どうもです
きょうは、『皇后杯 JFA 第47回全日本女子サッカー選手権大会 2回戦 vs スフィーダ世田谷FC』を3日後に控えた三菱重工浦和レッズレディースのトレーニングがメディアに公開されました
◇◆◇榊原選手選手◇◆◇
――今、丹野さんに何をからかわれて
「えっ、『しっかり喋れよ!』って。『喋りますよ』って言いました(笑)」
――関係性が・・・
「ラジオってわかってるからいじってきただけだと思います、はい(笑)」
――先日は経験したくないホームでの黒星。それを糧に今後へどうつなげていきたいか
「そうですね、ああやってレベルが一緒ぐらいのチームとの首位対決で勝ち切れる、切れないっていうのはけっこう大事にはなってくるのですけど、そこで全員が全力で最後までやっての結果だったので、やっぱり何かが足りないっていうのは多分、全員思っているはずなので、そこの足りない部分を残りリーグ戦がまだいっぱいあるので、そこでどんどん成長していきたいっていうふうには思って、自分個人としてはやっぱりレベルが高い相手になってくるとちょっとしたミスとかが増えてくるのでそういうのは練習から強度高くやればそういうミスっていうのもなくなってくるとは思うので、しっかり細かいところから意識していきたいなっていうふうに思ってます」
――足りない部分というのは、いつ答えが出るかわかりませんが、ひとつは確実性という部分?
「はい!そうですね、まぁチャンスが自分らもなかったわけではないので、そこを決め切れる決め切れないとか、失点のシーンはチームとしてやってきたことっていうのを全員が意識はしていたけど、やっぱりああいう混戦になってしまうと、ちょっとしたことで・・忘れたわけではないんですけど、やっぱり“ボールがボールが”となってしまうので、もうそこは根っこからしっかり全員での共通認識っていうのは持っていきたいなっていうふうに思っています」

――きょうのゲーム形式でも外で張って、待つだけでなく迎えに行く加減
「はい!」
――が良くできていたように
「はい!まぁ自分としては、サイドだけど今まではけっこう張って受けてっていうシーンが多かったんですけど、今はちょっと中からスタートするとか逆サイドの時に関わりに行くっていうのは、けっこう意識して、そこは練習してやっていきたいなっていうふうには思っています」
――菅澤さんに習った意識からなるシュートでゴールを決めれば、伊藤さんとのコミュニケーションで共通認識を高めるなど、このチームにいれば話しているだけでもサッカーがうまくなるような環境というか
「(ニコリ)はい!そうですね、サイドバックの選手も玲奈さんだったり有希さんだったり、まどかさんだったり色んな選手とプレーさせてもらって、色んな考え方の選手がいて、そういうのも勉強になりますし、自分の幅を広げるという意味では色んな選手とプレーできることは凄い経験ですし、しかも左サイドだけじゃなくて右も、中でもプレーさせてもらって、色んなポジションを色んな選手とプレーさせてもらえるというのは、喋る機会もそうですけど、プレーする機会っていうのも沢山与えてもらっているので、本当に感謝しながら自分の成長につなげていきたいなって思っています」

――みんな良い先輩ですが、水谷さんといる時の風景が見ていて特にほっこり
「あーはい!(ニコリ)アメリカの時からちょっと色々お世話してもらっているので・・(笑)自分がけっこういってるっていう感じですけど、でも本当に全員凄い良い人で、本当にこんなチームなかなかないと思うので、本当に感謝しかないです」
――練習後、水谷さんとドリブルでの1対1勝負をよくしていますが、あれも良い時間
「そうですね!有希さんとはけっこうさせてもらって、有希さんもけっこう快く!?(笑)引き受けてくれるし、自分もお願いしやすいので、そこで色々なことができて、そうやって1対1をやっていると色んな選手も『一緒にやろう』って言ってきてくれるので、そこで色んな選手と1対1をする機会っていうのも作っていけたらなって思って、それでやっぱ試合になると前半で(左右が)変わるとかそういうのもあるので、抜き方とかは固定せず、相手を見て変えられる選手になりたいなっていうふうに思います」
――水谷さんは何でもできて、一緒にプレーしていてビックリなのでは
「本当にサッカー感が有希さんとか美紀さんとかけっこう似てるので、その似てる選手とプレーする時は本当にやりやすいというか、でも全員やりづらいとかでもないですけど、色んなアイデアとかが増えて来るとか逆に引き出してもらえることが多いので、自分のことを使ってくれる選手や引き出してくれる選手っていうのは、言い方が難しいのですけどあんまりいないとは思うので、そこは本当に大切にしていきたい関係、コンビネーションではあります」
――サッカー感で共鳴する部分を言葉にするなら
「うーん、まあ、受けるテンポとかは相手に離れた“この瞬間”とかあるんですけど、その瞬間がやっぱり合うっていうのはサッカー感が似てるからなのかなっていうふうに思います」

――例えが正しいかわかりませんが、手押し相撲で相手の力の入り加減と体使いのタイミングで行くというか
「あーそうですねっ!そうですね、本当にそうで、『相手の体の重心がちょっと前だから今のは背後だよね』とか、そこまで見えている選手がここのチームは本当に多いと思うんですけど、細かいところまでより見えている先輩なので、本当にそこは、『あっ!そうだよね!?』みたいな(笑)感じになることが多いです」
――しばらくは色んな選手が出番をつかんで新しい組み合わせも試合の中で見られるかもしれない
「はい、そうですね次も皇后杯で、なでしこリーグのチームと対戦しますけど、絶対に負けられない相手ではあるので、新しい組み合わせだからといって、情けない結果にはならないように、勝つっていうのは当たり前ですけど、内容とかも含めてしっかりこだわっていきたいなと思います」

――スフィーダの印象
「あまり対戦したことがないので・・・」
――ただ、あちらの立場、《上の存在を倒して》という強い気持ちはわかる
「そうですね!WEリーグでも自分たちは上位のチームではあるので、そこで本当に逆に相手チームは失うものはないという気持ちで、全力で来るとは思うので、そこで自分達の日ごろの強度の高さっていうのをしっかり見せつつ、自分たちがやりたいサッカーっていうのを新しい組み合わせであっても、そうじゃなくてもしっかり全員で表現していきたいなっていうふうには思います」
――そういう中で、また榊原さんの新たな一面が見つかるチャンスかもしれない
「はい!そうですね、攻撃のチャンスメークっていう部分で言えば、自分自身の得点と言ったらなかなか出せていないので、そこも後半戦に入ったし皇后杯、カップ戦、そこでしっかり得点にも、もうちょいこだわって、チームの勝利にしっかり自分の結果として貢献できるようになりたいなっていうふうに思っています」

――榊原さんにとって、あの会場での試合というのは
「あーそうですね!それはもう高校の時から県大会の決勝とかそういう大舞台というんですかね、で試合した記憶があるので、そこはしっかり・・多分、静岡で観に来てくれる人も多いと思うので、自分にもし出場機会を与えてもらえるのであれば、しっかり全力を出して結果を残したいなって思いますし、今、兄がプレーしているホームグラウンドでもあるので、《何かの縁かな!?》って思っているので、しっかり結果を残して、家族も観に来てくれるので、家族の前でしっかり結果と勝利と、あとは本当に楽しんでもらえるようなプレーをしたいなって思います」
――あの会場での思い出
「藤枝順心と・・たしか…でもあれは?・・・」
――まあ、懐かしの地ということで
「静岡でのアウェイですが、しっかり自分達もスタジアムで面白い、盛り上げられるプレーをするので、本当に現地で!無料なので!ぜひ、みなさん観に、そして応援に来てくれたら本当に心強いので、お願いします!」
――プライスレスな思い出を。そして頂点へ上り詰めていきましょう
「はい、お願いします」
榊原選手のインタビュー全容は、きょう木曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
では
