10月31日 「どしんと構えて」

どうもです

過ごしやすい晴天に恵まれた大原

決勝を2日後に控えたきょうの練習、午後1時5分頃から始まりました

レポートの前に、気になっていたことについて・・・

練習前には選手達がリフティングゲームを楽しむのが通例ですが、ここ数週間変化があります

夏頃まで2つのグループで行われていました

それが今は、1グループにまとまっています

「同じことをみんなでやるのは目的の1つだし、以前若手とベテランで分かれていたけど、みんなで1つのことをやるのは大事なことだと思う」

槙野選手に聞くと、そのような答えが返ってきました

ピッチの上から見れば、大きな1つの輪が出来ているようにも

まさしく”一丸”です

そんなちょっとした心がけも、最近の好成績に結びついているのかもしれません

「きっかけが結果を産むと思うし、それそれで良い」(槙野選手)

さて、ウォームアップを終えた午後1時40分からは、11対11でのハーフコートゲームへ

「取られたあとの切り替え早くね!」(監督)

今日は数的同数ということもあり、球際での激しい攻防が随所に見られました

時に監督プレーを止めて、

「横、横のパスが多いよ!」

と指導を入れます

互いに集中した守備を見せていたのが一番の要因と言えるでしょうが、なかなかゴールが生まれず

すろと午後2時、監督選手を集めます

約2分後に円陣が解かれると選手達からは自然と「集中して!」の声

「日程的にキツイところあるけど、そのなかで自分たちのやろうとするサッカーができていなかったり、運動量が足りていないと指摘してくれる。ダメなところ『ダメ!』と言ってくれるのはいいと思う」

と振り返る槙野選手が午後2時10分、カットインから右足で豪快なミドルを放つと、地を這う鋭い弾道がゴールネットに突き刺さり、ラストゴール

「もうちょっとメリハリを持って、明日前日なので、仕上げていかないといけないと思う」

決勝前、大原で最後の練習を終えると、国立での公式練習を見据えました

練習後に、同じ左サイドの選手と何やら秘策を練るなど、準備に余念のない様子

「相手に脅威を与えるプレー続けないといけないし、マークされるなら逆に右が生きるので、それそれでいいと思う。まあ、サッカー騙しあいなので(笑)」

披露されるかわかりませんが、それ試合でのお楽しみに

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言わずもがな、レッズには数多くの”カップウィナー経験者”がいます

その中でも特に頼りになるのが、現在2連覇中の興梠選手

「前節のリーグで休んだ分、割と動けていると思うし、柏に関してすごいやりにくい相手でないので、いい試合ができると思う」

スタンドから柏を観察した印象としては、

「ある程度スペースがあったし、守備的なチームでないと思っているので、攻撃的な分スペースもあいてくると思うので、いい試合ができると思う。個人としても苦手意識ない」

と自信を覗かせます

「難しい雰囲気でやるのは間違いないけど・・・」

そう前置きした上で興梠選手選手が語る、決勝に大切な心構えが”ならでは”の言い回しです

「リラックスして、どしんと構えて試合運びができればと思う」

そして、

「決勝ということで本当に両チーム難しい戦いになると思うけど、いつも通り前からどんどんプレスをかけて、90分間通してうちのペースで始まり、うちのベースで終われるようにがんばりたい」

それだけ、今までレッズで取り組んだサッカーに手応えを感じているということ

「決勝だからといってそんなに、いつも以上に何かをしようとは考えずに、いつもどおりのプレーをすればいいと思うし、『自分がMVPを取ろう!』という考えでなく、1人がみんなのために動けば、おのずと結果ついてくると思う」

興梠選手のプレースタイル”そのもの”とも取れるコメントです

やっぱり頼もしい

当然、高ぶるものがあります

「最近いい試合が多いし、最近負けてもいないし、それぞれみんなこのタイトルを取りたいとワクワクしているし、いつも以上のプレーをみんなしてくれると思う」

ワクワク・・・仲間達も同じ思いでいるはずです

「入ってきて初のタイトルか取れるかどうかなので、取れれば、『浦和に来て本当によかった』と思ってもらえるだろうし、今年加入してきた選手みんなそう思っている。1つでも多くのタイトルを取りたい」

共に精一杯闘い、共に聖杯を掴むことで、浦和レッズの結束より強まっていくのでしょう

槙野選手、興梠選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

 

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