6月29日 「《レッズが行かないでどこが行くんだ》という感じ」(関根選手)&「一番良い相手だと思う」(指宿選手)

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どうもです

きょうのお昼、Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝トーナメントの組み合わせ抽選会が行われました

◇◆関根選手◇◆

――大型モニター越しにも、額の汗を確認できましたが?

「ほんと暑かったっす。スタジオが…はい(苦笑)」

――緊張したのでは?

「しましたね。抽選くじを引いたことなかったので。そういうトーナメントとかの。凄い良い経験になった」

――7番・・・

「いんやぁ微妙でしたね(苦笑)チームメイト、スタッフからは『1か5を引いてこい』と言われていたので。何とも言えないっす。ただそこはもう、今から何を言っても遅いので、本当に。去年も負けてはない状況でも進めないのが、ホーム&アウェイの難しさなので、2試合合わせてしっかり勝つというところが大事になってくるので、そういったところをしっかりやっていきたい。どの相手でも自分達がやるべきことをやれば良い結果を残せると思うので、本当にJリーグは良い調子で来ているし、ナビスコも良い形で勝ち上がって行ければと思う」

――隣りに立った指宿選手、大きかったのでは?

「ほんと、《テレビに並んで映るのかな?》ってところが心配になった(苦笑)身長差がありすぎて(ニヤリ)」

――新潟への印象は?

「ついこないだ対戦したので、凄い良いイメージでやれると思うし、自分個人としては凄い悔しい思いをしたので、しっかりと新潟相手に良いパフォーマンスが出来るように良い準備をしたい」

――悔しい思いというのは?

「得点に絡むことも出来なかったし、相手にPKを与えてしまった部分もあるので、そういった想いがあるので、しっかり晴らせればと思う」

――この大会への思い入れを聞かせてもらえますか?

「ひとつでも多くのタイトルを取るのが今年の目標だし、このJリーグの調子を維持することが大事なので、本当にここからが勝負だと思う」

――プロデビューの舞台でもありますが?

「そうですね、はい。あの時は槙野君が退場したことぐらいしか記憶にない(笑)気付いたらいなくなってたので、後ろが(ニヤリ)そういう思い出がある大会」

――デビュー翌日、「夢の中にいるみたいだった」とコメントしていたのが印象的です

「ほんと、そういう感じだった。初めて立ったときはそういう感じだった」

――次は現実としての良い舞台に出来るように

「そうですね、頑張ります(ニヤリ)」

――ニューヒーロー賞については?

「そういった賞というのは後からついてくると思うし、本当に目の前の試合で良いパフォーマンスが出来るように準備していくことがそういった結果につながっていくのかな」

――決勝戦は埼スタです

「凄いモチベーションが上がるし、《レッズが行かないでどこが行くんだ》という感じなので、本当に、埼スタで最後に試合が出来るように勝ち上がっていきたい」

――ちなみに、お菓子は好きですか?

「??お菓子っすか!?割と、好きっす・・・!あーあーあー!!結構好きです!!(笑)フフフッお菓子好きです」

――チップスターとか?

「はい!」

――休みもほしかった?

「はい(しみじみ)休みたかったっす、本当に(笑)チームに良いように使ってもらっている(苦笑)」

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□■アルビレックス新潟・指宿選手□■

「レッズを倒して、勝ち進んでいって、優勝するだけ」

――レッズへの印象は?

「もちろん、レッズは強いという印象。ファーストステージは優勝しているし、ただ僕らに可能性がないわけではないので、そういった意味では、やり甲斐が凄くあるチーム。で、また僕らとしてはレッズを倒したら勢いに乗っていくことも可能だし、一番良い相手だと思う。ナビスコは一発勝負なので、リーグ戦とはまた雰囲気も違うし、全く違う戦いになるのかなとは思う」

――達也さんもきっと今頃・・・

「燃えているでしょうね、達さんも(笑)はい。達さんのことはもちろん、とにかく勝ちたい。それだけ」

――暑い季節にリーグを含めて3度対戦。サポーターも燃えるでしょう、きっと

「お互いに熱いサポーターがついているので、そういった意味では、凄い盛り上がりもあるのではと思っている。新潟も毎試合毎試合アウェイまで多くの方々が駆けつけてくれて、応援してくれる素晴らしいチームなので、サポーターに僕らは支えられているし、そういった意味ではそこもまた違った目線での見どころになると思う。サポーター同士の戦いというのも」

――関根選手とは話しましたか?

「初対面なので、軽く世間話をしたぐらい(笑)スピードのある選手。11人で戦って、しっかりそこを抑えられればと思うし、勝ちに行く」

――新潟は埼スタで勝ったことないのをご存知ですか?

「あっ、今初めて聞いた。なおさら良いのかな。舞台としては整ったのかなと思う。ここ最近も勝ててないし、アウェイで勝てれば、優勝までの道が見えてくる」

――エールの交換と言いましょうか、レッズのサポーターへメッセージをお願いします

「とにかく僕らも全力を出して戦います。それはお互いに同じだと思うので、そういった意味では熱い試合が展開されると思います。それを良い意味でお互いポジティブな気持ちを持ってしっかり応援し合えたら、より一層盛り上がって良い試合になると思うので、頑張りましょう!お互いに。よろしくお願いします」

とても紳士的な応対に感謝!

インタビュー詳細は、「You’re The REDS」でお届けします

では

RED A Live 2015 6.27 VS 新潟

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ペトロビッチ監督はきょうの練習後、新潟戦での平川選手のスタメン起用を示唆しました

平川選手は先日のインタビューで、近況をこのように語っています

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★浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「明治安田生命Jリーグファーストステージ第17節・浦和レッズ対アルビレックス新潟」の模様を実況生中継します。

RED A Live 2015
「浦和レッズ 対 アルビレックス新潟」
…6月27日(土)18:30~21:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…17:00~17:55
REDS After The Match…22:00~22:55

・応援メッセージはこちらへ!
・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
17:00~17:55 Come On! REDS
18:30~21:15 RED A Live 2015(延長の場合あり)
22:00~22:55 REDS After The Match

6月25日 「自分は40点ぐらいじゃないですか?」&「これからもっと成長していくひとつの栄養剤になったと思う」

どうもです

気温はきのうに続き、30度越え

もうすぐすれば、レッズ版サマータイムが導入されるのでしょうか

さて、新潟戦を2日後に控えたきょうの練習は、室内ミーティングを経て午前10時45分頃からスタート

ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームへ

最初のルールは、これまでの2日前練習で何度か(FC東京戦前等)設定された、プレーエリア限定方式でした

ピッチ上には無数のマーカーが置かれ、ディフェンスゾーン、ミドルゾーン、アタックゾーンに分割されます

ディフェンスゾーンでプレーするのは、3バック+2ボランチ

アタックゾーンには1トップ2シャドー+両ウイングバック

基本は2つのゾーンにおいて5対5のマッチアップが生じます

ただ、空白となるミドルゾーンを後方の選手が攻撃参加時のみ踏み越えることで、

「数的優位活かして、出来るだけ早く!」(監督)

という変則的形式でした

システムを合わせ手来る相手をどう打開するか

「奪った早く縦へ!」、「相手の対応を見て的確なパスを出そう」、「タイミングだよ、それぞれが勝手に動いてはゴールできないよ」

と監督

さらにルールとして、縦パスが入った際にアタックゾーンの選手は必ずダイレクトパス(1タッチ)を入れてからフィニッシュへ至る、ルール設定がありました

単調にならず、アクセントプレーも織り交ぜる

そして連動性を持ってゴールを射抜く

それは、今年のうまくいっている時の攻撃パターンにそのまま当てはまります

また、守備陣は基本的に”追い越し”をしない制限があったことから、相手のカウンターへのリスクマネージメントの狙いもあったのでしょう

新潟のワンダーボーイ、次戦は果たして・・・

ゲーム終盤には、プレーエリア限定を解除

とはいえ、「さっきやったことを頭に入れて!」(監督)

選手達もその意図を組み、バランスの良く、時には大胆にゴールを目指していました

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お昼の12時23分、ラストゴールを決めた橋本選手は、きょうの練習をこのように振り返ります

「今まであまりやってきたことがなかったので新鮮。マンツーをいかに外すかということで頭を使いながら、体を動かしながら、という感じ」

なんと、右からの折り返しに右足で合わせたシュートでした

「あれはまぐれです。でも続けていきます」

そう目を細めるレフティーは1st優勝を決めた瞬間、ピッチに立ってはいましたが、ここまでの貢献度としては、

「40点ぐらいじゃないですか?」

シーズン前の期待感からすれば、妥当かもしれません

ただ、徐々にミハイロスタイルに順応出来ている印象です

その証しに、練習試合では”動きながらボールを受ける”機会が圧倒的に増えました

「少しずつボールももらったり、センタリングを上げる回数も増えているので、少しずつは良くなってきていると思う」

と本人も頷く通り

加えて、味方が信頼してどんどんパスを出してくるようになったことの現れでもあります

「ダイレクトで巻いて出てくるというのは、今まではあまりなかったし、自分のタイミングも悪かったけど、ああやってどんどん出てくるというのは、しかも顔が合わずに出てくるというのは、少しずつ理解してもらえているし、僕の動き出しも良くなっているのかなと思う。サイドをやっている以上、少し長くても一生懸命追いかけることとか、続けていきたい」

「40点」と自己採点したとはいえ、宇賀神選手の活躍を見ればわかる通り、昨年までのレギュラー組に刺激を与えた意味での貢献度は高いはずです

そんな褒められ方をしても、不本意でしょう

けれども、宇賀神選手が出場停止の次節における活躍次第では、状況は随分と変わるはず

その後にショートブレイク期間を迎えることを考えても

「ファーストステージの最後にインパクトを残せるように、まあチャンスが来ればだけど、そのための準備はしていきたい」

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レギュラー争いが最も熾烈であったのは、言うまでもなく前の3枚

競争意識の高さがファーストステージ優勝の要因のひとつ

「間違いなくそうだと思う」

李選手は、そう言い切ります

「チャンピオンシップの権利を得たのは凄く大きなことだと思うし、優勝するっていうのはすべてのピースが合わないとできないと思うので、達成できて自信にもつながったと思うし、これからもっと成長していくひとつの栄養剤になったと思う」

神戸戦で自身はレッズの一員となって以降、ベンチ入りした試合では初めて”出場機会なし”を味わいました

「もちろん悔しい。試合に出るために毎日サッカーしているし、試合に出るためにこのチームに来たので、出られなかったら悔しい。この前の試合はこの前の試合で終わって、やっぱり自分に足りないものがあるから出られないので、また日々の練習からしっかり鍛錬していきたい」

悔しさをも、栄養剤に変えて

「サッカー選手は悔しい気持ちがないと成長していかないので、ここにいるみんなが負けず嫌いで、お山の大将で来た選手ばっかりだし、ましてやレッズはスター選手が多いので」

その選手達の多くは、海外挑戦や代表などでの挫折を経験しています

いわば、ハングリー精神の集合体とも言えるのが今のレッズの特徴、強みです

「その中で競争に勝っていきたい気持ちがある」

通過点は通過点、ゴールはまだ先

このチームはまだ、まだまだ、進化中です

橋本選手、李選手のインタビュー詳細は、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送をぜひ

※きょうは生放送ギリギリまで取材があったため、この時間の更新となりました

では

6月24日 「ちょっとドイツ語を喋ったらミシャも喜んでいた(笑)」&「もっと活躍してオファーが来るように頑張らなくちゃいけないなって心を新たにした」

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どうもです

新潟戦3日前のきょう、練習は午前10時からスタート

気温30度、今年もいよいよ”炎天下”という言葉がつきまとうようになってきました

たっぷりの汗をかきながらのウォームアップを終えると、午前10時45分からは12対12での”ペナペナ”ゲーム形式へ

「スペースがあれば、持ち上がる!」

監督からは、5バックを敷いてくるチームへの対応策を中心に、これまで実践してきたことの再確認を促すような指示が出ます

また、暑い中でも気を緩めないよう、強弱つけた声をタイミング良く選手へ送っていました

選手達もコミュニケーションを絶やさず、集中を切らしません

午前11時30分、永田選手の縦へのやわらかいフィードを受けた興梠選手が、体をくねらせ前を向き、左足ボレーでラストゴールを決めます

しかし、タッチライン外脇、ちょうどディフェンスラインの水平線上から練習を見学していた茶髪の風雲児は、「オフサイだよ!」と納得のいかない様子

「早う帰れよー!」(興梠選手)

「危険なのが来た?アイツ、俺なら大丈夫(笑)」(高木選手)

「お前、ボランチになったんだな!」(堀コーチ)

4代目背番号9は、オフを利用し約1年ぶりに大原へ

「自分が帰ってきたというより、みんなに『おめでとう』と言いたくて。このタイミングぐらいで来れば優勝しているかなと思ったし、優勝する前のピリピリしている時に来るのもよくないかなと思ったから、一応、気を遣って(笑)、このタイミングで来た」

――雰囲気は?

「相変わらず変わってないなって。大原という場は良いところだなと感じた。(今年の浦和の印象は)やっぱりコンビネーションの精度は上がっていると思うし、粘り強くなっていると思う。僕が見た中ではコンビネーションの質は僕がいなくなって良かったなって(笑)。自分がドリブルしなくなったから、その分、コンビネーションの質を上げていって、それが良い方向に行っているんじゃないかと思う」

――武藤選手など新しい選手も順応していますが?

「1年目でミシャのサッカーは非常に難しいと思うけど、それを1年目であれだけ表現しているのは難しいと思うし、彼には合っているんじゃないかなと思う。でもまだトシ(高木選手)はあまり出てないし、『難しい』と言っていたので、その中で武藤選手が順応しているのが凄い」

――ドリブルで局面を打開するというところで、高木選手は似ているところもあると思いますが?

「トシだけじゃなくてタカ(関根選手)もそうだし、タカは活躍しているけど、トシにはここからそういう活躍をしてほしいなって。ひとつのオプションになると思うし、強引に行くことも苦しい試合で必要になってくることもあると思う。トシはそういう力を持っている選手だと思うし、同い年なので、期待している」

――久々のオフ?

「代表が終わって1週間ぐらいゆっくりできたので、今日からトレーニングを始めるけど、また厳しいポジション争いがあるし、ヘルタは僕のポジションの選手ばっかり取ろうとしているから(笑)、気を引き締めなおしてやらないとまた大変なことになるので、気合い入れてまた戦いに行きたい」

――そういった環境を望んだからこそドイツへ

「そうですね、僕が望んでいたのはそういう環境だし、もっと上に行くためにヘルタで活躍しなきゃいけない。その先に代表もついてくると思うし、上には上がいるというか、ここから登っていくしかないという気持ちなので、上に行きたい」

――ドイツで1年戦ってみて、肌で感じた超一流とは?

「ちょっとした差なんだけど、大きな差、みたいな。難しいんだけど。局面ひとつを取ればもちろん勝ったりもできるし、負けたりもするけど、大した差はないなと思うけど、その小さな差が大きな差みたいな。1日1日でその小さな差を詰めていかないと上には行けないと思うし、1日でも気を抜いていたらそこにはたどり着けないと思う。そういう思いができたのは良かったのかなと思う」

――ミハイロ・ペトロヴィッチ監督ともドイツ語で話せますか?

「ちょっとドイツ語を喋ったらミシャも喜んでいた(笑)軽く話すぐらいならできるようになったので、直接コミュニケーションを取れて僕も嬉しかった」

――どういう会話を?

「『ミシャ、おめでとう』って言って、『ヘルタは難しかったけどよく走ってた』、『ボールはつなげないけど、あれだけ難しい中でよく入っていた』と言われた」

――レッズが移籍金でレッズランドの人工芝を改修するようですが?

「次の世代もどんどん世界に行かないといけないと思うし、僕がまず行ったけど、そういう選手がどんどん続いてきてほしいと思うし、今、タカがああやって活躍しているのは浦和にとって凄く大切なことだと思う。正直に言えば自分がいた時に優勝したかったけど、浦和レッズが成功してくれるのは非常に嬉しい。浦和がブンデスリーガで言うバイエルンのような、常にリーグを引っ張るクラブになっていかないといけないと思うし、そういう第一歩になってくれたらと凄く思う。やっぱりそういう引っ張るクラブがあるリーグは魅力的だし、そういうクラブがヘルタのホームに来ると満員になる。そういうクラブがあることは非常に大切だと思う」

――海外に行って感じるレッズサポーターの力は?

「また違う。独特というか、浦和には浦和の良さがあるし、凄く魅力的なチームだということは向こうに行っても思う」

代表で取材したときも感じましたが、肩周りや胸板が以前に比べればがっちりし、逞しくなった印象です

コメントからもその風格は感じ取れるはずです

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「原口お前挨拶来るのが遅えよ!」

と威嚇すれば、

「うっせえお前が来いよ!!」

逆に恫喝されていたのは、森脇選手
※今までの関係があるからこそのコントのようなものです

「原口?あいつは全然オーラないんでね、来てるか来てないか分からなかった。今、気づきました。見た目は変わってないですよね(笑)髪の毛が明るくなったぐらいですかね」

――髪型と言うと、自身もヘアバンドやオールバックなど色々している印象です

「いろんな髪型をしたいなと。夏になってくれば暑くなって短髪になればいろんな髪型ができるんじゃないかなという楽しみもファンのみなさんには見せたいなと思うけど、昨日はファンサがあったので久々に練習で髪をセットしようかなというところだったけど、コーチ陣から『昨日と今日の気合いの入り方が違うんじゃないか』と。今日はヘアバンドで髪をセットしなくて、『モリの練習にかける意気込みが髪型から分かってくる』と言われた。『今日はやる気がないね』って言われた(汗)ジェルとかをつけちゃうと汗をかくと目に染みて大変なことが起きるので今日はヘアバンドにしたけど、ヘアバンドはみんなからは不評だということは事実としてある」

――ひとつの節目として、ファーストステージ優勝を決めたことについては、どう感じてますか?

「去年も前期は1位で今ぐらいの勝率だったと記憶しているので、本当の勝負はここからだと思っている。これから夏場になった体力が厳しくなってきた時にどれだけ勝ち星を重ねていくか、本当に年間チャンピオン取るためにはここからが大事だと思っているので、まだまだ油断はできないなとはどの選手も感じていると思う。こういうシステムになって前期優勝という形になったけど、ワンシーズン制だった去年に関しても前半戦は非常に良い結果は残せていたので、まだまだ油断できる要素はひとつもないなというのが正直な感想」

――練習では3人目、4人目、5人目の動きを意識して取り組んでいますが、サポーターによる“12人目の動き”も力になったと思いますが?

「それはいつも感じているけど、特に神戸戦はそういうパワーは感じ取ることができた。最後は苦しかったけど、より僕らがパワーを発揮できたのはサポーターのおかげだなと。それは間違いない事実なので、非常に良い働きをしてくれたなと。いつも僕らをサポートしてくれているけど、神戸戦は本当に力強かった印象を受けた」

――そのおかげもあって、90分走り抜けましたか?

「フル出場できたのでそういう意味では走り抜けたけど、もっともっとコンディションを上げていく必要があったと思うので、後半15分経ったぐらいから両足が攣っているようじゃまだまだ話にならない。情けないですよね。サッカーをしている、試合を出ているうちに足を攣って交代というのは僕の中では一番恥ずかしいことだと思っているので、そういうことがないように体力をつけないといけないなと。こないだもロスタイムが6分あっても最後まで走りきれる、最後まで120%の力が出せる、そんな選手を僕は目指したいなと思っているので、まだまだコンディションは上げていかないといけないと感じた。この1週間しっかりトレーニングができるので、新潟戦は問題ないんじゃないかなと思う」

――これを聴いたら、バナナの差し入れが増えそうです・・・

「バナナは好きなので差し入れしてくだされば喜んでもらいたいなと思っている。バナナを食べれば足を攣らないということは聞くので、しっかり差し入れしてもらいたいなと思う!」

――表彰式ではソロでしっかり飛んでいましたが?

「あれは、そうっすね!(笑)全く意識していなかったけど、試合では見せない渾身のジャンプをしたけど(笑)。あの時は攣らなかったですね(笑)不思議なもんですね(笑)神戸戦は喜んだけど、まだ埼スタでファーストステージのラストの試合があるので、しっかり勝ってサポーターのみなさんと喜びを分かち合いたい。優勝後のテレビでは、だいぶ戦力外通告を受けましたよね。どんどん居場所がなくなってきたなと。もっともっと頑張らなくちゃいけないなって、『みんなテレビに出てるなあ』って泣きながら見ていたけど、もっと活躍してオファーが来るように頑張らなくちゃいけないなって心を新たにした。パイナップルネタのようなものを全然仕込んでいなかったので、もしかしたらそれが影響したのかもしれない。しっかりネタを仕込んでいればオファーが来たかもしれないので、しっかりセカンドステージも取って、年間タイトルも取って、また呼ばれるように頑張りたい!!」

――最近、一部のサポーターから、6月のオフィシャルカレンダーの森脇選手がカッコいいから7月が来てほしくないという声も聞きます

「そう言ってくれる方がいるんですかぁ!?そういう方は珍しいと思うけど、どうなんすかね!? そういう方は1年中、6月のカレンダーで良いんじゃないかと思います」

週末の埼スタでは是非、背番号46が見せる、左右遜色なく扱える日本屈指の繊細なボールタッチ、そしてガッツも堪能しましょう

一番の魅力は、ピッチ上にあり

燃える赤やけん!バッファロー’46!!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月23日 「今は一番下だけど」

どうもです

梅雨空はどこへやら

快晴の大原でオフ明けの練習は午前10時から始まりました

いつも通りの和やかなムードで、恒例のフィジカル系メニューを中心に進行

締めのシャトランは、選手によって力の入れ具合が違ったため、順位をどうこう紹介し辛いですが、

「うおりゃぁぁぁぁぁぁ!」

と雄叫びを上げ、全力疾走で関根選手と張り合う那須選手が、兎にも角にも熱かったです

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ところで、日々大原の練習を取材していると、ある選手の変化に気付きます

若さを武器に存在感を発揮すべく、シャトランで上位を走るも、岡本選手や関根選手には適わず

ハーフコートでのゲーム形式が始まれば、当然のように隣のピッチで天野コーチの指導を受ける

居残りでパス練習をすればボールは時に、あらぬ方向へと飛んでいき、メディアが球拾いをすることもありました

シーズン序盤は腕のケガにも悩まされ・・・

「今は一番下」

そう話す斎藤選手ですが、ゲーム形式や練習試合のピッチに立てば、見る者を”ハッとさせる”何かを見せる場面が増えるようになってきました

”天野塾”で反復したことの再現のような、2タッチ目での的確なフィード、球際でのねちっこい守備がその例です

――最近の斎藤選手を見ていると、薄くか厚くか、一皮むけたような印象を受けます。と、言われても何と答えれば良いか難しいでしょうが

「まあ(笑)、でもね、一週間前に練習試合に出て、その時が久々の実戦で試合勘が全くないというか、そういう状況でやって結構きつくなってプレーも荒くなったのがあった。けど、2日前の湘南戦では時間こそ短かったけど、ボールを受けて前に良いロングパスを何回か出せたし、少しずつ試合に慣れてきたのかとも思う」

――ミスを恐れないチャレンジ精神というか、良い意味での開き直りでしょうか?

「そうですね、ミスをしなきゃ成功につながらないし、今からミスを恐れていたら何も大きくもなれないし、今後の自分につながらない。“もっとミスをして”というのは変だけど、ミスを恐れず前向きなチャレンジというか、後ろ向きでなく出来るだけ前向きなチャレンジを増やしていきたいと思う」

――いきなり話の腰を折って申し訳ないのですが、まつげが長い!

「あーそう!お母さんもそうなんすけど、逆さまつげで、遺伝なのかな!?わかんないすけど」

――関根選手も長くて、それを指摘したら本人も自覚しているようで「あざっす!」と満更でもない様子でした。負けじと、ストロングポイントとして!

「ハハハッ(笑)前に一度、試しにビューラーで立ててみたけど、クセですぐに戻っちゃう(苦笑)」

※報道陣も爆笑。後ろにいたスタッフからは「記者会見みたいだな!」とツッコミが入る

初めてのインタビューですが、新加入会見での堂々とした受け答えの印象通り、しっかりとしています

――1stステージ優勝が決まった時は、どこで観ていましたか?

「自分は家で家族と観ていた」

――ご家族の方々はどのような気持ちだったのか・・・反応はどうでした?

「なんかまあ、自分はまだ試合に出ていなくて、でも親は『翔太がこのチームの一員としてサッカーをしているのは不思議な気持ち』と言っていた。自分もテレビで観ていたから不思議な感じはあったけど、やっぱこのチームの一員としていられて幸せ。でもやっぱ、試合に出ないともっと貢献できないと思うので、セカンドステージは少しでも試合に絡めるように頑張りたい」

――「自分も試合に出て」というのがそう、話を拾いながらこちらが《次、これを聞こう》と思うことを組んだ上で話を続けてくれていて、凄いと思います

「何となく聞かれるかな!?と思って(笑)」

――入って満足ではなくて、最近他の選手の間でも話題の映画【ビリギャル】もそうですが、大学入って、トップに昇格して終わりではなく、そこからが大事ということで・・・。プロの世界はどうですか?

「ユースと全然違って、技術などのレベルの差を感じるし、早く自分もこのチームの中に追いついていけるように。今は一番下だけど、技術とかをもっと上げていって、いずれトップに立てるように。それを目指して頑張っていきたい」

――プロの世界は、学生でもユースでもその中で”一番うまい選手”が集まる場で、最初はそれまで置かれた立場とのギャップに戸惑いもあるかと思いますが?

「そうですねえ(しみじみ)トップレベルの選手ばかりなので、特にレッズは日本代表、元日本代表もいるし、ズラさんはスロベニアの現役代表でユーロの予選も闘っている。そういった選手と普段から一緒にプレーしていることは本当に光栄なこと。吸収することも多いし、参考になることばかりなので、うまく良いところは盗んで自分のものにしたい」

――今、パッと浮かぶ“吸収できたこと”は?

「活かされているというか、まあ何だろうな、陽介君のプレー。前に当てる意識というか・・・右足はあまり使わないけど、うまく左足に持ち替えてとか、前に当てるパスとか、意識の強さが凄いなというのがあって、自分は同じポジションでやっていて、ボールが来たらそのままリターンしてしまうこともあるけど、陽介君は出来るだけ前に縦パスを当てようとしているので、そういうところを自分も見習っていかないといけない」

――《ひと皮むけた》と思った理由に、練習後の“天野塾”で反復しているプレーがゲームの場でそのまま体現されていることが挙げられます。ワントラップからすぐにサイドへフィードするような展開力がそうです。良いときの柏木選手のプレーは、ボールを受ける前に次のプレーを決めているような、速い判断と動作が特徴で、斎藤選手もそういったプレーが出来ている手応えがあるのでは?イメージとの連動が体で自然と出来ていると・・・

「そうですね、まあ外を見れば、一番遠くを見れば近くにいる選手も間接視野で入るので、選択肢も増えてくると思っていた。これからも遠くを見続けることは大切にしていきたい」

――ひとつひとつ、自分の中でしっかりと解釈できているのが良いと思います。普段はロッカーでも先輩達のオーラで萎縮したりもあるでしょうが、すべきことは出来ていると・・・

「はい(笑)」

――石井俊也選手、鈴木選手、堀之内選手らがそうでしょうか。それまで所属していたチームで中心だった選手が、レッズの中での”役立つ居場所”を見つけていたのが、レギュラー獲得へとつながった印象です。斎藤選手もそれが出来る感じがします。気の持ちようですから

「はい!・・・どうだろう(笑)でもやっぱり啓太さんはずっとレッズ一筋でやってきて、自分でも言っていたけど『昔は下手だった』と。それが今、あんなにうまくなって、『前よりうまくなった』と言っていて、僕もやっぱ、今からコツコツとやっていれば長生きできるような選手になれるだろうし、今が大事だと思うので、時間を無駄にしないようにやっていきたい。自分のためにも」

――うまいけど、それっきり。という選手がプロの世界には沢山います。斎藤選手には度胸がある印象なので、プレー以外での大切な要素が備わっているはずです

「いや~(苦笑)ないっすよ、度胸!いやー結構ネガティブというか、ミスを恐れるタイプだったので、U-17ワールドカップでのことなんすけど、試合中でも《ミスしたくない!》という気持ちが強くて、完璧主義者?な一面があって、近め近めのパスになったりしてた。まあ、いきなりは無理だけど、少しずつミスを恐れずに・・・。完璧は絶対に誰も出来ないと思うので、《失敗を成功をつなげるために今はどんどん失敗をすることが大事だ》と自分に言い聞かせている」

――話を聞いていると、この半年だけでも随分と実になっているようで?

「そうですね、はい(笑)」

――日頃、元日本代表選手も試合に出られないことへの不満も漏らさずに練習に打ち込んでいるような環境ですし

「そうですね、結果が出ているのが一番だと思うし、自分は正直、練習の中での試合にも出られなくて・・・。ストレスと言っては変だけど、《試合をしたい、メンバーに入りたい》という気持ちは強まっているけど、そこに入るためには競争がある。その競争の中で自分は負けている。敗者として仕方ないので、今は技術、メンタル、体力といった土台の部分をしっかり作りたい。これから年を重ねて行くに連れて、土台のもとに・・・・なんだろう・・家に例えたら家具とか?そういうものを築けるようになれればと(笑)」

――柏木選手も広島時代、最初は練習のゲームにも入れないようなことがあったそうです。これからチームは再び黄金期を迎えなければいけません。そこでいずれ中心となるように、意識は当然?

「はい!やっぱ生え抜きとして。生え抜きとしてそういう中心選手になるのは、今のジュニアユースとかユースの夢になると思うし、自分がそこで活躍することでアカデミーの子達が夢を持って《レッズに上がりたい》と強い気持ちを持ってくれると思うから、そういう意味では責任をしっかりと持って、責任感を感じてやっていきたい」

――大卒ルーキーに話を聞いているような感覚です。このインタビューがいつかの記念になることを願います(笑)ちなみに、茂木選手は今年の目標として「セミが鳴く前には」と話していましたが、斎藤選手は?

「そうですねー・・・・(ニヤリ)元々の目標はA契約だった。正直、今の自分の実力からして、今年のうちにそれは厳しいと思い始めたので、まずはデビューすること。埼スタで!デビューしたい」

――ユースの選手には、意外と遠いスタジアム

「そうですね、第2グラウンドとかではやってたけど、あのピッチの上ではプレーしていない。中学の時にあったトップの前座もケガで出られなくて、なかなか機会が無かったので、初めて埼スタでプレーしたい。埼スタデビューができるように頑張りたい!」

目に力を込める赤いダイヤの原石は、根っからの”レッズ者家庭”で育ちました

とはいえ、自身はそう簡単に赤く染まらず・・・

「僕が小さい頃、父親が駒場でのレッズ戦を観に連れていったらしいけど、その時も応援が凄すぎて、その音量で鳴いちゃったらしくて(苦笑)それでもっとサッカーが嫌いになったみたい(苦笑)それで野球の試合を観に行かせたら、松井稼頭央さんがサヨナラホームランを打って(笑)だからサッカーをさせるのが大変だったらしい」

――どうやってレッズ好きに?

「お父さんは仕事だったから、お母さんが浦和のサッカーに連れて行って、僕は泣きながら『やりたくない!』と言っていたみたいで・・・。お母さんも『もういいんじゃない?』みたいな感じだったけど、お父さんは『いや、だめだ、しっかりやらせろ!無理矢理でも良いから』みたいな(苦笑)幼稚園の頃はずっと続いていたみたい」

――西武のショートを守っていたのかもしれないと?

「ハハハッかも(笑)お父さんは自分がプロになると聞いたとき、喜んでくれた。昨年の8月2日ぐらいに自分と大槻さんとの面談で決まったけど、お母さんが夜、お父さんにそのことを電話で伝えたら、仕事帰りの川越線のホームで泣いていたらしい(笑)」

――ようやくというか、レッズを好きになったきっかけ、選手などは?

「長谷部さん。17番のユニホームを持っていて・・・いつだっけな?ドリブルで凄い抜いていって・・・・」

――2004年8月の磐田戦?

「そうっす!磐田戦!磐田戦のゴールは印象的。テレビで観ていたけど、凄かった本当に」

――いずれ、レッズの17番をつけるというのも・・・

「・・・(笑)長谷部さんも以前はドリブルが多かった。あれは凄い」

――あの躍動感を

「俺も元々、ドリブルを。結構ユースの時はドリブラーで・・フォワードもやっていたので。ドリブルで結構抜いていたので。今はボランチやってて、全く違うというか、やることがポジションによって違うので、今は縦パス、ロングパス、ショートパス。色んな種類のボールを蹴り分けて配球できればと思う」

――そして相手がパスを警戒したとき、「10年ぶりだぜ!」みたいなドリブル突破を炸裂させると

「はい(笑)」

――であれば、長谷部選手が代表のうちに、一緒にプレーすることを目標にしましょう!

「ちゃんと、【心を整える】を読んでるので(笑)」

昇格の際、”鳴り物入り”でなければ、”超○○級”という評価も聞こえてきませんでした

ただし、そこから這い上がるような選手に共通した、気概が感じられます

あくまでも、長年レッズを見てきたからこその、根拠なき直感ではありますが

これからのレッズに、また新たな楽しみが増えました

斎藤翔太,Be Ambitious!

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月21日 「努力をしなければ成し得ないことだと思うので、非常に尊敬している」

どうもです

節目の歓喜から一夜

午前の大原では神戸戦出場組がリラックスムードでリカバリー系メニューをこなす中、遠目に見てもどこか見覚えのある、真っ黒に日焼けした漢の叫びがピッチにこだまします

「おめでとう!」

その声の主は、坪井選手

きょうはレッズとの練習試合がありました

試合後はきっと、持ち前のスピードで巻かれるだろう、と思いつつ・・・・

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「浦和の取材なんか受けない!(ニッコリ)浦和の選手じゃないんすよ僕は!そこんところはちゃんとしないと、一線引かないと!(キッパリ)」

やっぱり・・・

――坪井慶介選手を取材したいのです

「いや、基本的に取材を断っているので(ギロリ)」

大原を知り尽くす男は、通れやしないはずのわずかな隙間から逃げようとすれば、後輩2人を押し出し、

「古林と石川です。取材してください(ゴリゴリ)浦和レッズの取材は受―けーなーいーの!(ニンマリ)」

それらの行動は、レッズ時代と変わらぬインタビューに際したお決まりの“前説”

――久々に大原に帰ってきましたが?

「特に何もないっすね、相変わらず!」

――観ている人は、“坪井さん健在”確認できたはずです

「いえいえ、これから頑張ります!(逃げる素振り)」

――前半までの出場でしたが、後半に入って何故かワントップを任された永田選手とのマッチアップが見たかった!

「そうそう、そうなんすよ!それ聞いてれば、ちゃんと『もうちょっとやらせてくれ!』と言ってたのに・・・」

――にしても、レッズへの「おめでとう」の一言、みんなが喜んだはずです

「いえいえ・・・で、クラブハウスに入ってからは『ク○ッタレ!』と言っといたから(したり顔)」

――今のは「ピー」ですよ

「うん、入れといて!(ニコリ)」

――フェアプレーで知られる坪井さんからそんな言葉が・・・まさか湘南で?

「違うの、湘南で“ピュア”になったの、“ピュア”に!」

――なるほど、淀みがなくなったと・・・っていうか!レッズの時からそうだったはずですが?

「より自分の“本心”を出ブッフォ(笑)すようになった」

――レッズが1st優勝しましたが、先ほど再会して感じたチームの雰囲気などは?

「どうなんすかね、いるわけじゃないので!(キッパリ)」

――きょう、久々にチームを見たからこそ感じる部分があるかと思うので

「まあ、こうやって無敗で来るというのはそんなに簡単なことじゃないし、努力をしなければ成し得ないことだと思うので、非常に尊敬している。それをやってきた選手を」

――今年、出場機会に乏しい選手達を中心に、「昨シーズン坪井さんが手を抜かずにトレーニングに励んでいたことが良いお手本になっている」ということをよく聞きます

「そんなのないでしょ!」

――いや、マジです!

「ハハハハハハッ!!(アニマル坪井さん風に高笑い)」

――それもあって、チームは一丸となっている気がします

「まあ良い雰囲気でみんなやってるんだなあという感じは受けているので、あのー、まあファーストステージ残り1試合、もちろん、僕自身は湘南のために持てる力を。どんな立場であってもベストを尽くしたいと思っているし、レッズの選手はレッズの選手でここまで無敗できたので最後、やりきって、ファーストステージを終えて欲しい」

――先日、湘南での坪井さんのゴールを映像で観て感動しました

「うん、たまたまっすよ、そりゃもうチームのみんなのおかげ(ニコリ)」

――坪井さん自身も、今、ルーキー時代と同じ背番号20をつけて、改めてサッカーを楽しめていると捉えて良いですか?

「そうですね、やっぱりそこは原点でもあるので、プロの選手といえば精神力であったり、強い気持ちで戦わなければいけないけども、元々はサッカーを始めた純粋な部分はそこ。楽しんでいるかどうかということは、重要なことだと思う。今後もまあ、現役をあと何年やっているかわからないけど(苦笑)その気持ちを忘れないで取り組んでいきたい」

――堀之内さんも先日、トークショー(※「さいしんビジネスフェア2015」内)で坪井さんと平川選手を「尊敬する選手」と話していました。なので、減少してきた黄金世代の現役選手として、「あと何年やっているか」なんて思わずにずっと・・・

「(ニッコリ)・・・・そうですね、『あのオッサンまだ走ってるわ』と言われるようにやっていきたいっすね」

――3バックの中央を担うなんて、10年前とかは想像も出来なかったはずです。きょうのゲームではズラタン選手にくさびのボールが入ろうとすると、鋭い読みからの素早い寄せでインターセプト、、、鳥肌が立ちました。これがディフェンスの醍醐味だ!と

「いやいや(ニンマリ)あのー、まだまだやることいっぱいあるので、ベルマーレに入ったときも言ってたけども、成長するために来ているので選手として常に向上心を持って、やっていきたい(※車で通りすぎていく阿部選手に優しい視線を送る)」

――阿部さん・・・

「個人的にも連絡を取っているので、頑張って欲しい」

――8月、埼スタで待ってます!

「頑張ります!(キリッ)」

――では怪我のないように!

「は~い、どうも~(ニッコリ)」

その後、レッズサポーターとの写真撮影やサインに応じると、湘南のチームバスの一番左後ろの席に座り、現在のホームへと帰って行きました

昨シーズンの最終節、背番号2の涙は忘れられません

「チームが悔しい思いをしてまた強くなることを願っているように、自分自身もこの悔しい、寂しい思いをまた次への力に変えられると信じてやっていきたい」(※最終節翌日に行ったインタビューより)

浦和レッズは今、新たな黄金期の歴史を紡ごうとしています

上昇期から常勝期、そして混乱期から再生期を支えた坪井選手!これからしばらくは、最高のライバルでいましょう

おー疲れ様でーす!・・・君に幸せあれ!

※文中、青字の部分は、その言葉に関連した坪井選手の記事へリンクしています

神戸戦終了後の選手コメント、坪井選手への突撃インタビューは今週の「You’re The REDS」でお届けします

では

6月18日 「まあ、『5月だけだったよね』って言われないように(笑)」&「“大人”としてしっかりとした人に」&「地元出身の選手も今少ないので、頑張っていきたい」

どうもです

神戸戦を2日後に控えたきょう、恒例のミーティングを経て午前10時45分頃からトレーニングがスタートしました

ウォームアップ後は11対11でのハーフコートゲームを実施

ここ数日に比べれば監督の声は少なく、どんと腰を下ろし、一人ひとりの状態、チームの連携をじっくり確認していた印象です

特に前3人の組み合わせは給水毎に変わることから、本番にどの選手が出場するか、そして勝利のためにどのようなサッカーを披露するか、注目です

練習は、お昼の12時頃に終了しました

さて、きょうは練習後、3選手に「おめでとうございます」と伝えました

インタビューをした順に、まずは5月の「明治安田生命Jリーグ コカ・コーラ 月間MVP」を受賞した、関根選手です

――月間MVPと聞いた時はどんな心境でしたか?

「ノミネートされているのは知っていたし、武藤選手とアデミウソン選手と自分が選ばれていたので、《武藤選手に負けるかな》とも思っていたけど、昨日発表されて嬉しい気持ち」

――どんなふうに知りましたか?

「クラブの人から言われて、『本当ですか!?』って(笑)素直に嬉しかった」

――内心としては・・・“やっぱり”?

「いや、インパクトとしては武藤選手の方が凄いあったと思うので、自分は選ばれないかなと思っていた」

――3戦連発もありましたが、5月を振り返っての手応えとしては?

「自分としても手応えがあったし、数字としても結果に出ていたので自信になった月かなと思う」

――史上最年少です。今年はFC東京の武藤、G大阪の宇佐美に続く形になりました

「そうなんすか?申し訳ないっすね(笑)ハハハハッ」

――これでさらに有名になれば、相手の対策も強化されて、それを打ち破ればさらなるステップアップになるチャンスと思われます

「まあ、『5月だけだったよね』って言われないように(笑)これからが勝負になってくると思うし、またひとつ大きくなれるように、成長できるように頑張っていければと思う」

――2日後に向けては?

「神戸戦はアウェイだけど浦和のサッカーをして、目の前の試合だけに集中して全員で戦いたい」

――あさっては優勝、来週にはオリンピック候補選出という流れを期待しています

「そうですね(苦笑)先のことは考えず、目の前のことにしっかり集中していきたい」

――代表戦をメインスタンド最前列の席で見たそうですが?

「テレビで見るよりスタジアムで見られたことは自分にとってもよかったと思うし、身近に感じられたところもあったので、自分があのピッチに立てるように浦和でしっかり努力したい」

――ちなみに、月間MVPの賞金30万円については?

「そうっすね、ありがたいです。はい(笑)受賞できたのもチームのみんなのおかげだし、何かしらできたらと思う(笑)」

――表向き?

「表向きで(笑)いや、本当に!何かしたい」

――模範的

「模範的な!はい(笑)」

――岡本選手がきょう、誕生日ですが・・・

「そおですね・・・おめでとうございます(他人事のように)・・・・(一同爆笑)周作くんも誕生日だし、周作くんにも誕生日プレゼントをもらったので、何かお返ししたい。拓也くんもいちおー、一応、お世話になっているので(笑)、何か…何か?してあげたくもないんだけど、何かできたらと思う(笑)」

――おめでとうございます!

「ありがとうございます!(ニヤリ)」

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そして、誕生日を迎えた、おふたりです

◆◇西川選手◆◇

※関根選手のインタビュー後、テレビとの共同だったためカメラの高さを直す時間をもらいました

「チービ、チービ、関根チービ(スマイル)」

――29歳おめでとうございます!

「ありがとうございます(スマイル)29歳になりました!心境としては特に何も変わらないけど、毎年誕生日に思うことは自分がイメージしていたその時の年齢と実際になってみた感想はイメージの方が先行して、もっと立派な大人になっていたつもりだけど(笑)しっかりとした良いイメージに追いつけるようにこれからも頑張っていきたい。自分が20歳の時に思い描いていた28歳、29歳っていうのはもうちょっとしっかりしたイメージだったので、実際になってみて思うことは、20歳の時とあまり変わっていないなと。良い意味では若い気持ちでいられるけど、欲を言えばもっと“大人”としてしっかりとした人になっていけばと思う」

――槙野選手や柏木選手といった1つ下が、やんちゃすぎるのも影響してる?

「そうですね~(しみじみ)本当、このチームは同世代が多いし、良い雰囲気でみんながやれているというのは非常に良いことだと思う」

――ワールドカップ、娘さんの誕生など色々のことがあった28歳はどんな1年でしたか?

「非常に充実した年になったし、《レッズに来て本当に良かったな》と思って毎日プレーができている。たくさんの方の声援を受けながらピッチに立てることを本当に幸せに思うし、自分を応援してくれて、浦和レッズを応援してくれている方がたくさんいるので、今年はそういう人たちを笑顔にしたいと思う」

――レッズに入ったことで成長したことは?

「試合で起きたこと、たとえばミスをしてしまったり、チームが負けたりした中でそれを無駄にしない姿勢。ミスをしたからそれで終わりではなく、トライした結果のミスであれば前向きになれるし、トライしないと成長できないと思っているので、チャレンジ精神を持ってこれからもやっていきたい」

――西川選手のおかげで、攻撃力も守備力も倍増しました。そして神戸戦はファーストステージ優勝が懸かっていて、もう一度「おめでとう」と言い合えるチャンスですが?

「そうですね(スマイル)そう言われるように、チャンスを確実にモノにしていきたいし、ファーストステージ優勝という意識よりは、(年間)34試合あるうちの1試合という意識でやりたいなと。(ファーストステージで)優勝したからといって年間王者が取れるわけではないし、目指すは年間勝ち点1なので、アウェイでも確実に勝ち点を持って帰りたい」

――改めて、20代最後の1年への誓いと共に、サポーターへのメッセージをお願いします

「しっかりとした選手にこれからもなっていけるように、大人としても、人としてもなっていけるように29歳という年を素晴らしい年にしたいなと思う」

――代表の練習を何度も見ましたが、出られない理由がないぐらいに感じています

「ありがとうございます(笑)常に高い意識で、浦和レッズでやることでまたチャンスをもらえると思っているし、チャンスをもらったからにはピッチで結果を残したい。その時まで、それからもだけど、良い準備を続けていきたい」

――ちなみに、関根選手が月間MVPで賞金30万円を獲得し、「周作くんからは誕生日プレゼントをもらっているからお返ししないと」と言っていました。さっきの「チービ」発言によって少し金額が下がったかもしれません!

「そうですね(ビッグスマイル)あいつーには奢ってと言いたいけど、これからのためにしっかり貯金してもらえたらと思う(笑)」

――関根選手は、ちょうどさっき話していた20歳です

「そうですね、これからいろんな経験をしていく年齢だと思うし、何を恐れる必要もない、まあ関根は図太い性格なので大丈夫だと思うけど、しっかりとこれからも結果を残し続けてほしい」

◆◇岡本選手◆◇

――最近、話を聞く機会が多くなってしまいすみません!

「全然大丈夫っす」

――きょうは何かというと、お誕生日です。おめでとうございます!

「ありがとうございます」

――23歳になりましたが?

「いや、特には実感はないすけど、年取ったなあと思う(ニヤリ)」

――どんなところで?

「いや~まあ、入ってきた時17歳だったので、もうそんなに経ったのかなと思う」

――高一の時から取材しているので、まだ23歳か、という感覚です

「ハハハァ(笑)そんな感じっすか?」

――社会人一年目という友達も多いかと思われます。そういう意味では、経験豊富なのでは?

「いやまあ社会人・・・まあそうすね、フフ(笑)何もアドバイスできないすけど(笑)はい」

――ここまで色々なことがありました・・・

「そうすね・・・大変なことの方が多かったかもしれないけど、まあ・・・とりあえずはやって来れてるのかなと思う」

――間違いないっすよ!

「はい!ハハハ(笑)」

――ちょうど2年前、事情により駒場での練習試合に出られず悔しい思いをしたことが印象的です。そのことを思えば、今笑顔でいられることが、ひとつの頑張ってきた“証”かと

「そうっすね、まあ・・・あの頃は自己管理も甘かったと思うし、でもそういうのを経験して今があるかと思う」

――大人ですね!

「いやいやいや(苦笑)ハハハ」

――どう成長できましたか?

「いや、うーーん・・・まだわかんないすけど・・・・」

――きょうも平川選手、加賀選手に激しくぶつかっていったシーンがありました

「はい」

――ああいったシチュエーションでどんどん突っ込んでいくという、“変わらないところ”があるのもまた良いのかと思いますが?

「まあそうっすね!自分の良さというのはずっと変わらないと思うので、そういうところはずっと積極的に出せていけたらいいと思う」

――今、良い感じに右肩上がりに来ている感じがします。自分でもそんな雰囲気を感じていませんか?

「まあそうっすね(ニヤリ)でもずっと細かいことを続けてきた結果だと思うので、まあ、ほんと、これを続けていくことが大事だし、常に謙虚にやっていきたいと思う」

――浦和人の希望としても、ひとつお願いします

「はい!(笑)まあ、地元出身の選手も今少ないので、頑張っていきたい(ニヤリ)」

――サポーターへの日頃の思いを一言、聞かせてください

「いつも、応援ありがとうございます・・・・まあ・・・えー・・・・これからも!頑張っていきたいと思います・・・・(笑)」

――今、じっくり考え、間を取りながらそう話したところに、深みを感じました

「フッフッフ、いや、ちょっ(苦笑)純粋に言葉が出なかっただけっすけど!(笑)」

――頑張るに尽きると思いますし、頑張っていることを知っていますから!

「ありがとうございます!」

――カワイイ後輩が、「何か出来たら」と話していましたよ

「そうっすね~・・奢ってもらいたいな(ニヤリ)何かしら(笑)」

――関根選手が誕生日の時は何かあげましたか?

「あげてないんすよね、だからちょっと・・・・あげなきゃなぁ、と思う。遅れちゃったけど・・・はい(ニヤリ)」

2日後にはもう一度、「おめでとう」と言い合えるように

場所はどこであれ、ひとつになって

関根選手、西川選手、岡本選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月17日 「他の選手が代表に入っていけるだけのポテンシャルはある、というふうには思っている」

どうもです

今にも雨の降りそうな空模様の大原

神戸戦3日前の練習は、午前10時から始まりました

ウォームアップ後の午前10時45分頃からは、”ペナペナ”での12対12、ゲーム形式へ

「3人目、4人目、5人目!みんなが連動して!」(監督)

その言葉通り、

阿部選手→宇賀神選手→興梠選手→柏木選手→関根選手→森脇選手→武藤選手

次から次へと選手がボールを受けに走り込み、流れるような展開からフィニッシュへ至る攻撃が見られました

もちろん、ボールを受けていない選手についてもおとりの動きで相手を引きつけるなど、間接的に関与しています

かといって、必ずしも全ての攻撃がシュートで終わるわけではありません

だからこそ、最終ラインからは、

「前からはめろ!」

素早い”攻”から”守”への切り替えも徹底されていました

8番のボランチ・柏木選手は多彩なキックで多くのチャンスを演出

意表を突く、遊び心満載なパスを通せば、

「うわあ!ぃやらすぃー(スマイル)」(西川選手)

午前11時40分頃、”ラストゴール”の号令がかかりましたが、互いに譲らず、というか疲れも相まってか間延びした展開に

それでも、強いゴールへの執念を見せ合う、見応えありの攻防が続きます

約10分後、左サイドの宇賀神選手が中央の柏木選手へヨコパス、右へ展開されたボールを関根選手が折り返し、ファーサイドの梅崎選手がゴール左隅へと頭で叩きつけてFin

長短織り交ぜ、ピッチを広くテンポ良く、どの選手もきちっとポジションを取りながらボールをつなぐ、実に爽快なゴールシーンでした

「ィヤアァー!!」(西川選手、大の字になって喜びを表現)

※予定されていた午後練習は、お休みになりました

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「それは無理でしょ!」(宇賀神選手)

力余ったロケットフィードはつながらなかったものの、気の利いた攻撃参加、体を張った守備は復帰への好感触

森脇選手がきょう、左太腿の張りから約2週間ぶりに練習への完全合流を果たしました

「リハビリのトレーニングルームではワイワイとやっていたので、そこでは明るくしてたんすけど、こうやってピッチに入ってみんなとサッカーが出来ることを非常に幸せに思っている」

――見ているこちらも同じ気持ちです

「ホントっすかあ!?またそうやってぇえ!言われるとどんどんどんどん気持ちが高ぶるので、どんどんどんどんヤル気に満ちてくるなと。非常にその言葉に感謝します」

――高ぶってもらえるのなら、いくらでも言えますが?

「ホントっすか?高ぶり過ぎちゃうとね、また再発とか色々とね、怪我につながってもいけないので、ヤル気と冷静さを常に平行させながらやっていきたい。プレーの感触も非常に良かったので、あとは非常に細かいところ。2週間ぐらい空いたので、体力面とかを戻さないといけないなというふうに思っている。まあきょうも良いプレーもあったり、そうじゃないプレーもあったけど、ここからどんどんどんどんそういうところは良くなっていくんじゃないかと。まだ神戸戦までどうなるかわからないけど、しっかりと残りの2日間で自分のコンディションを上げていきたい」

――怪我のきっかけが、柏戦の開始数秒、相手に寄せられたシーンで・・・

「何で知ってんすかぁぁ!?」

――当てずっぽで(笑)

「当てずっぽでええぇぇぇ(汗)!?」

――実際のところは、別の方から聞いていました。本当に良く堪えていたのかと・・・

「まぁね、あの時の状況というのは、那須選手がね、累積。永田のみっちゃんがね、久々の出場で、僕自身は開始早々交代したらまたそこに誰かが入ってきたら、もっと混乱するのではないかと。勝手な責任感じゃないすけど、そういうところが自分の体を動かしてくれたのではないかと。まあ、勝利に貢献できれば良かった。チームにもうちょっと貢献したかったというのが本音だけど、まあ90分やれたので、それが良かったか悪かったかわかんないすけど、チームのためにやろうと。90分走り抜けた。本当に無理であれば、僕も交代していたけど、まあ微妙なところだったので、どうなるかと試合の様子を見ながらというのもあったけど、僕自身も試合になったら興奮するタイプなので、やっぱりそういう痛みだとかは色んな状況というのを忘れがちになるので、それが良い方にいったのか悪い方に行ったのかはわからないけど、でも、90分やれたというのは、あのー・・・まあチームに貢献できたのかわからないけど、まあ勝てれば一番ベストだったなと思う。まあ2週間空いたのでこれからまたチームに貢献できるようにやっていきたい、というふうには思っている」

――興奮するタイプとはいえども、きょうの練習でも4人目、5人目の動きとして流れ見ながらのタイミング良い攻撃参加から、チャンスの起点となっていました

「良いとこ見てますねぇえ!!(笑)ホントそれが自分の持ち味だというふうに思っているし、良いタイミングで自分自身、サポートに行って、それが使われるか使われないかわからないけど、少しでも味方の選手の選択肢を増やせるように出来れば良いと。そういうふうに思っているので、まあ、きょうはまだまだサポート足りないところもあったけど、まあ出来る範囲でやれたのは非常に良かったんじゃないかと。もっともっと運動量は上げていく必要があるのは確かなところではあるというふうには思っている」

――岡本選手の活躍も刺激に?

「いやぁもうほんと、今のチーム状況というのは拓也に限らず他のね、メンバーに入っていない選手が、例え試合に出たとしても、どの選手も活躍できるだけのポテンシャルがある。そういう、怪我でポジションを失うというリスクが今非常に高いなと。それだけチーム力が上がっているというふうに思っているので、やっぱそういうところで自分自身も抜けたくないなと。プレッシャーを感じているので、チームとして非常に良い相乗効果が生まれてきているのではないか、というふうには思っている」

――きのう、埼スタへ取材に行ったのですが、宇佐美選手のチャントが聞こえる度に・・・。レッズにだって・・・という気持ちに・・・

「そうなんすよ、一緒なんすよ。ねえ、やっぱ、首位をね、走っているので、周ちゃんとマキが入っているけど、他の選手が代表に入っていけるだけのポテンシャルはある、というふうには思っているので、それは試合でしっかりアピールしていかなければいけないなと。どんどん浦和から2人じゃなくて、3人4人5人と・・・おーまた、出てる11人がね、代表に入ったり、というところを頑張って目指していきたい。それだけのポテンシャルがあるので、日々努力していきたい。宇佐美選手も非常に頑張っているので、僕自身も負けないように頑張りたいな、というふうには思っている」

――次は神戸戦ですが、昨シーズンを振り返れば、今のレッズが目指すサッカーのリスクが悪い方に出てしまい、失い方悪く負けてしまいました

「ほんとそおですね、レッズが負けるときというのは、やっぱり自分達のミス絡みのところで失点を重ねているところがあるので、そういったミスをなくせば勝利に近づくのは浦和レッズだと思っている。やっぱりイージーミスというのはなくしていかないといけない。アウェイの神戸戦、なかなか結果が出ていないと言われるけど、それを振り返ったところでもやっぱり、自滅が多いなという印象を持っているので、そこはやっぱり修正して次の試合に臨みたい、というふうには思っている」

――ファーストステージ優勝がかかっていることについては?

「いやもうほんと、ねえ!?やっぱ、ねえ?もちろん総合優勝も大事だし、年間で勝ち点を多く取るというのも大事だけど、やっぱり目の前にタイトルがあるというのは、それは全力で獲りに行くべきだし、獲ったのであれば、素直に僕自身は喜びたい。まだこのチームに来てタイトルというのも僕自身は獲れていないし、多くの選手も獲れていないし、去年悔しい思いをしているので、しっかり神戸に勝ってタイトルの喜びを噛みしめたいなと。それをまず、ひとつ達成できたら、また次のセカンドも目標に切り替えていきたい。まあ何人の選手かが『ファーストステージよりも』というかもしれないけど、やっぱりタイトルなので、しっかりそれを目指して、終わった後にはみんなで、これ以上ない笑顔で写真を撮りたいな、というふうには思ってる。サポーターのみなさんが神戸戦に向けて準備してくれているのはありがたいけど、僕自身はまだ神戸戦に出られるかわからない状況。まずはきょうの状況をチェックして、あしたはまた練習できるのか、そういうところをチェックしながらやっていきたい。というふうには思っている。僕にとって、まず最初の戦いはあしたなのかなと。しっかり動かせるように準備したい」

ストレートな気持ち、受け取ります

――ではまず、良いアフタヌーンを

「アフタヌーンは、任してください!!」

燃える赤やけん!バッファロー’46!!

森脇選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では