どうもです
曇り空、湿った風が流れる蒸し暑い大原で、午前練習は9時からスタート
午前9時45分頃、ウォームアップを終えると、4分の3コートを使った11対11を通じた戦術メニューへ
監督からは、
「サッカーは自分の守るゴールに向かってボールを受けるものではないよ」
「テンポが同じでも受けづらい」
「必ず、味方が出せるタイミングで動き出そう」
と攻撃面で多岐に渡る指示
また、より効率的にイメージ共有をすべく、ミドルゾーン、アタッキングゾーン、ディフェンスゾーンと分割された各エリアで、タッチ数やプレーに関与できる選手のポジションなど、ルール設定がされていました
「自分の欲しいタイミングで、ダラダラダラダラと動いても受けられないよ」
「奪ったらタテ!」
時に自らフリックを見せるなど、監督の熱のこもった指導は続きます
午前練習も終盤に入った10時25分頃、給水を挟んだ際には、
「疲れてるところで、頭も疲れてる。ここでもう一回集中して」
との声が掛かると、選手達も気を入れ直し、意欲的にプレーしていました
午前10時45分、興梠選手の左足ジャンピングボレーによるラストゴールが決まり、午前練習は終了
今日の戦術メニューでは、守備側が数的不利な状況でディフェンスする局面も見られました
チームとしての意思疎通もそうですが、球際の勝負など、良い練習になったことでしょう
山田直輝選手が、いよいよ埼スタのピッチに帰ってくる
その可能性が出てきました
「全体練習に合流して2ヶ月ぐらいになるけど、練習試合とかも何試合かさせてもらって、このチームは凄いレベルが高いので、普段の練習が練習試合のようなものだし、良いトレーニングが出来ていると思う」
今日の戦術メニューでビブス組の前線に入り、興梠選手と柏木選手とプレー
「まだ要求に応えられていない面もあるけど、初めてでもちょっと出来ていることもある。頭で考えていることを表現できるようにしたい」
トライアングルの関係性を意識しつつ、活発な動きを見せていました
「3人の連携で崩せるようなフォーメーションでもあると思うので、3人で崩すためのコンビネーションをしっかりしたい」
2日前の練習後には監督に呼ばれ、少しの時間、会話をする一幕も
「コンディションの話しだった。僕が疲れてるとか、『今、コンディションが良い』とか、『悪い』とかは、ちゃんと話し合いながらやっていこうということを再度確認した」
そういったコミュニケーション、大切です
最近は随分と顔が引き締まった印象を受けます
「今のこの感じは、ゲッソリしてるだけ(笑)この2部練で大分疲れてるけど、今の僕にはコンディションを上げるためにしていることなので、ありがたい」
白い歯がこぼれました
2日後の対戦相手は、イングランドの強豪です
「相手は名門だけど、ピッチに立ったら同じサッカー選手。勝つために闘うし、遊びでプレーするわけではない。ビッグクラブを倒したいという気持ちが強い」
力強く、そう言い切りました
次は埼スタのメモリアルマッチというのも、モチベーションを上げる一つの要因
「小六の時からお世話になってるスタジアム。これからもお世話になるけど、試合に出られたらこれまでの感謝だったり、そういうものをピッチで表現したい」
確かな覚悟が感じ取れます
それは、サポーターへのメッセージから伝わるはず
「わざわざ時間を作って観に来てもらって、絶対に後悔をさせないような試合をしたい。是非、足を運んで、僕たちのプレーを観にきてほしい」
浦和のハートは、燃えていました
山田直輝選手のインタビュー詳細と午後練習の様子は、今夜7時(再放送は23時)から「You’re The REDS」でお届けします
では