もう少しで春という、この時期ならではのお天気でした
明治安田生命J1リーグ 第1節 vs FC東京を4日後に控えたきょう、練習は午前10時20分過ぎにスタートGK陣はキャッチングやジャンプ&ステップワークといった専用メニュー、フィールドプレーヤーはウォームアップ後にパス&コントロール、4対4+両縦方向1人ずつと中央に1人で計3人のフリーマンでのパスゲームで状態を整えます「失った側、奪った側も切り替えを早く」(監督)
実践のためにかけられる声もそうですし、ちょっとしたルール設定からは、序盤の段階で頭の準備体操もできるような工夫が施されている印象です午前11時になるとフィールドプレーヤーはゴムチューブやハードルを用いたフィジカルメニューで負荷をかけ、約25分後にGK陣も合流し、ミニミーティングを実施
午前11時30分頃からは、ハーフコートゲームへ
一方はGKを含めた11人が正規ゴールを守り、もう一方は10人のフィールドプレーヤーが両サイドにポールで作られたゲートと中央やや外寄りに設置されたミニゴールを守るという、変則的形式でした
10人チームのボール保持してゴールを目指し、ロストしたら直ぐさまカウンターに備える
開始前に監督からは、FC東京の布陣と特長を踏まえたであろう、かなり具体的な崩しの方法論が聞こえてきて、心の中で思わず《ンウォーー》熱を帯びた指示は、明確です
「仕掛けるところはあるけど、簡単に失わないように」
勇ましい姿勢と冷静さのバランス
「失った後の切り替え!」
簡単に相手の持ち味である速攻にはまらない
隙をもたらすためにはどうするか、相手守備陣が嫌がる種類のゴール前へのパスはどんなものか、提供される様々なアイデアが体現できそうなことだし、わかりやすいです
時に監督は日本語で「切り替え!」と強調していたように、集中力の維持が促されていました
とはいえ、一心不乱になってしまうのも危険
「切り替えの時、前に行くのは凄く良いけど、限定する意識も持とう」(監督)
バランスの加減が絶妙です
「行けるところは行く意識づけ!難しかったらオーガナイズ!」
守備と一言で表現しても、まずは奪いに行く、だめならゴール前にカギをかける
そういったイメージでしょう
「揺さぶれ!」(監督)
岩波選手の足指5レーンで蹴り分けるようなフィードは良いアクセントになっていました
大幅なメンバーチェンジはトータル4回行われ、どの選手も役割を遵守しつつエネルギッシュに動き、存在感を示します
どういったスタメンかもそうですが、試合中にどういったベンチワークを披露するかも興味深いし、ここ数年からの変化として期待したい部分です
お昼の12時20分、「ピッピッピー」の笛と共に監督は、「オワリ!」と全体に声をかけ、練習は終了
なんてキーワードが浮かぶFC東京との試合は、レッズにとって珍しいホームで迎えるリーグ開幕戦
それはいわゆる”38分の1(1/38)”なのか・・・
発展途上の現状、大原のピッチから沸き立つ高揚感を鑑みれば、”38分の無限大”と表現したくなります
輝かしい日々を過ごすか否かは、自分達にかかってる
そんな気持ちで、Do Our Best!
では