にアウォーズに関連したお話で、「自分以外でチーム内のリーグ戦MVPを上げるとすれば?」と聞いたところ、「前期についていえば、武藤君」と話していました(※「後期は柏木選手、そしてやはりトータルでは大黒柱の阿部選手」と槙野選手)

「そうすか、凄く嬉しいし、天皇杯でも同じような活躍ができれば、天皇杯でも『MVP』と言われたい(ニコリ)」

――私たちからもそう呼べるように、期待しています

「ありがとうございます!」

よっ!粋な浦和の点取り屋!!

李選手と武藤選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

RED A Live 2015 12.19   VS 仙台レディース

ユアテックスタジアム仙台で行われる、「第37回皇后杯準々決勝・ベガルタ仙台レディース対浦和レッズレディース」の模様を実況生中継します。

RED A Live 2015
「ベガルタ仙台レディース 対 浦和レッズレディース」
…12月19日(土)13:30-16:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS LADIES…13:00-13:30
REDS After The Match…17:00-18:55

・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
13:00-13:30 Come On! REDS LADIES
13:30-16:15 RED A Live 2015(延長の場合あり)
17:00-18:55 REDS After The Match
19:00-20:55 RED A Live 2015(再放送)

・以下の番組は休止します。
13:00-14:55 AKANEのCatch The Music