10月20日 「考えておかなきゃ…確かにアドリブは…」

どうもです

強い西日の射し込む大原で、午後練習は15時から始まり、12対12の”ペナペナ”ゲーム形式を中心としたメニューが行われました

若手選手や日頃出場機会に少ない選手にとっては、良いアピールの機会になったことでしょう

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互いに人数が1人ずつ多かったこともあり、3.5列目でプレーしていた選手が特に目を引きました

のびのびとした動きでピッチを縦横無尽に駆け回った、斎藤選手です

先日の練習試合におけるゴールや意外なエピソードも聞けました

――きょうは午後練習が追加されましたが、斎藤選手にとっては良い機会だったのでは?

「そうですね。試合を長くやっていないので、こうやって長く練習できることもないし、若い自分にとってというか、あまり試合経験を積めてない自分にとってはまぁ、良い機会だったと思いますし、みんなで練習できる、ゲームやる機会、そのレッズの中でゲームをやる機会も自分はあまりないので、まぁ、良い機会だったと思います」

――プレーを見ると、凄く得点を意識しているように見えました

「まぁ、いつもよりちょっと前めの、何だろう、ボランチの前とボランチとトップの前だったので、シュートに絡もうという意識ではやっていましたけど、何回かゴールにつながったんで良かったと思います」

――監督はどんなお話をしましたか?この意図というか…

「きょうの意図というのは詳しくは言ってなかったんですけど、ゲームの中ではその両方のチーム、攻撃も守備も切り替えの意識を高かったから、『これを試合でできれば』というふうに言っていましたね」

――じゃぁ、ポジティブですね。

「はい(ニッコリ)」

――先週、お話を聞いたばかりなのに、なぜかといえば、おとといこちらがレッズレディースに行っちゃったあとですよ、これからは練習試合を見ない方が良いんじゃないかって思っちゃったんですけど、「得点者・斎藤」って出て、あれは沼津のさいとう選手じゃないですよね?

「違います(ニヤリ)」

――どうでしたか?

「いやぁ、後半から出て、アグレッシブにやってという意識でやっていたので、それがなんて言うか、ゴールチャンスにつながるプレーが何回かあって、最終的に最後のプレーで自分が久しぶりに点決めることが出来て良かったなって思います」

――練習試合とかで、決めたのは?

「プロになってからは初めてです。ユースの時にキャンプの長崎戦? で決めたんですけど。トップではそれ以来です」

――毎日見ているのに、肝心なところを見られず、悔しい。レッズレディースも良い試合でしたが

「2対1で勝ったんですよね!」

――そうそう、劇的なっていう感じで。またゴールを見せてください。それと、見られなかった人がわかるように、浮かぶような…ゴールシーンの振り返り方をしてもらえますか?

「縦パスが力也にあたって、力也が直樹君にパスを出した3人目の動きで自分が受けて、そのペナルティアークの真ん中ぐらいでうまく前に向けて、で、キーパーしか前にいなくて、トラップしたときに少し時間が長く感じて、余裕があってコースも見えたので、右足で落ち着いて右にちょっと巻いて上に決めれました」

――なるほど、コントロールして…

「はい!」

――じゃぁ、興梠選手みたいな形かな?得意とするようなパターンで言うと…

「あそこまでうまくはないですけど。ちょっと劣化版ですけど(苦笑)」

――いやいや、“進化”していかないと…

「そうですね!(ニッコリ)」

――そうか、やっぱその辺のセンスというのがきっとあるんですよ。

「元々前の選手だったから、そういうやっぱゴール決めると嬉しいですし、その、前もやってみたいという気持ちもありましたし、そういった中でゴールを決めれたのはよかったかなって思いますね」

――あと、パスくれた石原選手の動きっていうのも、普段ゲームのとき隣で…って言うときに参考になってと自然に出たかも知れない要素があるかなって

「今までケガで半年以上やっていなかったのに、まぁ、ほんと半年くらいの試合勘、試合なのにけっこう、何だろう…、やっぱ、頭がいいというか、動き出しの部分だったり、その3人目を使うパスだったり、そういうところが衰えていないなって感じましたね。やっぱ一緒にやってやりやすかったですし、何回もチャンスを作れたんで、やってて楽しかったですね(ニッコリ)」

――じゃぁ、けっこう盗めているという…

「そうですね」

――その日の夜はすごい気分良くというか、パーティーでも…

「まぁ、パーティーは自分2回目だったんですけど、ファーストステージ優勝したあとのと、ミシャさんの誕生日会の時はけっこうみんな集まってて、自分たちはユースの時とジュニアユースの時のお別れ会で、ティナラウンジでやったんですけど、それ以上に人もいっぱいだったし、演出とかもすごかったんで、さすが監督だな!って思いました」

――これがプロチームだなって?

「はい」

――これ、マイクがオフだとして、槙野選手が「彼女連れてきたりした人もいて」って、斎藤選手はその辺…

「いやぁ、みんな奥さんとか、きれいでした」

――齋藤さんは何も連れてないですか?

「はい」

――じゃぁ、流せるか。そういうのでね、それで綺麗な人をみたりとかで、「プロだな」って…

「そうですね(ニンマリ)」

――咋年は「イチ・ニー・サン、レッズ!」ってすごいやった人がいたりとかで、何か、印象に残った盛り上がりとかであります?

「俺が最後やらされたんですよ!(笑)」

――今年は?あっ、あら…

「それで、最後俺がやったあとにNさんがやったんですよ。きつかったですね」

――どんな感じに?思い出したくないかもしれないですけど

「陽介君が最後締めたんですけど、終わるかなって思ったら、ウガくんと槙野君がうしろで『やれ!』とか言われて、となりにトレーナーの仁さんがいて、『隠れとけ!』と言われたんですけど、言わされましたね」

――何?「イチ・ニ・サン、レッズ!」?

「いやぁ」

――ではなくて…

「一発ギャグみたいなやつです」

――かわいそうだな…。若手ですからね。何やったんですか?

「そうですね、恥ずかしくて思い出したくないですね」

――「履いてますから」?今流行りの…

「それ!それ、Nさんがやってました」

――リズムネタ?

「いやぁ、そういうのじゃないです」

――もう1回だけ聞きますよ。何やりました?

「いやぁ、でも…恥ずかしいですよ、マジで。シークレットでお願いします(苦笑)」

――わかりました、良い意味でウケたんじゃないですか?

「そうですね、まぁ、何だかやらされてる感はあったんで、もう少し来るかなって思ってたんですけど、ヤッパ来ちゃいましたね」

――何か、監督から言われたりしませんでしたか?

「特に言われてはいないですけど、最後にお開きになって、監督とみんなそれぞれ握手して、その時に笑われましたね!」

――これ、レッズフェスタとかでまたふられちゃうパターンだな、これ…

「そういうことはないですよね? まぁ、最悪ふられてもいいような…」

――常に考えて…

「考えておかなきゃ…確かにアドリブは…突っ込まない…一応、準備大変ですね」

――そういうのでもね、3人目の動きとね、次の展開を予測して…

「準備しておかなきゃ…(笑)」

――良い経験になりましたね。そういうのを通じて優勝するにはどの選手も大事な…っていうか…。別にお笑い担当だって言ってるわけではないですよ。普段の、きょうみたいな練習からっていうのも、またモチベーション高くなっていくでしょうから

「そうですね!」

――ギャグ、お疲れ様でした。あと、ゴールおめでとうございます。そして、どんどんこういう機会が増えるように活躍を楽しみにしています。ありがとうございます

「はい!ありがとうございます(ニッコリ)」

選手としてというよりもまず、いち人間として”好青年”という印象を強く抱かせてくれます

より大きな舞台へ、翔ろ!

インタビューを聴き逃した方、安心してください!23時からは再放送が”流れますから”

では

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