8月14日 「立ち返る場所」

どうもです

曇り空ながら、じっとしていても汗

ほぼ無風の蒸し暑い大原で、練習試合2日前恒例のミーティングから始まりました

普段に比べれば、監督のお話が少し長めだったそうで、午前10時15分頃、選手達ピッチに姿を現します

その後ウォームアップを経て、午前10時55分、給水を挟み11対11でのハーフコートゲームへ

「判断早くだよ!」(監督)

開始早々、キャプテンの阿部選手が目の覚めるような右足ミドルを叩き込み、ムードグッと引き締まります

その後もビブス組、前線のトライアングルが連動してのゴールなど、場内を沸かせるプレーが見受けられました

午前11時32分、興梠選手による”ラストゴール”が決まり、練習終了

このシーン、きょうのゲームでビブス組に入った永田選手の攻撃参加がきっかけでした

クラブハウスへ引き上げる際、子供たちからの「がんばって!」には、左手の拳を突き上げ、応じます

それはまるで、ロックスターのようでした

「痩せたって?いやいや、黒くなっただけ。フフッ(笑)」

マイペースな”フランツ”、いつでも力になる準備ができているようです

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きょうの練習後、西川選手にマイクを向けさせてもらいました

「古巣が相手なので非常に楽しみだし、浦和と広島が対戦する時いつも浦和が主導権を握って良いサッカーをしていると思うので、ここ数試合を見ても浦和が勝っている分、気を引き締めないといけないし、自分たち3試合勝ちがないけど、次からしっかり勝っていけるように、また“シャットアウト”を目指してやっていければ」

今や埼スタの名物、オーロラビジョンに映し出される、「Nice Shutout」

「終わった時に見られるように。それがひとつのモチベーションだし、終わった後にみんなでサポーターのみなさんと一緒に喜べるように頑張っていきたい」

ここ数試合で見えた課題としては、

「ここ最近、前半良いけど、ここ2試合ぐらい後半に前掛かりになったところでカウンターを受けているので、そこ今週みんなで話し合って、DFだけじゃなくて前線の選手と『行く行かない』をはっきりさせれば問題ないと思う」

そして、

「そのイメージというのは1対0で勝っていた時だし、立ち返る場所なので、自分たちの経験を生かしていかないといけない」

と胸を張りました

きのうのゲーム中、ゴール前混戦の局面で西川選手が味方へシンプルに「守れ!」と声を張り上げる一幕も

ボールへの執念という意味でも、大切なことが集約された言葉に感じました

「そうですね。やっぱちょっとしたところで失点防げると思う。ひとつの寄せでコースが限定できたり、シュートブロックに行けたりするので、みんなの意識を変えることでそれが試合に出ると思ってる」

2連覇の経験を踏まえ、連敗しないことの重要さを深く理解しているかと思われます

「チームの結果が出ていない時が一番大事だし、良い時勢いで勝っていけるけど、結果が出ない、失点している中でどう戦っていくか。余裕を持って戦うことが大事だし、イライラせずに冷静に自分たちのサッカーをやることが大事だと思っている」

先日、広島の野津田選手にインタビューする機会がありました

その時、「西川選手が入ってより守備が堅くなっている。しっかりとチームとして崩していきたいから攻撃的に行く」と話していたことを伝えると、

「まあ、僕が入ったから守備が堅くなったとは自分で思わない。けど、みんなの意識が変わったというところが一番だと思うし、一人ひとりの役割がハッキリできている分、非常に守りやすい。あとはミシャのサッカーをみんなで楽しみたい」

ピッチに立つ全ての選手がミハイロ ペトロビッチ監督のサッカーに影響を受けていると考えると、これまた興味深いです

「そうですね、アウェイの広島戦体験したけど、ホームで迎え撃つのは初めてだし、夏休みということでたくさんのお客さんが来てくれると思うので、その中で自分たち気持ち良くプレーして最後みんなで喜んでまた歌いたいと思う」

両チームのことをよく知っている西川選手が思う、レッズが自信を持っていいことというのはあるのでしょうか

「今やっていることをそのまま出せれば問題ないと思うし、広島も策を練ってくると思うし、ロングボールを蹴ってくるイメージも持っているので、目の前のこと全て想定内と言えるように良いイメージをして準備していきたい」

なかなか勝てない今のような現状の時こそ、西川選手の笑顔がチームに福をもたらすかと

「そうですね!(スマイル)キーパーが余裕を持って守ることでみんなに安心感を与えられると思うので、ゲームメイカーという意識で試合を作ることができればと思う」

夏休み、子供たちにもぜひ、「キーパーっておもしろいな」と思ってもらえるように

「今のGK守るだけじゃなくて攻撃参加もしないといけないし、その方がおもしろいので、見ている子どもたちに西川が『ボールを持ったら何かが起きる』ということを期待してもらえたらうれしい」

サンフレッチェとレッズ、比較されることの多い両チームに、ピッチ上で大きな違いがあります

似たようなシステムであるものの、サンフレッチェの【3-4-2-1】に対してレッズキーパーも遜色なく攻撃に関与できる【4-4-2-1】です

以前、西川選手と話したときも「そう表記してください(スマイル)」と話していました

2日後、埼スタで古巣を相手に背番号21が”レッズの守護神”であることを証明すると共に、”11人目のフィールドプレーヤー”としての輝きを放ちます

インタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDs」でお届けします

 

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