どうもです
雲ひとつない、気持ちよい秋晴れの大原
ファイナリストからチャンピオンへ
そうなる権利を得た、心弾む週が始まりました
柏戦から一夜明けてのトレーニングは、午前11時からスタート
きのうの試合にスタメン出場した選手達はクールダウン、それ以外のメンバーは約70分間、7対7でのゲーム形式を中心に汗を流しました
先にメニューを消化したスタメン組のほとんどが、クラブハウスへ戻ることなく、ピッチ脇からゲームを見学
その一つの光景からも、チームの雰囲気の良さが垣間見えます
ゲーム形式を見終えて、続々とミックスゾーンへ姿を現してくるスタメン組の集団の中には、背筋をピンと伸ばし堂々とした様子の阪野選手も
「勝てたのが本当に良かった」
まずは、リーグ初スタメンの試合で結果が出たことに、ホッとしたようです
【FIRST IMPRESSIONS】を聞きながら階段を登り、スタンドを見渡せばそこには赤い大観衆
レッズにいるからこそ味わえる、気持ち高ぶる選手入場を初体験しましたが、
「あんま考えてなかった。ヘヘッ(笑)わかんないっす」
それだけ集中していたということ
頭の中では、
「自分が何をすべきかを整理していた。慎三君に変わることはできないけど、僕の良さを出そうと。守備だったり、身体を張るところでは負けにように頑張ろうと思ってた」
最初のプレーでは、縦パスをしっかりと足もとにおさめました
「大切にして、思い切っていこうと考えてた。結局取られたけど、自分の思うとこにコントロールできて良かった」
右のスペースへ流れてマイボールにした追加点のシーンなど、周りとうまく連動しながら攻撃のリズムを作ることも
ただし、
「点を取りに行くまでの形はなかった。あとはもうチョイ、点に絡むところが自分の持ち味なので、そこを出せるように練習からもっと頑張りたい」
献身的なプレーに加えて、ストロングポイントである”ゴール前での迫力”に磨きをかけることを誓いました
また、今まで何度かピッチ上で共にした”勝利の凱歌”は、ひと味違ったようです
「自分がスタメンで勝つというのは、また特別な気持ちになる。チームが優勝争いをしているプレッシャーがかかる中での試合だったので、『勝てて良かった』と安心した」
そして何よりも、
「今シーズン、チームの役に立ててるかどうかと思ってたし、気持ちよくそう言えることはなかった。なので、少しでも役に立てて良かった」
”代えの効かない”ワントップ不在の中、レッズユース出身大卒経由のルーキーが、リーグ王座奪還へ大事な役目を果たしました
「争いは厳しい」
興梠選手が戻ってくる5日後の決勝については、”ベンチに入れるかどうか”というラインかもしれません
けれども、
「上だけじゃなく、下からも突き上げていくことで、チーム全体の力は上がっていく」
若手がそういった気持ちで励めば、決勝へ臨むチームはさらに活性化するでしょう
リーグ初スタメンを経て、期待のセンターフォワードがまた一回り大きくなった印象を受けました
ちなみに、優勝した2003年の決勝は、
「あんまり記憶にないっすね、正直。ヘヘッ(笑)」
以前紹介した、ビジュアルに参加していた山田直輝選手のお話しもあれば・・・
10年、それだけ長い時間が流れたということでしょう
なおさら欲しくなります、聖杯が
阪野選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では