11月7日 「手の届くところまで今いる」

どうもです

仙台戦を3日後に控えたきょう、練習は午前10時頃からスタート

ナビスコ決勝以来初めて、本格的にボールを使ってのトレーニングでした

小雨ぱらつき、照明も灯される中、午前10時45分頃からは3対3での攻撃におけるパターン練習へ

両サイドには選手が1人ずつ構えていたため、実際のところは4対3、あるいは5対3となる攻撃側が数的優位なシチュエーション

監督からは、トライアングルのコンビネーションを軸に、タイミングや創意工夫を意識させるような指導が入っていました

さらには、くさびのボールが入った時、球際で攻守の両選手に対して「前に入らせないように!」と監督自ら身体を張ったプレーでお手本を見せるなど、ハッスル

そのテンションに呼応して、選手達も意思の疎通を図りながら、ピッチを縦横無尽に駆け回ります

途中からは、パスを回す順番やタッチ数などが細かく指定され、より難易度が上がりました

小気味良いダイレクトプレー、スペースを突くパス、3人目4人目を活かした動き出し、クロスの上げ方と入り方

監督は様々な打開策、アイデアを提供します

「出来るだけ早くゴールに!」という意識付けに加えて、

「ボール来るからね!」

次の展開を予測し、味方を信じた上でスペースへダッシュすることも求めていました

時にはうまくいかないこともあります

それでも、槙野選手、森脇選手を中心に「行こうよ行こうよ!」と励まし合う声が飛び交うなど、活気あるムードでした

ファインゴールには、「ブラーヴォ!」をなぜか森脇選手が絶叫するほど

終盤、監督はゴールを決めるか否かでペナルティーを設ける、笑いを誘うための粋な演出も

午前11時50分、練習は終了

その頃にはすっかり、雨もやんでいました

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「ミシャの説明をしっかり聞き入れて自分のものにしたいという思いでいた。ひとつひとつが勉強になるので吸収したい」

と練習を終えての関口選手

そこまでは、どの選手も同じ考えでしょうが、続きが特有です

「非常に緊張した」

と苦笑いする理由は、帝京高校の先輩・松波正信さんが練習を見学していたから

「僕が高校の時にコーチや監督からよく名前が出てたし、自分もよく知っている」

そのような偉大な存在と、

「握手した」

そう話した途端、”クニくん”らしいニターっとした表情になりました(※インタビュー中も「森脇いないな!?あいつは『やられたらやり返す!』みたく子どもみたいな奴だから」と背後からの奇襲を警戒)

練習後には、松波さんと約10分間の立ち話も

「『調子良さそうだね!』と帝京のレジェンドからありがたいお言葉をもらえた。自分はピッチでプレーして、色んな方に見てもらえるようにこれからも頑張っていく」

と決意を新たにしました

つぎは、優勝への大事な仙台戦

「(古巣の本拠地での試合だが)特別意識することでもないとは思うし、自分の感情を入れ過ぎたところで、チームが負けても意味はない。勝たなきゃ行けないゲームなので、内容はどうあれ、勝利が絶対条件。まずは勝ち点3を取るために自分はプレーするだけ」

背番号11はレッズ&帝京魂を胸に、空回りしないよう自然体で臨む構えです

また、11月1日金曜日に、第一子となる女の子が誕生した梅崎選手にもマイクを向けさせていただきました

「幸せな気持ちでいっぱいだし、より一層”頑張らなきゃな”という気持ち」

初めて会った時は、

「本当に感動した」

お父さん似との声も聞こえてきますが、

「そう言われてるけど(笑)、自分では何ともわからない」

と頬が緩みます

「家族も増えたので、ホント、より一層頑張らなきゃいけないし、それを力にしていきたい」

浦和レッズにとっても、新たな家族の一員が生まれたという喜ばしい年です

「記念の年を優勝という形で締めくくられれば、本当に良い1年というか、記念になるので、成し遂げられるようにしたい。それが手の届くところまで今いるので、チームで力を合わせて、自分も力になれるように頑張っていきたい」

ちょうど1ヶ月後、もう一度心の底から「おめでとう」の幸せを共感できるように

それが、2013年の目指すべきゴールであり、新たなる時代への最高のスタートです

関口選手、梅崎選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

では

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