4月14日 「《今年も決められるんじゃないかな》っていう雰囲気を自分の中でも持っている」&「あの時、自分が走りたくても走れなかったピッチに立っているのだったら」

どうもです

仙台戦2日前のきょうは、恒例の室内ミーティングを経て午前11時過ぎからトレーニングをスタート

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ウォームアップ後は、11対11でのハーフコートゲームへ

ビブス組の3-4-2-1に対するは仙台を想定した4バックシステムでした

「我慢だよ!」

と監督

それに加え、

「ミーティングの通り、イメージを共有して!」(←この内容については後ほどの選手インタビューにて)

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局面局面での激しさに、選手一人ひとりのコンディションの良さを確認できました

「チュン君、あそこまで下がるとラインも下がるから、コースを切ろう!」(柏木選手)

「ナイス和!」(加賀選手)

「森脇君、『ハウアウアー』じゃなくてちゃんと指示を出そう!」(槙野選手)

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また、コンディションに配慮し、Fマリノス戦に長時間出場した選手の一部はローテーションでゲームに参加

途中からプレーした関根選手は柏木選手が左サイドへ送り出したフィードに全身を投げ出し、アクロバティックな体勢からボレーで折り返そうとするも、つながらず

「なんだあれ?」(柏木選手)

「Oh~Bruce Lee!」(監督)

意欲的な姿勢がピッチを満たします

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ラストゴールの宣告から10分が経過しても、互いに譲りません

今週月曜日に大学生を相手に黒星を喫したビブスなし組もそれぞれが気合いを滲ませたプレーを披露

ゴールが決まらない展開は、膠着でなく、一進一退の様相でした

公式戦の緊張感や真剣味はともかく、ある意味では、それを上回るかのようなスリルと好プレー、好デュエルがふんだんに散りばめられた接戦

時はあっという間に流れていきます

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11分が経過した頃、永田選手が突如ゴール前に顔を出し、フランツならぬユルゲン(クリンスマン)のようなフライングボレー

ボールはクロスバーを直撃
し、落下と共にラインを割ったかに見えましたが、「入ってない!」(西川選手)と見なされ、なおもゲームは続行

「勝とうぜ勝とうぜ!」(槙野選手)

お昼の12時45分頃、ビブなし組が左からズラタン選手、右の平川選手と小気味良く揺さぶり、最後はニアサイドから石原選手が右足で蹴りこみ終了

「ブラヴォオ」

と監督も満足げだった通り、見応え満載のゲーム形式練習でした

201604141233000選手達の話もまた、凄く良いです

長くなりますが、ぜひ

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――次は古巣との一戦

「まあ僕の中ではやっぱり特別な感情を持つチームなので、レッズサポーターはもちろんだけど、ベガルタサポーターにも良いものを見せたいと思っているので、まあ自分の全力を出されば良いかなと思っている」

――昨年の埼スタでの仙台戦でボールを決めていることからも良い記憶が残っているのでは?

「そうですね!まあ去年ゴールを決めたのは自分の自信になっているし、《今年も決められるんじゃないかな》っていう雰囲気を自分の中でも持っているので、まあそういったゴールという部分で結果を出せればと思う」

――雰囲気を持っている裏付けとしてはどんな要素がありますか?

「えーなんとなくっす!ハハハハッ(笑)まあでも仙台相手に自分の中で気持ちも高ぶっているし、良いプレーを魅せられるんじゃないかと思っている」

――最近は武藤選手が・・・

「ソーデスネッ!」(監督がステッキで武藤選手を後ろから突っつく)

「ハハハハハッハッッハ」(武藤選手)

――点を取れない試合があった方が違和感を覚えるようなぐらい、コンスタントにゴールを重ねているので・・・

「そおっすねー・・・まあ自分の中で点を取れないときは悔しいっすけど、まあただリーグ戦について言えば開幕以来決めていないので(苦笑)そういう意味では全然満足していないし、まあACLで結果を残せているので、そういう意味でもゴールに対する自信は持っている。そういうのをリーグ戦で見せられればという風には思っている」

――最近の仙台に対する印象については?

「まあケガ人が多く出ていて、少し難しい状況なのかもしれないけど、守備に重心を置いているチームなので、こういう時こそ強さを発揮するかと思う。まあうちがその守備を打ち破れればと思う」

――きょうはゲーム始まる前に監督が「ミーティングで話した通りに」と言っていましたが、どんな意識のもとプレーしていましたか?

「まあやっぱり前節、マリノスを相手に、引かれた相手に点を取れなかったので、そういう部分で次の相手も4バックで来ると思うし、サイドを使うのか、中を使うのかというイメージを共有しながら、次こそはゴールを決めようという話」

――興梠選手と李選手との連携がさらに高まっているので、見る側は次どんなプレーをするのか?とワクワクしますし、プレーしている側も次は何をしようかと楽しみながら出来ているのでは?

「そおすねっ!本当に前3人の距離感というのが日に日に良くなっていると思うし、そういう部分のコンビネーションで崩すシーンも沢山あるので、まあやっぱり自分達が楽しくできている時は、観ている人も楽しいと思うので、まあ浦和の攻撃サッカーという部分でワクワクさせられるようなプレーを魅せたいと思う」

――先日、広州を相手に埼スタで勝利したことで感じた一体感を良い意味で継続させるためにも・・・チャンス

「そうですね、広州恒大戦は素晴らしいゲームが出来たと思うし、また選手とサポーターが一体になるような感覚を味わいたいので、まあ次の試合もチーム一丸となって闘えればと思うし、しっかり勝って、みんなで喜び合いたいと思う」

――次はゴール後にどんなパフォーマンスが見られるのか

「そうっすねぇー(笑)最近寿司やら武藤敬司さんやらネタが豊富なので、まあちっと考えときます(ニヤリ)」

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◇◆◇李選手◇◆◇

「コンディションもみんな回復したと思うし、万全の体制で臨める」

――李選手はFマリノス戦であんなに走った後なのに、きのうのシャトランときたら・・・

「フハハッいやまあね、きつい時ほどね、走って・・コンディションが良いのでね、意地というより常にアップグレードというか、常に常に上を向いて向上心を持ってプレーしているけどね」

――よくご自身「爆発するタイプ」と話していますが、今は爆発がさらにおっきくなり続けているようにすら感じます。マグマぐらいの規模に

「そうっすね!(笑)もう、噴火しなきゃいけないのでね、はい!全ては整ったと思う!はい!」

――李選手は長ズボンを履いていることが多いので、変な意味でなくその下半身のシルエットが“ザ・アスリート”という感じで

「そうっすか?いや、フフッ(汗笑)まあそう言ってもらえると嬉しいっすけどね!はい!」

――Fマリノス戦ではなかなか相手の牙城を崩せませんでしたが、仙台も同じ4バックで来るという見方もできます。どんな意識で臨みたいですか?

「いやまあ浦和レッズを相手にね、甲府とか福岡とかね、マリノスもね、ああいう戦い方をしてきたことはね、崩すのは至難の業じゃないというか、凄く難しいね。けどそこをこじ開けていかなきゃいけないので、前のコンビネーションであったり、サイドからのクロスであったり、っていうクオリティをもっと高めていかないといけないと思うし、バルセロナの試合とかを観ていても、彼らはそれでも崩せているので、自分達も出来ると信じて毎試合臨んでいる」

――美しく崩すのもそうですが、理屈抜きでぶち抜くようなプレーを李選手は出来ると思っています

「はい(ニコリ)自分が出たことによって、自分の良さを出さなければいけないし、浦和レッズにはない良さを出さなきゃこのチームでは試合に出られない。本当にクオリティの高い選手が沢山いるので、まあ常に常にゴールを狙うし、結果を狙って、自分が出た時はチームが勝利をするっていうことをいつも考えながらやっている」

――ある意味ではフォワードらしくないというか、守備の意識が高く、さきほども柏木選手から下がりすぎないよう、ワンサイドカットをしてもらうような要望がありましたが、

「はいはい、うん!」

――負担を減らして欲しいという思いもあるでしょうし、そういった献身的なところに李選手の性格の良さを感じます

「まあ負けたくないからね!試合に。ただそれだけだよね、自分がピッチに立ったら応援している人達の気持ちも汲んで、やはりね、ベンチにいる時が多かったのでね、その悔しさをピッチに出ている時は・・・あの時、自分が走りたくても走れなかったピッチに立っているのだったら、誰よりも走って、ボールを追っかけて、ボールを獲って、それをゴールに蹴りこむっていうね、まあその思いで今はパフォーマンスも上がっているし、凄く充実しているけど、やはりホームなので絶対に勝たないといけないと思う」

――カウンターも得意とする仙台のどんなところを警戒すべきと捉えていますか?

「まあやはり守ってくると思うんでね、彼らからしたらアウェイだし、そこのカウンターっていうところを気を付ければ良いし、まあっ前回もマリノス戦でコーナーキックを一本も与えていない。それは自分達が前線で守備をしてボールを獲っているから相手があそこまで行けなかったっていう・・まあミシャも言っていたけど、『相手の守備を評価するというよりも自分達の守備を評価する』っていうのが結果にも出ているし、そういったところを見ている人は見ているので、やはり今のモダンサッカーというのは切り替えの速さであったり、自分達がやっているサッカーだと思うので、それを信じて、やはり結果を、タイトルを獲るというところに尽きると思う」

――きょうなぜお話を聞かせてもらっているかというと、2年前の埼スタでの仙台戦の良い印象が残っているので、あの試合ではハットトリック、ダブルハットトリックをしてもおかしくなかったですし

「はい(ニヤリ)僕も良い印象が残っているので、あの時取れなかったハットトリックを次の試合で取りたいと思う(ギラリ)」

――今はどんなボールが来てもうまく対応できているような好循環ですから

「うんうんうんうん(ニコリ)まあ凄く波は良いね、チームも僕も凄く良いし、はい」

――波というところで、広州戦の埼スタ。あれを継続すれば、4万5万6万人へとつながっていくでしょうから

「うん、出来ると思うね、まあ浦和レッズは凄く良いチームというか、やはり日本一のサポーターであって日本一のクラブだと僕達は思っているし、まあ持っているポテンシャルというのもね、日本だけにも限らずアジアのリーダーシップを執る、成りうる可能性を持っているチームなので、やはり世界的なチームになる一歩、二歩、三歩目をね、自分が浦和レッズにいる限り、力を使っていきたい(ギラリ)」

――きょうも良いお話しをありがとうございます

「いえとんでもないっす、ありがとうございます(ニコリ)」

好きにならずにいられない

武藤選手と李選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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