9月11日 「あの時は本能でやっていた」

どうもです

清水戦を2日後に控えたきょうは、約1時間のミーティングから始まりました

「Jリーグしかないので、しっかり取りに行こう」

監督からは、そのような話があったそうです

午前11時頃、選手達はピッチに姿を現し、練習はスタート

ウォームアップを経て、午前11時45分頃からは11対11でのハーフコートゲームへ

「ボールを確実に動かして動かして!」

「相手から奪ったあと、縦への早い意識を!」

と監督

中でも最も強調されていたのは、「遅攻と速攻のメリハリ!」でした

的確に動き出す判断力、相手の急所を突くスイッチとなるパスのタイミングを見逃さない集中力

選手達は単調にならないよう、声をかけつつ工夫を凝らしながらプレーしていました

お昼の12時18分、李選手の強烈な左足がネットを揺らし、練習は終了しています

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小雨ぱらつく空のもと、練習が終わっても数名の選手は居残りでトレーニングを実施

山田直輝選手と関根選手は堀コーチが見守る中、岩舘選手を相手にシュート練習を反復していました

「直くん(岩舘選手)に『やっていいですか?』って言ったら『全然良いよ!』って言ってくれるので、助かっている(ニヤリ)」

と関根選手

「だいぶ涼しくなってきたけど、そろそろ最終予選(U-19アジア選手権)も始まるし、あっち(ミャンマー)は暑いので、この気候に慣れないようにしないといけないと思う。暑いのはあまり強くないので(苦笑)」

7日日曜日は、見ている側、プレーしている選手共に熱くなったはず

「ナビスコ杯は最後はみんなでひとつになってあと1点取りに行くという中で自分も出られたし、そういう雰囲気を味わえたのも良かったけど、そこでしっかり勝ち切ることが大事だと思う。2試合とも引き分けという形で勝ち上がれなかったけど、それは悔しいので、Jリーグに向けて切り替えてやっていきたい」

左からのクロスにファーで合わせたシーンは、鳥肌ものでした

「自分でも手応えがあった(笑)けどコースが甘かったので入らなかった。ゴール前にどんどん顔を出していけばああいうチャンスもあると思うし、他にもチャンスはあったので、そこで決めきれれば成長していくと思う」

そういったチャンスに顔を出すにも、試合のピッチに立つことが大前提

出場機会をつかむきっかけは、リーグデビュー戦で与えたインパクトが大きいでしょう

「清水戦は無観客でデビューした試合だったし、良いイメージが残っているので、次もまたやっていければと思う。前回の清水戦は一番思い出に残る試合だけど、雰囲気は全然違うと思うし、サポーターもホームで応援できなかった分、アウェイでしっかり応援してくれると思うので、それに応えられるようにしっかりやっていきたい」

関根選手がサポーターを湧かせるプレーの1つが、変幻自在のドリブルです

それは、きょうの練習で監督が言っていた「メリハリ」にも良いスパイスとなるはず

「自分としては最近はドリブルがあまりできていないので、そこで何かきっかけをつかみたい」

改めてデビュー戦を思い返せば、ヒントはありました

「アシストっぽい感じのところは粘り強く自分の良さが出たドリブルは印象的」

というのも、

「あの時は本能でやっていたのが良かったと思う」

そのように自身をきちっと見つめられているのも、大きな成長の証し

ただ、それだけでまかり通るほどプロの世界は甘くないし、研究もされます

だからこそ、

「今は状況も違って色々やることも違うので、そういうところを出しつつ自分の良さも出していければなと思う。ゴールだけじゃなくてアシストでも良いので、結果を出したい」

どのようにチームのために動き、その中で自分の長所をどう出すことで、勝利に貢献できるのか

その答えが見つかた時は、19歳の若武者のみならず、浦和レッズもさらなる強さを手にします

そう、あれから半年、残された一番大きなタイトルへ

関根選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

9月10日 「僕らにはリーグを勝ち取る義務がある」

どうもです

きょうは9月10日

「ヤマさんの誕生日?別に、特に、会わないし・・・良いかな(笑)電話しても、『めんどくせえ!』とか言われそう(苦笑)」(平川選手)

ちなみに1年前は、このようなこと

さて、清水戦3日前の練習は午前10時から始まりました

まずはオフ明け恒例、人工芝ピッチでの体幹トレーニングで身体を起こします

その後は天然芝ピッチへ移動

パス&コントロールなどのアップをこなし、午前11時過ぎからは11対11でのハーフコート(横はペナ幅)ゲームへ

「トライしよう!」(西川選手)

ゲーム中、最終ラインから濱田選手がドリブルでの持ち上がりを試みるも、ボールコントロールを失敗し、一転してピンチを招くことに

それでも監督からは、目指すべきものを象徴するような言葉が送られます

「いいよいいよ!失敗を恐れるな!」

この一言が、チームスタイル構築に一役買ってきました

だからこそ、楽しみながら前へ進めるのでしょう

午前11時25分頃、「ラストゴール」の号令が掛かるも、互いに譲らず、意欲的なプレーを見せ続け、シュートが決まるまでは10分ほどを要しました

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右から天野コーチが出した横パスを受けた山田直輝選手が、マルシオ リシャルデス選手とのワンツーでディフェンスラインの裏へ抜け出し、右45度の位置から右足を振り抜きます

低い弾道はゴール左へと突き刺さりました

山田選手の軽快な動きも爽快でしたが、特に目を引いたのは、マルシオ選手の状態の良さです

クリエイティブなプレーで得点機を演出すれば、自らもゴールエリア内右、ほぼ角度ゼロの位置から西川選手が一歩も反応できないような右足シュートでニアハイを強烈にぶち抜くなど、抜群の存在感を放っていました

背番号10が、完全復活へまた一歩前進しています

「日に日に練習だったり、試合の後半から出させてもらったりして、コンディションも徐々に上がってきていると思うし、効果的に上がっているという感触はある」

と手応えを口にします

「練習の中で何ができるのかを常に探りながらやっているけど、試合の状況になった時にいろんなオプションを揃えるためにも、そういったことを練習から意識している。特に前の3人のコンビネーションだったり、裏のスペースへの抜け出しだったりが一番のポイントになってくると思うので、これからも強く意識したいし、試合でもそういったところを生かせればと思っている」

イメージもバッチリなようです

確固たる目標が、モチベーションをさらに高ぶらせます

「僕らにはリーグを勝ち取る義務がある。そういった責任の中で必ず形としてリーグで自分たちの力を出すのが今年の課題だと思う」

そして、

「自分の名前をみなさんに呼んでもらうためには、サポーターが嬉しくなるものを形として自分が出していかないといけない。ゴールでもどんな形でもチームのために貢献してしっかりと彼らに認めてもらえるようなプレーを自分の中で常に要求している。それが一番の形だと思っているので、なるべく早く彼らのためにも形として出していきたい」

Viva!Marcio!!(※←8月3日の記事参照)

”今のところは”何度でも、心の中で叫ばせてもらいます

それは、”ここぞ”で声にするワクワク感をセーブする意味で、準備として

――幸運を祈ってます!

「アリガトー!」(マルシオ選手)

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

さらには、

「元気?積極的に努力してる。問題ない(笑)」
→細貝選手

お楽しみに

では

9月8日 「もう一度、ちゃんと戦力として見てもらえるように」

どうもです

ナビスコ敗退から一夜明けたきょう、曇り空の大原で、練習は午前10時から始まりました

スタメン組はリカバリー

それ以外のメンバーは、6対6のハーフコートゲームで汗を流し、練習は午前11時10分頃に終わりました
※あすの練習予定は変更され、お休みです

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精一杯の闘いも、結果は伴わず

悔しさを拭えない表情を見せる選手もいました

スタメン組については、監督が1人1人に声をかけ、肩や頭をポンと叩くなどのコミュニケーションが図られ、精神面へのケアがなされていた印象です

ゲーム形式に参加した選手達は残りのリーグ戦へ、まずはショックをかき消すべく、積極的に声を掛け合っていたように感じられました

中でも、濱田選手の声がよく聞こえてきます

「後ろ後ろ後ろ!前前!直輝、右!」

「ターン!大丈夫大丈夫!」

「バランス!切り替え!良いよ行こう行こう!」

「フリーフリー、直輝!」

「サンキュー!」

「トヨトヨ!アオキー!」

ラストゴールの前も同じく、濱田選手が声を張り上げます

左サイドを駆け上がり、

「直輝直輝直輝!」

山田選手のパスを受けた濱田選手が中央へ折り返し、最後は阪野選手が決めました

意識の高さがうかがえます

「個人的には夏にけっこう動けなくてしんどかった。やっと涼しくなって身体がかなり動くようになって、思い通りにプレーできて楽しめている」

と充実した表情

――良い状態である分、きのうの試合でも「出たい」という思いが強かったかと思いますが、ベンチから見ていてどうでしたか?

「やっぱ得点チャンスがあれだけ沢山あったので、ああいう試合に勝てないのはかなり悔しいけど、自分が出るとしたら勝ってる場合だと思っていたので、きのうの展開だと出番は『きびしいかな』という感じだった。けど、ベンチを含めてチーム一丸となって闘っただけに残念だった」

――試合が終わった瞬間、”闘いきった”雰囲気がピッチに充満していましたが?

「そうですね。サポーターの皆さんが良い雰囲気を作ってくれたのもあるし、みんな『もう1点取って勝つんだ!』という気持ちが凄い見られた。プロの世界なので勝たなければダメだけど、でも久しぶりにあれだけ・・・広島とかなり面白い試合をしたのではないかと。その中でチャンスがいっぱいあったので、決めて勝てれば良かったなと思う」

――「引きずらず」という意志か、きょうの練習では濱田選手の声がいつも以上に聞こえてきました

「はい。まあ身体が動いているのもあるし、夏は自分のことで精一杯で、持ち味の声がちょっといつもより出せていなかったなと感じてた。けど、涼しくなって自分だけのことじゃなくて周りもかなり見えるし動かせるようになった。なので特徴である“声”が出せてるなときょうは感じたし、続けていかないといけない」

――ラストゴールの場面では、ここぞのタイミングで素晴らしい走りを見せるなど、踏ん張れているように見えますが?

「そうですね!そこは日頃から心がけていればゲームにつながると思うし、相手が疲れているところ、みんなが疲れている中でスプリントを1本できれば、相手はしんどいと思う。逆にディフェンスの立場とすると、疲れている展開で相手にフレッシュな選手が入ってくると厳しいのでそういうのを『逆にやってやろうかな』という気持ちだった。素直に大事にしたい」

――先ほどからよく話している、「動けなかった夏」についてもう少し詳しく聞かせていただけますか?

「けっこうしんどかった(苦笑)」

――例年とどう違ったのでしょうか?

「う~ん、やっぱり1つひとつの反応が遅くなっちゃうのと頭が『ボヤ~っ』としてしまうというか、気をつけてはいるけど、どうしてもやっぱり涼しいときに比べれと、鈍くなっちゃう。そうすると、僕のようにプレーの流れを読むような”準備の段階”で戦わなきゃいけないタイプの選手にとっては、そういうところが少しでも落ちるとやっぱりパフォーマンスが低下するんだなというのは感じた」

――特別な対策をして、裏目に出たとかではなく?

「そうですね、毎年夏はちょっと良くないけど、『今年こそは克服してやろう』という気持ちでいたけど・・・。対策としては出来ることはやってるけど、なかなかパフォーマンスが上がらなくて苦しい時期だった(苦笑)」

――それも今後への糧となるでしょう

「そうですね、そうしないといけないと思う」

――今シーズン、残された公式戦が12試合。ここからは出場停止の選手も出てくるでしょうし・・・

「そうですね、とりあえずはパフォーマンスを上げてもう一度、ちゃんと戦力として見てもらえるように、今はその最中でもっと良くなると自分では思ってる。みんなが一年間の疲れが出てしんどい時に、力になれるように、最高の準備をしたい。ナビスコも天皇杯も終わったのでリーグしかない。そのリーグに賭けていきたい」

――練習後の光景(岩舘選手、山田直輝選手、関根選手とじゃれ合いつつ、練習が終わっても40分近くグラウンドから離れませんでした)を見ても、もう少しユース組が試合に絡んでくれれば嬉しいです

「ハハハ(笑)そうですね。まあユース組がどんどん試合に出て結果を残せれば一番良いと思うので、頑張る」

心技体

2012年、ミハイロ体制1年目の開幕戦でスタメンを勝ち取った”あの時”よりも、背番号12は確実に成長を遂げているはずです

濱田選手のインタビュー詳細は、あすの「You’re The REDS」でお届けします

では

RED A Live 2014 9.7 VS広島

★浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、
「Jリーグヤマザキナビスコカップ準々決勝第2戦・浦和レッズ対サンフレッチェ広島」
の模様を実況生中継します。

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前日練習は約1時間。11対11でのハーフコートゲーム中心のメニューでした

RED A Live 2014
「浦和レッズ 対 サンフレッチェ広島」
…9月7日(日)17:45~20:15(延長の場合あり)

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Come On! REDS…16:00~16:55

REDS After The Match…21:00~22:55

・応援メッセージはこちらへ!
・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
16:00~16:55 Come on! REDS
17:45~20:15 RED A Live 2014(延長の場合あり)
21:00~22:55 REDS After The Match

9月5日 「しっかり最初から勇気を持ってアグレッシブに闘っていきたい」

どうもです

広島との後半戦を2日後に控えたきょう、練習は午前9時からスタート

ウォームアップを終えると、監督は選手を集めます

「アイデア!」、「タイミング!」

身振り手振りで約8分間の指導を行ったあとは、11対11でのハーフコートゲームへ

それを受けてか、選手達は集中した様子で練習に取り組み、約15分と短い時間のゲームでは、連動した形から多くのゴールが生まれました

練習は午前10時に終了

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夏バテ知らず、森脇選手はきょうもまた、気持ちの入ったプレーを見せていました

――監督も相当気合いが入っているようですが?

「そうすねまあ前半はねえ、広島も良かったと思うけど、僕たちが非常に良くなかった。出来としては良くなかった。いつもミシャ監督が『球際で闘って、規律を持って、ハードワークしよう』と言うけど、それが全く出来ていなかった。チームの規律の部分で守れていなかったこそ、あのようにうまくいかない展開になったと思うので、やっぱり前半みたいに球際で負けて走っていなければ、難しいですよね?あれは広島とじゃなくても、レッズジュニアともし対戦してもこないだの前半の出来だと、やられているんじゃないかなと。非常に厳しいゲームになったんじゃないか、というふうには思ってる。相手がどこであれ、全ては自分達にかかってる。まあ大袈裟だけどマンチェスターユナイテッドと対戦するときでも自分達のサッカーを。それはすなわち、運動量多く走って、多くの選手がひとつのボールに絡んでいく。そういったことが出来れば非常に良い闘いは出来るという自信がある。けどそれが出来なかったのは非常に残念だった」

それまでは曇り空でしたが、森脇選手が丁寧に話し始めた途端、急に陽が射し込んできました

太陽も、森脇選手の話が聞きたくなったのでしょう

――球際について言ってましたが、高萩選手とぶつかり合っていたので、またビッグアーチで退場するのかとヒヤヒヤものでした

「やりあってましたねー!まあ洋次郎とはね、同級生でユースから一緒に長年やってきてる仲。(06年には愛媛でも共にプレー)なので、ユースの時からピッチ上ではね、ホントぉ、ケガする一歩手前ぐらいのバトルを練習中から繰り広げていた。まあそういう間柄で、ピッチを離れれば1人の友人としてこれまでも仲良くやってきてるけど、ピッチに入ったらそういうものは関係ないので、お互いバチバチやってた。非常に、えー良い!バトルが出来たんじゃないかと。それをお見せすることが出来たんじゃないか、というふうには思ってるので、まあひとつ、ホームでもね、洋次郎にはやらせないぞ!と。まあ自分のポジションの近いところにもいるので、そういう覚悟を持って臨みたいな、というふうには思ってる。ピッチに入ればお互い負けず嫌いなので、ボールを奪われたくないと。洋次郎がボールを持てばそのボールを僕自身は奪いたい。そういう強い気持ちで両者が闘ってるので、そういうところでの球際は非常に激しいものがあると思う」

続きが、森脇選手らしくて良いです

「けどまあ、フェアの中で激しいバトルを繰り広げていきたいなと。もし、相手が痛がったのであれば、謝りに行く。そういう姿勢も見せないといけないなと思ってる」

――勝てばOKな次の試合ですが?

「いやあ、もう多くを考える必要はないかなと。例え先制点を取られてもね、前に行くだけだというふうには思ってるし、ゼロ対ゼロの時間が続いても、先制点を取らなければいけないなと思ってる。どっちにしろ勝たなければいけないゲームなので、アグレッシブに行きたい。ただ、1対0、先制点を取ってその時間が長く続いて、終盤になれば、また状況は変わってくるのかもしれないけど、しっかり最初から勇気を持ってアグレッシブに闘っていきたい、というふうには思ってる」

――ブーイングが応援歌?という歴史上稀に見るフットボーラーな森脇選手だけあって、頼もしいです

「応援歌なんすかねえ!?応援歌かわかんないすけどね、まあ4万人を越えるサポーターが入ってくださったけど、場内インタビューの時には、【1対40000】という構図が出来たと思う(苦笑)けどまあ、僕自身非常にあの後は、悩んだ!はーい・・・『悩みました。かっこわらい※→(笑)』ぐらいですかね(笑)」

――先週、なぜブーイングされたかを一週間ぐらい考えたいと話してましたが?

「答えはねえ、なかなか出なかった(汗)やっぱりあの状況で答えを出すのは非常に難しいのかなと。僕は場内インタビューをされる機会があまりないので、やっぱり勝つことに貢献できれば、これほど幸せなことはない。一番はチームが勝つこと、それにしっかり自分自身が貢献したい」

“浦和のガッツマン”は、思いやりある大きな心の持ち主です

パワフルな声をラジオで聴いていただければ、きっと元気が出てくるでしょう

インタビューは今夜7時からの「You’re The REDS」でお届けします(※金曜日は7時台の再放送がありません)

では

9月4日 「スタジアムのド真ん中で雰囲気を味わいたい」

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どうもです

広島との前半戦から一夜明けたきょう、大原での練習は午後2時30分から始まりました

きのうの試合にスタメン出場した選手は、ジョギングやストレッチなどのリカバリー系メニューを消化

それ以外のメンバーは、ジョグとダッシュのインターバル走といった”素走り”を中心に約45分間、汗を流しました

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練習後もしばらくの間、濱田選手、阪野選手、山田選手、矢島選手といった若手選手達は、堀コーチと共に鳥かごを楽しんでいました

「やっぱりボールがあった方が頑張れる」

輪に加わっていた岩舘選手は、滴り落ちる汗を拭いながら、爽やかに笑います

鳥かごには珍しいことに、坪井選手、平川選手、鈴木選手、那須選手らのベテラン組も参加していました

「ベテラン組はうまいっすね。経験というか、判断が。翻弄された(苦笑)」

そんな背番号23はきのうの広島戦、レッズ移籍後初の遠征帯同を経験しました

「本チャンの試合の雰囲気はやっぱ、改めて良いなと感じた」

水戸時代は、年に「20試合ぐらいはベンチ入りしていた」とのこと

「緊張感があって、ベンチに入るというのは全然感覚が違いますよね?やっぱり緊張感を持って試合まで挑めるので、良い準備と自分に対する意識も高められるので。こういうのは続けていきたい」

どんなことを考えながら戦況を見守っていたのか

「ミシャ監督も言っていた通り、前半はやっぱり良い状態で自分達のサッカーが出来なかったので、それに関しては雰囲気的にも試合の流れも難しい展開だったので、自分としてはどういう状況かを考えながら見ていた」

特に考えたこととしては、

「前半はやっぱり、広島が前回の対戦と違って前からプレッシャーをかけてきた。なので、ああいった中で一旦、相手のラインを下げるのか、前に来ているのを逆に利用して崩していくのか、状況状況によると思うけど、その見極めというのを『今のは出来た、出来ない』と判断しながら見ていた」

キーパー目線での良い心がけです

また、日々大原で共に汗を流している加藤選手が、攻守において練習通りのクオリティーで存在感を示したのも、励みになったはず

「そうですね、やっぱり一緒にやっている先輩、仲間がああやって普段は出番が少ない中でも試合に出たときにきっちりとゼロに抑えて仕事をしてくれるというのは頼もしいし、そういう環境、先輩達の中でトレーニングが出来ているのは自分にとっても勉強になること」

“練習は嘘をつかない”とよくいわれますが、岩舘選手に出番が回ってきた時もきっと・・・

「そうですね(笑)そうならないといけないと思うので、しっかりと肝に銘じてトレーニングしていきたい」

ちなみに、試合前日に仲良しの関根選手は、「ホテルは1人部屋だけど、さすがに試合前は岩舘さんのところには行かないようにする」と気遣っていました

「そうなんすか!?(驚)そんなこと言ってたんすか!?(笑)たしかに来なかったっす(汗)それは俺に気を使ったのか、慎也がいてくれたからなのかわからないけど・・・。とりあえず1人でゆっくり過ごせた(笑)そんなこと言ってたんすね(苦笑)」

すぐ3日後に控えるは、大事なセカンドレグ

勝利を手にすればそのあとは、仲間と肩を組んでの、ピッチ上で味わう「We Are Diamonds」が待っています

「そうですね!やっぱり加わりたいですね、あれは。スタジアムのド真ん中で雰囲気を味わいたい」

と目を輝かせました

「自分が試合に出なかったとしても出来ることはあると思うのでそういうところを全力でサポートしていきたい」

歌詞を覚えていれば、よりいっそう素敵な時間になるはず

「そうっすね(笑)検索します!」

“我が家“埼スタで一丸となって、準決勝への切符をつかみましょう!

※レッズウェーブでは7日日曜日のサンフレッチェ広島戦を実況生中継します

なお、岩舘選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

9月2日 「自分達の強さを示しながら上がってきたので」

どうもです

カラッとした空気、抜けるような青空

「爽やか」という言葉がピタリと当てはまる好天に恵まれた大原で、広島戦前日練習は午前9時から始まりました

約1時間、11対11でのゲーム形式を中心としたメニューが行われ、終了

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「あしたのアウェイは、前後半の前半と捉えても良いのかと思う」

そう話すのは、チームのストロングポイントである左サイドを支える宇賀神選手

であれば相手は、なおさら慎重になり、このカードならではの我慢比べに近いミラーゲームが繰り広げられるでしょう

選手としては、広島が採るレッズ対策は慣れたものなのか、それとも苦手なのか

「これで良いのかな?というのもありつつ、もっと相手がボールを取りに来ないと難しいし、自分達もテンポアップできなくて難しい。だけど、そこを我慢するかの間で気持ちが揺れる。そこには慣れた」

大事なのは、膠着状態に対する会場の「?」という雰囲気に呑まれないこと

「そうそう、呑まれて崩れるんじゃなくて、自分達がやるべきことをしっかりやるようになった」

自信を持って、己のスタイルを貫く構えです

胸を張る要素は、他にもあります

「昨シーズンは決勝ラウンドからであっという間に決勝へ行った感じがある」

今年はといえば、

「グループリーグをしっかり闘って、その中で自分達の強さを示しながら上がってきた。正直、昨年は『おいしいな』と思えた部分もあるし、それを広島にはさせたくない。自分達が積み上げてきたものを発揮できればと思う」

力強く言い切りました

ちなみに、先週の番組を聴いてくださった方は気になっていたと思いますが、【ポラスグループが支援する第30回南越谷阿波踊り特別企画 浦和レッズ選手トークショー】で話していた、パフォーマンスについて

確かに、宣言通りにゴールは決めました

ところが、時にレッズレディースの選手も見せる、ゴール後にトップパートナーへの感謝を示す”P”のサインは、

「やってない(苦笑)」

そこには、宇賀神選手らしいこだわりが垣間見えます

「おいしいゴールすぎて・・・(苦笑)なんか映像で見たら、けっこう地味に難しいなというのがあった。けど、あの瞬間は誰もいないし、キーパーもいないというのもあって緊張して、『おいしいなぁ』という感覚しかなかった」

後に感じたように、ブロックに来た相手DFの頭上を越す、難度の高いシュートでした

「浮かしたのは、敵が見えていたから。戻ってきていたのは見えていた。右に梅ちゃんがいたのも見えていた。それは、1点目のアシストも一緒で、ミシャがいつも強調してる『シュートを打つときに選択肢を持っておけ!』というのが、2シーンとも頭にイメージ出来ていたので、練習の賜物かと思う」

練習で取り組んだ形通りに得点することの多い宇賀神選手

次は自身の納得いく形で、今度こそ快心のパフォーマンスを

「そうすね!やれるように頑張る(笑)」

ゴールを決めたのであれば、その直後の背番号3にも注目です

なお、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」では、

・試合前日監督会見

・INAC戦終了後、レッズレディースの監督及び選手のコメント

を中心にお届けします

では

8月28日 「滅多にないチャンスなので、頑張りたい(笑)」

どうもです

さいたまダービー2日前の練習は、午前9時からスタート

ウォームアップを終えた午前9時45分からは11対11でハーフコートゲームへ

「笛が鳴った瞬間からアグレッシブに行けるように」(監督)

その言葉通り、選手達はきびきびとした動きを披露

ボールタッチに関する様々な制限も相まってか、球離れの早いリズミカルな攻撃が多く見られました

午前10時22分、マルシオ リシャルデス選手の優しい落としを受けた関口選手が、右足での”ラストゴール”を決めて、練習は終了

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大事な一戦を前に、レッズの精神的支柱・平川選手の意気込みを紹介します

「他のリーグ戦での試合より激しくなることは間違いない。落としたくない、プライドを賭けた一戦になる。同じさいたま市にあるチームとしてリスペクトしつつも、きっちり勝利しなければいけないという部分で、非常に楽しみだし、勝利で終われるように全力で闘いたい」

――練習中、ピッチ上には選手達の意欲的なムードが漂っているように感じられますが?

「大宮に向けて、みんなやっぱりダービーというのは特別なものというのはわかっているし、良いトレーニングを積めていると思う。雰囲気も良いし、あとは試合に良いコンディションで持って行けるように、きちっと調整して全力出せるようにしたい」

――那須選手がきのう、「今が一番試されている時」と話していましたが、どう感じますか?

「そうですね、時期的にも夏は非常に難しい試合が多い中で、暑さも試合に強く関係してくる。この夏を首位で折り返すためにも大宮との8月最後の試合を勝利できれば、9月からの戦い方というのも少し優位に進められると思うので、そういった意味でも落としたくないゲーム」

――自身も良い状態を保てているように見えますが?

「まあ、メディカル、監督など色々と気を使ってくれて、その中で調整もさせてもらっている。きっちりね、良いコンディションを保ちたい」

――きのう、森脇選手も絶賛していましたが、“空間へのクロス”に対する手応えが増しているのでは?

「そうですね、やっぱりサイドの人間としてそこに合わせられるかどうかという部分でやっぱ1点2点と変わってくるし、外からの攻撃がやっぱりうまくいけば中の怖さも増してくると思う。そのね、掴みづらい攻撃という部分でも、クロスの精度にはこだわっていきたい」

――先日は素晴らしいゴールを決めてと、攻撃にさらなる彩りを加えていますが?

「まあ、このミシャのサッカーはどこからでも点が取れて、どの選手にも得点の可能性が秘められているという意味でもね、やっぱり、自分はなかなか点を取れていなかったし、少し“ゴールもある”という意識を相手に与えられれば外も活きてくると思う。またゴール狙いながらも自分の役割という部分ではね、外の仕事をきちっとやっていきたい」

――2試合連続得点となれば、初でしょうか?

「そうですね。滅多にないチャンスなので、頑張りたい(笑)」

”兄貴”平川選手のインタビューは、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

REDS WAVE 87.3 FM