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3月26日 「だいぶお待たせしているので、もうちょっと待っててもらえれば」&「クスさんが私達に残してくれたものを勝利という形で絶対に返したい」&「久しぶりに浦和で仕事をできることに幸せを感じています」&「ぜひ結果で恩返ししたい」

どうもです

きょうは、2024-25 SOMPO WEリーグ 第16節 vs INAC神戸レオネッサを4日後に控えたトレーニングがメディアに公開されましたPXL_20250326_014039950-◇◆◇水谷選手◇◆◇

――ゲーム中にフリーマンで質の高い動きをしている選手がいて《あれ!?》と思ったのでテレ玉さんがカメラをズームインしたら、水谷さんだ!やったぁぁーーーー!!ってなって

「(ニコニコ)あーなるほど!久しぶりすぎてどうしましょう(笑)」

――焦らすつもりでマイクを向けるのではなく、”近況を”という意味です。メニューによっては全体練習に合流するようになってきましたが、お気持ちは

「そうですね、チームに貢献できてないことをまぁ、悔しく思う日々もありますけど、できることも増えてきて、最近では凄く楽しくやらせてもらってます」PXL_20250326_013642392.MP-――できること、どの範囲まで戻ってきてますか

「どの範囲っていうと、どうやって言ったら良いんでしょうかね、まあなんか、みんなに気ぃ使ってもらいながら、”中に混ざれるぐらい”って言ったら良いんですかね、伝わりますか!?」

――フリーマンであれば

「あー!フリーマンぐらいです、はい、なんか、守備とかはあんまできないんですけど、みんなの中に入って、ちょっとボール回しぐらいな強度だったらできますって感じです」

――それだけでもサッカーしてる感は

「本当に周りに相手がいて味方がいるだけで凄い景色変わりますし、それだけで《サッカーしてるなぁ~》って感じます(ニコニコ)」

――一生懸命、リハビリで向き合ってきたらこそ

「本当にみんなのおかげで。応援してくれたり励ましてくれたりスタッフの皆さんも関わってくださってここまで来れているのでそこにしっかり結果で還せるように自分ができることはちゃんとやらなきゃいけないなと思います」PXL_20250326_013621777-――リハビリ通じて学べたこと

「そうですねやっぱ外から見て感じることもあれば中でしかわからないこともあるよなって、外から観てる分には簡単だよなっていうのは凄く感じます」

――レッズのサッカー?

「レッズのサッカー観てて、そとからしか見れないので、《あーだこーだ》思いますけど、中でやってた時もあるので、《そうもいかないんだよなっ!》っていう発見です」

――いちファン・サポーター的な目線というか感覚

「まぁそう、やってる人にはやってる人なりの景色があって、感覚があって・・だよな!っていうところがあります」

――ご自身、体と向き合って

「えとぉケガする前から、『お尻の使い方がイマイチだ』ってことはずっと言われてたんですけど、別になんか、ちょっと逃げてきてたというか(苦笑)そういうところを今回はもう、改善せざるを得ない状況になったので、そこはしっかり取り組んできたので、そこはパワーアップしていけるかなと思います」

――サッカーできる喜びを改めて気付けた

「そうですねやっぱり・・・あのー自分がケガしてない頃にやっぱケガしてる人に対してもっと声掛ければ良かったなとか、やっぱ声掛けてもらうと本当に嬉しいので、《声掛けてあげれば良かったな》って思いましたし、これからはそこを、こう声掛けたら大丈夫だっていうところはわかったので、そういうところで関わっていきたいなって思います」

――どういう声が心に響く

「『頑張りすぎないでね』が一番、嬉しかったです(ニッコリ)『頑張ってね』っていうのはみんな言うし、簡単ですけど、そこが・・」

――頑張ってる人に「頑張って」と言っても。ただ言う側も・・

「そうですね、そこに気付けたのは良かったです、はい(しみじみ)」PXL_20250326_013626091-――プレーを見ていても、短いセンテンスでの伝わる声を出すタイミング、短い歩数で効率の良い動き、やはりIQ高い

「(笑)そうですねやっぱり、あんま動けないからこそ、本当に準備大事なので、正しいポジションを取ろうと思ったら首を振る回数も増えるし、味方と目を合わせる回数も増えるので、やっぱそこは改めて大事だなと思ったので、そこは動けるようになっても絶対大事なとこだと思うので、そこは大事にしたいなと思います」

――テレ玉さんとも、これまで試合を観ていても《水谷さんいれば》と思うことが何度あったか・・焦らすわけではないですが

「(ニコニコ)もちろんです!」

――イメージの膨らんでいる部分はあるはず

「そうですね、勝手にイメージだけは、いっちょ前に、整えてはいるので(ニコニコ)そこがイメージとの差が埋まるように・・頑張っていきたいなと思います」

――その断片を聞かせていただけると

「やっぱり、凄く思うのは、やっぱ得点につながるというか、クロスもそうですし、ラストパスを出す人に出す人がいないなっていうのは感じてて、そこにボールが入らないとっていうところが《そこ、自分の役割だな》って思うので、そこはラストパスを出すであろう人に良いパスを、プレッシャーのない状態で自分が色んな工夫をして、フリーでボールを届けたいなっていうイメージは、いっちょ前です(照笑)」

――そういうプレーをできる水谷さんが大好きなんです、みんな

「(ニコニコ)」PXL_20250326_013745395-――これぐらいまでにできれば、と描いているか

「そうですね、今シーズン中に試合に行けたらなという目標で進んでます」

――楽しみに待ってる方々へ

「そうですね、だいぶお待たせしているので、もうちょっと待っててもらえればと思えますし、ピッチに立った時には”楽しそうにやってるな”っていう姿を見せられるように、しっかり準備していきたいなと思います」

――楽しそうにもそうだし、サッカーの楽しさを教えてくれるのも水谷さんの良いところ

「ハッハ・・ッハ(ニコニコ)こっちは楽しんでるだけなので、フフッ」PXL_20250326_014037887-――これからもイメージと実際のプレーとのギャップなどというのは当然出てくるとは思いますけど、「頑張りすぎないで!」そこは

「アッハ(希笑)ありがとうございます、ありがたいことに先輩がいっぱいいるので、絶対みんな通ってきてると思うので、みんなに助けてもらって、力を借りながら、差を埋めていきたいなと思います」

――慌てないで、ご自身が納得いくまで準備して、必ず良くなりますから

「ありがとうございます(ニッコニコ)」

PXL_20250326_024435609-◇◆◇遠藤選手◇◆◇

――先ほど、リリースがありましたが、選手の立場としてはどう受け止めて

「いやーまぁ、けっこうビックリはもちろんなんですけど、ショックというか、うーん・・・なんか私達のひとつのプレーで誰かの進退がかかってるんだなっていう・・改めて自分達はプロっていう世界にいて、そういう立場にいるんだなっていうのを痛感しました」

――楠瀬さんに成長させてもらった部分もあり、振り返って

「楠瀬監督には、私をサイドバックにコンバートして、そこから3年で、自分で言うのはあれですけど、みるみる成長して周りからも『代表入れるよ』とか、『レッズになくてならない存在だよ』って言ってもらえるようになれたのは本当に楠瀬監督のおかげだと思っているし、それで今の私があるので、本当に感謝しかないです」PXL_20250326_024356253-――お話はできましたか

「いや、きょうはできなくて、すぐ練習に入ったので、もしまだクラブハウスにいたら声掛けてお話したいなって思うんですけど、まだ話はできてないです」

――どんな言葉をかけたいですか

「うーん・・まずは、『ありがとうございました』っていう言葉と・・・『すいませんでした』はちょっと違うかなって私は思うので、『一緒に戦えて、凄い幸せでした』っていうことを伝えたい・・」PXL_20250326_024327827-――「すいませんでした」ならファン・サポーター、地元メディア含めてレッズなので、選手ばっかりがそこは背負わないで欲しい

「うーんそうですね、まあ本当に多分、選手達もSNSとか見てもらったらわかると思うんですけど、けっこうみんな謝っていて、私も本当、申し訳ないなって気持ちでいっぱいだったんですけど、そういう投稿にも『謝る必要はないよ』とか『私達の応援が足りなかった』とか、みんなあったかい言葉をかけてくれて、周りの人がいるから、もう1回こうやって前向いて頑張れるんだなって改めて感じます」PXL_20250326_024317953-――堀監督の印象

「堀監督は強化担当として入ったんですけど、もともと凄い温厚な方で、割と森(栄次)監督に雰囲気は似ているかなと・・声を荒げて何かを伝えるよりかは、淡々と自分の思っていることを『こうしたら良いよ、ああしたら良いよ』ってピッチ上で話してくれる印象です」

――堀監督が選手時代の94年、右サイドバックでレギュラーでした。生まれる前なのでご存知かは・・

「そうでした!?(笑)いやぁでも堀さんは、今回、監督になる前からもけっこう気にかけてくれてて、多分同じポジションだったかはわかんないんですけど、クロスの上げ方とか、私が自主練してるとこに歩いてきて、『もうちょっとこうしたら良いんじゃない?』とかアドバイスはくれてたので、良い関係は築けてると思うし、今回のクスさんの、楠瀬監督の件を私達も重く受け止めて、ここからまた新しい監督と一緒にさらに強いレッズレディースを作り上げていきたいなと思います」PXL_20250326_024317353-――コンディションは、練習後も居残りで負荷かけ過ぎなのではって心配してしまうぐらいですが

「でもまあ、個人的にはケガもなく痛いところもなくトレーニングできてて、でも・・そうですね、やっぱ、ふとした時に疲れが溜まっているというか、気ぃ抜いたら、《あっ、けっこう疲れてるかも》っていうことはあるので、ちょっとそこは自分でちゃんと調整しながら、きょうはやりすぎかもっていうことで自分でセーブしたりとか、もうちょっとできるところはもうちょっと踏ん張ってやったりとか、自分で調整しながらやっていきたいと思います」

――ストイックな面があるので心配してたけど、今の聞けて安心しました

「はい!大丈夫です(ニコリ)」PXL_20250326_024322740-――神戸戦といえば、前回対戦時の活躍で、遠藤選手をさらに警戒してくるでしょうが、大一番への意気込みとしては

「直接対決、1位との直接対決で絶対に負けられない戦いではあるし、何しろ、クスさんが私達に残してくれたものを勝利という形で絶対に返したいので、もう勝ちしか見てないです」PXL_20250326_024433613-――一緒に勝ちを目指す方々へ

「アジア1位はなれなかったんですけど、本当に残されたリーグでもう一回アジアへの切符をつかむしかないと思うし、まずは直接対決で絶対に勝って1位にしがみついていきたいと思いますので、また熱い応援をよろしくお願いします」

――いつも熱くさせてもらってるので、次もよろしくお願いします

「はい、お願いします、ありがとうございます(優笑)」PXL_20250326_021425510-◇◆◇堀監督◇◆◇
※囲み取材にて結び頃のタイミングにREDS WAVEがいくつか質問せていただいたことを紹介

――お久しぶりです。よろしくお願いします

「アハッ、よろしくお願いします」

――オファーを受けた時、どんな気持ちになりましたか

「どんな気持ち?・・引き受けるべきか、そうしないでどうしようかっていうことですね」DSC_9389-――決断の理由

「本当に、浦和には自分自身色んな経験をさせてもらって、育ててもらったっていう部分もあるので、それに対して恩返しとかっていうとちょっと恩着せがましいですけど、何かできることがっていうこと。あとは強化に入ってくる時もそうでしたけれども、旧知の仲である人達が沢山、同じところにいる中で、そういう人達と一緒に働けるということは凄い自分にとって幸せなことだと思ったので、今回もそういう意味で決断しました」

――様々なクラブでお仕事をされて、レッズに対する思いなどをどう感じていたのか

「まぁ、色々なクラブに行って、どこのクラブにも良いところと課題があると思うのですけど、改めて浦和に帰ってきて思うのが、選手達も含めてですけど、人間が良いなっていうのは凄い感じます」DSC_9378-――その選手達には最初どのようなことを伝えましたか

「監督を引き受けることになったので、しっかりと切り替えてやっていきましょう、と。自分の経験をしっかり皆さんと一緒に共有して、さらに一緒にトレーニングなどで経験して良いものを作っていきましょう、と伝えました」

――このチームにどのような可能性を感じていますか

「いやっ色々と変わってアカデミーの方とかもこの前までそっちの方の担当してましたし、アカデミーが変わってきたりとか、過去を否定するわけじゃないですけども、新しいものへ挑戦したりとかしている部分もあると思うので、どうにかそれを良い方向に持っていく少しの力を僕が貢献できればと思っていますけど」PXL_20250326_021654669-――力を与えてくださる方々へ、今お伝えしたいこと

「選手達はしっかりと切り替えて、次の戦い、次の目標に向かって戦ってますので、久しぶりに浦和で仕事をできることに幸せを感じていますので、また、よろしくお願いします」 DSC_9391-◇◆◇工藤スポーツダイレクター◇◆◇
※囲み取材にて結び頃のタイミングにREDS WAVEがいくつか質問させていただいたことを紹介

――楠瀬さんもこのチームに強い思いがあり、託されたもの、工藤さんがかけられた声

「いやっ本当にクスさんの方も『ここで仕事ができて幸せだったし、歴史の一部になれて』っていうことを言ってくださって、本当に感謝しかありませんし、僕もこのクラブで長く仕事をして1回出て戻ってきましたけど、このクラブで仕事をできるって改めて特別なことだと思っているので、ただ一方、私自身もそうですし、選手もそうですけど、クラブは残っても人は変わっていくので、本当に未来にどうやってつなげていくか、良い仕事をしていかなきゃいけないなと思っています、はい」

――監督を支えていく立場として、ケガをしてしまった選手がいた中での補強など、今後に活かせそうな教訓は

「そうですね補強のところで言うと、やはりなかなかそれぞれの立場、クラブによってスムーズに行かないことも多いので、そういった選手補強というところは難しさも感じました。ただ一方、スタッフを補強したことによって、現場がスムーズに回っていたり、今はそういう段階だと思うので、引き続き、総合的な補強っていうのを考えながら、サポートの仕方も含めて、今後また考えていかなきゃいけないなとは思ってます」

――選手も少なからず動揺しているでしょうが、そのあたりのケアは

「そうですね、きょう最後、クスさん話をしてもらって、動揺している選手もいたと思いますけど、彼女達もプロとしての振る舞いをきょう見せてくれたと思っています。切り替えて一生懸命取り組んでくれて、週末にもう気持ちは向かっていると思うので、はい」

――攻撃で言うと、2008年のレッズユースが堀監督のサッカーとして印象的ですが、あのイメージをカテゴリーが違えど・・

「まぁあの時のユースは強かったですね、高円宮杯の決勝で圧倒的な良いゲームして、そのあとまた複数のクラブで仕事をしてそれこそうちでもミシャさんと長くやられてたのもありますので、そこら辺のエッセンスがまたは言っていると思いますね、で実際にヴェルディの時もベガルタの時も良いシーンを沢山作りだしていて、やっぱりコンビネーションプレーになってくるとそんな簡単にはいかないこともあるんですけど、そこが共有されてくれば良い形はできると思うので、期待しています」

――女子のスタイルに合っていそうな

「まぁそうですね、実際に距離感を近づけてとか男子ほどのダイナミックな展開っていうのは少ないのかもしれないですけど、良い距離感とその中から展開してというので使い分けたサッカーができるんじゃないかとは思っています」

――例えば山田直輝選手のような動きが伊藤選手に重なるなど、主観になってしまいますが

「あーまぁ確かにそうですね、よく走りますし、ちょっと小柄だし、言われてみればそうかもしれないです、はい」DSC_9395-――「人は変わっていく」とありましたが、サポーターは変わらず応援し続けます

「そうですね、本当にファン・サポーターの人が沢山来てくださって、いつもあの雰囲気を作りだしてくれるし、僕はトップのコーチの時にも1回コメントを残したこともありますけど、本当にベンチで聞いててもACL2019年決勝のあとかな?言ったのは・・特別なもの、あの【We are REDS!】とかは本当に特別なもので、勝手にモチベーションが上がるっていう、そういったファン・サポーターの人達の前でプレーできる選手は幸せですし、そこを指揮執ったりコーチしたり、また今もそうですけど僕もこうやって携われる身として本当に幸せに感じているので、ぜひ結果で恩返ししたいなと思っています」

水谷選手と遠藤選手のインタビュー、堀監督と工藤スポーツダイレクターの囲み取材コメント全容は、きょう水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

1月21日 「私も全力以上で、200パーセントぐらいでドンドン飛ばして」&「自分達と同じく、悔しい思いをこの一年間持ってるサポーターの皆さんとまたこういう決勝の舞台を戦えることが心強いですし、この悔しさを一緒に優勝という形で晴らせたら」

どうもです

きょうは、皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会 決勝を4日後に控えたトレーニングがメディアに公開されました
IMG_2295-◇◆◇遠藤選手◇◆◇

――準決勝の勝利、ありがとうございます

「あっ!いやっ、こちらこそ、ありがとうございました(ニコリ)」

――試合を振り返って

「90分通してみんなのやりたいことが凄い貫けたというか、本当、みんなと目が合うし、みんなやりたいことがつながってるし、凄い楽しかったです」

――ご自身のサイドを制圧したと言っても大袈裟でないぐらいに遠藤選手の存在感が際立っていて

「なんかもう、《とにかくやるしかない!》という気持ちでピッチに入って、2024年最後の何試合かは本当、自分らしさが出せてなかった試合が多かったので、もうトーナメント戦だしもうやるしかないし、出るからにはやっぱ100%でやらないといけないって思ってたので、自分らしさを出せて大差で勝てて凄い良かったなと思います」

――まさに自分らしさというところで、前回、練習後にお話を聞いたのがリーグの新潟戦での0対0のあとで、ようやくモヤモヤから吹っ切れてきているというか

「そうですね、本当にこないだの試合は・・なんか、何て言うんだろうなぁそのぉ・・自分のやりたいことが体現できた試合だったので、これを『きょう調子良いね!』って言われるんじゃなくて、常にできるように《遠藤優うまくなったな》って思ってもらえるように決勝戦も戦いたいなって思います」

――同点ゴールをアシストしたシーンも、パッと見では、高橋選手につながらなかったパスだったのが、大外でつながらなかった時も踏まえて走っていて、遠藤選手らしさが

「はい!あの試合はどこにボールがこぼれてきても良いように、常に大外を走ってたので、多分、塩越選手は高橋選手にパスしたンですけど、上手くこぼれてきて、それがアシストにつながったので、やっぱり無駄走りというか、”そういうのが私らしい”じゃないですけど、1個の動きで相手をずらしたりとか自分が絡めたりとか、そういうのがあるので、新潟戦でもどんどん駆け上がってチャンスを作りたいなと思います」

――ある年末のナイトゲームの終盤には相手のロングキックを遠藤選手が頭で跳ね返した場面で、1個前のポジションの選手が思ったところと違う位置にいて、ボールがタッチラインを割ったシーンが印象的で、なんか噛み合わなかったのが

「そうですね、なんか、うー・・まぁ特に2024年最後らへんの試合は1対0だったり0対0だったり引き分けも何回かあったし、みんなちょっとパッとしない感じだったんですけど、しっかり休暇取って、そこからリフレッシュできたのか、凄い年明けの練習からみんな意識が高くて、《私もやってやるぞ!》って気持ちだったので、本当に良かったなと思います」

――きっかけで浮かぶことは

「うー・・まぁでも、年末年始にベタ休みするんじゃなくて、ちょっとずつ体作ってたので、そこの差は出せたのかなって思うのと、あとはスプリントトレーニングをちょっと取り入れるようにしてて、週に1回どこか体の調子が良い日に取り入れてるんですけど、それ成果かどうかわからないですけど、やっぱトレーニングすると自信にもつながるし、その自信がピッチで表現できたのは凄い良かったなと思います」

――相手に対してオーラでも後手に回らすような雰囲気を

「そうですね、相手がもうボール持ったら、あんま仕掛けて来なかったので、ドンドン後ろ向きにさせて、それをドンドン奪いに行くって形が作れたのが良かったです」IMG_2279-――先ほど塩越選手に、遠藤選手が良かったことについて聞いて、友情を感じました

「うん、まぁでも柚歩とかはやっぱ、私の悪いプレーを指摘してくれるから・・何て言うんだろうな・・・その・・”仲良いだけじゃない!”っていうか、嫌なところを含めて言ってくれるので、凄い助かってるし、嫌なことを言うのって相手もけっこう労力使うから、私のために行動してくれてるんだなって凄い思って、凄い助かってます」

――刺さった言葉はありましたか

「うーーんでもなんか刺さった言葉というよりかはそのー、プレーのところどころで『今のこうした方が良いよ』とかそういうのは私もしっかり覚えているので、あーこういう時は前線の人はこう動いて欲しいんだとか、そういうのは意識しながら練習には取り組んでいました」

――相手を思いやって、前向きに言い合える関係

「そうですね!」

――このチームのサッカーは楽しいと改めて実感

「はい、こないだの試合は特に見てる人も楽しかったと思うし、みんながボールを受けられなかったらもう一回動き直してっていうので連鎖してってゴールまでつながっているので、そういう試合を新潟戦でもしたいなって思います」

――ありがたいですよ、スペースあって、時にはボーッンと出したら遠藤選手が相手を追い越して追いついてって

「それが私の強みなので(キラリ)」IMG_2297-――これをスタンダードにというお話がありましたが、決勝戦への意気込みとしては

「本当にINAC神戸に勝てたのは嬉しいんですけど、まだタイトルも何も取ってないので、次の試合に勝って喜びたいって思うので、ファン・サポーターの方々は応援よろしくお願いします。で、私達も来てくれるみんなが喜んでくれるような試合をして優勝して、また、さいたまに帰ってきたいと思います」

――前回の新潟戦を踏まえて、どう打破するか

「うーん、新潟は本当にみんな頑張るチームで、けっこう抜け目ない誰もサボらないしみんな守備頑張るしみんな全力で攻めてくるし、とにかく全力で当たってくるチームなので、それに飲み込まれないように、はじき返せるようなプレーをできるようにしたいです」

――そこって遠藤選手が特に負けたくない、こだわってる部分で

「そうですね、なんか、全力で来る相手に《こいつには敵わないな》って思わせるようなプレーをしたいので、私も全力以上で、200パーセントぐらいでドンドン飛ばして、もう足が壊れるぐらい走りたいと思います(ニコリ)」

――壊さないで!

「あっはっっはぁ(笑)はい」

――200パーセントは背番号2とかけてる

「あっま~そういうことにしといてくださいアッハッハー(ニッコリ)」IMG_2285-――皇后杯への思い

「まぁみんな多分言ってると思うんですけど、去年あれだけ悔しい思いをしたので、新潟とベレーザの試合もそうだったんですけど、本当、笛が鳴るまで何が起こるかわからないし、ラストの1秒まで気を抜かずに戦ってタイトルを獲りたいと思います」

――一緒に闘う方々へ

「新潟と戦うんですけど、広島のスタジアムで遠方ではあるんですけど、スタジアムまで駆けつけていただいて、私達に熱い後押しをよろしくお願いします!・・勝ちまーす!!(キリッ)」 IMG_2290-◇◆◇塩越選手◇◆◇

――ケガとも向き合いながら準備を進めて、状態上がってきているようですが、手応え、感触は

「そうですね、久しぶりの試合ではありましたけど、コンディションもしっかりトレーニングで上げて来たので、良い状態で試合に臨めたかなと思います」

――年末年始の調整期間は大きかった

「そうですね、あの休みのおかけでケガのところもしっかり治せましたし、プラスでコンディション上げていく良い期間が取れたかなと思います」

――特に痛んでいたのは

「ふくらはぎをちょっと痛めててっていう感じです」

――疲労に伴うような部分もあった

「そうですね、カップ戦の準決勝だったり、けっこうハードな戦いが多かったので、そこでっていう感じでした」

――その辺を感じさせないかのような素晴らしい先日のゲーム

「まず、しっかり勝てたことが何より良かったですし、自分達も良い準備をしてきたので、それがしっかり試合でみんなが出せたってところ、それが結果として出たってところが自分達の自信にもつながりましたし、凄く良かったなと思います」

――得点もありましたが、特に出せたところは

「うーーんそうですね、チームの流れを出すっていうところとか、多くのチャンスを作るっていうのが自分の良さだと思うので、それが出せたところとそれがしっかり点につながったってところが良かったところかと思います」

――まさに塩越さんが欠場している時は、そこが足りない部分で

「そう言ってもらえてありがたいです(ニコリ)」

――小気味よいパス交換からご自身のフィニッシュへという場面が多く、プレーしてて楽しかったのでは

「そうですね、良いコンビネーションも多く出せましたし、自分自身、ボールに多く関わって調子が出るタイプなので、そういうプレーが多く出せたのと、何よりそれが点につながったってところが自分達がひとつレベルアップしたところかなと思います」IMG_2287-――欠場している時にイメージしていたことがうまくプレーに反映された

「そうですね、《自分だったらもっとこうできるな》とか・・なんか、そういうのは感じてましたね」

――特に

「後ろから前の”仲介係り”をするというか(照笑)より沢山ボールを受けて、自分がボールをさばくとか、1個運んで剥がすとか、そういうところが得意だと思っているので、それでやっぱチームの流れも出ますし、1個前で起点作ってっていう流れを出すっていうみたいなところは、見てて《もっとこうできるかな》とは思ってました」

――出し手としては、困ったときの視野に塩越選手が入ってというので、助かってるはず

「そうですね、とりあえず当ててくれたら頑張る!みたいな感じなので(ニコリ)ボランチとかにも『奪ったボールを1回当てて良いよ』っていうのは言ってます、常に」

――で、失わないから、自信持って上がれるので

「フッフ(笑)本当、それぐらい信頼をもらえてるのはありがたいですね」

――開幕からずっとトップ下で、横は後輩選手が入ることも多く、負担も多くて、背負ってて、頼られてたというので、やり甲斐もありつつ色々そこから得られたものというのも

「そうですね、やっぱ自分のところでいかに上手く流れを作れるかとか自分の調子次第でチームの調子というのが変わるぐらいに思っているので、そこの負担というのはもちろんありますけど、だからこその《やってやろう!》みたいな気持ちとかやり甲斐というのは凄く感じてる今シーズンでありますし、それでしっかりやっぱり勝てるってところがやっぱ自分自身の自信にもつながってるかなって思います」IMG_2292-――遠藤選手に、より良い形でボールが行くようになったのも、塩越選手の引き出しも増えているように

「そうですね、優の良さをより出した方がチームにとって凄く良い流れがつかめるっていうのはあって、なかなかリーグ戦での引き分けの試合の時は、優をうまく使ってあげられなくて、良い攻撃ができなかったなぁっていうのがあったので、それこそ困ったら1回当ててくれて上がってくれたら良いよとか、優がもっとやりやすいように自分も視野に入ってあげるとか、なんかそこのコンビネーションの部分は上手くいかない時にけっこう話してて、やっぱここ数試合は優の良さを出すために自分自身の動きを変えたり、それがこないだの点にもつながりましたし、ああいうシーンが増えれば増えるほどチームの決定機だったり得点っていうのが増えるかなと思うので、やっぱ優のスピードのところは活かしてあげたいなって思います」

――うまく空けておくというか、どんなふうに

「そうですね、まぁ多分、自分のところに上手く入れば優は上がりやすくなるんですけど、あんまうまくいかなかった試合は自分のところを上手く優が手一杯で見られていなかった感じがしたので、『もっとここを余裕持って当てて良いよ』って言ったら、優もやっぱフリーになれるし、上がる余裕が出るので、なんか・・上がりやすくなる・・それこそ、後ろのこと気にせず、優のスピードで駆け上がれるっていうのがあったので、なんかそういうところは2人で話してっていう感じでしたね」

――お二人の共演というのは、このチームの魅力の大きな要素なので

「アハハ(ニッコリ)なんか周りの方がそういうふうに言ってくれるので、良かったです」

――猶本選手も戻ってきていて

「そうですね、自分にしか出せない良さももちろんあるとおもうので、なんかそこが光さんの良さとプラスして”倍になる”みたいなそういうふうにチームが出来上がっていけたらなぁとは思いますね」

――今週末、決勝戦

「まぁ去年、落として悔しい思いをしてきたので、このほぼ丸1年間、自分がどれだけ成長できたかっていうのを示せる舞台でもあると思うし、みんなでつかみ取った決勝なので、勝って笑顔で終われりたいというのが一番と・・・それこそ、積み上げてきたものをここで全部出し切ろうとか、やってやろうとかそういう気持ちが強いですね」

――前回の新潟戦のスコアレスドローもこのチームの良い教訓に。次、打ち破るためには

「そうですねやっぱ、あの試合とかあの周辺の試合とかは特に、《なんかうまくいかないな》っていうのが凄くあって、もどかしい時期ではあったので、そこから『もっとこうしようもっとこうしよう』みたいなのを近い選手で話し合って、だんだん自分達の良さを取り戻した感覚があって、まぁカップ戦準決勝で敗れましたけど、内容的には凄く良かったですし、自分達のやりたいことってこういうことなんだなっていうのを感じて、結果は伴わなかったですけど、自信にはつながった試合だったので、そこから積み上げてきたものがあるからこそ、同じアルビレックス相手ですけど、より良くなってる実感とか自信というのは凄くあって、《ああいう同じような試合にはしないぞ》っていう(ニコリ)気持ちで臨めるかなと思います」IMG_2288-――一緒に喜び合えるように、一緒に闘う方々へ

「はい、自分達と同じく、悔しい思いをこの一年間、持ってるサポーターの皆さんとまたこういう決勝の舞台を戦えることが心強いですし、この悔しさを一緒に優勝という形で晴らせたらなと思うので、ぜひ一緒に闘ってもらって、遠い広島の地での試合になりますけど、さいたまからでももちろん、現地にでも駆けつけていただいて、熱い後押しをしていただけたらと思います」

――優勝を決める連続ゴールも期待してます

「はい!ありがとうございます!(ニコリ)」

遠藤選手と塩越選手のインタビューは、きょう火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

では

1月9日「イオンができた頃から私は地元でここにいるので」

どうもです

午後は大原から浦和美園へ移動・・・

「冷静に判断してから110番を使う」IMG_2178----昨今、虚報や誤報が増えているとのことで、市民のみなさまに110番通報の適切な利用を呼びかけるため、1月10日の110番の日を前に遠藤優選手が一日署長を務め、PR活動に協力しました
IMG_2179---
ちなみに・・・

――きょう、お父さんはいらっしゃってますか

「父、警察官なんですけど(ニコリ)来てました(笑)ここに来る前に、敬礼の角度とか教えられたんですけど、忘れました(汗)それは(照笑)」

――地元でのイベント・・署長の制服は

「気が引き締まるというか、重いです。シンプルに重くてちょっと緊張感がある服装だなと(ニコリ)」

――より責任が

「はい、そうですね、やっぱりこのイオンができた頃から私は地元でここにいるので、こういう場で一日警察署長として立たせてもらえて凄い感謝してますし、それを私はピッチで恩返しできるようにしてきたいなと思います(ニコリ)」IMG_2187----この話題については後日、平日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

では

11月27日 「宇賀神さんがそうであったように」&「やっぱ届けないとレッズレディースが残っていかない」&「勇気を持ってサポーターに、また自分達の自信につなげられるように」

どうもです

きょうは、2024-25 SOMPO WEリーグ 第11節 vs マイナビ仙台レディースを3日後に控えたトレーニングがメディアに公開されましたPXL_20241127_013736954-◇◆◇池田選手◇◆◇

――雨上がりの晴天、爽やかな池田さんが映える。充実感としては

「いやっ練習自体は本当、楽しくみんなで要求し合いながら本当、良い雰囲気では、やれてます」

――新潟戦を振り返って

「まず失点しないところっていうのは、ひとつ自分もですしディフェンスの選手達と『無失点で終わりたい』というところは話していたので、まずそこはひとつ、良かった部分というのはありましたけど、やっぱり点が取れなくて、勝ち点をこぼしてしまっているということころはやっぱチーム全体の課題だと思いますし、後ろからできることも多分あったと思うので、もう一回みんなで話し合いながらしっかり準備して次こそはしっかり勝ち点3を取れるようにしたいです」

――後ろからできること、次へ取り組みたいこと

「自分自身としては、背後にボールを入れられるので、もっとこう・・準備していなかったとしても背後にボールに入れていって、相手を押し下げることだったりとか、もうちょっと後ろでビルドアップしながら相手の枚数を自分達で引きうけて、前をもうちょっと楽にするところも、もうちょっと課題としてあると思います」

――打開って感じで

「まぁでも前にできるだけ良い状態で運べるというのが・・打開はもう1個前のところだと思うので、後ろはしっかり確実にですけど、前に運ぶのが大事かなと思います」

――レッズレディースは勝って当然という見方をされる部分もあり、2試合引き分けが続くと・・それだけ期待の高いチーム。ここからまた勝ちの気流に乗るために、経験豊富な池田さんが大事なこととして捉えているのは

「まぁしっかり、今みんなできているんですけど、この引き分けを受け止めて、自分達が自分にしっかり矢印を向けて1人1人が自分と向き合ってチームの課題と向き合って、次につなげることが本当に大切だと思いますし、その中で、チームの練習でできていない部分っていうのをチームでやれているので、そこでいかに試合をイメージしながらトレーニングできるかっていうのが大事かなと思っています」

――迷っていそうな選手に、さりげなく声をかけるなどは

「(笑)まぁでも、みんなけっこう最近、自信も持ってやってますし、映奈とか智子も交代交代でスタメンで出たり出られなかったりっていうのはありますけど、出る時にやっぱ意気込んで、前向きにやってるので、そこまで心配はしてないんですけど、逆にいつも残って練習してくれている、メンバーを外れた選手達に対しては、特に真弥とか自分だったらキーパーのところとかは、少し気にして話すようにはしてますけど、でも本当に、真弥も良い選手ですし、みんな他のフィールドの選手も本当に良い選手なので、いつでもチャンスが来ると思って準備した方が良いというのは常に監督からも話してますし、みんなで話してます(ニコリ)」PXL_20241127_013734350-

――チーム全体をしっかり見られて、空気を読める…男子でいえば宇賀神選手

「(笑)いやぁっ、あそこまでは全然できないですけど、そうやって自分もそういう年齢であったり立場になってきてるので、そういう役割っていうのも担っていかなければ行けないって思いますし、今は試合に出ながらですけど、しっかりそういう役割も果たしたいなと思います(ニコリ)」

――なぜかというと、宇賀神選手は先日引退を発表されて、池田さんとは[アスリート支援・aim(エイム)]でのつながりが

「引退の会見も全部拝見したんですけど(ニコリ)全然、後悔がないというか、本当にその時その時を全力でやられてたっていうのは凄く会見からも感じますし、そうやって他の選手の話とかも、沢山やっぱ慕われてるとか信頼が本当にある。チームからも選手からも信頼されてるんだなっていうのは凄く影響とか刺激をもらえます」

――個人的に宇賀神選手との関わりで印象に残っていること

「あっでもそれこそaimに誘っていただいた時に、その時も代表に入っていて、歳も30近い時だったので、今の選手としてやるべきこともあるし、選手を終えてからとか、今から自分のこの年齢からやらなければいけないことみたいなのを凄く、宇賀神さん自体も大切にされている部分をお話しいただいたっていうのは凄く印象的でした」

――これからも一緒にこの街とサッカーを盛り上げて

「(笑)そうですね、はい。本当、宇賀神さんがそうであったように私もレディースだとやっぱ育成出身の一番年上の選手になると思うので、本当に浦和にいるっていう大切さだったり責任というのは昔からずっとわかっていることですし、そういうのを若い子達にも本当、伝えていきたいなっていうのは感じています(ニコリ)」

――直接連絡はしましたか

「いやっ、なんか連絡が凄く来てるっていう(会見での)話だったので(笑)ちょっとまだ控えてて(笑)ちょっとタイミング遅らせてっていうか、落ち着いてから連絡しようかなって思ってました(ニコリ)」

――そういうところも池田さんらしくて素晴らしい!

「(大笑)多分、沢山の人に応援されてて、沢山の人に愛されてる方だと思うので、ちょっと一週間とかもうちょっと経ってから連絡してみます(ニコリ)」PXL_20241127_013508615-

――週末は仙台戦、リードした状態で終盤のセットプレーにおいて長船選手が上がってきたらとか・・色んな楽しみが

「本当に仙台さんもチーム力があって若手とベテラン選手が本当に揃ってて本当に良いチームだと思いますし、本当、知っている船ちゃんとか繭とか三知さんとか沢山知っている選手がいるので、みんな脅威なんですけど、船ちゃんとかはヘディングも強いし、セットプレーとかでやっぱ力がある選手なので、そこは知っている部分もあるし、しっかり警戒したいです」

――駒場で一緒に闘う方々へ

「本当に引き分けが続いてしまってて、遠くまで来てくださっている方とかにも私達って本当《申し訳ないな》って思いも強いですし、でもサポーターの方達は変わらず応援してくださって、本当に暖かいなっていうのを感じていますし、だからこそ、一緒に勝利したいし、勝利を届けたいっていうのが本当に強いので、また駒場で熱い後押しをしていただけると嬉しいです」 PXL_20241127_022409096-

◇◆◇遠藤選手◇◆◇

――練習後に追加で走り込むのが必ずしも良いとは限らないけども、経験の浅い選手が意欲的なのも遠藤選手の影響が

「(笑)」

――もちろんメリハリもつけているのでしょうが

「そうですね、やっぱり負けたり引き分けたり、負けはINAC戦なんですけど、引き分けがやっぱ続いてる状況でみんなこうやって前向きに取り組むことができるのは凄い、このチームの良いところだと思うし、やっぱり・・試合に出てない人は、引き分けが続いてるからこそ《何で自分が出ないんだよ》っていう気持ちもあると思うし、それも逆で、スタメンの人達は結果を出さないと残れない世界なので、より一皮むけるために追い込むじゃないですけど、ケガしないためとプラス、試合で活躍するためにやっぱりこういう取り組みができてるのは凄い良いことなのかなと」

――遠藤選手に習ってという後輩がほぼほぼで。遠藤さんのおかげで良いチームが

「ありがとうございます。でも!私も上の人達から学んで来て《これが良かったな》、《これはダメだったな》っていうのを若い子達にやっぱ届けないとレッズレディースが残っていかないと思うので、それはもう本当、”先輩ありきの私”ですし、”私ありきの後輩”って言ってもらえるようなチーム作りをしていきたいなって思います」

――まさに今、謙虚なそのような答えを待っていました!

「(笑)ありがとうございます」

――新潟戦、どうでしたか

「けっこう苦しい試合というか、カウンターも何回か受けましたし・・なんかもどかしい、歯がゆいような試合結果になってしまったし試合に出てる人達もベンチの人も多分それは感じてるところだと思います。やっぱベンチメンバーは二枚しか交代してないし、《何でみんな疲れてるのにもっと交代してくれないんだ!?》って思ってると思うし、私達はやっぱ連戦だからっていう言い訳はできないので、そういう連戦の中でも勝つっていうのが今後まだ連戦もあるので、大事になってくるのかなって思います」PXL_20241127_021446553-

――経験豊富な遠藤さんが、どのようにこの一週間、仕向けていくか

「きょうが今週の始動だったのですけど、先週の新潟戦はやっぱ疲労もあって走れてない、GPSからしても距離もそんな出てないしスプリントもあんま出てなかったので、ちょっと今、練習後にスプリントのトレーニングしてたんですけど、週頭に刺激入れて、また週末にスプリントができるように、きょうは練習しました(ニコリ)」

――良い下半身が形成

「(笑)本当に、チューブトレーニングだったんですけど、けっこう効きますね」

――以前、那須大亮さんは強引に走ってチューブをぶち破って「ゥオッシャー!」って雄叫びを上げてました

「(笑)はい、そうなんです!凄いですよね」

――今、仕掛けられる時もあれば、前の若手選手が良い動きをしかけている時にそこを使ってあげたいし、というかの判断・・

「うー・・・本当おっしゃる通りで、私自身、最近迷走しているというかちょっと悩みがプレーにも出ちゃってるところはあるんですけど、若い子がけっこう順繰り順繰り入ってきて私が活かさないとっていう気持ちがちょっと先行してしまうプレーが多いんですけど、やっぱ私の良さは自分が思いっきり動くことによって味方にハッキリとイメージを伝えることだと思ってるので、今週の試合はちょっと、一旦忘れて、自分らしさを取り戻してドンドン仕掛けるところは仕掛けて、プレーしていきたいなと思っています(ニコリ)」PXL_20241127_021542418-

――先ほどの先輩から自分、そして後輩へというのは、男子でいう宇賀神選手がそういうお手本で。遠藤さんもアスリート支援のプロジェクトでつながっていますし、引退を聞いた時は

「うーん・・引退を聞いた時は、ちょっと驚きもあったんですけど、もしかしたら引退するかなっていうこともちょっと思ってたので、でも本人の記者会見とかも観たんですけど、本人は『浦和でずっとプレーするつもりで帰ってきた』と言ってたんですけど、やっぱりそうはいかない歯がゆさとかもあったと思いますし、苦渋の決断だったのかなと思います」

――これからも関係は続いていくとはいえ、これまでお世話になった思い出としては

「宇賀神さんはサイドバックをやってて本当に学ぶところは多かったですし、岐阜に行ってた期間もあったので、そんなに近くでコミュニケーションを取る期間とかはあんなりなかったんですけど、でもこないだ代表に入った時とかはLINEくれて(ニッコリ)『おめでとう、凄い嬉しいよ』っていうことも言ってくれたし、レディースのことは常に気に掛けてくれているので、今後もっと接する機会が多くなったら色々プレー面でも指示してほしいなと思ってます(ニコリ)」

――プロジェクトは先駆けというか、これから受け継いでいく意味でも

「はい、今、本当に色んな選手がそういう取り組みをしていると思うんですけど、あんまりみんなが目立たないようなことでも踏み出してみたりとか、詳しくはそんなに決まってないんですけど、色んな取り組みに手を出しながら、プレーでは結果を残しながらレッズレディースの一員としてやっていきたいなと思っています」

――週末は吹っ切れた遠藤選手が駒場で見られるのかな?長船さんをドリブルでかわすのかな?

「(笑)本当に、引き分けの試合でも苦しい試合が続いててもファン・サポーターの方々には暖かい声援をいただいて感謝してます。11月最後のホーム戦は絶対に勝って締めくくりたいので、応援よろしくお願いします!」 PXL_20241127_015608023-

◇◆◇楠瀬監督◇◆◇

――新潟戦の振り返り

「ゼロゼロっていうのはね、やっぱ悔しいなっていうのを多分、選手みんなそう思ってると思うんですけど、しかも引き分けが2つ続いたっていうのが・・それだと一勝一敗の方が勝ち点を1つ取れるのでね、なんですけど・・・あんま言いたくないんですけど清家が抜けた穴とか猶本、安藤、菅澤がいないっていう‥穴というかね、そういうとこ埋めるっていうのはそんなに簡単じゃないなと。ただ!この前ゼロで、失点ゼロだったし、そういう中でチームをみんなが守ってくれてるっていうのは凄くポジティブなことだなと。で、若手もチャンスがあって、ものにしたりしてるので、まだ前半戦なので、そういう点ではその前の引き分けの時よりはやろうとしていることも見えてきたし、惜しいところもあったし、かなりみんなもポジティブな感じの、ポジティブな感じの残念がり方っていうのかな!?そんな感じでしたので、顔つきが、きょう会ってどうかなと思ったんですけど、みんな意欲的にやってくれているので、コンディションも悪くないですし、また・・まぁ次に向けてね、頑張っていこうかなって感じにはなっています」PXL_20241127_015603028-

――次の試合

「相手がどうであれ、自分達でもっと点を取らなきゃっていうところでは今、きょうもわかりやすいシュート練習をしていたのですけど、やはりそこの勇気を持ってサポーターに、また自分達の自信につなげられるように1点でも多く取って次、勝ちたいと思います」

25年前、今、そして25年後、果たして

池田選手、遠藤選手、楠瀬監督のインタビュー全容は、あす木曜日19時(再放送は23時)の〈You’re The REDS〉でお届けします

では