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1月15日 「絶対に、勝ちにこだわる」&「浦和レッズのエンブレムを背負ってプレーしている時点でもう本当、色んな責任・覚悟・プライドは持って闘わなきゃいけない」

どうもです

きょうは、皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会 準決勝を3日後に控えたトレーニングがメディアに公開されましたPXL_20250115_024321699-◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――なでしこジャパンのニールセン監督が来ていましたが、代表への思いは先月うかがいましたので、次の試合を楽しみにということで

「はい」

――それにしても、サッカーが好き(※一番最後まで居残り練習)

「そうですね(ニコリ)ひふふぅー(笑)」IMG_2256-――どのようなテーマを持って?きのう、そしてきょうも石川選手と

「はい、えっとーけっこう、止める蹴るというところに凄いこだわってやってて、しっかりと足もとに止めるというところを狭い中でもできるように、プレッシャーがかかってもしっかり止まってれば次のプレーにはすんなりスムーズに行くと思うので、その”止める”というところを凄いこだわってやってて、ただ止めるだけじゃなくて、体の向きを作りながらだったりとか、相手の逆を取りながらとか、そういうイメージを持ちながら、あのー、練習後、こうやって長い時間やってるんですけど、それをやることによって、普段の全体でやるパス&コントロールでもしっかりとイメージ持ちながらしっかり止まるようになってきたので、そこは続けていきたいなと思ってやってます」

――充分できているように見えますが、素晴らしい向上心

「(笑)もっと良いところに止まれば絶対に良いボールを出せるので、そこは、はい、頑張ります(ニコリ)」PXL_20250115_023539852-――年末年始は

「そうですね、まずは休む時とやる時としっかりバランス考えながら、まずは休む前にしっかりと筋トレだったりとかそういう刺激を入れる部分はやりつつも、あとはしっかり休んで、ちょっと痛かったところとかもケアしながらやって今は段々、コンディションも上がってきているので、あとは試合に向けて、少し走りの部分だったりっていうのを残り少ないですけど、上げていければ良いかなと思っています」

――疲れてた

「そうですねやっぱ、連戦があったりとかしてて、けっこうやってる間はアドレナリンというか、勝手に体が動いてくれてて、全然行けてたんですけど(苦笑)いざ、何もなくなった時にスイッチをオフにした瞬間に何か色々、ここ痛かったんだ!?(笑)ここ凄い張ってたんだ!みたいなのがちょっとずつ出てきて、そこは向き合いながらトレーニングして動かすとか、マッサージ入れながらほぐすのかっていうところをしっかり見極めながらやれた休みだったので、自分と向き合う良い時間になりました」DSC_2773-――先日はスープカレーの話を・・今回は

「(笑)えーーー、今回は、それこそ、きのうかな!?せんべい汁って八戸市の郷土料理があるんですけど、あのぉ、ちょっと煎餅がなかったので、ふっふっっふっふ、煎餅なしのーふっはっっは、あのぅ、はい(汗)なくても鶏汁!みたいな感じで、実家でも作ってるので、”なしバージョン”で鶏汁を作って、あとはきのう、ハンバーグ作りました(笑)あっ!あとー(キラリ)お祖母ちゃんが昔作ってくれてた、春雨のサラダがあるんですけど、ミカンの缶詰とかフルーツサラダみたいな?キュウリ入れたりとかする料理があって、それをきのう、お祖母ちゃんに電話して『作り方教えて』って言って、はい、作りました(ニコリ)」

――”伊藤家の食卓”は、いつも良い!

「そうですね!まぁ、お祖母ちゃんに聞けば何でも、ふっふ、できるっていう、はい」PXL_20250115_023553175-――良い準備を進めて迎えるINAC神戸戦

「そうですね、まぁ前回大会、決勝で負けてる相手でもありますし、今シーズンのリーグ戦でも勝ててないので、やっぱりチームとしては本当に次勝たないと決勝もないという状況ではあるので、絶対に、勝ちにこだわるっていうところに凄いこだわってやりたいですし、そのために本当に球際だったりとかパスをずらさないとか、なんかそういう細かいところがどっちに流れが傾くかっていうところが凄い関わってくると思うので、全体でそれを意識しつつも、絶対ミスはあると思うので、しっかりとカバーし合いながら、全体的に優位に時間を進められれば良いなって思ってますし、やぱっぱりそのー、前半の早い段階だったり後半のやっぱりその最後のロスタイムまで点を取り切れる相手ですし、そこの、点を取る割合がその時間帯の多いチームではあるので、最初の入りと最後のところっていう部分ではしっかりと全体でオーガナイズをしながら、はい、相手の良さを消しながらやっていきたいなとは思います」

――相手の良さをどう捉えてますか

「やっぱり、それぞれ個性の強い選手がいて、けっこう個人で突破してくるような強さもありますし、縦に推進力のある選手が多いので、そこでいかに推進力を持たせないかっていうところが、凄い大事になってくると思うので、まずは自分達がボールを持つ時間が長くなればその分、相手の”前に”っていうところではやっぱりそういう時間帯は少なくなってくるのかなって思うので、まず良い状態でボールを動かしながらゴールを目指して奪われたあと、縦にまず蹴らせないようにしっかりと全体で切り替え早くして、高い位置で奪いきってっていうのができれば、やっぱり相手の良さっていうのは全然出てこなくなると思うので、そこはしっかりとみんなでやれれば良いかなと思います」PXL_20250115_023429731-――そのリズムを作るのが、伊藤さん

「んゎっは(笑)そうですね、まあでも、前を動かしたりサイドのところを活かしたりとか、ボランチをやるのであれば、そういう声掛けも必要ですし、自分がサイドやトップ下で出るのなら、自分がまず1人目というか、最初のプレッシャーというのは、しっかりと与えていければ良いなっていうふうに思っているので、チーム全体として、そういう守備をやろうということはしっかりと声掛けできれば良いかなとは思います」DSC_2779-――皇后杯というタイトルへのこだわり

「そうですねやっぱり、トーナメント戦って負けたら終わりですし、特に私は今まで、けっこう決勝まで行って勝てないで、目の前で(苦笑)カップを上げられるっていう経験が凄い多かったので、個人的には去年だけじゃなくて、本当に何度も何度も悔しい思いをしてきてる大会だった思うので、本当に、なんだろうな?全体が1つになることっていうのが凄く大事だと思ってて、それでもやっぱり結果、PK戦まであるって考えると、凄い勝負に決着をつけなきゃいけないっていう意味では、うー・・悔しい思いをする時もあると思うんですけど、まずはPK戦まで行かない、90分だったり120分の段階で本当に圧倒してゴールに勢い良く向かっていくっていうそこの最後の決め切るところだったりとか、なんかそういう一本一本のところが凄い大事になってくる大会だと思うので、自分としてもやっぱり今まで今シーズンの皇后杯を戦ってきて、ゴールを決められているという部分では、流れのままにしっかりとゴールを決めてチームを勝たせられるようなプレーができれば良いなっていうふうに思っているので、最後まで、はい(キリッ)ゴールに向かい続けて行ければ良いなとは思います」PXL_20250115_024323965-――”ひとつ”に含まれる、サポーターへ

「いつも本当に、凄くピッチまで聞こえるような(ニコリ)声で、サポーターさんだけじゃなくて、観てくださるファンの声だったりっていうのも凄い届いているので、《キツいなぁ》って思いながら走っている時でも『頑張れー』みたいなそういう声で、もう凄い励みになって走れているので、本当にファン・サポーターのみなさん含め、みんなで勝てれば良いなっていうふうに思っているので、強い気持ちを持って負けずに頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします」

――期待してます

「はい、頑張ります(美笑)」PXL_20250115_022207883-◇◆◇高橋選手◇◆◇

――きょうは、いつもと少し違う光景が

「まあ、率直に(笑)人が多いなぁというところで、まぁでも私達は今、試合に集中しているので、監督からも『試合に向かうんだ』というのは最初にあったので、そこは集中してやりました」

――最後、輪になっていた時、JFAの関係者の方からはどのような声が

「監督さんから?・・は、『きょう来られて良かったです』というのと『日本代表の監督に就任したので、これからよろしくお願いします』という挨拶でした」DSC_2702-――では、切り替えます

「はい!ありがとうございます」

――12月まで試合が続いていましたが、年末年始はどのように

「少しリフレッシュもできましたし、少し休めたので、またここから試合をやれるのが楽しみという感じです」

――そのような気持ちが充電された

「そうですね、はい、ゆっくり過ごして、でも・・なんだろう?試合がやっぱ空く分、《もぅ早く試合したいな》ってずっと思ってました」

――高橋さんならではの楽しみ方、過ごし方

「お正月ですか?は、もう、いや、なんだろう!?・・普段の過ごし方と特に変わらないんですけど、家族とゆっくり過ごしたのと、あとは言うてもシーズンオフではないし、次の試合が私達は18日にというのは決まっていたので、トレーニングは忘れずにやりました・・ハハハハハ(笑)やりましたとか言って(笑)」

――自主的に

「そうですね、そこもちゃんとやろうと思って・・なんか、なんだろう!?逆にでも新年っていうところで気持ちも新たに持てて、トレーニングできたので、なんか、そこも楽しかったですね、はい」

――あんまり休んでも今度はコンディション上げるのが大変

「はい、そうです、そこはなるべく、なんだろう?休むけど落とさずに、何なら次のシーズンが始まる時にまた、プラスから始められるようにと思いながらやっていました」

――以前は大ケガもあり、その後にワールドカップやオリンピックなどに出場していたのもあったので、安心しました

「はい、ありがとうございます(ニコリ)」DSC_2744-――最近はフォワードが馴染んで、高校生の頃から見ていた立場としては違和感がありませんけども、今つかめていることは

「まぁ本当に日々学びながらやれてるのが凄い楽しいですし、本来やっぱり自分自身が今やりたかったことができているので、とにかく楽しいです(笑)はい(ニコリ)」

――やりたかったこと・・フォワードは点を取ることだと思いますが、含めて高橋さんにとって

「うーん・・・ずっと・・やっぱり何だろう?点を取ることが大好きでそもそもサッカーを始めたりとかしていて、ゴールを決める楽しさも、うーん・・ボールをもらってチャレンジすること、まぁ守備でもできますけど、フォワードとしてチャレンジすることだったり、あとは前から守備で味方を鼓舞するとかそういうものを、魂を出せる自分から出せる場面が凄い多くて、それが凄い楽しくて、あのー・・そうのをなんか、やれてるのが(笑)嬉しいですね、なんか(ニコリ)っていうのがあります」

――守備の人が頑張る気持ちがわかる分も

「そうですね、ディフェンスやってたので、色んな、味方の気持ちも凄いわかるし、逆に相手のことも少しは予測しながらできるので、そこも色々、今、楽しいです(笑)」

――守る側の心理を読み、クロスに合わせるのも突破からもと得点パターンが豊富

「いやいや、本っっ当にまだまだなんですけど、まぁでもポジションも含めてやっぱ、何でもできるようになりたいっていうのがあるので、そこはまぁ、まだまだ練習が必要ですけど、今その際中かなという感じです」PXL_20250115_021521205-――迎えるINAC神戸戦

「まず、試合ができることが凄い楽しみですし、皇后杯というところで、昨年悔しい思いをした大会ではありますし、カップ戦も負けてしまって凄い悔しかったので、もう一度このチームで優勝したいという思いをぶつけたいって思ってます」

――勝敗のカギ

「能力の高い選手、頭の良い選手、個の能力が優れた選手が多いチームで・・なんだろう!?難しいゲームもやっぱり落とさない。そういうのが、ずっと上にいるチームだと思うので、まぁなかなか難しい戦いにはなると思いますけど、こちらもしっかり準備して、まずは自分がしっかり目の前の選手には負けないようにやっていきたいと思っています」

――2024-25 WEリーグ クラシエカップをふまえて、トーナメントにおける戦い方の教訓

「まあ、やっぱりリーグ戦とは違う一発勝負というところで、チームとしての主なやり方は変わらなくても、戦い方の部分で、共通認識を持つことは凄い大事だと思うので、そこはもう一度確認して、本当、1点、2点、そこの大事な部分があるので、そこはちゃんと確認していきたいと思います」PXL_20250115_021433882-――レッズレディースのセンタフォワードとしての自覚

「ふふハッハッハ(笑)自覚・・いゃもう、レッズレディースのセンタフォワードいうか、浦和レッズのエンブレムを背負ってプレーしている時点でもう本当、色んな責任・覚悟・プライドは持って闘わなきゃいけないというのはもう、私は育成年代の時から学んでるので、それを練習からもそうですし、試合では特に出していかなきゃいけないと思っています」

――一緒に闘う方々へ

「はい!いつも、私達をサポートしていただいてありがとうございます。京都という地で、それでも『応援に行くね』って言ってくださる方も沢山いますし、浦和で報告を待ってくださってる、応援してくださってる方も沢山いると思うので、まずは決勝の舞台に進めるように、とにかく全力で戦ってきたいと思います!よろしくお願いします!」PXL_20250115_022210181-――あなたに懸かってますから

「はい!頑張ります!(ニコリ)」

伊藤選手と高橋選手のインタビューは、きょう水曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けします

では

12月19日 「それが私の選手のあり方」

どうもです

きょうは、皇后杯 JFA 第46回全日本女子サッカー選手権大会 準々決勝を3日後に控えたトレーニングがメディアに公開されましたIMG_2074--◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――元気いっぱいで

「アハハッ!(笑)ありがとうございます(キラリ)」

――秘訣

「秘訣ー!?・・特にないですけど、まぁ・・特にあんま考えてないですね(笑)あんまり考えすぎずに前向きに、ポジティブに頑張ってます、はい(笑)」

――先ほど、ネットに向かってシュートを反復している時もボールにうまく力が伝わっていましたし、サッカーが好きなんだなと

「そうですね、サッカーしかやってこなかったので(ニコリ)なんか・・ずっとボールを蹴っていたいぐらいですけど、でもコンディションとかもあるので(苦笑)そこは調整しながらですけど、ボールはずっと触ってたいなって感じですね」

――疲れも溜まっているでしょうが、ケアで心がけていることは

「そうですね、ま~ケアはしっかりとセルフケアだったりとか温泉行ったりとか食事もそうですけど、色んなことに気をつかいながら生活はしてますけど、でもそれも考えすぎないというか、やりすぎると疲れてしまうというか・・っていう部分ももちろんあるし、気疲れしたりとかするので、そこも気負いせずにうまく力を抜くとこは抜いたりとか、食事も色々考えますけど、その気分で好きなものを食べたりとか、なんかその自分の気分上がるようなことは凄い心がけながら生活しています」

――自炊する

「自分で作ったり美味しいお店行って食べに行ったりするのもありますし、そこはバランスを見ながら自分の気持ちが《ぁはぁああ美味しい~!》って思えるような食事を心がけています(ニッコリ)」

――最近の“ああ美味しい”は何を食べた時に

「それこそ、きのう急にスープカレーが食べたくなって家にある具材とちょっと買い足しに行ったりして、スープカレーを初めて作ったんですけど、メッチャ美味しかったです!アハハハッ!(大笑)」

――言い回しが“料理できる人”で

「ぃぃいやっ!メッチャ簡単でしたよ!(笑)煮込むだけなので簡単でしたし、でも野菜も色んな種類を摂れるので、うん、まぁ・・バランス良くお肉とかも鶏肉とか、きのうは、ジンギスカンが好きなんですけど、ジンギスカンも疲労回復に良いので、入れたりとか、何か色々、自分で楽しみながらそれもやってます(ニコリ)」

――後輩選手が、伊藤選手はしっかりと体を温めてからアップに入るのが勉強になったと話していたので、温泉や食事からも通じるところが

「そーですね!まぁ、冷えてたらどうしても筋肉も固まってしまうし、ケガのリスクにもつながってしまうので、それは心がけてますね。あとは夜とかも寝る前に温かいものを飲んでから寝るとかけっこう、内臓の、体の中から温めるっていうのも意識して、体あったまると、気持ちも楽になるかなって(笑)感じもしてます(温笑)」

――食べたくなるものって、体が求めているものという説もありますし

「はい、そうですねそうですね!はいっ!」

――ちなみに、卵料理は何が得意で

「卵料理ですか!?えっ?卵焼き・・(笑)」

――先日、浦和レッズ後援会の大納会で得意な料理の話題になった時、安藤選手が目玉焼き、菅澤選手が卵焼き、猶本選手がオムレツって感じにみんな卵料理をあげて会場を湧かせていました

「アーー!(笑)はいはい、そうですね、卵焼き?まぁ、かな!?(笑)」

――砂糖は入れて作りますか?

「いやっ入れないです」

――であれば猶本選手と一緒。安藤選手と菅澤選手は砂糖を入れたのが好み

「あ~、入れないですね、はい」

――出汁でしっかり

「出汁ですね、はい」

――すみません、料理の話で長くなって

「(笑)」IMG_2068-

――リーグでいえば半分、今はトーナメントを戦っていて、中身の濃いここまで。若手選手も入っている中、伊藤選手もしっかりと中盤で良いプレーをしているからこそ、チームも保てている印象ですが、ご自身は感じていることなど

「そうですねやっぱり結構忙しく試合をありがたいことにさせていただいているんですけど、カップ戦だったりとかそういう、カップ戦もそもそもAWCLがあったので予選リーグっていうのはやっていなかった中で、凄い準決勝が大事だったんですけど、チームとしてそこで負けてしまいましたけど、でもそこの負けたことからトーナメントの戦い方だったりとか、もう1回みんなで話して、見つめ直して皇后杯にのぞんだんですけど、しっかりと反省を活かした試合ができていたなっていうふうに思いましたし、またそれをちゃんとみんなで共有して戦える凄い素晴らしいチームだなっていうふうに感じているので、もちろん悔しかった気持ちもありますけど、チームとして1試合1試合成長しているなっていうふうには感じているので、本当これから先、皇后杯も続きますし、皇后杯に関しては負けたら終わりのトーナメントなので、もっと集中して取り組まなければいけないのですけど、リーグもまだ続きますし、本当、前半戦で引き分けたりとかもったいない試合も、もちろん多かったんですけど、本当にそれを無駄にしないようにしっかりみんなでやっていけたら良いなと思いますし、若い子もどんどん自分のプレーもやっぱり試合中に出せてきていると思うので、練習からもっとコミュニケーションを取って、みんなで高め合っていければと思います」

――移籍して2年目なのを忘れさせるぐらい、頼もしい

「(笑)そうですね、まぁでも年齢としてはけっこう上の方であるので、やっぱり今、梢さんだったり光さんだったり優衣香さんだったり引っ張ってきた選手がケガでいない状態なので、チームに入った年数で言うとまだ浅いんですけど、でも自分もやってきた経験とか・・揉まれながら(笑)成長してきた部分もあるので、なんかそれを若い子だったりとかチームに還元できたら良いなっていうふうに思っていますし、やっぱり引っ張っていかないといけないなっていうふうには感じているので、うまく、自分が言うだけじゃなくてみんなともコミュニケーションを取りながら、もっとチームがうまくいくように、まとめていければっていうふうには思っているので、プレーの面でもみんながついてきてくれるようなプレーを見せていけたら良いなと思っています」

――そのまま若手選手に今のコメントを聞いてもらいたいぐらい

「(笑)」

――困った時、ツラい時、伊藤選手に預ける、走れば伊藤選手が出してくれるという安心感というのは絶対にある

「なんか、本当にそういう部分で言うと、もっと練習とかから『自分から要求して、もっと走って良いよ』とか『今の出せるから』とかそういうのを伝えていくことが大事だなっていうふうに思いますし、もちろん出し手になることも大事で、受け手のところで言うと『裏蹴ってくれたら走るよ』とか『ちょっと狭い状況でも当ててくれたら失わないで展開するよ』とかそういう、一個一個のところをコミュニケーション取りながらですけど、しっかりと自分が“やる”、“成功させる”ってところがみんなの信頼につながっていくとチャレンジとエラーを繰り返しながらやっていきたいなっていうふうに思いますし、あと最後、結果のところで言うとゴールっていうところもしっかりもっと重ねていかないと最後やっぱ点取ってくれるっていうふうに思って欲しいですし、そういう選手になっていきたいなっていうふうに思うので、そこはしっかりとこだわってもっと自分に厳しくやりたいなって思います」

――だから今チームが成り立っている・・

「(笑)ありがとうございます」IMG_2065-

――きのう、午前はここで、午後は、なでしこジャパンの記者会見を取材して・・ニールセン新監督のコメントを聞いていると自然と《伊藤選手がいるのに!》という気持ちに

「アッッハッハ(笑)そうですね、でもそこに行くためにはチームで、やっぱりチームに貢献することっていうのは必然的な要素ではありますし、なでしこジャパンに入って世界で活躍したいって目標はありますけど、やっぱりチームでできないことには、そもそもそこに呼ばれることは絶対にないと思っているので、まずはしっかりとチームでしっかり成長して試合で結果を出すっていうことが大事だと思いますし、結果の面でいうとボールの扱い方だったりところだけじゃなくて、走りの部分だったりとかそういうフィジカルの要素っていうのも絶対的に必要になってくると思うので、今はそこにもこだわってしっかりやってる最中なので、成果がドンドン出てくればっていうふうには思っています」

――応援している側は、そういうところでもスポット浴びないと悔しいので

「そうですね(笑)まぁでも、見てくださる方にしっかりとそういうプレーだったりとか気持ちっていうのが届いてるっていうのがやっぱり一番幸せですし、なんだろ・・・そこだけじゃないというか、感じてくれる人は感じてくれるので、応援してくださっている方もいますし、新しくレッズ入ったことで応援してくださっている方も、もちろんいますし、INACの頃から古くからずっと応援してくださっている方も沢山いるので、そういう方々にも成長した姿というのもお見せしたいですし、同じサッカーをやっている子達とか地元で応援してくれている方達だったりとか、色んな選手だったり人にやっぱり、楽しんでサッカーしている姿を見せたいなってずっと思っているので、それが私の選手のあり方っていうふうに思っているので、そこは自信を持ってやっていきたいなって思っています」

――充分楽しませてもらっていますけど、もっと

「そうですね、もっとなんか・・『ワーーッ!』って思わせるようなプレーをやっていきたいなっていうふうに思っているので、けどまだまだ足りないなって思います。アハハハ(大笑)」IMG_2064-

――準決勝と決勝を監督が視察に来るのもそうですが、その前にまず、香川で一緒に戦う方々と勝利をつかむべく、思いを

「そうですね、本当に次勝たないとつながっていかないので、本当に勝つっていうところにしっかりとチームでこだわって、ひとつひとつの球際のところだったりとか色んな声でチームメイトを盛り上げてあげたりとか、ベンチメンバーだったりそういう存在も含めてですけど、出たくても出られない選手だったりとか一緒に行きたくても行けない選手もやっぱりいるので、信じて待ってくれるみんなにも勝利で、勝って帰ってきたいなっていうふうには思っているので、本当に全員で応援してくださる方と共に勝ちにこだわって買って帰ってきたいなって思います!」IMG_2072-

――勝利の笑顔が、みんなのクリスマスプレゼントに

「そうですね!はい!頑張ります(眩笑)」

「スマイル―」と背中越しに煽る高塚選手も良い笑顔!

伊藤選手のインタビュー全容は、きょう木曜日19時(再放送は23時)の〈You’re The REDS〉でお届けします

では

9月26日 「色んな人と関わりながら全部がつながっているなって思うので」

どうもです

三菱重工浦和レッズレディースはきょう木曜日、インドネシア女子代表とトレーニングマッチ45分×2本で行いました

スコアは18対1ですIMG_1662-

◇◆◇伊藤選手◇◆◇

――またきょうは暑さが戻ってきましたけどコンディションの維持など

「そうですね、まぁでも今までに比べて少し気温は落ち着いてきてるとは思うので、みんな動けているとは思うんですけど、リーグに向けて体だけじゃなくて心のところもしっかりと整えるというのが大事だと思うので、今はそこをみんなで頑張っているところだと思います」

――心の整え方

「そうですね‥(笑)私はけっこう、なんだろうな?…引きずりすぎないというか、うまくいかないこととかそういうのがあっても、まぁ、いったんしっかり考えて、そこから何が一番大事なのかとか、何をしないといけないのかっていうところをしっかりと、ポイントを整理することが大事だと思っていて、1日しっかりそれを考えて、あとはもう、何も考えない(笑)っていうか、しっかり頭の中をすっきりさせるというところを意識してやっています」IMG_1661-

――開幕からの2試合をどのように整理していますか

「そうですね、まあ日テレ戦はけっこうみんな開幕ということもあって凄い良いモチベーションで臨めてましたし、全体的に凄いみんなが走れていたので、良い強度でできていたかなと思うんですけど、そこで体も疲労がある、そして緊張感だったりとか自分たちが感じていないような目に見えない疲労っていうのは絶対にやっぱりあったと思うので、それをINAC戦に持ってかないようにというか、私の中ではそれは凄い意識していましたけど、みんなも意識している中で多分、気づいていないような疲れがあったと思うのですけど、その中でINAC戦は残念な結果で終わってしまって、より気持ち的に落ちるというか、試合後はそういう感じだったんですけど・・でも、レッズらしい明るさというか、『次、頑張ろう』という声もあったりとか、みんなでしっかりとそういうちゃんと課題を話して解決してっていうのを試合後すぐできていたので、またそこが強さの秘訣なんじゃないかなっていうふうには感じました」

――どんな課題をどう解決

「そうですね、やっぱりクロスのところ・・失点でいうとクロスの守備だったりとかそういう部分もあるんですけど、全体としては凄い難しい試合になったなっていうふうに思っていて、相手が蹴ってくる中でコンパクトにできていなかったというか、もちろん相手も間延びしている状態だったので、それをどう自分たちでラインを押し上げていくかとか、同じように蹴らずにしっかりと自分たちでつないでゴール前のところの崩しも、“中、中”になりがちな部分もあったと思うので、1回サイドに広げてそこからクロスだったり、相手を引き出して背後を取るところは今、整理して練習だったりきょうの練習試合だったりっていうところでチャレンジしているところではあるので、あとはやり続けて成果が出ていけば良いかなとは思います」IMG_1652-――練習試合をピッチ脇から見て

「そうですね、やっぱりゴールに向かう姿勢っていうのが一番サッカーで大事になってくるところだと思っているので、いくらボールを回しても点が入らなければ勝てないですし、そこのところで言うと遠くからでも足振ったりとか、引いた相手にはそういうのが有効になりますし、意識がないとやっぱり打てなかったりするので、そういうのは見ていても、シュートの意識だったりゴールの貪欲さっていうのは感じましたし、私たちも試合でそういうのをやっていかなければいけないなって感じました」

――INAC戦では2列目の選手が沢山動いていて、逆に出しどころとしてはあまり良い方向には行かず、伊藤選手も昨シーズンのヘディングでの得点ラッシュにようにゴール前に顔を出せれば、もちろんボールをさばくことができるし、色々できる分、全てしようと気を利かせすぎていたようにも・・思いやりがあるだけに、それがちょっと・・

「そうですね、まぁでもちょっと相手を引き出したかったっていうのが一番にあって、まぁ、ボールを持てるので、持ちすぎると自分たちのリズムがちょっと崩れてしまったりとか・・・うーん‥なんかそのテンポを作りたかったっていうのはありますね。なのでちょっと後ろに落ちたりとかしたりしてたんですけど、けっこうサイドに張っていてもなかなかボールが来なかったので、ちょっとボールに関わりたいなっていうのもありましたし(苦笑)」もちろんそこでボールが来れば前にいて良いんですけど、相手が5人ないしはボランチを含めて8人ペナの前にいる中でずっと待っているのもな・・っていう(苦笑)のは凄い感じていて、何か、こう変えたいなっていうのはあったんですけど、ちょっと難しかったですね」

――お互いのことを思いすぎてしまうっていうのは良さであり・・

「そうですね、まぁボールを持てる分、色んなことはできたんですけど、本当に嫌なところは突けていないというか、ずっと相手の目の前で触ってたなっていう感じはあったので、そうですね・・なんか、ああいうゲームというか、どのチームでも相手に引かれたら男子でも崩すのを凄い苦労してるなっていうのを私も感じますし、それを自分たちで打開していくところ、みんなのイメージっていうところが多分、共有できてくればああいう守備してくる相手にでもしっかりと突破していくことができると思うので、人が変わったりとかしている中でちょっとイメージの共有っていうところをもう少し多くできていけば良いなっていうふうに思ったので、ああいう試合になりましたけど、そこから学ぶことは凄い多かったのでポジティブに考えてこれから勝ち続けていかなければいけないので、しっかりとみんなで合わせていきたいなっていうふうには感じました」IMG_1654-

――打開した時を楽しみにしていますし、伊藤さんのひとつのパスや動きからは常にメッセージが感じられるので

「はい、ありがとうございます(笑)それは意識しています(照笑)相手のいない方に出したりとか、これはターンしてほしいパスだよとか、そういうのは意識しながら出しているので、そういう・・でも昨年に比べて、会話せずともパスだったりとか目線を合わせたりとか、そういうところでコミュニケーションが取れるようになってきたというか、だんだんイメージも合ってきたので、そこは一個、成長した部分かなっていうふうには感じています」

――繰り返しになりますが、パスや動きが言葉を越えたメッセージになっているからです

「そうですね(笑)それもけっこうみんなに伝わってきていて、『今のこうだったよね』とかそういう会話もできているので凄い楽しいですし、それが結果にどんどんつながっていけば良いなっていうふうに思っているので、しっかりとやり続けていきたいなと思います」IMG_1660-

――そこがサッカーの醍醐味

「そうですね、一番楽しいところですね、はい」

――それを体現できる伊藤さんが羨ましい

「いやっはっは(笑)いやぁでもそこが本当に楽しくて、やってるので、なんだろう?それがない時って凄い《あ~つまんないな》っていうふうに思ってしまうというか、そうならないようにしっかりとみんなとも日頃からコミュニケーションを取ったりとか、ピッチのところだけじゃなくてそれ以外のところでも色んな人と関わりながら全部がつながっているなって思うので、しっかりとやっていけたらなと思っています(ニコリ)」

――良い仲間がいるので

「本当に心強いです」

――まず、長野にしっかり勝つ

「昨シーズン、アウェイで戦った時は5対3と凄い壮絶な打ち合いになったんですけど、今年も大量得点というか、そういうところはどんどんチームとして狙っていきたい部分ではあるので、しっかりと前から、まず守備から入って良い攻撃につなげてしっかりと圧倒して勝ちたいなっていうふうに思いますし、やっぱりクリーンシートで終わるっていうのを積み重ねていくことがやっぱり勝利に近づくというか、確率は上がっていくと思うので、そういう小さなところにこだわるとか、例えば、前から行って蹴らせないとか、細かいところにチーム全体としてやっていければ良いなっていうふうに思っているので、あとは前節負けた分の悔しさをみんなで思う存分晴らしていきたいなと思います(ニコリ)」IMG_1663-

――長野のあとは、アジアでの戦いと試合が続きますので、ぜひ“実りの秋”に

「はい、そうですね(ニコリ)頑張ります!」

日陰でのインタビューでしたが、笑顔がとても眩しかったです

伊藤選手のインタビュー全容は、きょう木曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です

では