敗れる悔しさを味わうのは久しぶりのこと
だからこそリーグは面白い
3日後はまたすぐ嬉しい気持ちに・・・戻す!
さて、この時期にして梅雨の晴れ間でしょうか
盛夏の訪れと勘違いする暑気
セミの合唱が聞こえてきたのもそんな感覚をアシストしました
FC東京戦から一夜明けたきょう、練習は午前11時頃スタート
きのうの試合に長時間出場した選手はクールダウンでした
それ以外のメンバーは、アップ後にサイドでのパス&コントロール&ゴーからのセンタリングシュートを反復
「タイミングとスピードを上げてくれ、しっかり!」
大槻監督のパキッとした声が響きます
「本気よ本気!そういうことよファブリ!」
スレスレを意識したような際どいパスやシュートが垣間見え、きのうの教訓が活かされているようでした午前11時50分頃からは4対4+フリーマン×2でのポゼッションゲームを実施
「距離感を良くしよう!」
と大槻監督
そのためには、「運ぶか、降りるか」
うん、そういうことでしょう!
熱を帯びたトレーニングに、
「もう俺の分の水が無くなっちゃった」(宇賀神選手)
お昼の12時過ぎ、仕上げとして縦がハーフで横はペナ幅での7対7、ゲーム形式へ
相手の守備陣形が整った際、いかに攻略するか
「最終ラインの発射台を高くする。持ち出せばチャンネルが変わる」(大槻監督)
競争意識も促す意味で開始前には、「バトルねバトル!」と強調していました
「きのう何回ディエゴ・オリヴェイラ君に持って行かれたか!?潰せ潰せ!」(大槻監督)
中盤での攻防が激しい分、そこを抜け出せば一気にビッグチャンスが訪れます
伊藤選手がオシャレで繊細な足裏ダブルタッチで相手をかわし、左足でのシュートをゴール左スミに決めた時にはピッチ外をランニングしていた西川選手も「うまっ!」と感嘆の声
「サイドで受けて”どっこいしょ”ではなくファーストタッチでアクションを。安パイ安パイにならない!」(大槻監督)それぞれが見せる細かい崩しや流れる連携もそうですが、ファブリシオ選手の大胆なシュートがなんと4度もネットを揺らしました
守備も攻撃も大事
規律を遵守した上でのプラスαがどう表現されるか、興味深いです
8分×2本で9点が生まれたゲームはお昼の12時30分頃に終了
チームとして、きのうの試合を”単なる負け”と受け止めていないことがひしひしと伝わってきます
最後に監督が選手を集め、ほんの数秒後には拍手
高い気温に負けず、ムードはさらにキリッとしていました
きょうのような天気のみならず、心も快晴に
3日後、埼スタには赤い情熱が充満することでしょう
では