9月8日 「逆の逆を取らずにね、逆を取っていきたい」&「やっとスタートラインに立てたなっていう印象」

どうもです

午後3時15分過ぎ、雨が小降りになった頃、選手達はピッチに姿を現します

練習前、監督は選手達へ、「ここからしっかり勝てるように、もう一度ギアを上げよう」と声をかけたそうです

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ウォームアップを終えた午後4時7分頃からは、11対11でのゲーム形式へ

「スピード!取られたあと!」(監督)

攻撃では、両チーム共にウイングバックの選手が中へと絞り、それによって出来たタッチライン際のスペースに同サイドのセンターバックが張り出すという形が随所に見えました

思えば、2013年のこの時期に、両センターバックが最前線付近まで上がり、2シャドーが一歩引いたところでセカンドボールを広う、3-0-2-5のようなフォーメーションもあったかと

その時はビルドアップの段階で前線が早めに陣形を作り、”待ち”の状態の選手へと中盤省略で長いボールを蹴りこむ傾向でしたが、きょうの練習では、長短パスでボールが動いている中の”状況次第で”スーッと最終ラインから選手が入り込んでいく流れでした

フリーの選手がボールを受ければ、間近にいるサイドディフェンダーは、ボールホルダーに行くべきか、そのままフリーでクロスを上げさせてしまうか、その判断に迷う・・・

これによって、相手ディフェンスラインの距離感に異質なギャップが生じ、中央のマークも乱れていきます

昨年4月に埼スタで行われた名古屋戦でのゴール量産は、マンマークの相手にこの戦法が嵌るに嵌ってのものでした

前回のアウェイ鳥栖戦では固いブロックを前に攻撃陣の動き出しが停滞した分、今度はカットイン、カットアウト、ウェーブを含めた豊富な動きで、逆パターンとなるゴールラッシュを期待したいです

「チュンチュンチュンチュンチュン・・・チュン!」(森脇選手)

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午後4時30分、中盤から思い切り良く追い越した柏木選手が、右サイドのゴールライン際からセンタリング

ファーサイドにポジションを取っていた高木選手は、腰ほどの高さに浮いたボール対し、まるで都築さんのパントキックかの如く、しなやかに右足を振り抜きます

豪快なインパクトのボレーがネットに突き刺さり、ラストゴールは決まりました
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◇◆◇森脇選手◇◆◇

――本当に最近は調子の良さを随所に感じます

「は~い、まあ比較的今シーズン調子よくやれているので、まあそのぉ継続性でしっかり出していきたいなという風には思っているので、まあ毎試合毎試合、僕にとっては勝負ですし、チームとしても良いところを魅せなくちゃいけないなという思いは強いので・・・ヤッテマスッ!!は~い」

――きちっと動けている要因というのは?

「ああのぉ~、うちにはね、素晴らしいメディカルチームがね、えー揃っているので、まあちょっと身体のコンディションとかそういうのがって時に、トレーナーにチェックしてもらったり、そういうところで手助けをしてもらっているので、チームとしては選手が目立ちがちですけど、その中でも夏場とかきつい時に、身体のメンテナンスをしてくれるトレーナーには感謝しなければいけないなと。ホント、そのトレーナーさんがいてくれるおかげで、自分達は試合に向けて良いコンディションで臨めているので、まあその人達のおかげが大いにあるんじゃないかと。まあホント~、今までは自分で全てを管理しているつもりでやってはいましたけど、トレーナーに診てもらうことで、自分では気付かないようなところも気付けているので、そこでは大いに助けてもらってはいます」

――特に気付いたこととは?

「やっあ~の~、自分では良いと思っていても、トレーナーさんに触ってもらった時に、『ここは弱いよ』と。『ここが弱いと、試合でのパフォーマンスを出すのは難しい、力を発揮するのは難しい』という風には指摘してもらっているので、自分では気付けているつもりで気付けていない。もちろん、毎日毎日自分ではチェックしてはいますけど、その中で気付けていない部分を教えてくれるので、まあそこの補強だったり、そういうところは例年以上に今年は気を遣っているのかと。もちろん、毎年毎年、気は遣っているつもりでいましたけど、今年はより、30歳になったので、より身体にメンテナンスのところで気を付けてますね!」

――守備の予測、それに基づいたポジショニングが向上しているのでは?

「え~まあ、自分の中できょうは良くない方だったのかと。やっぱ試合で、えーもちろん毎日毎日自分のベストパフォーマンス、ベストコンディションで臨みたいなという風には思っていますけど、毎日毎日良いプレーがね、出せないって言う現状があるので、そこを打破していきたいという思いは強いですけど、予測の部分というのは、身体が動かない時でも、より意識してやろうという思いが強いので、それがね、もし試合中、身体がキツイ時にね、予測の部分につながると思うので、自分のストロングポイントにして、守備においては予測とかインターセプトが一番のストロングポイントだと思っているので、まあ練習から出していきたいなと思っています」

――鳥栖戦については、前回がスコアレスドロー。つぎ、意識すべきポイントは?

「もお、ね!?鳥栖のやり方っていうのはわかっていますし、その中でも何て言うんすかね、より神戸にどちらかというと近いような、毎試合レッズと対戦するチームは引いてブロックを作ってくるので、僕らが攻めているところを奪ってショートカウンターっていう狙いがハッキリしているチームが多いかと。鳥栖もそのうちのひとつじゃないかなという風には思っていますけどね、まあその中でショートカウンターだとかね、そういうところは気を付けなくちゃいけないですし、より後ろからのビルドアップが求められるんじゃないかと。リスクはかなりそういうチームと対戦するときは、後ろからのビルドアップというのは、外から観たら簡単そうに見えてね、よりリスクというのがかかる中でやらなくちゃいけないので、アグレッシブさとバランスというのを出していかないといけないなという風には思っています」

――関根選手が中に絞って、空いたスペースに森脇選手が上がっていってタッチライン際に張り出すという流れが多くありましたが、狙いとしている部分ですか?

「いや~良いところ見てますねー!あはっのぉーその通りじゃないかなと。相手がね、どんな策を練ってこようが、こういうね、僕らがやっているトレーニングを相手がね、情報を仕入れても僕らはその逆を行く、逆を行くトレーニングを常にやっているので、えー・・・戻っちゃったねっ!(汗)逆を逆を行ってね!ギャフンッ、逆を行くね、トレーニングをね、二回行っちゃダメだ!(笑)逆を行くトレーニングを常にやっているので、相手はどんな対策を練っても、自分達がやるべきことは変わらないんじゃないかなと。非常にね、こないだの試合も、駒井選手が二回ぐらいオフサイドになりましたけど、非常に良いローテーション、コンビネーションだという風には思っているので、あとは本当に小っちゃい部分の呼吸の合わせが必要かなという風には思っているので、やっぱ相手の逆を取っていきたいなと!逆の逆を取らずにね、逆を取っていきたいなという風には思っています」

――ってことは、その形を取らないかもしれないと

「もしかしたらやんないかもしんないすね!は~い。それは状況に応じて」

――連敗ストップ、勝ち点3奪取に向けて

「もうね、やっぱりルヴァンカップは良い形でスタートしましたけど、やっぱJリーグね、そこは一番獲りたい部分でもるので、本当に気持ちを切り替えて、目の前の1試合1試合を闘っていきたいなと。リーグでは神戸に負けてしまったのでね、もう残り全部勝たなくちゃいけないなという思いが強いので、しっかりそのためにも全部勝てるように1試合1試合頑張っていきたいなという思いが強いです」20160908_164918-1

◇◆◇西川選手◇◆◇

――代表での2試合を振り返って

「初戦で負けて、悔しい思いをした分、2戦目に懸ける思いは強かったですし、これまで予選というのを戦ってきた中で、最終予選の雰囲気というのは、そのピッチに立っている選手にしか味わえない特別感というのがやっぱりありましたし、1試合1試合戦っていかないと、アジアでは本当に何が起きるかわからないので、この2試合でもそういった場面というのがレフェリングのところであったり、相手の強さであったり、ピッチのコンディションの悪さであったり、ある程度把握できたのもありますし、非常に良い経験をして帰って来れたかなというのがあります。初戦の入り方は凄い良かったですし、試合を通しながら反省点もありましたし、良いところもありましたし、やっぱりこれからを考えてもタイで勝ち点3を獲って帰って来られたというのは、チームにとっても非常に大きかったですし、やっとスタートラインに立てたなっていう印象です」

――戻ってきたチームの雰囲気はどう感じますか?

「やっぱり、ルヴァンカップを勝ち上がってくれていたので、非常にみんなもやっぱり、公式戦で2つ勝ってくれて、雰囲気も凄く良かったですし、自分達を温かく迎えてくれたので、そういった意味でも、チームの雰囲気は非常に良いんじゃないかと思います」

――鳥栖戦で意識したいことは?

「自分達次第かな、というのは思っていて、負けた神戸戦もそうでしたし、フロンターレ戦も自分達のチャンスの数というのは負けた試合でも多いですし、失点する時は自分達のミスからやられてしまっているので、相手というよりかは自分達がしっかりやって、規律を守りながら90分を闘うところかと思います」

――ハイボールをいかにキャッチできるかでリズムが出来てくるかと

「そうですね、やはり流れを変えられるポジションかと思っていますので、キーパーは。そういう意識で挑みたいなと思っています。これからもチームでまずはしっかりと結果を残したいです。ホーム鳥栖戦というのは色んな方が色んな見方をしてくれると思うので、しっかりとしたプレーをして、無失点で勝利できたらなと思っています!(スマイル)」

森脇選手と西川選手のインタビューは、このあと23時からの「You’re The REDS」再放送でもお聴きいただけます

では

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