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9月19日 「スタジアムに来てくれる人達が望んでいることもわかっている」

どうもです

甲府戦を2日後に控えた今日は、恒例のミーティングを経て午前11時頃から練習がスタート

ウォームアップのあとは、11対11でのハーフコートゲームへ

「あいてるところを見逃すな!」(監督)

空気が澄んでいるのもあってか、じりじりと強い陽射しを受けながらも、集中した様子で励む選手達

ゲーム中は選手同士、チャレンジプレーと素早い攻守の切り替えとのバランスに配慮した声を掛け合っていた印象です

お昼の12時40分頃、原口選手の”ラストゴール”で練習は終了

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今日の攻撃時におけるフォーメーションは、FC東京戦&きのうの練習とほぼ同じものが採用されていました

シャドーに入った柏木選手は、

「サイドと中と両方使えるのが一番良い。サイド、サイドになりすぎるのも良くない。サイドが多くはなるかもしれないけど、プラス、中を使えるような状況を作れれば一番良いと思うし、甲府戦に関しては”我慢”やと思う。あのサッカーをやられる限り、先制点を奪われるとどうしても苦しむから、それは避けたい。広島、鹿島がそれでやられているわけやから、そこは意識しないといけない」

”状況に応じた使い分けの判断”、”我慢”をポイントに挙げつつ、残留争いに身を置く甲府を警戒

「国立での甲府戦は我慢して我慢してという形やったけど、あの時は甲府が良くない時期やったと思うし、相手は特に守るでもなく攻めるでもなかった。でも今は自分たちの規律の中でしっかりサッカーをして、という感じやから、あの時よりは怖さもあるし、相手は下で戦っているというところで戦うのが難しい状況ではあると思う」

柏木選手が自分らしさを見失わずに闘うことができれば、良い方向へとつながるはず

また、ゲーム形式のメンバーについては若干名の入れ替え

ビブス組に入ったうちの1人に、鈴木選手の姿がありました

「コンディションは戻ってきていると思う。試合勘も問題ない」

今日のビブス組は、フィールドプレーヤーが強いボールへの執着心を見せ、無失点でした(あまり記憶にない、珍しいこと)

「それは公式戦で見せないといけないと思うので、トレーニングから集中してやらないといけないこと。当たり前のことだけど、ミスは起こるものだし、それをみんなで助け合うことが必要だと思う」

今週は選手間ミーティングも行われてきましたが、鈴木選手の経験も活きてくるかもしれません

「これまでも選手で話し合うことは多々あったし、ピッチで自分たちが責任を持ってやるというところでは選手たちで話し合うことも良いことだと思う。ただ、チームとしてやるべきことは変わらないので、確認という意味だし、コミュニケーションのひとつだと僕は思っている」

攻撃時の配置に変化があることについては、

「まあ、戦術的なことなので・・・」

と前置きがありましたが、

「いろいろな形ができることは良いことだと思うし、多少、立ち位置が変わったとしてもやるべきことは変わらないので、そんなに大きく違うことはない。それは自信というか、自分たちが進むべき道とブレずに進んできた部分で結果が出たところもあったけど、自分たちのアイデアが足りない部分もあったし、質をもっと高めなければいけない部分もある。1戦1戦、自分たちがやるべきことをやれば結果はついてくるという気持ちでやっている」

今まで幾度となく、目の前の壁を越えてきたボランチは、気負わず冷静に意気込みます

「甲府戦でやるべきはみんな理解していると思うし、スタジアムに来てくれる人たちが望んでいることもわかっているので、とにかく勝ち点3を取るために目の前の試合に集中したい」

鈴木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

では

9月18日 「それでも勝ちきる力を」

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どうもです

カラッとした爽やかな空気の大原は、好天に恵まれました

甲府戦3日前の今日、練習は午前10時からスタート

ウォームアップを経て、午前10時45分頃からは、戦術確認のメニューへ

10対10+守備側にはキーパーが入る、攻撃のパターン練習でした

ハーフライン付近からビルドアップをスタートさせるわけですが、その時の陣形に変化が見られます

FC東京戦と同様に、両ボランチが最終ラインまで下がり、3バックの中央とフラットなラインを形成

両サイドのセンターバックはウイングバックに近い位置までプッシュアップ

そして今までとの違いとしては、最終ラインの手前に縦パスを受ける選手がいないということ

時に2シャドーがボールを引き出すべく下がりますが、基本的には中盤が省略されたものです

「受けて、落として、3人目が入る!」(監督)

相手ディフェンスラインの裏を突くようなコンビネーションに、磨きをかけていた印象です

マンツーマンディフェンスをいかにしてかいくぐるか、縦パスを封じられた時にどう崩すか、そのための1つの打開策といえるでしょう

「ボールが動かせるし、相手もつかみづらいだろうし、変な奪われ方をしなければチャンスは多くなると思う」

そう利点を説明するのは那須選手

「最終ラインの持ち運びがキーになると思うし、そこで良い持ち運びや時間が作れないと良い攻撃ができないと思うし、そこから良い供給ができればカウンターも食らわないと思うので、その辺には細心の注意を払いたい」

また、槙野選手はこのように話します

「前の試合もそうだし、今日の練習でもそうだと思うけど、よりボールの動かし方だったり、右と左のサイドへのボールの散らしは多くなっていると思う。相手が引いて守る、中を固めるというやり方をしてくると思うので、よりサイドで数的優位の状況を作れると思う」

さらには、

「より分厚さ、”幅と深み”を効かせて厚い攻撃ができればなと思っている」

FC東京戦でもそうでしたが、サイドへのフィード一辺倒にならないことも大事なこと

「時にはワンタッチの縦パスも相手に対して危険なボールの動かし方だと思うので、そこはしっかり狙うこと。なおかつ相手にとって危険な走り、クオリティの高い走りをしないといけない」

より大胆に、より的を絞らせない攻撃を仕掛けるべく、新たなバリエーションが構築されそうです

午前11時10分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ

「出して、動いてを繰り返さないと回らないよ!」(監督)

横(タッチライン)がペナ幅に設定されたため、いつも以上にコンパクトな密集地帯でのプレーでした

「奪ったあとは縦」

「狭いグリッドの中では、ドリブルも使い分けて相手を外す」

と監督の指示

タッチ数にも制限が設けられ、「動かないともらえないよ!」

運動量に加えて、ボールを受けるための連動性などが求められていました

午前11時35分、興梠選手による”ラストゴール”で練習は終了

練習後のファンサービスも賑わっていました

攻撃面の精度向上も大切ですが、守備面はどうか

きのうの午後練習後には、けが人を除くほぼ全員が集まっての選手間ミーティングが行われました

槙野選手の証言です

「残り9試合で、監督も強く言っていたけど、『数字上、今の失点数で2位にいること自体が考えられない』と。ゴールが取れている分、もう少し得失点差で相手よりもプラスになっても良いのかなと思う。僕たち後ろの選手が攻撃陣に対してもっと貢献できればなと思っている」

話し合いは、今までも度々行われていることではあります

けれども今回は雰囲気を見ていると、改めて、1人ひとりの「優勝したい」という気持ちを確認できる良い機会になったのでは・・・

そんな疑問に対して、

「確かに1人ひとりが優勝したいという気持ちが徐々に出始めている結果として、ああやって監督発信じゃなくて、選手発信で話し合えているのはポジティブ」

それ相応の理由があります

「僕も広島時代に残留争いを経験したけど、残留争いをしているチームが選手同士で話し合うのはよく見られる光景だと思うけど、上の順位にいて自分たちから発信して話し合うことができるのは、ひとつの強みかなと、良い雰囲気を示しているのかなと」

そして、

「チームが苦しい時こそ1人ひとりのキャラクターが問われると思う。チームが良い時、個人の調子が良い時は周りに対してポジティブに接することができるけど、自分にとってマイナスな要素がある時にどう周りに接するかが大事。前回、負けているだけに、チームに対してカンフル剤というか、新しい風というか、ポジティブな表現をできればなと」

どこまでも前向きで、周りも明るくするパワーを持った、槙野選手らしいお話しでした

また、失点が重なる守備について、背番号4のコメントが良いです

「自分たちはまだまだ発展途上というか、何かをつかんだわけでもないし、早く気付けるに越したことはないけど、前回負けた中で気付けたこともたくさんある。勝って気付ければベストだったけど、幸い上との差もそんなに開くことなく、まだチャンスがあるので、この一週間の中でどれだけ修正して攻守に渡って良いサッカーができるかだと思う。特に前回の負けは悔しかったけど、もうああいうことがないように、残り9試合、タイトルを獲るためにしっかりやっていきたい」

今まで4度の移籍を経験し、数多くの修羅場をくぐり抜けてきただけに、説得力があります

「甲府戦は厳しい試合になると思うけど、それでも勝ちきる力をつけないといけないと思うし、ギリギリのところで勝てるようにチーム一丸となってやるしかないと思っている」

いずれシーズンを振り返った時、甲府戦への一週間が、

”課題を克服するきっかけとなった”

少なからず、予感がします

那須選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

では

9月17日 「サッカーに携わってトレーニングできることの幸せを感じていきたい」

どうもです

悪天候の影響もあり、2連休でした

そして今日は、台風一過、スッキリとした青空広がる快晴の大原

レッズ版サマータイムは、先週まで

今週から、練習開始時間が通常に戻りました

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ミーティングを経て、午前10時45分頃、選手達はピッチに姿を現します

その後はオフ明け恒例、フィジカル系メニューが行われました

午前練習は、お昼の12時頃に終了

寮でのランチは、「パスタ、焼いたお肉と野菜、サラダも一皿、フルーツ、ヨーグルトかゼリー、豆腐、あとは”おひたし”!?」(若手選手)というメニューだった、とのこと

午後練習は16時からスタート

こちらは、3対2のパターン練習が中心でした

17時45分頃からは選手のみで約10分間、夕空ミーティングを実施

選手達の話では、守備面での確認もあったそうです

ハッキリとした共通認識を元に、次の試合が迎えられることを期待します

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さて、きのう9月16日は坪井選手の34歳の誕生日でした

ということで、マイクを向けさせていただいたのですが、坪井選手は、

「誕生日は終わったので、そんなにめでたくないし・・・(笑)。モリ!ちょっと、34歳になった俺の気持ち、言って!」

と森脇選手に無茶振り

「なになになに!?34になった気持ちぃぃぃ!?俺ねえ、ツボさんにね、あーの、チームのLINEに入ってないから『おめでとう』を今日言うことになってしまった」(森脇選手)

「森脇だけ遅れた」(坪井選手)

「そう、俺だけ・・・。最悪っすよね!?こんな大ベテランに。失礼なことをしました。ツボさんごめんねーーーーー!」(森脇選手)

「年上の山さんでさえ、『ツボおめでとう』と言ってきたのに・・・(首をかしげる)」(坪井選手)

–34歳になりましたが!?

「いやぁ変わらない。特に(笑)」

–なかなか34歳まで続けられる選手もそう多くはいませんし・・・

「そうですね。まあ、こうやって、ピッチに立って、試合に出ることもそうだし、サッカーに携わってトレーニングできることの幸せを感じていきたい」

しみじみと語りました

–LINEのお話しもありましたが、阿部選手からのお祝いは!?

「普通に『おめでとう』だけ(苦笑)」

–先日、阿部選手が誕生日を迎えた時、坪井さんは、「愛をあげた」と言ってましたが・・・

「フッ、フフッ・・気持ち悪いですね・・・(笑)僕はもらってない」

–最近では、堀之内選手の活躍、良い刺激をもらってませんか!?

「そうですね。あとは次、天皇杯で当たるので、お互いにその時、ピッチに立てるようにしたい。僕の場合はリーグとか色々あるけど、毎試合毎試合、それを目標にやっていきたい」

–12年目のシーズン。常にタイトルを争えるチームにいる喜びを感じませんか!?

「そうですね。チームメイトはもちろんそうなんだけど、サポーターの力も非常に大きいと思うので、これからもやっぱり、タイトルを争えるチームとして長く続くためには、僕たち選手がしっかり努力をすることが、必要なことだと思う。一生懸命やっていきたい」

お話しの最中、原口選手が坪井選手の頭をなでて、通り過ぎていきました

「・・・ああいうヤツとも(苦笑)まあ、普通にがんばります」

–久々のゴールも期待されてるかと思いますが!?

「狙っていきたい(笑)」

–そして、お手本のような守備も是非!

「そこは自分のストロングポイントなので、しっかりチームの役に立てるようにやっていきたい」

坪井選手の坪井選手らしいプレーが、今までのタイトル獲得における1つの原動力となっていました

–にしてもほんと、変わらないですね

「そこは、日々の積み重ねだと思うので、これからも怠らないでやっていきたい」

フェアプレーもそう、ワールドカップなどの豊富な経験もそう

プロの鑑ともいえる快足ディフェンダーは、年齢に関係なく、サッカーがうまくなっています

きょうの午後練では、お馴染みのシュートブロックはもちろんのこと、巧みなチップキックループをゴールマウスへ沈めていました

坪井選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

さらには、

・「調子に乗って、行ききりたい。それを普通の状態にしたい」
→野崎選手インタビュー

お楽しみに

では

9月12日 「しっかり決着をつけないといけない」

どうもです

浦和駒場での天皇杯初戦から一夜明けた今日、練習は午前11時からスタート

きのうの試合に長時間出場した選手はクールダウン

それ以外のメンバーは、ハーフコートよりやや狭いエリアでの7対7・ゲーム形式を中心に汗を流しました(栃木ウーヴァ戦スタメン組の中からは、阪野選手とGKが参加)

ゲームの終盤、監督はいつもと少し違うルールを設定

チーム毎に、ボールホルダーが次にパスを回す選手を予め指定します

例えば、森脇選手→那須選手→槙野選手→(中略)→原口選手

といった順です

全員につなぐ前にシュートを打ってOK

キーパーに戻すのもありです

頭を使いつつ、集中した様子でゲームに取り組む選手達

ラストゴールは、ルールを上手く利用した形でした

キーパーに一旦ボールが戻ると、原口選手はパスを受けに低い位置へ

その間、森脇選手は隙をついて前線に走り込み、そこへ原口選手から綺麗な縦パスが通ります

森脇選手は、キーパーの頭上を越す、鮮やかな右足ループをゴールマウスへ沈めました

上記の順番が示す通り、前線の原口選手が必ずフィニッシュへ持ち込むわけでなく、その後もう一度森脇選手に出したプレーが、ゴールにつながったということ

相手にパスを出す選手が読まれている中、どうかいくぐるか、クレバーなプレーでした

練習は、お昼の12時10分頃に終了

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夏の暑さが戻ってきたような大原

いつもより活気あるムードを感じられたのは、温度だけじゃなく、槙野選手の復帰も関係しているでしょう

「それはそれで良かったし、チームに笑い声や笑顔が増えるのは非常に良いこと」

–森脇選手は槙野選手が「俺の居場所がない」と思うぐらい頑張りたいと言っていたが!?

「プレーというよりは、髪を七三分けにしたり、人がいない時に人の真似をするのが目立ったけど・・・プレーでもうちょっと目立ってほしい(笑)」

久々の饒舌トークは続きます

「(火曜、水曜と)出場時間は非常に短かったけど、常に緊張感がある中でやれたのは非常に良かった。代表は代表だし、チームもチームなので、やり方が違う中で自分のプレーを磨いていかないといけない。代表では毎回行く度に思うけど、たくさんの方、指導者もそうだし、刺激を貰える。ただ、刺激を貰うことが多くても吸収して生かさないといけない。それをチームにも還元できればと思っている」

-優勝争いをするレッズに、長谷部選手からのエールはありましたか!?

「長谷部さんは、『常にレッズの結果をチェックしている』と言っていたし、『優勝して何年後かに、常に5万人入るスタジアムに僕が帰ってくればいい』と話していたので、僕らもしっかり結果を残して、常に満員のスタジアムになるように素晴らしいサッカーを展開したい」

そのためにもまずは、”東京”という壁を打ち破りたいところ

「去年から3戦連続ドローが続いているので、しっかり決着をつけないといけない」

言葉に力を込めます

「残り10試合はひとつも落とせないゲームなので、緊張感がある戦いになるけど、それを楽しめるぐらい頑張れればと思う。自分たちのサッカーをするには目の前の相手よりも走って戦うこと。そこが相手より上回れば、必然的に勝ち点3は取れると思う。あとは勝ちたいという強い気持ちを持って残り10試合戦っていきたい」

旬な話題としても、会場が国立であることはモチベーションアップにつながるはず

「噂によると、僕たちにはあと3回チャンスがあると。東京戦、ナビスコ杯決勝、天皇杯決勝。3回、国立のピッチに立ってオリンピック、7年後は僕も33歳になるけど、何かしらチャンスがあればと思っている。オーバーエイジもあるし、聖火ランナーもあるし、もしかしたら違う種目かもしれないし、何かしらで関わっていければと思う。うん、少なくとも現役ではいたい」

とユーモアを交えつつ、サポーターへの思いについては、シャキッとした表情でこのように語ります

「新潟戦が終わった後に【王座奪還】と合言葉を出させてもらったけど、言葉にするのは簡単。だけど、選手、サポーター、フロントがひとつになって闘えれば、間違いなく大きな力が生まれると思うので、僕たちはピッチの上で表現して、苦しい時はサポーターのみなさんに後押ししてもらう、最後はみんなで喜び合う、完璧でしょ!はい」

結びは、男らしい確かな決意表明でした

槙野選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

さらには、

・「僕自身はレッズに育てていただいたと思っていますので、故郷に戻ってきたような気持ち」
→レッズレディース・吉田靖新監督の就任記者会見

をお届けします

ちなみに、吉田新監督について・・・

”調子乗り”時代に指導を受けていた槙野選手にもお話しを聞いています

「思春期の時にたくさん怒られた(笑)。サッカーはもちろんだけど、プライベートでもたくさん説教されたので、難しいかもしれないけど今のレッズレディースを立て直してくれると思うし、まずはレッズレディースの監督になったという報告を僕なり陽介なり、目の前に来て一言言っていただきたい(笑)。ヤッコさんならやってくれると思うし、レッズレディースの選手たちにひとつお勧めなのは、ポテトチップスのオニオン味(※緑色の筒)が好きなので、何か怒られた時、誕生日の時にはそれを吉田監督に渡せば必然的に笑顔が出るので(笑)。10代からそういうことをしていたけど(笑)。当時はミーティングで毎回のように『槙野、調子に乗るな』と言われていた。『お前は声を出させるために呼んでいる』とか、他の選手と違う声掛けをしてもらったという印象なので、ちょっとはプレーも褒めてほしかったのは本音。成長した姿を見せられればと思うし、近くなったのでたまにはご飯のひとつでもおごってもらえればと思う(笑)」

男女ともに、後悔のないシーズンに出来れば何よりです

それは、ここからの私たち”浦和レッズ”次第のはず

では

9月10日 「また1つ歳を取っちゃったので、頑張ります」

どうもです

天皇杯初戦の前日練習、午後4時頃からスタート

川崎戦スタメン組と鈴木啓太選手、フットサルコートでの体幹トレーニング、天然芝ピッチでのステップワークといったボールを使わないメニューで調整

一方、全体練習、ハーフコートより少し狭いエリアでの、7対7ゲーム形式を中心でした(こちらには、川崎戦スタメン組の中から唯一、坪井選手が参加)

また、マルシオリシャルデス選手今日から完全合流

ゲーム形式で、右足での正確なキックからゴールも決めていました

練習後、監督あすの試合で久々に出場機会が巡ってきそうな選手達と車座を組み、約10分間の夕空ミーティングを実施

「監督、『あしたいつも通りのプレーを出来れば絶対に勝てる。自信を持ってプレーしてくれ』と言ってくれた。やっぱり、試合感のない人が多いと思うので、どのようにして自分たちで鼓舞し合えるかがキーになると思う。勝つことだけを考えたい。結果に結びつくゴールだったりアシストを自分やってかないといけない。チームが勝つことに力を注ぎたい」(小島選手)

あす持ち前のエレガントなプレーが見られるか、注目です

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そして、きょう9月10日といえばやはり、浦和レッズにとって大切な記念日、山田暢久選手の誕生日です

–おめでとうございます!

「ありがとうございます」(※立ち去ろうとする)

–すみません、もう少し時間を・・・

「え・・・・38歳になったけど、また1つ歳を取っちゃったので、頑張ります」(※立ち去ろうとする)

–人生の半分以上を浦和で過ごしたことになりますが!?

「はい。・・・いや、静岡人です(笑)。・・・浦和人、ですか!?(笑)」

–まだまだサッカーがうまくなる期待もありますが、いかがでしょうか!?

「これ以上、うまくならないでしょ(苦笑)」

–足大丈夫ですか!?

「こないだ久しぶりの先発だったので、攣っただけ。あとはああいう緊張感の中でとか、それ試合をこなせば大丈夫だと思うけど。僕の場合、そういうこといくら経験しても公式戦じゃないと、身体うまくできてこないからね」

–ここまで続けたのであれば、いずれ親子でレッズの選手として共演というのは!?

「それないね。それない(苦笑)。そんな夢ない(笑)」

–涼しくなってきましたし、残りシーズンへの意気込み、抱負をお願いします

「リーグ残り10試合?だっけ?・・内容が悪くても勝つこと凄く大事だと思うし、勝てるように僕もそうだけど、みんなで協力し合ってやっていきたい」

–あす駒場ですし、楽しみにしてます!

「まあ、出たら頑張ります。はい(笑)」

独特の”間”など、山田節全開のインタビュー是非、ラジオを通じて聴いていただきたいと思います

あすも帯同しそうですし、次どんな伝説を刻んでくれるのか

これからも共に・・・Here We Go!♪

今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」で

・山田暢久選手インタビュー

・小島選手インタビュー

・試合前日監督会見の様子

さらに、火曜日ということでレッズレディースの特集もあります

・ジェフレディース戦終了後、監督代行および選手のコメント

お楽しみに

9月9日 「こっちはJ1なので技術は当たり前だけど、気持ちの部分でも負けないようにしたい」

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どうもです

大原は、この時期らしいカラッとした陽気でした

天皇杯の初戦を2日後に控えた今日、練習は午前9時からスタート

川崎戦に長時間出場した選手達は、ジョギングやストレッチ、室内トレーニングなど、それぞれ状態に応じたコンディション調整につとめました

また、ステップワークなどのリハビリメニューに励んでいた選手には、

「集中して!」

と森脇選手

それに対して、鈴木啓太選手とマルシオ リシャルデス選手は受け答えせず、それこそ”集中した”様子でした

「あれ、演技でしょぉ!!」(森脇選手)

2人とも、心の中では笑いを堪えていたのかもしれません・・・

さて、次は”失うものなんてない”相手との難しい試合になりそうです

きょう、軽めの調整で切り上げた原口選手は、

「疲れているけど、頑張る。いつも通り、相手がどこだろうと、しっかり自分たちのサッカーをして、主導権を握りたい」

ポイントとしては、

「相手も守備を頑張ってくると思うけど、焦れずに自分たちのサッカーを90分間やれば必ず勝てる。なかなかスペースがない状況かもしれないけど、前半はボールを回して相手を疲れさせて、後半、スペースが空いてきたところで攻めるのが一番良いのかなと思う」

思い出したくないことですが、2009年には松本山雅に敗れた苦い記憶があります

その試合、1年目の原口選手はスタメンでした

「ああいう経験をしているので、しっかり勝たないといけないというのは理解している。内容がどうであれ、勝つことが大事」

気の緩みなどありません

「久しぶりに駒場での試合なので、僕も楽しみだし、観に来てくれる方も嬉しいと思うので、勝利という形でみんなで喜びたい」

引き締まった表情でした

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つぎに、永田充選手、野田選手、関口選手、梅崎選手らが参加した全体練習について

こちらは、3対2、3対3のパターン練習が中心で、約90分間に渡って行われました

「監督から言われたことは、落ちるタイミングだったり、相手を『手で常に感じ取れるようにしろ』といったところ」

そのように振り返るのは、阪野選手

「難しくていっぱい怒られた(苦笑)けど、最後は良い形を作れたし、言われたことをしっかり吸収して取り組んで行きたい」

お話しの通り、最後は梅崎選手、矢島選手とのリズミカルなコンビネーションから綺麗なゴールが決まりました

すると監督は、特大の「ブラーヴォ!」を連呼

「その前があまりうまく行っていなかった中で、最後にうまく行ったからだと思う。ヘヘッ(笑)」

2日後へ、良いイメージをつかんだようです

「天皇杯で出られるかどうかはわからないけど、チャンスがあれば全力で頑張りたい。自分も大学時代に経験しているけど、大学生とか社会人のチームは天皇杯が一番注目されるゲームになるし、モチベーションは高いと思う。こっちはJ1なので技術は当たり前だけど、気持ちの部分でも負けないようにしたい」

逆の立場を経験しています

「明治大の1年の時に3回ぐらい勝った時はFC東京にいる三田と僕はスタメンかベンチかのギリギリのところだったけど、『明日は新聞に載ってやろう!』みたいな話を毎回していた。相手のモチベーションは相当高いと思う」

大学経由の経験を活かす時です

「ユースの時も何度もプレーしているけど、場所というよりは試合に集中したい。出れば久しぶりの試合なので、全力で得点に絡めるプレーをしたい。チャンスを与えられたら頑張りたい」

2008年、駒場では高円宮杯のグループリーグ2試合が行われました

あの大会、レッズユースの背番号9が、ヒザの痛みを抱えながらも献身的なプレーを続けていた姿は、今でも目に焼き付いています

あれから5年、今度は万全な状態の阪野選手が”聖地”で観られそうです

原口選手と阪野選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

※結びにもうひとつ、きのうの永田拓也選手インタビューに関連した、阪野選手のお話を紹介します

「五輪の開催地が東京に決まったのはテレビで見ていた。日本じゃないみたいな噂があったけど、決まった日はタク(永田拓)の誕生日で「俺の誕生日だから日本になる」みたいなことを言っていて、本当になってタクすげえな、みたいな。そっちを思っていた(笑)。(永田拓也選手は「責任を持って頑張りたい」と大人びた話をしていたが!?)大人になった感じはしない(笑)。変わらない。五輪で注目の競技? サッカーはもちろんそうだけど、それ以外だと陸上の100m走かな。スピードの憧れってわけではないけど、何か楽しみ。(東京五輪の時は30歳だがオーバーエイジは)いや、とりあえずレッズで頑張ります(笑)」

では

9月8日 「自分に責任を持って頑張っていきたい」

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どうもです

アウェイでの川崎戦から一夜明けての今日、大原での練習は午前11時過ぎからスタート

昨日の試合に長時間出場した選手はクールダウン

それ以外のメンバーは、白地に桜マークの天皇杯仕様ボールを用いて、3人1組でのシュート練習を中心に調整しました

練習はお昼の12時35分頃に終了

最後、堀コーチを中心とした輪の中からは、

「天皇杯!!」

という威勢の良い声が聞こえてきました

「チャンスが巡ってくれば、自分の力を示す最大のチャンスだしホントに、自分の力を全力で出していきたい」

そのように意気込むのは、永田拓也選手

今日は23歳の誕生日です

「特に何もないっす。変わらずで(苦笑)」

心境としてはあまり変わらない・・・

とはいえ、

「(一般的には社会人1年目)周りもそういう歳だし、そんなに意識はないけど、周りの話しを聞いてると、みんな辛い、厳しい思いをしている。まあ、それは一緒かと思う。もう23歳なので大人になった気はする」

仲間でいえば、山田直輝選手は結婚をしました

「そうっすね(笑)みんなホントに”大人の道”を歩んでいっている。高校の頃と比べてもやっぱり、歳を重ねてるなとは思う」

現状、永田拓也選手にとっての”大人の道”は険しいものといえるでしょう

ただそれは、「自分で選んだ道」です

であるからこそ、

「ピッチで自分の力を示すだけだし、周りが何を言おうと自分はやるだけ。そこは、変わらずブレずにやっていきたい」

力強く言い切ります

22歳最後の夜は、今季公式戦初のベンチ入りをしました

「久しぶりにレッズの一員としてメンバー入りしたことは、自分の中でも少しずつ一歩を踏み出している証だと思うし、その中で自分の力を示すだけなので、そこは良い準備をしてやっていきたい」

課題としては、

「最後の精度だったり、クロスの精度だったり、得点につながる仕事というのは、明確にアピールできるので、そこはしっかり意識したい」

3日後に控えた、23歳最初のチャンス

それを前に、お世話になっている方々へ、感謝の気持ちを口にします

「自分は変わらずこのままやっていきたいと思ってるし、ホントに、自分を支えてくれてるサポーターのみなさん、家族、友達にいつも感謝している」

そして、誓いを立てました

「やっぱり、自分はピッチの中で恩返しをすること。それしか出来ることはないと思っているので、そこはホントに自分に責任を持って頑張っていきたい」

2010年の9月以来、3年ぶりとなるレッズでの公式戦出場なるか(※天皇杯@駒場、「さあ!世界を♪」阿部選手を送り出した日)

場所は浦和にとっての”聖地”です

永田選手にとって駒場とは!?

「まあ、近所。・・・っすかね(笑)デビューしたのが駒場なので、それに関しては思い入れがある」(2009年6月のナビスコ・ジュビロ戦、アレックス選手の負傷により急遽途中出場)

浦和生まれ浦和育ち、生粋の”浦和人”がここから意地を見せられるか、楽しみにしています

インタビューの詳細は、あすの「You’re The REDS」でお届けします

では

9月5日 「前回の試合であれだけ好き放題やられて、必ず返さないといけない」

どうもです

雨はやんだものの、蒸し暑さの残る大原

川崎戦2日前の今日は、恒例のミーティングを経て、午前10時頃から練習がスタート

午前10時45分頃、ウォームアップを終えると、11対11でのハーフコートゲームへ

「オレ、どこ入ればいいの?」

ピッチ上の選手からは、そんな声も聞こえてきました

いつもと少し違う印象を与えたのは、選手の配置

例えば、今までは守備時に5バックを構えるのが1つの形でしたが、今日は4人が並んでいたように見えました

「多少、最初のポジション、立ち位置が違っても、やることは同じだし、自分たちの攻撃の時は常に同じようなやり方になると思う。サイドバックっぽく見えたかもしれないけど、あまり変わらない」

と平川選手

センターバックの那須選手は、

「特に変わらず。ミーティングもいつも通りの感じだった。守備の時もいつも通り3人でやっていたつもりだし、変化はなかった。明日にならないとわからない。メリット?まだわからない。特に変わらないので、メリットもいつも通り」

特に変化がないことを強調

中盤で2.5列目のような位置を取っていた柏木選手にも聞きました

「形は変わってもいつも通り。(4バックになっているようにも見えたが?)守備ではそういうことがあっただけで、今まで通りやるだけ。憲剛さんとか、相手が引いてくるところを見られたら良いかなという感じ。特に意識はしていないし、試合はいつも通りやるだけ。監督と話していたのは確認というか、どういう感じでやろうかとか、いろいろ話しただけ。特に変えたつもりはないので、やるだけ」

少なからず、川崎対策としての着手があったのかもしれません

「なぜ日本人はシステムにこだわるのか!?」と監督にお叱りを受けても不思議でないので、試合を楽しみに待ちたいと・・・

もっとも、どういった並びで臨むであれ、大事なのはいかにして”相手にとって嫌な動き”を自発的に出来るかです

”相手の長所をいかにして消すか”ではなく、”自分たちの長所を出す”ことが、このチームのスタイルのはず

平川選手は胸を張ります

「ウメがワイドに広がったり中に入ったりするので、ウメがワイドに開いた時は僕が中に入って行ったり、相手は掴みづらいと思うし、そこで相手がズレてくれればスペースができる。流動的にできればいい」

そして、

「相手のウチに対するハメ方で少しズラすかもしれないけど、基本は同じことの繰り返しだし、自分たちのサッカーをやるということでは同じ」

選手の口から「自分たちのサッカー」というフレーズが迷わず出てくるようになったのは、ここ数年を考えれば充分な進歩の証しでしょう

午前11時10分に終了した練習のあと、レギュラー組の数名が話し合いをするなど、準備に余念のない様子

また、

「あ~、おもっしれぇ~」(那須選手)

とサッカーゴルフ組もハイテンション(山田暢久選手は、阿部選手に手招きされるも辞退・・・)

「ああいうバ○(森脇選手)がいると助かるんです(笑)」(那須選手)

「オイオイ!ちょっとー・・・」(遠くで何かを叫ぶ森脇選手)

「疲れ?バッチリ!」(親指を立てる興梠選手)

そういった1つ1つの光景を見れば見るほど、チームのブレない芯の強さが確認できます

思い返せば、フィンケさんとゼリコ ペトロビッチさんの時は、試合2日前を非公開にするのが通例でした

多少の変化を感じたゲーム形式、選手が話し合う姿、いつも通りに練習後のお楽しみを満喫するグループ、などなど・・・

それら全てを公開してくださる、ミハイロ ペトロビッチ監督の一貫した潔さも改めて感じられた、今日の大原でした

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今シーズンもあと3分の1の闘い

残されたタイトルは3つ

まずは、あの会場でのリベンジです

「失点ゼロで抑えて次に良い形で進めるようにしないといけないし、せっかくリーグ(の新潟戦)であれだけ粘り強い試合ができたので、それを続けてやらないといけない。次も集中して戦いたい。2試合のうちの1試合だけど手を抜かず、最初の90分が次の90分につながるので、しっかりやらないといけない」(那須選手)

「川崎との前回の対戦で大敗した悔しさはあるし、ああいう負け方は自分たちにとってもサポーターの人たちにとっても悔しい敗戦だったと思うので、その悔しさを跳ね除けられるように戦っていければいいし、ナビスコ杯の第1戦に関しては前半戦という感じなので、アウェイでしっかり点を入れることも大事なる。そういうところをしっかり考えながらプレーしたい」(柏木選手)

それぞれ引き締まった表情でした

最後に、平川選手の男気溢れるコメントをぜひ!

「川崎には前回の試合であれだけ好き放題やられて、必ず返さないといけない。そういう意味でナビスコ杯で2試合できるのは楽しみだし、ウチの方が良いチームだということを試合で証明したい」

平川選手、那須選手、柏木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

さらには、ゲストに浦和フットボール通信の編集長・椛沢佑一さんをお迎えします

お楽しみに

では

9月3日 「取り上げてもらってありがたい」

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どうもです

2日間のオフを経て、今日から練習は再開

気温37度、残暑厳しい大原

ミーティングを終えた選手達は、午前9時20分頃、ピッチに姿を現します

まずはフットサルコートでの体幹トレーニング

その後は天然芝ピッチでのステップワークや坂道ダッシュ、最後にはシャトランをこなすなど、フィジカル系メニューが中心でした

練習は、午前10時30分頃に終了

「2日間寂しかった。会いたかった」

という森脇選手は、

「行こうぜ行こうぜ!ここしっかりぃー!」

練習中もハイテンションぶりを披露

しかし、ステップワークに大苦戦します

「口ばっか先行して、なかなか足が動かなくて・・・。ステップがむずかしいんすよね、あれー。浦和にきて半年以上になるけど、一向にステップだけは覚えられない」

と頭をポリポリしながら振り返った通り、終盤になるとトーンダウン

すると、空気を読んだ宇賀神選手は、

「集中していこう!」

気の利いた声で、周りを盛り立てていました

「細かい声かけは、自分が大学で学んできたこと。誰かが、ムードメーカーじゃないけど、何気ないことでも声をかけるのは必要だと思った。オフ明けで、最後の方はダラッとしている感じがあったし、良い雰囲気作りは凄い大切だと最近凄く感じてるので」

頼もしい限りです

また、今日はちょっとした違和感も・・・

槙野選手が日本代表に追加招集されました

「いない方が静かで良い」

と宇賀神選手が話せば、森脇選手は、

「何か今日は静かだなと思って・・・。ミーティングの時もいつもはうるさいのに、『あれっ!?』って思ったら今日はいなかった。2週間ぐらい静かになる。それぐらいがちょうど良い感じ」

そんな2人の間には、新潟戦のキックオフ前から”ナマズ”という言葉がつきまとっています

森脇選手はファンサービスで既に50回以上、パイナップルのイラストを描いているとのこと

ナマズについては!?

「求められなかった(汗)どう見てもナマズにしか見えなくて、試合前から笑いが止まらなかった。あーの、ねえ!?試合に向けて準備するのが大変だった。『ナマズさんがエサちょうだい!』って、ロッカールームは大盛り上がりだったから」

何と一方的な・・・

ブログに紹介された宇賀神選手は、

「試合始まる前から言ってた・・・(苦笑)始まる前から『ブログにする!』とか言ってたけど、本当にするとは・・・」

と少々、困惑気味

実際、宇賀神選手は森脇選手へ「本当に載っけたの!?」というようなメールを送ったとのこと

「まあ、取り上げてもらってありがたい(笑)」

大人の応対でした

今日の練習後、監督は新潟戦スタメン組ら数名を集め、約10分間のミーティングを実施

「次に向けてしっかりと切り替えていこうという話だった」

と宇賀神選手は前を向きます

「僕は”ついで”でミーティングに呼ばれたんだと思う。『モリ、お前も聞くか?』って感じに」と自虐的に話す森脇選手も、気合い充分です

「川崎戦に向けて今週、しっかりトライしていきたい。槙野が見て、『俺の居場所がねえんじゃないか』と、そう思わせるぐらいの意気込みで。川崎戦に向けて集中したいので、槙野から電話が来ても、無視したい!!(キッパリ)」

槙野選手不在もあり、左サイドには森脇選手と宇賀神選手が入ることもオプションの1つとして考えられます

「良い雰囲気づくり」(宇賀神選手)に森脇選手が貢献していることは、間違いありません

ピッチ上でも絶妙なコンビネーションが見られること、楽しみにしつつ、期待したいです

森脇選手、宇賀神選手のコメント詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

さらには、

「同年代と一緒にプレーする機会はなかなかないので、楽しかったっす。海外の選手ともそんなに差はない。けど・・・」

スペイン遠征を通じて何を感じたか、帰ってきた矢島慎也選手のインタビューをお届けします

では

9月4日 「ケガの功名」

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どうもです

怪しい雲が見え隠れする大原

川崎戦3日前の今日、練習は午前9時頃から始まりました

ウォームアップを終えた午前9時45分頃からは、11対11でのハーフコートゲームへ

「ダイアゴナル!スプリント!」

「必ず、局面が変わったあとも動き直す」

「味方との関係性だよ」

監督はゲームを前に約15分間、各ポジションに並んだ選手に対して、時にはボールを動かしつつ、様々な説明をしていました

ピッチにはマーカーが敷かれ、ハーフラインを隔ててプレーエリアを分割

前方後方ともに(基本的には)5対5のシチュエーションになり、マンマークディフェンスでのハードワークが求められます

そういった中、いかにして効果的なパスを出すか、良い形でボールを受けられるか

監督は、ゲームが始まってからも気になる場面があればプレーを止めて、細かく指示を出します

まずは、最終ラインのビルドアップでした

「フリーだったら前に持ち出す。横横だけにならず、前に持ち出す!」

給水を挟んだ午前10時20分頃には、プレーエリアの限定を解除

ゲーム再開を前に監督は改めて、「次の展開をイメージする」大切さを強調します

スペースにパスを送り出すも、そこへ誰も反応せずにボールが流れた状況を例に出し、

「出しどころに合わないのはよくある。誰のせい?」

と選手に問いかける一幕も

「見方によってはパスを出した選手のミス」

続けて、

「問題は、そこに走ってないことにある」

「我々は練習で改善しないといけない」

「ボールのないところで動き出していれば、フリーでもらえる」

と話し、ゆっくりと選手を動かします

1人が敵を引きつけて作ったスペースに、もう1人が走り込む

そこへ後ろからフィードが出され、ゴール前にボールがつながる

「フリーだよね?」

シンプルかつ有効なパターンを示しました

「ゴールをするためには、おとりの動き。そのあとにゴールに向かう」

それだけじゃなく、

「周りも工夫する」

「ボールの無いところの選手がいかにして動くかが大事」

今一度、次を予測する”インテリジェンス”な動きについて、わかりやすく指導していた印象です

「1つのボールに対して、より連動して動けば動くほど良い!」

午前10時30分頃、濃いグレーの雲が接近してもお構いなしでプレーオン

雨足が強まり、薄暗くなると照明が灯ります

「後ろからサポートして、3人目の動きを入れよう!」

終盤には、ダイレクトリターンなし(ワンタッチで捌き、出し手にパスを戻さない)のルール設定

狙いとしては、

「止まってたらもらえないよ!全員が連動しよう!」

「テンポー!テンポー!!」

監督の熱のこもった声に呼応して、選手も足を止めずにゴールを目指します

午前10時45分過ぎ、柏木選手の左足から放たれた鮮やかなループシュートが決まり、”ラストゴール”

ちょうどその頃、大原には雷音が響き渡ります

選手、スタッフは足早にクラブハウスへと引き上げていきました

※午後練習はお休みです

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槙野選手不在もあってか、いつもよりは心なしか静かになった大原

けれども今日からは、「行こうぜ!」耳に残るかん高い声が帰ってきました

「やっとゲームができるという喜びがある」

左膝のケガから復帰を目指す、野田選手です

部分合流が続いてましたが、今日は11対11のゲーム形式に参加し、負傷後初の完全合流

未だに左膝は、何重にもテーピングが巻かれています

「今日はいつもより念入りに巻くぐらいの気持ちだった」

プレー中、光るものを見せたのは、利き足でなく右足でした

正確なキックが起点となり、チャンスを創出

「滅多ないことをしてみた」

と白い歯がこぼれます

「リハビリで、右足キックの練習をしていなかったら蹴る場面(選択肢)は無かったし、左が蹴れないから右足で蹴ってるのもある。右足の精度が上がれば、”ケガの功名”になると思う」

まだ左足で蹴るのは、

「全然怖い(苦笑)」

といいつつも、腰に手を当て、肩で息をする選手が散見されたゲーム終盤でのこと・・・

左足で縦パスを送り出し、パスアンドゴー!

一瞬の加速で最前線へ飛び出しキーパーとの1対1、あと一歩でゴールという惜しいシーンも

そこに、野田選手の強さを感じました

「やっぱ、ああいうところで躍動感であったり、自分の持ち味だと思うので、ドンドンドンドン出していきたい」

思い切りのようプレーは、爽快感があります

7月のアーセナル戦でもそうでした

「あの時は身体も動いていたけど、もう終わったことなので、良いイメージだけはこれからに取っておいて、なるべく早く公式戦に絡めるようにしたい」

良い状態だっただけに、あのタイミングでのケガはショックだったはず

「結局、腐っても何も良いことはないので、なるべく早く復帰できるように意識していた」

左膝のテーピングが外れた頃、”ケガの功名”でさらにパワーアップした背番号12が、チームの力になることでしょう

「どれぐらい早くゲームに絡めるかはまだわからないけど、僕の中では全力で早く戻りたい、ホント。応援よろしくお願いします」

プレーもそう、レッズの一員としての責任感からもそう、野田選手には”全力”という言葉がよく似合います

インタビューの詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

さらには、

・「もっと走り続けないといけない」
→神戸監督代行

リーグ再開を前に、レッズレディースの監督代行及び選手の意気込みをお届けします

では