どうもです
昨日よりも気温は上がり、少し強めの風も心地よく感じた今日の大原
練習は午前10時からスタート
白地に赤いラインが入った、Jリーグ20周年公式試合球を使っての“鳥かご、パス&コントロールを終えた午前10時45分頃、選手達は2つのグループに分かれます
一方のグループ(主にセレッソ戦控え組)は、8対8のゲーム形式をこなしました
もう一方のグループ(主にセレッソ戦スタメン組)は、ピッチ上での戦術確認へ
選手達は攻撃時のポジション取りでピッチに並び、監督から様々な指示を受けます
「よくある問題は、ボールをもらう前に動きがないこと。受けられるタイミングで動きをつくるように」
「必ず、受けられるタイミングで相手から離れる。立ち位置とか食いつきを見て、走る位置を変える」
「ボールのないところでの連動した動き出し、走るところ、タイミング」
最終ラインからどのようにボールをつなぎ、どのようにフィニッシュへ持ち込むか
監督は具体的に選手1人1人の動き出し、パスの種類についてもアイデアを提供
示されたパターン通りにボールを動かしつつ、ふくらませたイメージを徐々に具現化していきます
午前11時10分頃からは、敵がいない状態でボールをつなぎ、フィニッシュへと持ち込む”シャドートレーニング”を反復
より効果的かつバリエーション豊富な攻撃を生み出すべく、じっくりと丁寧に、意志の疎通を図りました
練習は午前11時25分頃に終了
槙野選手はこのように振り返ります
「セレッソ大阪戦で出来なかったことをチームとして反省して次のゲームに活かすということで、相手はいなかったけど、良い練習だったと思う。ACLもあったし、現段階でチームの課題を取り上げて練習できることはポジティブなことだと思う。1つのボールに対して動くことはできるけど、ボールのないところでの動き出しは去年から言えることだけど、相手にとって嫌な動きを増やしていく必要がある」
戦術確認では時に選手から、
「俺からそのパスコースへつなぐのは無理かも」
と意見が出されるなど、ディスカッションにも時間が費やされました
「外から見る景色と実際にプレーしている景色は違うし、監督に求められることが全てではない。僕たちもロボットではないので、一瞬のひらめきだったり、個人個人の持っている物を存分に出せるように考えてプレーすることも必要」
と槙野選手は説明
以前、監督も同じように”選手はロボットでない”というニュアンスのお話をしていました
お互いの考えをポジティブに話し合えるのは、このチームの強みです
また、練習では監督が控え組のプレーするコートへ足を運ぶと、槙野選手はすかさず、
「テンポ良く行こう!行こうぜ!!」
と、セレッソ戦スタメン組の雰囲気を締めるような声も出していました
「みんなが良い声を出していければ良いし、前節は阿部さんがいないということで『みんながキャプテン』というぐらいの気持ちでプレーできていたし、ピッチ上でのリーダーシップも取れるようになれば良いと思う」
漢らしい、良い心がけです
さあ、次は宿敵との大一番
「20周年記念試合ということで、Jリーグが始まったのは僕の年齢だと幼少期の頃だし、歴史ある記念の試合に当てられていることは幸せ。ポンテさんやアルシンドさんが来ることになっているけど、そういう方たちが引っ張ってくれたことでJリーグは盛り上がったと思うし、その頃よりも質の高いサッカーを見せることができればと思う。そういう試合は大好物」
”質の高いサッカー”
1つは、今日の練習で確認したようなクリエイティブな攻撃
そして、
「鹿島は浦和にとってずっとライバルだし、いろんな意味でも注目されているので、燃えないわけがない」
そうです、闘争心も大切な要素となるはず
「最近、勝ち点3から遠ざかっているので、鹿島戦は走って戦うところ、諦めないところを見せたい。どんな勝ち方でも、不細工な勝ち方でもいいから勝ち点3を取りにいく。みんなで良い日にできれば良いと思う」
熱がこもっていました
「試合はパーティー」
それは、槙野選手が常々話すことです
共に、精一杯の力を出し切って、闘って、試合後にハッピーな時間を過ごしましょう
槙野選手インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
ちなみに・・・あの、油性フェルトペンについては、
「お陰様で、鹿島戦、僕の誕生日と同じ日ということで。自分でデザインしたのもあるし、好きな言葉も入れたりしているし、サインを求める時はあれが一番良いし、みなさんにも買っていただいて、それで選手にサインを書いてもらいたい」
とのこと
では