10月28日 「少しでも役に立てたのは良かった」

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どうもです

雲ひとつない、気持ちよい秋晴れの大原

ファイナリストからチャンピオンへ

そうなる権利を得た、心弾む週が始まりました

柏戦から一夜明けてのトレーニング、午前11時からスタート

きのうの試合にスタメン出場した選手達クールダウン、それ以外のメンバー約70分間、7対7でのゲーム形式を中心に汗を流しました

先にメニューを消化したスタメン組のほとんどが、クラブハウスへ戻ることなく、ピッチ脇からゲームを見学

その一つの光景からも、チームの雰囲気の良さが垣間見えます

ゲーム形式を見終えて、続々とミックスゾーンへ姿を現してくるスタメン組の集団の中には、背筋をピンと伸ばし堂々とした様子の阪野選手も

「勝てたのが本当に良かった」

まずは、リーグ初スタメンの試合で結果が出たことに、ホッとしたようです

【FIRST IMPRESSIONS】を聞きながら階段を登り、スタンドを見渡せばそこには赤い大観衆

レッズにいるからこそ味わえる、気持ち高ぶる選手入場を初体験しましたが、

「あんま考えてなかった。ヘヘッ(笑)わかんないっす」

それだけ集中していたということ

頭の中で

「自分が何をすべきかを整理していた。慎三君に変わることできないけど、僕の良さを出そうと。守備だったり、身体を張るところで負けにように頑張ろうと思ってた」

最初のプレーで、縦パスをしっかりと足もとにおさめました

「大切にして、思い切っていこうと考えてた。結局取られたけど、自分の思うとこにコントロールできて良かった」

右のスペースへ流れてマイボールにした追加点のシーンなど、周りとうまく連動しながら攻撃のリズムを作ることも

ただし、

「点を取りに行くまでの形なかった。あとはもうチョイ、点に絡むところが自分の持ち味なので、そこを出せるように練習からもっと頑張りたい」

献身的なプレーに加えて、ストロングポイントである”ゴール前での迫力”に磨きをかけることを誓いました

また、今まで何度かピッチ上で共にした”勝利の凱歌”、ひと味違ったようです

「自分がスタメンで勝つというのは、また特別な気持ちになる。チームが優勝争いをしているプレッシャーがかかる中での試合だったので、『勝てて良かった』と安心した」

そして何よりも、

「今シーズン、チームの役に立ててるかどうかと思ってたし、気持ちよくそう言えることなかった。なので、少しでも役に立てて良かった」

”代えの効かない”ワントップ不在の中、レッズユース出身大卒経由のルーキーが、リーグ王座奪還へ大事な役目を果たしました

「争い厳しい」

興梠選手が戻ってくる5日後の決勝について、”ベンチに入れるかどうか”というラインかもしれません

けれども、

「上だけじゃなく、下からも突き上げていくことで、チーム全体の力上がっていく」

若手がそういった気持ちで励めば、決勝へ臨むチームさらに活性化するでしょう

リーグ初スタメンを経て、期待のセンターフォワードがまた一回り大きくなった印象を受けました

ちなみに、優勝した2003年の決勝

「あんまり記憶にないっすね、正直。ヘヘッ(笑)」

以前紹介した、ビジュアルに参加していた山田直輝選手のお話しもあれば・・・

10年、それだけ長い時間が流れたということでしょう

なおさら欲しくなります、聖杯が

阪野選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

 

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