9月12日 「しっかり決着をつけないといけない」

どうもです

浦和駒場での天皇杯初戦から一夜明けた今日、練習は午前11時からスタート

きのうの試合に長時間出場した選手はクールダウン

それ以外のメンバーは、ハーフコートよりやや狭いエリアでの7対7・ゲーム形式を中心に汗を流しました(栃木ウーヴァ戦スタメン組の中からは、阪野選手とGKが参加)

ゲームの終盤、監督はいつもと少し違うルールを設定

チーム毎に、ボールホルダーが次にパスを回す選手を予め指定します

例えば、森脇選手→那須選手→槙野選手→(中略)→原口選手

といった順です

全員につなぐ前にシュートを打ってOK

キーパーに戻すのもありです

頭を使いつつ、集中した様子でゲームに取り組む選手達

ラストゴールは、ルールを上手く利用した形でした

キーパーに一旦ボールが戻ると、原口選手はパスを受けに低い位置へ

その間、森脇選手は隙をついて前線に走り込み、そこへ原口選手から綺麗な縦パスが通ります

森脇選手は、キーパーの頭上を越す、鮮やかな右足ループをゴールマウスへ沈めました

上記の順番が示す通り、前線の原口選手が必ずフィニッシュへ持ち込むわけでなく、その後もう一度森脇選手に出したプレーが、ゴールにつながったということ

相手にパスを出す選手が読まれている中、どうかいくぐるか、クレバーなプレーでした

練習は、お昼の12時10分頃に終了

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夏の暑さが戻ってきたような大原

いつもより活気あるムードを感じられたのは、温度だけじゃなく、槙野選手の復帰も関係しているでしょう

「それはそれで良かったし、チームに笑い声や笑顔が増えるのは非常に良いこと」

–森脇選手は槙野選手が「俺の居場所がない」と思うぐらい頑張りたいと言っていたが!?

「プレーというよりは、髪を七三分けにしたり、人がいない時に人の真似をするのが目立ったけど・・・プレーでもうちょっと目立ってほしい(笑)」

久々の饒舌トークは続きます

「(火曜、水曜と)出場時間は非常に短かったけど、常に緊張感がある中でやれたのは非常に良かった。代表は代表だし、チームもチームなので、やり方が違う中で自分のプレーを磨いていかないといけない。代表では毎回行く度に思うけど、たくさんの方、指導者もそうだし、刺激を貰える。ただ、刺激を貰うことが多くても吸収して生かさないといけない。それをチームにも還元できればと思っている」

-優勝争いをするレッズに、長谷部選手からのエールはありましたか!?

「長谷部さんは、『常にレッズの結果をチェックしている』と言っていたし、『優勝して何年後かに、常に5万人入るスタジアムに僕が帰ってくればいい』と話していたので、僕らもしっかり結果を残して、常に満員のスタジアムになるように素晴らしいサッカーを展開したい」

そのためにもまずは、”東京”という壁を打ち破りたいところ

「去年から3戦連続ドローが続いているので、しっかり決着をつけないといけない」

言葉に力を込めます

「残り10試合はひとつも落とせないゲームなので、緊張感がある戦いになるけど、それを楽しめるぐらい頑張れればと思う。自分たちのサッカーをするには目の前の相手よりも走って戦うこと。そこが相手より上回れば、必然的に勝ち点3は取れると思う。あとは勝ちたいという強い気持ちを持って残り10試合戦っていきたい」

旬な話題としても、会場が国立であることはモチベーションアップにつながるはず

「噂によると、僕たちにはあと3回チャンスがあると。東京戦、ナビスコ杯決勝、天皇杯決勝。3回、国立のピッチに立ってオリンピック、7年後は僕も33歳になるけど、何かしらチャンスがあればと思っている。オーバーエイジもあるし、聖火ランナーもあるし、もしかしたら違う種目かもしれないし、何かしらで関わっていければと思う。うん、少なくとも現役ではいたい」

とユーモアを交えつつ、サポーターへの思いについては、シャキッとした表情でこのように語ります

「新潟戦が終わった後に【王座奪還】と合言葉を出させてもらったけど、言葉にするのは簡単。だけど、選手、サポーター、フロントがひとつになって闘えれば、間違いなく大きな力が生まれると思うので、僕たちはピッチの上で表現して、苦しい時はサポーターのみなさんに後押ししてもらう、最後はみんなで喜び合う、完璧でしょ!はい」

結びは、男らしい確かな決意表明でした

槙野選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

さらには、

・「僕自身はレッズに育てていただいたと思っていますので、故郷に戻ってきたような気持ち」
→レッズレディース・吉田靖新監督の就任記者会見

をお届けします

ちなみに、吉田新監督について・・・

”調子乗り”時代に指導を受けていた槙野選手にもお話しを聞いています

「思春期の時にたくさん怒られた(笑)。サッカーはもちろんだけど、プライベートでもたくさん説教されたので、難しいかもしれないけど今のレッズレディースを立て直してくれると思うし、まずはレッズレディースの監督になったという報告を僕なり陽介なり、目の前に来て一言言っていただきたい(笑)。ヤッコさんならやってくれると思うし、レッズレディースの選手たちにひとつお勧めなのは、ポテトチップスのオニオン味(※緑色の筒)が好きなので、何か怒られた時、誕生日の時にはそれを吉田監督に渡せば必然的に笑顔が出るので(笑)。10代からそういうことをしていたけど(笑)。当時はミーティングで毎回のように『槙野、調子に乗るな』と言われていた。『お前は声を出させるために呼んでいる』とか、他の選手と違う声掛けをしてもらったという印象なので、ちょっとはプレーも褒めてほしかったのは本音。成長した姿を見せられればと思うし、近くなったのでたまにはご飯のひとつでもおごってもらえればと思う(笑)」

男女ともに、後悔のないシーズンに出来れば何よりです

それは、ここからの私たち”浦和レッズ”次第のはず

では

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