きょう行われた柏レイソル戦の情報は、監督・選手のコメントを織り交ぜながら、夜7時からの「レッズアフターザマッチ」でお伝えします。
5月24日 「昨年のその試合は良かったけど、また同じところで、それ以上に良い試合をして勝ちたい」
どうもです
大原は今日も晴天に恵まれました
柏戦2日前のトレーニングは、ミーティングを経て午前10時30分頃からスタート
選手達は約90分間、11対11でのハーフコートゲームを中心としたメニューで、連携とコンディションアップに努めました
「まあ、やっと気持ちの良い季節になってきたので、朝から気持ちよく過ごしている」
と爽やかに額の汗を拭うのは、加藤選手
今週火曜日、キーパー陣に用意されたハードな専用メニューでは、肩でぜえぜえと息をし、本当に辛そうでした
「そうっすか!?気持ちよくやってたけど」
と平静を装いますが実際は、
「死にそうな顔になった(苦笑)」
そのような地道な努力が、安定したプレーとケガをしない身体作りにつながるのでしょう
昨シーズン、国立での柏戦では、驚異的なロングスローで決勝点の起点となりました(詳しくは、2012年9月30日の日記を)
加藤選手の記憶には、どのように残っているのか
「あの試合はラストワンプレーで逆転できたということで、非常に自分自身でも印象に残る試合だった」
けれども、
「それは昨年の話」
「あの試合でそれが出来たから”次でも出来る”という感じでもないし、しっかりとまた、自分たちのプレーをして集中したいと思う」
そして、
「昨年のその試合は良かったけど、また同じところで、それ以上に良い試合をして勝ちたい」
と意気込みを語りました
妥協をしない強い心が、加藤選手の良さの1つですし、今のポジションへたどり着いた支えとなっている気がします
昨年を上回る要素といえば、
「僕らも失点が続いているので、ゼロで何としても抑えたい」
と力強いコメント
守備面では最近、一番近い位置で那須選手がプレーしています
オフザピッチでも距離が近い印象です
例えば、今日の練習後も、一通りの取材対応を終えた那須選手に加藤選手が、
「サッカーゴルフしましょ!」
すると、那須選手は、
「えぇー~ーー~~!?」
と言いながら約50メートル先の加藤選手のもとへ猛ダッシュ
阿部選手、森脇選手らと共に、練習後のお楽しみ時間を過ごしていました
仲が良いのでしょう
那須選手とのプレーについて、質問すると
「あー・・・。そのせいで今年はちょっと熱くても気になんないんすね!那須さんが熱すぎるので、ちょうど良い!今、今わかりました。ありがとうございます!」
加藤選手は、何だか吹っ切れた様子
すなわち、これからの暑さも、
「45度ぐらいまでは那須さんの方が熱いと思うので、まあ、問題ない」
ということで、大丈夫なようです
冗談はさておき、中断までの2試合に向けて、
「連勝したい。まずはレイソルにしっかり勝ちたい」
と気を引き締めていました
控えだった頃も、レギュラーとなった今も変わらずいつも、よく通る声を張り上げ、最後尾からチームを鼓舞
日々鍛練を重ねてきた加藤選手は、これからもレッズのゴールマウスにカギをかけてくれることでしょう
純粋な気持ち、直向きな姿勢でサッカーに打ち込み、それでいて仲間思い
浦和の守護神だって、熱いです
インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
では
5月23日 「国立には良いイメージしかない」
どうもです
柏戦3日前の今日、練習は午前10時からスタート
とりかご、パス&コントロールなどのウォームアップを経て、午前11時頃、選手達は二手に分かれます
鳥栖戦のスタメンを中心としたメンバーは、戦術確認
それ以外のメンバーは、シュート練習を行いました
戦術確認では、昨日と同様、色とりどりのビブスが配られることに
青、黒、緑、白、黄、そしてビブなしは赤
行われたのはゲーム形式でなく、敵がいない状態でボールをつなぎ、フィニッシュまでの流れを確認する、”シャドートレーニング”でした
ビブスはポジションによって色分けされ、選手達は実戦でボールを受けるであろう位置に並びます
「お互いの関係性を考えて動くように」
と監督
”ボールを受けたい”と自分のことを考えるだけでは、簡単に敵の守備を崩せません
「相手は足もとを狙ってくる。1人が相手を食いつかせたら、そのスペースをもう1人が裏を狙う。そこへパスを出す」(監督)
とまずは基礎的なことを確認
その後は、
「どういう立ち位置で守備してくるかによるが、例えば・・・」
と応用へ
ビルドアップ時、相手の2トップが寄せてきたときにどうくぐり抜けるか
近くばかりを見るのでなく、広い視野も保つ
中盤にスペースがあるのであれば、「持ち運ぶ」という適切な判断を促します
パスの種類についても、
「味方の走るところに強いボールを!」
「コースを見逃さないこと!」
オフザボールの動きには、
「良いポジションを取ったとしても、そこで待たない」
「クロスに対して中の選手は、適切なタイミングでニアとファーに入ろう」
多くの時間が、説明に費やされました
ボランチからディフェンスラインの裏へ良質なロブパスが送り出されれば、
「そうそうそう、今のは良い感覚だよ!」
と褒めるなど、選手のモチベーションを高める声掛けも
「イメージだよ!状況に応じて自分たちが考えるように!イメージできた!?」
最後には改めて、ボールを動かしながら意思の疎通を図ります
「良いゴール行こう!バシッと行こう!」(槙野選手)
集中を切らさずに、チーム全体で盛り立てつつ、いくつかのパターンを試しました
練習は、午前11時25分頃に終了
フィジカルにはそこまで負荷をかけず、イメージ共有に重点を置いたようです
炎天下にさらされてか、森脇選手の髪が茶色くなっていました
「(日焼けですか!?)そう、日焼け!朝起きたら色が変わってた!」
実際は、きのう染めたそうです
にしても、相変わらずの暑さでした
心もまた、”晴れ模様”でミックスゾーンへと現れたのは、那須選手
今日は、1歳10ヶ月の可愛らしい娘さんが練習を見に来ました
同じ目線まで腰をかがめると、両手を広げてピッチへ招き、満面の笑み
ゴール前の攻防で見せる闘志むき出しのオーラとは真逆、とても柔らかな、優しい表情でした
「ハハハッ、そうですね(笑)ハハハッ(笑)」
–サッカーを見ると反応はありますか?
「パパって言ってくれる。嬉しいですね(笑)」
–ピッチ上の娘さん(将来は”なでしこ”になる)というのは、どうですか?
「ダメ!将来的には絶対ダメ!!なってほしくない(笑)」
父親らしい一面を覗かせました
今日の練習については、
「いろいろ再確認できて、良いイメージがつかめた」
と手応えを口にします
ここ最近、ビルドアップに2トップが寄せてきていて、次からの2試合でもそういう相手が続きそうです
「そういう相手と結構やっているので、どうすれば良いかは自分たちで臨機応変にできるようになっている。それを継続してやっていればなという感じ。持ち運びとか、全部を含めての判断が大事になってくるので、局面局面でうまくできればと思う」
やはり、良い練習が出来ているようです
国立での柏戦
多くの方は、昨シーズンのポポ選手が決めた劇的ゴールを連想するはず(7-0→ニールセン選手退場などもありましたが・・・)
その時、那須選手は、柏の選手としてピッチに立っていました
「(失点は)判断ミス。劇的というか、レイソルとしては自分たちが上げちゃったゴール。クリアはできたと思うし、もったいない失点だったと思う。でも、あの時のポポさんのように走らないと起こらないので、ああいうことは大事なこと」
–試合後には、地鳴りのような「We are REDS」がわき起こりましたが、敵としていかがでしたか!?
「全然聞こえなかった(笑)」
と、真っ直ぐな那須選手らしいコメント
「あまり相手サポーターのことは気にしないので。1点の勝負だったので、その時は悔しかったですけど。そういうことは起こり得るのでしょうがない。改善というか、コーチングも含めて判断でどうにかクリアできただろうし、しょうがないかと思っていた」
次に迎える聖地での試合は、高校選手権の決勝以来となる、赤いユニホームのチームでのプレーです
「そうなりますね。鹿実以来ですね。国立は自分にとって良いイメージしかない。結構、点も取っているし、自分のプレーを含めて悪い試合をした印象がないので、国立には良いイメージしかない」
そう言い切ります
確かに、アテネ五輪の切符をつかんだ試合でのゴール、直近では天皇杯決勝でのアシストなどがありました
リーグ戦4試合連続ゴールも懸っていますが、
「意識はしていない。本当に守備の選手としてできることをやるだけ。もちろんセットプレーで狙えるところは狙おうと思っていますけど、一番は失点ゼロに抑えて勝つこと。その中でセットプレーでチャンスがあったら”強い気持ち”で取ろうと思う」
昨日柏木選手が言っていた、「マキ、モリに決めさせるんやったら那須さんの方が全然良い」という話を振れば、
「その辺はわからないけど(笑)」
白い歯がこぼれました
「でも、キッカーを信じてゴール前に入っているだけ」
サポーターへは、
「目の前の1試合1試合を全力で、みんなで勝ち取って喜びを分かち合いましょう!」
熱くて、優しくて、強い信念を持つ
《赤き血のイレブン》
その一員として、那須選手の存在はピッタリです
インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
お楽しみに
では
5月22日 「別に、やきもちなんて焼かへん」
どうもです
照りつける強い陽射し
夏のような暑さの大原で、練習は午前10時からスタート
ウォームアップを経て、午前10時50分頃からは、11対11でのゲーム形式へ
プレーエリアは、縦の長さが約70メートルの通称”ペナペナ”でした
ゲーム中、監督は、
「ユックリユックリー!」
という指示も
それは、昨シーズンの開幕前から序盤戦にかけて、確実なビルドアップを植え付けるべく、日本語で何度も強調していたフレーズ
今年に入ってからはあまり聞かれなくなっていました
「ここ最近のゲームでは、せっかく良い奪い方をしても、チャレンジによるミスが多かった。”もう1回原点に戻る”という意味があったのだと思う」
と槙野選手が言えば、柏木選手は、
「最近、監督も『カウンターを狙っていこう』という感じがあって、『早く早く!』が多かったから、体力的にちょっとしんどいのもあった」
とそれぞれ説明
体力の消耗が激しくなる夏場の戦いを視野に入れ、速攻と遅効の”使い分け”を、今一度確認したのでしょう
「選手も試合の中で見極めてやっていかないといけない。『ユックリ』するところとのメリハリが出来れば良い」(柏木選手)
給水タイムを挟んだ午前11時25分頃、選手には各ポジション毎に色の違うビブスが配られます
イメージとしては、攻撃時の陣形の1つである4-1-5の並びで、
緑-黄-黄-黄-緑
——白——
-白-緑–緑-白-
といった感じです
ボールの持ち手が着ているビブスの色によって、次にパスを出す相手のビブス色やタッチ数が決められていました(具体的には明記しません)
ボランチを経由せずにWBへ展開、サイド攻撃の精度を高める、無理だったら”やり直す”、前3人+プッシュアップした選手を絡めた連携の向上などなど・・・・・
監督が設けた制限は一見複雑ながらも、パスの順番を追っていると、色分けされていることが、かえって狙いを明確にさせているようにも受け取れます
「常に予測しよう!」(監督)
五感をフル稼働させる選手達の身体には、「相手の嫌なところを突く」攻撃の実践力が、より効果的に浸透していくのでしょう
さらには守備面でも、DFラインの背後を狙ってくる攻撃への対応策を確認
「わりと良くできた。監督も機嫌良く終わったんじゃないかな」(柏木選手)
様々なアプローチからなる戦術練習は、午前11時45分頃に終了しました
「よかったぁーーー!!」
念願のファンサービスを終えた森脇選手は、サポーターからのプレゼントを携え、興奮気味にクラブハウスへと引き上げて行きます
すると・・・
「モリー、何もらったの!?」
少年のように、目をキラキラとさせながら迫っていく選手が出現!
身の危険を察知し、背中を丸める森脇選手
「なんかちょうだい!ちょうだい!その袋、何入ってんの!?」
先週に引き続き、関口選手の”おねだり攻撃”でした
「ねえ、何入ってんの!?ねえ、ちょうだいよ!!」
・・・・・・
※その後どうなったかはわかりませんが、あくまでも仲良し同士のじゃれ合いです
また、選手達からは、
「マッキーのマッキーでサイン書くことになったよ!」
といった声が頻繁に聞こえてきました
中でも柏木選手は、
「『マッキーだよ!』と言ってくるサポーターもいたけど、何とも思わないので大丈夫。何て返事して良いのかわからん・・・。槙野とは友達やし、槙野が何を出してもかまわへんし」
–柏木選手にも出して欲しいのでは!?
「中には、自作のものを見せてくれた方もいたけど、う~ん・・・」
と少々戸惑い気味
「別に、やきもちなんて焼かへん。気持ちだけ、『ありがとう』という感じ」
涼しい顔でした
今日の暑さについても、
「あまり関係ない。みんな一緒の条件なので。そこは何も問題ない」
淡々とした様子でしたが、練習の話になれば、
「(多少複雑なルールだったが)まあ、最近の試合ではシャドーにスペースがないし、みんな中を閉めてきてるから、どちらかというと、サイドから崩す展開が多くなっている。サイドにボールを入れないと、中が空かないので、その意識付けだった。持ち運んでからサイドに入れて、中に入れると空いてくるというのと、前3人の関係性。後ろの選手が先に縦パスを入れて、それを俺ら前3人が落として、そのタイミングで動き出す。そこでもう一度前を向いて、ドリブルするのも良い。相手も食いつきやすいし、グッと絞ってくるから」
と細かに振り返ります
つづいて、
「セットプレーでは、那須さんが良いところに入ってくるので、蹴り甲斐ある。けど、このまま決められ過ぎると、前線がDFに得点数で負けるので、『那須さんに蹴るのはやめておこう』と思いながらも、でも、『チームの勝利のためなら良いボールを蹴らないと』という思いもあって(苦笑)何とか、自分がゴールを決めるチャンスをつくれればええと思う(笑)」
話のテンポが良くなってきました
「マキ、モリに決めさせるんやったら那須さんの方が全然良い。だから那須さんを狙ってる(笑)うん、那須さんに決めさせたい」
”やきもちなんて焼かへん”存在に対する、冗談混じりのライバル心です
「直接フリーキックも蹴りたいけど、なかなか、ええ位置で蹴るチャンスがない。自分でもらうのもそうだし、元気のドリブルとかでファウルをもらえれば良い」
そして、
「何か、今年は入りそうな気がする」
と自信を覗かせます
このような持ち前のユーモアトーク、最近は減っていましたが、移籍してきた2010年頃は、ほぼ常に活発でした
その当時、共にプレーしたポンテさんとの再会は、柏木選手のメンタルに少なからず影響しているのかもしれません
「ポンテさん!?相変わらず。食事をした。やっぱり偉大な選手だし、俺の人生の中でも・・・・うん。ウメも言ってるけど、”結果を残さないといけない時に結果を出せる選手”だった。見習いたい」
–かけられた声は!?
「『デブ、アリガトねー』って言われた(笑)『デブ』ってあだ名で呼ばれてたから。俺も『デブソン』とか、『デブソンポンテ』とか呼んでたけど(笑)、ホントにいい人」
信頼し合えているからこそ、なのでしょう
リーグ中断まで、あと2試合
現在のレッズの攻撃を司る存在は、
「2連勝して、良い形で夏場の戦いへ行きたい」
と意気込みます
柏木選手のお話が滑らかになるというのは、調子が上向いている1つの証し
次の日曜日、聖地・国立は”太陽王”以上に、”浦和の太陽”が輝く時です
そう願いつつ
インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
では
5月21日 「彼のような選手になることがみんなの目標だと思う」
どうもです
オフ明けの今日、蒸し暑い大原での練習は、午前10時頃からスタート
フットサルコートでの体幹トレーニングの後は、天然芝ピッチへと移ります
フィールドプレーヤーはステップワークや坂道ダッシュといったフィジカル系メニュー
一方のキーパー陣は、ハイジャンプ&キャッチなどの専用メニューをこなし、それぞれ精力的に汗を流しました
足腰に負荷のかかるトレーニングが行われている最中、フィールドプレーヤーとキーパー陣が互いに、励まし!?とも、からかい!?とも取れる声を掛け合う一幕も
連勝中のチームには、明るいムードが漂っていました
中断までの残り2試合
是非とも勝ち点”6”を手にしたいところです
「今日のフィジカルトレーニングはそんなにハードではなかったけど、休日の後ということで、体起こしのために良いトレーニングだったと思う」
そう振り返るのは、マルシオリシャルデス選手
2日前に行われた練習試合ではハットトリックの活躍でした
「良いイメージトレーニングにもなった。動き出しの面はチームとして素晴らしかったし、得点もしっかり取れた。最近は試合に出る時間が短かったので、カロリーを消費するためにも良い練習試合だった」
前々回の練習試合もそう、2試合連続で直接フリーキックからネットを揺らしています
「少ないチャンスの中で、それをいかに使うかが大事なこと。公式戦でもしっかり蹴られるようになるために、日々の練習が重要になる。そういったシーンがこれからも多く出てくることを期待しているし、公式戦でも決めていきたい」
19日の試合後には、ポンテさんと横並びになって座り、談笑
4人がけのベンチには、途中から山田暢久選手も腰を下ろし、和やかな時間はしばらくの間続きました
「非常に光栄なことにここでポンテさんと会うことができて、彼は人間的にも素晴らしい。ブラジルのサッカー事情、向こうでどんなニュースがあるのか、といった話をさせてもらっている。ここでレッズにとって重要な人物と話せることは光栄、仲良くさせてもらいたい」
–背番号10を受け継いだマルシオ選手には、ポンテさんから何かエールがあったのでしょうか!?
「特にメッセージを受けてはいない」
けれども、
「ポンテさんがこのクラブで残した実績を見ると、それが充分なエールだと思うし、彼のような選手になることがみんなの目標だと思う」
伝わってくるのでしょう、その存在感から
「しっかりと日々の練習で自分の100%を尽くして、チームのために自分の力をどれだけ注げるかが大事。誰もが彼のようになりたいと思っているけど、楽なことではなく、もの凄い努力が必要。日々戦って、彼のような選手になりたいと思う」
レッズの英雄を敬うと共に、さらなる飛躍を誓いました
最近、トレードマークのソフトモヒカンは、トップが金、そこ以外は黒
ハッキリと色が分かれています
「そろそろ染めるよ」
と優しく笑いました
今度は何色になるのでしょうか
マルシオ選手はマルシオ選手らしくこれからも、レッズで良い歴史を築いていって欲しいです
インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
さらには、
・「1日1日を無駄にしないように、努力したい。得点以外のところにもこだわってアピールしないと」
→日体大戦終了後、阪野選手インタビュー
そして、火曜日はレッズレディースの特集があります
・「根気強く、1つ1つの課題を粘り強くクリアしていくことを心がける。それが進歩につながると思うので」
→手塚監督インタビュー
を中心にお届けします
お楽しみに
では
5月18日 試合後
きょう行われたサガン鳥栖戦の情報は、選手・監督のコメントを織り交ぜながら、夜10時からの「レッズ アフター ザ マッチ」でお伝えします。
5月16日 「去年の結果に甘えるんじゃなくて、もう1つ上に行くために挑戦が必要」
どうもです
晴れ渡り、爽やかな風吹く大原は、絶好のサッカー日和
鳥栖戦2日前の練習は、ミーティングを経て、午前10時30分頃から始まりました
ウォームアップの後は、11対11でのハーフコートゲームを中心に進行
「奪ったら早く縦に運ぶ!」(監督)
基本的な約束事も再度徹底しつつ、約90分間、選手達は精力的に汗を流しました
「久々にオフがあって休養も取れたし、みんながフレッシュになって練習に取り組めていると思う。良い確認もできているので、週末にその結果を出せるように、きちんと調整したい」(平川選手)
今日は永田選手が合流し、ゲーム形式を含めてフルメニューを消化
1ヶ月半ぶりの対人プレーということもあり、さすがにまだ体が重たそうでしたが、ここから徐々にコンディションを上げていくことでしょう
良き先輩であり、父親役も担う”アニマル坪井”さんもいますので
「充(京子)!?アイツふざけやがって(怒)ゴール前で相手にパスしやがった(笑)」
早くも気合いを注入していました
また、ピッチ脇にはポンテさんの姿も※先日話していた”復帰へのアピール”はしていません
ポンテさんの現役時代、共にプレーし、主に右サイドで抜群の連携を見せていた平川選手は、このように話します
「観てくれていたのは、刺激になる。ここで素晴らしい結果を残した人が観ていると良いプレーしないといけないし、良いチームになっているというところを見せたいという気持ちになる」
さらには、
「先週金曜日には伸二も来ていたけど、チームを出て行った選手も気軽に来られる雰囲気を作れていると思うし、そういう選手たちが『見に来たいな』と思えるサッカーができていると思う。そこに自信を持って続けて行きたいし、結果を残してもっと良いサッカーを見せられるようにしたい」
と、浦和レッズならではの魅力についても語りました
さて、なぜ平川選手にマイクを向けさせていただいたのかと言えば、今日5月16日がレッズにとってリーグ開幕記念日であるというのも理由のひとつです
生え抜きの経験豊富な選手がどのように感じているか、気になるところ
「世界に比べればまだまだ短いリーグだし、この20年で上達した部分もあると思うけど、まだまだ世界との差は大きい。今いる選手がまず全力で戦ってリーグを盛り上げていくことで1年、2年と増えながら反映されていくと思う。とにかく僕らができる仕事、まずは週末にきちっと良い試合をすることに集中したい」
週末は埼スタで鳥栖戦
思い浮かぶのは、昨シーズンに平川選手が決めたゴールシーン
「いつもゴールのチャンスがあれば狙っていきたいし、チームが勝利するために惜しみなく走って、そういうチャンスを作っていきたい」
ここ数試合ではすっかり、レギュラーの座を取り戻しつつあります
「去年、手探りの中でやっていたけど、今年は去年の結果に甘えるんじゃなくて、もう1つ上に行くために挑戦が必要だと思う。そういう意味でももっと仕掛けていきたいし、迫力あるサイドからの攻撃を見せられればなと思っている」
チームの精神的支柱がさらなる向上心を口にすると、これからの闘いがより一層、楽しみになってきます
昨日の練習後に起こった味噌ラーメン騒動について、後日談を
まずは関口選手の証言です
「モリのだったので、何でもありだと思ったので食べちゃった(笑)」
いたずら好きなのは、まるで昨シーズンまでの背番号11のようです
加えて、
「麺がのびてたのであんまり味はわからなかった。あと、那須さんも食べてた」
!!??
那須選手も食べていたことが発覚!
「え?何でそのことを!?」
本人は驚いた様子
理由としては、
「のびてしまった麺が可哀想だった。麺が『助けて!』と言っていたので・・・」
”那須岡さん”と呼ばれるだけあって、熱いもの同士、気持ちが通じ合うのでしょうか
ラーメンと会話が出来るとは、凄い
森脇選手はというと、
「味噌ラーメンは一口だけ食べた。チャーハンは誰も手をつけていないのを食べられたから良かった」
関口選手のチャーハンねだりについては、死守できたようです
今後の対策として、
「次からはね、もぉ、阿部さんの名前で注文しますよ!!」
とプランを明かします(間違いなく逆効果でしょう)
–試合では攻撃のセットプレーで那須さんにマークが集中するはずです。であれば!?
「おいしいところを持っていく!試合になったらギャフンと言わせる!!」
そうなれば、自ずと勝利は近づくはず
”森脇の逆襲”に期待です
お笑いムードばかりが大原を包んでいるわけでなく、チームとしてのきちっとしたメリハリがあるのでもう一度、平川選手の意気込みを紹介して結びとさせていただきます
「前節、大事な試合で鹿島に勝てたことは良かったけど、次の試合の大切さをみんながわかっているし、浮かれることなく、次にベストを尽くせるように頑張っていきたい」
なお、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、
・平川選手インタビュー
・「どの選手であっても試合に出たいし、その気持ちがなくなった時が引退だと思う。試合に出たい気持ちは持ち続けているし、しっかり練習から取り組んで試合に出られればなと思う」
→関口選手インタビュー
を中心にお届けします
では
5月15日 「Jリーグには夢がある」
どうもです
相変わらずの暑さでしたが、風がある分、昨日よりかは少しだけ過ごしやすかったです
鳥栖戦3日前の今日、練習は午前10時頃からスタート
ウォームアップを終えた午前10時45分頃からは、11対11でのゲーム形式へ
今日はハーフコートでなく、いつもより少し広め
ペナから向こうエンドのペナまで、通称”ペナペナ”でした
また、同じチームであっても1トップ+2シャドーは別色のビブスを着用
白&黄がAチーム、赤&青はBチームというように
「奪ったら白は黄色に、赤は青にボールを入れること」(監督)
色分けされた1トップ+2シャドーについては、
「3人の関係性で動く、空いたところに入る。関係性を考えて!」(監督)
さらには、ピッチ上にマーカーが設置され、ポジションによってプレーエリアが限定されました
「グリッド(区切られた場所)が決まっていて、出られないエリアも決まっていた。多少、やりづらさはあったけど、3人目による裏への動きを狙ったりだとか、意識付けというのは良かった。そこが通ればビッグチャンスになるので、常日頃から意識して出来ればと思う」(森脇選手)
様々なルール設定、工夫をもとに、選手達は頭を使いながら意欲的に、攻撃の連動性を高めていきます
「動き直して動き直して、入ってこなかったら動き直して!」
監督は声を絶やさず
ゲーム開始から約50分が経過した頃にはプレーを止め、選手にこう言葉を投げかけます
「疲れてるよね!?疲れたところで頭を働かせて、考えることをやめないで!課題は何!?」
暑さもあり、選手の集中も切れかけていたのでしょう
空気を読んだ、絶妙なタイミングでの声かけでした
「足もとだけにならないように!真っ直ぐ動くだけがサッカーじゃないよ!」
ゲーム終盤には改めて、「連動して動く」ということを強調
決定的なチャンスを外すようなシーンがあれば、声を荒げる場面も
ピリッとしたムードでの練習は、午前11時50分頃に終了
一昨日はオフ、昨日はフィジカル中心で負荷はかかたったものの、ボールを使わないメニューで予定された午後練はお休みに
そして今日からは、リラックスした雰囲気が再び、戦闘モードへと切り替わっている印象です
練習後、しばらくの時間が経過した頃、森脇選手は寂しそうな表情でミックスゾーンへ姿を現しました
「別件が色々あって・・・出来なかった」
今日はファンサービスの日でしたが、応じられず
「次からは絶対にしたい」
申し訳ない気持ちでいっぱいの様子でした
今日のゲーム形式で、森脇選手に与えられたポジションは、左のアウトサイド
「違うポジションで出来る楽しさがあった。まあねえ、試合ではここで使われないとは思うけど、でも、、どこで出ても良いようにね(笑)、準備だけは怠らずにいきたい。もし左だとしたら、森脇良太の左足を見せつけたい、うん。(宇賀神選手のようなシザースは!?)またげない!!!!またいだらねえ、相当ぎこちなくなってぇ、そのぎこちなさが脅威になるかもしれないけど、自分がパニックになる」
と自虐的な森脇節です
次の試合に向けては、
「鳥栖の球際の強さはJでもトップクラス。相手が泥臭く来るなら自分たちも泥臭く行きたい。もちろん、綺麗なサッカーをするのは大事だけど、球際の強さの部分で負けたら良いサッカーにはつながらない。相手以上に走って、闘わなければいけない。そうすれば必ず勝利をもぎ取れると思うので、そこはしっかりこだわっていきたい」
と意気込みを語りました
今日は5月15日、あれから20年です
「僕もJリーグに憧れてプレーした。Jリーグには夢がある。今までの先輩が与えてくれたものを僕らが受け継いでいかないといけない。受け継いだ中で、プラスとして、もっと良いものを見せていきたい。子供たちに夢を与えられる選手になっていきたい。『Jリーグを観てて楽しい!』、『浦和レッズを観てて楽しいな!!』と言ってもらえるように今後も努力していきたい」
プロ選手らしい、良いコメントをしてくれました
–Jリーガーを目指してた20年前の自分に何か声をかけるとしたら!?
「なんすかねえ、なんすかねえ、なんだろなあ(笑)、なんすかねえ!?『ホント、よくやった!』かな。自慢にも何にもならないけど、みんなが遊んでいる時でもサッカー漬けの毎日だった。親父や兄貴とボールを蹴ったりだとか・・・」
しかし、その時でした!
視界には驚きの光景!どんぶりを持った1人のチームメイトが現れました!
「くにくーーーん!!!」
慌てふためく森脇選手
「くにくーん!それ、俺がさっき頼んだ味噌ラーメン!!くにくーん!そのラーメン、くにくーん!」
森脇選手が出前で注文していた味噌ラーメンをなんと、関口選手が、何事もなかったように目の前で盗み食い!
「何!?」(関口選手)
「・・・おいしそおだなそれえぇ!」(森脇選手)
”夢のあるJリーグ”とは裏腹に、突きつけられた厳しい現実
関口選手はたたみ掛けます
「モリ、めっちゃ麺がのびてる!麺が2倍にのびてるよ!!」
意気消沈気味の森脇選手には、ラーメン救出を促しましたが、それよりもメディア対応を優先
「やばいっしょ、やばいよやばい、やばいっしょぉおお!・・・・・。味噌ラーメンを、くくくく・・食われてるけど・・・」
「チャーハンないの!?チャーハン!!」(関口選手)
「・・・・・(子どもの頃の自分には)『ホント、よくやった!』と言いたい」
一生懸命、言葉を紡ぎました
楽しみにしていたサポーターとの交流時間は過ごせず、出前の味噌ラーメンは食べかけのものに
それでも、明るさを失いませんでした
「1年1年の積み重ねだけど、還暦を迎えるまで『レッズでプレーしたい!』と思ってる、ガンバリマス!!」
と最後は力強い宣言
なお、ここでは紹介しきれなかった、
「僕だったらモッキーのモッキーですかねえ!?」(森脇選手)
など、インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
では
5月14日 「自分も試合のピッチに立てるように」
どうもです
約1ヶ月ぶりのオフを経て、今日からトレーニングは再開
午前の大原は、立っているだけで汗が出る、厳しい暑さでした
袖を肩まで上げる選手が続出
見ての通り、30度越えです→
まずは、オフ明け恒例、フットサルコートでの体幹メニューへ
選手達は、まぶしい陽射しに加えて、ポンテさんの視線を受けつつ、汗を流します
山田暢久選手は、「ロビー!」と呼んだあと、腕を振り、”走ろうか!?”というようなジェスチャーをしていました
その後のメニューによっては、ポンテさんは本当にピッチに立っていたかもしれません
・・・昨日、浦和で行われたトークショーのあと、少しだけマイクを向けさせていただいた時のことを一部紹介します・・・
–もし、生まれ変わっても浦和レッズでプレーしてくれますか!?
「ハハハッ(笑)生まれ変わらなくても良いんじゃないか!?」
–先日の試合を観て、今すぐにでも、あのピッチで一緒にプレーしたくなったということですか!?
「もの凄くそういう気持ちになった。やっぱり自分の肌であの試合を感じることが出来て、自分はピッチの上でチームに全力を尽くしていた人間なので、『もう一度ピッチに立ちたい』という気持ちになった。たくさんのサポーターもスタジアムに駆けつけてくれたし、素晴らしい雰囲気だった」
–では明日、大原でアピールしてみてはいかがですか!?
「ちょっと遊んでみて、まだ出来るということをアピールしてみたい。身体で覚えてると思うからね(笑)」
もちろん、冗談の要素も含まれますが、実現には至らず・・・
午前10時45分過ぎからは、フィールドへ移動し、ステップワーク、坂道ダッシュでみっちりと負荷をかけ、締めにはシャトランが行われました(その間、GK陣は負けじと専用メニューで汗ビッショリ)
練習は、午前11時30分頃に終了
コンディション等を考慮し、予定されていた午後練習はお休みに
ポンテさんはボールこそ蹴りませんでしたが、クラブハウス内で選手を出迎え、仲間達との楽しい時間を共有していました
「ポンテさん!?まだ会ってないので挨拶しに行かなきゃ!」
と岡本選手
高校3年生の頃、ハードマークを敢行した際、「ゼンブファウルダヨォ!!」と日本語で怒られたこともありました
「そうですね、よく怒られたので、懐かしい(苦笑)」
再会を前に恐縮ですが、先日の練習試合について振り返ってもらいました
「自分としては、不完全燃焼。また練習からしっかりやりたい」
と納得はしていない様子
最近の動きを見ていると、今まで以上に1つ1つのプレーを大切にしている印象を受けます
「プレー出来る時間が限られている。ワンプレーワンプレー丁寧に、という思いがある。監督にアピールする時間も限られているので・・・」
2010年、ポンテ選手と細貝選手のカウントダウンが始まった頃には、レギュラーをつかみかけていました
現在はというと、日によってはゲーム形式のメンバーに入れず、隣のコートで別のメニューに励むこともしばしば
とはいえ、
「監督は毎日声をかけてくれる。『元気か!?』と聞かれて、『はい』と答える。それぐらいですが」
そのちょっとした一声が大切なはず
「本当にありがたい。しっかりプレーで返さないといけない」
岡本選手にとって、モチベーションの上がる出来事がもう一つありました
20周年アニバーサリーマッチです
「緊張感のある良いゲームだった。あのピッチに立てればと思う」
同じ場所から試合を観ていた小島選手も、同じことを感じました
「『ああいうピッチに自分は立ちたい』という思いが強まったし、悔しかったし、でもそこに近づくためにも『また1から頑張ろう!』という気持ちになれた」
2人に共通して言えるのは、数年前、”プラチナ世代”と呼ばれていたこと
そして、今はチーム内でのレギュラー争いに勝てていないこと
あの試合では、そのうちの一人、柴崎選手がピッチに立っていました
「岳は常に前を走っている存在。追い付いていかないといけない」
と岡本選手が言えば、小島選手は、
「岳がスタメンで出ていたのもそうだし、海外で活躍している同世代の選手もいる。そういう人達の刺激を常に受けている。『自分がピッチに立たなければいけない』という思いにつながる。(小島選手だって出来るはずですよ!?)そこの自信は失ってはいけない。『そこに出たらできる』という自信をつけるためにも、練習や練習試合がある。大事にして、気を抜かずにいきたい」
と胸の内を明かします
”もう一度埼スタのピッチに立ちたい”ポンテさんがそう思っても、プレーヤーとしては、現実的に可能性が低いこと
ただし、2人は”ピッチに立つ”その権利があるのです
出場機会のなかった春が過ぎ、過酷な暑さが待ち受ける季節へ
「常に練習から100%で、常に良い準備をして頑張っていく」(岡本選手)
「もっともっと頑張る。自分の頑張り次第だと思うので」(小島選手)
いつまでも”若手”とは言っていられませんが、将来性豊かな選手達は、地道な努力を続けます
岡本選手と小島選手のインタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では
5月11日 試合後
きょう行われた鹿島アントラーズ戦の情報は、このあと夜10時から、選手・監督のコメントを織り交ぜながら、「レッズ アフター ザ マッチ」でお伝えします