9月11日 「あの時は本能でやっていた」

どうもです

清水戦を2日後に控えたきょうは、約1時間のミーティングから始まりました

「Jリーグしかないので、しっかり取りに行こう」

監督からは、そのような話があったそうです

午前11時頃、選手達はピッチに姿を現し、練習はスタート

ウォームアップを経て、午前11時45分頃からは11対11でのハーフコートゲームへ

「ボールを確実に動かして動かして!」

「相手から奪ったあと、縦への早い意識を!」

と監督

中でも最も強調されていたのは、「遅攻と速攻のメリハリ!」でした

的確に動き出す判断力、相手の急所を突くスイッチとなるパスのタイミングを見逃さない集中力

選手達は単調にならないよう、声をかけつつ工夫を凝らしながらプレーしていました

お昼の12時18分、李選手の強烈な左足がネットを揺らし、練習は終了しています

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小雨ぱらつく空のもと、練習が終わっても数名の選手は居残りでトレーニングを実施

山田直輝選手と関根選手は堀コーチが見守る中、岩舘選手を相手にシュート練習を反復していました

「直くん(岩舘選手)に『やっていいですか?』って言ったら『全然良いよ!』って言ってくれるので、助かっている(ニヤリ)」

と関根選手

「だいぶ涼しくなってきたけど、そろそろ最終予選(U-19アジア選手権)も始まるし、あっち(ミャンマー)は暑いので、この気候に慣れないようにしないといけないと思う。暑いのはあまり強くないので(苦笑)」

7日日曜日は、見ている側、プレーしている選手共に熱くなったはず

「ナビスコ杯は最後はみんなでひとつになってあと1点取りに行くという中で自分も出られたし、そういう雰囲気を味わえたのも良かったけど、そこでしっかり勝ち切ることが大事だと思う。2試合とも引き分けという形で勝ち上がれなかったけど、それは悔しいので、Jリーグに向けて切り替えてやっていきたい」

左からのクロスにファーで合わせたシーンは、鳥肌ものでした

「自分でも手応えがあった(笑)けどコースが甘かったので入らなかった。ゴール前にどんどん顔を出していけばああいうチャンスもあると思うし、他にもチャンスはあったので、そこで決めきれれば成長していくと思う」

そういったチャンスに顔を出すにも、試合のピッチに立つことが大前提

出場機会をつかむきっかけは、リーグデビュー戦で与えたインパクトが大きいでしょう

「清水戦は無観客でデビューした試合だったし、良いイメージが残っているので、次もまたやっていければと思う。前回の清水戦は一番思い出に残る試合だけど、雰囲気は全然違うと思うし、サポーターもホームで応援できなかった分、アウェイでしっかり応援してくれると思うので、それに応えられるようにしっかりやっていきたい」

関根選手がサポーターを湧かせるプレーの1つが、変幻自在のドリブルです

それは、きょうの練習で監督が言っていた「メリハリ」にも良いスパイスとなるはず

「自分としては最近はドリブルがあまりできていないので、そこで何かきっかけをつかみたい」

改めてデビュー戦を思い返せば、ヒントはありました

「アシストっぽい感じのところは粘り強く自分の良さが出たドリブルは印象的」

というのも、

「あの時は本能でやっていたのが良かったと思う」

そのように自身をきちっと見つめられているのも、大きな成長の証し

ただ、それだけでまかり通るほどプロの世界は甘くないし、研究もされます

だからこそ、

「今は状況も違って色々やることも違うので、そういうところを出しつつ自分の良さも出していければなと思う。ゴールだけじゃなくてアシストでも良いので、結果を出したい」

どのようにチームのために動き、その中で自分の長所をどう出すことで、勝利に貢献できるのか

その答えが見つかた時は、19歳の若武者のみならず、浦和レッズもさらなる強さを手にします

そう、あれから半年、残された一番大きなタイトルへ

関根選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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