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7月15日 「仲間でありライバルでもあるので、KLMでそろい踏みで点を取りたいですね」

どうもです

さいたまダービー2日前のきょう、弱い雨がふったりやんだりの大原で、練習は午前10時から始まりました

仙台戦に長時間出場した選手はリカバリー系メニューで体力回復に努め、それ以外のメンバーはシュート練習を中心に調整

練習の終わり際、監督は主に仙台戦スタメン組と約20分間、ピッチ上でミーティングをしていました

そこについては、続きを

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◇◆◇李選手◇◆◇

――タフな日程。5連勝で手応えも感じつつだと思いますが、いかがですか?

「うー…まあ、5連勝は良いことだと思いますけど、内容を見たらそんなにね、圧勝しているというゲームはないので、もっともっと内容を改善しないといけないなと思います」

――勝ち点1で終わりそうなところをプラス2にして3で終えられて…というのは成長の証だと思いますが

「うーん…。成長というよりか、うまく勝っていると思いますね。自分達に運があると思うし」

――そこで満足せずに、また内容を求めることが本当の意味での成長というか…

「アハハッ(ニコリ)まぁそうだと思うし、実際見ても、そんなに圧倒している試合ではないのでね、やっぱ、ちょっとずつちょっとずつ守りに入っているというか、攻める姿勢でなくなってきているので、やっぱし、攻めて攻めて相手を圧倒して勝てる試合に、今度のダービーはしたいですね」

――そういう意味で最前線からスイッチをどんどん入れて行くと

「うん、前からもそうだし、後ろからのビルドアップの質というのも上げていけば、やっているサッカーは間違っていないと思うので、自分達を信じて、自分達のサッカーを貫いていけば、結果もついてくると思います。もっと、アグレッシブに攻めていいですよね。まあ何だろう、受けて立つと言うよりも、チャレンジャーの気持ちで、チャレンジチャレンジの精神でいくことがこのチームの成長であると思うし、これからの連勝を伸ばせる要素だと思います」

――妥協せず

「はい」

――監督の話は聞こえませんでしたけど、そんな感じのお話というか…

「まぁそうですね、そんな感じでしたね。監督も気付いていたし、それをさっき、みんなを集めてハッパをかけていました」

――きょうは本当にコンディション調整もそうですし、心の面でも…雨ではありましたけど

「うん、まぁ雨だろうが関係ありませんけど(苦笑)ダービーなのでね、5万人の人達が来るという予想、チケットが売れているというので、やっぱりそういう大舞台でできるというのは、サッカー選手として本当に嬉しいことなので、その幸せを噛みしめながら、また、しっかり勝って、良いサッカーを見せて『また埼スタに来たいな』と子供たちとサポーターが増えるようなサッカーをしていきたいですね」

――プレミアリーグも知る李選手にとって、やっぱり大きなサッカー専用スタジアムでという気持ちは強い

「そうですね、いやもう、5万人というのはね、世界見てもそんなに多くないので。ヨーロッパだとちらほらありますけど、アジアで5万人入るって言うのはね、本当に片手で数えられるくらいじゃないですか。そのうちの1つが浦和レッズなので、本当に凄いクラブだと思いますよ」

――ヨーロッパはサッカー文化が根付いていますけど、アジアではやはりURAWA

「5万人集めるって凄いですよね!『来て』と言っても簡単には来てくれないし…はい(ニコリ)」

――今回で、KLMがしばらく…というところで

「そうですね。LとKは頑張っていますけどね(笑)M君がね、ちょっとね…ハハハッ(笑)はい。すっごい奮起していますけど、結果は来ていないので、必ず来ると思うしね、彼も。まぁ自分もやっぱしKにもMにも負けたくないし、ゴール数も。なので、やっぱり慎三よりも点を獲りたいし、武藤よりも点を獲りたいので、そこは仲間でありライバルでもあるので、KLMでそろい踏みで点を取りたいですね」

――”大宮のK”、加藤選手から点を獲りたいというのは?

「フッフッフ…そうっすね(苦笑)あまり話を広げられないですけど…(笑)ダービーなのでね!点獲りたいですね」

――今回は、お子さん達が多く来場することが見込まれます。李選手はよく、「夢を与える」と放しますが、そのあたりの意気込みとしては…

「自分も駒場スタジアムで小学校の時に観たことあったので、なので、あれだけですけど、レッズの試合を1回見たのは。小学校3年生くらいかな?電車に乗って、バスに乗って…。1回だけでも凄く印象に残っているので、今でも。なので、やはり記憶に残る試合であったり、記憶に残るスタジアムの雰囲気だったりというのを作っていければいいなと思うし。人生の中の一つの良い思い出にね、なるような経験になれば本当に僕も嬉しいし、自分のサッカーをやっているという、サッカー選手冥利に尽きると思うので。楽しみですね」

――そのレッズの試合って、どんなものでしたか?小3というと…

「覚えていないんですよね。ただ、あそこまで大変な思いをして行って、ゴール裏で、何か分からないけど試合を観てから帰ってきたという、それだけでもね、凄く大変だったという、サッカーを観たという思い出があるので、そんなものだと思いますよ。小さい頃は」

――20年前…、岡野さんとかがめちゃくちゃ走っていたとか…

「誰がとかは、全然覚えてないですけど」

――ではあるものの、それが今の原動力というか…

「そうですね、子どもにとってやっぱりそういうのが1個あるとないとでは全然違うし、それでサッカーを今後観るとか、『スポーツ選手って凄いな』と思うし」

――記憶に残るような活躍を期待しているので、

「記憶にも記録にも残るようなゴールを決めます!(ギラリ)」

夢を運ぶストライカー!燃えよドラゴン!!RED LEE!!!

李選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS Friday」でお届けします

では

7月7日 「みんなが主役、僕はそう思っています」&「《これから何かやってやろう》というような気持ちの表れかな」

どうもです

気温上昇、炎天下の大原で柏戦2日前の練習は午前11時15分頃スタート20160707_115542-1

ウォームアップ後は11対11でのハーフコートゲームへ

監督からは主に、「逆サイドの意識」や「アイデアは良くても、読まれていたら動き直す」といった声がかかっていました

過酷な暑さもなんのその

選手達は声を絶やさずキビキビとした動きを見せ、集中を切らしません

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1人ひとりがきちっと与えられた役割をこなし、中でも李選手はアクロバティックな美しいボレーシュートをたたき込むなど、好調な様子

槙野選手が見せるボールへの執念も全体のムードを引き締めていました

練習はお昼の12時15分頃、梅崎選手の気持ちのこもったダイビングヘッドが決まり、終了しています

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◇◆◇李選手◇◆◇

――リーグ後半の初戦を勝利できて、良いムードが広がっているように感じますが?

「連勝してるんでね、途切れさせたくないし、(セカンドステージの)ホーム1発目なので、しっかり勝って連勝街道を走りたいと思います」

――3連勝できている要因はどう感じますか?

「自分達を信じて、守備の部分でね、バランスを保ちながらというのを意識しているから、そんなに崩れないで攻撃に良い形でつながっていると思いますね、はい」

――暑さを気にして、時間によっては運動量を抑えることも頭をよぎるでしょうが、李選手のプレーを見ていると、《そんなこと考えずに迷わず行く!》という意志が感じ取れます

「まあね(ニコリ)前の人が出し切ってから、途中交代でもね、良い選手が沢山いるのでね、あとを考えずにやりたいといつも思っています」

――11人だけで闘うわけではない

「11人じゃないっすね!夏場は特に、はい」

――サポーターの存在も

「いやぁ大きいでしょう(しみじみ)本当、ホームで途切れない声援を受けると残っていたパワーを振り絞れる、勇気が出るので。本当に大きな力になります」

――FC東京戦後、サポーターへ向かって、「諦めた人いますか!?」との問いかけには色々と考えさせれらた方も多いと思います

「(ニコリ)まあ、誰1人ね、諦めちゃいけないし、やっぱし諦めなかったことがあの結果につながったと思うので、自分達の自信にもなったし、これからもっともっとこういう試合がね…あんな劣勢の試合はさすがにしんどいので嫌ですけど(苦笑)ああいった逆境でもはね除けるぐらいの強いチームになりたいと思います」

――いつも李選手からは人生の教訓にもなるようなお話を聞かせてもらっていますが

「フハハッ(笑)」

――何かあったときに、あの試合で李選手が体現したことを思い出せば、辛いことでも乗り越えられるのかなと

「そうっすね!ハハッまあ辛いときほど自分がヒーローだと思えばね。誰かがやってくれるじゃなくてね。まあそうすると、何故かはわからないけど自分の方に集まってくるので。みんなが主役、僕はそう思っています」

――柏戦ですが、開幕戦は病み上がりの状態で出場し、勝利に貢献しました

「うん、点にも絡めたし、あの試合勝てたのは凄く大きかったですね。始まりだったしね。今回も始まり(2ndホーム開幕)なのでね、しっかり勝たせていただきたいなと思いますね、古巣ですけど」

――監督が代わったことで印象はどうですか?

「若手を凄く起用しているのでね、ディフェンスラインが若いので、やはり突破しなければいけないですね、僕たちがね」

――福岡戦ではセットプレーでも点を取れて、那須さんがいることで

「ね!?迫力ありますよね!セットプレーで点を取ると凄く楽なんでね、ゲーム運びが。その1点を那須さんじゃなく自分が取れるようにね、はい、入りたいと思います」

――きょうも芸術的なジャンプボレーを決めていましたが、李選手の浮き球をダイレクトでゴールにたたき込む技術はJの中でも屈指の美しさを誇ると思うので、期待しています

「はい(ニコリ)まあ観てる人が楽しめるようにね、感動を与えられるようにね、サッカーをしたいと思うので、頑張ります(ニコリ)」

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◇◆◇高木選手◇◆◇

――暑い中でのトレーニングでしたが、意識したことなどは?

「自分達の組は、レッズのフォーメーションではなかったすけど、左のサイドは得意とするポジションだと思うので、縦の関係が槙野君とで、自分が中に入ってスペースを空けたりだとか、外にいてコンビネーションをしたりだとか、意識してやったというか、あとは一発で裏を狙って、というようなシーンを作ろうかなとか、動きに連動性をもたせるようには意識して常に動き直しを出来るようにはしていました」

――動きもスムーズで軽やかで、怪我の功名ではありませんが、凄く良くなったように思えます

「まあ(ニコリ)まずはやっぱり、動けるというのはそれだけ意欲的になれているのかなと思うし、そういう風に怪我でサッカーが出来なかったからこそやはり、プレーしたいという気持ちも強くなっていますし、《気持ちが凄くポジティブなのかな》と凄く感じるし、やっぱまだまだ、《これから何かやってやろう》というような気持ちの表れかなという風に思います」

――福岡戦でベンチ入りして、よりその思いは強まったのでは?

「そうですね、出場することは出来なかったですけど、やっぱりあれだけ不利な状況で厳しい状況でチーム全員が闘ってつかんだ勝利なので、そういうのを見ていると刺激になるし、そこでやっぱり自分が選んでもらえるような、もっとアピールが必要。もっと自分がハードワークできるような選手になれれば、ああいう場面でも使ってもらえるのかな、という風には思います」

――次の柏は開幕戦の時から監督が代わっていますが、どのような印象ですか?

「柏は本来、ポゼッションをするチームだと思うので、そこはあまり変わっていないかと思いますけど、クリスティアーノ選手が戻ってきた部分で、少し怖さはあるかと思います」

――やはり柏戦で埼スタと言いますと、昨年のあのゴール。次も再現することできっかけにしてもらえればと

「そうですね、柏相手だったので、次はホームで柏を迎えるわけですけど、やっぱり少なくとも良いイメージは持っているので、自分の中でも。そういう得点をした相手に対しては良いイメージがわきますし、逆に相手はあれだけ劇的なゴールを決められたから、自分には何か…少なからず苦手意識は持っているかなと思うので、その辺をうまく活かせればと思います」

――先ほど、「監督に選んでもらえる選手に」と話しましたが、夏場の暑い中、スーパーカーが引っかき回せば相手の疲れはドッと増すでしょうから

「そうですね。そういう自分の攻撃面の良さとハードワーク、守備の部分での貢献度を上げていければ、点差が拮抗した試合でも追加点を狙うのに…攻撃だけではダメだと思うので、守備の部分が出来れば使ってもらえる選手になるかと思うので…普段の練習から“守備も出来るぞ”というようなところを(ニコリ)もうちょっと見せていかないといけないと思います」

――ラジオ中継前には、2人が共通して好きな“例のお弁当”を食べてゴールを願っています

「よろしくお願いします(ニコリ)ありがとうございます」

李選手と高木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時から)の「You’re The REDS」でお届けします

では

RED A LIVE 2016.5.14 VS 新潟

☆浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「2016明治安田生命Jリーグ
ファーストステージ第12節・浦和レッズ対アルビレックス新潟」の模様を実況生中継します。

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◇◆◇李選手◇◆◇

「(4月の明治安田生命Jリーグ 月間MVPを受賞)いやぁ、本当ありがたいですよ、選んでくれることは。チームも調子良いからね、前の3人の誰かが選ばれるのではないかなって思っていましたけど。自分が選ばれてやっぱり嬉しいですけど。何でも一番で嬉しいですよね、何千人いる中での“一”ですから。月間なんでね。やっぱり年間獲りたいですね。けれど、結果的には先月2ゴールしか獲っていないから、なのでやっぱり結果というところが、自分の中では今年は結果にこだわる年という風に位置付けているので、目に見える結果を、あすの試合も獲りにいきたいと思います。それが評価にもなっているし、ゴールの起点にもなっているし、アシスト以上のところにも顔を出しているというところが、ゴールに自分が意識向いているところと、コンディションが良いというところがすべてだと思います。5月はやっぱり点獲りたいですね、得点を。残りJリーグ7試合かな…。7試合で、前半戦だけで10点は絶対にいきたいなって思っているので、そのためにもあしたの試合ね、あと数えるだけしかないのでJリーグは。24試合か、もうそんなに多くないから、1試合1試合大切にしたいです。(ホームでKLMそろい踏みが2試合連続で、次の…)すごいですね。野球でいうアベック以上にすごいですからね。3人だからね。それぐらい攻撃力があるし、クオリティある選手がいるので、結果が出ている証拠だと思いますけどね。まぁ、やっぱり立ち止まるのではなくてね、月間MVPもそうだし、目指しているところがタイトルなのでね、川崎に勝ったからとか、広州に勝ったから、それでうれしいはうれしいけど、最終的な目標はACLアジアチャンピオンとJリーグチャンピオンというところなので、そこしか向いていないですよね。だから、うれしいけれど過去の話なので、あすの試合から自分のできる限りのパフォーマンス出していきたいですね。コンディションが良いし、コンビネーションも良いし、前の、必ず点獲れると思いますし、守備も守ってくれると思うので、勝てると思いますね」

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RED A Live 2016
「浦和レッズ対アルビレックス新潟」
…5月14日(土)13:30~16:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…12:00~12:55
REDS After The Match…17:00~18:55

・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

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・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。

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12:00~12:55 Come On! REDS
13:30~16:15 RED A Live 2016(延長の場合あり)
17:00~18:55 REDS After The Match
19:00~20:55 RED A Live 2016(再放送)

実況M

・以下の番組は休止します。
12:00~12:55 REDS Supporter’s Eye
13:00~14:55 AKANEのCatch The Music

4月14日 「《今年も決められるんじゃないかな》っていう雰囲気を自分の中でも持っている」&「あの時、自分が走りたくても走れなかったピッチに立っているのだったら」

どうもです

仙台戦2日前のきょうは、恒例の室内ミーティングを経て午前11時過ぎからトレーニングをスタート

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ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームへ

ビブス組の3-4-2-1に対するは仙台を想定した4バックシステムでした

「我慢だよ!」

と監督

それに加え、

「ミーティングの通り、イメージを共有して!」(←この内容については後ほどの選手インタビューにて)

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局面局面での激しさに、選手一人ひとりのコンディションの良さを確認できました

「チュン君、あそこまで下がるとラインも下がるから、コースを切ろう!」(柏木選手)

「ナイス和!」(加賀選手)

「森脇君、『ハウアウアー』じゃなくてちゃんと指示を出そう!」(槙野選手)

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また、コンディションに配慮し、Fマリノス戦に長時間出場した選手の一部はローテーションでゲームに参加

途中からプレーした関根選手は柏木選手が左サイドへ送り出したフィードに全身を投げ出し、アクロバティックな体勢からボレーで折り返そうとするも、つながらず

「なんだあれ?」(柏木選手)

「Oh~Bruce Lee!」(監督)

意欲的な姿勢がピッチを満たします

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ラストゴールの宣告から10分が経過しても、互いに譲りません

今週月曜日に大学生を相手に黒星を喫したビブスなし組もそれぞれが気合いを滲ませたプレーを披露

ゴールが決まらない展開は、膠着でなく、一進一退の様相でした

公式戦の緊張感や真剣味はともかく、ある意味では、それを上回るかのようなスリルと好プレー、好デュエルがふんだんに散りばめられた接戦

時はあっという間に流れていきます

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11分が経過した頃、永田選手が突如ゴール前に顔を出し、フランツならぬユルゲン(クリンスマン)のようなフライングボレー

ボールはクロスバーを直撃
し、落下と共にラインを割ったかに見えましたが、「入ってない!」(西川選手)と見なされ、なおもゲームは続行

「勝とうぜ勝とうぜ!」(槙野選手)

お昼の12時45分頃、ビブなし組が左からズラタン選手、右の平川選手と小気味良く揺さぶり、最後はニアサイドから石原選手が右足で蹴りこみ終了

「ブラヴォオ」

と監督も満足げだった通り、見応え満載のゲーム形式練習でした

201604141233000選手達の話もまた、凄く良いです

長くなりますが、ぜひ

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――次は古巣との一戦

「まあ僕の中ではやっぱり特別な感情を持つチームなので、レッズサポーターはもちろんだけど、ベガルタサポーターにも良いものを見せたいと思っているので、まあ自分の全力を出されば良いかなと思っている」

――昨年の埼スタでの仙台戦でボールを決めていることからも良い記憶が残っているのでは?

「そうですね!まあ去年ゴールを決めたのは自分の自信になっているし、《今年も決められるんじゃないかな》っていう雰囲気を自分の中でも持っているので、まあそういったゴールという部分で結果を出せればと思う」

――雰囲気を持っている裏付けとしてはどんな要素がありますか?

「えーなんとなくっす!ハハハハッ(笑)まあでも仙台相手に自分の中で気持ちも高ぶっているし、良いプレーを魅せられるんじゃないかと思っている」

――最近は武藤選手が・・・

「ソーデスネッ!」(監督がステッキで武藤選手を後ろから突っつく)

「ハハハハハッハッッハ」(武藤選手)

――点を取れない試合があった方が違和感を覚えるようなぐらい、コンスタントにゴールを重ねているので・・・

「そおっすねー・・・まあ自分の中で点を取れないときは悔しいっすけど、まあただリーグ戦について言えば開幕以来決めていないので(苦笑)そういう意味では全然満足していないし、まあACLで結果を残せているので、そういう意味でもゴールに対する自信は持っている。そういうのをリーグ戦で見せられればという風には思っている」

――最近の仙台に対する印象については?

「まあケガ人が多く出ていて、少し難しい状況なのかもしれないけど、守備に重心を置いているチームなので、こういう時こそ強さを発揮するかと思う。まあうちがその守備を打ち破れればと思う」

――きょうはゲーム始まる前に監督が「ミーティングで話した通りに」と言っていましたが、どんな意識のもとプレーしていましたか?

「まあやっぱり前節、マリノスを相手に、引かれた相手に点を取れなかったので、そういう部分で次の相手も4バックで来ると思うし、サイドを使うのか、中を使うのかというイメージを共有しながら、次こそはゴールを決めようという話」

――興梠選手と李選手との連携がさらに高まっているので、見る側は次どんなプレーをするのか?とワクワクしますし、プレーしている側も次は何をしようかと楽しみながら出来ているのでは?

「そおすねっ!本当に前3人の距離感というのが日に日に良くなっていると思うし、そういう部分のコンビネーションで崩すシーンも沢山あるので、まあやっぱり自分達が楽しくできている時は、観ている人も楽しいと思うので、まあ浦和の攻撃サッカーという部分でワクワクさせられるようなプレーを魅せたいと思う」

――先日、広州を相手に埼スタで勝利したことで感じた一体感を良い意味で継続させるためにも・・・チャンス

「そうですね、広州恒大戦は素晴らしいゲームが出来たと思うし、また選手とサポーターが一体になるような感覚を味わいたいので、まあ次の試合もチーム一丸となって闘えればと思うし、しっかり勝って、みんなで喜び合いたいと思う」

――次はゴール後にどんなパフォーマンスが見られるのか

「そうっすねぇー(笑)最近寿司やら武藤敬司さんやらネタが豊富なので、まあちっと考えときます(ニヤリ)」

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◇◆◇李選手◇◆◇

「コンディションもみんな回復したと思うし、万全の体制で臨める」

――李選手はFマリノス戦であんなに走った後なのに、きのうのシャトランときたら・・・

「フハハッいやまあね、きつい時ほどね、走って・・コンディションが良いのでね、意地というより常にアップグレードというか、常に常に上を向いて向上心を持ってプレーしているけどね」

――よくご自身「爆発するタイプ」と話していますが、今は爆発がさらにおっきくなり続けているようにすら感じます。マグマぐらいの規模に

「そうっすね!(笑)もう、噴火しなきゃいけないのでね、はい!全ては整ったと思う!はい!」

――李選手は長ズボンを履いていることが多いので、変な意味でなくその下半身のシルエットが“ザ・アスリート”という感じで

「そうっすか?いや、フフッ(汗笑)まあそう言ってもらえると嬉しいっすけどね!はい!」

――Fマリノス戦ではなかなか相手の牙城を崩せませんでしたが、仙台も同じ4バックで来るという見方もできます。どんな意識で臨みたいですか?

「いやまあ浦和レッズを相手にね、甲府とか福岡とかね、マリノスもね、ああいう戦い方をしてきたことはね、崩すのは至難の業じゃないというか、凄く難しいね。けどそこをこじ開けていかなきゃいけないので、前のコンビネーションであったり、サイドからのクロスであったり、っていうクオリティをもっと高めていかないといけないと思うし、バルセロナの試合とかを観ていても、彼らはそれでも崩せているので、自分達も出来ると信じて毎試合臨んでいる」

――美しく崩すのもそうですが、理屈抜きでぶち抜くようなプレーを李選手は出来ると思っています

「はい(ニコリ)自分が出たことによって、自分の良さを出さなければいけないし、浦和レッズにはない良さを出さなきゃこのチームでは試合に出られない。本当にクオリティの高い選手が沢山いるので、まあ常に常にゴールを狙うし、結果を狙って、自分が出た時はチームが勝利をするっていうことをいつも考えながらやっている」

――ある意味ではフォワードらしくないというか、守備の意識が高く、さきほども柏木選手から下がりすぎないよう、ワンサイドカットをしてもらうような要望がありましたが、

「はいはい、うん!」

――負担を減らして欲しいという思いもあるでしょうし、そういった献身的なところに李選手の性格の良さを感じます

「まあ負けたくないからね!試合に。ただそれだけだよね、自分がピッチに立ったら応援している人達の気持ちも汲んで、やはりね、ベンチにいる時が多かったのでね、その悔しさをピッチに出ている時は・・・あの時、自分が走りたくても走れなかったピッチに立っているのだったら、誰よりも走って、ボールを追っかけて、ボールを獲って、それをゴールに蹴りこむっていうね、まあその思いで今はパフォーマンスも上がっているし、凄く充実しているけど、やはりホームなので絶対に勝たないといけないと思う」

――カウンターも得意とする仙台のどんなところを警戒すべきと捉えていますか?

「まあやはり守ってくると思うんでね、彼らからしたらアウェイだし、そこのカウンターっていうところを気を付ければ良いし、まあっ前回もマリノス戦でコーナーキックを一本も与えていない。それは自分達が前線で守備をしてボールを獲っているから相手があそこまで行けなかったっていう・・まあミシャも言っていたけど、『相手の守備を評価するというよりも自分達の守備を評価する』っていうのが結果にも出ているし、そういったところを見ている人は見ているので、やはり今のモダンサッカーというのは切り替えの速さであったり、自分達がやっているサッカーだと思うので、それを信じて、やはり結果を、タイトルを獲るというところに尽きると思う」

――きょうなぜお話を聞かせてもらっているかというと、2年前の埼スタでの仙台戦の良い印象が残っているので、あの試合ではハットトリック、ダブルハットトリックをしてもおかしくなかったですし

「はい(ニヤリ)僕も良い印象が残っているので、あの時取れなかったハットトリックを次の試合で取りたいと思う(ギラリ)」

――今はどんなボールが来てもうまく対応できているような好循環ですから

「うんうんうんうん(ニコリ)まあ凄く波は良いね、チームも僕も凄く良いし、はい」

――波というところで、広州戦の埼スタ。あれを継続すれば、4万5万6万人へとつながっていくでしょうから

「うん、出来ると思うね、まあ浦和レッズは凄く良いチームというか、やはり日本一のサポーターであって日本一のクラブだと僕達は思っているし、まあ持っているポテンシャルというのもね、日本だけにも限らずアジアのリーダーシップを執る、成りうる可能性を持っているチームなので、やはり世界的なチームになる一歩、二歩、三歩目をね、自分が浦和レッズにいる限り、力を使っていきたい(ギラリ)」

――きょうも良いお話しをありがとうございます

「いえとんでもないっす、ありがとうございます(ニコリ)」

好きにならずにいられない

武藤選手と李選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

3月26日 「あぐらかいていたんじゃね、すぐに自分達のポジションがなくなってしまう」

どうもです

公式戦のない今週末

大原ではきょう、FC東京とのトレーニングマッチが行われました

45分×3本トータル2対2

J1の上位同士、互いに春の陽射しを一身に浴びながら、有意義な時間を過ごせたことでしょう

試合後は、得点を上げた梅崎選手と駒井選手に加えて、李選手、青木選手にインタビューをさせてもらいました

201603261327000ここでは、李選手のお話を少し紹介します

得点こそありませんでしたが、躍動感みなぎるプレーで攻撃を牽引

発せられる言葉からも、ギラギラとしたオーラが滲み出ていました

「FC東京は知ってる選手が多いんでね、楽しみながらサッカーできましたね、はい」

――ゲームとしてはいかがでしたか?

「コンビネーションも良かったし、確認することも出来たんでね、コンビネーションから点も取れたし、次の試合に良い準備が出来たかと思います」

――4バックの相手に対する揺さぶりの中で、中央の選手としての意識としてはどうでしたか?

「まぁ、真ん中が使えればサイドも使えるし、そうするとシュートチャンスもね、まぁ、きょうは俺も慎三もゴール前に飛び込みましたけど、合わなかった部分がありましたけど、センタリングっていう部分でもね、クオリティも高くなってくるんで、やはり真ん中の3枚のコンビネーションが全てかなって思いますね」

――そのあたり、レギュラーに最も近い3人、武藤選手も含めたコンビネーションがもっと良くなるような感触はありますか?

「常にもうクオリティの高い選手がたくさんいるんで、今試合に出ているっていうのにね、あぐらかいていたんじゃね、すぐに自分達のポジションがなくなってしまうんで、そこは常に常に向上心を持って自分をこうアップグレードしていくっていうか、常に進化していかなきゃいけないっていうところがチームの活性化にもつながるし、これから浦和レッズはもっと強いチームになっていくと思うので、その原動力に自分がなれるかなと思います」

――守備での早い寄せというところ、1人だけじゃなく3人でうまく意志疎通が取れているのでは?

「去年からずっとやっていたことですけど、やっとこうチームに浸透してきて、はやさが0.1秒でもね、去年より早くなっている部分がそういう目に見えているんじゃないかって思っているし、まぁ、そういったところからまた得点がこれから増えてくると思うんで、常に『攻めているから』とか、『守っているから』じゃなくて、90分間集中することがこのチームに課せられている監督からの要求なんで、集中していきたいですね」

――李選手が常にゴールを見ているってところが、この間の湘南戦でも感じられて、それがこのチームの強みになっていると思っています

「まぁ、それは自分の良さだしね、やっぱり自分は点を取る仕事についているんで、点を取らなくても点に絡むというその積極性というのはね、自分の一番のウリとして、これからもパフォーマンスとして見せていきたいですね」

――きょう積極性ってとこでハッとしたのが、監督が今週の練習もというか、常々言っていますけど、「次の展開予測、味方が出す前に動く前に動き出す」という意識で、きょうはボールが出てきませんでしたが、1度裏へバッと走っていきましたし、ああいうところが面白いなって…

「ああいうのはね、10回やって10回成功するものじゃないんで、10回やって1回成功するものだと思うんで、だったら100回やって10回成功できるようにね、回数を何回も何回も増やしてその成功数を増やしたいです(ギラリ)」

――何か、良い名言というか、人生にもつながりそうな…

「失敗じゃないですからね(ニコリ)」

――前向きなトライというか

「はい!(ニコリ)」

――このあともゲーム続きますけど、まず、甲府戦ですけど…

「ホームだし、チームもいい感じで勝ててるんでね、Jリーグ、しっかり勝って勝ち点3をホームで積み上げて、またサポーターと共に勝利の歌を歌いながら素晴らしい時間を共有できたらなと思います」

――右眉付近の傷、もうほとんど気にならないので…

「よかったです(ニコリ)」

――その意気で、お願いします

「はい、ありがとうございます!」

0.1秒、10%へのこだわり

それでこそストライカーです

燃えよドラゴン!RED LEE!!

各選手のインタビュー詳細は、来週の「You’re The REDS」で随時お届けしていきます

お楽しみに

では

3月9日 「“細かいことが試合につながる”というのを教えてもらった方」&「監督を信じるしかないからね」

どうもです

福岡戦3日前201603091154000

きょうについて言えば、ひと月前にタイムスリップしたかのようなヒンヤリ冷たい空気でした

大原での練習は午前10時からスタート

曇り空も相まって、照明に火が灯る中、ウォームアップ後は9対9でのハーフコートゲームへ

監督は「パススピード」と「タイミング」を強調

そしてゲームの後半、給水明けの際には、ジュビロ戦を踏まえた指導を加えます

「シャドーがあまり早く落ちてきてはターゲットにならない。動き出しのタイミングを考えるように。全部をもらおうとしなくて良いから。タイミングが大事。味方との連動をしっかり持って、考えて」

練習は午前11時25分、左サイドから流れてきたボールをズラタン選手が頭で後方にすらし、そこに待ちかまえていた梅崎選手が冷静に左足で蹴りこみラストゴール

連動性の感じられるフィニッシュでした

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代表組不在に伴い人数は少なかったものの、この時期だからこそ自身の存在を示せた選手もいるでしょう

平川選手は右サイドからのカットインでペナ内右45度に侵入し、左足で豪快にニアハイを突くシュートでゴール

相変わらずの安定感です

練習後には、ルーキーイヤーに間近に存在した”お手本”で次の対戦相手の指揮官である井原監督についてお話を聞きました

――2002年、選手時代の井原さんと一年間プレーしたというのは平川選手にとってどのように残っていますか?

「うーん、そうですね、僕が新人でね、右も左も何もわからない状況で本当に・・・井原さんは新人選手と一緒に寮に住んでいたので、そういった意味では触れ合う機会が多かったし、色んなものをまず第一に勉強させてくれた人物の1人。非常に偉大な先輩。(サッカー少年の頃は)あんまり試合とかを観なかったし、そんなにサッカーを観て育っていないので、そこまで逆に偉大さを感じすぎてというよりは、《あー有名で素晴らしい選手》と一緒にできるというのは、非常に嬉しいと思ってやっていたぐらいですかね」

――福田正博さんとは試合前泊の際に同部屋になることが多くて、気を使って早めに寝ていたそうですが、井原さんはもう少し・・・

「そうですね、フクさんの方が威圧感はあったかなぁって感じだけど(苦笑)井原さんは本当に優しいお兄さんという感じ(笑)」

――特に印象に残っている思い出はありますか?

「特にこれといってはないけど、本当に練習から、試合から、ディフェンスの面では非常に細かい指示を出してもらったし、『あーいうシーンはこうしていこう』とか色んな話し合いを通じて、選手間でコミュニケーションを取る大切さであったり、そういった非常に“細かいことが試合につながる”というのを教えてもらった方」

――次、監督として対戦できますが、楽しみな面が強いのでは?

「そうですね~(しみじみ)昨年、素晴らしい成績を残してJ1に来たということで、僕たちも“J2から上がってきたチーム”というよりは、“非常に良いチーム”だと思っているし、本当にリスペクトして闘わないといけない。まずは監督が井原さんということで楽しみだし、そういったところまで自分がやれているというのが良かったことだし、井原さんも引退してから指導者の道に行って成功されているので、そういった部分も色んな話を聞けたらと思う」

――平川選手も若い選手に憧れられていて、お手本になっていますから

「いえいえ、はい、頑張りたいと思う」

――花粉症でツライのにすみません

「大丈夫です(ニコリ)」

李選手も試合に出れば何かをしそうな気配をプンプン漂わせています

――この間のジュビロ戦ですけど、ベンチからのあのオーラとかを見ていても、何かやってくれるんじゃないかなって期待もあったんですけど、どんな風に見ていましたか?

「体も良いし、練習中も疲れてないしね、チャンスが来れば直ぐ出たかったですけど」

――昨年からの良い状態が続いている感じがします

「まぁ、準備しているだけなんでね、使う、使わないは監督次第だし、あそこはね、監督を信じるしかないからね」

――顔のことで恐縮ですが、、ここの傷(右眉の上)が痛々しかったんですけど、どうやら・・・

「治った。それはね、治り早いんで(ニッコリ)」

――元はといえば何だったんですか?

「あれは、ちょっと当たって、頭が当たってパクリといっちゃんたんです(苦笑)」

――縫ったりとかは?

「縫わなかったですね」

――そうですか。いやぁ、よかったです。もしそのままで続いちゃったら…と思ったんで…

「そうですね(笑)」

――今見たらもう…

「けっこう、肌色になりましたよね」

――そうですよね

「ありがたいです。また、よく見てくれてますね」

――あともう1個、濱田選手、2014年に1年間共にプレーしましたが…

「水輝?」

――練習でのゲームで対峙する場面もありましたが、どんな印象ですか?

「まぁ、頭使ったサッカーをやる選手だなって印象あるんで、身体能力以上に読みだったりそういうのがけっこう冴える選手だなって、感じとしてあります」

――手強いですね、そう考えると。相手も李選手のそういう特徴もわかって…

「そうですね。左利きなんで、左を切ればいいと思っているところを逆手にとりたいと思います(ギラリ)」

平川選手、李選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」をぜひ!

さらには、レッズレディース・筏井選手のインタビューもお届けします

「ジェフの時は、何か分からないけどレッズに負けたくないという気持ちがあった。気持ちや粘りの部分で強さを出して、絶対負けたくないという気持ちでやってきた。先輩にも引っ張られていて、そういうのが強みだと思っていた。レッズは若いというのはあるすけど、そういうことも出来るようになると本当にもっと強いチームになると思う」

お楽しみに

では

12月22日 「バブリーになりたい」&「きっと良いゲームが出来る」

どうもです

この季節にしてはさほど寒さも感じられず、抜けるような冬の青空が心地良い大原

天皇杯を控えた今週のトレーニングが午前10時20分から始まりました

オフ明けのきょうは、恒例のフィジカル系メニューが中心

選手達のムードは明るく、FC東京との練習試合での感触も良かったようです

中でも、李選手は有言実行のバースデーゴール(※18日の日記参照)

「ありがとうございます。いやいや、30のね、点とってスタート切ることができたし、気分はいいですけど」

――どんな形でした?理想的でしたか?

「1点目は3人、前3人だけで崩した得点だったんで、武藤が良いパスを出してくれたし、はい、シュートも良かったし、あれでFC東京に1点取られてからバランスが崩れたんで、まぁ、3点取れてないですけど」

――天皇杯が楽しみでしかたないですよ、もう…

「コンディションが良くなってきているので、自分たちでも楽しみにしていますけど(ニコリ)」

――来年のクラブワールドカップを考えても、もしかしたら誕生日のタイミングで迎えるかも知れないですし、縁起が良いです

「まさか…。それはそうですね(苦笑)まだまだ先のことですけど、縁起が良いというか、ゴールで飾れてスタートきれたのは素晴らしいことなんですけど」

――あと、ちょっと素朴な疑問なんですけど、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントってどうなっていましたか?子供の頃

「別々になっていました(ニヤリ)まぁ、1年に1回ずつ来ることがしっかり来てくれてるから、まぁ、バブルの子だし、みんなお金持ってたからね、うちのパパ、ママがね。みんな仲良いんで」

――では、李選手もどんどんバブリーになってください。点決めまくって…

「そうですね、バブリーになりたいです!(ギラリ)」

――良い30代を。おめでとうございます!

「ありがとうございます!」

こちらも上々、武藤選手にもお話を聞いています

――いよいよ今週末に再び公式戦を闘うことになりますが、心境はいかがでしょうか?

「そうですね、まあ少し休みはあったけど、また気持ちをみんなでしっかりと高めているところだし、まあ今年最後の大会なので、リーグ取れなかった悔しさというのをぶつけて、タイトルを獲って終われればと思う」

――昨夜を通じても気持ちは高まったのでは?(※Jリーグアウォーズに出席)

「そうですねやっぱりあのような場に呼んでいただけることは嬉しいことだし、またああいうところに行った時にはベストイレブンに、あそこまで行ったら入りたいなと思ったし、頑張らなければいけないとも思った」

――タキシードを着たりした経験というのは?

「初めて、多分(笑)フフフ、はい。タキシードもそうだし、ああいった場に行ったのも含めて身が引き締まる思いだった」

――Jを代表する選手が揃う中、そこに武藤選手がいたのは今年きちっと活躍したからこそ

「そうですね、本当に沢山の素晴らしいJリーガーがいる中、(優秀選手に)選んでいただいて本当に光栄。ああいう場にいられたことでさらに《頑張りたい》という気持ちが強くなった」

――他チームの選手とコミュニケーションは取りましたか?

「中村俊輔選手が隣りにいたんすけど、けっこう気さくに話しかけてくれて、凄い良い人だと思った。ハハハッ(笑)あのー初めて会話したんすけど、凄く良い人で優しいな、と思った(ニコリ)」

――武藤選手が子どもの頃から活躍していた存在

「いや~そうですねーテレビで観ているような人だったので、そういう場で隣りにいられて幸せだったし、なんか・・・嬉しかったっすね!はい(ニンマリ)」

――地元のスター

「そうですね、神奈川の桐光の中村選手といえば有名だったし、海外でプレーしていた時も観ていたし、素晴らしい選手ですから」

――中村選手は認識していました?

「そうっすねー…多分認識していてくれたと思う(苦笑)まああのーそうっすね…はい」

――Fマリノス戦でもゴールしましたから

「覚えてくれていたなら良いですけど(苦笑)」

――掛けられた声とかで印象に残っていることは?

「他愛もない会話だったけど、『キャンプどこ行くの?』とか(笑)特に深い会話ではなかった。ただ、そうやって普通に会話するのも昔では考えられなかったので。そこに出席できなければないことだったので、嬉しかった」

――現在トレーニングを重ねている中で、チームとしてより良くなりそうな部分における手応えとしては?

「まあやっぱり、切り替えをもっと早くすること。あとは攻守のバランスであったり、やっぱりトーナメントだしそういった部分は凄く重要になる。こないだの練習試合(FC東京戦)でも凄く良くできていたので、そういうのをまた公式戦でも出していければと思う。あとは、僕は前の選手なので、3人のコンビネーションはさらに、ギリギリまで試合までに高めていって、本番で出したい」

――お話の通り、先週木曜日の練習では、前線からのファーストディフェンスについて監督がかなり強い口調で指導していましたが?そのあたりは武藤選手の持ち味でもありますから

「そうですね、練習の中から凄く言っていたし、それを試す場としてFC東京戦でもうまく出来たことで、みんな自信になった。また、“無理に行きすぎない”というか、“下がる時は下がる”という部分で、チームとして声をかけながら出来たので、そういうところを本番でも出せれば、きっと良いゲームが出来るとこないだの試合で確信した」

――クラブワールドカップに取材へ行ったのですが、スアレス選手が歯を食いしばって必死になってチェイシングをしていました

「そうですね!あんだけゴールを決められる素晴らしい前線の選手が、やっぱりああいってディフェンスをしていて…メッシ選手の分も走っているような感じなので(ニコリ)やっぱり《それぐらいやらなきゃいけないんだな!》と思い知らされた。ああいう世界の選手でもしっかりやっているのだと。僕も観に行っていたので、それを目の当たりにして、感じる部分もあった」

――ほんと、凄かった

「そうですね、寒かった(笑)」

――今年の冬は例年に比べれば・・・?

「そうっすか!?いや~なかなかスタジアムで観戦するというのはプロ入ってからなかったので、あのー、3位決定戦からずっと観ていたんすけど、途中…寒くてきつかった(苦笑)でも、MSNのプレーを見てたらやっぱり、観る価値は凄いあるなという感じなので、行って良かった」

――武藤選手が味わったように、サポーターも普段からそのような中で声援を送っています

「そうですね、本当に凄い寒いので、みなさんには防寒対策と共に、常に立ち上がり、声を出して、温まりながら応援してもらえれば良いなと思う。僕は座ってたからダメでした!」

――武藤選手のゴールが“俺たちを熱くさせる”

「そうですね、熱く、みんなが立ち上がるようなプレーを魅せられればと思う」

――そういえば、先ほど槙野選手にアウォーズに関連したお話で、「自分以外でチーム内のリーグ戦MVPを上げるとすれば?」と聞いたところ、「前期についていえば、武藤君」と話していました(※「後期は柏木選手、そしてやはりトータルでは大黒柱の阿部選手」と槙野選手)

「そうすか、凄く嬉しいし、天皇杯でも同じような活躍ができれば、天皇杯でも『MVP』と言われたい(ニコリ)」

――私たちからもそう呼べるように、期待しています

「ありがとうございます!」

よっ!粋な浦和の点取り屋!!

李選手と武藤選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

12月18日 「良いスタートを切れるようにしたい。ゴールで(ギラリ)」

どうもです

非公開での練習試合を翌日に控えたきょうの練習は、室内でのミーティングを経て午前10時30分頃から始まりました

主にハーフコートでの11対11、ゲーム形式を実施

「顔上げて、しっかり周り見よう!切り替え早く、意識して!」(監督)

きょうは練習後にファンサービスが予定されていたこともあり、集まった見学者は約230名でした

最も会場が湧いたシーンは、橋本選手の左足から生まれます

左サイドスペースへのフィードに駆け上がり、絶妙なトラップで深くまで抉ると、”折り返す”という目線と体の向きで左足を振り抜きます

センタリングを警戒した守備陣を欺くボールは、ニアサイドに立ちふさがった西川選手の股間を抜き、ゴールネットに突きささりました

拍手喝采

やはり背番号33の左足は、魅力的です

練習は午前11時50分頃に終了しました

あすに向けて、

「東京は知っている人だらけで楽しみ」

 と話すのは李選手

 あすはバースデーマッチです

――このタイミングで 

「そうですね、30歳になるしね…あんま関係ないすけどね!非公開じゃなきゃ、それこそもっと面白かったのに、と思っているんですけど、それはね、いろいろ関係してくるし。まぁ、《李はどうなんだろう》って多分、FC東京の人達は思っていると思うので、しっかりアピールしたい」

――誕生日にゲームって、イングランドの時はともかく、なかなか日本だと…

 「ないですね。あんまりね」

 ――何か、思い出っていうか、その辺は?

 「あんまないですね(苦笑)」

 ――じゃぁ、また30になることをを機に良い思い出と良いスタートを…

 「そうですね!確かに、良いスタートを切れるようにしたい。ゴールで(ギラリ)」

 ――あしたはレッズレディースの中継があるので試合を見られないんですよ…

 「そうなんすか!?結果だけ見ておいてください(ニヤリ)内容よりも(ニコリ)」

ストライカーとしてありのままの本能を放ち、燃えよ!RED LEE!!

では

12月10日 「時が止まるからね、みんなが一瞬」

どうもです

冷たい風の吹き付ける曇り空の大原で、練習は午前10時からはじまりました

寒さを考慮してか約1時間、入念に身体を温め、その後は12対12での”ペナペナ”ゲーム形式へ

「縦に入れるとき、真ん中でつくるとき、慌てないように。何のために後ろでショートパスをつなぐか・・・縦に入れるためだよ!しっかり予測して判断を早くしよう、前の選手も顔を出して!ボールを止めてから考えては遅いよ!」(監督)

練習が終わったのは12時10分頃

すなわち、ゲームだけでも約70分間行われるほどの長丁場でした

「あそこで終わって良かった」

とホッとした様子で振り返るのは、ラストゴールを決めた石原選手

12月4日金曜日には第2子となる女の子が生まれました

「自分(父)よりも母親(妻)に似て欲しい(笑)成長が楽しみ。4月ぐらいから手術とかあって、大事なときに妻には迷惑をかけた。けど来シーズンもあるし、今年も残っている。リハビリ明けの頃よりもスムーズになってきているし、1日1日を大切にしていこうと思う」

ちなみに、娘さんには、

「女子サッカーはさせたくない(苦笑)」

そうです

「わからないけど、どうなんすかね・・・男のだったら・・・。良いことはさせてあげて、刺激あることもさせたい。埼スタでの入場の時?両脇に子どもを抱えて、いずれは(ニコリ)」

と父親らしい一面をのぞかせました

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さて、きょうのゲーム形式で李選手は、西川選手を一歩も動かせないまま見事なゴールを決めました

左から流れてきたボールをペナアーク右寄りの位置から意表を突くタイミングで左足を振り抜くと、やわらかい弾道はゴール左隅へ

調子が良さそうです

――きょうは長時間のトレーニングでしたが?

「やっぱサッカーが好きだから、やっとサッカーが出来て嬉しいですよ」

――きょうは1トップ2シャドーを、ズラタン選手と興梠選手と組んでいました

「慎三と?オレとズラ?確かにね、破壊力あるよ!」

――そういった中で李選手のプレーとして大事にしたいことは?

「うー・・・まあ、ゴールに直結するプレーというかね、“前に前に”というのが自分のプレースタイルだと思うので、つなぐところはみんな巧いと思うので、フィニッシュの部分を自分が打つのかアシストするのか、そういったのが見られれば自分の良さが見られると自分の良さが出ているということになるのでね」

――きょうの西川選手から決めたシュートもそうですが、ああいった発想はどこから来るのですか?

「きょう?あの周作の裏とったやつ?(笑)うー・・・なんだろうな、あんま集中していないと、ああやって見えないところが見えたりする(苦笑)」

――柏木選手が得意とするノールックパスのような振りでゴールマウスを射止める。そこがストライカーらしさなのかと

「はい!常にゴールを見てるからだと思う(笑)」

――何個か前のパスからイメージしていた?

「イヤッ全然イメージしていない。瞬間瞬間で、《今シュート打てる!》こういったシュートを打ったら面白いとか・・・そういったのがサッカーの魅力なので、自分は点を取ることが一番の醍醐味だと思っているので(キラリ)」

――ストライカーの天性を持ち合わせている?

「うー・・・ちょっと変態なだけ!・・ゴールに(汗)ハハハッ(笑)ループシュートとかはね、時が止まるからね、みんなが一瞬、『えっ!?』となるような、時が止まるようになったとき、0.5秒ぐらいボールが浮いていて、キーパーも止まっていてというのが凄い快感なので(笑)ループシュートは好き。公式戦でも出せるように頑張りたい」

――ガンバ戦では、ゴールだけでないというところを見せてくれたし、サッカーの大切な要素を改めて気付かせてもらいました。あのハードワーク、献身的な動きは素晴らしかったです。

「本当に気持ちの入った試合だったし、僕個人としてもあの試合でぶっ壊れて良いぐらいの気持ちで走り通してやろうと思ってゴールを狙っていったけど、なかなか崩すことも出来ずに試合も負けて、本当に悔しい思いをまだ引きずっているけど、もう天皇杯が26日に来るのでそこに向けて準備していくことが大事。そこしかない!」

――今の雰囲気だと1試合2点ずつぐらい取れそうです

「取りたいッスね!頑張ります!!(ギラリ)ありがとうございます(ニコリ)」

李選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では