月別アーカイブ: 2019年7月
7月29日 「34分の1ではないという試合」
どうもです
鹿島戦2日前の練習は、非公開で行われました
◇◆◇宇賀神選手◇◆◇
――暑い中、お疲れ様です
「はい、お疲れ様です」
――準備の手応えはいかがでしょうか
「まあ、今週が始まる前に『鹿島戦というのは戦術とか今の順位とか関係なしで球際のところの戦いになるよ』という話があった中でのトレーニングで、きょうも非常にね、球際ひとつひとつで非常に激しい練習が出来たと思うし、試合に向かう中でのプロセスとして非常に良いものを出せているかと思います」
――球際など、宇賀神選手の好物
「そうですね、僕は練習からもバチバチやっていきたいタイプなので、もちろんね、ケガをさせるとかそういったものではないけど、練習の中から“そこまで行くか!?”っていうようなプレーを好んで、それが試合に出ると思っているので、表現したいと思いますし、このように特に暑くなってきた中でひとつひとつのプレーがだらけてくるような時に、自分がしっかりとスイッチを入れられるような存在になりたいなと思っています」
――出場停止だったジュビロ戦を通じて感じたこと
「ちょうどジュビロ戦ぐらいから暑くなってきて、あの試合も非常に厳しい戦いだったとは思いますけど、そういう中でも1人1人が戦える、走っているという姿を見ることが出来たので、またそこに自分が入ることによってもうひとつプラスαのものを出せるようにしなくてはいけないなと感じました」
――関根選手のプレーも
「まあやはり帰ってきて、コンディションの部分でもまだ100%ではないと思われる中でもね、あれだけのパフォーマンスを見せられるというのはやはり彼の実力だと思うし、そういうワイドのレベルの高い選手が来ることによって全員がまた一歩成長できるかと思って見ていました」
――球際の話で思い出しましたが、監督がよく「強そうに見せろ」と言っていて、そういうところも宇賀神選手は表現できるかと
「はい、まあピッチに入ればね、ピッチに入るまではあまり自信ないですけど、ピッチに入ってしまえばそういうところは誰にも、大物選手であっても負けないという気持ちでプレーしていますし、10年前自分が小野伸二選手に『ピッチに入ったら名前も年齢も関係ないぞ』と言ったようなことがまさに今も《そうだな》と思ってプレーしています!はい」
――当時の小野選手よりも上の年齢に
「もし自分がそんなことを若手に言われたら、なんだこいつ!?って思いますけど、伸二さんは寛大だったなと改めて思います(苦笑)」
――鹿島の4バックに対しては
「ワイドの選手がフリーになるというのはわかっていると思うので、ただそこが空いているからロングボール一本でなくて、後ろからのしっかりとした組み立てがあるからこそ、そこが空くんだぞというところを全員が認識して4バックに対して戦っていきたいなというふうにはイメージしています」
――今までの鹿島戦でうまく行った部分を思い出しながら
「そうですね、しっかりとした組み立てが出来れば、サイドで数的有利というか優位性を作れると思っているので、まずはボールの回しとか云々とかよりセカンドボールを拾うことや球際の部分で優位を作ってからそこに向かっていきたいなと今意識しています」
――右でも左でも
「そうですね!自分はどっちに入るかわからないですけど、試合に出られるかもわからないですし、まずは練習の中でしっかりとアピールして、どっちでも使ってもらった時に自分の求められていることをピッチで表現したいと思います」
――ホームというところで改めて意気込みを
「鹿島戦というのは選手だけでなくサポーターの人達も34分の1ではないという試合だと思うので、ぜひ1人でも多くの方に自分達をサポートしていただいて、一緒に鹿狩りしたいなと思います」
宇賀神選手のインタビューは、あすの〈You’re The REDS〉でお届けします
では
7月28日 「あとは選手がどういうプレーを見せるか」
どうもです
セミの鳴き声もハッキリと聞こえてくるようになりました
ようやく梅雨明け、いよいよ盛夏到来でしょうか鹿島戦3日前の練習は、午後4時過ぎに始まりました
ウォームアップ後は、いつものようにパス&コントロール&ゴーを実施「タイミング、場所を意識して相手を食いつかせる」(上野ヘッドコーチ)
「ゲームで使えるように」(石栗フィジカルコーチ)
「モリ、もう一回受ける準備!そうそうそう!!」(平川コーチ)
「間間間で受ける。悪くないけどエクセレントのところまで行こう。凄いの入れちゃって凄いパス!相手がどうしようもないってやつ!持ち出しで要求の声も大事!」(大槻監督)
森脇選手の褒められる回数が、他の選手より少し多い気がします
実際、素晴らしいです午後4時40分からは2タッチ以下でのミニパスゲームが始まりました
その前のメニューで斜めへの強いパスも反復したことを応用する意味でも、「中締めされたら、外剥がし」(大槻監督)
白、ピンク、青の3色が同グリッドに入り、うち1色が守備役となります
「強度を上げよう、ユニットで攻めて壊すイメージ」(大槻監督)
5対4でポゼッションし、アタックゾーンで待ちかまえる前方の選手に縦パスを通せたらゴール前へ押し上げ、リターンを受けてシュートという流れ
守備も急いで下がります
「守る時は必ず半身の体勢で」(大槻監督)
時間の経過と共にコツを掴んで精度が向上すると、
ロングパス&ヘッド、給水を挟み、午後5時からはハーフコートよりやや広めのエリアにおける、可変式カウンター合戦へと移ります
まずは両サイドにフリーマンがいる5対3の状態から6秒以内にシュート、奪われたら2対4でプレスバック、そこからさらに3対3で再攻撃
一直線に走りまくるのでなく、プルアウェイを含めたランニングの連続性、頭を使ったハードワークが求められます「さっきモリが表現してくれたボックスアウトは必ずやってくれ」(大槻監督)
午後5時25分頃からは、同じくハーフコートよりやや広めのエリアでの10対10のゲーム形式へ
「幅を取りたい。相手センターバックのチャンネルを外して逆サイドから攻めて距離を作る。相手の間に持ち出して、相手が締めてきたら広いところを使おう」(大槻監督)メリハリのある動きで、コンビネーション向上に汗を流す選手達
「アプローチしてるけど、本気で行け!そういう戦いをするんだ!」(大槻監督)
激しさに、さらなる火が灯っていました
2本目前、「1本目、悪くなかった。ロックオンした時の強さ。それは続かないだろうからニュートラルの時に守備での滑らかさを。攻撃では持ち出してスペースを作るところで、もっと意図的にその回数を増やすように」(大槻監督)
次の鹿島は4バックでしょう
3本目の前には、相手守備の的を外す意識や前にボールが入った時のアクション、スイッチの瞬間を意識するようなニュアンスの声が監督からかけられていました
マルティノス選手、武藤選手がキレのある動きでゴールを決めるなど、フィニッシュの形も精度が上がってきているようです
午後5時42分、「ピピッ、ピピッ、ピピッ」の笛で練習は終了
「OKナイス!お疲れ様でしたー!」(大槻監督)
◇◆◇武藤選手◇◆◇
――磐田戦はその前の公開練習だと別メニューで、その後非公開の際に合流していたのでしょうが、振り返って
「そうですね、まあ、非公開になってからフルメニューに参加して、ピッチに立てるっていう僕の自信もありましたし、スタッフというか監督が決断してくれたので、ピッチに立つことが出来て、試合の入りから相手も緩かったかなとも思いますけど、ボールを受ける回数というのも多かったですし、前半は特にチャンスも作れていたので、すんなり試合に入れていたかと思います」
――そこから間隔が空いていますが、きょうのように夕方の練習というのは
「うーーん・・まあ、若干涼しくもなると思いますし・・まあ、どうですかね!?(笑)どっちでも良いですけど(苦笑)まあ、午前中にちょっと子どもとゆっくり過ごしながら練習に来るというのも良いのかなぁって。いつも娘が起きる前に練習場に着いているので、そういう意味では、『行ってきま~す』って言って出られるのも何となく新鮮な気持ちでしたけど(笑)まあ正直どっちでも良いです」
――暑さを考慮すると良い面もあるかと思いまして
「暑さもまあ、涼しいような気もしますけどね。まあでもけっこうやっぱりジメジメというか、汗はかくので、まあどっちでもハハハッ(笑)まあ、逆に暑い時に練習しておけば、試合の時により涼しく感じられるかもしれないので、まあ、何でも良いです!(笑)」
――すみません!ただ良いエピソードも聞けたので
「はい(笑)無理矢理絞り出した感もあるので、ハハハッ(笑)はい」
――チームとして高め合えていること、特に鹿島戦にフォーカスした部分では
「大槻さんからは『鹿島は人が変わってもどの年代というかいつでもインテンシティが高い激しく来るチームだ』とは言われているので、そういうところできょうの練習でも『もっともっと行け、強く行け』というところは言われましたし、今週はミーティングでもそういう部分のシーンを見せられていることが多いので、やはり鹿島相手に選手も燃えますし、やはりサポーターも燃えるような雰囲気というのを僕も感じているので、そういう球際の部分や戦うという部分というのが大事になってくるかと思います」
――なるべく効率良くフィニッシュへ至るには前で奪うことでしょうが、きょうは「ロックオン」が強調されていて
「まあやはり前から行く方が、前の選手としては気持ち良くディフェンスに行けますし、取れた後のチャンスというところがあって、チャンスが多くなるとは思うので、もちろんそのデメリットもありますけど、こないだのジュビロ戦もそうですけど、前から行って多くのチャンスを作れたと思うので、そういったところは継続出来れば良いかと僕は思っています」
――後ろから攻撃が始まった時に、そこからきちっとつなぐことの良さを西川選手や柏木選手が話していましたが、くさびを受けるイメージなどは
「うー・・、まあ大槻さんになってからは特に後ろからでもみんなが良い準備をして、みんなが良いポジショニングを取ってボールをつないでいこうというところがあるので、もちろん出来ている試合と出来ていない試合がありますけど、出来ている試合はよりチャンスというのを作れるので、今後もそういう試合を増やしていくために、どのような相手でも前から来る相手でもビビらずにみんなでつないでいく意識が重要になるかなとは思うので、そういうところを大槻さんも特に言っていますし、良いポジショニングを全員で取る、みんなでつながっていくというところが凄く大事かなと思います」
――そして、サイドからというところでは、「武藤病」と話していた後輩が復帰して
「懐かしいですけどね~(ニヤリ)そんな話も。でも本当に関根がいた時は関根のクロスから合わせるというパターンも凄く多かったと思いますし、やっているサッカーが当時と多少違うのであれですけど、関根が帰ってきたことで、こないだも見られましたけど、よりサイドから進んでいってくれるので、ゴール前で待つシーンというのは増えればより僕もチャンスというのは増えてくるかと思いますし、ゴール前に飛び込んでいって合わせるっていう自分の形というのを出せれば、またそういうところを思い出せれば思います」
――思い出すといえば、昨年のホームでの鹿島戦、背番号9が輝いていて
「まあ、僕としても凄く印象に残る気持ちの良いゴールでしたし、サポーターのみなさんからも最近、『やはり昨年のようなゴールを』と言ってもらえるので、それだけ覚えてもらえるようなゴールを決められたことは嬉しいですし、ただ問題は次で決められるかどうかだと思うので、なかなか勝利にゴールで貢献できていない中で、早くゴールを決めて、チームのためにと思っているので、またそういう良いイメージを持って鹿島戦に入りたいと思いますし、あの試合も思い切ったというか、ミドルもドリブルも自分の中で前向きに決断できた結果だと思うので、そういったところを出せればと思います」
――暑さに負けない熱いムードを埼スタで
「本当にサポーターのみなさんがいつもそういった雰囲気を作ってくれるので、あとは選手がどういうプレーを見せるかだと思うので、サポーターのみなさんが熱くなれるようなそういったゲームを魅せられればと思っています」
――ぜひ、期待しています
「はい、頑張りまーす!(シャキッ)」
武藤選手のインタビューは、あす以降の〈You’re The REDS〉でお届けします
では
7月27日 「そう言われる前から自分達から出来ないと」
どうもです
大原での練習→レッズランドでの大人のためのサッカークリニック→レッズランドでの【第1回】中学生年代女子サッカー合同練習会「スマイルプロジェクト」という順で取材させていただきましたが、風の強さに助けられました
体調管理、気をつけますオフ明けのきょう、選手達は室内調整を経て午前9時45分頃、ピッチに姿を現しました
パス&コントロールを行うなどして、午前10時5分頃からは4対2でのパスゲームへと移ります
「強度という面ではもう少し上げたい。プレーしろ、休むな」(大槻監督)
単なる鳥かごでなく、ハーフラインを挟んだボールの行き来があり、縦パスの意識づけがされていました「立ち位置で解決できることはたくさんある。できないこともある。走るところを出して、頭を使って!」
午前10時20分、「息の上がった状態でのロングボール!」(大槻監督)でゲームに向け、状態を整えます
午前10時25分からは、11対11でのゲーム形式へ
フルコートの3分の2ほどのエリアで、1本目は2タッチノーリターンの制限がありました
「ハーフラインを意識して、押し上げよう。守備はボックスアウト。攻撃ではボックスでのアイデアを。ゴールゴールゴール」(大槻監督)
2本目はワンタッチの次はフリータッチでその次はワンタッチ+ノーリターンというルールでした
開始前に選手達がかなり近い距離に集められていましたが、その話は後ほど・・
3本目の開始前、「喜ばしいことに『強度を上げよう』と言ったらキュッと上がったね!」(大槻監督)
攻守において、ひとつの局面に多くの選手が関わろうとする、組織的な動きが増えている印象を受けます
また、激しさもさらに強まっていて、緊張感のあるゲーム展開でした 午前10時50分、「ピーピ・ピーピ・ピーピ」という笛の音で練習は終了
公式戦のないこの週末、チームとしての狙いがじわりじわりと浸透する、良い期間になっているはずです
◇◆◇汰木選手◇◆◇
――風があって、でもやっぱ暑い
「暑いですね、きょうちょっと、急激に・・しんどかったです(汗)」
――先日の3連休では韓国で英気を養ったそうで
「ハッハ!(笑)早いっすね情報が。やっぱわかるんすね!?そういうの。いやぁまあリフレッシュできましたね、久々に2日以上のオフだったので」
――森脇選手は蛸の躍り食いが美味しかったと話していましたが、汰木選手は
「はい。あのー、躍り食いは美味しくて俺も食べられましたけど、その前日に蛸の辛い有名な鍋みたいなのにみんなで行ったんですけど、俺だけ起きれなくて・・昼ご飯に俺以外みんなで行ったらしくて(苦笑)それがけっこうみんな美味しかったらしので、そうなんすよ、それだけちょっとショックでした(笑)」
――疲れてた
「疲れてました(笑)ちょっとオフだったので、多少は夜更かしをしてしまって、自分だけ起きられないっていう・・やっぱね、旅行って楽しいですけど、寝ること大事ですよねっ!」
――興梠選手という兄貴分
「そうですね、飛行機からご飯も。普段からそうなのですが、個人的に凄いお世話になっていて、今回も全部面倒見てくれて、凄い助かるというか、そういう先輩がいるのは本当に心強いですよね」
――プレーもそうですし、何か通じ合えているというか波長があっている?
「そうですね。何でですかね?本当に兄貴的な存在で、普段から頼りっぱなしですけど、あんま後輩といるイメージがないんですよね、興梠さんは。けど自分は凄い、いやすいというか、恐いんじゃないかと思っている後輩もいますけど、凄い色々とお世話になっています。めちゃめちゃ」
――興梠選手の抜け出しやマークを外す動きをうなぎに例えられもしますが、関根選手が汰木選手のドリブルをニュルニュルしたうなぎのみたいと表していたので、そのあたりも共通しているのでしょうか・・・
「ハッハッハ!(大笑)うなぎとは初めて言われました!ヌルヌルしているとは昔から言われますね。フッハッッハ。あいつもけっこう・・でもあいつはちっちゃいのにすっげえパワフルなんすよね、ガチャガチャしているというか、そういのは自分もちょっと、まあ出来たらいいなというか、そういうプレーヤーじゃないすけど、ちょっと羨ましいというか、手本にする部分もありますよね、ああいう勢い、相手の脅威になるというか、しゅびもそうですけど、凄いガッチャーンとスピードで行くので、そういうところは凄い参考にしています」
――本人はゴリゴリ系と
「あー!ゴリゴリ・・ガチャガチャ系って言うのもあれですけど、ぶつかったら痛い感じです」
――モモカンとか
「そうっすね!あいつにぶつかると痛いんですよ(笑)」
――ぶつかるという意味でも今、守備でさらに気迫のこもった“寄せ”をしているように
「そうっすね、やっぱり守備は今年というか昔からの課題ですけど、やっぱり今年から浦和に来てより相手のスキルも高くなった中でプレーしなければいけないので、今まで以上にやっぱり迫力というものが必要だと思うし、チームがどうしてもうまくいかなかくなった時に、個人的にボールを持たないと自分の特徴を出せないっていうシーンもあると思うので、自分で奪って自分で決めちゃうぐらいが最高のイメージで、まずはその奪うというところは凄い今意識してプレーしているので、そういうさっきのタカ(関根選手)の話もそうですし、凄いプレッシャーをかける選手が身近に沢山いるので、そういう選手から色々と今、勉強というか参考にしながら試していますね」
――きょうのゲーム、2本目が始まる前にかなり輪が小さくなって大槻監督の指導を受けていましたが、どのようなことが
「全体の強度をもう少し上げようという話がありました。6分3本だけだったので、『ダラダラやっていてもしょうがないし』という話だったので、2本目と3本目は高い強度で出来たと思うし、そう言われる前から自分達から出来ないと行けないと思うので、そういう話でした」
――以前からいつかレッズでプレーしたいと思っていた汰木選手にとって、鹿島との対戦というのは
「選手の名前を見ただけでわかる通り、本当に伝統ある歴史のある両クラブですし、最近鹿島も凄い調子良くて、というか毎年、凄い勢いがあって、技術高くて走るし、負けないサッカーというイメージがあるので、浦和もそういうイメージでしたけど、本当にそういう色んなプライドがぶつかる・・やっぱり盛り上がる試合だと思うので、そういう試合に絡むだけじゃなくて、そういう舞台で結果を残すために来ているのもあるので、非常に楽しみですね。相手が鹿島というのもそうですし、連勝しないと勢いに乗っていかない部分もあるので、凄い大事な一戦になると思います」
――ヌルヌルしたプレーがスタジアムを熱狂させるように期待しています
「はい(笑)ありがとうございます!」
汰木選手のインタビューと大槻監督の記者会見の様子は、来週の〈You’re The REDS〉でお届けします
長い1日でした
これからうなぎを食べに・・・
では
7月25日 「凄い良かったシュート」&「そうなるように全力で」
どうもです
16時から始まった午後練習
「ゲームよゲーム!勝ち負け!」
アップ後にはフルコートでの”The 紅白戦”が15分×2本で行われました
ここでは、1本目の12分に森脇選手のロングフィードを左サイドで受けたマルティノス選手がカットインから右足を振り抜き、ゴール右へのインスイングシュートを決めています
全体を通じて、バチバチと激しい音がダイレクトに聞こえてくるような、迫力満点のゲームでした
◇◆◇マルティノス選手◇◆◇
――きょうの午後は紅白戦が行われましたが、振り返っていかがですか?
「紅白戦やって自分のチームは基本的に全体を支配したと思っていますし、1対0になった後もしっかり相手を走らせてボールをしっかり握った状態で、もちろんミスとかもあったと思うんですけど、やっぱりこれ練習なので、そこを修正していくのも必要だと思いますし練習なのでどんどんどんどんチャレンジしていく必要があると思って、本当に良いゲームできたんじゃないかなと思います」
――チャレンジの中で特にこういった部分確認したかったことというのは
「基本的にはボール取った後ですか、自分達がボールを握っている状況で常に、前に前にパスを出していかなきゃいけないなと思っています。誰でも後ろに出すっていうのは簡単ですし、ただ後ろに出すと相手もどんどん前に出てきたりっていうのがあるんですけども、やっぱりそのゲームとかこういうきょうみたいな紅白戦の状態でプレッシャーがかかっている状態の中で、いかに前に出すか、紅白戦なので失うものもないですし、こういったものをどんどんチャレンジしていかなければいけないと思っています。我々は浦和レッズという強いチームなので、そこをしっかり自信を持つためにもこういった紅白戦という場ではしっかりチャレンジしていかなければいけないなと思います」
――素晴らしい走りと巧みなドリブルと技術の高い右足でのシュートが噛み合ったゴールだと思いますが、振り返っていかがですか?
「サイドにいたので、出来ることというのはほんと限られたものかと思っていて、まず最初に荻原が来たと思うんですけど、そこでしっかり相手がしっかりバランス崩れていたのを見て、股を通して岩武が来たんですけど、そこも右足に持ち替えて、取りづらい位置に置いてしっかり狙って打てたので、凄い良かったシュートだと思います」
――次はホームで鹿島との1戦ですが
「鹿島の試合はいつも難しい試合になると思いますし、彼らは伝統的に強いチームですけど、ただレッズも前の試合で凄い良い戦い方っていうのもしたので僕もチームを信頼していますし、良い試合になると思っています」
――チームの勝利もそうですがマルティノス選手の埼スタでのゴールも楽しみにしています
「僕も楽しみにしています」
――良いゴール観られて、ここに来て良かったです。次は公式戦でのゴール後にインタビューを
◇◆◇西川選手◇◆◇※午前練習後
「良い汗かいてますね(スマイル)」
――キラキラしてる
「ですね。気持ち良いですね!フーッ!」
――カメラも回ってますがもうバッチリ絵になっています
「なってますか?良かった(笑)」
――3連休はどんなふうに過ごしましたか?
「3連休は家族とゆっくりしたり大好きなミュージカルを観に行ったり、あとはプールに行ったりとまあ子どもも夏休みに入ったので、ゆっくりとリフレッシュができました」
――カメラ映えするのも、舞台を観ていた影響が
「やっぱりリフレッシュするのは非常に大事ですし、また今2部練習が続いていますけど、休んだ分しっかりとトレーニングしてまた31日のリーグ戦に向けて、良い準備が今できているかと思います」
――参考までにミュージカルは何を観に行ったんですか?
「ファミリー劇場っていうアラジンとバイオリンのオーケストラの話で、子ども向けの劇で非常に面白かったです」
――なるほど。きょうセットプレーやっていましたけど、そのへんはいかがでしたか?
「自分達の攻撃の部分でまだ点が最近取れていないというところで、手直しをするという意味で、監督からも指示もあり、きょうそういう時間を使えたのは、チームに取ってもプラスですし、試合に出ている人だけではなくて、出てない選手も一緒に共有しながらチャンスが来た時にしっかりと準備したことが出せるように、共通意識を持つ良いトレーニングができたんじゃないかなと思います」
――まだ早いですけど、鹿島戦向けたカギなどどういうところを大事に意識していますか?
「夏が来たので当然暑さというところがひとつ考えないといけないところでもありますし、試合当日ではなくて試合1週間前からしっかりと水分補給をして、体調を整えていくっていうのが、日頃のやっぱり努力っていうのが、意識付けっていうのが、当日試合で良いパフォーマンスに繋がってくると思うので、試合当日になって“さあやるか”ではなくてその前から良い準備を心掛けながら水分量を特に意識しながらやっていきたいなと思います」
――その鹿島の特徴など、何度も対戦している中で勝つためのポイントはどうですか?
「ちょっとしたことになりますけど、ちょっとしたことを疎かにしてしまうと結果に表れると思いますし、“走る戦う球際”そこはみんなで意識していることでもあるので、ジュビロ戦のようなしっかりとしたビルドアップをしながらホームで思いっきりやりたいなと思います」
――埼スタ劇場にすべくというか
「そうですね。夏休みに入って子供たちもたくさん来てくれると思いますし、まだ平日ではありますけど、あともっともっと3万人4万人5万人と自分達の結果次第でサポーターの方は来てくれると思うので、そうなるように全力で戦いたいなと思います」
――小栗旬さん似の美声でのWe are Diamondsを楽しみにしています
「ワッハッハ(笑)わかりました。頑張ります(スマイル)」
マルティノス選手と西川選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます
では
7月25日 「しかし今は、浦和のために戦う選手」
どうもです
オフ明け2日目の練習は、午前9時過ぎに始まりました
ウォームアップ後は、センタリングシュートを反復
「最終的なストライカーへの質」(大槻監督)
サイドでのトライアングルからフィニッシュへ至る流れですが、途中からはスローインでのスタートに
ここでは平川コーチが受け手がトラップしやすいような軌道を投げるよう、指導が入っていましたまた、中の選手へは、
「クロスが上がる前のラインブレイクがゆっくりではリアリティがない。要求しよう」(大槻監督)
そのアドバイスの後にファインゴールが決まれば、「さっきと全然違う!素晴らしいそういうこと!」(大槻監督)
2箇所に分かれ、同じことが行われていたこのメニュー
「浮き球はワンバンまで」(平川コーチ)
終盤には、各グループ毎に3分間で何点決められるかの競争が行われました
「スーパー!」(大槻監督)
興梠選手、槙野選手、ファブリシオ選手、鈴木選手らが豪快にネットを揺らす中、「基本に忠実・・」と自らに言い聞かすようにゴール前で待ちかまえたのは森脇選手
大城選手が上げたやわらかいクロスは福島選手にキャッチされ、顔面ボレー!?は披露されませんでした午前10時、全員がレガースを着用し、対人プレーへの準備が進められます
ロングパス&ヘッドで筋肉に程良い負荷を与え、午前10時7分からはセットプレーの連携確認を実施
「リスタートでも点を取りたい。真剣に真剣に真剣に真剣に!」
コーナーキック&フリーキックに取り組み、守備側はマイボールにしたあとのカウンター攻撃まで行う流れでした
ゴール前で強調されていたのは、「ボールに対するアタック」(上野ヘッドコーチ)
鈴木選手のゴール前での強さ、ラインアップコントロールなど”さすが”の印象ですサポート、ポジション、アプローチ、様々な面で良い動きを見せた選手を監督はきちっと見て、称賛の声がけ
選手も積極的なプレーとコーチングの発信で応えます
また、全体へ監督は、
「ゴールが欲しい、ゴールが。ゴールゴール!もう少し、決める決める」
「良いお互いの攻防がありました!」
「セカンドボールのあとまで集中」
「最後の一歩までもうひとつ寄せろ」
「役割をしっかりみんなで共有したい」
といった言葉を送っていました
午前10時40分、「ピピッピピッピピッ」という笛で午前練習は終了
「OKお疲れ!あと午後しっかりやろう!」(大槻監督)
この感じだと、午後はゲームでしょうか・・・
◇◆◇ファブリシオ選手◇◆◇
――暑い中すみません
「きょうは、かなり暑いですね。アブナーイ(笑)」
――3連休はどのように
「自分のケアをしながら次の試合向けて準備を進めるなかで、家族と一緒に過ごすことも出来ましたので、良かったです」
――先日お話になったご両親が来日
「両親が今、日本にいて、非常に日本を気に入っていて、喜んでいますね(ニコリ)」
――東京タワーへは行けましたか?
「ちょっと時間なかったですね。体を休めることを優先しました。この連戦のあと、また行く機会があると思います」
――ご自身の状態もさらに上がっているようで
「良くなってきています。周りともフィットしてきていますし、自分だけでなくチーム全体が良い方向へと進化していると思います」
――次、鹿島との対戦というところで、お気持ちはいかがでしょうか
「長い間、試合に出られなかった中で、次の試合向けてプレーできる状態にあることをまず幸せに感じています。日本で最初に受け入れていくれた鹿島というクラブへの愛情は、もちろん今でもあります。しかし今は、浦和のために戦う選手であり、鹿島のような素晴らしいチームと戦ってそこで勝利をおさめることが出来れば、浦和にとっても良いことであります。この対戦はビッグゲームになると思いますけど、浦和にとって良いゲームになることを確信しています。そして、浦和の素晴らしいサポーターが祭りのような雰囲気を作ってくれると思いますので、さらにそこがゲームを盛り上げてくれると思います」
――スペシウム炸裂で
「そうですね、久しぶりにお見せできればと思います。自分もゴールという形で貢献できればと思います。もちろん、毎回次の試合では決めようとは思っているのですけれど、この鹿島戦では必ず決めたいと思っています」
――幸運を祈っています
「ありがとうございます。みんなで試合のあと笑顔になれるように、“我々に幸運を”と思います(ニコリ)」
ファブリシオ選手のインタビューは、このあと19時からの〈You’re The REDS〉でお届けします
では
7月24日 「オリンピックを目指して頑張りたいなと」
どうもです
晴れたり雨が降ったり暑かったりの午前と打って変わり、風があって過ごしやすい午後の大原
あとは蚊が寄ってこなければ・・・
午後練習は16時頃に始まりました
ウォームアップ、パス&コントロールなどを経て、16時30分頃からはミニゲームを実施
ミニゴールを用いた4対4+両ゴール付近に1人ずつのフリーマンで、縦はハーフコート、横は15メートルほどでした
「前向き守備したあと前に出る。パススピードに気をつける。守備はプレスバックまでハッキリと」(大槻監督)
ゴール付近のフリーマンに縦パスを通せたらアタックゾーンに侵入し、リターンを受けてシュートという流れ
「パススピードで打開」(大槻監督)
中締めでくさびを入れさせない守備に対し、そこをかいくぐるべく3人目の動きを交えたコンビネーションで攻めるという構図です
「攻撃から守備がつながれ」(大槻監督)
駆け引きで頭をつかうので、プレーしていて面白そうでした
16時50分頃からは、ほぼハーフコートで正規ゴールを用いた7対7に移ります
「スライドをしっかりやる」(大槻監督)守備の距離感、ラインディフェンスに重点がおかれているようでした
加えて、
「攻撃、アクションないんじゃない!?キュッて動きを入れて欲しい」(大槻監督)
17時5分頃には一つの正規ゴールと2つのミニゴールが設置され、行われたのは2対1+GK
1人で守備をするフィールドプレーヤーはボール奪取に成功した際に、GKと連携してカウンター攻撃で両サイドに設置されたミニゴールを目指します
「苦しい時に、疲れている時にどんなものかわかるよ。守備しっかり!ゲームで出るぞ!日常が。何となくやっているとそれがわかる」(大槻監督)特に数的不利のディフェンダーはハードワークが求められる状況
「一生懸命なだけじゃなくて、どこにポジションを取るかの判断を」(大槻監督)
色々と、おっしゃるとおりです
攻めでは、「89分にこういうシーンあるよ。決めると勝つよ」の声に、
「はい!」(槙野選手)17時15分、ハーフコートよりやや広めのエリアでの、10対10のゲーム形式へ
「持ち出して変化をつける。守備、前から行け。疲れた時に自分をコントロール、オープンになった時にゲームコントロール。ゲームだから、勝ち負けです」(大槻監督)
選手達もハイテンション、ハイピッチでのプレーを持続していました
17時30分、「ピピッピピッピピッ」の笛と共に練習は終了
「アイスバスリセットで良いリカバーを。あしたまた良い練習しましょう。お願いします」(大槻監督)
◇◆◇森脇選手◇◆◇
――お顔にクリームが塗ってあるのは
「それはね~、ちょっと化粧しようかと思って!はーい、やっぱ美肌がモテるかと思うので、それでやりました」
――冴えてる
「冴えてますよ。良い感じッスね!」
――きょう再開したトレーニングもそのような感じで入れましたか?
「うー・・まぁリフレッシュして来たので、その3日間のオフでね、充電をしっかりしてパワーを溜めることが出来たので、そのおかげもあって、きょうも非常に良いトレーニングが積めたかというふうには思っています」
――何してたかは教えてくれない
「まあ3日間はゆっくりしてましたね、ゆっくり旅に出てましたね!」
――どこへ
「えぇー、内緒です!」
――えっ!
「韓国の方に美食をね!経験しに行ってきました」
――それがデトックスでお肌にも!
「そうですね、その意識もあるのかなというのはありますけどねっ!辛いものを食べて、やっぱ韓国はご飯が美味しいので、そういった意味でも非常に心もね、体も満たされたかなと思っています」
――特に美味しかったのは
「えーっとね~、蛸の躍り食い!めーっちゃくちゃ美味しかったですねっ!写真撮ったので、いつかインスタに上げようかなというふうには思っていますけど、いつも時差があって行った後ぐらいにいつも更新してしまいますけど、しっかりアップしたいなというふうには思います」
――吸盤
「吸盤、大丈夫でしたね。頭までしっかりといただいて、本当にまたすぐ行きたくなったというか、韓国には何回か行ったことありますけど、蛸の躍り食いというのは初めて食べました。美味しかったですね」
――タウリンが入っていて、滋養強壮にもなるでしょうから
「くわしー!蛸のエネルギーをしっかり美味しくいただいたので、それをやっぱね、蛸エネルギー、蛸パワーでピッチに僕らは還元しないといけないと思っているので、蛸のようにしっかり吸い付けるように、ディフェンスしていきたいなと思います」
――うまい!
「最初ちょっとね、アシストしかけてくれたので、それでアイデアが浮かびました!はい(笑)」
――辛い韓国料理ではチーズブルタックが好きです
「えーめっちゃ食べたい!どんなのですか?」
――簡単に言えば、鶏肉と野菜を赤くて辛い調味料で炒めた感じの
「いいっすねー!たまにやっぱそういう辛いのも欲しくなるので、今度食べてみたいなと」
――舌がヒリヒリしたとしても、ごま油のかかった韓国のり巻きを食べるとリセットされます。あくまで個人の感覚ですが
「えーそれ知らなかったです!詳しいっすね!何回か韓国に!?」
――行ったことないです
「凄いッスね、色んな知識。また教えてください」
――ところで最近、声がハイトーンになっていませんか?
「ほんとっすか?声変わりしたのですかね!?」
――シャウトしてる声が以前より良く聞こえてくるようになった印象です
「ほんとっすか?そうやって言ってもらえると嬉しいっすねー!特に声質が変わった気がしないですけど、やっぱ後ろからゲームを組み立てる。しっかり声でサポートしたいなと思いますけどね」
――全体もそうですし、自分自身のコントロールも
「そうっすね!」
――それが今できているからこそ、試合出場への欲というのが
「いんやもぉそれはそうっすよ!やっぱどの選手もピッチにね、立ってプレーしたい、ピッチに立ってもプレーできる、そういう状態ではありますけど、やっぱり常にそういう状態にしておかなければいけないので、そのモチベーションというのは高いですね。よくね、年齢年齢ベテランベテランって言われますけど、若い選手にね、誰にも負ける気はさらさらないので、そういうのはやっぱ、ピッチの上で表現しなくちゃいけないんじゃないかなと。プレーでしっかり示していきたいなというふうには思っています」
――鼻息荒くなる中、どう冷静に対処するか。役割として何をしなければいけないか
「まあね、もう年齢を重ねてきて、そういうところもある程度理解してきているつもりでいますけど、そういうバランスというのはうまく整えることができているのではないかと。困ったときは長谷部誠選手の著書【心を整える】を読まなければいけないなというふうには思いますけど、まだそこまでは行っていないです」
――プレーの中身を聞きたかったのですが、2タッチ縛りのゲームだとなおさら森脇選手の巧みさが際立っていて、あとは周りとの呼吸がどう整うか
「なんかね、すいません(汗)話が脱線しちゃって!なんか、諭されたような感じで(汗)」
――いえいえこちらの方も!だんだんと赤面
「ぶふぉっ(笑)あーのやっぱりね、タッチ数のね、少ない、そういう中でも判断速く技術を発揮しなければいけないトレーニングなので、そういうところはまだまだ僕自身も学ぶところがあるので、そういうのをしっかりピッチで表現していきたいなと。まだまだ自分自身もやるべきことはあるのかなっていうふうには感じてますけどね」
――イメージが合致すれば、技術は間違いないので・・。それと、大槻監督がよく「強そうに見せろ」と言っていて、その辺の立ち振る舞いは
「まっ、立ち振る舞いは大事ですけど、やっぱ強く見せてもね、芯の部分が強くなければね、やっぱり相手に脅威を与えられないというふうには思っているので、ただ格好つける、そういう選手でなくて、心の底から、芯からね、パワーを湧き出していける、そういう選手になりたいなというふうには思います」
――きょうは何の日か
「きょうっすか!?724・・・」
――来年の7月24日
「そうだオリンピック!思い出しました!は~い、素晴らしい日ですよね。1年は多分あっという間だと思うので、オリンピックを目指して頑張りたいなと」
――両サイド、センターバックも出来て
「いいっすね~」
――場合によ
「はーい」
――ってはボランチ
「いやぁ~」
――もありますし
「いいっすねーセンターベンチも出来ますし!」
――そうやって全体盛り上げて
「盛り上げてね!もうね、目指したいな(笑)めめ目指したいなと・・何で笑ってるんですかぁーー!?聴いてる方みんな笑ってると思うんすけどっ!」
――ワクワクの表情です
「あーのーしっかりね、選手である以上、やっぱ年齢関係なく目指したいなというふうには思っているので、しっかりプレーはしていきたいなというふうには思っています」
――目指してます!森脇選手がメダルを獲得してくれることを
「いやー嬉しいなぁ~その時はぜひね、会場に来てくださいよっ!」
――では良いムードで、引き続き
「オッケーすぅ!」
森脇選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます
では
7月24日 「周りの選手にも良い刺激を与えられる」
どうもです
梅雨明け!
とはまだ言いきれない感じでしょうか
午前中の大原は、雨が降ったり止んだりの典型のような空模様でした3連休明けのきょうは、2部練です
午前9時30分頃、選手達はピッチに姿を現しました
「しっかりと積み上げていこう」(大槻監督)
じっくりと体起こしを行った後はパス&コントロールに取り組みます
「何気ないレベルを上げよう」(大槻監督)
2タッチでのシンプルなパス交換、ワンツーが入ることもあればコースレーンが3角形から6角形になるなど、様々なパターンでした
「リアリティー持って、細かいところまでこだわって」(上野ヘッドコーチ)実戦で実践できるよう、常に意識を高く
「アイコンタクトでタイミング合わせて。目線で相手をずらして」(上野ヘッドコーチ)
「サポートね。角度とタイミング。強いボール入れて良いよ」(平川コーチ)
「逆のシャドーへ出すナナメのイメージを。ゲームであるよね!?これ。持ち出しにも角度をつけて、パスだけでなく持ち出しでも決まるぞ」(大槻監督)
選手達は良い汗を滲ませます午前10時20分頃からは全員がレガースを着用し、11対11でのゲーム形式に移りました
フルコートの3分の2ほどの広さで、2タッチノーリターンという制限有り
「意識は、ボールをつなぐ!速く顔を出す!相手陣地でのアイデアとアクション、自陣では押し上げをしっかりと」(大槻監督)
引き締まったムードでゲームは進行
午前10時30分頃、給水を挟んで2本目へ
「オフザボールの動き!頭を使おう、いつまで休めてる?そこに体は関係ないでしょ」(大槻監督)
午前10時40分頃、2度目の給水
「つないでいるだけでアイデアがない。アクションを起こして!守備は相手が2タッチでボールを離すからって寄せないのはどういうこと?押し上げのアプローチを」
といったように、3本目、4本目・・6本目まで行われましたが、再開前には必ず指揮官の的確な一声がありました「凄く良くなった。そういうこと!ハンドリング速く、持ち出して状況を変える。斜めの長いパスを使おう」
「ありがとう、良くなった。ただ、ゲームは勝たなきゃダメでしょ」
「もう一度言うけど、ボールホルダーの近くの選手が3つのアクション、関係性を」そういった指導をもとに選手達もコミュニケーションを取りつつ、イメージを共有
プレーにも妥協なしで、激しさも伴っていました
雨足が強まっても活気あるムードには何の影響もなく、午前練習は11時5分頃に終了
「OK!しっかりとほぐして、飯食って、午後やりましょう!お疲れでした!」(大槻監督)
お昼前には晴れ渡った大原
午後練習はさらに暑く、熱くなりそうです
◇◆◇柴戸選手◇◆◇
――3連休明け
「体と心をリフレッシュさせて次に向けてしっかりと良い準備が出来たかなと思います」
――どのように過ごしていましたか
「基本的には家でゆっくりしながら実家の方に顔出したり、のんびり過ごしたりしていました」
――お子さんもすくすく育って
「そうですね(ニコリ)順調に育ってくれてホッとしているところと、大きくなってきて改めて父親としての責任というか実感というのもどんどん芽生えてきているので、自分に出来ることを家族にしてあげられればと思います」
――抱き上げた時、それ以前より重たくなっていただけでも嬉しい気持ちに
「そうです!はい(ニコリ)本当、すぐに大きくなるので、その成長が目に見えてわかるので、日々嬉しい気持ちでいっばいです」
――まだ言葉が通じはしないけれでも
「まあ本当、今は言葉が通じないので、見ていてかわいいとか嬉しい気持ちになりますけど、言葉が通じるようになってきたらコミュニケーションも取れるので、もっともっと色んな面が見えてくるのかなと思います」
――先週まで世間では日照時間の短さが話題になって気持ちもなかなか晴れないようなこともありましたが、子どもには笑顔を浴びてもらえば明るく
「そうっすねー(ニコリ)やっぱ話しかけてあげたぶん、今は返ってはこないですけど、向こうはわかっていると思うので、沢山の声をかけてあげたいなと思います」
――磐田戦での気迫は素晴らしいものが
「自分の中でしっかりと個人としても準備しましたし、チャンスをもらっていた中で、再びそういった機会が来て、《もう一回つかんでやろう》という思いを持ちながらやっていたので、そういう面が色んな人から見えたというのを言っていただけたので、良かったとは思いますけど、やっぱり退場してしまうと意味がなくなってしまう面もあると思うので、そういうところはもう少し成長しないといけないと思いました」
――確かに、記録として残ると
「そこに目が行ってしまうと思うので、そういうのはなくしていかなければいけないと思いますし、チームにも迷惑をかけてしまうと思うので、あの点差だったからこそ、あの時間帯だったからこそ救われた部分はあるかと思いますけど、あれが拮抗していた場面だったりもう少し早い時間って考えると、本当にさらなる迷惑をかけてしまうので、そういうところはうまくというか、しっかりしなければと思うし、やっぱ体がついていけてない証拠だと思うので、そこはもう少しレベルアップしていかないと、まだまだやっていけないのかなと思いました」
――最近は練習を終えて引き上げてくる表情もちょっとお疲れ気味かなとも思っていたので、柴戸選手らしさが出たのはこちらも嬉しい気持ちで
「そうですね、やっぱり自分なんかのプレースタイルでいえば、一生懸命やることだったりチームのために走ることだったり、そういう気持ちの面というのが大事になってくると思いますし、そういうところを見せることで、周りの選手にも良い刺激を与えられるのかなと思いますので、そういうところは自分の良さだと思うので、もっともっとどんどん出していきたいなと思います」
――頑張るだけだったら誰でも出来るかもしれないけど、そこに的確な判断と技術が備わったプレーを出せているからこそだと
「そうっすね、まあ良い時っていうのは本当にクリアになっていますし、そういうところの整理がハッキリされているので、体が勝手に動くというか、必然的にそこに行くように体が出来ていると思うので、それが整理されていない時の方が少し問題があるかと思いますし、考え過ぎて動けないというよりは動いて考えて修正していければというふうに思います」
――次の鹿島戦でも柴戸選手を見たかったのですが、出られない分もチームの中で出来ることが
「練習からしっかりやることでチームとしてのレベルも上がってくると思いますし、逆に若い選手やフレッシュな選手がどんどん動いていくことで、他にも色んな選手達の良さであったりチームプレーとしての良さが出てくると思うので、まずは1日1日の練習をひとつひとつの練習のセッションを大切にやっていきたいなと思います」
――何か、きっかけをつかめたように感じます
「ありがとうごございます」
――偉そうにすみません!
「いえいえ、ありがたいです!(ニコリ)」
柴戸選手のインタビューはこのあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
では
7月18日 「残り半分、楽しみです」
◇◆◇西川選手◇◆◇
――暑くなってきました
「暑くなってきましたねー!(スマイル)暑さもまだ夏の暑さというよりもジメジメした梅雨独特の暑さで、何か、練習中は雨降って欲しいんですけどね・・降ってくれないっていう(苦笑)練習が終わると降るっていう(笑)サイクルに入ってきてるかなと思います」
――2日前の練習でパスゲームが活気づいていた時には空が明るくなって
「確かに!あの日はもう本当に熱かったですね!あのパスゲームはキーパーにとっては非常にフィジカル的な要素が含まれていますけど、あれをやることでコンディションはどんどんどんどん良くなっていっていると思いますし、やっぱり暑いから休むとかじゃなくて、暑いからこそ体をしっかり動かして厳しい夏の暑さに立ち向かって行かないといけないなと思います」
――左足でジャンピングラボーナのようなキックでつないだ時、工藤コーチもうなっていました
「あーあー!ですね~っ!やっぱ興梠選手も言っていましたけど、遊び心っていうのはサッカーでは非常に大事なことですし、遊び心を持つことで色々なアイデアも、色んなプレーも出てきて、楽しくなると思うので、結果やっぱそれがチームのためになるようなプレーとするのが一番理想ですし、ゴールキーパーとしてゴールを守る、カギをかけるっていうところを次も意識して、ゼロで終えたいと思います」
――自分がプレーするだけでなく、それを見てもらうのがプロサッカー選手
「そうですねー!今の職業というのはプロサッカー選手で、小さい頃からの夢が叶って、自分もやっぱ憧れていた立場から憧れられる選手になったというのは非常に幸せなことですし、まだまだね、子供たちの目標になれる存在でいたいなと思います」
――暑さに関連してですが、そういえば、何年も前からずっと思っていたのですが、西川選手は本当に半袖が似合うゴールキーパー!
「ありがとうございます!(スマイル)長袖はちょっと手首のところがゴワゴワして、寒い時は仕方ないですけど、基本的に夏は半袖で・・ただ日焼けがね、もう凄いです(汗)手首のグローブ焼けと半袖の肩の部分と。けどこれもゴールキーパーとしての勲章だと思いますし・・・まあ、タンクトップは夏に着にくいですけど、ちょっと(汗)日焼けしているところとそうでないところがハッキリするので、気をつけたいなとは思います(笑)」
――きのうも腕立て伏せを何度もしていましたが、そういった鍛錬が格好いいシルエットに
「そうですねー夏はもうしっかりね、鍛えて、水分もしっかり摂りながら体調管理というのをしていきたいですし、夏場の戦いは今もう始まっていると思うので、私生活でもこまめに水分を摂りながら万全の状態で試合に挑みたいです」
――夏本番になってからでなく、それ以前からいかに準備していたかが大事
「そうですね、蓄積っていうのがどんどんどんどん良い方向にいけばと思っていますし、水分量というのは本当に大事だと思っているので、みなさんも気をつけてください!(スマイル)喉が渇いていなくてもこまめに水分を摂る。そこの習慣はね、一般のスポーツしない方も心掛けて欲しいなと強く思います」
――準備という部分で、次の試合に向けてチームとして共有しているところとしては
「前節の反省を活かしながらやることが大切だと思っていますし、うまく監督を中心にフィードバックして自分達がしなければならないことをしっかり整理したのもそうですし、立ち返る場所があるというのはチームにとってプラスだと思います」
――今のチームにおける立ち返る場所というのはどういった
「前からプレスに行けない苦しい時間帯には相手を前に置いて中締めをして、まずディフェンスからというところ。流れが悪いときというのもあるでしょうが、そこでもうまくしっかりとした守備に立ち返るというところです」
――流行語は、「ラインアップ」ですか?
「ラインアップですねー、ボックスアウト、リスクマネージメント、そこは口うるさく言っていきたいですし、あとは味方を褒めて褒めてテンションを上げて、のびのびプレーしてもらいたいなと。そういう環境作りをゴールキーパーがしていきたいなと思っています」
――そしてキャッチしたあと、サイドの関根選手を走らせる
「そうですね。彼が入ることで、またチームにとってもプラスになりますし、彼の良さというのを引き出せるように見てくれている人に《懐かしいな》と思ってもらえればと。彼とは本当にタイミングで狙える部分はあるので、残り半分、楽しみです」
――優勝の目標がある
「そうですね!上の順位のチームも勝ち続けるというのは本当に厳しいと思いますし、自分達も勝っていかないといけないし負けられない立場なので、上位目指していくためには次のジュビロ戦というのは本当に大事ですし、自分達よりも下にいるチームから必ず勝ち点3を獲るというところを強く意識して挑みたいなと思います!(キリッ)」
西川選手のインタビューは、このあと19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
では
7月17日 「ああいった形が自分も大好きです」&「感覚っていうのはピッチに立てば思い出すと思うので」
どうもです
太陽の光を浴びた日は、聴きたい曲もお昼に食べたくなるメニューも変わります
磐田戦3日前のきょう、練習は午前9時頃にスタートウォームアップ後は、パスゲームや5対3→2対4と切り替わるカウンター合戦のような攻守練、10対10でのゲーム形式を中心としたメニューが行われ、午前10時30分頃に練習は終了しました
◇◆◇ナバウト選手◇◆◇
――エネルギッシュに素晴らしいプレーが出来ているように見えますけど、手応えはいかがですか?
「モチベーションは今、非常に高いです。まずメンバーリストに名前をまた連ねるために、もちろん前回外れて、ちょっとがっかりした部分もあるのですけども、そういったことがまた新たなモチベーションをくれたので、その分頑張っていこうという感じでいます」
――チームとしての戦い方がある中でその役割など意識していることはいかがですか?
「まずチームが最近失点ばかりしているので、前線からの守備もしっかりしなきゃいけないし堅い守備を意識してやっています。やっぱり守備的に守備一辺倒になるのだけではなくて、奪ったら前に早く行かなきゃいけないというのも意識しています」
――あの積極的なプレッシングは見ているこちらもパワーをもらえます
「ハハッ(笑)監督は僕が何をできるかというのを知っているので僕は常に準備できていますし、本当にいつ呼ばれても良いように常に準備しています」
「きょうはカウンターの練習があったのですけど、そのように前に早く行って、そのカウンターできるための選手が揃っていると思うので、なるべく早く前に攻めてそこからゴール決めるっていうイメージはできています」
――ナバウト選手のプレースタイルに合っている
「そうですね、ああいった形が自分も大好きですし本当に合っていると思うので、これからどんどんやっていければ本当に自分にチャンスがあると思っています」
――次のジュビロにはどんな印象を持っていますか?
「最近調子も戻してきたのかなという印象も受けますし、ジュビロは本当に良いチームだと思いますし、フォワードに外国人の凄い良い選手がいると聞いているので、ただあの相手が特に関係なく、我々どういうプレーをするかっていうのが何より重要だと思うので、そこにフォーカスしていきたいなと思います」
――次もアウェイゲームですけれどサポーターも一緒に戦いに足を運びます
「本当チームが結果をうまく出せていないですけど、その中でもしっかりチームを信じて応援をしてくれることを願っています」
――お子さんが
「11月に生まれますけど、奥さんも状態が良いですし、お腹の中の子供も状態が良いので、本当に楽しみでこれから11月に生まれるまでに凄く色々と楽しみにしています(ニコリ)」
――ありがとうございます
◇◆◇関根選手◇◆◇
――サポーターからも相変わらず人気者で
「人気者ですか?ありがとうございまーす」
――自分の新しいユニフォームを持っている方に何度か会っていると思いますけど、どうですか気持ち的に?
「まだ見慣れないですけど、本当にこんな早くユニフォーム買ってくれる人もいますし、そういった人の期待に応えたいなと思います」
――後輩もずいぶん増えている感じもありますけど、このチームで過ごしていてどう感じますか?
「ほんと充実していますし、今週から試合には出られるので、そこに向けて良い準備ができているかなと思います」
――準備というところで、先日は試合もありましたし、練習の中で出せている部分とかいかがですか?
「練習ではコンパクトなスペースでの連携をメインにやっていますけど、そこは自分が思い描いているプレーもできますし、ただスペースは広くなった時にそういった形が出せるかっていうのは、ゲームでしかわからないと思うので、そこをトライしてみたいなと思います」
――そうやってスペースへ走るであったりスペース突いていったりということもそうですけど、スペース使うようなパスとかっていう引出しも増えている印象が
「まあそうですね、自分が受ける場合もあるし、出す場合もあると思うので、そこは昔より上手く出せるんじゃないかなと思います」
――体が柔らかくなりました?
「硬いっす。はい、だいぶ(笑)」
――きょう、右で2人くらいかわしかけた時とかのあの“こなし”とか懐かしい感覚でもあり
「体は硬いですけど、自分のそれは良さだと思うので、体柔らかくなり過ぎると多分、キレがなくなっちゃうのかなと思います。感覚的には」
――踏ん張るとかっていうところである程度
「はい、柔らか過ぎると多分、汰木みたいになっちゃうんで、フフッ、ヒョロヒョロヒョロヒョロして(ニヤリ)」
――良いですね!久々の“関根節”炸裂で
「あいつのドリブルは面白いですね。見ていても凄いなと思います」
――風を切るような感じで
「なんか、ウナギみたいな感じですよね。にょろにょろしている感じで。プレッシャーをいなしているんでアイツは身体で、なんかあれですね(笑)」
――関根選手はねスイスイとそこを
「いや~自分はどっちかというとなんかゴリゴリタイプなんで、羨ましいっすね。そういうドリブルは(ニヤリ)」
――今、大槻監督のトレーニングを受けていて感じることとしていかがですか?
「コンパクトな時間の中で質を高めているので、そこのメリハリが凄いあるなと感じます」
――言葉で奮い立たせてくれていませんか?今の関根選手の内面っていうかを
「そうですね。まあどっしりしているので、ひとつひとつの言葉だったり、ほんとに身振り手振りだったりそういったところが凄い上手く使っているのではないかなと思いますけど」
――カウンターできついときでも関根選手が足止めずに頑張る姿とかも、勇気をもらっています
「ほんと試合でそういったプレーがね、大事になりますし練習でそれを出すのはなかなか難しいので、苦しい状況の時こそ練習で頑張らないといけないかなとは感じますけど」
――回復早くないですか?
「だんだん慣れてはきましたね!最初は1週2週が結構きつかったですけど、今はだいぶコンディションも上がってきたのかなと思います」
――そういうところで、ジュビロとのアウェイ戦が最初の出られる試合というところになりますけど、どんなイメージですか?
「まあ、本当に2年ぶりでもあるので、感覚っていうのはピッチに立てば思い出すと思うので、その感覚をしっかり感じながら・・今から力んでもしょうがないので、まだリラックスしてやりたいなと思いますけど」
――いろいろな表現あると思いますけどそのワクワクだったりドキドキとかっていう中で、平常心?
「そうですね。それをいかに保てるかが大事だと思いますしただ楽しみながらやらないと、自分の良いプレーは出せないと思うので、良いプレッシャーを自分にもかけながら、かけ過ぎずにプレーしたいなと思います」
――浦和レッズでプレーする意味、意義というのをどう感じながら表現したいか
「本当に、勝つために、このチームを勝たせるために帰ってきましたし、自分が勝たせられるように、しっかり結果を残さないといけないと思います」
――では、ゴリゴリで
「ゴリゴリで!ニュルニュルではなく・・・(ニヤリ)」
ナバウト選手と関根選手のインタビューは、この後23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます
では