1月31日 「友達いなくなっちゃったんで・・・・フフ」

どうもです

きのうの降雪から一転、スッキリとした青空の広がった大原

芝に負担のかからない範囲での除雪作業と日光の力によって、ピッチコンディションはある程度の所まで回復しました

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2部練習・午前の部は、10時過ぎからスタート

全員が横一列になってのジョギングのあとは、雪の少ないエリアで体幹トレーニングを行い、きのうあまり負荷を掛けられなかった身体に程よい刺激を与えます

午前10時50分からはピッチを外周

ところどころにポールやラダーが置かれ、サーキットトレーニング的な意味合いと約20秒間隔で走行ピッチを変える、インターバル走的な要素も組み込まれていました

どの選手もかなりキツそうでしたが、ユース昇格組や関根選手といった若手勢は動きが軽く、最年長の平川選手も表情一つ変えずにこなせていたのが頼もしいです

午前11時10分過ぎからは、狭いエリアでのボールを使った細かい運動でもう一汗

好天に恵まれたこともあり、きょうは予定通りのメニューがこなせたようです

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先日の日記でもお伝えしましたが、例年に比べて、永田選手がとても明るいです

――永田さん!

「俺?俺に振りゃあ答えると思ったんしょ!?(ニヤリ)」

――今年もよろしくお願いします

「お願いします」

――最近、練習中に笑顔でいることが非常に多い印象を受けるのですが?

「ホントっすか!?まあ今までどんだけ暗かったんだって話しすけど(苦笑)そんな変わんないすよ」

――ツボさんとか、関口選手とか移籍したので・・・

「そうすね…友達いなくなっちゃったんで・・・・フフ」

――きょうはピッチ上で青木選手や関根選手と笑い話をするなどそれは、社交的になろうという意識の表れですか?

「シャーコーテーキー!(爆笑)ハァハァ…いや、なってないすよ!基本変わってない」

――自然と人が寄ってくる感じで?

「いやいやもう、近くにいる人捕まえて、友達になろうとしてるだけ(笑)フフ」

――きょうもハードでしたが、良い感じに動けているのでは?

「きのうあまり動けなかったので、まあこれぐらいはやっておかないと、という思いがある」

――手応えとしては?

「まあ宮崎キャンプも順調に出来たし、こっちに帰ってきてからも、みんな集中して臨めていると思う。チームの雰囲気とかも非常に良いと思う」

――新しい選手とのコミュニケーションはどうでしょうか?

「みんな良い選手だし、人間としても非常に良い選手が多いと思うので、段々yくなってきていると思う」
――以前から知ってた選手はいますか?

「うーうん…(首をかしげる)」

――加賀選手は?

「あー!加賀は、代表でちょっと。ユースの時に。久々に同い年が来たので」

――そして、あすのレッズフェスタ、アニマル坪井さんがいない分、寂しいのでは?

「僕はほっとしてる(ニッコリ)あんな無茶ぶり、今までやったことないし(苦笑)フフフ」

――何か新しいものを考えてますか?

「考えてないすよ!アイデアも出ないすよ絶対!!(キリッ)でもまあ、ファンサポーターと触れあえる、なかなかない機会なので」

――髪が伸びているのが気になります

「気付きました?」

――伸ばしてる?

「行ってないだけ(笑)フハハハハハッ・・・・嫁にも『切れ切れ』言われてるので(苦笑)」

――山田さんからは注意されない?

「山さん?いや特に(ニンマリ)ゴルフの話しかしてないので…フフ」

――それでは、新たな1年に向けた意気込みをお願いします

「最近あまり良いシーズンを過ごせてないので、そういう指宿キャンプでも沢山試合があるし、しっかりアピールしていきたい。過密日程を考えても、みんなで闘わないと絶対に乗り切ってい行けないので、集中してみんなで臨みたい。チームとして優勝するという目標を全く達成できてないので、そこはこだわりたい」

――年齢構成を見れば、永田選手も上の方になってきましたし…

「そうすね、段々上がってきましたから!」

――であれば当然、チームを引っ張るつもりで?

「フッ(笑)まあそうすね、フフ」

ピッチ上で見せるキリッとした表情とのギャップが凄い、癒し系ゆるきゃら・フランツ

念願であるタイトル獲得へ、上々のスタートを切れている印象です

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昼過ぎになると、クラブハウス手前側のピッチはほぼ完全に雪が溶けました

今はきれいなラインが引かれています

午後はより実戦的なトレーニングが見られそうです

なお、永田選手のインタビューは明後日月曜日の「You’re The REDS」でお届けします

では

1月30日 「自分も背中に〔1番〕という今年の目標を付けることでより責任感が出るかなと思った」

どうもです

明け方から降り続いた雪は、お昼頃になると雨に

けれでも大原はあたり一面真っ白でした

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ということで、2部練習の予定は変更され、午後2時からの1回

さらには安全面に配慮し、非公開で行われました

また、ピッチコンディションは写真の通りのため、室内調整で終了

練習前にはミーティングを行い、そこでは自分たちの試合や海外サッカーの映像を観るなどして、今一度頭の中でのイメージ共有が図られたそうです

「今までと同じことをやっててもタイトルに近づけない。世界のサッカーなどを観て、『僕たちはここまでやらないといけない』ということを確認した。レッズの試合の映像が出たときは、今年入った選手にやられた映像もあった(笑)」(槙野選手)

予定通りにトレーニングが行われるのが理想ですが、連日ハードなことを考えれば、良い気分転換になったとポジティブに捉えるのも”あり”でしょう

※ミックスゾーン的な人工芝スペースは、報道陣で雪かき。手伝ってくださった杉尾GKコーチ、ありがとうございました!

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さて、大原には守護神が帰ってきました

背番号1・JNO.1GKの西川選手です

「きのうのスポンサーパーティーでみんなやスタッフの方と今年初めて会って、やっぱり素直にうれしかったし、みんなの顔を見られて、みんなと話すことで元気をもらったし、早くみんなと練習もしたかった。新加入選手も今回たくさんいるということで、自分も浦和レッズに来て2年目だし、またもうひとつ成長していきたいと思っている(スマイル)」

――暖かいオーストラリアから帰国して、いきなり雪。気温差も激しいですが?

「想定内ではあるけど、やっぱり寒いのでコンディションを崩さないようにしていきたいし、これから鹿児島キャンプで試合もたくさんあると思うので、数多く出られる準備をこれからしていきたいと思う」

――短いオフでしたが?

「今シーズン頑張れば久しぶりにゆっくりできると思うので、それまで全力でしっかり目に見える結果を出せるように今年はさらに頑張りたいと思う」

――痩せましたか?

「ってよく言われます(笑)」

――さっき、槙野選手がそのように声をかけたと言っていたので(笑)

「体重は変わってないんだけど。オーストラリア仕込みかな(笑)みんなと早く練習したいという気持ちで今日も来たけど(雪で室内練習になってしまって)、明日から本格的に練習できると思うので楽しみ」

――本当はまだオーストラリアにいてもおかしくありませんでした

「アジアカップはチームとしては団結できていたと思うけど、その中でサポーターの方々が期待していた結果を出せなかったのは自分たちの力のなさ。いくら支配していても最後のところで結果が出なかったのは今後の課題だと思うし、それは代表だけではなく、Jリーグでもそういうところ、“あとひとつ”というこだわりをみんなで持ってやっていければなと思う」

――代表を活性化させる意味でも、Jリーグ勢の意地を?

「そうですね。代表はJリーグにいる選手が盛り上げていかないといけないと思っているし、次の代表戦は大分なので、地元ということもあって非常に楽しみな一戦。まずはチームでしっかりとしたパフォーマンスを続けていければなと思っている」

――クラブハウスのロッカーの場所も変わったと思いますが?

「場所も端っこで、荷物が多いということもあって端っこは結構好きなので、居心地はいいし、1番をチームから着てくれないかという要望もあり、自分も背中に1番という今年の目標を付けることでより責任感が出るかなと思ったので付けさせてもらった。1番は自分もそうだし、周りからの見方も“守護神”というイメージだと思うので、移籍して2年目だけど、1番が運良く相手、チームがそれを付けていいと言ってくれたのがうれしかった」

――今年の目標をお願いします

「もっと楽しめたらなと思う。ここぞという時にしっかり止められて、最終的にGKがどうかでチームも変わってくるというのは昨年すごく感じたこと。それまでの過程はよかったけど、最後の最後でチームのためになれなかったという悔しさが自分の中にあって、そういうところで究極の時にもっと楽しめたらなと思う。みんなでしっかりもう1回向き合って、今年も同じ状況が来ると思うので、そういう時にこそ楽しめたらなと思う(スマイル)」

昨シーズン以上に笑って楽しんで、幸せをつかむ

今シーズンもよろしくお願いします!

西川選手のインタビューは今夜7時からの「You’re The REDS」でお届けします

では

1月29日 「好きなところに走っても意味はない」

どうもです

きのうと同様、好天に恵まれた大原

きょうは2部練です

午前練習は10時から始まりました

ボール回しなどのウォームアップを経て、午前1040分からは3対2のパターン練習へと移ります

エリアは、ペナルティエリアからペナルティエリアの通称「ペナペナ」

数的優位な攻撃側は、3人目の動きを活かすことが求められていました

「止まっていないように、出したあとの動きを早く!必要なら動き直すように!」(監督)

最初にゴールを決めたのは、きょうから本格合流の柏木選手

落ち着いて左足でのシュートを流し込むと、その後すぐさま興梠選手(※こちらは対人プレー無し)が右足で決めて、続きます

槙野選手の絶妙な折り返しに森脇選手が難しい体勢から右足を振り抜くも、ミートせず

周囲からは笑いが起きましたが、それはちょっとかわいそう…

「出したところと逆に走ろう!オフサイドにならないように」(監督)

午前1052分、給水

再開後、ゴール右よりの位置でキープした橋本選手がほぼノールックで左足でのシュートをゴール左隅へ沈めます

レフティーならではのボールの置きどころ、キックの種類は良いアクセントになりそうです

また、このパターン練習では、フィニッシュまで到達したら今度は攻守が入れ替わり、逆サイド約70メートル先のゴールまでの攻防となります

したがって、徐々に体力が消耗していくこともポイント

正確なプレーが求められます

そういった中、小島選手が右から来た強めの斜めパスに反応し、きれいなフォームで走りながらの左足ダイレクトシュート

キーパーが一歩も反応できない抑えの効いた弾道が、ニアサイドネットを揺らします

「ナイスしゅうと!」(森脇選手)

このシーン、何気ないプレーのようで、高難度のシュートです

普通の選手だったらスライディングで飛び込み、ふかしていたことでしょう

体勢を崩すことなく、まるでスルーパスを送るようなタッチでゴールを射止める

難しいプレーをいとも簡単にこなす小島選手に鳥肌ものでした

もっとも本人は、「フッ()まあフリーな状態だったので簡単だった」と涼しい顔

なおさら凄い!

「その辺、あまり意識しなかったっすけど()ありがとうございます」

午前11時過ぎからは、同じ3対2でありながら、スタートのポジショニングが変わることに

センターライン付近に1人(A)が待ちかまえます

そこへくさびの縦パスを出した選手(B)はそのままスプリント

A)の落としを受けた選手(C)が、(B)の走り出したスペース目掛けてパス!そこからもう一度(A)(B)(C)が連動し、フィニッシュへ

しかしこれが、なかなかうまくいきません

守備側が次にどこへボールが来るかをわかっているのもあるでしょう

「ミスなら蹴り出すぐらい、違うサッカーをした方が良い!」

と監督

もちろんそんな気はさらさらなく、コンビネーションプレーを徹底させるための逆説的なハッパがけです

相手に取って脅威となる、無駄のない効率の良い攻めに磨きをかけるべく、何度も何度も反復します

それでも、疲れの影響か指揮官のイメージを選手がなかなか体現できません

すると、「集中が足りないからだぞ!」と監督はカミナリを落とします

選手達はピリッとしたか、再開1発目の攻撃で関根選手が豪快に右足でゴール

「ブラァァァヴォオオオオオオオ!」(監督)

それまで最も注意を受けていた若武者のゴールが、この日最大のポジティブシャウトを呼び起こしました

関根選手、GJ

午前1155分からは、同じく「ペナペナ」での5対5、ミニゲームが始まります

「とにかく裏のスペースを狙って!無理なら動き直すように!」(監督)

もうこの時点で練習開始から約2時間が経過

選手達の息づかいも激しくなりましたが、もう一踏ん張りです

タフなトレーニングはお昼の1215分頃に終了しました

監督は最後に選手を集め、

「簡単じゃないけど、好きなところに走っても意味はない。相手との駆け引きを考えるように。練習で起こることが試合でも起こる。この約2時間の練習だけでなく練習以外でも頭の中でしっかりとイメージを作っておこう」

と声を掛けます

そして、「午後はゲームをする」

そうです、あくまでもきょうは2部練

きょうのトレーニングはまだまだ続きます

昨年の悔しさを忘れることなく、心技体を磨いて1シーズンを闘い抜く

そんな覚悟が垣間見えた、午前の大原でした

と、書いている今、ピッチには午後練用に水がまかれています

あっ午前練は学校の授業のため欠席した斉藤選手と茂木選手が出てきました

関根選手と楽しそうにリフティングしています

◇◆◆◆

なお、午後練習の様子については取材スケジュールなどの関係もあり、今夜7時からの「You’re The REDS」でお伝えします

さらには、小島選手のインタビューをお届けします

今年でプロ5年目を迎える赤き司令塔

「本当に色々なことがあった5年間なのでそれを無駄にせずにこれからもやっていきたい。一年一年変わらないので継続していきたい」

ーーレッズのロンドン世代がなかなか思うように活躍できていない現状、「今年こそは」という思いがつよいのでは?

「そうですね本当に、みんな色々な葛藤がある中で、色んなチームでやっているので自分はここを選んだからにはここで出られるように頑張りたい」

ーーアジアカップの柴崎選手も良い刺激なのでは?

「そうですね、色々な所で活躍している選手もいるし、そういった選手を早く追い抜けるように頑張りたい。まずは試合に出ることだけを考えて、取れるタイトルは全て取りたい。そこに自分も良い形で絡めるようにしたい」

ーーその冷静な感じも良いところですよ

「ハハ()ありがとうございます!頑張ります」

甘いマスクもまた、魅力のひとつです

詳細は、番組で

では

1月28日 「鍛えてあげようかと(笑)」&「プレッシャーの中でも闘っていくつもりです。これからも」

どうもです

宮崎市での第一次キャンプを終えたレッズは、きょうから大原での練習を再開

冷たい北風はさておき、この季節らしい清々しい快晴でした

練習は午前10時からスタート

ニューモデルのウェアを身に纏った選手達は、笑顔が眩しいです

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まずは人工芝ピッチでの体幹系メニュー(野崎トレーナー主導)でオフ明けの身体を起こします

髪が随分と伸びてきた永田選手がにやけっぱなしだったのは、余裕のあらわれでしょうか

午前10時30分からは天然芝ピッチへ移動

ここからは、天野コーチにバトンタッチされます

ゴムチューブを用いるなど、足腰に負荷のかかるメニューをこなしたあとは、

「身体の状態を確認しながら、正確に!」(天野コーチ)

様々な動きを入れながらのステップワークを実施

2本目、3本目と回数をこなすに連れてスピードは徐々に上がっていきます

そういった動きひとつでも、梅崎選手はキレ味抜群

「娘のモデルデビュー?稼ぎで負けないようにしたい(笑)」

また、軽快に芝を踏みしめる興梠選手を見つけた監督は嬉しそうにハグをしていました

完全復活が待ち遠しいです

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午前10時47分、給水を挟むと再び野崎トレーナーが指示を出し、ドリブル&パス&ゴーからの坂道ダッシュのメニューも追加されます

人数合わせで混ざっていた天野コーチも選手に負けじと仕上がりは上々

「アッハッハッハ、仕上がりね!それ面白い」

そのように笑った選手達の良き兄貴分は、練習後も「見ていてください!仕上がり具合を!」

と梅崎選手を引き連れて居残り練習をしていました

今年は人数が増えた分、ゲーム形式メンバー外の選手達への”天野塾”がより大きな意味を持つでしょう

チームを支える大切な塾長です

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ちょうどこの頃から、GK陣は土田コーチと共に専用メニューへと移ります

新ウェアのブルーは快晴の空のように、スッキリ爽やかです

大谷選手、緑以外も似合いますよ!

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午前10時55分、今度は、

「タイミング合わせるよ!」

堀コーチ主導での3人一組、基礎練習が行われました

そして、午前11時11分、〆のシャトルランへ

「みっちゃん(永田選手)についていく!」

森脇選手がそう宣言すると、すかさず平川選手、

「ついていくって・・・そもそもその選択の時点で厳しくない?」

冷静に、的確なツッコミを入れていました

「競争じゃないからね!」

野崎トレーナーはスタート前、選手へそのように伝えましたが、やっぱり関根選手は早い!

ぶっちぎりの1位でした

つづいて、鈴木選手、岡本選手、小島選手、武藤選手といった順にゴール

森脇選手はなんだかんだ、永田選手を追い抜いていました

練習は午前11時20分頃に終了

さてさて、背番号が24に変わった今年も、シャトランKINGは健在です

途中までは岡本選手とのデッドヒートを繰り広げましたが、終わってみれば王者の貫禄(順位が全てではありませんが)

「負けないように頑張った。拓也君がもうちょうい早くなれば、僕のタイムも上がるのかなと思う(笑)」

――岡本選手はペースメーカー(笑)?

「はい(笑)」

――練習後も2人で走ったのは、岡本選手を鍛えるため?

「はい(笑)そうなんすよ(笑)」

――相変わらず大物感たっぷりで・・・

「ハハハハ!そうですね!」(←否定しないのがやはり大物!!)

――軽快に走れているのも良い状態の表れですか?

「まあまだ始まったばかりだし、徐々に徐々にコンディションを上げて行ければと思う」

――キャンプは誰と同じ部屋だったんですか?

「慎三君っす」

――不思議な組み合わせ…

「そうっすね、不思議でした…(苦笑)」

――普段あまりコミュニケーションを取っていない印象ですが?

「そうっすね、去年はホント、何回喋ったか数えられるぐらいだったんで(苦笑)その三倍ぐらいは喋ったんじゃないすか!もう今年、この時点で」

――お子さんの自慢とかをされたのでは?

「いやっ、意外にそういうのは俺には出さないようにしたんだと思う・・・・けど、電話はしてた(笑)口調?いやいや怒られそうなんでちょっと、まだ、もうちょいあれしてから答える(汗)」

――どんな話が多かったですか?

「宮崎はゴルフの番組が多かったので、ゴルフの話とか、サッカーの話もちょくちょく」

――関根選手も高校時代からゴルフをしていたことですし…

「そうっすね、慎三君はうまいんで、そういう面でも見習いたい」

――スコアで抜くのも時間の問題?

「ぶっふぉ(笑)多分ほんと、何年かかっても抜けないと思う」

――そっちは謙虚なんですね

「そうっすね、慎三君“には”謙虚に行こうかなと」

――岡本選手“には”?

「拓也君は鍛えてあげようかと(笑)」

――賑やかに、新しい選手も含めて良いムードで出来てますか?

「そうっすね、人も増えてコミュニケーションを取るのは大事だし、宮崎でほとんどの選手と話せたので良かった」

――ユース昇格組もいますが、昨年は関根選手が1人だっただけに、2人なのは羨ましいのでは?

「そうっすね!けど、2人ともまだ静かぶってるので、物足りない(笑)」

――関根選手も1年前の今頃、新人研修を受けるまでは今では考えられないくらい暗かったですよ!

「そうでしたね(笑)それまで待ってたいと思う。あの2人にもチャンスがあると思うので」

――原口選手のレッズフェスタの挨拶をダメだししたり、本当にあの研修以降変わりました

「あそこで学ぶんだと思う(笑)ハハハハハハ」

――公式戦のスタートまで1ヶ月を切りましたが?

「宮崎キャンプもあっという間に終わったし、次のキャンプでもしっかりと良い準備をしたい」

――練習試合が多いのは、関根選手にとって良いことですか?

「そうですね、試合勘も凄く大事だし、練習から良い関係でやるのもそうだけど、試合でどうできるかなので、コンビネーションを確認していきたい」

シャトランKINGにはいずれ、レッズのKINGになってもらいましょう

週末、自身にとって初のレッズフェスタではどのようにファン・サポーターを喜ばせるか、そのあたりも楽しみです

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そんな大いなる可能性を秘めた関根選手は、ある助っ人を絶賛します

「そうっすねえ~、やばいっすね~イケメン!優しいし!!いやも~練習での4人1組とかでも一緒に組んでたけど、その時もリフティングとかでけっこう際どいボールというか、いじわるなボールを出しても笑ってくれるんで(笑)もうなんか、出てる!人柄の良さが!(まさかの新人いびり!?)ハハハッ(笑)」

宮崎キャンプにおける練習試合でも得点を重ねた、ズラタン選手です

――はじめまして、よろしくお願いします。

「Nice to meet you!(with smiling)」

――ここまで、キャンプなども行いましたけど、手応えはいかがですか?

「そうですね。非常に良い練習が出来ていたと思うし、練習に加えての練習試合も2試合やらせてもらったんですけど、そういった中でも非常に自分たちが良いコンディションであることを証明できたと思うし、そういった意味では非常に良い出来だったんじゃないかなと感じていました」

――練習試合ではゴールも決められていますし、そのあたりフィットしてきた感触というのはありますか?

「確かに、試合では個人的な得点を入れられたし、結果に左右されることなくやはり一番重要なこというのはチームがどういう風に絡むのかとか、どういう風に、どういった状況でコンディションを、自分たちのコンディションをあげていくかということが一番の目標なので、そういうターゲットに向かって自分たちかこれからもっともっとやらなきゃいけないことがもっと出ると思うし、本当に確かにポジティブな結果が生まれたけれど、もっともっとこれからももっとコンディション良くしてもっと良いチームにしていきたいなと考えております」

――ペトロビッチ監督からもいろいろと指導を受けているとは思いますけど、大宮時代もこのレッズと対戦した経験なども踏まえて、このサッカーにはどんな魅力を感じますか?

「やはりクオリティの高い選手がこれだけいると、もの凄く魅力的なチームが実際にあると思うし、それに加えてやっぱり、レッズの持っているボールのポゼッション率が非常に高い中で、今まで何回か闘わせてもらいましたけども、非常に引いてカウンターサッカーをしないとしない限り試合にならない状態だったので、そういったところで非常に苦しまされたし、非常に苦しい試合を何度か経験してきました」

――攻撃面での素晴らしいところはもちろん、ズラタン選手はチームがボールを奪われた後の守備への切り替えなど、チームプレーへの意識の高さにポジティブな印象を受けます

「そうですね。それがある意味自分の特徴でもあり、ボールを失った瞬間からすぐに切り替えに、守備に力を入れるということでありながらも、監督が常に求めているところがそれであるとも思うし、非常にそういったところが同じ目的としてマッチしているのが自分の中では良いと思うし、自分のタイプ的にはそういった守備的にも力を入れることが特徴だと思います」

――そういう意味でもチームワークが大切になると思いますけど、チームメートとは仲良くなりましたか?

「そうですね、この短期間の中で、非常に彼らに助けてもらっているところもありますし、本当に選手としてのクオリティだけでなく、人間的にも非常に素晴らしい選手がいっぱい、沢山いると思います。本当にそういう選手がいるからこそ、このチームはこのピッチの中で強くあるべきだと思うし、もっと結果の出せる、もっと非常に強いチームがこれからも出来上がるんじゃないのかなというふうに自分の中で感じています」

――もしかしたら、大宮でプレーしていた方が試合に出る回数が多かったかもしれませんが、あえてこのクオリティの高い選手が揃う浦和レッズを選んだというこのこの決意というのを、サポーターも非常に喜んでいると思いますが?

「私は2年半日本にいて、そういった中で何度かこのチームと対戦してきましたし、非常にこのチームが率いるサポーターというのがどれだけすごいものかというものも自分の中で改めて何度か感じさせてもらって認識していますし、これからも私は日本にいたいと言う気持ちが非常に強い中で浦和レッズからオファーが来たときには非常にそれが誇りでしたし、非常に嬉しかったです。そういったチームの中でプレーするというのは決して簡単なことではないと自分の中では把握していますし、やはりそのためには、自分自身の100%を尽くして、結果プラス彼らのためにも常に自分自身を追求しながらやっていかないといけないなというプレッシャーの中でも闘っていくつもりです。これからも」

――次の日曜日、レッズフェスタというサポーターとふれあうイベントがあるので、是非楽しんでください

「そうですね、今まで、そういった、サポーターとふれあうイベントを何度かやらせてもらった中で、初めて多くのレッズのサポーターと会うのをとても楽しみにしていますし、非常に楽しい、良いイベントにしていければなというふうに楽しみながらお待ちしています」

結びに「ありがとうございました」と伝えれば、

「ドウイタシマシテ!」

と日本語で返答

プレー、ルックス、受け答え、あらゆる面で正にGnetle!

これからもよろしくお願いします

関根選手、ズラタン選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

1月15日 「2位では何も得られない。今シーズンはしっかり結果で示したい」

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どうもです

本降りの大原で、始動2日目の練習は午前10時からスタート

天気も何のその、選手達は明るいムードでウォームアップに励みます

午前10時33分からは、3人1組でのパス回し

きのうと同じく、動きを止めず、縦への方向付けがされたものでした

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青木選手のグループには、橋本選手も

波長が合うのか、息ピッタリの印象です

午前10時40分には立ち止まってのリフティング

平川選手は永田選手とうまくつながらず、笑いっぱなし

ゆるキャラワールドに引き込まれているのでしょうか

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午前10時42分、再びパス&ゴーが始まると今度はテンポアップ

どの選手もボールをさわるのが楽しそうです

ちょうどその頃、テクテク歩きの柏木選手が、一礼をしてからピッチに足を踏み入れます

ウォーキングを経てその後は、それ以前に調整を始めていた興梠選手と合流し、ピッチをジョグで外周しました

報道陣の前を通り過ぎる際、興梠選手は柏木選手を皮肉るような発言も・・・

午前10時47分、場所を固定しのパス&コントロールへと移ります

堀コーチからは、「イメージ持って、色んな動きを入れて!」

午前10時51分、トライアングルの距離を離し、ロングキックを反復します

ある選手の蹴ったボールが監督の後頭部へ直撃しそうになるも、間一髪!

「誰だ!?」と言わんばかりに後ろを見渡す監督

容疑がかかったのは那須選手と李選手でした

しかし、結局は少し離れていた森脇選手が犯人に仕立て上げられ、無事解決・・・したようです

午前10時55分、選手達は集合をかけられます

約5分後に輪がほどけ、始まったのはゲーム形式

ハーフコートにフィールドプレーヤーが11対11で対峙したのすが、珍しいことに片方のゴールライン上にはゴールが2つ

すなわち、計3つの正規ゴールを用いるという珍しい形でした(メンバー編成はシャッフル系)

しばらくして、監督は雨の中カミナリを落とします

「次の展開を意識して!」

判断が鈍ったプレーに対し、思いっきり声を荒げました

初ゴールは阿部選手、その後もズラタン選手、梅崎選手、オウンゴール×2、武藤選手と続きます

一方のチームは攻撃専任で、もう一方のチームは守備をこなして奪った際はポゼッション

すなわち、攻めのチームは奪った瞬間に3つのゴールへ攻められることになるため、上記のような得点ラッシュになったのです

同じ位置にいても目指すゴールが変わればポジションは自動的に真逆にチェンジ

頭を使った、走りとプレーが求められました

給水を挟んだ午前11時15分、攻守の役割交代後すぐに高木選手がゴール

抜け目ないです

午前11時25分からは両チーム共に攻撃可に変更

変則的形式でのゲームに、クラブハウスの窓越しに練習を見守る山田暢久さんも興味津々の様子でした

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午前11時33分、今度はゴールが2つ、エリアは”ペナペナ”(フルコートの約5分の3)での12対12へ

時に監督はプレーを止め、奪われたあとのファーストディフェンスにおいて、前線の選手を先頭にどうアプローチをかけていくかの指導を入れていました

それ以外にも3人目の動き&動き直しの徹底など、指示は多岐に渡ります

午前11時52分には相手の横パスを奪ったズラタン選手が冷静に左足でのシュートを流し込み、今季大原初(※11対11の)ゴールが決まります

主に新加入選手へ、槙野選手がポジティブヴォイスを送り、良きリーダシップを取っていました

午前11時57分、給水タイム

熱戦に寒さも吹っ飛んだか、どの選手もたっぷりと水分を取っていました(スタッフが急いで補充)

その後も激しい攻防が繰り広げられましたが、そういった中小島選手は落ち着き払ったエレガントプレーを披露

ポーカーフェイスも頼もしいです

また、終盤には李選手がゴール

ズラタン選手と李選手、決めるべき2人のゴールであったことも良い傾向でしょう

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お昼の12時12分、給水の際に選手はランシューに履き替え、走り込みが始まりました

ピッチの外から仲間を煽る興梠選手

それに対して、「何ヶ月休みがあったと思ってんだ!」と森脇選手がつっこめば、監督は「アイヤーシンゾー!」
※威勢良く言い払った森脇選手はこのあと、とばっちりを受けますが、それは後ほど

監督は時折集団に加わり、一緒に走り、ハッスルするもその途端に選手達はペースを上げ、置き去りにされていました

「フランツフランツ!ヒャッハッハッハッハー」(監督)

その後も監督は選手とのハイタッチを欠かさず、飽きさせません

お昼の12時47分、練習は終了

2日連続の2時間越え

お疲れ様です!!

練習を終え、シャワーを浴びてクラブハウスを後にする監督に「大丈夫!」と声をかけると、「オーダイジョウブ!ダイジョウブ!!(ニッコリ)」と軽快な足取りで、いざ!宮崎キャンプです

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お待たせしました!!

ここからは、森脇選手のインタビューです!

――今年もよろしくお願いします!

「お願いします!こちらこそ!」

――始動して2日経ちましたが、チームの雰囲気やご自身の手応え、どうでしょうか?

「いやまあ、あのー、新加入選手が入ったので彼らにとってはまだ探り探りな状態だとは思うけど、まあしっかりとピッチ内外でコミュニケーションを図っていきたい」

――リフティングのマジカルバナナも“あえて”の気遣い?

「そりゃそうすよ!そりゃもうねぇ?自分が先頭に立って負けないとチームも盛り上がらないので、まあ、自分のテクニックを出すというよりは、意識的に負けた(苦笑)」

――今年はいじられる立場からいじる立場になるぐらいの意気込みですか?

「いや~そういう変化を求めてシーズンインしたけど、最初の方ではその手応えはない。昨年のままかな?って感じた」

――オフはリラックスできましたか?

「色んな所に行ったり、色んな人と話したり出来たので、非常に良いオフを過ごせたなと思う」

――ヨーロッパで最先端のサッカーを観てきたそうですが?

「FCバルセロナの試合を観に行ったけど、さほど主力選手も出ていないし相手も二部のチームだったので、多くのことは参考にならなかったけど雰囲気を味わえたのはひとつ良かった。凄いスタジアムで凄い雰囲気だった」

――世界最高のストライカーの足を止めたそうですが?

「ねー!止めたっていうかもう、あーのバッタリね、バルセロナの街で会ったのもビックリ。スアレス選手と服を買うところが一緒だったのでビックリした。まさかそんなところにいるとは思わなかったので、『スアレスかな?どうかな?』何て思いながら英語で声をかけた」

――どんな感じに?

「『ピクチャープリーズ』って。合ってるかどうかわからないけど、とりあえずジェスチャーを交えながら『写真撮ってくれ!』と。『カシャカシャしてくれ!』と伝えた。そしたら結構快く受け入れてくれた。けどまあ、顔は引きつっていて嫌そうだった(苦笑)まあ優しいなと感じた!(笑)」

――「俺は浦和レッズのディフェンダーで、いずれクラブワールドカップで対戦することになるぞ!」ってちゃんと伝えましたか?

「いやそれは伝えたかったんだけど、そこまでの語学力というか英語が出てこなかったので、『センキューセンキュー!アイライク スアレス!!』みたいなね、そういうことしか言えなかった。むこうもね、『ナニイッテンダコイツ!?』みたいな顔してた。お店の人も気付いていたけど、まあ気を使って声をかけていなかった。その中でも僕も店内で5分ぐらい葛藤して、ひとつ面白いネタにもなるなと思って声をかけた。撮影者は、妻です!!」

――噛まれなかった?

「噛まれなかった・・・そのビクビク感もあったんすけど、全然平気だった。逆に自分から『噛んでくれ』と言えばよかったけど、そのアイデアが出せずにテンパッちゃって(汗)人間、テンパると何も出てこないんだなというのはわかった。(過去にはダヴィ選手に・・・)だからスアレス選手にも何かしてもらいたかったけど、まあ残念だった」

ちょうどそのタイミングでした

パチン!!

「痛ええよおお!」と森脇選手が振り返れば、背後には興梠選手

今季初の“後頭部不意打ち”でした

――今年もこのキャラですか?

「いやいや!そろそろ変えなくちゃいけない!!でも新加入が11人ぐらい入ったので、あのーそういう選手にはもの凄いオーラを出していきたい」

――オーラといえば、練習の走り込みでは森脇選手から余裕の風格が感じられました

「余裕感じた?いやー昨年の方が余裕感はあったんですけど、まあ今年は顔は余裕に見せているだけで、肉体的には昨年と一緒ぐらい。でもしっかり一月入ってから準備をしてきたので、そういう意味では比較的スムーズに練習には参加できてる」

――顔ってとこで、走っている森脇選手を見ながら「何でそんなに黒いんだろ!?」とそこばかりきになりました

「いやもう、しっかり自主トレで追い込んできたので、やっぱ自主トレを追い込めば追い込むほど人間は黒くなるっていうのはね、今年に入ってわかったので、今シーズンしっかりと闘って、来年も良い自主トレに励みたい!というふうには思う」

――他の選手は自主トレが足りないということですか?

「足りないッスね!全然、まだ白い選手が何人かいたので、『それはまずいぞ!』と伝えた。みんなしっかりと練習を積めばどんどん黒くなるというふうには思う」

――自主トレはともかく、きょうもかなり負荷がかかっていたので、本番の練習で負けないように…

「いやーもうきょうはね、一番ハードに上げたよね?なので、色々と大変さはあったけど、記者の皆さんがミシャにね『もうちょっと練習時間を短くした方が良いんじゃないの?』っていうふうに伝えてもらいたい」

――宮崎帰りはもっと黒くなっているということで?

「いや~これ以上黒くなるともっといじられんすけど、しっかり追い込んで黒くなって帰ってきたい!」

「飯は?メシは?」(槙野選手)

「行こうよ行こう!!」(森脇選手)

――それでは、今年の目標をお願いします!

「いやもうね、ACLとか日程はタイトなんだけど、まああのーホントね、昨年ACLに出たチームというのがなかなか良い成績を修めることが出来ていなかったので、今年はホント、その中でも良い試合をして良い成績を修めたい。それはACLだけ、リーグだけということでなくて、全てのタイトルを勝ち取りに行きたい。まあホント、ね?それは口で言うのは簡単だけど、どれほど難しいというのかはどの選手も重々わかっていると思う。それに近づくために一歩一歩やらなきゃいけない。昨年は2位だったけど、2位では何も得られない。今シーズンはしっかり結果で示したい…集え!浦和ピーポー!!」

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

お楽しみに

では

1月14日 始動

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どうもです

午前9時、浦和区の調神社で必勝祈願を行い、大原へ

スッキリとした青空が、今季始動への高揚感を助長します

午前10時50分、サポーターの見守るスタンドへ「こんにちは!」と礼儀正しく挨拶した天野コーチが、ピッチへ一番乗り

続いて、爽やかな笑顔と共に小島選手、その横には控え目な高木選手

ジェントルムードを醸し出すズラタン選手、鈴木選手、ロドリゴさんの3人が揃って

背筋をピンと伸ばした加賀選手→橋本前代表との談笑を終えて阿部選手「ツボさんには負けないようにしたい(笑)」→用具を持ちながらの斎藤選手&茂木選手→2人では持ちきれなかったかボール袋を抱えながら関根選手

にやけ気味の青木選手→軽快な足取りで宇賀神選手→独特なオーラの橋本選手→堂々胸を張って李選手→歩き方にもキレのある梅崎選手

横から見ると胸板がっちり岡本選手→全身がっちり岩舘選手→モソーっと(※内に闘志を秘めながら)永田選手→それを横目に平川選手→真剣な表情の武藤選手

忘れ物を取りに一端戻った槙野選手→石原選手もまた同様→「おはよう!」と挨拶は欠かさない土田コーチ→小走りだけでもメラメラ感たっぷりな那須選手→身軽なのも成長の証し?大谷選手

「ざいまーーーす!よろしくお願いしまーーす!!」と相変わらずの森脇選手

来た順にボールと戯れていき、次第にリフティングゲームへと移行します

2手に分かれ、一方は「マジカルバナナ!」(森脇選手)のルール有りでした

午前10時57分には、「おはよーございまーす!」サポーターへ深々とお辞儀をした監督がピッチへ

昨季最終日に握手した際、「ノー大丈夫」と寂しげに話していただけに心配でしたが、「オフに入ってからもなかなかショックから立ち直れなかったが時間が経過するに連れて、自分の頭の中を整理して、信念と共に新しい気持ちで次に向かっていくという目標が芽生え、今シーズン闘っていける力が蓄えられた」と晴れやかな表情だったので安心です

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そして午前11時、堀コーチの指笛を号令に全員一斉のジョギングで今季初練習がスタート!!
※興梠選手と柏木選手は別メニュー調整でした

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午前11時13分、じっくりとストレッチを行い、とりかごへ

「ヨイショー!オイショー!」と森脇選手がやたらとハイテンションで場を盛り立てます

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午前11時33分、「動きながら行こう!」(堀コーチ)

4人一組でのパス&ゴーを実施

加賀選手、石原選手、橋本選手、武藤選手が同じグループ、ズラタン選手は大谷選手&岡本選手&関根選手のユース出身組、高木選手は岩舘選手+茂木選手&斎藤選手の昇格組と組んでいました

流れとしてはゴールラインからゴールライン(付近)を往復する、縦への方向付け

茂木選手と斎藤選手は走っている状態の中であっても、正確かつ強さのあるインサイドキックを披露

ユースで良い練習を重ねたのでしょう

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午前11時40分、「ストレッチ入れるよ」(堀コーチ)

この小休止の際、監督から今季初指導が入りました

「相手のいるイメージ!しっかり考えながら走って!次誰がもらうのか!?3人目だよ。必ず考えながら、味方、ボール、位置取りを意識しよう!ボールのない選手がしっかり示すように、スピードは上げなくて良いから動きを止めないように!」

再開後も、頻繁に声をかけ、選手達へ集中力の維持を促します

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午前11時55分、今度は2人一組での基礎練習へ

ここでも、動きを止めずにタッチラインからタッチラインを往復

バックステップでのインステップボレーやクロスオーバーの動きを加えたダイレクトパス交換などを反復します

永田選手は平川選手とコンビを組んでいました

今年は坪井選手や関口選手といった”いじり役”がいない分、マイペース感が増した印象です

この頃、額に汗を滲ませた興梠選手がステップワークなどを終え、休憩のタイミングでメディア陣のもとへ歩み寄り、「動けてるでしょ?」と自信満々な様子で語る一幕も

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お昼の12時6分、給水タイム

このタイミングで選手達はスパイクからランシューへと履き替えます

そこからは、仕上げの素走り

各自が状態に見合ったペース設定でピッチを外周しましたが、昨年の”シャトランKING”関根選手は快調に飛ばします

そこへは、一昨年までシーズン前の走り込みで先頭を走る機会の多かった小島選手もピタリ

今年のシャトランは、どちらがトップになることでしょうか

移籍初年度はこの素走りで大苦戦(前年にCWC出場でオフが短かったため)、昨年はスパイクからカワイイ音が「キュッキュ」の森脇選手は今年、余裕の足取りでした

しかも、焼けてて黒い!!

今年はまたひと味違うのかもしれません

各選手、ばてることなく走り抜きました

それも何と、30分×2本の計1時間!!

午後1時17分、全員が車座を組んでのストレッチを行い、午後1時25分に練習は終了

2012年以降では始動日最長となる約2時間25分、みっちりと汗を流しました
(※参考までに2012年=約1時間15分、2013年=約1時間40分、2014年=約2時間)

今年はゲームを行わなかった分、少しは楽?いやいや!その分、これからもっと負荷がかかるはずです

また、新加入選手が自然体で練習に取り組めていたところに、このチームの”溶け込みやすい”雰囲気の良さを感じました

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さて、初日の練習後は誰にインタビューするか…

ここ数年は2人の”山田”と決めていました

「俺が浦和の山田となるように」(2014始動日、直輝選手)その言葉通りになることは、今でもあきらめていません

今年はどの選手に聞かせていただくか、心の中では今週まで決まらず

ところが、きのうの新加入選手記者会見でピンと来ました

仙台から加入の武藤選手です

言葉、姿勢共に、とても清々しい印象を受けたのです

《もしかしたら、出場機会にこだわった場合、もっと良い環境があったのでは》

その疑問をストレートにぶつけたところ、

「仙台だったり他のチームもオファーを出してくれていて、多分どっちを選んでも浦和よりは出場機会が多かったかなとは、まぁ、客観的に見てもそう思うんですけど、それでもやっぱり僕の中では、サッカー選手である以上、上を目指したいっていう思いがあって、浦和から話をいただいた時に『こんな大きなチャンスはないな』って感じたので、結構悩んだんですけど、最後やっぱり上でチャレンジしたいっていう、短いサッカー人生なのでこういうチャンスを逃したくないなっという気持ちで浦和レッズを選びました」

という答えが返ってきました

決して短くはないプロ選手人生…、そこでそのような思いを持って浦和レッズを新天地に選んだ志しに感謝します

ありがとう!

シーズンが終わる頃には、もっともっと、特大の「ありがとう」を伝えられるように願います

そんな、11ヶ月後の歓喜へ向けて

2015年の浦和レッズが始動しました

今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、
始動初日のレッズをたっぷりとお伝えします

・阿部選手、槙野選手、石原選手の意気込み

・練習後に行われた監督会見(※約54分に及んだため、きょうはその一部を)

・武藤選手インタビュー
→大学の先輩、宇賀神選手とのお話

まだまだ色々と紹介したかったのですが、生放送の時間が迫ってきたので、続きは番組の中で!

お楽しみに!!

では

1月11日 始動を前に

どうもです

浦和レッズを通じて、より一層の幸せを共感できますように

今シーズンもよろしくお願いします

さて、13日の新加入選手記者会見や新ユニホーム発表、14日の初練習、16日には宮崎での第一次トレーニングキャンプ…

チームは今週から本格的に2015シーズンモードへと突入しますが、ホームタウンにおける交流については一足先にスタートしています

きのうは浦和駒場で『JAライススポーツセミナー』、きょうは埼スタで『埼玉県青少年夢のかけはし事業』が、それぞれ”我が家”において開催されました

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Jリーグ元年に生まれ、駒場の近所で育ち、今年再び赤いユニホームを身に纏う岡本選手は、きのうのイベントで聖地に凱旋

「すごい楽しくできた。子供たちの憧れになるように頑張る(笑)」

親近感たっぷりの笑顔を見せると共に、決意を語ります

「本当に戻って来られて幸せだし、このクラブでもう1回チャレンジしたいと思ったので、今年こそ、個人としてもチームとしても結果を残せるようにやっていきたい」

レッズからの復帰オファーは、予想外とのこと

「そう言ってもらえるとは思っていなかったので本当に嬉しかったし、やっぱり自分を育ててくれたクラブだから、恩返ししたいなとは思った」

離れている間も当然、故郷のニュースチェックは欠かさず

「何て言うんですかね…優勝争いの難しさというか、そういうプレッシャーは、外にいながらも『あるんだろうな』と感じたし、最後の方は難しかったなとは思う」

長崎では1年半の歳月を過ごしました

「本当にいろんな経験をさせてもらったし、試合に出たのはもちろん、プレースキッカーもやったり、ゲームキャプテンもやったりとか(笑)、いろんな面で新鮮なことを経験させてもらったと思う。セットプレーではあまり良いボールを蹴られなかったと思うけど(苦笑)」

これまで、先輩達がレンタル復帰後に苦戦していることは、重々承知

「そうですね。本当に難しいとは思いますし、でも、この1年半やってきたことを信じてやっていければいいなと思う」

まずは勝利に貢献し、快心の「ただいま!」を

「試合に出たり、試合に絡めるようなプレーをしてきたいと思うし、最初から自分らしさを出していきたい」

レッズユース黄金期、1年生の時点でレギュラーをつかんでいた武闘派ディフェンダー

逞しいけどやや童顔、そんな印象は武者修行前とあまり変わりませんが、果たしてどのような成長を遂げたのか

大丈夫です

本人と同じく、こちらも信じています

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移籍2年目の青木選手は、2日連続のイベント参加でした

「子ども達と触れあえて楽しくできた。みんな、うまい人ばかりでしたよね・・・ビックリした」

――良い感じにシーズンインできそうな感触をつかめましたか?

「そうですね、ボールはまだまだすごい蹴っているわけではないけど、体はとりあえず作ってという感じなんで…キャンプで…はい」

低反発マット風な受け答えは、今年も健在

その空気感が子供たちの心をつかんだか、インタビュー中にもサインを求める列が伸びていきます

「もうちょっと待っててね…」

やわらかい口調に、少年少女も癒されている様子でした

――きょうは「夢の懸け橋」というテーマでしたが、子どもの頃に抱くべき”夢”についてはどう捉えていますか?

「色々とみんな持っていると思うので、それに向かって努力したりしていければとは思う」

――青木選手、小さい頃はどうでしたか?

「やっぱ、サッカー選手になりたいというのはずっと思っていましたね」

――その頃からもう既に?

「はい、もう、ずっとそれは思ってた」

――努力を重ね…

「そうですね(笑)はい、多分…(笑)」

――そしてまた、これからも色々な夢や目標があると思います。2015シーズンもそれらを一個一個叶える1年になればと思いますが?

「しっかり試合に出て、優勝できるように、チームの力になりたいなと思いますね!」

――そういう意味ではきのう、青春時代を過ごした母校から良い刺激を受けたと思いますが?(※きのうのイベント後には前橋育英高校を応援すべく、埼スタへ直行しました)

「そうですね!決勝に行っているんで、そういう、昨シーズン僕らも、そういう舞台とはちょっと違いますけど、似てる戦いをしたのかなと、そういうスレスレの。そこを僕らも見習って、まだ母校は決勝ですけど、今年こそは優勝したいなと思う」

――試合中はスタンドでメガホン持って!って感じだったんですか(笑)!?

「いや、全くやってない!(笑)静かに見てた。ネックウォーマーをこうやって…顔を隠して…」

――でも、青木選手を見かけたっていう目撃談を聞きました

「本当すか? そんなにわかんなかったんですけど、僕は」

――あと、母校関連ですと、後輩が一人、またレッズでチームメイトになります

「そんなに…直接関わったことないし、そんなに話をしたこと無いんで、これからコミュニケーションを取りたい(笑)」

――青木選手らしい!

「本当すか?かぶっていないんで」

――高めあって…

「お互い頑張っていければなって思う」

――今年も共に闘っていくサポーターへ一言お願いします

「僕はまだ1年しかいないけど、みんな言っているとは思うけど、もうこれで最後の『今年こそは優勝』ってしたいですね!」

―――言葉が力強いです!昨年の”ほんわか”から進化を?

「変わらないです!そこは!(笑)」

―――ただ、結果は違う?

「そうですね!はい」

決意表明後は再び、子供たちの”お願い事”に、丁寧に応じていました

春になれば彼らはきっと、埼スタのメインピッチで躍動する背番号16に目を輝かすことでしょう

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そういった”希望”と接する”夢、憧れ”の存在達もまた、実に良い表情をしていました

2015シーズンの飛躍を前に、ピッチで闘う戦士達は、未来を担う原石から力を与えられています

あすもまた、とある所における交流へ取材に行く予定です

岡本選手、青木選手のインタビューは、今週の「You’re The REDS」でお届けします

お楽しみに

では