7月25日 「『心でプレーしている選手』って言われていて良かったです」

どうもです

オフ明け、盛夏到来の大原で、午前9時からの練習は体起こしやパスゲーム、走り込みなどが午前10時40分頃まで行われました

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◇◆◇堀内選手◇◆◇

――暑い中での充実感、手応え

「そうですね、オフに入る前の手応えとしては、個人的にはけっこうコンディションも良くて調子もけっこういい仲で、練習でも前よりは良い感じでプレーできているなっていう実感はあります」

――どのあたりのプレーで

「そうですね、ちょっと落ち着いてボールを捌けるというか、相手に取られないようにというか、遠くを見るという部分ではけっこう意識した通りにプレーできる回数が増えたかなって思います」

――余裕というか

「そうですねっ!余裕と落ち着きがでてきたかなっていうふうには思います」

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――そのタイミングで迎えた、プロとして初、1週間のオフはどのように

「はい、そうですね、オフの前半は早稲田大学の通信で今けっこう最終課題が多くて(苦笑)前半はそれを終わらせるために使って、最後の22日と23日で僕の友達が京都で舞台に出ていてそれを1人で観に行きました。ひとり旅…フフッハハッ(笑)」

――良い物が得られた

「そうですね!本当、友達もその道のプロという形で活動しているので、競技とかジャンルは全然違いますけど、そういうのを京都で1人頑張っているっていうのを実際に目で見て、僕もこっちで頑張っていかないとなっていう刺激をもらいました」

――大学での勉強はどのようなことに興味を持ちながら

「もともと理学療法とかの勉強も一応しておきたいなと思っていてもし浦和レッズのトップに上がれなかったら医療福祉大学とか行ってそういった勉強をしながらプロを目指そうかなと思っていたので、勉強をする機会というのを求めていたのですけど、なかなかそういう専門的な勉強をする学校がなくて、今は人間科学という人の体についての勉強をしています」

――サッカー選手としても活かされそうな分野で

「そうですね、今の自分にも活かせる分野でもあるので、大学で学んだことをちゃんと意識しようかなと思っています」

――サッカーにおいて、大学で学んだこととリンクしたことがあれば

「今、生理学をしていて、その授業では熱中症と体温調節についての話だったので、本当にドンピシャの時期で活きていて(笑)水分補給のしかたとか、それはレッズでも言われていることですけど、もう一度、細かく摂り方とか何を摂った方が良いとか、こういう時に体温が下がるからこういうことをした方が良いということは活きています」

――参考になるので教えていただけますと

「本当、簡単なことですけど、水分を摂るときには水だけじゃなくて塩分とかも小まめに摂り入れることとか、体温も汗をかくだけじゃなくて、汗をかいて皮膚の表面で蒸発することで体温は下がっていく。そういうこととか…あとは熱中症になった時とかに氷などで冷やすのも良いのですけど、もっと身体全体を冷やすように水風呂に入るなどして、身体の深部を冷ますと熱中症も多少軽くなるというか、治りも早くなるみたいな話はありました(照笑)」

――人にそのようにわかりやすく説明できているというのは理解している証で

「わかりやすかったですか!?良かったです(照笑)」

――色々と吸収しながら・・・プロとしての日々は半年

「そうですね、なかなか自分の思い描いていたようなプレーや試合に出るとかそういうことはなかなかできなかったのですが、それでも以前の自分よりは凄い成長できているという実感はありますし、もともとレッズファンで、そこからレッズに入ることができているので、今のこの環境は本当、小さい頃から見ていた慎三さんとか周作さんと一緒にプレーできているっていう、その凄いワクワクというか楽しいというか、そういうことも凄い実感しているので…なかなか試合に出られていないとはいえ、凄い充実した半年にはなっていると思います」

――最後尾の周作さんと最前線の慎三さんを中盤でつないでゴールに結びつけるのが堀内さんの仕事

「はい、そうですね、同じ埼スタのピッチでプレーできれば、本当に小さい頃から見ていた、あのお二方とプレーできるのは凄い、この上ない喜びなので、本当にこの2人がいるうちにしっかりと自分もスタメンをつかんで、途中からでも一緒にプレーして浦和レッズの勝利に貢献していきたいですね」

――どういったプレーで自分の存在感を発揮して

「自分の特徴としてはガツガツ行けるというか、セカンドボールを回収するところとかはもともと高校の時からも持ち味としてプレーしてきていたので、闘うという部分はもっともっと見せていきたいですし、なかなか苦手意識もあったビルドアップのところも、もっと憲さんとか佑一さんとかそういうトップレベルでプレーしている選手がいるので、そこをしっかりと参考にして盗んで、そういうところも同じように、それ以上に良いプレーができるようにして、魅せていきたいです」 IMG_0712-

――コーチ陣からのアドバイス

「伸さんじゃらはけっこう自主練の時に、『前を向くところが足りないから、ターンの練習をしよう』と伸さんがメニューを組んで一緒に練習してくれて、あとはロングボールも伸さんと前迫さんと優馬さんがいつも手伝ってくれて、最近は最後のフィニッシュのところで、ゴール前のシュートの部分とパスの部分が伸さんからも課題と言われているので、そこにも取り組んでいます」

――先輩のプレーで《さすがプロだな》と思って自分もできるようにと考えたことは

「うん、岩尾憲さんの落着きとキックの精度。遠くを見て常に周りを見続けてっていうあのプレーは本当にプロに入って凄く…もともと凄いなって試合を観てずっと思っていたのですけど、やっぱり実際に一緒にプレーすると、もっと凄くて衝撃的でした」

――昨年、ユースの試合を取材したときに池田伸康さんが堀内選手について「心でプレーする選手」と表現していました

「そうですね、自分で言うのもちょっとあれですけど(照笑)その通りだと思いますね。別に凄い巧いプレーを見せるとか、こういうところは凄い器用で巧くてっていうタイプではないのですけど、やっぱり自分のプレーで周り引っ張っていくというか勢いづかせるっていうのは本当、小さい頃からずっと、そういった感じでプレーしてきていたので、そこは『心でプレーしている選手』って言われていて良かったです(爽笑)」

――観る者の、”心を魅了する選手”に。ここからへの抱負を

「そうですね、これから8月は本当に凄い連戦も入っていて、必ず自分にチャンスは回ってくるって思っているので、そこで今すべてのタイトルが獲れるところにいるので、自分がしっかりと試合に出てチームに貢献してそういったタイトルを全部獲っていけるように頑張っていきたいと思います」

――ラジオでは、インタビューのあと、またケツメイシさんのあの曲を

「はい、ありがとうございます!」

堀内選手のインタビュー全容は、きょう火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

7月4日 「言葉では表せない強い空気感」

どうもです

強い日差しの大原で、FC東京戦を4日後に控えた練習は午前10時頃に始まり、フィジカルメニューやパスゲームなどを中心に、約90分間に渡って行われました

週末は、暑さを凌ぐ熱さを!

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◇◆◇平野選手◇◆◇

――気温も上がっていますが、コンディション維持など状態は

「あんまりジメッとはしていないですし、最近はカラッとしている日が多いので、気持ちよくやれています」

――暑さ対策

「う~ん…僕はなんか、あんまり脱ぎすぎると芝が当たって逆に熱いというか、ロングスパッツを履いていた方が汗が吸収されるイメージがあるので・・ロングスパッツを履くことですかね、対策としては」

――理に適っている

「そうですね、『熱々しい』って言われますけど、僕はもう年間通してこれで挑んでいきます」

――今年も半分

「リーグではスタメンが一度もなくて、でも試合に関われることは自分としては《最低限かな》と思っていますし、ターンオーバーで使っていただいているカップ戦で相手どうこではなく結果をしっかりと出せているというのは良い材料ですし、やっぱりそこでの結果がJリーグに出ているスタメン組の底上げにもなっているような気もしますし、良い循環で前半戦はチームとして終えられたかと思います」

――サッカーの中身の部分では上積みなどの手応えは

「個人的には使われ方が、だいぶ後ろだったり、最近途中で出たり前であったり難しいので、個人的には模索しながら、新しく、こう…受け手の方で、もらってのラストパスの精度だったりシュートだったりというのを意識して普段練習していますし、チームとしては先制されても追いつける強み、失点数がそもそも少ないので、言葉では表せない強い空気感はやっぱ僕が見ていても凄くあるので、それは続けていけられたらこのまま上を目指せるかと思います」

――一丸となって闘えば、行ける。という自信があるから

「そうですね、うん。それはやっぱ監督の起用法も良いと思いますし、しっかり満遍なく使える選手を全員起用して、全員でシーズンを戦っているという感じは出せているんじゃないかなとは思います」
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――試合に出られない時もあるなか、自分と向き合うことで得られたもの

「まあ、プロ6年目にして、そういった待遇というか環境は初めてではないですし、出られないシーズンも経験しているので、そこで何か変わったことは僕の中ではないですね。常に、いつも通りサッカーを楽しむということを意識すれば、モチベーションは保てますし、やっぱ試合に出られる出られないというのは、何か明確な数値があってそれを乗り越えたら出られるみたいなものはないものなので、監督が決めることなので、そこに対してあんまり矢印は向けないようにしていますね」

――短い時間で試合に出れば、清水戦での縦パスのように必ずインパクトを残している印象で・・・試合の流れをつかみながら、どういうことが求められていると意識して

「そうですね、Jリーグの方だと途中からが多くて、状況もけっこう様々なので、もちろんそこはしっかり対応すべきことを理解して、勝っている試合だったらもちろん、失点を少なくするために、絶対にゼロで抑えにいくちょっと後ろに位置するイメージで出ますし、やっぱ点を取りに行きたい、引き分けの状態、負けの状態で出るときには、1失点2失点も変わらないぐらいの気持ちで、“前に前に”という意識で入っています。そこを整理して入るのが一番大事だと思うので、それぐらいですかね」

――頭の良い平野選手だからこそできること

「いやっ!誰でも絶対できます、絶対できます」
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――成長の度合いを測る意味でも、リベンジの意味でも、次のFC東京戦

「前回、アウェイの対戦では僕は帯同していないですし、上から見ていて、チーム状況があまり良いイデオロギーの時ではなかったので、今回はFC東京も監督を代えて2連勝していますし、なんせホームの力というのは凄い強いなってここに来て思いますし、駒場で戦って、埼スタで戦って、やっぱサポーターの力っていうのは本当に後押しになるし、ホームでの引き分けはもう負けに値するなって毎試合僕は思っているので、何が何でもリベンジしたいと思います」

――声出しの応援は、やはり違うと

「全然違いますね、もうやる気が出ないわけないですし、勝てないわけないじゃないっていう申し分のない後押しをしてくれているので、それは本当に力になっていると思います」

――平野選手のような存在がいるチームは強くなると思っているので

「そうですね、それを見出しにしておきましょう!(ニヤリ)嘘です(笑)」

――改めて、後半戦への意気込みを

「ここから、7月は1回中断もありますけど、8月、9月とACLも絡んできて連戦が凄くあるので、前半戦以上にチームの底力、走力が必要とされると思うので、試合数が増えたらもちろん観に行かないといけない試合もサポーターはいっぱい増えると思いますけど、一緒に闘ってくれたら、多分、負けも少なくなると思うので、引き続きよろしくお願いします!」

平野選手のインタビュー全容は、きょう火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では