どうもです
何とも言えない季節感でした
強い北風が吹き荒れる大原は、気温も低く、初夏というよりむしろ、春の肌寒さを引きずっている印象
「寒かった。ちょっと」
きのうの試合で、打点の高いヘディングシュートを決めた那須選手も苦笑い
それもそのはず
午前10時頃からスタートしたトレーニングでは、控え組が3人1組でのシュート練習などで約1時間40分、体を動かしました
那須選手を含めたスタメン組はというと、クールダウンの途中に約30分間の青空ミーティングを実施
陽射しが暖かい半面、風の強さは想定外だったのかもしれません
さて、セレッソ戦については、
「勝てたら良かったけど、連敗していたのでアウェイで勝ち点1を獲れたことは凄いポジティブ。内容的にも良いサッカーが出来た」
と手応えを口にしました
しかし、自身のプレーでは、得点という結果よりも立ち上がりにつかんだ右CKのシーンについて言及
柏木選手のインスイングボールが送り込まれると、ニアサイドにフリーで飛び込むも、ヘディングシュートはゴール上へと外れました
「このチームは本当にキックが良いから。メチャメチャ良いボールだったので、陽介にかわいそうなことをしちゃった」
と頭をかきます
確かに、悔やまれるチャンスではありますが、その後しっかりとゴールを決めたのは、評価されるべきこと
レッズは今シーズン、”セットプレー・那須”という新たな武器を手に入れたといって良いでしょう
得点シーン、守備での空中戦でもそう、いつも驚かされるのは、あの驚異的な跳躍力
「自分の特長」
と本人も認める通りです
では、それは天性のものなのか、それともトレーニングで養ったものなのか・・・
「トレーニング」
と言い切ります
「プロに入ってから色々と試行錯誤した。筋トレのメニューもそうだし、色んな助言もしてもらいながら上げていった。マリノスには松田さんや中澤さんなど、良い見本がいたのも大きい」
コーチングスタッフが組み立てたメニュー+αは、身体への負担などを考えると、100%褒められるものではありませんが、100%無駄なものでもないはず
大原では、那須選手が居残りでトレーニングに励む姿を頻繁に見掛けます
1対1でのワンサイドカットの動き1つについても、時間をかけて入念に確認するなど、努力を怠りません(付き合っているのは天野コーチ)
キツイと思うことはないのか・・・
「サラリーマンの仕事と変わりない。当たり前で、プロとしてやらなきゃいけないこと。あんまり『キツイな』とは思わない。トレーニングした分、返ってくるイメージなので。一般のサラリーマンは、精神的な部分も含めて、やっぱ拘束時間の長い仕事は大変だと思うので、サッカー選手はそれに比べたら・・・」
いやはや、そこまでしっかりと理解しているとは、さすが
「結果を出すためには、それ相応の根性、トレーニング、覚悟も必要」
マイクを向けながら、いつも以上に大きく頷いていることに気づきました
鼻を折ってもピッチに立つ”根性”、妥協せずに積み重ねる”トレーニング”、何度も経験した新天地を求める”覚悟”
といったところでしょうか
次は鹿島とのアニバーサリーマッチです
「マリノス時代にも上位対決でぶつかってきた。絶対に勝たないといけない相手」
そして、
「20周年試合をレッズの一員として戦えるのは嬉しい。やっぱり、あの声援は気持ちが入る」
また、セットプレーでは、鹿島ならではの独特な駆け引きもありそうですが、
「大丈夫、気合いです!」
最後は”那須岡修三”らしいコメントでした
期待度は上がるばかりです
なお、インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします
お楽しみに
では