どうもです
きのうの冷え込みから一転、ポカポカ陽気の大原で練習はお昼の12時20分からスタート
ウォームアップを終えた午後1時5分過ぎ、監督は選手達を集めます
着用するビブスの色に応じたタッチ数などのルール説明や「タイミングでしっかり!」(監督)といった意識付けがなされると、約5分後、
「いこうよいこうよーー!」
森脇選手の威勢の良い掛け声と共に、ゲームへ
プレーエリアは、ハーフコートよりやや広め
レギュラー組が11人に対して、リザーブ組は12人という変則的形式でした
「数的不利な状況で、考えながらプレーしよう!」(監督)
早速、ファーストプレーで槙野選手が右足での強烈なシュートでネットを揺らします
負けじとリザーブ組は、関口選手が軽やかな身のこなしでGKをかわしてゴールを決めるなど、応戦
スタンドからは頻繁に、好プレーへの拍手が送られていました
選手達は給水中にも熱心に意見交換をするなど、とても集中した様子
「ゆっくりー」、「ブラーヴォ!」、「奪ったら縦!」
監督も声を絶やさず
練習は、午後1時35分頃に終了
タイトルマッチへ、今週最初の実戦トレーニングからは、程良い緊張感と活気が感じ取れました
「ここ最近、すごくいい練習ができているなかで、良い試合ができているので、それが継続してできていると思う」
そのように手応えを口にするのは宇賀神選手
練習中には通訳を介さずに監督とコミュニケーションを取る一幕も
「なんとなくだけど、1日休みないから、『そんなに長くやらないからがんばれ!』と言っていたので、そんなに気にするほど疲れてはいないけど、気を遣って色んな選手に声をかけていたので、なんとなくはわかった」
それだけお互いに理解し合い、通じ合えているということ
「監督は色んな選手とコミュニケーションを取って、チームを1つにするのがすごく上手だと思うし、そういう監督だからこそ、タイトルを取ってあげたい気持ちもある。監督は日本に来てからまだタイトルを取っていない、J2優勝しかないので、初めてのタイトルに自分も加わりたいと思うし、自分にとっても初めてのタイトルなので、そこは強く意識したい」
充実した10月の前には、9月の苦悩がありました
「うまくいかない時というのはすごく苦しいけど、そのなかでベテランの人たちがチームを引っ張ってくれて、うまくいかない時に積極的に『もっとこうした方が良いんじゃないか!?』というような反省会を、ご飯を食べながら何度も何度も繰り返していたことが、今に活きていると思う。良くない試合が何試合も続いて、毎回同じような話をしているのに、また同じことでやられてしまう。そういうのは沢山あったけど、それが間違いなく活きていると思うし、那須さんとか阿部さんとか優勝を沢山経験している選手がそういうところで引っ張ってくれようとしてくれているのは、自分にとっても良い経験になったのかなと思う」
チームが1つになって乗り越えたことで、レギュラーでプレーする宇賀神選手の心にも、より一層の責任感
「今までなかなか、プロになってから最初は多くの試合に出られましたけど、ここに来るまですごい苦しんだ時期もありましたし、そのなかで今年、沢山試合に出ている中で、優勝争い、リーグでもナビスコでも両方タイトルを取れる位置にいるというのはやっぱり出ている選手が1人ひとり責任を持ってやらないといけないと思うし、ピッチに出ている間はベテランとか年齢は関係ない。ベテランがやっていなければ、自分が怒らないといけないと思うし、別の選手の声が出ていない時、走れていない時には『もっと声出せ!』『もっと走れ』と試合中にかけることを意識している」
”苦しんだ時期”
その1つが、ちょうど2年前でしょう
堀監督就任後のFマリノス戦でスタメンに返り咲くと、躍動感あるプレーを見せ勝利に貢献
翌週の決勝でも活躍が期待されました
しかし、2日前の紅白戦で左膝を負傷し、欠場を余儀なくされることに
「試合に出て、負けた選手も悔しかったと思うけど、”ピッチに立つこともできなかった”という悔しさが自分の中にあるので、みんなで国立に忘れてきたものはあると思うけど、自分はそこに立ってもいないので、また感慨深いものはある。けど、練習はまだ2日間あるので気をつけながらやりたいと思う。けがをしないように気をつけたい(笑)」
メンタル、プレー、あらゆる面であの時よりも成長した背番号3
2年前は、このように意気込んでました
【Jリーガーも何千人といるけど、その中で決勝のピッチにスタメンとして立てるのは22人しかいない。その資格を得て、ピッチに立った時に(ファイナリストとしての)幸せを感じたい。100パーセント以上の気持ちを出して、戦う姿勢を必ずピッチで見せる】
そして今も「正にそう思う」
次こそ胸を張って、聖地の舞台に立ってもらいましょう
最高の仲間達がついてますから
「自分たちはリーグ戦でもすごいいい形で優勝争いができているし、Jリーグで2冠を取れるのは自分たちしかいないと思う。その瞬間をサポーターと一緒に分かち合いたいので、スタジアムに来れない方はテレビから、スタジアムに来られる方は、いつも通りの”最高の後押し”をお願いします!」
チケット争奪戦に配慮したコメントにもある通り、どこにいたとしても、「We Are REDS!」です
宇賀神選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
では