7月21日 「必ず借りを返さないといけない」

どうもです

鹿島戦2日前のきょう、弱い雨が途切れることなく降り注ぐ大原で、練習は午前11時頃スタート

ウォームアップ後は10対10でのハーフコートゲームへ

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ビブなし組の守備エリアにはマーカーでオフサイドラインが設けられ、DFラインは高い位置をキープします

コンパクトな陣形での攻防が繰り広げられました

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また、4バックへの攻撃だったこともあり、片方のサイドにボールがあれば、必然的に逆サイドのウイングバックはフリーに

そこへ早くて正確なフィードを送る大胆なサイドチェンジを図るパターンも垣間見えました

そうすれば、自然と今度は中が空く

試合巧者の鹿島相手に、どれだけ多彩な攻めを繰り出し、的を絞らせない駆け引きで上回れるか

加えて、奪われた後の守備における意思統一

様々な要素が垣間見えるゲームでした

互いにわかり合えているからこそつながる、リズミカルなパス交換も少なくなく、全体としての”まとまり”も見て取れた印象です

練習は、お昼の12時25分過ぎ、石原選手のヘディングがラストゴールとなり、終了しています

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レッズの5トップに対し、4バックの守備で対峙されればできるのが、人と人との隙間

そこを縫うように裏へ効果的に抜け出していた武藤選手の動きが光っていました

ビブなし組の加賀選手とイリッチ選手が、そこを抑えるべく何度も意見交換していたことからも確認できます

さらには、この日最も沸いたと言って良い、素晴らしいボールタッチも

◇◆◇武藤選手◇◆◇

――集中した良いムードでトレーニングが出来ていたのでは?

「みんな集中してやれていると思いますし、オリンピックで抜けた選手もいますけども、みんなで一丸となって頑張れれば良いと思います」

――ミーティングではどのような確認がありましたか?

「いやまぁアントラーズに対してというのもありましたし、もう少しサイドを使うであったり、攻撃のバリーエ-ションのことであったり、そういった話がありました」

――ゲームでは大きく逆サイドへ振る形が確認されていましたが、そうなると、最後にクロスへどう入り込むか、準備も大切に

「そうですね、まあ新しく始めたようなパターンではないですけど、あのようにサイドへ寄せて、逆サイドのワイドを狙うというのはあるので、そこからダイレで折り返してきたり、中の準備はそれに合わせるための大事なものがあるかと思います」

――印象に残っているのが、西川選手の超低空高速弾丸パントキックをトップスピードの状態でさらりとトラップし、そのままドリブルしたシーンです

「そうっすねー!自分でも《気持ちよく決まったな》と思いましたし、スタッフが『あの瞬間お前笑ってたぞ』と言ってきたので(ニヤリ)そのくらい、まあ笑ってたかは覚えてないすけど、気持ちの良いトラップでした(笑)」

――あれを出来るのは、武藤選手かアンリさんぐらいでしょう

「いーやいやいやいや(汗)あれはまあ、あれが試合で出れば良いっすけどね、周作さんもそうだし、色んな人から良いパスが来るので、試合であのトラップをして決めたら最高っすね!」

――ダービーでゴールを決めた後、「それ以上に試合を決める2点目を取れなかったのが悔しい」と話していましたが、その思いは変わらずで今

「そうっすねー、やっぱりダービーということもありますし、勝たなければいけないゲームでもありますし、久しぶりにゴールを決められたのは本当に自信になりましたけど、やっぱりその後の1対1を決めてこそ、フォワードというか、エースだと思うので、そういう部分をもっともっと追い求めていかないといけないなと思います」

――やはり、実際に点を決めると、安心感よりも《もっともっと》という欲が沸き立つ

「もちろん!こないだ決めて満足したわけではないですし、次につなげるための1点だと思うので、またこれで少しゲームに良いメンタルで入れるんじゃないかと思うので、それが次の試合でもイイ方向に働いて、またゴールを決められれば、さらに良い循環が生まれてくるので、頑張りたいなと思います」

――本当に、1点決まれば一気に、と思っていたのでここからは

「そうですね、まあただ、次決めないとまた同じようなことになるので(苦笑)まあ、決めたから決められるというわけではないすけど、あれをまたひとつのきっかけにして、ゴール量産というのが出来ればと思います」

――興梠選手が不在になることで、組み合わせは必然的に変わります。他の選手とも何度もプレーはしていますが、若干の違いが出てくる中で、イメージしている部分というのは?

「まあ組み合わせがどうなるかわからないすけど、選手それぞれ特徴はありますし、前にズラタンさんが入れば、また力強いキープをしてくれると思うので、空中戦であったり、サイドからの攻撃でも活かせるんじゃないかなあと思うので、まあ、僕としては出来るだけズラタンさんの近くでプレーをしてあげれれば良いかと思っています」

――大切にしたこととしては?

「そうですね、今年はほとんど興梠さんと李さんと3人で組んできたので、確実に変わることは間違いないので、誰となってもコミュニケーションを取りながら、お互いの良い部分を引き出せれば良いかなと思います」

――良い関係での言い合いをして、意見を発することも、聞くことも大事でしょうから

「そうですね。特に李さんと興梠さんとは阿吽の呼吸みたいな感覚でやれてた部分がありますけど、またそうなる選手が増えることで、どんな組み合わせであっても良いコンビネーションを出せれば良いと思います」

――鹿島との試合は、前回の悔しい黒星、その前も勝ちはしましたが・・・次はどんな闘いを

「必ず借りを返さないといけないと思うので、アウェイですけど、勝ち点3を求められると思。順位として上にいるチームなので、必ず叩いて、その差を縮めないといけないと思っています」

――ダービーでも勝ちきれず、同じく5万人越えの鹿島戦でも…サポーターへの思いを

「そうですね、沢山の仲間が来てくれる中で、喜ばせられていないというのがあるので、次はみんなで喜び合えるように、勝利だけを目指して頑張りたいと思います」

――みんなお寿司を食べたがっているので

「まあ、次決めて勝って、気持ち良く食べてもらえたらなと思います(ニコリ)」

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

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