12月26日 「みんなと協力して何かを成し遂げるってことが、自分の性格的に凄い向いている」

どうもです

きょうは三菱重工浦和レッズレディースのトレーニングがメディアに公開されましたIMG_2080--◇◆◇栗島選手◇◆◇

――きょうは賑やかな雰囲気でのトレーニング

「はい!人がいっぱいいて楽しかったです(ニコリ)」

――その頃を思い出しますか

「ユースの子ですか?」

――はい

「あんまり思い出さなかったです(笑)ハッハッハ」

――ついこないだじゃないですか

「いやっ!何年前ですか!?10年以上前かも・・10年以上前です、やばいです(苦笑)」

――誕生日を迎えた9月のインタビューでは「素敵な大人に」とおっしゃってましたが、順調に

「そうですね一歩一歩、階段を登っているところです」

――ジュニアユースが決勝を控えていて、自身も年の瀬のこのような時期の経験をしていて、今に活きていることも

「そうですね、さっきジュニアユースのスタッフの人と喋ってて、で、『朱里は優勝しているからな』って言われた時にやっぱ思い出してました、思い出しました。あの~まぁ多分私たちの年代より絶対にレベルは上がっていると思うので、本当に優勝することはそんなに簡単なことではないと思うんですけど、まぁやっぱり、こんな舞台、そう簡単に経験できることじゃないと思うので、楽しんでほしいなって思ってます」

――エールは

「はい!※内容は後日更新します」

――このチームにも沢山の優勝経験者がいて、今年も勝ってくれるだろうという思われ方もされているかもしれない中でのプレッシャーもあるでしょうし

「はい!そうですね、プレッシャーはあると思うんですけど、ここで優勝するかしないかも多分、本当に自分の中で今後、変わってくると思うので、でも全力を尽くした先に何かがあると思うので、やってくれると思います」

――ご自身が全力を尽くした先には

「中2中3の時には優勝がありました(ニコリ)」

――も、そうですし、頂点に立って見えた景色など

「はい!まぁその当時は、それ・・でも今思ってみれば、通過点ですね(笑)“ただの”と言ってはあれですけど、それがあったから・・優勝できたからという経験もデカイし、それが自信にもつながったと思います」

――課程も大事

「そうですね!」DSC_1827-――”今”について、先週は別メニューに切り替えることもありましたが、その中でも出場し、次に駒を進めて

「はい、本当にトーナメントというところで、絶対に負けちゃいけない試合だし、何よりノジマステラに対して、前回の対戦で引き分けてしまったというイメージもあるので、早い段階で点を取れたことが凄い良くて、自分自身もそこにコンディションも合わせて練習をしてたので、本当に無事に勝ててホッとしたというのが一番です」

――大きな痛みになる前に、体と会話しながらの調整をきちっと

「あ、はいそうです!《やばい、もうできない》ってなる前にやめました、ちゃんと」

――それが大事

「はい!連戦が続いていたので、そこでの疲労っていうのもみんなあったので、うまくコンディション調整することに全力を注ぎました」

――疲労の仕方という点で、サイドバックだとまた違う部分が

「はい、やっぱりサイドバックで90分フルで出るっていう試合が最近多いので、やっぱり本当にボランチと走り方が違くて、高強度の走りが多くなっているので、そういう部分では、疲れ方はやっぱ一緒じゃないけど、やっぱ疲れます、サイドバック、はい」

――栗島さんのように組み立てもできるサイドバックが求められていて

「はい、でも自分の得意としているところは個人で突破するところよりビルドアップをしっかりしてボールを落ち着かせて周りのチームメイトと協力して守る、突破するとうところなので、でももっと自分の個人能力も上がればチームをもっと助けられると思うので、そこは向き合っていきます」

――サイドバックでの喜びという意味では5回戦でのアシスト

「そうですね、1点目は、はなが決めてくれて、2点目はミドルからこぼれを美紀ちゃんが決めてくれたんですけど、やっぱり得点に絡むと嬉しいです(ニッコリ)ので、でも本当にそういうプレーを増やさないと爆発的に得点を取れる貴子がいなくなったところを本当にみんなで補わないといけないので、そういうところを自分にも求められていると思うので、得点に絡むっていうプレーは増やしていきたいです」

――上がって手ぶらで帰るより、疲れ方も違う

「あっ間違いないです!はい(ニコリ)」DSC_1888-――チームは後輩選手が沢山試合に出るようになっている状況の中で感じていること

「まぁあのー特にサイドハーフがけっこう入れ替わったりして、そこに若い選手が入ったりすることがありますけど、やっぱりまだずっとやって来たメンバーだと阿吽の呼吸でできるところが若い選手とだと難しいので、本当に今、自分がその試合に勝つためだけを考えてプレーするとやっぱりその選手を動かすような声とかをメチャクチャ出さないといけないんですけど、できればもっと自分のプレーに集中したいって時も思うときもあるんですけど、でもそれはもう本当にチームが勝つためにやんなきゃいけないことなので、試合中、その阿吽の呼吸でプレーできない選手が前にいる時は、もう永延に声を出し続けてやってます」

――全部を言うわけにもいかず、要点をしぼるのも・・

「そうですね、試合中、しかも一瞬なので、そのシーンが・・早めに伝えておくとかのをやんないと手遅れになってしまうので、そういうのはもう本当にアンテナ張ってやってます」

――そういう積み重ねで呼吸の進歩はしているはずで

「あっ!でもやっぱり練習でそういう修正とか細かくするようにしているので、はい、最初よりは良い感じにはなっていると思います」

――栗島さんが昇格して間もない頃、先輩達がどのような思いでいたかなど、感じますか

「そうですね、絶対自分も経験不足とかそういうのは若手は仕方ないと思うので、じぶんもやっぱりそういう立場にいたっていうところで、自分が経験したことを若手に伝えようというのは今、思っています」

――伝統の継承などは栗島さんがいるので安心しています

「(ニコリ)頑張ります」IMG_2077-――気持ちの面ですと、1月に試合があるとないとでは大違い

「はい!本当にそうで、もう今、負けてたらモチベーションが凄く難しかったと思うのですけど、やっぱり1月の試合に勝つために準備ができるので、勝てて良かったです」

――遠征に来てくれていたサポーターに残念な思いをさせなかった安心感も

「はい!もう本当に、ここ2試合とも凄い遠かったのに足を運んでくださって本当に私たちにパワーを送ってくださった中で、自分たちもそうなんですけど、負けた試合の後の疲労度が凄い違うんですよ。同じだったとしても勝って帰るのと負けて帰るのだと気持ちも違うし、疲労も倍に感じるので、そこは本当に来てくださった方々に勝った試合を見せることができて良かったと思います」

――団体競技であり、一緒に共感できる人がいる良さというのが

「はい、私のモチベーションというか、自分は個人競技が多分全然向いていないと思うんですけど、チーム競技が凄い好きでみんなと協力して何かを成し遂げるってことが、自分の性格的に凄い向いていると思うので、はい・・・サッカーはもうまさにそれなので、それはチームメイトもですけど、サポーターの皆さんとも勝利を分かち合える瞬間が凄く好きなの、1月も2試合、頑張りたいと思います」DSC_1929-――ギヴ&テイクが、栗島さんらしい

「はい(ニコリ)」

――お正月の楽しみとしては

「ちょっとオフをもらうので、実家帰ってゆっくりします(ニコリ)」

――愛犬が待っている

「今は2匹です。保護犬なんですけど、あんまり人間に心を開いていないので(苦笑)心開かせます(ニコリ)」

――そこも阿吽の呼吸になるように

「はい!」

――あっ、メリー・クリシマス、なんて、すみません・・

「アッハッハッハ(笑)」

――クリスマスは良いことありましたか

「クリスマスは・・サンタさんは来なかったです、はい、あの~それこそ実家の犬に行きました、癒されました」

――美味しいもの食べたとか

「いや、特に、ただの日常を過ごしました」

――それが平和で何より

「はい(ニコリ)」IMG_2083-――まだシーズンは続きますが、もうすぐ年が明ける・・抱負といいますか

「はい!もう今は1月の皇后杯を勝つことだけを考えて、今、自分にできる最大限の準備をしていきたいと思います」

――今年はスタジオに来ていただいたことも、とても感謝しています

「はい、いつでも行きたいので呼んでください」

――そうなるように、良いお年を

「はい!良いお年をです(キラリ)」

素敵すぎる応対、ありがとうございます

栗島選手のインタビュー全容は、きょう木曜日19時(再放送は23時)の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

 

12月19日 「それが私の選手のあり方」

どうもです

きょうは、皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝を3日後に控えたトレーニングがメディアに公開されましたIMG_2074--◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――元気いっぱいで

「アハハッ!(笑)ありがとうございます(キラリ)」

――秘訣

「秘訣ー!?・・特にないですけど、まぁ・・特にあんま考えてないですね(笑)あんまり考えすぎずに前向きに、ポジティブに頑張ってます、はい(笑)」

――先ほど、ネットに向かってシュートを反復している時もボールにうまく力が伝わっていましたし、サッカーが好きなんだなと

「そうですね、サッカーしかやってこなかったので(ニコリ)なんか・・ずっとボールを蹴っていたいぐらいですけど、でもコンディションとかもあるので(苦笑)そこは調整しながらですけど、ボールはずっと触ってたいなって感じですね」

――疲れも溜まっているでしょうが、ケアで心がけていることは

「そうですね、ま~ケアはしっかりとセルフケアだったりとか温泉行ったりとか食事もそうですけど、色んなことに気をつかいながら生活はしてますけど、でもそれも考えすぎないというか、やりすぎると疲れてしまうというか・・っていう部分ももちろんあるし、気疲れしたりとかするので、そこも気負いせずにうまく力を抜くとこは抜いたりとか、食事も色々考えますけど、その気分で好きなものを食べたりとか、なんかその自分の気分上がるようなことは凄い心がけながら生活しています」

――自炊する

「自分で作ったり美味しいお店行って食べに行ったりするのもありますし、そこはバランスを見ながら自分の気持ちが《ぁはぁああ美味しい~!》って思えるような食事を心がけています(ニッコリ)」

――最近の“ああ美味しい”は何を食べた時に

「それこそ、きのう急にスープカレーが食べたくなって家にある具材とちょっと買い足しに行ったりして、スープカレーを初めて作ったんですけど、メッチャ美味しかったです!アハハハッ!(大笑)」

――言い回しが“料理できる人”で

「ぃぃいやっ!メッチャ簡単でしたよ!(笑)煮込むだけなので簡単でしたし、でも野菜も色んな種類を摂れるので、うん、まぁ・・バランス良くお肉とかも鶏肉とか、きのうは、ジンギスカンが好きなんですけど、ジンギスカンも疲労回復に良いので、入れたりとか、何か色々、自分で楽しみながらそれもやってます(ニコリ)」

――後輩選手が、伊藤選手はしっかりと体を温めてからアップに入るのが勉強になったと話していたので、温泉や食事からも通じるところが

「そーですね!まぁ、冷えてたらどうしても筋肉も固まってしまうし、ケガのリスクにもつながってしまうので、それは心がけてますね。あとは夜とかも寝る前に温かいものを飲んでから寝るとかけっこう、内臓の、体の中から温めるっていうのも意識して、体あったまると、気持ちも楽になるかなって(笑)感じもしてます(温笑)」

――食べたくなるものって、体が求めているものという説もありますし

「はい、そうですねそうですね!はいっ!」

――ちなみに、卵料理は何が得意で

「卵料理ですか!?えっ?卵焼き・・(笑)」

――先日、浦和レッズ後援会の大納会で得意な料理の話題になった時、安藤選手が目玉焼き、菅澤選手が卵焼き、猶本選手がオムレツって感じにみんな卵料理をあげて会場を湧かせていました

「アーー!(笑)はいはい、そうですね、卵焼き?まぁ、かな!?(笑)」

――砂糖は入れて作りますか?

「いやっ入れないです」

――であれば猶本選手と一緒。安藤選手と菅澤選手は砂糖を入れたのが好み

「あ~、入れないですね、はい」

――出汁でしっかり

「出汁ですね、はい」

――すみません、料理の話で長くなって

「(笑)」IMG_2068-

――リーグでいえば半分、今はトーナメントを戦っていて、中身の濃いここまで。若手選手も入っている中、伊藤選手もしっかりと中盤で良いプレーをしているからこそ、チームも保てている印象ですが、ご自身は感じていることなど

「そうですねやっぱり結構忙しく試合をありがたいことにさせていただいているんですけど、カップ戦だったりとかそういう、カップ戦もそもそもAWCLがあったので予選リーグっていうのはやっていなかった中で、凄い準決勝が大事だったんですけど、チームとしてそこで負けてしまいましたけど、でもそこの負けたことからトーナメントの戦い方だったりとか、もう1回みんなで話して、見つめ直して皇后杯にのぞんだんですけど、しっかりと反省を活かした試合ができていたなっていうふうに思いましたし、またそれをちゃんとみんなで共有して戦える凄い素晴らしいチームだなっていうふうに感じているので、もちろん悔しかった気持ちもありますけど、チームとして1試合1試合成長しているなっていうふうには感じているので、本当これから先、皇后杯も続きますし、皇后杯に関しては負けたら終わりのトーナメントなので、もっと集中して取り組まなければいけないのですけど、リーグもまだ続きますし、本当、前半戦で引き分けたりとかもったいない試合も、もちろん多かったんですけど、本当にそれを無駄にしないようにしっかりみんなでやっていけたら良いなと思いますし、若い子もどんどん自分のプレーもやっぱり試合中に出せてきていると思うので、練習からもっとコミュニケーションを取って、みんなで高め合っていければと思います」

――移籍して2年目なのを忘れさせるぐらい、頼もしい

「(笑)そうですね、まぁでも年齢としてはけっこう上の方であるので、やっぱり今、梢さんだったり光さんだったり優衣香さんだったり引っ張ってきた選手がケガでいない状態なので、チームに入った年数で言うとまだ浅いんですけど、でも自分もやってきた経験とか・・揉まれながら(笑)成長してきた部分もあるので、なんかそれを若い子だったりとかチームに還元できたら良いなっていうふうに思っていますし、やっぱり引っ張っていかないといけないなっていうふうには感じているので、うまく、自分が言うだけじゃなくてみんなともコミュニケーションを取りながら、もっとチームがうまくいくように、まとめていければっていうふうには思っているので、プレーの面でもみんながついてきてくれるようなプレーを見せていけたら良いなと思っています」

――そのまま若手選手に今のコメントを聞いてもらいたいぐらい

「(笑)」

――困った時、ツラい時、伊藤選手に預ける、走れば伊藤選手が出してくれるという安心感というのは絶対にある

「なんか、本当にそういう部分で言うと、もっと練習とかから『自分から要求して、もっと走って良いよ』とか『今の出せるから』とかそういうのを伝えていくことが大事だなっていうふうに思いますし、もちろん出し手になることも大事で、受け手のところで言うと『裏蹴ってくれたら走るよ』とか『ちょっと狭い状況でも当ててくれたら失わないで展開するよ』とかそういう、一個一個のところをコミュニケーション取りながらですけど、しっかりと自分が“やる”、“成功させる”ってところがみんなの信頼につながっていくとチャレンジとエラーを繰り返しながらやっていきたいなっていうふうに思いますし、あと最後、結果のところで言うとゴールっていうところもしっかりもっと重ねていかないと最後やっぱ点取ってくれるっていうふうに思って欲しいですし、そういう選手になっていきたいなっていうふうに思うので、そこはしっかりとこだわってもっと自分に厳しくやりたいなって思います」

――だから今チームが成り立っている・・

「(笑)ありがとうございます」IMG_2065-

――きのう、午前はここで、午後は、なでしこジャパンの記者会見を取材して・・ニールセン新監督のコメントを聞いていると自然と《伊藤選手がいるのに!》という気持ちに

「アッッハッハ(笑)そうですね、でもそこに行くためにはチームで、やっぱりチームに貢献することっていうのは必然的な要素ではありますし、なでしこジャパンに入って世界で活躍したいって目標はありますけど、やっぱりチームでできないことには、そもそもそこに呼ばれることは絶対にないと思っているので、まずはしっかりとチームでしっかり成長して試合で結果を出すっていうことが大事だと思いますし、結果の面でいうとボールの扱い方だったりところだけじゃなくて、走りの部分だったりとかそういうフィジカルの要素っていうのも絶対的に必要になってくると思うので、今はそこにもこだわってしっかりやってる最中なので、成果がドンドン出てくればっていうふうには思っています」

――応援している側は、そういうところでもスポット浴びないと悔しいので

「そうですね(笑)まぁでも、見てくださる方にしっかりとそういうプレーだったりとか気持ちっていうのが届いてるっていうのがやっぱり一番幸せですし、なんだろ・・・そこだけじゃないというか、感じてくれる人は感じてくれるので、応援してくださっている方もいますし、新しくレッズ入ったことで応援してくださっている方も、もちろんいますし、INACの頃から古くからずっと応援してくださっている方も沢山いるので、そういう方々にも成長した姿というのもお見せしたいですし、同じサッカーをやっている子達とか地元で応援してくれている方達だったりとか、色んな選手だったり人にやっぱり、楽しんでサッカーしている姿を見せたいなってずっと思っているので、それが私の選手のあり方っていうふうに思っているので、そこは自信を持ってやっていきたいなって思っています」

――充分楽しませてもらっていますけど、もっと

「そうですね、もっとなんか・・『ワーーッ!』って思わせるようなプレーをやっていきたいなっていうふうに思っているので、けどまだまだ足りないなって思います。アハハハ(大笑)」IMG_2064-

――準決勝と決勝を監督が視察に来るのもそうですが、その前にまず、香川で一緒に戦う方々と勝利をつかむべく、思いを

「そうですね、本当に次勝たないとつながっていかないので、本当に勝つっていうところにしっかりとチームでこだわって、ひとつひとつの球際のところだったりとか色んな声でチームメイトを盛り上げてあげたりとか、ベンチメンバーだったりそういう存在も含めてですけど、出たくても出られない選手だったりとか一緒に行きたくても行けない選手もやっぱりいるので、信じて待ってくれるみんなにも勝利で、勝って帰ってきたいなっていうふうには思っているので、本当に全員で応援してくださる方と共に勝ちにこだわって買って帰ってきたいなって思います!」IMG_2072-

――勝利の笑顔が、みんなのクリスマスプレゼントに

「そうですね!はい!頑張ります(眩笑)」

「スマイル―」と背中越しに煽る高塚選手も良い笑顔!

伊藤選手のインタビュー全容は、きょう木曜日19時(再放送は23時)の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

12月18日 「自分らしいレッズのセンターバックになれれば」

どうもです

きょうは、皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝を4日後に控えたトレーニングがメディアに公開されましたIMG_2059-◇◆◇後藤選手◇◆◇

――前回お話を聞かせていただいた時は、まだ髪を染める前で

「そうですよねっ!」

――そこからの日々、相当中身の濃い時を過ごしたかと

「そうですね、前の時は多分ノジマステラ神奈川相模原戦の前?」

――前です

「前ですよね。ノジマステラ神奈川相模原戦で今シーズン初スタメンでサイドバックだったんですけど、出させてもらった中で、自分自身本当に何も出来なかったっていう凄い悔しい試合になって、そこを転機に《本当やり続けるしかないな》と、自分のできること、自分の良さって何だろうっていうところをもう1回見直してやるしかないなっていう中で練習に取り組んでいた中で、チーム内での試合が続く中でいざチャンスが回ってきたっていう時に、まぁその練習で積み上げてきたものっていうのを・・広島戦で、自分の納得いくプレーができたかっていうとそうではなかったけど、でもまぁ自分らしいプレーっていうところは出せたてたのかなって思っていて、そこから今、3試合連続で出させてもらっていますけど、その中、試合をやっていく中でやっぱり試合の中でしか成長できない部分ていうのはあると思いますし、広島戦よりも今回の長野戦はもっと自分らしいプレーができていたり、《あっ!》なんか自分、《ふっ!》と周りが見えるようになったなみたいなふうに感じることができたので、本当にそれは試合に出るからこそ感じられる成長であったり、出られてなくてもやるべきことっていうのは変わらないと思うんですけど、やっぱり試合に出てチームのために、勝利に貢献できるって凄い良いなっていうふうに思ったこの(約)1ヶ月半ですね(ニコリ)」DSC_0708-

――ノジマステラ神奈川相模原戦で髪の色が変わっていたのを見た時は決意のようなものを感じました

「(笑)全然なんか、そこに何か深い意味があったとかはないんですけど、気分転換にやってみようかなっていう中で、結果的に良い方向には行きつつあるのかなみたいなふうには思います(ニコリ)」

――目立ってなんぼなので。きっかけに

「(笑)それは良かったです」

――評判など周囲で変わりましたか

「でもけっこうみんなに・・自分も大学生の間は髪を染めちゃいけなかったので、染めたことがなかったので、初めてのこんだけ明るい色だったんですけど、みんなに『似合ってる』って言ってもらえて、凄いなんか《あっ!嬉しいー》というのもあるし、黒髪の時の自分のイメージがつかないみたいな(苦笑)ところはあるし、何か今、調子が良くなってきたから変に戻せないな~みたいなところがありますかね(ニコリ)」

――『多様性』をテーマにしたALL WE ACTION DAYでも褒められていましたし

「あっ!そうですね、はい(ニッコリ)」

――試合でないと得られないもの、味わえない達成感と喜び

「広島戦は負けてしまいましたし、失点というところがやはりトーナメントになると点を取られなければ負けないけど、点を取られてしまったらそこでなかなか、まぁ2点取り返してもらえたけど、やっぱりそこで勝ちきれなかった、守りきれなかったっていうところが凄い反省につながっていて、その中で、中2日って凄い苦しい試合でしたけど、セレッソ戦でまたフリーキックから失点してしまってやっぱり、その失点をゼロで行くっていうところの大切さ。最終ラインとしてそこが凄い大事になってくるなっていう気持ちの中、長野戦をしっかり無失点で終えられたっていうところでは、1個1個上がって来られているのかなっていうのを個人でも感じますし、チームとしてもですし、最終ラインを一緒に組んでる石川選手とだったりっていうところでも凄い、やっていく中で、凄い深まってるなっていうふうには思うので、やっぱそこの達成感っていうところは凄い、自分自身の自信につながっているのは、そこやっぱ達成感、そして無失点で終えられたっていうところが大きい中って思います」

――3歩進んで2歩下がるとか表現もありますが、大事なのは一歩の幅で

「いやぁ~本当、そうなんですけどやっぱりディフェンスライン、最終ラインは1つのミスで失点につながってしまう、やっぱり積み上げてきた信頼もひとつのプレーで崩れてしまうと思うんですけど、そこはチームスポーツですし、1人の責任じゃないとは思うけどやっぱり自分がもしやってしまったらっていう責任はありますし、その中で全員が戦っているわけなので、そこのなんか・・本当にこのレッズって1人1人に対してのチームの暖かさ、本当にそういうチームワークというのが凄い良いチームだなって思っているので、自分自身もみんなにいつもカバーしてもらっているからこそ、《もっともっと頑張りたいな》っていう気持ちに・・もっと走りたいって思えるような・・本当素晴らしいなって思ってます」

――レッズのセンターバックを任されるというのはどういう感覚で

「うー・・なんかそこに凄い責任を感じているとかプレッシャーになっているとかはなくて、やっぱりこれまで、はなさんだったり璃音っていうセンターバックも”強い”というのがありましたけど、自分は背が高いわけではないけど、でもじゃあ璃音が弾いたあとのカバーだったり自分でも大きい選手とどうやって戦っていくか、正面で競り合って勝てないんだったらその前に準備だったり予測だったりっていうところっていうのを少しずつ試合を重ねていく中で自分の《あぁこのポジショニングが良かったな》とかそういうのをつかめてきているっていうのもあるので、何か別に誰と比べるとかじゃなくて自分らしいレッズのセンターバックになれればっていうふうに思っています」DSC_0709-

――攻撃でも色々チャレンジできているように

「そうですね!長野戦では一度サイドを駆け上がってとかあったんですけど(ニコリ)自分自身は、まぁけっこう駆け上がるのも好きなタイプなので(ニコリ)そういうプレーが出せるようになってきたっていうところでも自分自身、チームで試合に出ることに慣れてきたのかなって思います(ニコリ)」

――そういうの、元気をもらえるので

「本当ですか!?どんどんやっていけたらなと思います(ニコリ)」

――気になっていたのが、エルフェン戦ではジャンプなど大きいプレーをしたあと次のプレーに移るのに時間がかかっているようで、それが最近は、すぐに移れるようスムーズになっているようで、動きと頭の中が整理されているような

「そういうのを多分、試合をやっていく中でひとつのプレーで前までは大学レベルとかでは、ひとつでいけてたのかもしれないけど、もう1個来るっていうところのスピード感に慣れてきたていうところもあると思いますし、頭の中が整理されてきたっていうところ、あと・・頭と体が一致してきたきたかなっていう・・今まではちょっと、頭でやりたいプレーがあるのに、思ったように体が動かないとかあったんですけど、今はけっこう思った通りのプレーが出来ているのかなっていうふうに思います」

――空回りしない程度の気持ちのバランスが取れている

「そうですね、それがありがたいことにトーナメントで内容はもちろん大事なんですけど、やっぱ何が何でも次に進む、次につなげるっていうところが凄い大事になってきていると思っていて、チームとしてのサッカーでも凄い難しいことはやらないっていうところはハッキリしてたので、それが逆に良い形につながってハッキリするところもあったけど、見えてつなげるところはつなぐっていうところができてきたのかなっていうふうに思います」DSC_0710-

――そういう成長を見られるのがとても嬉しいです

「はい(ニコリ)良かったです、またもっと成長できるように、次は点とか取れちゃったらとか思ったり(笑)」

ーー思うことで、「気持ちに引力」と森脇さんも言ってたので

「そうですよね、思わないといけない。コーナーキックも上がらせてもらってて、やっぱ大きい選手に相手の強い選手がつくので、その間をスルスルッと抜けてとかで決められたら良いかなと思います(笑)」

――守る側だと、メラメラした人が来ると嫌だし、その逆をすれば

「か、ちょっとシレッとしときながら、いざ来た時はいけるよ!みたいなのも、なんか大事かなって思います(笑)」

――ノジマ神奈川相模原戦というのが、前回が分岐点で、次が良いイメージに変わるチャンス

「そうですね、昨シーズンもこの感じで何試合か連続スタメンで出してもらってた時にケガしてしまって、そのままシーズンを終えてしまったっていうのが凄い個人的に、ケガしてしまったことよりもせっかくチャンスをつかみかけていたところで自分で手放してしまったというのが本当に悔しくて、ケガは仕方ない部分も本当にあるとは思うんですけど、でも、やっぱりコンスタントにケガをしないで出られることが凄い大事だと思うので、でもいざ試合となったら体を張ることは絶対なんですけど、そういうところも意識しながら試合に長く出て、そこの中で成長していけるように試合だけじゃなく日々の練習も凄い大事にしていきたいと思います」DSC_0713-

――次は少なくとも45分以上は出てもらって・・現地で一緒に闘う方へ

「やっぱスタンドとかに自分のユニホームを見つけたりすると凄い嬉しいですし、アウェイの地でも先日の兵庫県立三木総合防災公園陸上競技場でも凄い声が響いていたんですよ、レッズサポーターの。やっぱり応援の声って凄い力になるなって思うので、その中で広島戦の時にサポーターの方々に『自分達の力が足りなかった』って言わせてしまったことが凄く悔しくて、あれだけの応援をしていただいたのに勝てなかったのは凄い悔しかったので、そのどっちがどっちとかじゃなくて、一緒に上がっていってカップ戦で取り損ねたところを皇后杯で絶対に獲りたいなと思います」IMG_2058--

――暖かくなりました

「本当ですか!?良かったです(晴笑)」

この意気でお願いします!赤き求道者!!

後藤選手のインタビュー全容は、きょう水曜日19時(再放送は23時)の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

12月4日 「来てくれる方のために試合して、さいたまにいる方々にも良い報告ができるように」

どうもです

きょうは、2024-25 WEリーグ クラシエカップ 準決勝 vs サンフレッチェ広島レジーナを4日後に控えたトレーニングがメディアに公開されましたIMG_2048-◇◆◇島田選手◇◆◇

――現状、コンディションなど

「試合重ねて連戦の中で、自分の中ではもうちょいコンディションを上げていかなきゃなっていうふうに思っているところです」

――ゆえに、きょうのゲームでも特に走っている感じが。チームのために足を止めない

「はい・・やっぱ周りの選手もみんな頑張ってくれているので、《みんなのために》って気持ちで走って入るんですけど、まだまだだなって思ってます」

――どの辺が。量なのか、質なのか

「そうですねやっぱ、スプリントとかもうちょっと出していかなきゃなって思ってますし・・・そのスプリントを出した時に自分が受けられなくても他の選手が空いたりとかそういうのも出てくるので、もうちょっとそこは増やしていかないとなと思ってます」

――自分が動くことで・・それがサッカーのおもしろさ

「はい」

――そういう姿勢がファン・サポーターの心を引きつけている

「はい、いやぁ(照笑)全然、まだまだなので(大笑)って感じです」

――今、失点が少ないのは前から島田選手がしっかり守備をしているのも含めて組織的にできているから

「そうですね、普段から“真ん中でやらせない”ってところは意識しながら守備していて、サイドに行った時にチーム全員でしっかり取り切るってところは意識しているので、それが出ているのかなって思いますし、最後の最後で体を張ってくれている守備の選手達がいるので、無失点を続けられているんじゃないかなと思います」

――その第一歩が島田選手

「いや、でも、はなさんがワントップで出たりとかしても守備のところからっていうのは凄い強く意識しているので、それが出せてたら良いなって思います(ニコリ)」IMG_2038-

――そこからどう点を取るかっていう部分で、かなり走ってるので最終的にボックス内で体力が余っているのか心配にもなってしまうぐらいで

「そうですね、個人としては守備もやりつつもうちょっと攻撃にパワーを使いたいっていう気持ちはもちろんあるんですけど・・・うー、まぁそこは、もっともっとコンディション上げないとそこに使うパワーがなくなっちゃうと思いますし・・パワーが使えてないから今、ゴール前のところに行けなかったりとか、シュートまでいけないところが多いのかなっていうふうに思っています」

――しっかりと走っている人に不思議とボールが来るのもサッカーなのかなとも信じているので

「はい、まぁゴール前に顔出すことは常に欠かさずにやっていきたいとは思いますし、もちょっと呼び込むだとか、そういうところはもうちょいやっていかなきゃいけないなと思います」

――今シーズンは開幕前の記者会見でもチームを代表して出席するところから始まり、ここまでのご自身を振り返って

「うーーーん・・・まぁ得点が2点でなかなかゴールへのイメージだとかシュートの質のところで課題が沢山あるなって感じてますし・・ワントップで出てた時もその得点力を求められている中で取れなかったこともあって、やっぱり・・取れないと試合にも出られないと思いますし、そのくらい厳しい世界でもあるので・・・結果出すというところはもちろん大事だとは思うので、そこをちゃんとやりつつチームのために他のことも欠かさずにやっていかなきゃなって思います」

――素晴らしい!今までもなかなか点を取れない時期を乗り越えるなどしているので、更なる進化へのきっかけが生まれる手前なのかと捉えています

「う~ん、そうですね、やっぱり昨シーズンは前期に点を取れなかったり皇后杯でも取れなかったりとかありましたし、自分がうまくいかないというか、点が取れなかったりうまくプレーができなかった時にそういう自分自身、落ち込むじゃないですけど、ちょっとその時の感じというか、なんか思い出しちゃうというか、そういうのもあるので、でもやっぱりそこはメンタルの部分だと思いますし、そういう試合によって波を作らないとかシーズン通してプレーの波が出ないような選手にならないとやっぱり・・まぁ、使い続けてもらえないと思いますし、上にも行けないと思うので、そういうところは改善していきたいなと思います」

――おっしゃってるのはレベルの高い悩みですよ

「いやッ!(笑)でも、そのくらいやらないといけないと思いますし、もっと下から突き上げていかないとチームも強くならないと思うので、そのくらいの気持ちではやっていかないとなって思ってます」IMG_2039-

――フォワードはエゴイストすぎても良くなですけど、ダイナミックさっていうのは島田さんならではで持っているもので、そこは、すべきことが整理されたら、と楽しみにしています

「はい、考えすぎちゃって体がうまく動かないとか、そういうのもあったりして・・もうちょっと思い切ったプレーというか、そういうプレーはしなきゃいけないと思いますし、みんなから『チャレンジのミスはミスじゃない』っていうふうに言ってもらってるので、まぁ、ゴール前では思い切ったプレーをしたいと思います」

――例えば、ゴール前でこういう飛び出しでこういうプレーを・・とかイメージすることは誰にでもできますけど、実践できる人は限られていて、島田さんにはそれができるポテンシャルがある。なので、みんな見てる

「そうですね、味方の選手とかも《この選手だったら出てくるな》とか《この人だったら信じて走れるな》とかそういう信頼関係じゃないですけど、そういうのも最初のシーズンよりかは全然できるようになってきましたし、味方を活かすプレーもそうですけど、活かしてもらえるようなプレーをしていきたいなっていうふうに思っています」

――いい人!絶対にチームのことを念頭においたコメントで

「(優笑)」IMG_2040-

――次、新しいスタジアム。得点者として名を刻むのは島田選手

「はい、そのスタジアムのことについてはあまりわかってないというか、知らないことも多いんですけど、やっぱりそういう新しいスタジアムでプレーできることは楽しみですし、その中で自分が点を決められたら良いなっていうふうに思ってます(ニコリ)」

――こないだも広島を相手に点を決めて、縁起が良い。《相手も同じ相手には》と思っているでしょうし、好ゲームに

「広島さんもやっぱり球際とか強いですし、その勢いに負けないようにしなきゃいけないなって思いますし、自分自身も2シーズン前とかにも広島さん相手に点を取れてるので、点取れるように頑張ります!」

――あのゴールもコースが難しい中、スパッと振り抜いた気持ちの良いゴールでしたから

「アハッ(笑)はい、でもあのシュートはもうなんか、コースが見えたなっていう感じのシュートだったので、嬉しかったです(ニコリ)」IMG_2045-

――トップチームと同じ日での試合、長崎で共に闘い、一緒に国立へ行く方々へ

「カップ戦ということで、ここまでグループステージを戦わずして準決勝というところで、新スタジアムで良い雰囲気の中、サッカーができると思いますし、《国立でプレーしたい》っていう気持ちも強く思っているので、来てくれる方のために試合して、さいたまにいる方々にも良い報告ができるように頑張りたいと思います!」

――ひとつひとつの返答が凄く綺麗なので、浄化されました

「いえいえ(照笑)ありがとうございます(ニコリ)」

島田選手のインタビュー全容は、きょう水曜日19時(再放送は23時)の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

12月3日 「完全に離れるわけではないので、みなさんと気持ちはひとつだと思います」&「今後もしっかりと浦和レッズのことを考えて戦っていきたい」&「あのスタジアム、浦和のサポーターの前でプレーする時に限ってはそれ以上のものが出せる」

どうもです

今シーズン最終戦を5日後に控えたきょうは公開でのトレーニングが行われましたimage222222222222222222-

◇◆◇興梠選手◇◆◇

――沢山、サポーターと交流して

「まぁあのー、恐らく最後に・・なると思いましたので、まぁ出来る限りファンの方々の要望に応えて全員にサインをしようと思ってたので、ま・・『お疲れ様』という言葉をみんな言ってくれたので、はい、凄く嬉しかったですね(ニコリ)」

――直接声を聞ける良い機会に

「そうですね」

――改めて、ここ大原というのは興梠選手にとって・・11シーズン、どういう場所で

「いやまぁ、あのぅサッカーの面でもそうですけど、人として凄く成長させてもらった場所でもありますし、11年いましたけど、まぁ~今考えたら、嬉しい思いよりかは悔しい思いシーズンの方が多かったですけど、まぁ全てが本当、僕の宝物になったし、本当に悔いがないです」image222222-

――そういう思いを何万人という方と共有できるのもレッズの魅力

「はい。まぁあのーやっぱり、ファン・サポーターの人達はね、やっぱりどんなシーズンでも必死に応援してくださったので、やっぱりどこかでタイトルっていう形でやっぱりプレゼントしたいというのは毎シーズン強い気持ちでやってましたし・・・数多くのタイトルは獲れなかったですけど、あのーまぁ自分なりに全力で毎シーズンやって来たので、まぁラスト、最後の試合ですけど、全力で・・・やりたいなと思います」

――そこへの心の準備というか

「いやもう、この一戦のためだけにって言っても過言ではないぐらい本当に自分ではトレーニングから一生懸命やってきましたので、自分が点を取るというよりかはやっぱり勝ちたい、はい、勝ちにこだわった姿勢をね、見せれれば良いかなと思います」

――トレーニングで特別に取り入れたものなどは

「ないです!(即答)いつも通りです」

――らしい!

「(苦笑)」image000000000000-

――先日は福岡戦で久々に出場しての手応え

「うーん、ま~自分らしいプレーはできなかったですけど、まぁでも久々の恐らく多分、7月ぐらいから全く試合に出られなかったので、まぁそのー凄く福岡戦は楽しかったですね。もちろん負けはしましたけど、久々に味わえた感覚でしたね、はい」

――ここに至るまで興梠選手にとってどのようなシーズンで

「そうですね、まぁあのーやっぱり選手なので、試合に出ること、試合に出られなくなるとモチベーションもやっぱ下がっていくし、凄く自分自身難しい4ヶ月間でしたけど、でもチームのためにね、試合に出なくても日々のトレーニングだったりピッチ外のことだったりそういうところでチームのためになれれば良いと思っていたので、それは貫いてきましたし、それが後輩達に伝わってくれれば良いなと思いながら日々を送ってました」

――そして埼スタでのプレー。あのスタジアムで戦うことの意義、興梠選手にとってどのようなもので

「うーん、やっぱりホームなので、まずは勝たないといけないというのが大前提だと思うし・・もちろん最終節ということで、沢山のファン・サポーターがスタジアムに足を運んでくれると思いますので・・まぁみなさんね、それぞれ多分、思う気持ちは色々あるとは思いますけど、最後はね、やっぱりみんな笑って終わりたいなと思います」image11111111111111-

――キャプテンマークは

「ん!?」

――そういうパターンも

「いやまぁ、それは監督が決めることなので、はい(苦笑)監督次第だと思います」

――先ほど選手(西川さん)から、「興梠選手に」という言葉があったので聞きました

「あー!まぁはい、監督が決めることなので、はい(ニコリ)」

――寂しい、複雑な心境かもしれないサポーターへメッセージを

「そうですねまぁ、現役としては次が最後になるんですけど、まぁでも自分がね、来年も浦和レッズをね、もちろん浦和レッズのファンとして応援していきますし、サポートもしていくつもりなので、完全に離れるわけではないので、みなさんと気持ちはひとつだと思いますので、そこまで寂しがらなくても、はい、僕は常にずっと浦和にいますので、とりあえず選手としては、とりあえず次が最後なので、皆さんが笑って、うん、終われるように、勝利というのをこだわって頑張っていきたいと思います」image00000-

――勝利だけではこのようなチケットの売り上げにならず、興梠選手のゴールをみんなで生み出したいからこそ集まると思うので

「あぁの、フフッはい(汗)あんまり《自分が決めると》っていう気持ちで試合に臨むと、いっつも空回りするので(苦笑)平常心でやりたいと思います」

――その自然体が秘訣

「はい」

――楽しみにしてます!

「ありがとうございます(ニコリ)」
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◇◆◇西川選手◇◆◇

――今シーズン最後の戦いを控えて

「そうですね、もうあっという間のシーズンだったかなと。もう色々あった中で、色んな思いもあるし、特に慎三だったり宇賀だったりブライアンだったりブックだったり本当に・・まぁ浦和レッズのために闘ってくれた選手がチームを去るということを発表されてますし、とにかく最後は満員のスタジアムで彼らがプレーしてもらいたいなと。それプラスやはり結果にこだわって、勝って送り出したいなという思いが凄くあります」

※西川選手に、てんとう虫がとまる

――縁起が良い!

「そう!来たんすよね!?今(スマイル)」

――先日、仲間達がレッズのゴールを守って、そこから得た刺激や感じられたことなど

「やはり、チームが試合している時に見ているというのは非常に辛いものがありますし、悔しい思いもあるっていうところは、そういう欲、”試合に出て活躍してチームが勝つために”っていうところは、やはり自分自身あるなと再確認できましたし、この気持ちを最終戦にしっかりぶつけるっていうところが自分の成長にもつながると思いますし、とにかく自分がしっかりとゴール前の空間を守ることでチームが勢いづくと思っているので、そこは勇気づけて後ろから鼓舞していきたいなと思います」

――今シーズンを通じて成長を実感できたこと

「やはりこう、今までなかなかなかったシーズンでしたし、色んなことが変わりすぎた年になったんですけど、その中でもやっぱりゴールキーパーチームとしてやるべきことをやりながら日々成長できてた、そういう実感もあるので、ジョアンも今シーズンでチームを去ることになりますけど、しっかりと教えてもらったものを自分達が今後、忘れないように継続してさらに良くなるように努力していきたいなと思います」

――ポジショニングや判断など細かくはなってしまうかもしれませんが、挙げるとすれば

「やはりポジショニングのところで良い落ち着きをジョアンには与えてもらっているなと思いますし、やはりこう、確率論だったりとかしっかりと考えを持ったポジショニングを取らせてもらって、常にこう、ミスをしたあとの対応、解決方法っていうところでも非常にアイデアを与えてくれているので、やはりこう、残されたものを財産にしながらゴールキーパーチームで共有して、しっかりこれからもさらに成長できるように考えて活きたいなと思います」image111-

――チームがひとつになることの重要性をよくお話になって、結束は強まっているかと思われますが、ターニングポイントとして浮かぶのは

「そうですね、チームとしては本当に苦しい状況が続いていた時期もありましたし、安定しない戦いが続いてしまった時に、やはりこう、ファン・サポーターの方との対話っていうのは、あの時間っていうのは僕自身、凄く良かったんじゃないかなと思いますし、ヴェルディに負けて4連敗ということで、次の試合、柏戦、何が何でも勝たないといけない試合を前にしっかりとファン・サポーターの気持ち、声っていうものを届けてもらって、それをチームみんなに共有しながら・・で、もう一回立ち上がった柏戦だったと思うので、あそこからやっぱりチームも良くなって来ていると思いますし、やはりこう浦和レッズがJ1で戦うということが最低条件でもあったので、悔しいですけど現実を見ながらみんなで共有して立ち上がれたのが良かったのかなと思います」

――以前、負けている時のミーティングの難しさを話していたので、西川さんがうまくまとめてくださったのかと

「まぁそうですね、僕も慎三もやっぱりこういう負けた時に、なんかこう、ミーティングってあんま好きではないんですけど、とにかくチームのために関根選手も動いてくれましたし、原口選手もやはりこう浦和レッズのずっと支えてきている選手っていうのがアクションを起こして行われたミーティングだと思っているので、本当にみんなに感謝していますし、若い選手もその場でしっかりと自分の考えを述べてくれてたので、やはりチームのためにみんな考えてくれているんだというのを再認識できた時間でもあったので、こういうふうにならないように今後もしっかりと浦和レッズのことを考えて戦っていきたいなと思います」image333-

――きょうはミレッGKコーチや興梠選手、宇賀神選手のことも聞こうかと思っていたのですが、それを汲んで話してくださっているので、あとはもう、次の試合について

「そうですね、興梠選手、宇賀神選手と最後満員のスタジアムでプレーが出来ると思っていますし、本当に彼らには感謝の気持ちしかないのと寂しさはありますけど、全力で戦って送り出すっていうのが僕達の責任だと思っているので、興梠選手にキャプテンマークをつけてもらって、試合に挑んで欲しいなと思います」

――あくまで意志として。決めるのは監督

「決めるのは!監督なので(スマイル)」

――そういう試合に

「そうですね!そうなった方がチームも締まると思いますし、やっぱりそういうところは大事だと思っています」image222-

――西川選手が止めて、点が沢山入る試合に

「そうですね、もう逆に新潟は残留がかかっている試合ですし、僕達はしっかり勝って終わりたいっていう強い気持ちがあるので、今週本当に良い準備をして挑みたいなと思います(スマイル)」

――楽しみにしてます!

「頑張ります!(キリッ)」 image22-

◇◆◇宇賀神選手◇◆◇

――いよいよ、カウントダウンという状況に。お気持ちは

「そうですねまぁラスト一週間だなと。もう、みんなと一緒に練習できるのもこのピッチに選手として立つのも、きょう終わってしまったのであと4日しかないので、まぁ、1分1秒を噛みしめながらプレーしたいなと思います」

――宇賀神選手にとって大原という場所は

「今シーズン浦和に帰ってきた時、戻ってきて初めてこのピッチに足を踏み入れた時の感覚だったりとか、こうなんか思わずニヤけてしまうような感覚だったのを凄い覚えていますし、浦和レッズでいうと13年間このピッチでずっと色んな選手と切磋琢磨し合ってきたピッチなので、本当に特別な、自分の人生において特別な場所だなと思います」

――引退発表からの一週間、反響はいかがでしたか

「えー・・、浦和レッズの公式で発表されてから、午後2時に発表されたんですけど・・午後12時までずーっと携帯いじってました!(笑)ずーーっと返信してました、はい。それぐらい色んな人から『お疲れ様』という言葉をいただきましたし、『まだまだやれるんじゃないの!?』とか色んな意見はもらいましたけど、まぁ改めて自分としてはスッキリしてるなと。そういう感情です」image1-

――みんな・・でしょうが、特に心に響いて印象に残っている言葉は

「こんな選手も連絡くれるんだ!っていうのもけっこうありましたし、岐阜でプレーしていた選手とかは凄くこう、こんなに自分のことリスペクトしてくれてたんだなっていうのとか(ニコリ)あとやっぱ、敦樹から連絡が来たのは嬉しかったですね。『ずっと流大に行った時から宇賀さんを目標に頑張ってきました』みたいなちょっと熱いメッセージだったので、凄くそれは嬉しかったなっていう、《頑張ってきて良かったな》って思いました」

――三菱重工浦和レッズレディースの池田選手は一週間後ぐらいにと遠慮していたので、まだ鳴りやまないと思います

「ハハハハハ(笑)そろそろ、はい、また第2波が来るかなと思ってます(ニコリ)」

――今シーズンここまでの戦いぶり、その中での自分というのを振り返って

「個人としては1試合しかピッチに立つことができなかったは本当にチームの力になることができなかったと強くそこは思いますし、チームとしては残留争いに巻き込まれるという苦しいシーズンだったので、それの力になれなかったっていうのが一番、悔しいなと・・そういう時にこそ、自分の力が必要だと思ってね、日々100%でやって来たとは思ってますし、またそういう姿勢をね、若い選手達は見て、次につなげてもらえればなと思います」

――その支えなくして残留はなかった

「まぁそう言っていただけると、まぁ、自分としては頑張ってきた甲斐があるなと思います」

――そして最終節。サポーターにとっては宇賀神選手を見たい半面、これで見納めなのかと複雑な心境かと

「まあ、みなさん僕より興梠慎三のゴールが見たいと思うので、それのね、手助けをできればと思いますし、僕がアシストして、慎三君がゴールを取って、チームが勝つっていうのが一番なのかと思ってます」

――それを実現するために養ったもの、どういった部分に磨きをかけてきたか

「ゎーーでも変わらないです!もう、なんだろう!?必ず自分の泥臭いプレーというか・・観てくれる人がね、こう何か・・・感情的なものを持って帰れるようなプレーをしたいなというふうに思います」image3-

――私は”ウガゾーン”を覚えています

「ハハハハ(笑)そうですね!最後、まぁ自分としてもね、慎三君が取れなくて僕がゴール取って勝っちゃうとちょっとあれなので、はい(苦笑)控え目に狙っていきます!」

――2人とも決めれば良いのです

「(笑)そうですね、はい」

――お祭りに

「そうですね!ただ、プロサッカー選手である以上ね、とにかく勝つ。勝利を届けるという満員のスタジアムでプレーできると思っていますし、とにかく勝つということだけ・・浦和レッズにね、浦和レッズを応援してくれる人に必要なのは本当に勝利だけだと思うので、それをスタジアムで見せられれば良いかなと思いますし、対戦相手の新潟さんも非常に難しい状況なので、そういうところは本当に真剣勝負というところをしっかりと見せないといけないなと思っています」

――改めて、埼スタで声援を受けながらプレーすることで発揮できるものをどう捉えてますか

「まぁもちろん練習で出来てないことはできない、あのピッチで発揮することはできないですけど、まぁただあのスタジアム、浦和のサポーターの前でプレーする時に限ってはそれ以上のものが出せると思っているので、僕もそういう体験を沢山してきたので、本当に楽しみで仕方ないですね(ニコリ)」image33-

――『引退しにきたわけではない』と話していましたが、ぜひプレーで示すべく

「そうですね!もう、結果ね、引退してしまうんですけど、ただね、最後、自分がね、ピッチで“まだまだできるじゃん”っていうところをね・・見せて終われればと思っています」

――ちょっと名残惜しいぐらいで

「名残惜しくはないです!スッキリしてます!(キリッ)はい(ニコリ)」

興梠選手と西川選手と宇賀神選手のインタビュー全容は、あす水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

では