2月28日「このサッカーが間違っていないんだっていうことを証明するためにも」&「もう全部勝つぐらいの覚悟で」

どうもです

ホーム開幕戦を週末に控えたきょうの公開練習では、午前10時過ぎから午前11時50分ごろまで、パスゲームやゲーム形式を通じた約束事の共有などを中心としたメニューが行われました

段々だ暖暖!と季節が春へ向かっていることを実感させる陽気でも選手たちは気を緩めず、締まったムードの中、良い汗をかいていた印象です

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◇◆◇興梠選手◇◆◇

――開幕して2試合

「まあ、個人としては頭から出ていないので、ちょっと試合に入れずになんか終わってしまったなというのが開幕戦ではあったので、なんとかF・マリノス戦で長い時間出られたら何か流れを変えないといけないと思っていたので、そういう意味では45分間という与えられた時間の中で、同点もしくは逆転するぐらいまで自分たちがボールを握ってチャンスは2、3本ですけど、作れたと思うし、やっぱそういうのを決めきれないとやっぱり追加点を取られて試合が終わってしまうので、そういう良い流れの時に点が取りたかったのがありますね」

――興梠選手がピッチに入る際、スタジアムには《なんとかしてくれ!》という空気が漂って、そういう中でのプレーは

「いや~、まあ、もちろん点を取るために自分を入れたと思うので、得点をできなかったのは凄く悔しいですけど、結果がね、負けなので、勝たないと意味ないので、次また与えられたら、試合に出られるチャンスをもらえたら結果として何か残したいと思いますけど」

――経験上、連敗している時に大切にしないといけないこと

「雰囲気じゃないですかね。やっぱり下を向く必要もないと思うし、下を向く場合でもないし、状況でもないし、うん、まあリラックスして、まあ、いつも通りやることが大事かと思います」

――駒場でのホーム開幕戦

「ホームでできるし、たくさんのサポーターの人たちも来てくれると思いますので、3連敗は避けないといけないと思うし、こっから連勝していきます」

――セレッソ大阪

「どちらかというと守備が固いイメージなので、うん、まあ、なかなかゴールを取ることは難しいかもしれないですけど、まあ、逆にF・マリノスみたいにオープンなスペースがある中だったら割と良い形も作れたので、次、こう相手が引いてくる状況の中でどれだけ崩せるのかというのが課題になると思いますので、凄く楽しみです」

――サポーターはもちろんですが、先日、浦和の街を周ったことでそういった方々の表情も記憶されているはずで

「そうですね、まあ点を取ることを求められていると思っているので、その期待に応えたいなと思います」

――改めて意気込みを

「もう本当に勝ちに行くだけです。3連敗はね、絶対に避けないといけないと思いますし、このサッカーが間違っていないんだっていうことを証明するためにも勝ち点3を獲らないといけないと思いますので、まあ全力で闘いたいと思います。頑張ります!ありがとうございます(ニコリ)」

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◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――開幕からの2試合を通じて感じたこと

「まあ、開幕して2試合をして結果はついてきてないですけど、1試合目に比べて2試合目も良くなっていますし、まあ本当に、新しい監督になってキャンプからやってきたものが徐々に形にはなってきているとは思うので、本当に結果がついてくるようになってくれば良いかなと思います」

――形というので、ポジティブな要素をどのようにとらえて

「FC東京戦で出た課題がF・マリノス戦では多少、改善されていましたし、ハイプレスの部分もしっかりみんなで合わせて行けるところは行けていましたし、ボールを奪いきるという中で、やっぱりボールを保持するという部分でまだまだ課題があるかと思いますね」

――攻守において伊藤選手がうまく関わっていくことで厚みが増すというか、チームの武器に

「そこが自分の良さだと思うし、そこを出すことでチームに良い影響をもたらせると思うので、ここ2試合ではそういう、前へ出ていく場面は少ないと思うので、そういった回数を増やしていきたいですね」

――興梠選手は雰囲気が大切と話していましたが、伊藤選手は働きかけなど、どのように

「まあ本当に2連敗してしまっているので、練習から雰囲気が悪くなってしまっては悪循環に入ってしまうと思うので、自分も3年目でそういう、チームに良い影響をもたらしていけるように、そういったところはチャレンジしていきたいですし、やっていかないといけないと思うので、そこにはチャレンジしていきたいですね」

――こういう時でも言うべきことは、ちゃんと言い合える関係が大事

「意見がぶつかり合うことも多々ありますけど、言うことは本当に大事だと思いますし、そこで良い循環というか、良いコミュニケーションを取ることで良い方向に行くと思うので、思っていることはしっかりと言っていきたいですね」

――伝えたこと

「右サイドでモーベルグ選手や酒井選手とサイドを組むことが多いですけど、昨年に比べてここ2試合は良い形というか、昨年ほどの強みという部分は出せていないと思うので、そこでモーベルグ選手が思っていることや自分が思っていることを伝えたり、酒井選手とも話したりしました」

――それらがどう披露されるか、迎えるはホーム開幕戦。心境としては

「ホーム開幕戦なので、絶対に勝たないといけないと思いますし、3連敗は優勝するためにも絶対にしてはいけないと思いますし、もう全部勝つぐらいの覚悟でいかないといけないと思うので、しっかりホームの駒場で勝って流れを変えるようにやっていきたいです」

――相手はセレッソ大阪

「本当に組織がしっかりしていて、けっこう固いイメージがあるので、そこをいかにどう崩していくか、焦れずにいけるかが大事かなと思っています」

――流れを読む伊藤選手の力がより必要になりそうで

「しっかり、活躍できるように頑張ります(ニコリ)」

――先日は浦和の街を周って

「そうですね、本当に駒場は自分の地元でもありますし、こないだポスターを商店街にお渡しに行った時も、長年応援してくださっている方々がいっぱいいて、『駒場だったら行くよ』という人も多くいたので、そういった方たちも観に来てくれると思うので、しっかりいい試合をして勝ちをプレゼントしたいです」

――道祖土小学校出身の伊藤選手が駒場でのホーム開幕戦で活躍するというのは夢のあるお話に

「本当に駒場は小さい頃からの、本当に地元なので、ホーム開幕、駒場でできるということで、しっかり勝ちたいと思います。(最後に追加でMCの方から「ゴールのイメージは?」と聞かれて)あります。決めたいと思います!ありがとうございます」

興梠選手と伊藤選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

2月21日 「それが22番を背負った自分の使命」

どうもです

午前10時ごろに始まったきょうの練習では、午前11時30分ごろまで、攻撃の連携確認などを中心としたメニューを実施

先週末に比べれば気温も下がり、冷たい風も強めでしたが、ピッチ上は、ほどよい熱を帯びていました

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◇◆◇柴戸選手◇◆◇

――リーグ開幕

「チームとしても、監督が代わってやることも明確になっていますし、あとはそれをどう早くチームに浸透させながらも自分の味を出していくかというところは、もうちょっと練習から落とし込んでいく必要があるかなと思います」

――すべきこと

「個人としても、もちろんそうですし、チームとしてもだいぶキャンプからミーティングを重ねていますし、練習での話もあるので、ある程度理解していると思います」

――ご自身の“味”

「守備に関してはもちろんみなさんもわかっていらっしゃるかもしれませんけど、よりそこをもうひとつ上ぐらいの強度というのを出していければと思っていますし、そこで自分の良さというのは間違いなくあると思うので、チームに貢献する、チームのために戦うという意味でもそこはもっともっと出していきたいなと思います」

――そういう柴戸選手が見たい!

「はい!(ニコリ)そこは本当に期待を超えられるぐらい出したいと思っていますし、フィジカルコンディション的にも出せると思っているので、楽しみにしてもらえればと思います」

――前節はベンチ入り

「悔しい思いはもちろんありますけど、そこを超えたレベルでというか、出た出ないで一喜一憂しないというのはとても大事なことだと思うので、それを自分で理解した上で、悔しさというのをピッチに立った時には発揮していきたいなと思います」

――そういった考え方など、昨シーズンの経験も踏まえたものが

「まあ昨シーズンもそうですし、プロになってから出たりでなかったりというのを繰り返した中で、出ていてもなかなか勝てない時期のもどかしい気持ちというのもわかりますし、試合に出られずに悔しい思いをしながらピッチを眺めているという面も知っているので、そこはもちろん自分が試合に出て活躍するというのも大事ですけど、チームのために何ができるかと考えた時に周りの選手に影響力を与えていくという意味でも、その悔しい思いをしている選手の思いを汲んであげたり、もちろん自分が試合に出て活躍することはここにいる誰もが目指していることであって、そこは当たり前のことなので言うまでもないと思っていますけど、みんなそういう思いを抱きながらもチームのために何とかしたいとみんな思っているので、それをどう形にしていくかということは…これはもうやって経験していくしかないと思うので、力の出し方というか、チームのために自分を犠牲にするとはどういうことなのかということをもっと深く知っていく必要があるかと思いました」

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――順調に経験を重ねて、昨シーズンからは22番になったことで、さらに!と思っていたので

「まあ本当にみなさん、22番を背負ったこともあって期待してくださっているかと思いますので、そこの期待に応える以上のものを残していきたいと思いますし、それが22番を背負った自分の使命だと思いますし、『浦和レッズの22番は柴戸』っていうのを証明していけるように自分の持っているものを最大限、発揮しながらチームに貢献していきたいなと思っています」

――失礼かもしれませんが、プレーなどに遠慮があるような…もっとガツガツして良いのに…と思うことも

「そうですね、まあ、遠慮といえば遠慮なのかもしれないですけど、ちょっと俯瞰的に見すぎてしまうところもあるので、もっと“自分が自分が”というのも出していきたいなと思いますし、そこを出すことで、今ある自分とのバランスも良くなってくると思うので、そういうことを言ってもらえたのは凄く自分の気づきにもなりますし、そういうことを言っていただけると凄い嬉しい気持ちになるというか、自分を見てくれているという思いになるので、そこは、その期待を超えたいなと思います」

――壁に当たったあと、またさらに強く大きくなった柴戸選手を何度も見てきているので

「ありがとうございます(ニコリ)」

――柴戸選手に期待している方々へ

「もちろん、自分が試合に出てピッチの上で活躍している姿を一刻でも早く皆さんにお届けしたいと思いますので、今年は応援の規制も変わってより多くの方に会場に足を運んでいただいて、来ていただいて後悔のないようなそういったプレーを皆さんの前で披露したいなと思いますので、引き続き応援、サポートをよろしくお願いします」

――柴戸選手を観られないと寂しいので

「はいっ!頑張ります!!(ニコリ)」

柴戸選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

2月6日 「誰よりも強く」

どうもです

始動から1ヵ月

きょうの練習は午前10時過ぎに始まりました

ステップワーク→パス&コントロール→サイド攻撃からのシュート練習→ポゼッションゲームといった流れでメニューは進行します

午前11時30分頃、「ピッピピピッピ(笛音)、パンパン(手拍子)」

中身が濃く、メモの手がよく動き、終了までがあっという間に感じられました

開幕まであと12日、待ち遠しいです

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◇◆◇荻原選手◇◆◇

「お久しぶりです」

――始動から1ヵ月。手応えなどどのように

「そうですね、少しずつコンディションも上げながらチームの落とし込みもしっかり理解しながら進められているかなと思います」

――チームの落とし込み

「昨シーズン、京都でプレーした形と凄く似ていて、より攻撃的というか、前への推進力をサイドは求められていますし、その中でチーム全体のハイプレスやビルドアップの形、攻撃での斜めを取る動きとか細かいことを言えば色々ありますけど全体的に言えば攻撃的なサッカーだなと思っています」

――荻原選手のスピード感からも相性は良さそう

「そうですね、まぁでもまだ・・・うん。マックスに持ってこられていないのでまだ、自分も。良いパフォーマンスを早く出せるようにしっかり準備していきたいなと思います」

――慌てず

「そうですね、離脱が一番もったいないので、このシーズン前でしっかりとケアしながら進めていきたいなと思います」

――監督のサッカーをどのようなものと理解して

「スピード感のあるやっぱ…言葉にすると…割とシンプルなサッカーで、観ている人にとっては躍動を感じるようなサッカーだと思っています」

――荻原選手のダイナミックなところなどの個性がうまくかみ合えば

「そうですね、より攻撃的な部分というのをこだわっていきたいなと思っているので、もちろん、そのためにも良い守備、攻撃的な守備、ボールを奪いにいく守備をしっかりしていきたいなと思っています」

――きょう、大原には多くのサポーターがいますし、帰ってきた実感などは

「そうですね!少しずつ、《帰ってきたな~》って実感が沸いています(ニコリ)。キャンプ地も、《あー久々に金武町かぁ》とか色んな場所で浦和に帰ってきた実感が沸いています」

――その中でも特にというのがあれば

「でもやっぱ大原に帰ってきて練習した時、《懐かしいなぁ》みたいに感じました」

――スパイク履いてピッチに降りる時とか

「そうですね!そこの階段が一番あれかな(ニコリ)」

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――レンタル移籍中、レッズの動向や情報をどのような思いで

「うー・・・昨年、一昨年、リカルドさんのサッカーを見ていて、中のこと、ピッチレベルのことはわからないですけど、もうちょい躍動感が欲しいなというか、負けた時も…もちろんサポーターは勝ちを求めているし、不満が出るようなサッカーをしたら良くないなっていう…。負けた時も次につながるような負け方というか、昨年のACLの時とかは凄く良かったと思いますし、《良いサッカーしているなー》と思いながら見ていましたけど、なんだろう・・結局、ベースと言われている、闘う姿勢とかっていうのをより強く体現出来たら良いのかなとちょっと思っていました」

――焦りは

「焦りは、なかったですね、正直。もう、結果的に京都も順位が下の方になってしまいましたけど、良いサッカーをしている時期も勝っている時期も強い時期もあったので、そういった意味ではあんまり…自分のことでいっぱいいっぱいで、焦りとかは全く感じていなかったし、ネガティブな感覚はないです」

――それらを経て、成長をどのように発揮するか、そのイメージとしては

「より攻守の強度。少しずつ、サッカーの全体的なスタイルも攻撃的にというか、上下動の激しいサッカーになっていると思うので、攻守において高い強度を90分間出したいなと思っています」

――ガツガツいくところとのバランスもそうですし、発言や表情も大人びたというか

「そうっ(苦笑)あ、まあ(汗)より、なんだろう⁉チームの中心でいたいし、ピッチの中で常に声を出しながら、プレーでもチームを鼓舞して、あとはもう、言葉で表現するのは難しいですけど、ゾーンに入れれば、何やっても凄い落ち着きながら強度も出せるし、みたいな…。どうしても空回りが昔はありましたけど、ここ数年でそういうのが少なくなって、より波がないというか、1年間通して戦えるようになったと思っています」

――良い時間の過ごし方を

「そうですね(ニコリ)まあ、昔と違うのは、人生をよりサッカーにささげられているというか、中心でできているというか、ここ数年で成長を感じたきっかけになったと思うので、今年もよりサッカーに集中して日々を送っていきたいなと思っています」

――このようにお話を聞くのは3年前、成人式の翌日以来

「色んな人に、『ちょっと変わった』と言われますけど、精神的にもメンタリティーの部分が少しずつ変わっているのを自分でも実感しているので、そういうのをピッチの上で体現したいなと思っています」

――サポーターへ、決意を

「このチームに対しての気持ちというのは、誰よりも強く持っているので、そういうところをしっかりとピッチの上で体現して、より多くの勝利を皆様に届けられるように頑張りたいと思います!」

――“炸裂”を心待ちにしていますが、「ただいま」はどのタイミングで

「ピッチに立った時じゃないですか!?やっぱり(ニコリ)」

荻原選手のインタビュー全容は後日、〈You’re The REDS〉でお届けします

では