11月2日 「選手も良い雰囲気であのスタジアムでプレーさせてもらえる」

どうもです

鹿島戦3日前のきょう、練習は午前10時頃はじまりました

主に行われたのは、ハーフコートよりやや狭めのエリアでの6対6+フリーマンでのゲーム形式

攻守の切り替え、スプリント、そしてキックを含めたパスワークに”速さ”が感じられました

練習は午前11時20分頃に終了しています20171102_112846-1

◇◆◇高木選手◇◆◇

――きょうも激しい局面の繰り返しとなりましたが、トレーニングでのゲームはいかがでしたか?

「結構そんなに広いピッチではなく狭めで、切り替えのところなどが大事なゲームになってきて、そういった球際の部分でも距離感が近い分、当たりがあったりするので、メリハリのある良い練習だったと思います」

――切り替えも早いですし。ディフェンスラインの意識もそうだと思いますが、ラインズマン(副審)が入って、前の選手としては、いかにオフサイドにならずに裏を取るかという意味でも、良い効果をもたらしているのではないですか

「広いピッチではなかったので、タイミングでワンツーなどで抜けられることなどが結構多かったので、そのタイミングでオフサイドに引っかかるというのは仕方ない部分もあると思いますが、そういった部分での精度を上げるという点で、しっかりラインを見ていてくれる方が、より試合用の精度を合わせていくのに良い練習になるのかなと思います」

――どのようにセンターフォワードとの間に斜めに走り込むかという点で、ACL川崎戦のゴールもそうでしたが、高木選手は走り込み方が上手いと思います。その辺りにさらに磨きがかかればと思いながら見ていますが

「最近は自分の中でも、ボールを受ける前の連続したオフの動きが、ちょっと足りないのかなという気がするので、もうちょっとキビキビと動けたらいいなと思います」

――先日の明治大学とのトレーニングマッチはいかがでしたか

「コンディション調整といった感じになってはいけないと思い、気持ちを入れてやったつもりですが、気持ちが入りすぎたかなという部分もあって、あまり多く語るべきゲームではなかったように思います。また切り替えてやっていきたいです」

――普段温厚な高木選手が、ピッチ上で非常にエモーショナルになっているところを見て、サッカー選手の意識の高さというわけではないですが、間近で感じましたし、そこで上手くいかなかったこともあったでしょうが、それがまた次に活かせるのだろうなとも思います

「活かせるとしたら、もうちょっと冷静になるというか…。あれでは試合で退場してしまう可能性もあると思うので(苦笑)、大学生相手だし、あまり良い見本ではないですが、でも自分もそれだけ試合に出られないということに対しての危機感はあるということで、そこをもうちょっと上手く、冷静にプレーで返していければ良い部分もあるんですが、自分はそういう状況になったときに、結構カッカしやすいタイプなので、そういう気持ちは大事で無くしてはいけない部分だと自分では思うんですが、その表現の仕方は少し見直さなければいけないところもあると思います」

――正直言うと、ちょっと恐いぐらいでした(笑)ちょうど線審の延長線上にいたので…

「(苦笑)、はい」

――ただ、日頃の行いが良いので(笑)そのギャップという点で、それぐらいの必死さがある意味では必要な世界なんだろうなと、良くないことではありますが、そこまで悪い印象は受けなかったです

「あぁ、あの、その辺りは、練習試合だけど、こっちとしては自分の置かれている立場や状況も分かっているし、何かしないといけないというのはあるので、もちろんラインズマンは好意でやってくれているということもありましたし、あまりああいう言い方は良くないですが、でも目の前で見ていてあれが見えないというのはちょっと自分でも納得いかなかったし、練習試合だし、しっかりやってくれよ、と。こっちはそれだけ、懸けてやってるんだからというメッセージがあったので、ちょっとピリッとさせておこうかなと(笑)いう面もありましたが、言い方などは改善しなければいけません」

――そのあとのスライディングなどといい(笑)兎にも角にも、次は熱い気持ちでないと勝てない鹿島戦です

「そうですね。アウェーの鹿島…。特に鹿島の“勢い”は感じますし、鹿島のサポーターの熱もありますが、でもカシマスタジアムのレッズサポーターの熱気はさらにすごくて、アウェーを感じさせないような気持ちが伝わってくる試合なので、選手も良い雰囲気であのスタジアムでプレーさせてもらえるので、是非、まずはピッチにしっかり立つことを目標に、しっかりと試合にむけて準備していきたいと思っています」

――2年前、レッズ移籍1年目でしたが、あのスタジアムで点を獲るとまた盛り上がりますよとお伝えして、本当にそのあと点を獲ってくれました

「あの試合は…。点は獲ったけど、あんまりそのあと良くなくて、前半で替わって、鹿島が決め手を欠いて、何とか自分達が少ないチャンスをモノにしたというような試合でした。自分としては点を獲ったから良い試合だったという記憶はあまり無く、勝ちましたが、ちょっと勢いにやられたかなという部分もあるので、多分またそういう感じで鹿島も来ると思うので、上手くその勢いをいなして勝ちたいなという風に思います」

――柏木選手に『もっと守備で貢献しないと』と言われ、より良くなるきっかけとなったスタジアムでもあり、先日もそうですが、今までのそういう経験をまた力に変えて、また結果を出してくれるというのを繰り返してどんどん強くなっているのが高木選手だと思います。またACL決勝などもありますので、本当に期待しています!

「はい。残り試合が少ないので、どれだけ自分自身が結果を出せるかというのは分かりませんが、まずはチームが残りの試合を全て勝てるように、そこでどれだけ自分が貢献できるかというのはこれからの自分のパフォーマンス次第だと思うので、その辺を上手くバランスを取りながら、良いときに自分の力を発揮できたら良いかなと思います」

高木選手のインタビューは、このあと23時からの〈You’re The REDS〉再放送でもお聴きいただけます

では

 

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