どうもです
大原は、この時期らしいカラッとした陽気でした
天皇杯の初戦を2日後に控えた今日、練習は午前9時からスタート
川崎戦に長時間出場した選手達は、ジョギングやストレッチ、室内トレーニングなど、それぞれ状態に応じたコンディション調整につとめました
また、ステップワークなどのリハビリメニューに励んでいた選手には、
「集中して!」
と森脇選手
それに対して、鈴木啓太選手とマルシオ リシャルデス選手は受け答えせず、それこそ”集中した”様子でした
「あれ、演技でしょぉ!!」(森脇選手)
2人とも、心の中では笑いを堪えていたのかもしれません・・・
さて、次は”失うものなんてない”相手との難しい試合になりそうです
きょう、軽めの調整で切り上げた原口選手は、
「疲れているけど、頑張る。いつも通り、相手がどこだろうと、しっかり自分たちのサッカーをして、主導権を握りたい」
ポイントとしては、
「相手も守備を頑張ってくると思うけど、焦れずに自分たちのサッカーを90分間やれば必ず勝てる。なかなかスペースがない状況かもしれないけど、前半はボールを回して相手を疲れさせて、後半、スペースが空いてきたところで攻めるのが一番良いのかなと思う」
思い出したくないことですが、2009年には松本山雅に敗れた苦い記憶があります
その試合、1年目の原口選手はスタメンでした
「ああいう経験をしているので、しっかり勝たないといけないというのは理解している。内容がどうであれ、勝つことが大事」
気の緩みなどありません
「久しぶりに駒場での試合なので、僕も楽しみだし、観に来てくれる方も嬉しいと思うので、勝利という形でみんなで喜びたい」
引き締まった表情でした
つぎに、永田充選手、野田選手、関口選手、梅崎選手らが参加した全体練習について
こちらは、3対2、3対3のパターン練習が中心で、約90分間に渡って行われました
「監督から言われたことは、落ちるタイミングだったり、相手を『手で常に感じ取れるようにしろ』といったところ」
そのように振り返るのは、阪野選手
「難しくていっぱい怒られた(苦笑)けど、最後は良い形を作れたし、言われたことをしっかり吸収して取り組んで行きたい」
お話しの通り、最後は梅崎選手、矢島選手とのリズミカルなコンビネーションから綺麗なゴールが決まりました
すると監督は、特大の「ブラーヴォ!」を連呼
「その前があまりうまく行っていなかった中で、最後にうまく行ったからだと思う。ヘヘッ(笑)」
2日後へ、良いイメージをつかんだようです
「天皇杯で出られるかどうかはわからないけど、チャンスがあれば全力で頑張りたい。自分も大学時代に経験しているけど、大学生とか社会人のチームは天皇杯が一番注目されるゲームになるし、モチベーションは高いと思う。こっちはJ1なので技術は当たり前だけど、気持ちの部分でも負けないようにしたい」
逆の立場を経験しています
「明治大の1年の時に3回ぐらい勝った時はFC東京にいる三田と僕はスタメンかベンチかのギリギリのところだったけど、『明日は新聞に載ってやろう!』みたいな話を毎回していた。相手のモチベーションは相当高いと思う」
大学経由の経験を活かす時です
「ユースの時も何度もプレーしているけど、場所というよりは試合に集中したい。出れば久しぶりの試合なので、全力で得点に絡めるプレーをしたい。チャンスを与えられたら頑張りたい」
2008年、駒場では高円宮杯のグループリーグ2試合が行われました
あの大会、レッズユースの背番号9が、ヒザの痛みを抱えながらも献身的なプレーを続けていた姿は、今でも目に焼き付いています
あれから5年、今度は万全な状態の阪野選手が”聖地”で観られそうです
原口選手と阪野選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします
※結びにもうひとつ、きのうの永田拓也選手インタビューに関連した、阪野選手のお話を紹介します
「五輪の開催地が東京に決まったのはテレビで見ていた。日本じゃないみたいな噂があったけど、決まった日はタク(永田拓)の誕生日で「俺の誕生日だから日本になる」みたいなことを言っていて、本当になってタクすげえな、みたいな。そっちを思っていた(笑)。(永田拓也選手は「責任を持って頑張りたい」と大人びた話をしていたが!?)大人になった感じはしない(笑)。変わらない。五輪で注目の競技? サッカーはもちろんそうだけど、それ以外だと陸上の100m走かな。スピードの憧れってわけではないけど、何か楽しみ。(東京五輪の時は30歳だがオーバーエイジは)いや、とりあえずレッズで頑張ります(笑)」
では