12月10日 「時が止まるからね、みんなが一瞬」

どうもです

冷たい風の吹き付ける曇り空の大原で、練習は午前10時からはじまりました

寒さを考慮してか約1時間、入念に身体を温め、その後は12対12での”ペナペナ”ゲーム形式へ

「縦に入れるとき、真ん中でつくるとき、慌てないように。何のために後ろでショートパスをつなぐか・・・縦に入れるためだよ!しっかり予測して判断を早くしよう、前の選手も顔を出して!ボールを止めてから考えては遅いよ!」(監督)

練習が終わったのは12時10分頃

すなわち、ゲームだけでも約70分間行われるほどの長丁場でした

「あそこで終わって良かった」

とホッとした様子で振り返るのは、ラストゴールを決めた石原選手

12月4日金曜日には第2子となる女の子が生まれました

「自分(父)よりも母親(妻)に似て欲しい(笑)成長が楽しみ。4月ぐらいから手術とかあって、大事なときに妻には迷惑をかけた。けど来シーズンもあるし、今年も残っている。リハビリ明けの頃よりもスムーズになってきているし、1日1日を大切にしていこうと思う」

ちなみに、娘さんには、

「女子サッカーはさせたくない(苦笑)」

そうです

「わからないけど、どうなんすかね・・・男のだったら・・・。良いことはさせてあげて、刺激あることもさせたい。埼スタでの入場の時?両脇に子どもを抱えて、いずれは(ニコリ)」

と父親らしい一面をのぞかせました

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さて、きょうのゲーム形式で李選手は、西川選手を一歩も動かせないまま見事なゴールを決めました

左から流れてきたボールをペナアーク右寄りの位置から意表を突くタイミングで左足を振り抜くと、やわらかい弾道はゴール左隅へ

調子が良さそうです

――きょうは長時間のトレーニングでしたが?

「やっぱサッカーが好きだから、やっとサッカーが出来て嬉しいですよ」

――きょうは1トップ2シャドーを、ズラタン選手と興梠選手と組んでいました

「慎三と?オレとズラ?確かにね、破壊力あるよ!」

――そういった中で李選手のプレーとして大事にしたいことは?

「うー・・・まあ、ゴールに直結するプレーというかね、“前に前に”というのが自分のプレースタイルだと思うので、つなぐところはみんな巧いと思うので、フィニッシュの部分を自分が打つのかアシストするのか、そういったのが見られれば自分の良さが見られると自分の良さが出ているということになるのでね」

――きょうの西川選手から決めたシュートもそうですが、ああいった発想はどこから来るのですか?

「きょう?あの周作の裏とったやつ?(笑)うー・・・なんだろうな、あんま集中していないと、ああやって見えないところが見えたりする(苦笑)」

――柏木選手が得意とするノールックパスのような振りでゴールマウスを射止める。そこがストライカーらしさなのかと

「はい!常にゴールを見てるからだと思う(笑)」

――何個か前のパスからイメージしていた?

「イヤッ全然イメージしていない。瞬間瞬間で、《今シュート打てる!》こういったシュートを打ったら面白いとか・・・そういったのがサッカーの魅力なので、自分は点を取ることが一番の醍醐味だと思っているので(キラリ)」

――ストライカーの天性を持ち合わせている?

「うー・・・ちょっと変態なだけ!・・ゴールに(汗)ハハハッ(笑)ループシュートとかはね、時が止まるからね、みんなが一瞬、『えっ!?』となるような、時が止まるようになったとき、0.5秒ぐらいボールが浮いていて、キーパーも止まっていてというのが凄い快感なので(笑)ループシュートは好き。公式戦でも出せるように頑張りたい」

――ガンバ戦では、ゴールだけでないというところを見せてくれたし、サッカーの大切な要素を改めて気付かせてもらいました。あのハードワーク、献身的な動きは素晴らしかったです。

「本当に気持ちの入った試合だったし、僕個人としてもあの試合でぶっ壊れて良いぐらいの気持ちで走り通してやろうと思ってゴールを狙っていったけど、なかなか崩すことも出来ずに試合も負けて、本当に悔しい思いをまだ引きずっているけど、もう天皇杯が26日に来るのでそこに向けて準備していくことが大事。そこしかない!」

――今の雰囲気だと1試合2点ずつぐらい取れそうです

「取りたいッスね!頑張ります!!(ギラリ)ありがとうございます(ニコリ)」

李選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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