カテゴリー別アーカイブ: トレーニング風景

6月27日 「僕も試合に出られるように頑張る」

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どうもです

梅雨の晴れ間、爽やか陽気の大原

セレッソ戦3日前の練習、午前10時からスタート

午前10時45分頃からは、フルコートを用いた戦術メニューへ

ハーフラインを境に、最終ラインからのビルドアップと、サイドを絡めた前線でのフィニッシュ

その二つのシチュエーション、縦パスを通じてつながりますが、基本的にプレーエリアを分けた上で、コンビネーションの確認がされました

「タイミング!」

を強調していた監督、連携面で細部に渡る指示を出します

さらに、フィニッシュに至るまでのパスを回す数、タッチ数に様々なルールを設定

徐々に気温が上がり、蒸し暑い中での約1時間に及ぶ戦術確認でしたが、”飽きさせない”工夫もしていた印象です

イメージ共有を図る選手達も、とにかく意欲的

前回のセレッソ戦において、練習で取り組んだことが面白いように出せたこともあるかもしれません

にしても、笑いあり好プレーありハードワークあり、充実感ありで、明るかったです

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練習中、阿部選手のロブパスを顔面ブロック!

ガッツ溢れるプレーを実践したのは森脇選手!(昨日の日記参照)でなく、永田充選手!!

かのように見えましたが、本人に振り返ってもらうと、

「え!?あ~、あれですか?えと・・・」

少し考えたあと、

「寸前に、こうして(ジェスチャー)、適当に止めた。フフフッ(笑)」

実際、顔を覆うようにして、肩でブロックしたようです

攻撃時にはうっかり!もありました

あっさりと縦パスを奪われ、

「Oh~!フランツ!!」

と監督からお決まりの声をかけられます

「パスコースを『読まれすぎだ』と言われた(苦笑)」

とはいえ、練習後にくたびれた表情を見せる機会が減っていますし、コンディション上がってきているようです

「だいぶ、週ごとに良くなってる」

身体もしぼれている感じですが、

「いや、もっと動かないといけない(キリッ!)」

そんな話をしていると、

「ドスッ!」

「バシッ!」

ファンサービスを終えた、山田暢久選手と坪井選手から連続して脇腹攻撃を見舞われます

その後、永田充選手、お腹まわりを見せながら、

「いや~、炭酸水好きなんで、控えないと・・・」

白い歯がこぼれました

”浦和のゆるキャラ”の真骨頂!

低反発マットのような受け答え(感触)でした

また、関口選手に

「新幹線のコーヒー美味しかったですか!?」

と事実確認をしました

すると、

「えぇ!?何で知ってるんですか!?」

目を真ん丸くして、驚いた様子

昨日の森脇選手インタビューでのことを伝えたところ、

「ムカついたんで、全部飲んでやった!」

いたずら好き少年のように、ニヤリと笑いました

そういったやり取りを紹介できるのも、良いムードでトレーニングが出来ているからこそ

「今日はとてもうまくいった。コンビネーションも良かった。あれを試合で出す」

原口選手も真っ直ぐな視線で手応えを口にした通りです

そして、今日の練習でチームの成長を現すようなシーンがありました

野田選手攻撃時、パス&ゴーからのダイナミックな飛び出しでゴール前へ侵入

あとはキーパーとの1対1、流し込むだけ!というチャンスで、後から走り込んできた山田暢久選手へのパスを選択します

強めのボールに追いつこうと、必死に反応する山田暢久選手、懸命にスライディングをしますが、届かず

監督

「ノーダ!ディフェンダーじゃないんだぞ!!」

と笑いながら声を張り上げました

「変な雰囲気にならなくて良かった。笑ってもらえたから良かった。あの場面試合なら絶対にシュートを打っているけど、あっちも見ているという意識も大事。ただただ怒られなくて良かった(笑)」

野田選手後悔しつつも、充実した表情を浮かべます

「ポジティブに捉えれば、プレーの幅が出ているということ(笑)」

まさしくそこが、成長の証しです

多くの選択肢の中から、より良い答えを出すためのチャレンジが練習で出来ているということ

加えて、監督と選手が頭の中で描いていることを、試合でも具現化できるようになっています

「監督の意図をしっかり汲み取ってやろうとしている。なかなか試合に絡むこと少ないけど、確かに自分の中で少しずつでもうまくなっていると実感している。今はサッカーを楽しんでやるということを実感させられている」

野田選手うなずきつつ、チームとして必要な、調和を重んじる話もしました

「僕だけじゃなくて何人か試合に出られない選手がいるけど、そこで腐ったところで何もないし、結局はやらないと自分のためにはならない。どんな時でも手を抜かないというか、落ちることなく、周りにも下を向かせないようにしている。笑えと言われても難しいかもしれないけど、しっかりやることをやって毎日取り組んでいこうとみんなで話している」

個人として悔しい状況が続いても、当然のごとく努力を怠りません

「出ている人も出ていない人もみんなが良い雰囲気になればチームも結果が出ると思うので、出ている人だけじゃなくて僕らも力になれるように頑張りたい。僕自身が1人でどうこうできるわけじゃないし、チームに悪いことをもたらすこと間違っているので、試合に出られなくても、しっかりトレーニングをやりながらも良い雰囲気でやれるように心掛けている。それ1人ひとりの心掛け」

控えに甘んじる選手からも感じ取れる、チームを良くするための確かな意志

それだけでなく、

「僕も試合に出られるように頑張る」

同じ方向に進みつつ活性化する、選手間での競争意識が垣間見えました

浦和レッズ、もっと強くなる

野田選手の存在、そんな楽しみを抱かせてくれます

レギュラー、控えの括りなく、ポジティブ要素満載な今日の大原でした

なお、野田選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

さらに、木曜日担当のサッカークリエイター・清水英斗さんのブラジルからのリポートがあります

ワールドカップ開催を1年後に控えた”サッカー王国”からのリアルな情報、聴き応え有りです

 

6月26日 「どんなボールが来ても、顔面でブロックすることをモットーに」

どうもです

オフ明けの今日、練習午前10時から始まりました

フィールドプレーヤーフィジカル系メニューが中心

キーパーGKコーチと共に専用メニューをこなします

練習午前11時15分頃に終了

予定されていた午後練、お休みになりました

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雨がしとしと、梅雨らしい天気の大原

練習後のピッチ!?というと

関口部長を先頭に、ジョギングを行う有酸素部(矢島選手「雨だから・・・」と辞退)

槙野選手、梅崎選手らはリフティングで和やかタイム

などなど、練習終了から30分もすれば、選手それぞれ柔らかい表情でクラブハウスへと引き上げていきます

しかし、阿部選手、那須選手、森脇選手の3人、いつまでも経ってもピッチから出てきません

約40分間、入念にインサイドキックの感触を確かめていました

森脇選手

「非常に良い感じ。ショートすることもなく、オーバーすることもなくやれたので」

と真顔で振り返ります

ショート?オーバー?

実際

「サッカーゴルフ的に良かったんでないかと(笑)」

どうやらこれが、奥深いようです

「非常に集中力を必要とするゲームなので、非常に良いトレーニングかなと思っている。距離感とか大事になってくるし、強弱のコントロールが必要になるので、自分の役割としてくさびを当てることがあるので、そういうところで役に立ってくる、僕にとって大事なトレーニングの一環。良い場面あまりクローズアップされなくて、悪いことだけを自分の中で残してしまうし、そういうところから改善して行くのが自分の性格としてもあっていると思うし、今日も何度かミスしたけど、パーフェクトにしていかないといけないなと思う」

サッカーゴルフをここまで語れるなんて、凄い

ただ、雨の中だと風邪をひかないか心配です

「大丈夫。○○風邪をひかないと言うので、僕気にしていない」

声が怪しい

「前回のオフ体調を崩したけど、昨日も若干崩した(笑)。喉が痛かったけど(苦笑)」

やっぱり

とはいえども、

「今日は元気なので、またフレッシュな状態で次のセレッソ戦に向かっていきたい」

と明るく話しました

最近、勢力を拡大している有酸素部についても言及

「気になるというか、ああ走ってるなという感じ。良いことだなと。ああやってコミュニケーションを取って経験のあるクニくんから学ぶこと若い選手にとって良いことだと思っている。僕が『一緒に走ろう!』と言っても誰もついて来ないと思うけど、今度機会があったら若い選手を誘いたいと思う。僕も終わった後に人一倍走って体脂肪を落としていかないといけない。最近、気になることがあるとすれば、お腹のポッチャリ。僕自身のお腹が気になっているので、しっかり直さないといけないなと。これから夏になって肌の露出も多くなってくるので、鍛え上げて行きたい」

関口選手も実は、人のラーメンを食べている分、体重を減らすために走っているのでしょうか

「それ間違いない(笑)。人のラーメンを食べたら、倍走ってもらわないと僕も困るので、この間も新幹線移動で大阪に行ったけど、僕の新幹線の中での唯一の楽しみのコーヒーを飲みながら雑誌を読んで、優雅な時間を過ごすことだけど、コーヒーを買って座席に着いて、コーヒーを置いて手洗いに行って・・・」

帰ってきたら、

「満タンに入っていたコーヒーが全部なくなっていた!」

森脇選手の推理によると、犯人・・・

「多分、隣に座っていたクニくんだと。僕のラーメンを食べた前科があるので、コーヒーもクニくんだと。僕が手洗いから帰ってきたら、クニくんもう爆睡していたけど、コーヒーを飲んですぐ爆睡できるのかと。カフェインが入っているのに凄いなと思った。そういうことを考えてもクニくんにはしっかり走ってもらわないと困る。またやられたというか、毎日起きてる。日常茶飯事(笑)」

そんなこと言っても、柏戦で自身が上げたゴール、クニくんのスローインからゴールが決まっているように、お互いを尊重した良い関係です

、180分の残り90分

「僕たちがしっかりとしたコンディションで第1戦みたいに、あれだけいろんな選手が運動量多くボールに関わっていれば、どんな相手にどんな対策を取られても勝っていけるという自信がある」

したがって、

「勝利を収めるかどうか自分たちの手の中にある。勝利するためには運動量が大事になるので、これから夏場で厳しくなるとは思うけど、人ひとりがこだわってやっていかないといけない」

と気を引き締めます

以前気にしていた森脇チャント

「自分の中で忘れることにしようかなと(笑)。シーズンを通して活躍してサポーターのみなさんに認められるのもそうだけど、浦和レッズの一員として今後も戦っていきたい。応援歌ができればありがたいけど、作ってもらえるようにしっかり頑張らないといけない」

そのために

「得点を取ることが一番なのかなと。今まで慎三も那須の大ちゃんも応援歌ができているけど、得点をたくさん取った後にできているので、自分も狙っていきたいなと。5ゴールじゃ作ってもらえないので、10ゴール、20ゴールといきたいなと。またこんなことを言ったら『あいつ何を言ってんだ(怒)』となるかもしれないけど(笑)、自分に厳しく追い込んでいきたいと思う」

ゴールもそうですが、守備での貢献も大事です

漫画の世界にはなりますが、

「ガッツ溢れるキャプテン翼の石崎くんみたいにぃぃぃ!? そぉぉですね、僕もうガッツしか取り柄がないので、先のことを考えずに目の前の相手にぶつかっていく、”当たって砕けろ”の精神でこれからもやっていきたいなと。どんなボールが来ても顔面でブロックすることをモットーにやっていきたい」

たとえ、”ガッツ400”を消費したとしても、すぐに回復させてくれるのが、サポーター

「埼スタで1か月ぶりの試合になるけど、あそこでやれる喜び日々感じているし、早く試合をしたいと思っていた。中断期間でレッズの試合が見られなくて『寂しい』という声をサポーターの方々から沢山いただいていたので、沢山の方が埼スタに足を運んでくれると思うけど、そういう人たちに『今日来て良かった。楽しかった。またレッズの試合が見たいな』と思ってもらえるように、僕らはやっていかないといけない。そういう”ファンタスティックなゲーム”を見せていきたい」

次の週末、ホームでの再会を待ちわびていました

たっぷりなサービス精神と裏腹に、プレー中真剣そのもの

どんなことがあっても、めげない、いからない、ふて腐れない

そしてまた、這い上がる

森脇選手の姿勢からは、プロサッカー選手としての大切な心得が伝わってきます

インタビューの詳細(紹介しきれていません)、今夜7時(再放送23時)から「You’re The REDS」でお届けします

さらに

「今は、なかなか試合に出られないので、自分には”エース”という言葉合ってないと思ってる。試合に出て、結果を出して、また”エース”と呼ばれるように取り組んでいきたい」
→レッズレディース 吉良選手インタビュー

もあります

 

6月20日 「代表の選手たちに追いつきたい」

どうもです

公式戦の再開を3日後に控えた今日、練習午前10時から始まりました

昼前にも関わらず、小雨の大原には、この季節に配慮した照明が灯ります

曇り、光り、青々としたピッチ

梅雨時ならではの場景でしたが、ウォームアップ後いつもと少し違いました

11対11でのハーフコートゲームかと思いきや、12対12でのパスゲームを実施

プレーエリア、横が約40メートル、縦約50メートルでした

縦のエンドに、ゴールキーパーがフリーマン(サーバー)として待ちかまえる、方向付けも

スリッピーなピッチにおけるボールの感触を確かめつつ、縦への意識付けやプレッシングの意思統一などが図られました

午前11時頃からは、11対11対でのゲーム形式へ

監督開始前に選手を集め、約5分ほどの説明

「連動して動くように!」

「●本目のパス、縦に入れる」

といった声がかかります

広さフルコートに対しておよそ4分の3ほど

さらに、オフサイドラインの設定、アタッキングゾーンでプレーできる選手が限定されるなど、変則的なものでした

ゲーム中、監督改めて、「奪ったら縦」、「裏に抜け出す動き」を強調

それ以外にも、

「3人目の動きをする選手、味方がボールを出す前にスタートするよう、心がけるように」

「スペースに展開して、そこに誰もいなかったら、それパスを出した選手のせいでない」

など、戦術指導多岐に渡りました

監督のみならず、

「全部が全部、裏にならないように!」(槙野選手)

と選手同士でも積極的に意見交換

練習が終わったのは、お昼の12時15分頃でした

「志気を高めていく」

昨日、関口選手がそう話していたのも納得

いつも(中断期間)から本番モードへ切り替わってることを印象づける、内容の濃いトレーニングでした

ビブスなし組であっても、相変わらずのハイクオリティなプレーを見せていたマルシオリシャルデス選手

「今日は非常に効果的な練習ができたと思う。一番意識したこと、相手の背後を狙うことを監督から指示されていたし、それが次の試合で一番大事になってくると思う」

加えて、

「4バックに対してスペースをどううまく使うかがキーポイントになると思うので、良い練習ができて良かった。普通で中断期間があるとコンディションを落としてしまう選手もいるけど、今回キャンプでハードトレーニングをして、コンディションも良い。チームとして良い仕事ができたと思う。そういう意味でもナビスコ杯良い試合ができると思う」

と手応えを口にします

「ナビスコカップ2011年にタイトルを逃したし、今回ACLもない分、取れるタイトルとしてはまず目の前のナビスコカップがある。全てを懸けて自分たちが行けるところまで戦って、自分たちの可能性を見せ付けたい」

気合い充分でした

また、柏木選手もこの中断期間、良い状態でトレーニングに励めていたようにうかがえます

「リーグ戦が中断してから自分たちの中で良い練習ができたつもりだし、良い結果が出るんじゃないかという手応えもあるけど、実際に試合をやってみないとわからない。しっかりとピッチの上でそれを表現できればいいかなと」

ファーストタッチひとつを見ても、良い感覚で出来ている印象

「個人的にサッカーに対して向上心を持っているし、うまくなりたいという気持ちと、代表の選手たちに追いつきたいという気持ちが今はすごく強いけど、まだまだなのでより質を高めてやっていかないといけない」

前向きなコメントです

「代表メンバーが固定されていて、あんまりメンバー変わらんなとか、交代もこんな感じか、みたいな感じで見ているし、あそこに入るならボランチやろうなと思いながら見ていたりするので、パスを出す方、ヤットさん(遠藤)の動きを見ている」

モチベーションの源、レッズでのタイトル、代表への思い

そして、

「チャリティーマッチで達也さんと一緒にサッカーをして、もっとパスを出せるシーンがあったのでしっかり出してあげられれば良かったんだけど。まあ、でも楽しくできました。達也さんとは『お互い頑張ろう』と。新潟良いサッカーをしているのになかなか勝てなくて、俺今年やった中で新潟が一番強かったと思うので、お互い良い結果を残せるようにしたい。達也さんとは飯も行ったし、次の日にテーマパークにも一緒に行った」

と明かします

、多くの選手が「打ち合いになる」と展望するセレッソ戦

大阪長居、「陽介」の創造性あるゲームメイクによって、梅雨の晴れ間となるか

「個人的にチームとしてやりやすいと思っているけど、攻撃に良いものを持っているので、どっちがしっかり点を取って守れるか。そういう打ち合いの試合になると思うので、観ている人も楽しいと思う。その中でアウェイでしっかり勝って帰ってくることが大事だと思うので、しっかり決めるところを決めて結果を残したい」

さらに1年後、太陽の国での輝きを見据えて

「今は、”良くなって来ているだけ”なので、もっと良くなって上に追いつけるようになっていきたい。そうすれば自ずと、チームの勝利にも貢献できるので、レベルを上げていきたい」

浦和の太陽、熱い視線で意気込みを語りました

マルシオリシャルデス選手、柏木選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

なお、今日木曜日担当のサッカークリエイター・清水英斗さん、現在コンフェデの取材中です

そこで今週、ブラジルからのリポートが届きました

清水さんのパートナーとしては、ちょんまげ隊長ツンさんがご登場

サッカーを愛する”海賊×侍”のトーク、ナイスなセッションです

お楽しみに

6月19日 有酸素部

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どうもです

曇り空の大原には時折、生暖かい風に運ばれた雨粒が降り注いでいました

午前10時からスタートした練習、オフ明け恒例のフィジカル系メニューを中心に進行

午前11時15分、監督のもとに、選手&スタッフが集まります

その後まもなく、円陣からは拍手と共に歓声が沸きました

盛り上がりの理由、あるお知らせによるもの

「午後練習ぅは・・・」(杉浦コーチ)

※しばしの沈黙

「そこ、止まるとこじゃないですよ!」(選手のツッコミ)

午後練お休みになりました

「他のこともあったけど、内緒(笑)」(関口選手)

予定変更により、練習後の時間をどう過ごすか

リフティングゲーム、サッカーゴルフをする選手の姿馴染みの光景

加えてここ最近、ある”部活”が台頭してきました

その名、【有酸素部】

部長を務めるのは、関口選手

「最近、人が増えてきて、自分以外にも4人ぐらい増えてきたので、いいこと」

何をしているかと言えば、20分間のジョギングによる有酸素運動です

永田拓也選手、阪野選手、岡本選手、野崎選手、さらに天野コーチまでをも引き連れています

関口選手が部長である理由、本人曰く「時計を持って管理している」から

・・・ある日の練習後のこと・・・

「おい、お前行くぞ!」

と部長らしく気合いを入れる関口選手

ピッチに足を踏み入れる前に靴ひもを結んでいると、部員達そこを通り過ぎ、勝手に走り始めます

するとすかさず、

「おい、誰が左回りだと言った!こっちだぞ!部長の言うことを聞け!」

と強引に進路変更を指示

苦笑いで付き合う団子状態の若手グループより10メートル先を走り、リーダーシップを発揮していました

そんな部長に、ちょっとした悩みも

「みんなが部費を払わない!」

走るだけなのに、何で必要なのでしょうか!?

「オレがランシューを買うから部員から¥7500ずつを回収しようとしたら、みんなに『部長最低!』と言われた」

怒り気味に、笑います

「ボッタクリ。部長なのも、形だけ」(野崎選手)

「はい!お前けずる、決めたぁ!」(関口選手)

インタビュー中には、さらなる事実が発覚!

部長の理由である、タイム計測用の時計、広報スタッフからの借り物でした

渋々、返却したあと、

「借りるのがオレしかいないから、オレのもの!のようなもの!」

過去に味噌ラーメンの盗み食いをしただけのことあります

今後へ向けてのビジョンも語ってもらいました

「新しい若手部員が入ってきたら部費をもらって、新しいランシューでも買おうかな」

ただし、

「原口絶対に入れない(キッパリ)」

若手とじゃれ合う、何とも頬笑ましい”大将キャラ”、田中達也選手と重なります

あまり比較してもナンセンスですが、この中断期間中、”縦への推進力”でもシンクロしました

「自分の出来ることをやろうと思ってる。みんなと一緒のことをしても、インパクト残せない。自分、自分にしかできないこともあるので、そこを強調できればと思う。キャンプで厳しいトレーニングをしたので、ここから徐々に志気を上げていきたい」

当たり前のこととはいえ、関口選手サッカーに対してとても真面目です

持ち味の突破力をどう出すか、その判断も大切なこと

「練習も慣れてきたし、まだまだ出来るという感覚がある」

11番を背負うからには、

「移籍する前に、達也さんにも言われた通り、『自分らしく頑張る』と思いながらプレーしていきたい」

と抱負を語りました

練習のみならず、有酸素部で養ったことの成果是非、中断明けの戦いで!

「ナビスコ優勝を狙えると思うし、短期決戦。まずは初戦を勝って、ホームに帰ってきたい」

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

さらに

・「最悪の事態を免れなくていけない」
→レッズレディース 神戸コーチインタビュー

・「手塚さんと歩んだ日々が『財産だった』と言えるのは、これからの結果次第」
→レッズレディース 後藤選手インタビュー

届けします

6月14日 「久しぶりにサッカーでの筋肉痛なので、気持ち良かった(笑)」

どうもです

雨こそ降りませんでしたが、じめじめとした蒸し暑さ健在!

そんな中での練習、午前10時から始まりました

大原に戻って2日目の今日からは、ボールを使ったトレーニングを実施

「タイミングを考えて走るように!どのタイミングで動き出すかだよ」(監督)

ハーフコートより少し広め”ペナtoペナ”での戦術確認でした

攻撃時の布陣4-1-5に近い配置で選手が並び、ハーフラインを挟んで最終ライン+ボランチとワイド+前3人とでプレーエリアを分割

さらに、ポジション毎にビブスが色分けされました

「縦にボールが入ったら、前の選手必ず、1度目を同じ色の選手にパスしよう」

効果的な攻撃をスムーズに繰り出せるよう、選手それぞれのすべきことを明確化していました

そして、

「闇雲に走るんじゃなくて、考えて!」

「いかに、ボールのないところで次の展開を意識できるかだよ」

相手の視野から逃げるような動き出しなど、監督身振り手振りで指導(随分と軽快になってきました)

ゲーム終盤に、合言葉のひとつ、

「奪ったら縦!」

が改めて強調され、練習午前11時50分頃に終了

オールスター戦に出場する選手がいることも考えると、全員が揃った中での戦術確認、貴重な機会だったと言えるでしょう

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”全員”の輪の中にはもちろん、山田直輝選手がいます

練習後もしばらくの間ピッチに残り、シュートゲームやサッカー談義を楽しんでいました

「こっち暑くて北海道に比べると汗の出方が違うけど、今日はまだ涼しかったのでまだ良かった。キャンプ涼しい中だったけどかなりキツいトレーニングだった。ただ、僕復帰した時期に身体作りができて、充実した合宿になった。ほぼみんなと同じメニューをこなせたので自信になったり、一通り筋肉痛を味わったので良かったと思う」

–筋肉痛も、今までと種類が違うんじゃないですか!?

「そうですね。毎日毎日、キツいキツいと言いながら充実感を持ったキツさだったし、久しぶりにサッカーでの筋肉痛なので、気持ち良かった(笑)」

その笑顔を是非、みなさんの前でも

山田直輝選手の近況インタビュー、今夜7時からの「You’re The REDS」でお届けします

「(あさっての練習試合会場になる)駒場僕もずっと見て育ってきたスタジアムなので、さいたまでの復活戦にできればいい」

そういったコメントもありました

ただし、焦り禁物

「合宿で練習試合に出るというのが一番の目標だったけど、出るからにはゴールを決めたいと思っていたし、ゴールを決めることで2つの目標が達成できて良かった。点を取る感覚というか、裏に抜け出す感覚だったり、ゴール前に入って行く感覚逆に前やっていた時より良くなっていると感じた」

–良くなっている理由何でしょうか!?

「プレーできていなかったけど、理由やっぱりミシャ監督のサッカーをずっと見ていて、裏に抜け出す大切さがわかったから良くなったんだと思う」

”浦和のハート”、ピッチを離れても鼓動していたのです

今、サッカーが出来るからこそ味わえることもあります

「今日の練習でも『闇雲に動くな』という指示があったけど、これまで僕も無駄に動いて体力を消耗してしまうことがあったので、この監督の下で考えて走ることをやって、スタミナを貯め込みながら90分戦えればいいなとは思う。あとは自分の考えていることとプレーが一致すればいいと思う」

イメージとのギャップ、これから埋めていけばOK!

その先に、数え切れないほどの仲間=レッズサポーターが待っていますから

 

6月13日 「寝てる時のことは、よくわからない」

どうもです

今日からは大原でのトレーニングが再開

まとわりつくような雨が、ふったりやんだり、いかにも梅雨の空模様でした

午前10時からスタートした練習、フィジカル系メニューを中心に進行

ステップワークを行っている最中、順番待ちの坪井選手木の下に立ち、植物をくまなく観察

その後、首をかしげます

「虫の収穫がないなあ・・・」

こちらを見ながら報告してきました

どうやら、北海道に虫が沢山いたようです

その違いからも、大原への帰還を実感したのでしょう

練習、午前11時20分頃に終了

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「こっち北海道に比べると暑い。今日は雨が降っているということもあるけど、湿気がある。向こう暑いけどカラッとしていた」

そう話すのは、野崎選手

「キャンプ僕も自分なりの課題を持ってやったし、そういうところに対するアプローチ良くできたと思う。まずは守備のところで戦う、粘り強く行くことを考えていた。断片的に良いプレーができるようになってきた中で、それをいかに続けていくかを課題としていた。そこ意識として変わった。良いところ良いところとして伸ばしていかないといけないけど、ウィークポイントをいかにみんなのレベル、トップレベルまで持っていけるかで違いが出てくると思うし、それによって良いところも生きてくると思うので、そここれからも意識していきたい」

しっかりと己に向き合っている印象です

「いつもだと2チームでゲームをやっている中、キャンプで3チームでやって、僕たちユースの選手たちもいて、天野コーチも入っていたし、客観的に見れば力が一番劣るチームだったけど、その中でいかに上のチームを倒すかを考えていたし、チームとしてつながらないといけなかったので、自分のミスでどうこう言う前にみんなでやらないといけなかった。そこ良かったところだと思う。後輩がいるのも新鮮だったし、新たなプレッシャーも感じた」

有意義な時間を過ごせたに違いありません

「部屋ウメさん(梅崎選手)と一緒だった。いびきがうるさいんだけど(笑)、僕気にせず寝れちゃう」

良い意味で!?図太い神経の持ち主です

「ウメさんに対して文句を言わなかったのは俺が初めてだとマネージャーが言っていたので、それで3連続同じ部屋になったんだと思う。Twitterで暴露しちゃったけど(笑)」

なぜ”気にならない”のかといえば、

「寝てるときのこと、よくわからないから(笑)」

そりゃそうですが・・・

いつも冷静に物事を分析する野崎選手が言うと、妙に説得力があります

「ウメさんには『パッと夜中起きるとお前の方がいびきかいてるじゃないか』と言われたけど、そこお互い様(笑)。ウメさん自分を持っている人なので、普段からそんなに喋るタイプじゃないけど、喋る時凄く喋るし、サッカーのこともちろん、家族のこととか音楽のこととかいろんな話をしてもらった。音楽ウメさんがかける曲ノリノリなのが多いので、持参した音楽プレーヤー、今回活躍しなかった(笑)」

–結婚したくなりましたか!?

「いや・・・そこまだ大丈夫(笑)」

野崎選手の耳に、梅崎選手からの良い刺激が沢山あったようです(いびき以外で)

今回のキャンプが活きるかどうか、自分次第

「北海道で体を追い込んだし、今度暑さに慣らして体をアジャストしていくのが、この1、2週間の目標だと思う。プレーに関して日々サッカーをしていると課題が出てくるので、その日に出た課題を見つめ直して、より良いものにしていく積み重ねが良い選手になるための近道になると思う。そこを意識してやりたい」

コメントからは、レッズの一員としての凛とした、強い志しがハッキリと伝わってきます

地道な努力が実を結ぶ

野崎選手いつの日か、それをピッチで証明してくれることでしょう

ちなみに、最近表情がより逞しくなった気もします

そんなちょっとした変化、週末の駒場で感じてみませんか!?

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

 

6月4日 「もう一度、奪うぐらいの気持ちで」

どうもです

「今日は日本代表の試合もあるので、僕もマネージャーとして埼玉スタジアムに行きたいところだけど、まあね、代表のスタッフに断固拒否されると思う(笑)。僕自身テレビでの観戦になるけど、日本がワールドカップ出場を決められるように願いたい。ここ最近代表に呼ばれていないけど、ワールドカップを諦めていないし、その夢に向かって頑張らないといけないなと。今日はテレビで観てみんなから良い刺激を受けたい」(森脇選手)

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日本代表戦が行われる埼スタと同じさいたま市の大原で、浦和レッズのトレーニングが再開

梅雨前線どこへやら

真夏のような暑さでした

午前10時過ぎ、まずはフットサルコートでの体幹メニューからスタート

その後フィールドへ移動し、ステップワークや坂道ダッシュを中心としたフィジカル系メニューをこなしました

久々の練習、再会とあって、チーム賑やかそのもの

中でもムードを盛り立てたのは、土田コーチ

「平川いいねえ!沖縄行ったのが良かったんだね、メンソーレ!」

「いいよ充!やる気で出てるようにはあんま映らないけど」

と声をかけます

一方で、あるキーパーの選手がステップワークでリズムに乗れずにいると、柏木選手が、

「土田さん!集中して」

となぜかキーパーコーチがいじられる一幕も

それに対して土田コーチ

「教える側も大変やねん」

と笑いを誘っていました

最後選手達が横一列になってのシャトランが行われ、練習午前11時30分頃に終了

もうこの季節になれば、長袖を着るのは柏木選手ぐらい・・・(細貝選手とエスクデロ選手が懐かしくなります)

かと思いきや、もう1人いました!

「いつもの癖で普通に長袖を着ちゃった(笑)」

–外に出たらビックリですか!?

「はい。でも、着替えんのも面倒で、フフフッ(笑)」

この空気感といえば・・・!?

そう、永田充選手です

全体練習に合流できるようになってからは、半月が経ちました

「え~と・・・5日休んでだいぶ回復できたので、明日から本格的にできると思う」

と順調なようです

「オフオフで家族の仕事があるのでちょっとキツかったけど(苦笑)」

「今回グアムに行ってきた。暑かったけど、海に入ったりして気分良かったので、リラックスして良いオフが過ごせた。泳ぎ別に得意じゃないけど、普通に泳げる」

波にゆられて、のんびりと水面に浮かんでいたのかもしれません

それはさておき、戦列を離れている間、チームを見守っていた時の印象について

「もっと勝てた試合あったと思うけど、非常に良い状態だったと思うし、そういう状態の時に僕自身がプラスになれるようにしたいと思う。今出ている選手のポジションをもう一度、奪うぐらいの気持ちでやりたい」

”今出ている選手”の大活躍も良い刺激になっているはず

「那須さんの活躍チームにとってもプラスだし、僕もそういう感じで貢献したい」

と力強いコメント

、自分が出たらどういうプレーを見せたいのか

「失点が続いているのでそれをなくしたい。くさびに対してのアプローチだったり、全体的にコンパクトにすることを意識づけしたい」

イメージ出来ているようです

レギュラー奪還へ

明日からまた大事なアピールが始まります

「北海道でキャンプだけど、涼しいだろうし・・・・」

意気込みを語っている最中でした!

「Oh~~!フランツフランツ、フラーンツ!HAッHAー!」

ナイスなタイミングで、監督の声

「フフフッ(笑)思い切り走りたいと思う。(監督の期待!?)それにも応えられるようにしたい」

復帰を心待ちにするサポーターへのメッセージをお願いすると、

「ちょっと長く休んでしまったので、みんなが大変な時にいなかったのは申し訳なかったけど、ここからどんどん貢献できればと思います。これからも応援よろしくお願いします」

再びチームの力となるべく、引き締まった表情でした

ちなみに、

「坪井さんに気合を入れてもらう? それイベントの時だけでいいです、ハハッ(笑)」

「気合い?ふざけんな!自分で入れろ!!(ニッコリ)」(坪井選手)

永田充選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)から「You’re The REDS」でお伝えします

 

5月27日 「まだ、靴ひもを結んだぐらいかな」

どうもです

柏戦での快勝から一夜明けての今日、大原で午前10時からトレーニングが行われました

スタメン組、2日後の仙台戦を視野に入れ、クールダウン

他のメンバー、7対7のゲーム形式を中心にみっちりと汗を流しました

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新緑の薫りが、より心地よく感じるのは、チームが連勝しているから

それと、山田直輝選手の笑顔が見られたこともあります

きょう、あのケガをして以降、初めてゲーム形式に参加し、対人プレーをこなしました

実に、1年2ヶ月ぶりです

練習後に、サポーターとの写真撮影に応じるなど、大原とてもとても、暖かいムードに包まれました

「(見に来た方も嬉しそうにしていましたが)多分、僕が一番嬉しいと思う」

と早速、ナオキスマイル

「今日は調整という感じで合流させてもらって、みんなとボールを蹴って楽しかったけど、1年2か月ぶりぐらいにプレーして、やっぱり、リハビリと違ってキツいなと改めて感じた」

退院、ジョギング、スパイクを履く

ボールを蹴って、ドリブルをして、シュートも打てるように

そして今日は、仲間と共にピッチを駆け回りました

「やれることがどんどん増えていって、体の動きも数段良くなっているのを日々、感じられているので、それが今は楽しみでもあり、今日もこれぐらいやれると感じられたのが良かった」

ゲーム中、持ち前のハツラツとしたプレーが見られましたが、

「言い方悪いけど、けがをする前にうまくサボることを覚えないといけないと思っていた中でけがをしてしまって、久しぶりにプレーしたら今までのプレースタイルで、どこに動いて良いかわからないから動き回ってしまうのが今日のプレーだった。結果的に走り回っちゃったという感じ(笑)。ミスが多かったけど、今はそれを気にする段階でないので、まずみんなとサッカーできたことが今日の収穫。プレーで何が良い、何がダメということ特に考えずにプレーしていた」

そういった感覚も、頑張っているからこそ味わえるのです

マルシオ選手を粘り強くマークし、ボールを奪ったシーン、対人プレーならではの駆け引きがありました

「あの時もキツかったけど、マルシオがドリブルしていて、僕を試すかのように何回もターンしてきたので、これ負けられないと思った(笑)。まあ、突っついただけなので、引き分けという感じ。ああいう場面もどんどん多くして、今度完全にボールを奪って勝てるようにしたい(笑)」

ピッチ脇からその光景を見守っていた指揮官もまた、頬が緩みます

「監督、終わった後に『良かったよ』と言ってくれた。僕も初めてにしてはできたと思ったので、監督も『体に気を使ってゆっくり、でも、早く合流できるようにやってくれ』ということだったので(笑)、体に気をつけながらやりたい」

練習後に、社長も声をかけていました

「楽しみにしてくれると思うので、社長のためにも、自分のためにも、サポーターのためにも、家族のためにもこれから頑張らないといけない」

と決意を口にします

ただし、あくまでも今日は、ゲーム形式に参加したまでです

それ、サポーターへのメッセージの通りでしょう

「まだ大原でピッチに立っただけなので、埼スタのピッチに立って90分戦った後に笑顔でサポーターのみなさんに挨拶できるように頑張るので、もう少し温かく見守ってもらえたら恩返しできると思う。中断期間の合宿の練習試合に出れるかどうかという感じだと思うので、ゴールを決めずにできることをやりたい」

とはいえ、長いリハビリを考えれば、

「大きな前進じゃないかと思う。良かった。終わった後も直輝に『良かったな』と話した」(梅崎選手)

同じ境遇から這い上がり、励ました仲間が言うのだから間違いありません

それが、復活へのスタートラインに立ったことを意味するのか、たまた・・・

山田直輝選手、このうように捉えます

–例えるなら、靴ひもを結んだぐらいですか!?

「そうですね。まだ、靴ひもを靴ひもを結んだぐらいかな(笑)」

今日のお話し、近況報告の1つ

喜び、これからです

本当の意味での”復帰”を果たす道中、もっと辛いことが待っているかもしれません

けれども、その先で今よりも、もっともっと素晴らしい日々に巡り会うでしょう

アカデミー時代から希望を抱かせてくれた”浦和の星”に、明るい未来を信じます

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

特に、サポーターへのメッセージ、ラジオを通じて山田直輝選手本人の声を聴いていただきたいです

May.27.2013(Mon) 18:47

May.26.

5月24日 「昨年のその試合は良かったけど、また同じところで、それ以上に良い試合をして勝ちたい」

どうもです

大原今日も晴天に恵まれました

柏戦2日前のトレーニング、ミーティングを経て午前10時30分頃からスタート

選手達約90分間、11対11でのハーフコートゲームを中心としたメニューで、連携とコンディションアップに努めました

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「まあ、やっと気持ちの良い季節になってきたので、朝から気持ちよく過ごしている」

と爽やかに額の汗を拭うのは、加藤選手

今週火曜日、キーパー陣に用意されたハードな専用メニューで、肩でぜえぜえと息をし、本当に辛そうでした

「そうっすか!?気持ちよくやってたけど」

と平静を装いますが実際

「死にそうな顔になった(苦笑)」

そのような地道な努力が、安定したプレーとケガをしない身体作りにつながるのでしょう

昨シーズン、国立での柏戦で、驚異的なロングスローで決勝点の起点となりました(詳しく、2012年9月30日の日記を)

加藤選手の記憶には、どのように残っているのか

「あの試合ラストワンプレーで逆転できたということで、非常に自分自身でも印象に残る試合だった」

けれども、

「それ昨年の話」

「あの試合でそれが出来たから”次でも出来る”という感じでもないし、しっかりとまた、自分たちのプレーをして集中したいと思う」

そして、

「昨年のその試合良かったけど、また同じところで、それ以上に良い試合をして勝ちたい」

と意気込みを語りました

妥協をしない強い心が、加藤選手の良さの1つですし、今のポジションへたどり着いた支えとなっている気がします

昨年を上回る要素といえば、

「僕らも失点が続いているので、ゼロで何としても抑えたい」

と力強いコメント

守備面で最近、一番近い位置で那須選手がプレーしています

オフザピッチでも距離が近い印象です

例えば、今日の練習後も、一通りの取材対応を終えた那須選手に加藤選手が、

「サッカーゴルフしましょ!」

すると、那須選手

「えぇ~ーー~~!?」

と言いながら約50メートル先の加藤選手のもとへ猛ダッシュ

阿部選手、森脇選手らと共に、練習後のお楽しみ時間を過ごしていました

仲が良いのでしょう

那須選手とのプレーについて、質問すると

「あ・・・。そのせいで今年ちょっと熱くても気になんないんすね!那須さんが熱すぎるので、ちょうど良い!今、今わかりました。ありがとうございます!」

加藤選手、何だか吹っ切れた様子

すなわち、これからの暑さも、

「45度ぐらいまで那須さんの方が熱いと思うので、まあ、問題ない」

ということで、大丈夫なようです

冗談さておき、中断までの2試合に向けて、

「連勝したい。まずはレイソルにしっかり勝ちたい」

と気を引き締めていました

控えだった頃も、レギュラーとなった今も変わらずいつも、よく通る声を張り上げ、最後尾からチームを鼓舞

日々鍛練を重ねてきた加藤選手、これからもレッズのゴールマウスにカギをかけてくれることでしょう

純粋な気持ち、直向きな姿勢でサッカーに打ち込み、それでいて仲間思い

浦和の守護神だって、熱いです

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

 

5月23日 「国立には良いイメージしかない」

どうもです

柏戦3日前の今日、練習午前10時からスタート

とりかご、パス&コントロールなどのウォームアップを経て、午前11時頃、選手達二手に分かれます

鳥栖戦のスタメンを中心としたメンバー、戦術確認

それ以外のメンバー、シュート練習を行いました

戦術確認で、昨日と同様、色とりどりのビブスが配られることに

青、黒、緑、白、黄、そしてビブなし

行われたのはゲーム形式でなく、敵がいない状態でボールをつなぎ、フィニッシュまでの流れを確認する、”シャドートレーニング”でした

ビブスポジションによって色分けされ、選手達実戦でボールを受けるであろう位置に並びます

「お互いの関係性を考えて動くように」

と監督

”ボールを受けたい”と自分のことを考えるだけで、簡単に敵の守備を崩せません

「相手足もとを狙ってくる。1人が相手を食いつかせたら、そのスペースをもう1人が裏を狙う。そこへパスを出す」(監督)

とまずは基礎的なことを確認

その後

「どういう立ち位置で守備してくるかによるが、例えば・・・」

と応用へ

ビルドアップ時、相手の2トップが寄せてきたときにどうくぐり抜けるか

近くばかりを見るのでなく、広い視野も保つ

中盤にスペースがあるのであれば、「持ち運ぶ」という適切な判断を促します

パスの種類についても、

「味方の走るところに強いボールを!」

「コースを見逃さないこと!」

オフザボールの動きに

「良いポジションを取ったとしても、そこで待たない」

「クロスに対して中の選手、適切なタイミングでニアとファーに入ろう」

多くの時間が、説明に費やされました

ボランチからディフェンスラインの裏へ良質なロブパスが送り出されれば、

「そうそうそう、今のは良い感覚だよ!」

と褒めるなど、選手のモチベーションを高める声掛けも

「イメージだよ!状況に応じて自分たちが考えるように!イメージできた!?」

最後に改めて、ボールを動かしながら意思の疎通を図ります

「良いゴール行こう!バシッと行こう!」(槙野選手)

集中を切らさずに、チーム全体で盛り立てつつ、いくつかのパターンを試しました

練習、午前11時25分頃に終了

フィジカルにそこまで負荷をかけず、イメージ共有に重点を置いたようです

炎天下にさらされてか、森脇選手の髪が茶色くなっていました

「(日焼けですか!?)そう、日焼け!朝起きたら色が変わってた!」

実際、きのう染めたそうです

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にしても、相変わらずの暑さでした

心もまた、”晴れ模様”でミックスゾーンへと現れたのは、那須選手

今日は、1歳10ヶ月の可愛らしい娘さんが練習を見に来ました

同じ目線まで腰をかがめると、両手を広げてピッチへ招き、満面の笑み

ゴール前の攻防で見せる闘志むき出しのオーラと真逆、とても柔らかな、優しい表情でした

「ハハハッ、そうですね(笑)ハハハッ(笑)」

–サッカーを見ると反応ありますか?

「パパって言ってくれる。嬉しいですね(笑)」

–ピッチ上の娘さん(将来”なでしこ”になる)というのは、どうですか?

「ダメ!将来的に絶対ダメ!!なってほしくない(笑)」

父親らしい一面を覗かせました

今日の練習について

「いろいろ再確認できて、良いイメージがつかめた」

と手応えを口にします

ここ最近、ビルドアップに2トップが寄せてきていて、次からの2試合でもそういう相手が続きそうです

「そういう相手と結構やっているので、どうすれば良いかは自分たちで臨機応変にできるようになっている。それを継続してやっていればなという感じ。持ち運びとか、全部を含めての判断が大事になってくるので、局面局面でうまくできればと思う」

やはり、良い練習が出来ているようです

国立での柏戦

多くの方、昨シーズンのポポ選手が決めた劇的ゴールを連想するはず(7-0→ニールセン選手退場などもありましたが・・・)

その時、那須選手、柏の選手としてピッチに立っていました

「(失点)判断ミス。劇的というか、レイソルとしては自分たちが上げちゃったゴール。クリアできたと思うし、もったいない失点だったと思う。でも、あの時のポポさんのように走らないと起こらないので、ああいうこと大事なこと」

–試合後に、地鳴りのような「We are REDS」がわき起こりましたが、敵としていかがでしたか!?

「全然聞こえなかった(笑)」

と、真っ直ぐな那須選手らしいコメント

「あまり相手サポーターのこと気にしないので。1点の勝負だったので、その時悔しかったですけど。そういうこと起こり得るのでしょうがない。改善というか、コーチングも含めて判断でどうにかクリアできただろうし、しょうがないかと思っていた」

次に迎える聖地での試合、高校選手権の決勝以来となる、赤いユニホームのチームでのプレーです

「そうなりますね。鹿実以来ですね。国立自分にとって良いイメージしかない。結構、点も取っているし、自分のプレーを含めて悪い試合をした印象がないので、国立に良いイメージしかない」

そう言い切ります

確かに、アテネ五輪の切符をつかんだ試合でのゴール、直近で天皇杯決勝でのアシストなどがありました

リーグ戦4試合連続ゴールも懸っていますが、

「意識していない。本当に守備の選手としてできることをやるだけ。もちろんセットプレーで狙えるところ狙おうと思っていますけど、一番失点ゼロに抑えて勝つこと。その中でセットプレーでチャンスがあったら”強い気持ち”で取ろうと思う」

昨日柏木選手が言っていた、「マキ、モリに決めさせるんやったら那須さんの方が全然良い」という話を振れば、

「その辺わからないけど(笑)」

白い歯がこぼれました

「でも、キッカーを信じてゴール前に入っているだけ」

サポーターへ

「目の前の1試合1試合を全力で、みんなで勝ち取って喜びを分かち合いましょう!」

熱くて、優しくて、強い信念を持つ

《赤き血のイレブン》

その一員として、那須選手の存在ピッタリです

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

お楽しみに