9月17日 「本当に痛いところが消えるくらいのアドレナリンが出る」&「街全体も明るく見えるように」

どうもです

オフ明けのきょう、午前9時15分頃に始まった練習は、ポゼッションゲームやビルドアップからフィニッシュに至るまでの連携確認などが行われて、午前10時45分頃に終了しましたPXL_20240917_025048972-

◇◆◇西川選手◇◆◇

――相変わらずの暑さの中、良い感じにできている

「そうですね、少し涼しくなったなっていう体感温度なので、非常に気持ちいい環境の天気のもと練習ができているかなと思います!(スマイル)」

――その笑顔を見るとこちらの気分も良くなる

「そうですねもう、楽しくメリハリを持ってトレーニングがみんなできていますし、マチェイ監督のもと非常に集中してトレーニングもできていますので、前節の勝利からすぐ切り替えてみんなでまたFC東京戦でリベンジするために準備をしていきたいなと思います」

――切り替える前に、ガンバ大阪戦の振り返りをお願いできれば

「やはり自分たちは今シーズン入って表現できなかった部分を、なかなか表現しづらかった部分というのを全員が示したと思いますし、それはもう戦術というよりは、闘う気持ちや切り替え、球際、セカンドボールっていうところ、本当にサッカーの本質を大事にして相手に勝つ、ひとつひとつ勝つっていうところを試合の中で出せたことがやっぱり勝利につながったと思うので、この感覚っていうのは忘れずにしっかり次も、またその次も出せるように準備していきたいなと思います」PXL_20240917_024245730-
――シーズンが始まった頃も「球際」については話していましたが、どのように変化したのか「やはり自分たちがやっていく中で、結果が出なかったり難しい時期というのを過ごしたんですけど、その中でも自分たちの方向性というのが、やはり、ひとつになっていなかった部分があるんじゃないのかなっていうのは、振り返ってみると思いますし、その時は気づけなかったことを時間が経って気づけたっていうのは、ひとつ大きなことだったと思うので、気づけなかったっていう悔しさっていうのもありますし、よりこう・・・勝った試合のあとというのは、本当に大事になってくると思いますし、“勝ったからOK”じゃなくて、勝った中にもなぜ勝てたかっていう理由がやっぱりしっかり入っていると思うので、そこをしっかり見つめ直しながらFC東京戦も戦いたいなと思います」

――そのようにしっかり現実を見るのも当然ですが、ガンバ大阪戦のあとは西川選手の名前が最初にコールされて、達成感というのが

「やはり選手が一番、ファン・サポーター、応援してくださる方に勝利を届けたかった試合だったので、挨拶に行った時、ガッツポーズをした時にファン・サポーターの方が応えてくれたっていうのは凄く嬉しかったですし、町田戦も本当、あと一歩のところで勝利を逃して悔しい思いをさせてしまったなっていう想いがあったので、何としても早く勝ってここか残り試合、全部勝つんだっていうところ、そういう勢いを皆さんにプレゼントしたかったというところはありますね」

――キャプテンマークが、なおさらその責任感を

「まぁ僕は、キャプテンマークがあってもなくてもこのチームに対してこのエンブレムをつけて闘っている以上、責任を持って闘いたいなって思っていますし、最後まであきらめるようなことは絶対にしたくない。そこはファン・サポーターが一番望んでいることだと思いますので、可能性がある限りどんどん上を目指して今のこの順位では誰一人満足していないですし、ここから終盤にかけての戦いって本当に大事になってくると思いますので、そういった意味でも勝ち続けたいなと思います」PXL_20240917_024258014-

――ヘグモ前監督と築き上げたものも活かしながら

「そうですね、ボールを持たないといけない時にしっかり持つというところはヘグモ監督の時にもできていましたし、結果が出ていないなりにも手応えというのを感じていた部分があったので、全部が全部悪いわけじゃなくて、やっぱりその中でも収穫を選手も感じていた部分もあったので、これからそれを活かしながらどんどん上に上がっていきたいなと思っています」

――ガンバ戦でのパスからもそのメッセージが伝わってきました

「そうですね!まあ、ガンバ相手だと、相手のウィークな部分というのは明確にあったので、そこは自分のストロングなところと、《突けるな》って思っていたので、自分の判断で試合を楽しめることができました」PXL_20240917_024326710-

――原口選手も楽しませてくれてますか

「いやぁもう、移動中もずっと隣なんですけど彼は…もう『早く試合がしたい早く試合がしたい』と新幹線で大阪着いたら試合したいっていうぐらい鼻息荒くて(笑)でも彼が入ってチームは本当に良い雰囲気になったと思いますし、彼がやっぱり勝利に対する姿勢っていうのを練習から見せてくれていますので、やはりそういった意味では10年前の元気と今の元気っていうのは、だいぶ大人になったなっていうふうに思います」

――サッカー小僧的な部分は失わず

「いや~もうサッカー大好きです、ほんっとに、しつこいぐらいに『サッカーしたい、試合したい、早く埼スタで試合がしたい』・・この前のガンバ大阪戦が終わって、勝ったから『これで、満員入ってくれるだろ!』とかつぶやいていたので、元気が『点を取る』とみんなに言ってくれたら満員になるだろうね、という話はしました」

――そして西川選手がシャッターを降ろす

「そうですね、彼がホームに帰ってくるというのは本当、ファン・サポーターの方が楽しみにしてくれると思うし、マチェイ監督も帰ってきて、そういった意味でも注目される試合にもなってくると思いますし、元気は結果を出せる選手でそういう力を持っていると思いますので、チームメイトとしても期待しています」PXL_20240917_024310234-

――FC東京戦のポイント

「やはり相手は前に速い選手がいますので、リスクマネージメントは徹底して、一本も許さないように声をかけていきたいなと思いますし、練習でしっかりそこは調整して合わせていきたいなと。あとはシュート打たれるにしても、打たせる場所だったりシュートコースを限定するとかそういったところはもっともっと良くなっていくと思うので、そこは練習で合わせていきたいなと思います」

――こないだ交錯して痛めた箇所は大丈夫ですか

「大丈夫です!もう、アドレナリンが出ていますので、気持ちで何とかなります(スマイル)」

――次もそのアドレナリンをサポーターがさらに高めてくれると

「そうですね、本当に痛いところが消えるくらいのアドレナリンが出るので、そこは本当にファン・サポーターの方にも感謝していますし、一緒になってまた勝って、[WE ARE DIAMONDS]を歌いたいなって思います」PXL_20240917_025046744--

――西川選手のチャントも

「そうですね!みなさんに歌ってもらえるように僕はピッチの上で頑張ります!(スマイル)」

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◇◆◇大久保選手◇◆◇

――精力的に良いムードでトレーニングも

「うー・・・まぁ暑いですけど、本当に、ただ、先週久々にね、勝利できたので、雰囲気は良いのかなと思います、はい」

――その勝利に大いに貢献したのでお話を聞かせていただこうかと。率直に振り返って

「うーん・・まず、やっぱり勝てたというのは凄いホッとしているし、チームとしても2カ月ぶりぐらいの勝利だったので、すべてが凄い良い感じで終わったわけではないですし、課題は凄いありますけど、ただ、1-0で守り切って勝てたというのは、アウェイで今上位のガンバに対しては上出来かなと思います」

――特に大事にした戦い方

「うーん・・まぁ守備をやっぱり1週間練習していましたし、マチェイさんのところで僕自身は昨年もプレーしていましたけど、しっかり戻るところに戻るとか、切り替えをしっかりする、全員がハードワークするチームのために闘うっていうところを試合前から全員が意識していたと思います」

――点を取らなければ勝てない競技で、そこで起点として見事に貢献

「ま、起点になれたことは良かったなと思いますけど、追加点をね、自分が奪えなかったことで苦しくなったのかなと思いますね」

――その意識がさらなる向上を

「もちろん、そこでしか価値が付かないと思っているので、ああいう起点の部分はもちろん評価はされますけど、名前が載ることはないですし、そこを追い求めてるわけではないので自分自身も。やっぱり数字のところは意識してしていますね」PXL_20240917_021421766-

――ヘグモ前監督と築き上げてきた良い部分があのシーンにはあって、パスの選択肢も多かったはず

「ヘグモさんの時には、どんどんどんどん『プッシュ、プッシュ』って言ってドリブルで相手に近づいていって、引き寄せたところに良いタイミングでパスを出すっていうのはかなり意識されていましたし、そこは良い形で現れたので、もちろん寂しい気持ちはありますけど、無駄ではない時間だったと思います」

――スコルジャ監督が戻ってきただけではなく、このチームが進化していることを結果でも示した

「そうですね、戻ったってなるとちょっとネガティブな部分も多少あったと思いますし、ただ、あのように勝つことで、すべて証明できるというところがあるので、ここから積み重ねて勝つしかないかなと思います」

――ご自身のゴールのためには、さらにどういったことが必要か

「うーん‥まずは少し守備の時間が長かったので、全体的に体力的にもカウンターに対してちょっとこう、力が尽きている部分があったので、ビルドアップからボールを保持する時間が増えて、もう少しボールを持って試合をコントロールできれば、もっと良いチャンスができるのかなと思います」

――おっしゃる通りで、そこでためを作るキープをしてくれるのが大久保選手で、みんな助かる

「それを自分やらなければいけないところもありますし、チーム全体で共有して、きょうもビルドアップの練習をしましたし、どんどんどんどん良くなっていければ良いかなと思います」PXL_20240917_021703851-

――次、FC東京の印象

「前節、4得点をして勝っていますし、移籍した選手もいますけど、前回の対戦では《良い回し方をするな》っていう印象があったので、まぁただ、ホームなのでしっかり叩きたいなと思います」

――行くところと行かないところの判断なども前にいる大久保選手が基準になることも

「時間によりますし、最初は前から行って、その時のアクションでチームとしても行けるのか、それとももうちょっと後ろで引いた方が良いのかっていう判断になると思うので、そこは自分もだし後ろの声をよく聞いて全員でコミュニケーションを取って決めていきたいなと思います」PXL_20240917_021941389-

――埼スタでそろそろ

「ジュビロ戦以来で、やっぱ勝つことが大事だなと思いますし、勝つだけで、なんか街全体も明るく見えるようになるというか、あるので、そこの義務はあると思います」

西川選手と大久保選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

では

9月12日 「レッズ入って14年が経つので」

どうもです

2024-25 SOMPO WEリーグ 第1節 vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザを3日後に控えたきょう、三菱重工浦和レッズレディースの選手たちはハツラツとした様子でトレーニングに励んでいましたPXL_20240912_014702334-

◇◆◇長嶋選手◇◆◇

――開幕を前にしての心境

「そうですね、まぁうちらはカップ戦がなかったので、開幕が遅かったんですけど、いよいよ開幕するという楽しみな気持ちが強いです」

――楽しみになるような良い準備ができた

「そうですね、まあ、試合がない分、そこで強度の高い練習なども積めましたし、準備期間は長かったんですけど、ケガなく良くコンディションを上げて来られています」

――ご自身、意識して取り組めたこと

「そうですね、自分は守備の選手なので、まあ‥守備の強化っていう部分ではどちらかというと自分はビルドアップ系の守備の選手だったので、それだけではやっていけないので、守備の意識というのを凄い高めてやってきました」

――まずはしっかり後ろが安定してという意識が強い

「そうですね、まずは失点ゼロで抑えたいですし、誰が出ても勝ち切れるチームというのを目指しているので、そこをしっかりやっていきたいと思います」

――水谷選手のケガもありディフェンスラインの組み合わせが変わる

「まぁゆ有希さんはけっこう左で組み立てるタイプなので、美紀さんと自分がそこに入ったら組み立てをメインに左は作って、右で勢い良く攻撃をできたら良いなって思います」

――こういったところを見せられたらっていう楽しみ

「個人的には最終ラインからゴールにつながるようなボールを前に配給すること、守備の面ではサイドをやらせない1対1のところを自分1人でも取り切るというというところを見てもらいたいのと、チームではハイプレスをかけていく中でしっかり前線で取り切って決め切るというところを見て欲しいです」PXL_20240912_014123925-

――そして、“きょう(9月12日)”という日は

「きょうで26歳を迎えたので(ニコリ)26歳もしっかり、アジア、リーグ、カップ戦、全部の優勝を獲れるように頑張っていきたいと思います」

――先ほど、チームメイトからは歌も

「そうですね(ニコリ)まあチーム全員が祝ってくれて凄い嬉しい気持ちです」

――ずーっとこのチームにいて・・26歳

「そうですね、レッズ入って14年が経つので、若手じゃなくて中堅の立場になったので、先輩についていくじゃなくて、若手の選手たちを引っ張っていけるようなそんな選手になっていきたいです」

――良いお手本がいる分、よりその思いも強まって

「そうですね、先輩方みんな良い方なので、そういう人たちになれるように、自分も《良い人》って思ってもらえるように、頑張ります!(笑)」

――長嶋選手は色んなポジションをできる強みがありますが、そこプラスどのように殻を破っていくか

「まぁそうですね、色んなところができるのは長所なんですけど、まぁ、そこで固定されないので、なんだろな…毎回違ったポジションで全部が中途半端なレベルになってしまっているので・・全部のレベルを底上げできるようにもっと頑張っていきたいと思います」

――キックが鍵に

「そうですね、今シーズンは左のキックもかなり練習して、オープンで持って縦に蹴るっていうことが少し(笑)できるようになったので、そういった部分でも左でも右でも良いボールを蹴れるように、これからもっとレベルアップしていきたいなっていうふうに思います」

――それでまずはベレーザを驚かせようと

「そうですね、まあ・・・(笑)そこから攻撃につながるようなチャンスメイクができたら嬉しいです」

――西が丘

「まだ、レディースに昇格してから1点しか決めていないのですけど、そこのグラウンドが西が丘での1点だったので、セットプレーなどで自分でもゴールを取れるように頑張っていきたいです(ニコリ)」PXL_20240912_014705791-

――その時も「おめでとう」を伝えられればと願っていますが、改めて、共に闘う方々へメッセージを

「そうですね、開幕までレッズレディースは良い準備をしてきているので、みなさんも凄く開幕を楽しみにしていると思うので、いつも通りですけど、熱い応援よろしくお願いします!」

――お誕生日おめでとうございます

「ありがとうございます!頑張ります!」

長嶋選手のインタビュー全容は、きょう木曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

では