どうもです
ピッチ上に散見される無数の落ち葉が、秋らしさを助長します
横浜FM戦後の3連休を経て、きょうからトレーニングが再開
午前10時20分過ぎ、選手達の笑顔が揃いました
オフ明け恒例、人工芝ピッチでの”体起こし”から始まり、その後は天然芝ピッチへ移動
ここでもお馴染みのステップワークや坂道ダッシュ、ボールを使っての基礎練習を中心に汗を流しました
きょうは珍しく、キーパー陣もフィールドプレーヤーとほぼ同じメニューで調整
「やってやるぞ!」
北風が少々気になるものの、この上ない晴天と好調なチームのムードも相まって、大原は自然とポジティブで活気ある声が山びこしました
午前11時35分、練習が終了かと思いきや、ここからさらに、ジョグでのピッチ外周がスタート
約20分後、集合がかけられ、選手達は監督のお話に耳を傾ける中、なぜか森脇選手だけがまだ走り続けます
「『お前だけ30分走れ』と言われた!」
冗談を真に受けたか、はたまた何かに対する罰そうなのか・・・いずれにせよ、その分も必ず力になるはずです
森脇選手、お疲れ様でした
日なたにいれば、半袖でも大丈夫なぐらいの陽気
となれば那須選手はもちろん汗だく
短パンをさらにまくり上げ、黙々と走り込む姿は、実に男らしかったです
――今日も暖かくて、那須さんにとっては寒くならないままシーズンを終えそうですが?
「暖かくというか、熱く良いシーズンになるように毎日トレーニングに励みたい(汗)」
――3日間のオフはリラックスできましたか?
「はい。ゆっくり休んだ。今は精神的にもいろんな意味で充実しているので、個人的にはそんなに疲れも感じていない。3連休の過ごし方は人それぞれだけど、僕は家族とゆっくりした」
――改めて、横浜FM戦を振り返ってもらえますか?
「我慢する試合という中で我慢しきれたし本当に、ね?チームの総力で点も取れて、結果1対0で勝てたので、日々の練習から出た結果だと思う」
――那須さんが見せたとてつもない集中力が印象的です
「試合自体、楽しめて入れているし、重複するようだけど日々の練習が充実していて高い集中力を持ってやれているので、それが試合にそのまま出たということだと思う。今は本当に1分、1秒をしっかり楽しんでいるし、横浜FM戦もそれができたので、非常に集中してできた」
――昨年8月の試合を思えば、那須さんにとっては、日産スタジアムでFマリノスに勝てたというのも精神的に大きいのでは?
「今年はジンクスと言われていたものをチームとして乗り越えてきているし、自分たちで乗り越えていくものなので、ひとつひとつ目の前の試合をしっかり戦って乗り越えてきているので今の順位にいると思う。そこは今後も変わらずやっていきたい」
※後ろから鈴木選手がちょっかいを出す
「同級生、啓太も阿部ちゃんもマルシもそうだけど、阿部ちゃんと啓太は昔から知っているので心強い」
――このチームは81年組が凄い!
「みんな多分、年齢の意識がないというか、あまりそういうことを感じない。むしろすごく動けているし、今も毎試合、日々、成長できているので、年齢のことは感じない(笑)」
――横浜FMの終了間際のFKのピンチでサポーターから「We Are REDS」と、ものすごい声量のコールが上がったが、聞こえたましたか?
「正直、全然耳に入らないぐらい集中していた」
決して鈍感なわけはありません
以前、「We Are REDS!が心に響く」としみじみ語っていただけに、よほどの”Zone”に入っていたことが理解できます
「そういう声援は力になるし、見返してみたら本当に凄い声だった。でも壁に入った時は(それが聴こえなかったので)本当に集中していたんだなと。良い意味で集中力が研ぎ澄まされているので、良い傾向だなと思う」
選手とサポーターが心から発する”気”が一体となっているからこそ、発揮できる底力があるということでしょう
――2週間後はもっと凄い雰囲気になりそうですが?
「楽しまないとなと。1分、1秒をしっかり楽しまないといけないし、その過程、毎日の練習、日々も楽しまないといけないと思っているので、厳しく激しくやって、次の試合も集中していきたいな、楽しんでいきたいなと思っている。いっぱい楽しんで、いっぱい集中して、そしたら自ずと結果がついてくると思う」
那須選手が話す通り、練習は嘘をつきません
ここから約2週間、またきっちりと準備を進めることで、その答えは満員の埼スタで現れることでしょう
そして、張り詰めた緊張感がほぐれる瞬間が試合後に訪れることを願います
大一番への大切な日々が、きょうからリスタートしました
那須選手のインタビュー詳細は、今夜7時からの「You’re The REDS」でお届けします
では