どうもです
きょうは、『2025/26 SOMPO WEリーグ 第14節 vs アルビレックス新潟レディース』を4日後に控えた三菱重工浦和レッズレディースのトレーニングがREX CLUB会員の当選された方とメディアに公開されました
◇◆◇高橋はな選手◇◆◇
「寒い中ありがとうございます」
――そんな気遣いまで
「(笑)いや全然」
――きょうぐらいだったら
「きょうはまだ暖かかったですね。(雲が出始めた)今の方が寒いですね、練習終わりの方が」
――風がなければ何とか
「本当にそう」
――先輩方は夜に練習していた
「はい」
――そんな中、高校生の高橋さんがチーム状態が良くない時に練習参加してドリブルでぶち抜きまくって点を取りまくって
「(大笑)そんなこともありましたっけ!?はい(笑)」
――今はキャプテンになって、当時から見させていただいてありがたい限りです
「こちらこそありがたいです(笑)」
――まずは、先日なでしこジャパンが年内の活動を終えて
「まぁ代表は代表でトライしていることがあって、カナダ戦でいえば年内最後の試合を日本でやって勝利できたことは凄い良かったと思いますし、その中で自分自身が代表の中での役割もそうですし、カナダを相手にして、普段レッズでやっていることのチャレンジができたかなとは思うので、その部分は凄く良かったですけど、それだけでなくて課題も沢山まだまだあるので、そこはもっともっと向上していくためには日々の積み重ねだなと改めて感じました」
――堀監督のサッカーとニールセン監督のサッカーとでリンクする部分も増えた
「システムが似ている部分もあるので、もちろんチームのやり方はまた違いますけど、その部分で”ここにひとがいるだろう”っていう、何となくの立ち位置っていうのは普段から見えている景色と似ている部分もあったし、それとプラスしてやっぱりレッズも代表もボールを保持するというところ、あとは攻守においてアグレッシブに行くというところは似ている部分もあるのかなと思うので、相当、活きたなと思います」
――”ここにいるだろう”ロングキックがどんどんうまくなっていて
「(笑)全然です」
――ウイングにボールが通った時に、何か始まるぞという雰囲気になるのが今のサッカーの面白さで、その発射台が高橋さん
「(笑)まあ、そうですね(照笑)やっぱり仕掛けられる選手達がサイドにはいるので、やっぱりそこへ通るまでのそれこそ”ボールが渡るだろう”のところから楽しんでもらえるようなキックを自分も見せていきたいし、そこの精度をもっと上げていければこのチームの攻撃の幅も広がっていくのかなと思います」
――能力を五角形にして現す場合、全部満遍なく大きくしているのが高橋さん
「本当に全然まだまだですけど、自分の理想は全てできることなので、そこに向かっていくだけかなという感じです」
――今、伸びていると感じる部分
「なんだろうな?・・・でもビルドアップのところは本当に昔よりは少しは成長できたのかなと思いますけど、でも本当に下ッ手くそだなぁと毎日思います(苦笑)」
――「謙虚さ」が上がってる
「いやいやいやいや!全ッ然本ッ当に下手くそで」
――DFラインのコントロール、日頃のチームへの働きかけなど「統率力」も上がっている。代表の話に戻ると、昨オフに移籍した遠藤優さんや石川璃音さんは元気でしたか
「元気でしたね、変わらず彼女達らしく、サッカーしている姿もそうですし、普段も凄く楽しかったので、やっぱ、会うと良いなぁ~ってなりなすね(ニコリ)」
――面白いことはありましたか
「いやぁもうなんか変わらずでしたね、やっぱり。何のテンションもノリも変わらないしっていう感じで凄い嬉しかったです」
――会えば、いつもの時間が戻ってくる
「そうですねやっぱ一緒にやってた選手達というのは、期間を問わずやっぱり代表で一緒にやった時に、その選手達の特徴をもうわかっているのでだからこそ、より質の高いものを代表での短期間でも出せるその楽しさも凄いあったし、本当、楽しかったです(笑)」
――リーグ中断期間
「サッカーのところでいえば自分達がやってきていることの積み上げのところでそこは堀監督も変わらず選手達に伝えてくれているので、やり続けるところとプラスして相手が研究して来た時に自分達はそれでも打開していかなければいけないので、そこの精度を高めるところ、最後の質のところ、体を張るところそこを改めて突き詰めて行っているところです」
――良い守備で先日、踏ん張りきれずにかわされて失点したことを悔やんでいましたが
「はい」
――そういう体を張るところについては
「そこは本当に個人の能力になってくると思うので、自分自身が鍛え続けるしかないところだと思うので、そういうのをやっぱ練習から出していかないと本当に大事な試合で出てしまうと思うので、もっともっと高めていきたいなと思います」
――練習でも抜かせないぞ!という存在感は増しています
「(笑)」
――対峙する選手として、前原さんの合流。キャプテンとしても嬉しい
「いやぁもう本当に嬉しいし、彼女がケガで悔しいし苦しい思いをしてここまで頑張ってきて、復帰というところに向かってきてくれているので、凄い私自身も嬉しいですし、チームにとっても大きなパワーがまた加わるので、ここから非常に楽しみだなと思います」
――前原選手のパワー、どのようなところがお気に入りで
「もう彼女は育成の時からセンスのある選手で非常に攻撃の能力も高いし技術のある選手なので、やっぱフォワードとしての得点感覚っていうところ、そこはシュート練習やっててもうまいなぁと思うので、そういうところを試合でどんどん出していって欲しいなと思います」
――今の話、高校の時の高橋さんに対する評価みたいで
「(吹笑)いやいやいやいやもう、比べものにならないです、本当に、全然です(笑)」
――年内最後の試合は駒場
「そうですねやっぱ駒場では、より負けは許されないと思いますし、やっぱり皇后杯は本当に悔しい思いをして、その悔しさを忘れてはいけないですし、それはサポーターの方も同じだと思うので、そこで自分達がやっぱどの試合も本気で全力でプレーする姿プラス結果で返していかないと、あそこの悔しさを晴らすことっていうのは絶対にできないと思うので、そういう姿をしっかり見せたいなと思いますし、なにがなんでも勝ちに行きたいなと思います」
――新潟もこの短期間で3度目の負けを味わうわけにはいかないでしょうし、凄いメラメラとした状態で来るでしょうから
「やっぱり新潟と試合する時って凄い難しい戦いにはなるので、そこはしっかり私達も準備して臨まなければいけないですし、やっぱサッカーの部分はもちろんそうですけど、気持ちの部分、やっぱそこだけはしっかり持って、そこは本当にいつもよりも強く持って戦わなければいけないと思います」
――サポーターへ
「年内最後の試合というところで、駒場で一緒に戦ってもらえたら嬉しいですし、しっかり共に勝利を勝ち取れるように私達、良い準備をしていきますので、ぜひ一緒に戦ってください!そして私もいつも通りというか、いつも以上の魂込めたプレーをお見せして届けられるように頑張るので、応援よろしくお願いします」
――ダーッンっていうヘディングが見たい!
「そうですね!(笑)本当にそろそろ…頑張ります!」
◇◆◇前原選手◇◆◇
――写真をお願いします
「一番、ビジョ(美女)いのでお願いします」
――プレーしている姿を久々に見ることができて嬉しい
「最近、やっとチームの練習に参加できるようになって楽しいです(笑)」
――先週、シュートを打ち始めて
「全然、まだまだではあるんですけど、ちょっとずつできていけたらいいなと思います(笑)」
――そういうタイミングで今日はサポーターとも触れ合って
「はい!みんな、やはり自分がプレーしてない間、待ってくださっていたので良いタイミングで自分がちょっとでもサッカーしているところを見せられて嬉しいなって、良かったなって思います」
――かけられた声は
「ふふふ(笑)。『おかえり』みたいなことを言ってくださって、《あ~頑張ってよかったな》と。そんなことを言ってもらって光栄です(笑)」
――ここの至るまで、全治を言われた時は途方に暮れたというか
「そうですね、2回目なんですが、やっぱまたやってしまったというか。ちょうど昇格したタイミングで、これからという時にやってしまって、チームに対しても申し訳ないですし、自分にも悔しいのがあったんですけど、ちょっとずつできるようになってきたので、少しずつチームにも自分の力を出せていけたらと思います」
――右と左?それとも同じ方?
「同じ方(右)ですね(笑)」
――精神的にも
「そうですね(笑)今は全然大丈夫ですけど(笑)」
――手術では麻酔が切れた時は一番・・・
「あー!そうですね!2回目も腫れてしまって、左膝の2倍くらい腫れて、痛いことが今回、多かったんですけど、膝とこれからも仲良くやっていけたらいいなと思います(笑)」
――手術の後が一番辛い
「そうですね、はい(笑)」
――そうやって話してくださると元気を感じる
「ホントですか(笑)。全然大丈夫です、元気です(笑)」
――前向きなのは心の背景に何があるのか
「表情に出やすい時はあるんですけど、やっぱ元気じゃないと、みんなを心配させたりあるんで、楽しくっ!!いけたらと思います。ふふふ(笑)」
――辛い時は藤﨑選手と
「上手くやってます(笑)」
――(藤崎選手を乗せることもある)運転はうまくなりました?
「はい!もう、だいぶ。今、ゴールド免許なんで(笑)事故無しで頑張ります」
――まだゴールドではないかと
「え!(笑)確認しておきます。ゴールドだと思って運転していきます(笑)」
――リハビリ通じて体と向き合ってバージョンアップ
「筋トレはあまり得意ではないんですけど、やっぱプレーできないからこそ筋トレとかそういうのも凄い大事だと気づいて、体幹トレも付き合ってもらってやってます(笑)」
――体重の変化はなくとも体つきは良くなって
「筋肉はつきました(笑)頑張ります(笑)」
――あと体が柔らかくなった印象
「あっ!本当ですか?柔らかくなったことにしといてください。フフフ(笑笑笑)」
――色々な先輩がリハビリをしていることも励みになった
「はい!本当にリハビリじゃなかったら有希さん、優衣香さん、梢さん、はなさんとか、怪我して大変な思いをした先輩が声をかけてくださって、怪我をしていなかったら仲良くというか、今みたいに喋れてなかったと思うので、声かけてくださってありがたいし、仲良くなれて嬉しいのが一番あります(笑)」
――コミュニケーションの時間
「凄いコミュニケーションを取れるようになって、嬉しいです(笑)」
――色々なモノが身に付いて。
「本当に、本当にもうみんな優しくてありがたいです(笑)」
――前原さんもそういう優しい存在に
「優しい先輩になりたいです、佳音とか同じ怪我をしたんで優しい先輩になりたいです。先輩?(笑)優しく一緒に頑張っていきたいと思います」
――ピッチでのプレーを観ていると、走れてはいるけどテンポに
「はい。頭が追いつかないのが一番で、みんなのスピードも凄い速くて、考えていたら次にいってたりして、やっぱ声はかけてくれるんですけど、なかなか追いつかないのもあって、感覚とかもまだまだ自分の中で戻ってない部分があるので少しずつ頑張って試合にも絡めたら良いなって思います」
――失わないようワンタッチのプレーが多くて
「そうですね。ここからちょっとずつ・・?」
――チャレンジ
「チャレンジします(笑)」
――皆さんにどういうプレーを見せたい
「怪我する前も試合にも少し試合には絡ませていただいてたんですけど、やっぱり自分はFWなので得点というところを皆さんに届けられていないので、やっぱ得点で自分のプレーを皆さんに知ってもらいたいのが大きいです」
――堀監督のサッカーにどうマッチしていくのか
「堀さんのサッカーは、自分は裏抜けが好きなタイプなんですけど、裏に走ったらそこを見るようにというか、自分的にはボールが出てくるんじゃないかなと。楽しそうだなというイメージを持っていて早くやりたいなと思っていたので、楽しみですし、点も堀さんのサッカーでいっぱい獲りたいと思います」
――理想は誰のようなタイプなのか
「自分は優衣香さんやシマさんとはタイプが違うんですけど、目標というかずっと好きというか憧れているのは、はなさんのFWです。やっぱはなさん、好き。はなさんみたいなFWになりつつ優衣香さんとかシマさんの良いところも取って自分の色を出していけたら良いなって思います(笑)」
――高橋さんはは原さんのことを攻撃センスがあってとベタ褒め
「ええーーー!嬉しい、照れるーーー!(笑)」
――待っている方々にメッセージを
「本当に昇格してからまだ皆さんに自分のサッカーを届ける機会がなかったんですけど、ずっと応援してくださって心の底から感謝ですし、これから自分が頑張って、みなさんと一緒に色々な景色を見たいと思っているので応援よろしくお願いします!」
――リハビリに費やした今年の1年を振り返って漢字一文字を
「じゃ【膝】で(笑)やっぱり膝でいきます!」
――常に膝と会話をしながら。
「会話はたくさんしました。膝と(笑)」
――ゴールを決めて膝に「ありがとう」を言いたい
「そうですね!膝パフォーマンスするんで、待っててください(笑)」
――サポーターへの「ただいま」と
「『ただいま』と(笑)」
――焦らずに
「ありがとうございます!」
高橋はな選手と前原選手のインタビュー全容は、きょう火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします
では