8月13日 「僕らは勝つためにサッカーをしている」

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どうもです

広島とのホーム戦を3日後に控えたきょう、練習午前9時からスタート

ボール回し、パス&コントロールといったウォームアップを経て、午前9時45分からは攻撃のパターン練習へと移ります

最初攻撃側が数的優位な3対2、その後同数の3対3を実施

「オートマティックに!オートマティックに!!」(監督)

連動性、スムーズな流れ、無駄のない動き

それらを素早い判断というよりむしろ、考えずに条件反射的にプレーできれば自ずと、得点の確立高まっていくのでしょう

「オートマティック」には、そんな思いが込められていたのかもしれません

午前10時15分、監督の熱血指導にスイッチが入ります

身振り手振り、小走りでの説明多岐に渡りました

約10分間・・・

裏への意識、ダイアゴナルラン、ウェーブ(神戸戦で那須選手がゴールを決めた時のようなイメージ)といった細かい動き出し

くさびのパスを入れるタイミングをきちっと図る、闇雲にギャンブルパスを送り出さない

ボールを受けた際に「身体の向きを意識して!」(監督)ゴールへの視野を確保する

次の展開を予測し、相手の逆を突く”インテリジェンス”な攻撃を繰り出し、ボールをゴールへと導く

・・・といったところでしょうか

現レッズの攻撃がうまくいかない時、縦パスや逆サイドへのフィードにしろ、”一辺倒”になってしまう節があります

養ったイメージを状況に応じて自然と使い分けることで、”単調””多彩”となり、相手に対する脅威へ

3日後、広島と単なる”鏡映し”でないところを見せ、このチームの取り組みをプレーで示し、勝ち点3をつかむ時です

午前10時30分からは約20分間、ハーフコートよりやや広めのエリアで11対11を行い、練習終了

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きょうのゲーム形式でビブス組、どちらかといえば苦戦を強いられました

練習後、森脇選手と西川選手、杉浦コーチとビブ無し組の那須選手を交え、話し込むことに

約10分後、森脇選手真剣な表情でクラブハウスへと引き上げてきました

「森脇選手、お願いします」

こちらの呼び掛けに、

「いや、きょうちょっと」

《雰囲気からして、空気を読むべきだった》と自身を責めかけた時でした

「なんてね!少しだけですよ!」

思うように勝ち点を伸ばせない現状、なかなか気持ちが晴れないという方にも是非、森脇選手の発するハッスルコメントを届けしたいです

――何か確認作業をしていたようですが?

「常に話しているので、きょうに限ったことでないけど、気づいたことがあったらみんなで確認していかなくちゃいけないとは思っている。無失点の試合が続いていたけどここ最近失点しているので、やっぱり無失点の試合を増やしていきたい。ゼロの時間帯が長ければ長いほど自分たちの時間帯だと思っているので、しっかり我慢強くやっていきたい」

――勝利のない3試合を通じて感じること

「やっぱり勝っていかないと成長もついてこないと捉えているので、『非常に良いサッカーをして相手を上回っていたけど、じゃあ勝負で負けました』というのはひとつの危険信号かなと思っているので、良い内容を求めるプラス勝利も追い求めていかないといけないと思っている。やっぱり勝ち切る術を身につけなければいけないなと、この数試合で思った」

――そうでなければ、「良い内容」だとか、慰めの”きれいごと”に?

「ホントそう。僕ら勝つためにサッカーをしているし、シーズンが終わった時に頂点に立てるようにやってきているつもりでいるので、そのために勝利絶対に必要。どんな形でも前提として、勝利を目指すこと今後もやらないといけない」

――きょう練習中、あまり声が聞こえてこなかった印象です。森脇選手に元気がないとチームの元気もなくなってしまうので、心配でした(※全チームメイトが否定するでしょうが・・・)

「ホントッスかああ!?そう言われると嬉しい(笑)。僕もね、しっかりと毎回毎回、声を出していかないといけないと思っているけど、やっぱりなかなか守備でハマっていかないと状況が難しくなってくるというか、こうした方が良いのか、ああした方が良いのか・・・とゲーム中にも考えてしまうことがある。なので、良い守備ができるように。そうすれば物事もシンプルに運んで自然に声が出てくると思うので、あまりゲーム中に色々と多くのことを考えなくてイイ!ようにみんなで話し合っていきながら守備意識をもう一度、高めていきたい」

――今、そう話している雰囲気が、ここ数週間で一番良い表情に見えます

「ホントすかあ!?!!まあね、そう言われたら非常に・・・・。広島戦に向けて前向きに進んでいこうと思っていたけど、そう言われるともっと前向きに突き進んでいけると思うので、僕にとってありがたい言葉かなと。ただ、川崎戦の敗戦やっぱりめちゃくちゃ悔しかったっすね。どうして負けたんだろう、ということを常に考えていたけど、そういう悔しさ次の広島戦に勝って、はじめて晴らしていけると思っているので、もし次の広島戦で結果がついてこなければ、さらに悔しさが倍増してしまうので、早くスカッとしたいなと。ここ3試合勝てていないので、しっかり勝利を目指してやらないといけない。ホーム埼スタでやっぱり、負けられない!!」

――サポーターも森脇選手と同じ想いで闘っているはずです

「ホントねえ!僕らもやっていて悔しかったけど、応援してくれるサポーターのみなさんも悔しかったなと思う。ただ、試合が終わった後に『行こうぜ!』と、『また来週やろうぜ!』という言葉をもらった時、この気持ちをどう表現していいかわからないけど、次『やらなくちゃいけないな』と。非常にシンプルで申し訳ないけど、『勝利しかない』という気持ちになった」

――夏休みの子どもたちへも一言いただけますか?

「夏休みも終盤になってきているので、子供たちも『まだまだ夏休みを続けたい』という気持ちもあると思うけど、その中でレッズの試合に足を運んで応援してくれる子どもたちに、やっぱり良い試合を見せて、それプラス勝利しないとレッズのジュニアたち喜ばないと思っているので、しっかり勝って笑顔で夏休みを締めくくってもらいたいなと。そのために僕らも結果を残さないといけないなと思っているので、責任感を持ってやりたい」

いいぞ!その意気で!!

森脇選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお伝えします

 

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