どうもです
きょうは、『皇后杯 JFA 第47回 全日本女子サッカー選手権大会 3回戦 vs伊賀FCくノ一三重』を4日後に控えた三菱重工浦和レッズレディースのトレーニングがメディアに公開されました
◇◆◇高塚選手◇◆◇
――上向いてきてますか?
「はい!良い感じに、上げられてきてます」
――こちらもそう見えてますよ
「ありがとうございます!(笑)」
――7月にお話を聞いて以来で、あっという間に
「そうですね、あと一ヶ月と少しで今年が終わっちゃう」
――その間、色々なことを経験
「はい!そうです!やっぱシャドーで始まって、今は楓佳が抜けたところのアンカーもやりつつ、練習ではサイドバックとかに入ることもあって、色んなポジションを経験できて、自分の糧になっています」
――発見できたこと
「やっぱ自分は守備の強度とか球際の強さっていうのが強みであるのかなっていうのは思ってきています」

――昨シーズンは特にスピードの部分とか裏抜けにこだわっていて
「はい」
――そこも良いけど、高塚さんの長所って《強さだよな~》と思いながら話を聞いていたので
「(笑)まあ、そこの裏抜けとか運動量っていうところにプラス、強度っていうところに気付けたので、そこもしっかり、さらに他の人と違いを出せるようにしたいなぁとは思っています」
――そこの豪快さなどが良いので
「(大笑)ありがとうございます!」
――1周回った感じ?
「そうですね!一周回って、そこに気付きました」
――散らかってた間もあったけど、見つめ直せた
「はい!今はもう、明確になって取り組めています」
――良かった~…活躍してくれなければ困る存在なので
「ありがとうございます(ニコリ)」

――ケガもあって、コンディショニングでも学べたことが
「そうですね、練習前に色々刺激入れて、テーピングもこれからしてみようかなとか、痛めないためにっていうのを学びました」
――万全なら何よりですが、そういった選手もなかなかいないので
「やっぱ、みんなどこかしら何か持っているものがあるので、《あっ!こういうことか》みたいな!?ちょっとわかりました(苦笑)」
――ただ悶々と過ごしてたわけでない。開幕でスタメンに名を連ねたのは良かったものの、その後は気持ちの面で整理するのも大変だったのでは
「やっぱ、スタメンで出ることが少ない中で、まぁ、ちょっと・・・なんだろうな?まあ、ネガティブにはなっていないですけど、そこにどうやったら取り戻せるか、そういうのを考えながら今は取り組んでいます」
――どうすれば良いんですか
「やっぱ、守備の強度(吹笑)とかだったり、チームのためになるようなことをもっともっと増やせていけたら多分、いけると思うのでそういったところでチームが楽になるためにかとかを考えながらやっていきたいと思います」

――高塚さんの良いところは、辛い時もあるでしょうけど常に明るく
「はい!」
――周りも照らしてくれるというか
「『はい』って言っちゃったけど、全然全然(照笑)」
――そういうのは見てる側が感じることなので
「ありがとうございます」
――そこも良い方向に”回ってくる”
「焦りはないので、自分とどれだけ向き合っていけるかっていうところなので、自分自身、開幕の時よりも全然成長していると思いますし、そういったところを発揮できたらなと思っています」
――練習後に居残りで繰り返していたフィードキックは、発射台のイメージですか
「(笑)そうです、それこそチームがちょっとキツい状況の時に、1個あそこで広げられたら攻撃の起点になるし、楽になるっていうところで練習しています」
――高塚さんの強キックはシュートの時もそうだけど、腕の振り方が格好いい
「(大笑)いやいやいやいや、全然ですよ」
――ピンってナナメに伸びるじゃないですか
「そう教わったので、しっかり開いて(実際にモーションを交えて)もう癖ですね、小学校の頃から」
――ゲーム形式を遠くの方で見てても高塚さんがシュートを狙った時はわかる
「(しばらく笑)あらいがとうございます」
――チームのここまでの戦い。全勝できていないということは、まだ改善や向上すべきところがある
「やっぱ相手が引いてきたり前からハイプレッシャーで来た時にどうするかっていうところを試合の中で改善策が見つけられていないことが多い時が苦しい試合とかになっちゃっていると思うので、外から見てとか中に入った時とかに・・・基本、”相手がこう来たらこうする”っていうのがサッカーはあると思うので、そういったところを自分で考えてやりつつ、周りにも『こうしてみようよ』とかを言っていけたらなとは思っています」
――日々の練習でも出られない選手がどう振る舞うか
「はいはい!」
――高塚さんは模範的
「(照笑)もう、それは出られていなからこそ、出てる人達に対して《思いっきりプレッシャーをかけてやろう》みたいな(笑)みたいなのはあります。それが試合になった時に練習からやってることが出ると思うので、そういったのも考えながらやっていきたい」
――いいぞいいぞ、です
「(笑)」
――膠着した時の打開策があって
「?」
――バイタルでこぼれた浮き球を拾ったとき、高塚さんはトラップが大きくならないから、すぐにミドルを、あの左にドライブがかかる弾道のシュートを。あの軌道、好きなはず
「好きです(笑)ちょっと浮いたのをドカンッ!っていくのがこぼれ球を狙っていきたいと思います」
――炸裂
「はい、頑張ります」
――伊賀戦で、もし固められたらそういった局面が
「はい、しっかり落ち着いて自分のやるべきこと、球際だったり運動量だったりっていうところをハッキリさせて、その上でチーム全体で戦うっていう意識で声をかけて、コミュニケーションを取ってしっかり勝てたらなと思います」
――なかなか高塚さんを見られず、時々ケガをしていて、それらがわからず、どうしてるんだろう?って思ってる方もいるはずなので
「しっかり成長してますので、その姿を見せられるように頑張りたいと思います!よろしくお願いします」
――そうなっている高塚さんを私は見ていますから
「はい!ありがとうございます」
――活躍してくれないと、嘘をついてるみたくなるので、頼みますよ!
「(大笑)はい!頑張ります!」
高塚選手のインタビュー全容は、きょう水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
では