7月5日 「ネガティブに捉えずにみんなでチャレンジしていければ良い」&「【松尾】っていう名を浦和に、有名にできるように頑張ります!自分も!(笑)」

どうもです

5日土曜日、三菱重工浦和レッズレディースは十文字高等学校サッカー部との練習試合を30分×2本で実施

3分、丹野選手がPKを獲得すると、自らボールをセット。左足でのシュートは相手キーパーの逆を突いて、ゴール左に決まります

12分、右コーナーキックでキッカーの高塚選手はショートコーナーを選択し、リターンパスを受けると右足で中央へライナー性のクロス。これにニアサイドで反応した高橋はな選手が頭で合わせてゴール右のネットを揺らしました

1本目は2対0、2本目を0対0、2本トータル2対0でこの試合を終えていますIMG_3535-◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――今季初の対外試合

「そうですねまぁ、多分けっこうみんな体も動いていない感じもあって、ちょっと厳しかったところもあったんですけど、本当に新しい選手も入ったりとかなかなかこう、試合に出られなかった選手が多い中での初めての練習試合でけっこう難しいこともあったり連携の部分とかでもこれからだなっていう部分は多かったんですけど、しっかりと良い課題として来週のオフ明けからみんなで共有しながら積み上げていければ良いかなといふうには思いました」

――単なるコンディション調整や試合勘を養うだけでなく、今のうちから確認できることをしておこうというのが、試合後に色んな選手に声をかけていたことからも・・・意識が高い

「そうですね、まあ、あの~、色んなポジションのやっぱ選手それぞれ見えてることだったりとか感じるものって、同じプレーだったり同じシーンだったりでも多分それぞれ違うと思うので、全員からけっこう話を聞いて、どういうふうに思っていたのかなとか、どう感じてたのかっていうのをしっかりとまとめた上で、自分で《じゃあこうした方が良かったな》とか・・・全員の話を聞くことで全体にも伝えられるし、前だけの意見とか自分だけの価値観でやっぱ話すんじゃなくて、しっかりとチームとして作っていく中で全員の考えをみんなで共有できれば良いなって自分は思っているので、しっかりとみんなでコミュニケーションを取るってことは凄い心掛けていますし、そうすることで自分との連携もやっぱり近くのところだけなじゃなくて離れてても感じ取れるようになってくると思うので、そこは凄い意識してやっています」

――ピッチ外でもピッチ内のような役割を担っていて、その自覚といい、素晴らしい!頼もしい!

「(ニコニコ)けっこうチームとして良くなるためにやっぱり・・俯瞰っていうか、外から見てるようにやっぱりピッチで立ってやれるのがベストだと思っているので、やっぱり狭い見方じゃなくて、外から見てるようにできれば色んな相手の立ち位置もそうですし、自分達だけじゃなくて、そういう中で自分が良いプレーの選択をしていくことが攻撃の起点にもなるし、守備でも相手の嫌なところだったりとかこぼれ球を拾うっていうところにつながってくると思うので、それは今シーズンも継続していきたいっていうのと、あとさらにそこから今まで引っ張っていた選手がいなくなっている部分もあるので、そこからもう少し全体に声をかけられるようにもっと全体を修正したりとか、動かしていけるように、短い言葉で伝えられるように頑張っていければと思っています」

――そういう先輩がいたから今の伊藤さんが

「うん。そうですね、そうやってきてもらえたし、で、ピッチのところでは強く言う部分もあるんですけど、その後、練習後にちゃんとしっかり話すってことが大事だと思うので、そこは頑張っていけたらと思っています」

――そういう伊藤さんのようにまとめてくれる存在ががいてくれて、ほっとしました

「(ニコリ)」IMG_3505-――始動から一週間、顔ぶれが変わって感じること

「そうですね、うー・・より本当に前向きに練習にも取り組んでいると思うし、けっこう明るい雰囲気の中で、できてるとは思うんですけど、やっぱり今までやってきたようにはいかないというか、なので新しく作っていかなきゃいけないっていうことをしっかり自覚して、ネガティブに捉えずにみんなでチャレンジしていければ良いなっていうふうに思っているので、本当にきょうあんまりゴールが入らなかったりとか、そういうことも、もちろん課題として自分も凄く反省していますし、その中でここから本当にどう積み上げていくかっていうことの方が今後本当に大事になってくると思うので、本当に1人1人がチャレンジしやすい雰囲気を作りながら、その中で今のチームとしてどう強くなっていくかっていうことをしっかり向き合っていけたら良いなって思います」

――きょうのサッカーに言葉でひとつ付け足したくなるのが、”メリハリ”

「うん、はい。そうですね、距離感がどうしても最初の立ち位置を取るとみんな遠いかなって感じる部分がもちろんあるとは思うんですけど、でもそれだけじゃなくて1人で自分でまず目の前の相手をはがすっていうことだったりとかっていうのもやっぱり大事になってくると思うので、チームとしてパスをつなぎながら崩していく、相手をはがしていくっていうことと、もうひとつは個人で一枚はがして味方につなぐとか、そこの”はがす”っていう作業が必要だなっていうのは、きょう凄い感じたので、それは前の選手だけなじゃなくて、本当に全員に言えることで、後ろの選手も1人はがすことによって、前で数的優位が作れたりとか、1個前に前進しやすくなったりとかすると思うので、そこの1人1人がまずは、はがすっていうところを意識するっていうのを私もみんなに伝えていけたら良いなって思いますし、私も中盤のところで受けてターンするところっていうのは、もうちょっと意識して、1人だけじゃなくて2人連れながらパスを出すとか、はがしてスルーパス出すっていうところは今後も高めていきたいなって思いました」IMG_3523-――伊藤さんと近くでプレーする選手はどんどんうまくなるので・・・

「(照笑)」

――で、昨シーズンは色々なことを経験したので、オフでしっかりと切り替えてほしかったのですが、有意義に過ごせましたか

「オフは、はい!(キラリ)リフレッシュしながらもけっこうタイトなスケジュールというか、始動して一週間で練習試合が入っていたりとかアメリカ遠征までも練習試合してからというのがあるので、そこは考えながら落としすぎないようにっていうのは意識してトレーニングもしていました」

――楽しかったこと

「えーもう、実家が一番楽しかったです。でも旅行に行ったりとか、それも楽しかったんですけど、やっぱり実家で何も考えずに(苦笑)あのぉ、のんびり時間の流れがゆっくり過ぎている中で自主練したりとか土手を走りに行ったりとか、なんかその自然が本当にすぐ近くにいつでも触れあえる場所が実家なので、そこは凄い気持ち的に、凄いリラックスできたなって思います・・こっちに戻ってきたくなかったです(苦笑)涼しすぎて(笑)《暑いのやだなー》って思いながら過ごしていました(汗)」

――ここで暑い日々を乗り越えることで幸せなことが色々と待っているでしょうから

「そうですね!(ニコッ)凄いきついとは思いますけど、その中でもしっかりと頑張って走って(笑)やっていければどんどんコンディションも上がっていくと思うので、そのコンディションを上げていくっていうことと、ケガをしないっていうところは、コンディションを上げようとして頑張りすぎてケガをするのは良くないと思っているので、そこのバランスっていうのは考えながら、ケガをせずにまず、開幕戦に向かって行きたいなと思うので、そこはしっかり調整していきたいなとは思います」IMG_3524-――伊藤さんにとってどんなシーズンに

「うんとー、レッズに来て3シーズン目になるので、今までは割とみんなと合わせることだったりとか、ついていくことの方を意識してプレーしてたんですけど、2シーズンプレーしてみんなとコミュニケーション取りながらやっていく中で、周りの選手にも今までも話ながら伝えていた部分もあったと思うので、自分やりたいプレーだったりとか、今出してほしいって思ってるところでだんだんボールも出るようになってきたりとかそういう連携とかもうまくできるようになってきたので、その部分ではもっと自分らしさっていうのを今年は今まで以上に出していけたら良いなって思っています」

――期待している方々へ

「全部のタイトルをみんなで獲るために、チーム一丸となって頑張っていきたいなって思っているので、みなsなんも一緒に闘っていただけたら嬉しいです(ニコリ)」IMG_3536-――背負いすぎないでもらいたいけど、伊藤さんはそれだけ頼りがいのある存在なので

「(笑)」

――中心として担っているので、ぜひ、ケガのない良いシーズンに、お願いします!

「はい!(ニコリ)よろしくお願いします!」
IMG_3538-◇◆◇松尾選手◇◆◇

――今シーズンを迎えて一週間、どのようなお気持ちで過ごしてますか

「始まったばかりというところで人の入れ替わりとかもある中で、1人1人が自分自身と向き合う時間だなぁとは思っています」

――昨シーズンは別メニューが多く、今シーズンは最初からバッチリ行けますか

「はい!肉離れをちょっと長引かせてしまっていたんですけど、シーズン終わってしっかり休むこともできたので、これから頑張っていきたいと思います」

――さいたまでの生活、環境が変わって

「はい、凄い、なんだろう!?暑いなぁと(笑)思ってます(汗)千葉にいたので、海風があったので、さいたまは風が緩いな~っていう感じです(笑)」

――さいたまの良いところ

「良いなっていうのは、”赤いな!”っていうレッズカラーが凄くて、愛されてるんだなぁっていうのを凄い感じます」IMG_3493-――青いチームの時も赤いチームにいた方にお世話になっているかと

「はい!」

――アドバイスなどは

「アドバイスというのはないんですけど、『頑張ったね』って凄い背中を押してくれました。背中を押されてここに来ました、はい」

――以前、木原さんがパーソナリティーをしていました

「えーーーーーーーーーー!そうなんですかぁぁぁ!?」

――北本さんと矢野さんがクリスマスイヴに遊びに来て生放送ということもありました

「そうなんですかぁ!?えーーーーそうなんだ~」

――新シーズンを迎えるにあたってどのような準備を

「まずは半年間、ケガをしていたので、ケガをしないカラダ作りっていうのは凄い意識しています。そこから半年間、サッカーに別メニューでやっていたので、サッカーをできる体力作りは今もまだ継続中なんですけど、そこは準備していたところだと思います」

――できない時のつらさを味わうことで、より喜びも噛みしめながら

「はい、そうですね(しみじみ)」IMG_3494-――きょうは右のウイングでプレーしていましたが、こういう部分で勝負をと強調していきたいイメージ

「自分の持ち味としているスピードを活かして背後を狙っていったり自分で仕掛けるところは仕掛けてアシストや得点に絡んでいきたいと思っています」

――周りがどのようなポジションを取っているか気にして自身の立ち位置を・・よく周りを見ているように

「はい、そうですね、それは意識しています。あのー、レッズのみんな全員上手なので、それを活かすのも自分のすることだと思っているので、そこのポジショニングは凄く意識しています」

――左足でのシュートも良いものを持っている

「あっ!そうですか!?アハハ(笑)そうですかね?凄い上手な人と比べたらちっぽけなんですけど、正確なシュートをこれからできるようにやっていきたいと思います(照笑)」

――利き足は右

「右利きです」

――右利きの左足のシュートには見えなかった

「本当ですか!?嬉しいです(ニコリ)ちょっと決めきれなかったんですけど、頑張ります(笑)」

――一員になったことで感じている、このチームの魅力

「まあ、入る前の話になっちゃうんですけど、やっぱ自分はユース上がりじゃないチームから来るっていうのはやっぱり”異物”って思われると思うんですけど、みんな優しくフレンドリーで凄い迎えてくれて、一員になれて、凄いコミュニケーションも多くて、みんな優しいというのがひとつなんですけど、でもちゃんとサッカーになったらしっかり怒ってくれるところを怒ってくれるし、ちゃんとプレーでのところは厳しくやってくれるっていうのは凄い一員になれて凄い嬉しく思っています」

――自分も発言に説得力を持てるように、よりプレーに対して責任感が強まって

「はい、それは凄くありますね」IMG_3497-――名字が、男子のトップチームにも

「はい、そうですね(笑)松尾選手」

――会ったことなどは

「ないですね、はい」

――男子も女子も”松尾”選手が相手の守備を切り開いていく

「はい(ニコリ)」

――ちょっと無理矢理かもしれませんが

「いやいや!(笑)【松尾】っていう名を浦和に、有名にできるように頑張ります!自分も!(笑)」

――どんなシーズンに

「まず、レッズに入ってWEリーグに出場できていないので、まずは出場というところで少しでもチームに貢献できるように頑張っていきたいと思っています」

――一緒に入った櫻井選手の活躍も励みというか刺激に

「はい!」
IMG_3537-――サポーターへ

「いつも、ありがとうございます!レッズレディースに入ってみなさんの応援を近くで感じることができて、凄く嬉しいです。今シーズンも頑張るので応援よろしくお願いします!(笑)」

伊藤選手と松尾選手のインタビュー全容は、今週火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

では