どうもです
曇り空、薄ら寒い大原で再開2日目の練習は、午前10時から始まりました
キーパー陣は天然芝ピッチでの専用メニュー、フィールドプレーヤーは2日連続となる人工芝ピッチでの体幹トレーニングを実施
笑顔を絶やさない選手達
それは”アボイ”の仲良しコンビも同じでした
坪井選手と阿部選手は、まるで寄り添うかのようにほとんど離れず、やわらかな表情を浮かべながら筋力トレーニングに励みます
そのすぐ近くでチームスタッフが2人にカメラを向けていたのも印象深いです
午前10時45分、フィールドプレーヤーは天然芝ピッチに移動します
ボール回しを行うなど、軽めの調整を経て午前11時からは久々のシャトルランニングへ
「自分のペースで」と野崎アスレティックトレーナーに声をかけられる選手達は、横でユニークさも合わせ持つキーパー練習(「遊ばれてた(苦笑)」と岩舘選手)をからかいつつ、スタート
鈴木選手、関口選手、濱田選手、山田選手といったお馴染みのメンバーは、いつものように上位でゴールします
そういった中、トップも変動することなく、”シャトランKING”の関根選手でした
とはいえ、常々目標としている「1分10秒の壁」は破れず
「出だしが良すぎた。調子に乗りすぎましたね。失速した(苦笑)ちょっとブランクがあって、ペース配分も間違えた」
――シーズンの疲れが出てきている感じもあるんですか?少しは…
「いや、ないですね。試合に出てないし(笑)そんなに…」
――その通りで、横浜FM戦後の「フル出場できるようにしたい。あくまで自分はサブなんで」というコメントに頼もしさを感じました
「そうですね、やっぱりスタメンで出て90分間戦えることが幸せなことだと思うので、それが出来るように頑張っていきたい」
――次回は記録更新を期待しています。チームと同様、1位をキープということで!
「そうですね!ありがとうございます」
ルーキーはその後、ナビスコカップ決勝へ向かうために急ピッチで用具片付けを行いつつ、
「直くん行くよー!」
とやはり、岩舘選手を半ば強引に誘っていました
赤くない埼スタを観て何を思ったか…それを是非、2週間後の同じ舞台でぶつけて欲しいです
そしてきょうの夕方、坪井選手のレッズとの契約に関する発表がありました
メディア対応は、あす行われる予定です
ただ、きょうの練習後に坪井選手がミックスゾーンを通過した際には”いつものように”、「お疲れ様です」とだけ声をかけました
既に番組ではお話ししてますが、このやりとりについて
・・・・・
坪井選手は報道陣に呼び止められると大抵、「きょうは◆◇が○○だから」や「俺のことは充が代わりに全部話す!」とかバリエーション豊富に謎の理由をつけ、笑わせている隙に圧倒的スピードでクラブハウスへと引き上げていきます
誕生日のインタビューについては、オフィシャルメディアさんの力添えもあり、やっとの思いで出来ました
終わって御礼を伝えると、「もう、しばらくは喋んないよ!(ニッコリ)」と冗談混じりの返答
であればと翌日からは、《迷惑をかけないよう、挨拶だけのコミュニケーションを取ろう》と、どでかい声での「お疲れ様です!」を始めました
最初はビックリした様子でしたが、3度目ぐらいからはこちらを上回る大声量で、「お疲れ様です!」の倍返し
それが定番化していくと、「オーツカレサーマデース♪関口ぃ!お前は声が小さい!やり直しだーー!」(坪井選手)、「はい!オーツカレサーマデース♪」(関口選手)、「ヨシッ!」(坪井選手)
時には聞こえないぐらいの小声で「おつかれさまでぇす」とフェイントをかけられれば、その逆だってありました
つい先日はさらに発展し、「お疲れ様です!」と声をかけると、目の前に立ち止まり背筋をピンと伸ばして敬礼
「ご苦労!」
とまるで、どこかの教官のようなパターンも披露
どんな時でも共通しているのは、吸い寄せられるような、あの真っ直ぐな視線で必ずこちらの目を見てくれること
腐らずに、ピッチ内でもピッチ外でも、常に周りを明るくしてくれる背番号2
・・・・・
報道もあり、注目を集めていたきょうは迷いました
普通のトーンで「お疲れ様です」と挨拶して返ってきたのは、その3倍近く声を張った、
「おー疲れ様でーす!」
良い人です、本当に、とても良い人です
そう!坪井選手は以前からこのように話しています
「『79年組の黄金世代、黄金世代』と呼ばれているけど、彼等が残してきた実績に何ら関係していない!なのでまあ(苦笑)その分も“今”頑張らなければいけない」、「ゴールを狙っていきたい!」、「東京五輪を目指す!(笑)」
したがって、もっともっと活躍してもらわければ困ります
それを達成されるのが今後、レッズの一員としてではない思うと、もの凄くせつないです
だからこそ今年、一緒に優勝しましょう、絶対に!
欲を言えば、同じガンバ戦でプロ通算2得点目を!
そしていつの日か、数年後、とてつもない声量で「お疲れ様”でした”!」と伝えさせてもらいます
懐かしい思い出を振り返るのは、そのあとで
なのでまだ今は、応援の心をこめて、
「おー疲れ様”でーす”!」
では