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9月25日 「シュートを打たせないぐらいのところまで」

どうもです

2024-25 SOMPO WEリーグ 第3節 vs AC長野パルセイロ・レディースを4日後に控えた三菱重工浦和レッズレディースの練習を取材させてもらいましたIMG_1615-

◇◆◇池田選手◇◆◇

――開幕から2試合戦って見えてきたもの

「みんなの動きだったりとかは多分、昨年より良いスタートというか、体とかチームの具合とかも良い状態で入れたのですけど、ちょっとINAC戦は、うー・・・準備不足というわけではなかったですけど、ちょっとこう・・試合に入って相手のやり方にどう対応するのかとか、それでも自分たちのやり方をやるのかとか、そういうところでちょっと迷いが出て結果、最後まで修正できなかったというか、最後まで相手のペースでやらせてしまったというのが本当、敗因だったと思いますし、初戦は勝って良いスタートを切れましたけど、やっぱりこう、うまく、簡単には勝たせてくれないというか(苦笑)まぁ、しっかりこの敗戦をしっかりチームの力にまたしなければいけないなと思っています」

――“自分たちのサッカー”も相手がいて成り立つもので、今はどういうところが狙いどころかなどといったことが共有できれば

「相手の狙いは多分、凄くハッキリしていたと思いますし、やることもはっきりしていた中で、自分たちがそれに付き合ってしまったというか、それが一番だったというか‥自分たちが慣れない今までやってないやり方をずっとしてしまったというのが、やっぱ自分たちのペースに持っていけなかった一番の原因だと思いますし、そういう意味では相手も戦い方とか巧かったですし、まだまだ自分たちもやらなきゃいけない部分っていうのは多いなというのは感じました」IMG_1614-――この教訓をさらなる勝ち点に

「本当、こないだの試合も本当に細かいところ、一瞬のところとかで、勝敗が分かれているので、そこをもっと自分自身はゴールを守るというところ、最後のところをしっかり自分が、あの場面でも最後自分が防げていればというのはやっぱりあるので、そこにフォーカスして自分も細かいところをやっぱ、一瞬も隙を与えないとかこれからちゃんと1試合1試合積み重ねていく中で、チームとしてもそうですし、自分自身がしっかり仕事ができるようにっていうのは意識してやりたいです」

――最近の試合ではより一層、(時短で味方も受けやすい)パントキックをためらわず自然とできていて

「(笑)」

――女子選手でなかなかいないので

「普段、周作さんのキックも見ていますし、そうやって近くに良いお手本がいて、自分自身はそこが強みしてもやっている部分なのでやっぱり、そういうところで魅せていかなきゃいけないし、やっぱ攻撃の第一歩っていうのを本当に求められていると思うので、ああいうプレーとかもそうですし、もっともっと攻撃の部分も関わって得点につながる起点になれるように自分自身はもっと磨いていきたいです(ニコリ)」

――失敗する時って良いキックしようとしすぎて力んでしまって、うまく行く時は程よく力が抜けている

「(笑)でも、練習もしてますし(笑)やっぱり監督からも『ああいうキックをどんどん出してほしい』というふうに言われていますし、『走っていなかったらフォワードが走っていないのが悪い』って監督も言ってくれているので、自分自身の強みだし思い切ってチャンスだと思ったらやっぱ、そこを逃さないっていうところをしっかり練習しながらそういう感覚も研ぎ澄まして狙い続けたいです(照笑)」IMG_1605-

――INAC戦はそのキックを披露する機会がほとんどなかったので、チームの動きを量るひとつのバロメーターなのかも

「まぁなんか、相手のラインも低かったですし、なかなか背後を取る動きが全体通してなかったっていうのも大きかったし、分析されているのもあるので、けっこうベレーザ戦もそうですけど、捕ったらすぐ前に立たれる場面も増えてきて、なかなか簡単に蹴らせてもらえない場面も増えてきているので、そうなったら近くが空いたり他の選択肢があるので、そこは自分に対するリスペクトっていうか(照笑)だと思って、ポジティブに捉えて、自分自身がボールを蹴れていなくても良い流れになっていれば、それでポジティブというか、良いと思えるように・・でも、チームに流れをもたらせるプレーにもなると思うので、そこはやっぱふやしたいというのはあります」

――福田さんも同じ蹴り方を練習で意識しているようで、ゲーム形式でも使う機会ている気がして、そこを含めて高め合えている

「そうですねやっぱ、うん。もともと上手だし、お手本に自分がなれるようにというか(照笑)まずそこで、試合だったり練習で自分が良いものを見せられれば、史織にも真弥にもつながると思うし、その全体のレベルが上がっていけばまたこう、ライバルというかチームの争いも高まっていくと思うので、自分が試合に出ながら引っ張っていくみたいな感じで2人にも良い影響を与えながら、2人からも色々、良い影響を与えられているので(ニコリ)高め合っていきたいです」

――技術があったとしても・・で、池田さんが頼もしいのは状況に応じた判断

「本当に、なんだろう、身体能力もそんなに高くないので、判断間違えるとやっぱ失点するので(苦笑)そこは自分でもずっとやってきた部分ですし、そこを買ってもらえてると思うので、背後のケアとか色んな判断が早い部分は自分の強みでもあり、自分が一番ミスってはいけない部分だと思うので、そこはこれからも継続して・・そういうところは他のキーパー2人にも教えていかないといけないし、感覚的なところもあるけど、どういうふうに判断しているとか、そういうのは2人にも共有しながらキーパーとして判断が良いキーパーチームみたいなふうにしていけたら良いなと思います」IMG_1606-

――今は全体練習に若い選手が多い分、負けたあとの雰囲気もわかりやすくて・・池田さんの立場としてはどのような意識ですか

「うー・・まぁやっぱりなんか、良い意味でも負け慣れていないから、若い選手だけじゃなくてチーム全体が、こないだの試合も一瞬、落ち込んだ時間というか、試合後とかもあったんですけど、それでも全てが悪かったわけじゃないし、自分たちにもできた時間はあったっていうところは本当みんなポジティブに声掛けしていましたし、本当、負けてはしまったけど必ず次につながるっていう意識がやっぱみんなあるので、そこは慣れてはいないけど、《連敗しなければ良いや》っていう気持ちでみんなやれているっていうか、そんな特別、若い選手で落ち込んでいる選手もそんなにいないので、全体でそういう声がかかれば大丈夫かなっていうか(ニコリ)心配はしてないです」

――今の言葉を聞いて安心してはいけないのかもしれませんが、前向きになりました

「(笑)多分、サポーターもみんなそうだと思うので、一個負けても、なんかこう、信じてくれているというか、『何やってるんだ!』っていうよりかは『次、絶対勝つ』っていうか『次なら絶対やれる』っていう声が多かったですし、駒場でも…そういう、多分、向いている方が一緒っていうか、選手もだしサポーターの方々もみんな同じ感覚っていうか同じ方を向いていると思うので、それが強みだと思いますし、この敗戦を無駄にしないでみんなで同じ方を向いて、優勝っていうところに向かって一個一個、やっていきたいです」IMG_1613-

――次のアウェイ・長野戦は何かいつも落ち着かない印象

「(笑)まぁ、昨年のアウェイは私自身は出ていなくて・・凄く点の取り合いで、観ている人からしたら楽しかったとは思うのですけど、そういう試合をしていいチームではないと私は思っているので、やっぱそういう、失点しないのもそうだし、やっぱ良い相手ですけど、隙を与えないぐらいのやっぱ、チームじゃなきゃいけないと私たちは思っているので、自分が出たらしっかりゼロで抑えるっていうところだったり本当、シュートを打たせないぐらいのところまで持っていきたいなと思います」

――色々と成長しつつ、9月(8日)は歳を重ねまして、おめでとうございます

「本当に、年々求められるもののレベルが高くなっているって自分自身は嬉しいことだと思っていて、どうしても体が動かなくなってきたりとか、やっぱ・・痛くなったりとか(苦笑)多くなってくるんですけど、それでもより高いレベル、高い質を求めてもらえるっていうのは私とか選手にとっては本当にありがたいことだと思うので、しっかりその期待に毎年しっかり応えられるように、本当、ここで毎年毎年、もう20年ぐらい歳を取れるっていうのは本当に幸せなことだと思うで、これからも毎年ここでみんなで祝ってもらって良い年を取っていきたいというか(ニコリ)より毎年、良い選手に、より去年よりも本当に良い選手っていうふうに毎年毎年なっていけたら良いなと思います」IMG_1612-
――ラジオで池田さんへの人生相談コーナーなんてできたら大人気になりそうです

「アッハッハ(笑)じゃぁお願いします!あっはっはっは(笑)、お願いします!企画を(ニコリ)」

これからも多くの歓喜を共にわかち合いましょう

池田選手のインタビュー全容は、きょう水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

では

4月25日 「チームみんなで1つひとつ闘っていった先に」&「いくつも来るものじゃないので、そこだけに集中して」&「日々学び続ける姿勢を大切に」

どうもです

きょう木曜日は、2023-2024シーズン終盤を前に、レッズレディースメディアデーが開催されました©URAWAREDS-池田選手

◇◆◇池田選手◇◆◇

――残り5試合、リーグ優勝に向けての心境

「んー・・まぁやっぱり、優勝が見えている中で、周りにも『優勝を』という言葉を言われるので、意識はしちゃいがちなのですけど(苦笑)そこまで、本当に目の前の1つひとつにしっかり勝つというところに集中できているので、結果、優勝につながれば良いなって思っていますけど、強く意識しすぎず、良く、バランス良く(ニコリ)できてます」

――意識するのもこのクラブの使命

「フフフフ(ニコリ)」

――そこは池田選手も良く承知の上かと思われますが

「はい、まぁやっぱり優勝を狙って当然のチームというか、狙うべきチームだっていうのは思いますし、そこはしっかり理解した上で、ですけどまぁ固くなりすぎず、本当にまぁ緊迫感ある試合もみんなが勝ちにこだわりながらも楽しんでプレーできていますし、自分自身も変に気負わず自分のすべきことにしっかり集中できているので、今のところに、今の立ち位置というか首位にいられるのかなっていうのは思います」

――自分のすべきことという部分で、ケガから戻ってきてから試合勘を取り戻すなど色々あったかと

「やっぱり、序盤はなかなかコンディションも上がらなくて、まぁ言葉ではやっぱり『もう大丈夫です』とは言いながらも多分、どっかでまだまだ戻っていない部分もあったと思いますし、そこは信頼して使ってもらって、徐々に自分自身も、自分でもこう、認められる調子の所までは持って来られているかなっていうのは感じているので、みんなのおかげで無失点の試合も続いていますけど、みんなが疲れた時とか一瞬の隙ができた時とかにやっぱりキーパーとして仕事ができるようにっていうのは、まぁ毎試合毎試合しっかり90分最後まで集中してっていうところを意識してプレーしているので、まぁ本当にみんなの力になってというか、しっかり仕事して(ニコリ)無失点で毎試合毎試合を終わりたいっていう強い気持ちで今はプレーしています(ニコリ)」

――ご自身の努力なのにちゃんと仲間を称えるところが池田さんらしい

「いや、いやいやっはははは(笑)今シーズンはというか、本当にずっとそうなのですけど、本当にみんなのおかげでシュートまで行かれない試合も本当に多いですし、無失点で褒めてもらえますけど、本当に自分1人の力では絶対にないのでみんなでこう、ディフェンスライン、11人、18人、本当に全員での無失点だと思っているので、みんなで1つひとつそこも成し遂げていきたいです」

――プレーにおけるイメージとのがギャップはハイボールなどでしょうか。

「ん~・・まぁやっぱり本当に細かい、倒れたあとの立ち上がりとかでやっぱりまだ膝の調子とかが安定しないと痛みが出てしまったり、曲がりきらない状態とかでプレーしなければいけなかったりしていたので、そこで、まぁ本当、一瞬で入れられるか止められるかというポジションではあるので、そこで遅れると、やっぱ迷惑かけちゃうなっていうのをその当時は感じていました(苦笑)」

――つらい…ご自身でないとわからないので

「フフッ(ニコリ)でも、そこで試合に出られるっていうことは幸せだと思いますし、そこでみんなにも信頼されて後ろにいさせてもらったので(ニコリ)そこは感謝して、これからもっともっとコンディションを挙げたいです(ニコリ)」

――接戦をものにして勝ち点3を積み重ねた試合が多い印象の昨シーズン、先制して早めに優位に立った上での試合運びをできている試合が多い印象の今シーズン

「うんと・・・、まぁスタートで出ている選手とかは割と固定されていますけど、若手の選手や新加入の選手とかが入ってきて、やっぱり底上げとかもあるし、みんなで日々、切磋琢磨というかをしながら進んでいる中で、誰にとっても確約されているポジションは絶対にないし、チームとしても絶対に勝てるという確約がないので、やっぱり強気にプレーしながらも新しいことにチャレンジしながらやっぱりポジティブに最初からプレーできているというのが、入りとかは固くなりがちですけど、最初から思い切りよく行けていたりするのが、今の前半に点が取れたりというところにもつながっていると思いますし、後ろから見ていても本当、セーフテイーなプレーを選択する時間とか流れもありますけど、本当に思い切りよくチャレンジしてくれる選手が本当に多いので、そういうプレーが得点などにつながっているのではないかと思います」

――集中力と緊張

「本当に、本当に全体的に良いバランスが本当にずっと続いているというのが良いのではないのかなと思います」

――チャレンジという部分で、日本女子のキーパーで、南米風パントキック(都築さんや西川選手が得意とする蹴り方)をできる選手がなかなかいない中で

「あーはい(苦笑)」

――池田選手は試合の中で何度かその蹴り方をしていて、そうい成長を常に志す頼もしさを感じていて

「うーん、まあ‥やっぱり監督に求められている基準というか、自分に求められている基準は、ありがたいことなのですけど、凄く高いと思っていて、まぁやっぱり他の選手との違いを見せたいですし、求められているものが高い分、それ以上のものというか、日々、毎試合毎試合、良いプレーができたらそれを最低限にしてというのを多分、繰り返しになっていくと思うので、そこはどんどんどんどん上限というか、一番上はないと思うので、突き詰めていきたいと思います(照笑)」IMG_1191--

――ずっと思っていて、なかなかそのタイミングがなかったのですが、2020年シーズンあたりから、コーチングの声のトーンや選ぶ言葉が変わったと思っていて

「フフフ(笑)うーん、まぁ本当に守ることを、自分だけで守ろうとしていた時期もあったと思うのですけど、だから全部自分で、守備になったら全部自分でしようとしていて、多分、色んなことを喋っていた量は多かったかもしれないけど、多分伝わっていなかったりなんかこう、ハッキリ言うところも鈍っちゃったりとかそういうのもあったかもしれないけど、ポイントを押さえながら、というかベースは変わらず、ですけどあんまり言い過ぎないようにもしていますし(笑)なるべくポジティブに声かけできるようにっていうか、締めるところは締めるっていうのが自分の役目でもあると思うので、そこを巧く選手の顔とかコンディションとかを見ながら変えるようにというか(笑)、してます」

――味方のことを思いやるからこそ、ハッキリと言う

「そうですね、うん。本当、みんなに助けてもらっている部分もありますけど、してほしい部分もありますし、そこは誰も関係なく言えるっていうのも自分の強みだと思うので、続けていきたいです(ニコリ)」

――終盤戦、そして以前にもオリンピックへの期待をお伝えしましたが、これからへの抱負を

「いやっ本当にチームみんなで1つひとつ闘っていった先に優勝もあると思いますし、その上で個人のところにもなってくると思いますし、やっぱりケガで代表も外れてしまって私自身は・・もうなんか、『もう無理かな』みたいな感じで言われることも多いですけど、自分自身は全然、諦めていないですし、まだまだできるっていうのを見せたいと思っていますし、まぁでもしっかりまずはチームの力になるっていうのをベースに、でもどん欲に(笑)頑張りたいです(ニコリ)」

――池田選手の目標は、みんなの目標でもあるので

「はい、アハハハッ(笑)そうですね!がんばります(ニコリ)」

IMG_1199- ◇◆◇西尾選手◇◆◇

――終盤戦へ。ご自身の心境は

「はい。チームとしては凄い優勝を目前としていて、けっこう良い感じにチームとして仕上がっていると思いますけど、なんか個人としては全然試合に絡めなくて、なんかチームに貢献できてないなっていうのが一番の思いです」

――練習など試合以外の時間の方が長くて、そこでの切磋琢磨の日々も

「はい。えー、うーん・・・まぁ練習から‥こう、自分をアピールしていきたいと思っていますけど、なんかなかなかうまくいかなくて(苦笑)でもそこはもう、チームの一員としてもう、すべきことはしっかりとして、どんな形であれ、チームに貢献していきたいし、それを大事にしています」

――気持ちの保ち方は

「けど、まあ、試合に絡めないのはそれなりの理由があるので、それはもう、常に自分に矢印を向けて、まあ、そうですね、もう、自分がするだけっていう感じです」

――成長を実感できている部分

「まあ・・・ゴールに向かう姿勢などというのは、だんだん自分も強く意識できていることなのですけど、まあ、守備の面とかまだまだだなって思います(苦笑)」

――見ていると、色々とできる分、いざという時にチームのことを思いすぎてしまっているというか・・身に覚えというか、わかりますか?

「フーフフ(苦笑)うーなんか自分のしたいことも沢山あるのですけど、けっこう自分の良くないところで、気を使い過ぎちゃうという・・なんか自分の良さをもっと出したい・・なんかちょっとまぁ、自分の中で色んな葛藤がある感じです(汗笑)」

――こちらは毎日見ているわけではないにも関わらずそういった感覚を覚えるのは・・

「ふー・・まあそこは自分の良さを出せるのも‥実力なので、そういうところは練習から自信をつけていきたいなって思っています」

――もっと吹っ切れた西尾さんに

「いや本当にもう、今シーズンはラスト5試合なので、もう1試合でも多く試合に出場して何か爪痕を残せたらなって思います」

――ゴールに近いポジションの選手なので、期待しています

「フフッ(笑)本当にワンチャンスをもう、いくつも来るものじゃないので、そこだけに集中してっていう感じです。はい(ニコリ)」IMG_1197-

――お誕生日が近い

「ハハッ(笑)はい!いやぁ、まぁでも、二十歳ってひとつの節目なので、まあ、19歳と20歳っていうのは(笑)気持ち的にもちょっと違いました。はい(笑)」

――年齢を聞かれて、「二十歳」と答えるのと「二十一歳」と答えるのは、またちょっと

「またちょっと大人になったな(ニコリ)っていう・・・(笑)感じですね」

――日頃の生活で大人になった実感というのは

「そんなにないんですけど(ニコリ)けどまあ、『いくつ?』って聞かれて“21”ってなると『もう大人だねっ!』ってなるので、フフ、なんか、《しっかりしなきゃな!》って思います(笑)・・はい(汗笑)」

――しっかりしているかと

「でも大人の人と関わることが多いので、自分より年上の人と。でもそういう色んな、こういう受け答えもそうですし、みんなの色んな話を聞いていると、《大人だなぁ》って思うのでちょっと、そうなれるように・・はい(笑)」

――理想像

「いやもぅ、みなさん・・大人です、はい(笑)」

――そこに加わっていく、プロの世界で結果を出すのも“大人”

「そうですね」

――抱負を

「与えられた分数で、もう、本当にもう結果を出すだけだと思うので、もう、どんな形であれチームの勝利に貢献したいです」

――マークする側もメラメラしていると守りづらくなるでしょうし、そのような西尾さんも見てみたい

「はい!気持ちから・・はい(笑)・・決めてやるぞ!っていう感じです(ニコリ)」

――21歳になった時、活躍をした時に「おめでとう」をお伝えできることを楽しみに

「ありがとうございます!」
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◇◆◇西村選手◇◆◇

――誕生日(4月21日)おめでとうございます

「あー!ははっ(笑)ありがとうございます(ニコリ)」

――今シーズン、ここまで

「うんと・・あんまり試合には絡めていない中で、アウェイのノジマステラ神奈川相模原戦で後半の45分でチャンスをもらったのですけど、あまり結果を出せずそのまま来てしまって、やっぱりこの世界ではもらったチャンス、少ない時間で結果を残さないとこのように自分で自分の首を絞めてくことになってしまうなというのを痛感して、そこからちょっと凹んだのですけど・・フフ(苦笑)今は…そうですね、改善点を日々探して、チームのみんなから・・そうですね、色んな良いところを学んで積極的に取り組めているかなと思います」

――実感したことで、凹んだパターン

「はい!そうです!身をもって、痛感しました」

――思い出すと

「なんかもう、自分の不甲斐なさというかチャンスをせっかくもらったのに活かせなかった・・準備不足…で、練習や自主トレで取り組んでいた成果が出せなかった自分への苛立ちみたいなものがありました(苦笑)」

――出したかったのは

「・・・チャンスがあったらクロスとか一対一で粘り強く戦うとかっていうのは出せるかなっていうのは思っていたのですけど、けっこう気持ち的に・・そうですね、なんか・・・後ろ向きな気持ちで、消極的なプレーになってしまって、どんどんどんどん後手後手になってしまいました」

――先ほど西尾選手ともお話をさせていただきましたが、お二人とも共通してチームプレーという気持ちは重々伝わってくるもののそこにどう自分の個性を加えて存在感を出していけるか

「はい!はい、本当にそうですね、受け身になりすぎてしまって自分の良さがなかなか出せなかったっていう反省点ですね」

――今後どう向き合うか

「・・そうですね、チームの流れを止めないようにしつつ自分の特徴を少しでも出せるようにバランス良くプレーしていきたいと思います」

――バランスもそうですし、昨年9月の西尾選手へのアシストも良かったですし、試合に出続けるためにというのもそうですし、ご自身が楽しむというのも

「そうですね!最近は育成の時から右サイドで主にプレーしていたのですけど、最近は左サイドでの出場機会も増えてきたので、両方できるように練習を積み重ねたいなと思うのと練習1つひとつのメニューの鳥かごだったりポゼッションだったりそういうところから相手を騙すような逆を取るとかそういうプレーを意識して先輩達から良いプレーを盗んで自分の成長につなげていってその結果、試合で楽しめるようにしていきたいなと思います」

――良い人すぎる!

「アハハハハハッ(大笑)そんなことないです!そんなことないです(汗)」IMG_1200-

――21歳、随分と印象が変わるような

「変わりますね!フフフッフ(笑)いざ21歳ってなると、あんまり実感はないのですけど、でもまだまだ“若手”なので、元気に突っ走っていきたいと思います(ニコリ)」

――二十歳の1年で学んだこと。例えば、大人とは何なのか…というのを凄く意識したはずで

「確かに確かに!そうですね・・・21歳になって後輩なども入ってきて3年目になるので、そこはもう許されるミスと許されないミスがあるなっていうのを感じます」

――年上の人で自分の年齢の時どうだったかという比較をすることは

「というのはあまりないですね」

――理想の大人像

「理想の大人像か・・疲れた時とか自分に余裕がない時に、疲れたっていう顔を出してしまうので、自分が疲れている時こそチームメイトとか職場の人に明るく振る舞えるとか・・・ですかね!(笑)」

――チームワークが大事なサッカーに向いた性格

「アッハッハ(笑)ありがとうございます!」

――21歳の抱負を

「そうですね、21歳の抱負は、していきたいと思います。うまくいかない、うまくいくはもちろん毎日ある中で、そこでどう失敗を捉えたりとか成功をどう捉えたりとか色々とあると思うのですけど、自分でフィードバックしたりチームメイトの方からアドバイスもらう中で、今の自分に満足せずによりレベルアップして選手としても、1人の人間としても社会人として成長していきたいと思います」

――アグレッシブに。優勝や活躍をした時、また「おめでとう」を

「はい!ありがとうございます!がんばります!(ニコリ)」

池田選手のインタビュー全容はきょう木曜日19時(再放送は23時)、西尾選手と西村選手のインタビュー全容は来週水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

では