どうもです
この季節にしてはさほど寒さも感じられず、抜けるような冬の青空が心地良い大原
天皇杯を控えた今週のトレーニングが午前10時20分から始まりました
オフ明けのきょうは、恒例のフィジカル系メニューが中心
選手達のムードは明るく、FC東京との練習試合での感触も良かったようです
中でも、李選手は有言実行のバースデーゴール(※18日の日記参照)
「ありがとうございます。いやいや、30のね、点とってスタート切ることができたし、気分はいいですけど」
――どんな形でした?理想的でしたか?
「1点目は3人、前3人だけで崩した得点だったんで、武藤が良いパスを出してくれたし、はい、シュートも良かったし、あれでFC東京に1点取られてからバランスが崩れたんで、まぁ、3点取れてないですけど」
――天皇杯が楽しみでしかたないですよ、もう…
「コンディションが良くなってきているので、自分たちでも楽しみにしていますけど(ニコリ)」
――来年のクラブワールドカップを考えても、もしかしたら誕生日のタイミングで迎えるかも知れないですし、縁起が良いです
「まさか…。それはそうですね(苦笑)まだまだ先のことですけど、縁起が良いというか、ゴールで飾れてスタートきれたのは素晴らしいことなんですけど」
――あと、ちょっと素朴な疑問なんですけど、誕生日プレゼントとクリスマスプレゼントってどうなっていましたか?子供の頃
「別々になっていました(ニヤリ)まぁ、1年に1回ずつ来ることがしっかり来てくれてるから、まぁ、バブルの子だし、みんなお金持ってたからね、うちのパパ、ママがね。みんな仲良いんで」
――では、李選手もどんどんバブリーになってください。点決めまくって…
「そうですね、バブリーになりたいです!(ギラリ)」
――良い30代を。おめでとうございます!
「ありがとうございます!」
こちらも上々、武藤選手にもお話を聞いています
――いよいよ今週末に再び公式戦を闘うことになりますが、心境はいかがでしょうか?
「そうですね、まあ少し休みはあったけど、また気持ちをみんなでしっかりと高めているところだし、まあ今年最後の大会なので、リーグ取れなかった悔しさというのをぶつけて、タイトルを獲って終われればと思う」
――昨夜を通じても気持ちは高まったのでは?(※Jリーグアウォーズに出席)
「そうですねやっぱりあのような場に呼んでいただけることは嬉しいことだし、またああいうところに行った時にはベストイレブンに、あそこまで行ったら入りたいなと思ったし、頑張らなければいけないとも思った」
――タキシードを着たりした経験というのは?
「初めて、多分(笑)フフフ、はい。タキシードもそうだし、ああいった場に行ったのも含めて身が引き締まる思いだった」
――Jを代表する選手が揃う中、そこに武藤選手がいたのは今年きちっと活躍したからこそ
「そうですね、本当に沢山の素晴らしいJリーガーがいる中、(優秀選手に)選んでいただいて本当に光栄。ああいう場にいられたことでさらに《頑張りたい》という気持ちが強くなった」
――他チームの選手とコミュニケーションは取りましたか?
「中村俊輔選手が隣りにいたんすけど、けっこう気さくに話しかけてくれて、凄い良い人だと思った。ハハハッ(笑)あのー初めて会話したんすけど、凄く良い人で優しいな、と思った(ニコリ)」
――武藤選手が子どもの頃から活躍していた存在
「いや~そうですねーテレビで観ているような人だったので、そういう場で隣りにいられて幸せだったし、なんか・・・嬉しかったっすね!はい(ニンマリ)」
――地元のスター
「そうですね、神奈川の桐光の中村選手といえば有名だったし、海外でプレーしていた時も観ていたし、素晴らしい選手ですから」
――中村選手は認識していました?
「そうっすねー…多分認識していてくれたと思う(苦笑)まああのーそうっすね…はい」
――Fマリノス戦でもゴールしましたから
「覚えてくれていたなら良いですけど(苦笑)」
――掛けられた声とかで印象に残っていることは?
「他愛もない会話だったけど、『キャンプどこ行くの?』とか(笑)特に深い会話ではなかった。ただ、そうやって普通に会話するのも昔では考えられなかったので。そこに出席できなければないことだったので、嬉しかった」
――現在トレーニングを重ねている中で、チームとしてより良くなりそうな部分における手応えとしては?
「まあやっぱり、切り替えをもっと早くすること。あとは攻守のバランスであったり、やっぱりトーナメントだしそういった部分は凄く重要になる。こないだの練習試合(FC東京戦)でも凄く良くできていたので、そういうのをまた公式戦でも出していければと思う。あとは、僕は前の選手なので、3人のコンビネーションはさらに、ギリギリまで試合までに高めていって、本番で出したい」
――お話の通り、先週木曜日の練習では、前線からのファーストディフェンスについて監督がかなり強い口調で指導していましたが?そのあたりは武藤選手の持ち味でもありますから
「そうですね、練習の中から凄く言っていたし、それを試す場としてFC東京戦でもうまく出来たことで、みんな自信になった。また、“無理に行きすぎない”というか、“下がる時は下がる”という部分で、チームとして声をかけながら出来たので、そういうところを本番でも出せれば、きっと良いゲームが出来るとこないだの試合で確信した」
――クラブワールドカップに取材へ行ったのですが、スアレス選手が歯を食いしばって必死になってチェイシングをしていました
「そうですね!あんだけゴールを決められる素晴らしい前線の選手が、やっぱりああいってディフェンスをしていて…メッシ選手の分も走っているような感じなので(ニコリ)やっぱり《それぐらいやらなきゃいけないんだな!》と思い知らされた。ああいう世界の選手でもしっかりやっているのだと。僕も観に行っていたので、それを目の当たりにして、感じる部分もあった」
――ほんと、凄かった
「そうですね、寒かった(笑)」
――今年の冬は例年に比べれば・・・?
「そうっすか!?いや~なかなかスタジアムで観戦するというのはプロ入ってからなかったので、あのー、3位決定戦からずっと観ていたんすけど、途中…寒くてきつかった(苦笑)でも、MSNのプレーを見てたらやっぱり、観る価値は凄いあるなという感じなので、行って良かった」
――武藤選手が味わったように、サポーターも普段からそのような中で声援を送っています
「そうですね、本当に凄い寒いので、みなさんには防寒対策と共に、常に立ち上がり、声を出して、温まりながら応援してもらえれば良いなと思う。僕は座ってたからダメでした!」
――武藤選手のゴールが“俺たちを熱くさせる”
「そうですね、熱く、みんなが立ち上がるようなプレーを魅せられればと思う」
――そういえば、先ほど槙野選手にアウォーズに関連したお話で、「自分以外でチーム内のリーグ戦MVPを上げるとすれば?」と聞いたところ、「前期についていえば、武藤君」と話していました(※「後期は柏木選手、そしてやはりトータルでは大黒柱の阿部選手」と槙野選手)
「そうすか、凄く嬉しいし、天皇杯でも同じような活躍ができれば、天皇杯でも『MVP』と言われたい(ニコリ)」
――私たちからもそう呼べるように、期待しています
「ありがとうございます!」
よっ!粋な浦和の点取り屋!!
李選手と武藤選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では