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11月21日 「最後はみんなで笑おうじゃないか」

どうもです

今年4度目の川崎戦を2日後に控えたきょう、練習午前10時45分頃からスタート

ウォームアップ後、11対12でのハーフコートゲームが行われました

「切り替え早く!」(監督)

その言葉通り、選手達キビキビとした動きを見せます

レギュラー組数的不利な状況でのプレーでしたが、巧みなポゼッションから両サイドをバランス良く使った攻撃を展開

右サイドでボールを受けた平川選手が中央へ鋭いクロスを上げると、そこに飛び込んだ原口選手がドンピシャヘッドでネットを揺らします

このプレーには、いつにも増して大きな拍手がわき起こっていました

練習午前11時55分頃に終了

練習後、監督坪井選手、平川選手、阿部選手、鈴木選手を呼びピッチ上で約10分間、お話をしていました

「(極秘会議ですか!?)違います!!(ニコッ)」(坪井選手)

残り試合、困難な状況を迎えたとしても、経験豊富な選手達がうまくバランスを取ってくれれば何よりです

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きょうの練習後、槙野選手にマイクを向けさせていただきました

ここ数日好天が続いていますが、それに負けじと爽やかです

そう見える理由としては、日々の練習が関係しているのかもしれません

「休みが明けて、非常にチームとしての『やってやるぞ!』という気迫が練習の中でも伝わってくると思うし、みんなが口々に言っている通り、今週の試合の重大さわかっているのでピッチの上で表現できればと思っている」

中断期間に確認できたこととして、

「今週に限って、相手が1人多い状態での練習だったので、いかにコミュニケーションの部分、連動する部分、なおかつ切り替えの部分、そこに重点を置いている」

たしかに、攻守における1つ1つの連動したプレーが、より素早くなっている印象です

中でも切り替えの早さ秀逸

「そこがあって、自分たちの結果に結びついていると思うし、運動量、そこさえ相手を上回ればポイント取れると思うので、そこ90分を通して続けていかないといけない」

練習で、最終ラインからのきっちりとしたプッシュアップも徹底されていました

「特に、川崎と今シーズン、ナビスコを含めて3試合対戦したけど、その中での自分たちが最も相手を崩せたのが後ろからの攻撃参加であったり、押し上げという部分だったので、今週特にそこに重点をおいて、分厚い攻撃、クオリティーの高いボール回しをしっかり確認したので、あとはピッチの上で出来ればと思う」

ナビスコ準決勝での勝利、前線からの高い守備意識が奏功したと言えるでしょう

「後ろの守備意識もそうだけど、特に前線、前3人の守備意識も非常に高いので、やっぱり前の選手が守備をしてくれることによって、後ろの選手が簡単に奪う。もしくは高い位置でボールを奪えたところでしっかりゴールにつなげられるというような、直結するプレーが出来ているので、全員の守備意識の高さ非常にシーズン始めより高まっている」

今のレッズが”自分たちの力”を最大限に発揮するには、そういった最も得意とする”嵌めワザ”をとことん貫き通すべき

そして、

「残りの期間、良い緊張感を楽しめればと思う」

そう話す槙野選手、男らしくシャキッと引き締まりつつも、ワクワク感が垣間見える良い表情でした

胸の中には、今シーズン限りで一度レッズを離れる選手のために「花道をつくる」というモチベーションがあります

後悔のないよう、サポーターと共に闘い、全てを出し尽くす構えです

「勝ちましょう!そして、僕たちあと3試合のうち2試合をホームで闘えるので、そのアドバンテージをしっかり活かして、良い結果を出して、最後みんなで笑おうじゃないか!」

インタビューの詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

ところで・・・

槙野選手非常に頭の回転が速く、いつも良い受け答えをしてくれます

しかし最近、チームメイトから”ダメ出し”をされることもあるそうです

槙野選手からのリクエストもあり、宇賀神選手に解説してもらいました

番組でぜひ

11月20日 「僕も嫌いで離れるのではないので、今後も何か力になれたらな」

どうもです

爽やかな晴天に恵まれたきょう、大原での練習は午前10時から始まりました

いつもと変わらず、和やかなムードでのウォームアップを終えると、午前10時45分過ぎからは戦術確認のメニューへ

行われたのは、フルコートを用いたパターン練習でした

攻撃時の陣形である、4-1-5のディフェンスラインとボランチのビルドアップからスタート

「4,4,1,1の状態を作って!」(監督)

相手も”4-1”に対してマッチアップ状態でのプレスをかけてきます

そこをパスワークでいなし、ハーフラインより先の前線5人へとパス

相手陣内でも数的同数の状態の中、コンビネーションで崩し、フィニッシュへ至るという形を反復

それ以外にも、前線と最終ライン両グループ同士でボールを奪い合う形や数的優位な状況での攻撃など、パターンは多岐に渡りました

「しっかりと関係性を持ってね!」(監督)

相手がハイプレスをかけてきた際、いかにしてかいくぐるか

前線にボールを入れたあとに、しっかりと最終ラインから押し上げる

そして、「必ず縦に入れることを狙う!」(監督)といったことが確認されていた印象です

給水を挟んだ午前11時30分、監督は「あと少し、30分だよ」と真顔で選手達に声をかけます

実際はというと、午前11時37分、滑らかな攻撃から原口選手の左足ボレーが決まり、「ブラーヴォ!!」

練習は終了しました

「全体としてみんなの動きがスムーズにできてきていると思うし、川崎F戦は難しい展開になるとは思うけど、自分たちのコンビネーションで得点、魅力的な攻撃を見せていきたい」

と意気込むのは平川選手

きょうは気持ちのこもったプレーが多く見られました

中盤でタッチラインを割りそうになったボールを猛ダッシュでマイボールとし、味方へつなぐと、平川選手自身は一度ラインの外へ出ましたが、次の瞬間にはペナルティエリアで再びボールを受けて、シュート

盛り上げる声も良く出ていました

「残り3試合、みんながコンディション的にもキツいと思うけど、気持ちを盛り上げるという部分で、頭で疲れていると考えだすとどうしても体が重くなってしまうので、みんなで盛り上げて楽しく激しくやっていければと思う」

とにもかくにも、

「優勝に向けてとにかく全員がコンディションどうこうじゃなくて全てを出し切る」

頼もしいコメントを聞かせてくれた精神的支柱はその後、複雑な表情を浮かべます

「非常に残念。一緒にやってきた仲間だし、ポジションを争って切磋琢磨した先輩ということで、学んだものも多かった。とにかく今できるのはヤマさんの花道を飾るという意味でもタイトルを取って終わりたいし、ヤマさんから受け継いだものを自分も残り3試合で出していきたいし、続けていきたい」

きょうの午後、山田暢久選手の契約について発表されました

記者会見でのこと

「いずれ来ることだとは思っていたし、チームの意向と言うことで、自分なりにしっかり受け止めようと思った」

契約が終了すると初めて聞いた時の心境について質問すると、そのような答えが返ってきました

いずれ来ることだとは思っていた・・・

それは誰もが覚悟していたはず

ただ、今シーズン、山田暢久選手は何度となく「これからもレッズで頑張っていく」といったニュアンスのコメントをしていました

それがこのような形で”その時”を迎えることをどれだけの人が望んでいたのでしょうか

——サポーターは山田暢久選手含めての浦和レッズを愛していると思いますが、”こういうこと”があっても、これからも浦和レッズを大切に思っていてくれますか?

「それはもちろん。今まで応援してくれたサポーターに感謝したいし、僕も嫌いで離れるのではないので、今後も何か力になれたらなと思う」
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山田直輝選手にもマイクを向けさせていただきました

「浦和の象徴だと思うし、素直に残念。僕が物心ついてレッズを応援している時からいた選手なので、浦和レッズを見ればヤマさんがいるという印象だった。今シーズンも大事な試合、締めないといけない試合では必ず出ていた。
(中略)
ヤマさんは浦和レッズでずっとプレーして浦和レッズで引退する選手だと思っていたので、率直に残念だけど、ヤマさんの能力からしたらJリーグのトップでまだまだやれるし、まだまだ他のチームでもやってほしいとは思うし、そういうサポーターの方も多いと思うけど、そこはヤマさんが決めること。僕はヤマさんがどこに行ったとしても、浦和レッズで引退するとしても、ヤマさんと一緒にプレーできたことは誇り。いるのが当たり前だったし、僕が入ってきた時から浦和レッズの選手のなかではドンと”主”みたいな存在だったので(笑)、そのヤマさんがいなくなるのは想像できない」

–浦和の宝物は一度チームを離れてしまいますが、その意志というものを受け継いでもらいたいところです

「たまたま苗字が同じだけかもしれないけど、その偶然が僕の中でも小さい頃から同じというだけで気にしていたし、ヤマさんがいたお陰で自分もレッズのサポーターにいち早く名前を覚えてもらったり、いろんな呼び方をしてもらったりしたし、プレー以外の面でもお世話になった先輩ですから」

各選手のお話の詳細、生の声は番組でお届けしますが、ここではもうひとつ紹介させてもらいます

平川選手と山田直輝選手が同じことを言っていました

優勝へ、「必ずヤマさんの力が必要だ」と

山田暢久選手の記者会見後には、野田選手と永田拓也選手の契約について発表されました

「浦和は今までの僕の人生だったと思うし、サッカーだけじゃなく、プライベートの時間までみんなといられたのはかけがえのない時間だった。このチームを去ることは寂しいし悔しいけど、僕は浦和レッズのチームメイトを浦和レッズを応援してくれるみなさんのことが大好きだった。ありがとうございましたということを一番に伝えたい。まだ残り3試合あるし、優勝が懸かっている大事な試合なので、全力でチームをサポートできるように頑張りたいし、最後に優勝して離れられれば一番うれしいので、優勝のために残り3試合、僕も頑張りたい」(野田選手)

「浦和はずっとお世話になってきている場所でもあるし、たくさんの仲間にも出会えた場所でもあるし、地元でもある。生まれも育ちもここ。浦和でやってきたことは他でも通用すると思う。でも、そんなに悲しいという気持ちではないし、これから自分の人生が楽しみだと感じている。これまで応援してくださったサポーターのみなさんに自分のプレーを見せられていなかったし、浦和でのプレーは機会がなくなるけど、これから自分の”人生の第2章”として良いプレーができるように頑張りたい。浦和には本当にお世話になったので、何らかの形でこれから返していきたい」(永田拓也選手)

2選手に行ったインタビューについても、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」で責任をもってお届けします

では

11月19日 「勝ちたいという気持ちを燃やして、今までやってきたことを信じて」

どうもです

暖かい陽が射し込む大原で、きょうの練習は午前10時過ぎからスタート

約1時間、オフ明け恒例のフィジカル系メニューが中心でした

「泣いても笑っても残り3試合だけど、やらないといけないことは普段と変わらない」

そう話すのは野田選手

「勝ちたい気持ちはより増やすけど、良い意味でいつもと同じようにやっていきたい。ここで何か代える必要はないと思うので、自分ができることをやるだけ」

今のチームに迷いがないということが確認できます

自身は先週土曜日、久々にサポーターの前での実戦にのぞみました

「本当に久々だったので、早くゲームがしたい、楽しみだという気持ちが強かった。僕だけじゃなくてみんなが集中していたし、良いゲームができたと思う。ゴールはおまけみたいなものだけど、自分の武器だと思うので、それが出せたのは良かった。でも流れの中でもう少し点に絡めることを意識したい」

ここからはより一層、総力戦の要素が強まってくることでしょう

「もちろん、勝ちたいという気持ちを燃やして、今までやってきたことを信じて、みんなでチームとして戦っていきたい」

そして、みんなで優勝の喜びをわかちあえれば最高です

大谷選手にもお話を聞きました

「リーグ戦残り3試合、チーム一体となれるように少しでもできることを探して、優勝して終われればと思うので頑張りたい。僕はこれまでと同じように続けてやるだけ。GK練習は尚史さんがうまくコントロールしてくれていると思うし、みんなも集中してやっているので、良い雰囲気でやれていると思う」

やはり、一丸となっているのでしょう、このチームは

ちなみに、大谷選手が先週の練習試合で着ていたユニフォームの色はというと・・・

ももいろクローバーZの推しメンバーと同じ、緑色でした

「試合中は気にならないけど、好きな色なので(ニンマリ)。他の色を着るよりは嬉しいけど、5色の方が良いかな(笑)」

野田選手と大谷選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

もしかしたら、先週末が今シーズン最後の練習試合であったかもしれません

きょうまでは、多くの”控えの控え”に甘んじる選手にマイクを向けさせていただきましたが、それぞれにとって有意義な時間であったかと思われます

また、今夜の「You’re The REDS」では、トップの4選手がさいたま市内の小学校を訪問した話題をお伝えします

この活動への参加率の高い柏木選手が持ち前の”ノリ”で児童の心をつかめば、初参加の関口選手は大原で見せる”クニくん”な一面で、子供たちと同じ目線になって打ち解けていました

母校へ凱旋した永田拓也選手は終始緊張した様子でしたが、結びには”友の大切さ”についてバシッとトーク

そしてきょうは、自身の貴重な経験をもとにした”深イイ話”を語った、マルシオ リシャルデス選手の教室をのぞいてみたいと思います

お楽しみに

では

11月18日 オフ

どうもです

全てが決まる270分の決勝戦

そのスタートを今週末に控えて、きょうの練習はお休みでした

そこで今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、

○流通経済大学との練習試合を終えて
・那須選手インタビュー
→「このサッカーをしている以上、リスクはつきものだし、ミスもあるので、ミスをした後にどう切り替えるかとか、そういうところ。ミスは個人個人で気をつけることだし、集中力の問題だったりするので、各々改善していけばいいと思う」
→「(セットプレーもチャンスがあったが)決めきれなかったねー(苦笑)。もう少しだけど、本番で決めればいいかな」

・ハットトリックの活躍、永田拓也選手インタビュー
「天皇杯はケガで欠場していて、チームとしても個人としても悔しい結果になったけど、今日は久しぶりの試合ということで、自分の持っているものを全部出していきたいと思って試合に臨んだ。(ハットトリックとは、逆に持っていないものを見せたが!?)点を取るプレイヤーではないと思うけど(笑)、チームとしても良い崩しができたし、個人としても最後のシュート精度がいつもより良かったと思う」
→ちなみに・・・
→「ハットトリックの記憶? ない。全然ない(笑)。ストライカーにしかない響きだし、自分はそういうプレイヤーではない。今日はアシストはしていないし、クロスの精度もあともう少しのところなので、突き詰めてやっていきたい。(3点のうちのお気に入りは)いや別に(笑)。でも1点目は良いコントロールからの右足だったので、めったにないことで嬉しかった」

○きのう日曜日の練習後
・矢島慎也選手インタビュー
→「自分が小学生の時は、大原に来ればレッズの選手が見られるなんて知らなかったんで、街でレッズバスとか選手を見たら自慢できた。なので、今、そこにいるのが『すっ凄いなあ』と」
→埼玉県民の日に行った、山田直輝選手インタビューに関連してのお話しです
→さらには、ミャンマー遠征に向けた意気込みも語ってもらいました

お楽しみに

では

11月15日 午後の大原

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どうもです

夕暮れ時、雨上がりの大原

見上げれば、幻想的な空の色合いでした

16時スタートの午後練は、11対12でのハーフコートゲームを中心に進行

選手それぞれ集中したプレーを見せていました

「アッと驚くような」と話していた森脇選手は、ゴムヘアバンドをつけて登場

ゲームでは、右サイドでボールを受けると、ニアハイに突き刺す弾丸ミドルを決めるなど、上向きの様子

本人に感想を求めると、

「良くないっすよおぉぉぉ!」

表情はといえば、笑顔でした

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練習が終わった頃にはもう、辺り一面まっ暗

あすは大原で練習試合が行われます

「今年はもう練習試合があまりないと思うので、大事にプレーしたい」

そう話すのは野崎選手

日頃、スタジアムではあまりその勇姿を確認できない選手を見る意味でも、大原へ足を運んでみてはいかがでしょうか

選手達にしっかりと視線を注ぐことも、大切なサポートのひとつかと

今日の午後練習の様子、練習後の野崎選手のインタビューは今夜7時からの「You’re The REDS」でお届けします

では

11月15日 「余韻がまだ残ってるのかなあ・・・」

どうもです

気温10℃、曇り空の大原で練習は午前10時からスタート

ウォームアップを終えた午前10時45分からは攻撃のパターン練習へ

基本は3対3ですが、両サイドにも選手が構えていて、監督がその都度、攻撃に参加する人数を指定します

したがって、状況に応じて、4対3、5対3と攻撃側が数的優位な状況が多かったです

「3人目、スペースだよ必ず!しっかり考えてプレーしよう!!」

と監督

お互いのタイミング、イメージが合致したバリエーション豊かな攻撃に磨きをかけていました

午前11時25分、攻撃のスタートを意味する縦パスを永田充選手が送り出すも、受け手と噛み合わず

すると監督は何故か満面の笑みで”フランツ”とハイタッチ&ハグ

「意思の疎通が合わなくて・・・。ハグの理由!?何だかよくわからない(笑)フフッ」(永田充選手)

ひとまず監督のお気に入りなのは確かです

練習開始から90分が経過

集中が切れてきたか、スムーズにボールがつながらない場面が続出

すると監督はプレーを止めます

「問題は・・・」

と切り出し、自らボールを受けて右足インサイドで強烈かつ正確なパスを披露

「強いボールじゃないと通らないんだよ!」

するとたちまち、選手間では「いこうよ!」の声がわき起こり、プレーの精度が向上

午前11時40分頃、さらなる課題が提供されます

パスを回す順を完全に指定、難易度が上がりました

「1、2、3、3、2、1」

この言葉が何度もピッチ上に飛び交います

数字を選手に置き換えると、槙野選手→那須選手→森脇選手→森脇選手→那須選手→槙野選手といった順につなぎ、

「最初に受けた選手がスペースへラストパスだよ!」(監督)

そこからフィニッシュへ、という流れです

相手にもパスコースがバレているため、そう簡単につながるわけがありません

次第に強まる冷たい雨、複雑なルールもあいまってか、選手達は若干お疲れの様子

だからこそ、この練習の意味があるのです

監督は選手達へこのような言葉を送っていました

「いかに、考えて走れるか。考えなしで回しても意味がないよ!だから課題を入れながら取り組んでいる。オフザボールの時にどう動くか、考えて学ぶ練習だよ!!」

さらには、FCバルセロナもコンビネーションを高めるためのメニューを「日々繰り返し」反復していることも例に出していました

そして、「やろやろー!できるよ!」とも

選手達は積極的な動きとパスでのチャレンジを繰り返していました

時にボールがつながらなくても、意図がハッキリしていれば出し惜しみなく「ブラーヴォ!!」

練習はお昼の12時10分頃に終了

長丁場でしたが、内容の濃いトレーニングでした

今週末に公式戦がないことを考えると、なおさら有意義な時間だったことでしょう

ただし、きょうはこれにとどまらず、2部練

午後4時からのトレーニングも行われので、楽しみです

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きょうの午前練、少し冴えない印象を受けたのが、森脇選手

動きの重さを見抜いたか、監督からは、「モリ、ガラスの足か!?」

槙野選手が絶好のスルーパスを送り出すも、「えええ!?」と周りが驚くほどスピードは上がらず、追いつけず

練習終盤、自身の組の順番でなく、見学をしていた際には、背後から原口選手にビブス、山田暢久選手からはこっそりと手袋を当てられていたほど

「全然普通!ノーマルっすけどねぇ!!あれはいつも通り!監督?いつも言われてること」

と本人は平静を装いますが、やはりいつもに比べると・・・

「いやぁ、まあ難しかったんでねえ、あーの非常に良いトレーニングになったなあと。試合で活きると思ってるので、まあ難しい中でも勉強させられることは沢山あった。これが僕の実力っす!はぁい(苦笑)」

もしかすると、オフに釣りを満喫していたのが!?

「美味しい魚の余韻がまだ残ってんのかなあ・・・」

と、そこは否定しませんでした

冗談はさておき、森脇選手はしっかりと監督の意図は汲み取っているので、紹介します

バルサが例に出たことについて、

「ボールのスピードだとか、そういうところの質で”世界”が求められている。監督がいつも言っているのは、『技術の部分ではひけをとらない。動く質だとか、どこにボールを出すか、どんなスピードで相手にパスするかは違う』ということ」

なるほど、このサッカーは、これからも進化していくのでしょう

ちなみに、

「午後は挽回したい!みんながアッと驚くようなプレーを見せたい!!」

と森脇選手は意気込んでいました

※普段、森脇選手は難しいプレーをあたかも自然に高い技術でこなしているからこそ、きょうのちょっとしたミスでも違和感を覚えてしまったのです(チームメイトもそう思ったはず)

なお、午後練習の様子は今夜7時からの「You’re The REDS」でお伝えします

では

11月14日 「僕も県民なので今日は休みかな!?と思った」

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どうもです

空気ヒンヤリ、でも快晴

爽やかな青空の下、練習は午前10時過ぎからスタート

オフ明け恒例、体幹トレやステップワーク、坂道ダッシュといったフィジカル系メニューが中心でした

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きょうは埼玉県民の日

それもあってか、練習には約400名のサポーターが集まりました

「僕も県民なので今日は休みかな!?と思った(笑)」

冗談混じりに話すのは、山田直輝選手

「けど、僕らはしっかり働いて、まあみんなも喜んでくれてたと思うので。まあでも、来ていただいて僕らも声を掛けていただくと、勇気だったり元気だったりをもらえるので、このもらったパワーをしっかりJリーグに活かしていきたい」

と明るい表情

きょうの練習のシメで行われたシャトルランニングでは、トップでゴールしました

モチベーションを掻き立てた理由があります

「なんか、きょうは原口が『直輝にぜってえ着いてってやる!』とか言ってきたので、“じゃあ本気でやってやろうかな”と思って(笑)そしたら順くんも『オレも着いていこう』みたいなこと言ってたので、着いてこられないぐらいの勢いで走って、結果1位になった感じだけど、原口と順くんに負けなくて良かった(笑)」

やはり、負けず嫌いです

「走るということは誰にも負けないようにやっているので、その面に関して、今日は原口から仕掛けてきたので、“売られたケンカは・・・”、みたいな感じで本気でやって、(先輩の貫禄!?)はい、しっかり見せた(笑)」

出ました、ナオキスマイル

少年のように笑う23歳が本当に少年だった頃の記憶が、県民の日に多くの子供たちと触れ合ったことで、よみがえりました

「慎也と練習中に話していたけど・・・、なんか、僕らも今はこういう立場でやらせてもらっているけど、昔はレッズの選手というと“神”のような存在というか、ホントに実現しているのかというような存在だったので、自分たちがそういう立場に立っていることは幸せだし、『自分たちはしっかりファンサービスとかをしないといけないよね!』と、ちょうどさっき、慎也と話したばっかりなので、そうだなあ~(ニッコリ)・・・と思いながらサポーターと触れ合っていた」

何とも”浦和人”らしい2人の会話です

「練習でこんだけ多くの方が来てくれるのは日本中探してもどこにもないと思うので、やっぱ幸せだし、支えてもらってるなと改めて感じた」

きのうまでの2連休では、「おととい、尚史さんに連れてってもらった」海釣りで好成績を残し、今日はシャトランでトップを飾る好調ぶり

結果の伴った!?良いことが続いています

「ほんと、これからJリーグが終わったときに“1番”という言葉を口に出来れば良いなと思う(笑)」

プレーでも最近はキレが増している印象です

「自分の中でも身体のコンディションは凄い良くなってると思うし、準備はしっかりしているし、もっと良くなるために毎日の練習に集中して取り組んでいる」

まずは、2日後の大原でサポーターをワクワクさせられるか、楽しみになってきます

「まあ、練習試合だけどアピールの場だと思うので、しっかりと自分の出来ることと、監督の目指しているサッカーを体現できればいいと思う」

優勝への切り札として期待される存在からは、多くの頼もしいコメントを聞かせてもらいました

山田直輝選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

11月12日 オフ

どうもです

きのうの練習後、スタメン組は監督と共に約20分間の青空ミーティングを実施

選手達によれば、「もっとポジティブに考えよう」というお話があったそうです

そして次のリーグ戦までは、少し間隔が空きます

ラストスパートへの大事な準備期間

まずはきょうとあす、選手達はしっかりと休養し、あさって木曜日には、また明るい表情を見せてくれることでしょう

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2日間のオフ中、19時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、

○火曜日
・「仙台戦は凄く残念な試合だったけど、良い内容で試合運びもできたし、勝ち切ることができなかったのはこれが初めてではなく、今年何度かそういう試合があったので、そういうところを修正していきたい」
→きのうの練習後、興梠選手インタビュー

・”冬の選手権”埼玉県大会決勝を前に
→市立浦和と正智深谷、両校監督のコメント

・レッズレディース情報

○水曜日
・「仙台戦は勝ち点2を失ったと思うけど、上位もコケたのでまだ自分たちにはツキがあると思うし、優勝するチャンスは残されていると思うので、残り3試合、死ぬ気で戦いたい」
→きのうの練習後、関口選手インタビュー

浦和フットボール通信の編集長・椛沢佑一さんがゲスト出演

など、盛りだくさんの内容です

お楽しみに

なお、番組へのメッセージはこちらでお待ちしています

では

11月8日 「ほっとこうかと思った」

どうもです

宮城での山場まであと2日

雲ひとつない、爽やか陽気の大原で練習、午前11時頃からスタート

ウォームアップを終えた午前11時45分頃からは11対11でのハーフコートゲームへ

「動き直す分だけ、時間がかかるよ」(監督)

より素早い攻撃を繰り出すべく、選手同士の適切な距離感に関する指導も入っていた印象です

練習お昼の12時20分頃に終了

きょう、局面での激しいボールの奪い合いが何度も見られました

中でも一際、気を吐いていたのが森脇選手

右サイドのタッチライン沿でボールを拾うと、すぐさまリザーブ組の猛プレスに遭います

梅崎選手、野田選手、次々と加勢し、気付けば3人に囲まれる事態に

寄せられ、引っ張られ、身動き取れず

それでも、歯を食いしばりっての鬼キープを敢行

もう限界、ボールを失うのも時間の問題かと思われたその時でした

背後からは、《なにやってんだモリ、しょうがねえなあ》と言わんばかりに”クニくん”が助太刀で登場

混戦の中、滑らかなボールタッチでスルリと抜け出し、チャンスへ結びつけるクールなサポートでした

関口選手この日、レギュラー組でプレー

森脇選手のピンチを救ったシーンについて

「ほっとこうかと思った(ニヤリ)」

それ単なる放置でなく、理由があります

「あいつほんと、キープ力ある。任してられる」

しばらく様子を見て、さすがに今回危ないと思ったのでしょう

「助けに行かなくても打開してくれるから、ちゃんとしたポジションで待って入ればボールが来る」

もう少し待っていれば、森脇選手が独力で切り抜けていたのかもしれません

いずれにせよ、その技術に確かな信頼があるということ

クニくんとモリ

2人が見せる絶妙!?なコンビネーション、ピッチ外のみならず、実戦練習、そして2日後の試合でも輝きを放つのでしょう

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なお今夜7時からの「You’re The REDS」で

・「ここ最近、仙台には勝ててない印象があるけど、それ過去のデータであって、今のうちの攻撃を抑えるのは非常に難しいこと」
→きょうの練習後、槙野選手インタビュー
→「得失点差も非常にシビアになるので、残り4試合、失点”ゼロ”をテーマに掲げている」とDFWらしいコメント
→レッズレディースを一部に導いた吉田靖監督が、何だかんだで槙野選手の人間性を評価していたことを伝えると、「サッカーの部分で褒められたことない(苦笑)。なのでそこで褒めてもらえるように自分のプレーを見てもらいたい(笑)」

さらに、今週行った選手インタビューも改めて届けします

 

11月7日 「手の届くところまで今いる」

どうもです

仙台戦を3日後に控えたきょう、練習は午前10時頃からスタート

ナビスコ決勝以来初めて、本格的にボールを使ってのトレーニングでした

小雨ぱらつき、照明も灯される中、午前10時45分頃からは3対3での攻撃におけるパターン練習へ

両サイドには選手が1人ずつ構えていたため、実際のところは4対3、あるいは5対3となる攻撃側が数的優位なシチュエーション

監督からは、トライアングルのコンビネーションを軸に、タイミングや創意工夫を意識させるような指導が入っていました

さらには、くさびのボールが入った時、球際で攻守の両選手に対して「前に入らせないように!」と監督自ら身体を張ったプレーでお手本を見せるなど、ハッスル

そのテンションに呼応して、選手達も意思の疎通を図りながら、ピッチを縦横無尽に駆け回ります

途中からは、パスを回す順番やタッチ数などが細かく指定され、より難易度が上がりました

小気味良いダイレクトプレー、スペースを突くパス、3人目4人目を活かした動き出し、クロスの上げ方と入り方

監督は様々な打開策、アイデアを提供します

「出来るだけ早くゴールに!」という意識付けに加えて、

「ボール来るからね!」

次の展開を予測し、味方を信じた上でスペースへダッシュすることも求めていました

時にはうまくいかないこともあります

それでも、槙野選手、森脇選手を中心に「行こうよ行こうよ!」と励まし合う声が飛び交うなど、活気あるムードでした

ファインゴールには、「ブラーヴォ!」をなぜか森脇選手が絶叫するほど

終盤、監督はゴールを決めるか否かでペナルティーを設ける、笑いを誘うための粋な演出も

午前11時50分、練習は終了

その頃にはすっかり、雨もやんでいました

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「ミシャの説明をしっかり聞き入れて自分のものにしたいという思いでいた。ひとつひとつが勉強になるので吸収したい」

と練習を終えての関口選手

そこまでは、どの選手も同じ考えでしょうが、続きが特有です

「非常に緊張した」

と苦笑いする理由は、帝京高校の先輩・松波正信さんが練習を見学していたから

「僕が高校の時にコーチや監督からよく名前が出てたし、自分もよく知っている」

そのような偉大な存在と、

「握手した」

そう話した途端、”クニくん”らしいニターっとした表情になりました(※インタビュー中も「森脇いないな!?あいつは『やられたらやり返す!』みたく子どもみたいな奴だから」と背後からの奇襲を警戒)

練習後には、松波さんと約10分間の立ち話も

「『調子良さそうだね!』と帝京のレジェンドからありがたいお言葉をもらえた。自分はピッチでプレーして、色んな方に見てもらえるようにこれからも頑張っていく」

と決意を新たにしました

つぎは、優勝への大事な仙台戦

「(古巣の本拠地での試合だが)特別意識することでもないとは思うし、自分の感情を入れ過ぎたところで、チームが負けても意味はない。勝たなきゃ行けないゲームなので、内容はどうあれ、勝利が絶対条件。まずは勝ち点3を取るために自分はプレーするだけ」

背番号11はレッズ&帝京魂を胸に、空回りしないよう自然体で臨む構えです

また、11月1日金曜日に、第一子となる女の子が誕生した梅崎選手にもマイクを向けさせていただきました

「幸せな気持ちでいっぱいだし、より一層”頑張らなきゃな”という気持ち」

初めて会った時は、

「本当に感動した」

お父さん似との声も聞こえてきますが、

「そう言われてるけど(笑)、自分では何ともわからない」

と頬が緩みます

「家族も増えたので、ホント、より一層頑張らなきゃいけないし、それを力にしていきたい」

浦和レッズにとっても、新たな家族の一員が生まれたという喜ばしい年です

「記念の年を優勝という形で締めくくられれば、本当に良い1年というか、記念になるので、成し遂げられるようにしたい。それが手の届くところまで今いるので、チームで力を合わせて、自分も力になれるように頑張っていきたい」

ちょうど1ヶ月後、もう一度心の底から「おめでとう」の幸せを共感できるように

それが、2013年の目指すべきゴールであり、新たなる時代への最高のスタートです

関口選手、梅崎選手のインタビューは今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

では