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6月17日 「他の選手が代表に入っていけるだけのポテンシャルはある、というふうには思っている」

どうもです

今にも雨の降りそうな空模様の大原

神戸戦3日前の練習は、午前10時から始まりました

ウォームアップ後の午前10時45分頃からは、”ペナペナ”での12対12、ゲーム形式へ

「3人目、4人目、5人目!みんなが連動して!」(監督)

その言葉通り、

阿部選手→宇賀神選手→興梠選手→柏木選手→関根選手→森脇選手→武藤選手

次から次へと選手がボールを受けに走り込み、流れるような展開からフィニッシュへ至る攻撃が見られました

もちろん、ボールを受けていない選手についてもおとりの動きで相手を引きつけるなど、間接的に関与しています

かといって、必ずしも全ての攻撃がシュートで終わるわけではありません

だからこそ、最終ラインからは、

「前からはめろ!」

素早い”攻”から”守”への切り替えも徹底されていました

8番のボランチ・柏木選手は多彩なキックで多くのチャンスを演出

意表を突く、遊び心満載なパスを通せば、

「うわあ!ぃやらすぃー(スマイル)」(西川選手)

午前11時40分頃、”ラストゴール”の号令がかかりましたが、互いに譲らず、というか疲れも相まってか間延びした展開に

それでも、強いゴールへの執念を見せ合う、見応えありの攻防が続きます

約10分後、左サイドの宇賀神選手が中央の柏木選手へヨコパス、右へ展開されたボールを関根選手が折り返し、ファーサイドの梅崎選手がゴール左隅へと頭で叩きつけてFin

長短織り交ぜ、ピッチを広くテンポ良く、どの選手もきちっとポジションを取りながらボールをつなぐ、実に爽快なゴールシーンでした

「ィヤアァー!!」(西川選手、大の字になって喜びを表現)

※予定されていた午後練習は、お休みになりました

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「それは無理でしょ!」(宇賀神選手)

力余ったロケットフィードはつながらなかったものの、気の利いた攻撃参加、体を張った守備は復帰への好感触

森脇選手がきょう、左太腿の張りから約2週間ぶりに練習への完全合流を果たしました

「リハビリのトレーニングルームではワイワイとやっていたので、そこでは明るくしてたんすけど、こうやってピッチに入ってみんなとサッカーが出来ることを非常に幸せに思っている」

――見ているこちらも同じ気持ちです

「ホントっすかあ!?またそうやってぇえ!言われるとどんどんどんどん気持ちが高ぶるので、どんどんどんどんヤル気に満ちてくるなと。非常にその言葉に感謝します」

――高ぶってもらえるのなら、いくらでも言えますが?

「ホントっすか?高ぶり過ぎちゃうとね、また再発とか色々とね、怪我につながってもいけないので、ヤル気と冷静さを常に平行させながらやっていきたい。プレーの感触も非常に良かったので、あとは非常に細かいところ。2週間ぐらい空いたので、体力面とかを戻さないといけないなというふうに思っている。まあきょうも良いプレーもあったり、そうじゃないプレーもあったけど、ここからどんどんどんどんそういうところは良くなっていくんじゃないかと。まだ神戸戦までどうなるかわからないけど、しっかりと残りの2日間で自分のコンディションを上げていきたい」

――怪我のきっかけが、柏戦の開始数秒、相手に寄せられたシーンで・・・

「何で知ってんすかぁぁ!?」

――当てずっぽで(笑)

「当てずっぽでええぇぇぇ(汗)!?」

――実際のところは、別の方から聞いていました。本当に良く堪えていたのかと・・・

「まぁね、あの時の状況というのは、那須選手がね、累積。永田のみっちゃんがね、久々の出場で、僕自身は開始早々交代したらまたそこに誰かが入ってきたら、もっと混乱するのではないかと。勝手な責任感じゃないすけど、そういうところが自分の体を動かしてくれたのではないかと。まあ、勝利に貢献できれば良かった。チームにもうちょっと貢献したかったというのが本音だけど、まあ90分やれたので、それが良かったか悪かったかわかんないすけど、チームのためにやろうと。90分走り抜けた。本当に無理であれば、僕も交代していたけど、まあ微妙なところだったので、どうなるかと試合の様子を見ながらというのもあったけど、僕自身も試合になったら興奮するタイプなので、やっぱりそういう痛みだとかは色んな状況というのを忘れがちになるので、それが良い方にいったのか悪い方に行ったのかはわからないけど、でも、90分やれたというのは、あのー・・・まあチームに貢献できたのかわからないけど、まあ勝てれば一番ベストだったなと思う。まあ2週間空いたのでこれからまたチームに貢献できるようにやっていきたい、というふうには思っている」

――興奮するタイプとはいえども、きょうの練習でも4人目、5人目の動きとして流れ見ながらのタイミング良い攻撃参加から、チャンスの起点となっていました

「良いとこ見てますねぇえ!!(笑)ホントそれが自分の持ち味だというふうに思っているし、良いタイミングで自分自身、サポートに行って、それが使われるか使われないかわからないけど、少しでも味方の選手の選択肢を増やせるように出来れば良いと。そういうふうに思っているので、まあ、きょうはまだまだサポート足りないところもあったけど、まあ出来る範囲でやれたのは非常に良かったんじゃないかと。もっともっと運動量は上げていく必要があるのは確かなところではあるというふうには思っている」

――岡本選手の活躍も刺激に?

「いやぁもうほんと、今のチーム状況というのは拓也に限らず他のね、メンバーに入っていない選手が、例え試合に出たとしても、どの選手も活躍できるだけのポテンシャルがある。そういう、怪我でポジションを失うというリスクが今非常に高いなと。それだけチーム力が上がっているというふうに思っているので、やっぱそういうところで自分自身も抜けたくないなと。プレッシャーを感じているので、チームとして非常に良い相乗効果が生まれてきているのではないか、というふうには思っている」

――きのう、埼スタへ取材に行ったのですが、宇佐美選手のチャントが聞こえる度に・・・。レッズにだって・・・という気持ちに・・・

「そうなんすよ、一緒なんすよ。ねえ、やっぱ、首位をね、走っているので、周ちゃんとマキが入っているけど、他の選手が代表に入っていけるだけのポテンシャルはある、というふうには思っているので、それは試合でしっかりアピールしていかなければいけないなと。どんどん浦和から2人じゃなくて、3人4人5人と・・・おーまた、出てる11人がね、代表に入ったり、というところを頑張って目指していきたい。それだけのポテンシャルがあるので、日々努力していきたい。宇佐美選手も非常に頑張っているので、僕自身も負けないように頑張りたいな、というふうには思っている」

――次は神戸戦ですが、昨シーズンを振り返れば、今のレッズが目指すサッカーのリスクが悪い方に出てしまい、失い方悪く負けてしまいました

「ほんとそおですね、レッズが負けるときというのは、やっぱり自分達のミス絡みのところで失点を重ねているところがあるので、そういったミスをなくせば勝利に近づくのは浦和レッズだと思っている。やっぱりイージーミスというのはなくしていかないといけない。アウェイの神戸戦、なかなか結果が出ていないと言われるけど、それを振り返ったところでもやっぱり、自滅が多いなという印象を持っているので、そこはやっぱり修正して次の試合に臨みたい、というふうには思っている」

――ファーストステージ優勝がかかっていることについては?

「いやもうほんと、ねえ!?やっぱ、ねえ?もちろん総合優勝も大事だし、年間で勝ち点を多く取るというのも大事だけど、やっぱり目の前にタイトルがあるというのは、それは全力で獲りに行くべきだし、獲ったのであれば、素直に僕自身は喜びたい。まだこのチームに来てタイトルというのも僕自身は獲れていないし、多くの選手も獲れていないし、去年悔しい思いをしているので、しっかり神戸に勝ってタイトルの喜びを噛みしめたいなと。それをまず、ひとつ達成できたら、また次のセカンドも目標に切り替えていきたい。まあ何人の選手かが『ファーストステージよりも』というかもしれないけど、やっぱりタイトルなので、しっかりそれを目指して、終わった後にはみんなで、これ以上ない笑顔で写真を撮りたいな、というふうには思ってる。サポーターのみなさんが神戸戦に向けて準備してくれているのはありがたいけど、僕自身はまだ神戸戦に出られるかわからない状況。まずはきょうの状況をチェックして、あしたはまた練習できるのか、そういうところをチェックしながらやっていきたい。というふうには思っている。僕にとって、まず最初の戦いはあしたなのかなと。しっかり動かせるように準備したい」

ストレートな気持ち、受け取ります

――ではまず、良いアフタヌーンを

「アフタヌーンは、任してください!!」

燃える赤やけん!バッファロー’46!!

森脇選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月16日 「いやあ、本気出してないですよ、あいつは(苦笑)」&「なかなか笑わないけどあいつが笑う顔はあんまり見たくないので(笑)」

どうもです

曇り空の大原サッカー場で、オフ明けのトレーニングは午前10時から始まりました

恒例のフィジカル系メニューが中心

午前11時12分からは、締めのシャトルランニングへ

先週末の練習試合には、どの選手もほぼ同じ時間出場していたため、コンディションは同じ条件での素走りでした

1位は岡本選手、2位に関根選手、そのあとに斉藤選手、武藤選手、茂木選手らが続いています

ついに、岡本選手が関根選手に勝ちました

とはいえ、

「いやあ、本気出してないですよ、あいつは(苦笑)」

と1位でゴールしての第一声

そしてもちろん、

「各々のコンディションがあるし、競争ではないので(笑)今日で言うと、ああいうところでしっかり上げないといけないので、しっかり取り組めたと思う(ニヤリ)」

――練習後も若手らと共に速いピッチで走っていましたが?

「力也たちはもう1本走っているので……妥協しました。ハハッ(笑)」

――川崎Fとの練習試合の手応えとしては?

「1回公式戦出たのが大きいと思うけど、いつもの練習試合と比べると走れたと思う。しっかり90分走る、切り替えを速くする、ということを意識してやっていたので、その辺はある程度できたのかなとは思う」

――後半、カウンターでオーバーラップして、スピードに乗りながら抜群のファーストタッチで前に持ち出してチャンスにつながったシーンがありました。覚えていますか?かなりの好感触だったのでは?

「はい(笑)練習試合なのでリラックスしてできたのかなと思う(笑)。自分でもコンディションが徐々に上がってきているのを感じるし、これをいかに続けられるかが大事だと思うので、日々の練習からしっかりやっていきたい。常にポジティブにいられるようにしているし、前向きに取り組んでいきたい。でもまだまだ課題は多いので、日々が大事かなと思う。今週も自分のプレーをしっかり出せたらと思う」

――今週も“バチバチ”を期待しています

「(ニヤリ)はい、ありがとうございます」

つぎこそは、足をつらずに90分+α走り抜いて欲しいです

というか、頭の中でネガティブな懸念を抱かないのが一番!

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また、きょうの練習では対人プレーこそありませんでしたが、先週は別メニュー調整が続いた森脇選手と宇賀神選手が元気な姿を見せていました

レッズの選手会長兼副キャプテンは、このように語ります

「それまで連戦が続いて体もキツかったし、少し痛んでいるところもあったので、ここで休みを取らせてもらって今週に、というイメージで体を動かしていた。昨日もオフだったけど大原に来て動かしたし、コンディション的にだいぶ落ち着いたと思うので、これから水、木、金と試合に向けてしっかり上げていければ問題ないと思う。だいぶ連戦はギリギリのところで戦っていたので、回復に当てられたのはよかった」

――14日には選手会で南三陸の復興支援に参加しました

「毎回、行く時には復興支援という意味で自分たちが何かを子どもたちに与えられれば、町に住んでいる人に何か伝えられればという気持ちで行くけど、逆に子どもたちからもそうだし、その町の方々からもパワーをもらってくるのが毎回のこと。非常に有意義な時間を過ごさせてもらったし、どこかで情報を聞きつけて浦和のファンだったり、(佐藤)寿人さんや千葉さんがいたので広島ファンの人たちも来てくれていたし、南三陸にも貢献できたかなと思う」

――レッズの選手会長として、選手会の異議を感じる機会にもなったのでは?

「選手会では寿人さんが会長として中心になってこういう活動を続けてきているし、こういう活動は続けていくことに意味があると思うので、チームと選手会と両方で力を合わせてやっていければと改めて感じた。自分たちはプロのサッカー選手なのでサッカーを通じて復興に関われれば一番良いと思うし、でもあっちに行って一番感じたのは、ピッチの上で活躍する姿をみんなに見せることが一番、子どもたちの希望だったり元気につながるのかなと。今回行ったことで名前を覚えてもらえたと思うし、自分たちが触れ合った選手がテレビに出て活躍していれば自分の家族のように嬉しいと思うので、何よりも活躍すること、結果を残すことが一番だと改めて感じてきた」

――佐藤寿人選手と“ミハイロ監督に初のタイトル”などといったお話にはなりましたか?

「いや、全然(笑)そういうのはなかったけど、僕と武藤がいったけど、『2人のことはいつも注目しているよ』と、『見ていて楽しいし、そこにマキ(槙野)も加わって左サイドの3人はやる方としては脅威になるし、見ている時は楽しい』と言ってもらえた。他のチームのJリーグを代表するような選手にそう言ってもらえるのは嬉しいし、また広島とやることもあるので、その時には結果で見せつけたいと思う(笑)。プロになってから寿人さんと関わる機会は多くて、自分も寿人さんの活躍を子どもの頃から見ているし、プロになってからもコンスタントに結果を残し続けて凄い選手だなと思って見ていた。そういう選手にそう言ってもらえるのは僕も武藤も自信にはなったかなと思う」

――次の神戸戦に向けて

「次でファーストステージ優勝というのは懸かってくると思うけど、ずっとみんな言っているけど自分たちが目指しているのはファーストステージ優勝だけではないので、それこそ年間通しての1試合にすぎないと思うし、自分たちは神戸ではなかなか勝てていないし、僕がレッズに来てから1回も勝っていないので、そういうことを払拭したいと思う。神戸は今は結果が出ていないというところに関してチームとしては難しいと思うけど、非常に凄いメンバーが揃っているチームだと思うし、自分たちはどのチームとやっても難しい試合が待っていると思うので、それに対して今週1週間、しっかり準備していければと思う」

――初帯同、100試合と縁のある場所です。本当に、そろそろ結果を・・・

「次は勝てば、また自分にとってもメモリアルになると思うので、しっかり結果を出していきたい」

――高橋選手もホームでの勝利へ向けて気合いが入っているようです

「前回、埼スタで峻希に点を取られているので次はやらせたくないし、なかなか笑わないけどあいつが笑う顔はあんまり見たくないので(笑)、しっかり自分が対応できればと思う。僕たちがしっかり喜べるように頑張りたい」

妙なジンクスは週末に打ち破り、味わうべきは節目の歓喜

レッズアカデミーのお手本・背番号3の進化は止まりません

岡本選手と宇賀神選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

6月14日「まぁ、あっという右足を見せたろかと思う」(橋本選手)&「ゴールを挙げられたっていうのが凄い自信になった」(高木選手)&「あぁ、あれはあれで、はい…そうですね」(青木選手)

どうもです

2対2のドローで終わったきのうの練習試合・川崎戦後に行った選手インタビューです

◇橋本選手

――タフな90分だったと思いますけど、感想としていかがですか?

「はい、この時期では一番良い練習試合が出来たと思う、はい。凄いタフな、しっかり足もつって、良いトレーニングだったと思う」

――それも、サッカーやるからこそだと

「こうしっかり90分やるからね、足つると思うので、これもしっかりこなせて、しかも相手はフロンターレという強い相手にこういう練習試合ができるというのはすごい良い機会だったので、よかった」

――その中で細かいテーマとかって、何かもうけました?

「いや、前半はやったことのないポジション(※左センターバック)をやってみろと言われて、自分なりにどれくらいできるか頑張って、とりあえず無我夢中でガムシャラにやっていた感じで。後半は本来のポジションでやって、きついなかでもなるべく走って相手の裏をとれるようにというので、長いボールをしっかりワイドなんで、要求してもらいに動くという意味でやっていましたけどね」

――視野がまた、センターバックだと違うので、右足でクロスを上げたりとか、そういう工夫が感じられました?

「いやぁ、はい。これから、そういうこと(右足を使う)も今までほんの1パーセントも頭に置いていなかったんで、これでもしかしたら、あそこでの…ってのもあるかもしれないので、片隅に置きながら日々練習していきたいと思う」

――後半ですよ。本当に、きょうチームで一番走ったんじゃないですか?

「いや、わかんないっす(笑)そんなことないと思うんすけど、まぁ、でも、本来のポジションでどんだけ暑い中みんなで走れるかって感じだったと思うので、呼び込んで、自分のクロスをしっかりアピールしようと思ってやっていた」

――走ったところにボール来る機会増えたように感じます?

「はい。すごい、タイミングもばっちり結構あってきたと思うので、やっぱり徐々にすごい良くなってきてると思う」

――前半も右足での…もそうですけど、李選手との可能性って言うのが、相変わらず…(※左サイド、橋本選手の右足アーリークロスをニアで受けた李選手が、胸トラップから華麗なオーバーヘッドでネットを揺らすも、判定はオフサイド)

「そうですね。センタリング上げるときにも、後半も結構、やっぱり、チュンソン君が一番はっきりというか、ダイナミックに入ってくるので、やっぱり合わせやすいので、その辺身長もありますしね、その辺も結構狙いながらやっていますけど、もうちょい点につながればよかったかなと思うけど」

――3人目、4人目、5人目、6人目…って、今週の練習でやっていたと思うんですけど、その辺で何かパスコースだったり、自分の動きだったり何か、フィーリングも良い感触を得たのでは?

「まぁ、そうですね。ほんまに少しずつ、戦術とか人とのコミュニケーションもどんどん合ってきてるかなって思います」

――スタメンに近い選手達ときょうできたわけですけど

「はい、もう、良い練習でした」

――次、来週神戸戦ですが?

「まぁ、すごい難しい試合になると思います、はい。(ネルシーニョ監督は)策士なんで、だいぶ…。まぁ、でもまたいい1週間を過ごせれば、みんなすごいいい雰囲気だし、普段練習してても凄く高いレベルの練習出来ていると思うので、それを続けていけばまた結果がついてくると思うので」

――ネルシーニョさん、どんなことしてきますかね?

「やっぱり、なるべくギャップを生まないように同じフォーメーションのマンツーマンかなと思うんですけどね。やっぱりそういう…と思います。いくところいかないところ、しっかり、ハッキリして球際強く…そんな感じだと思う」

――ファースト優勝の感覚ってわかんないでしょうけど、2011年の最終節に埼スタ来たじゃないですか?そういう時の心理状況とかって・・・どんなことを大事に?

「まぁ、まだ全然、季節も6月なんでファーストといってもあまり実感がないんで、長いシーズンの最初のヤマ場の方やと思っていると思うんで、みんなも、僕はそういう感じで。まぁ、ほんの少し緊張すると思うすけど、でも、終盤のああいう優勝争いよりかははるかに楽やと思うので、この積み重ねがね、また、後々後半戦にもすごいきいてくると思うので、まぁ、勝てるところは全て勝っていきたいと思っている」

――とりあえず右足見せて、ネルシーニョさんのコンピュータを狂わして…

「データにはないと思うので、一番よう知ってはるとは思うですけど、まぁ、データ的には…。まぁ、あっという右足を見せたろかと思う(笑)」

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◇高木選手

――きょうでまた一段と肌が焼けた感じがしますけど…

「超暑かったです!(笑)」

――どうでした?ゲーム全体の感想としては

「まぁ、とにかくやっぱり気候的には暑さというのはあったと思うけど、自分としてはしっかり90分走りきれるかどうかというのが意識してやっていたところなので、まぁ、まあまあできたかなという風に、そこら辺は思うけど。全体的な試合の流れとしては1点早めにとっていい流れだったけど、まぁ、ちょっとオウンゴール(自陣右からのクロスを中央、橋本選手がクリアしきれず)という不運な形で追いつかれてしまって、後半もリードしながらもやっぱり、相手のフレッシュな選手にけっこう最後いいようにやられてしまって、っていうのがあるけど、自分たちでも良い形が作れたと思うし、いいところと悪いところが両方あったかなという風に思った」

――良い流れを作ったのは高木選手のゴールですけど、そこを振り返っていかがですか?

「まぁ、あの…ワイドは本当にあんまりやったことなかったんですけど、武藤君の動きだしが見えたのと、陽介君ならやっぱりあそこにボール出してくれるかなと思って信じて走ったんで、そこに本当にすごくいいボールが来たから、僕はその落ち着いてゴールに流し込むだけでしたね」

――股間をぬくというのか、よく見えていましたね、そのあたりは

「まぁ、その辺は意識せずに振り抜いたかな、って言う感じですね」

――練習で3人目、4人目、5人目と言うところであったり、かなり動きだしのところとか、その辺がひとつ得点の形にも現れたのかと思いますが?

「まぁあの、武藤君とかの動き出しで空いたスペースを自分がこう走り込んで使うという理想の形だったと思いますよ」

――シュートを打つシーンはこれまでも多かったけど、しっかりゴールを決められたというところで気持ち的にも良い方向に行くのかなと感じます

「そうですね。相手もやっぱりフロンターレというやっぱりJ1のチームだったし、練習試合ですけど良い相手だったので、そこを相手から自分がやっぱりゴールを挙げられたっていうのが凄い自信になった」

――この中断期間って、そういう意味でも色々確認できたり、有意義な面が強いかもしれないですけど…

「そうですね。あの…、僕は休むと言うより、やっぱりそのあいた期間にどれだけアピールできるかっていう立場だと思うので、まぁ、そこの部分をこう、まずやっぱり試合に出るというところにつなげるために、この期間を凄く大事にしてやろうと思っている」

――シャドーに入った後半、どんどん切れ込んでいくところ、ワクワクさせてもらいました。あと、もう1点取れればより良かったなのかな…と

「ちょっと精度を欠いたようなトラップが決まっていればというか、そういうところも惜しい場面が多かったと思うので、動き出しとか、っていうのが良かったって思うので、その先のプレーがもっと精度上がってくると良いかなと思う」

――そんなに意識はないでしょうけど、世間的関心というか、次は大きなゲームになりますけれど、どんなお気持ちですか?

「まぁ、しっかりやっぱり、チームとしてタイトルが、タイトルをとるというのが一番の目標なので、あとは試合に出れるような良い準備をして、試合に出たら、いつも通り良いプレーを発揮できればいいかなと思う」

――局面を打開して欲しいというときに使われるでしょうから、そういう場合、今日のように強引さをどんどん出してもらえれば、と思うので…

「ハイ…まぁ、特にやっぱり自分の持ち味っていうのはドリブルの仕掛けだったり、そういう部分になってくると思うので、積極的なミドルのシュートだったり、シュートうつ姿勢にもあると思うので、そういうところだけはしっかりなくさずに、チームのプレーと両立して、自分が今までもってやって来たプレーというのをなくさずにやっていこうと思っている」

◇青木選手

――最近若手をうまく引っ張っている気がしますが?

「そうですか?」

――練習後に走るのもそうですし…

「いやぁ、もう、拓也だけですよ。だって、走ってるの。去年、水輝と走っていたし」

――クニくんを受け継いだ?

「えっ?」

――関口選手に引きずられていた感じもあったかと…

「あぁ、あれはあれで、はい…そうですね」

――岡本選手、この間、きちっとやってくれてというか、あれはなかなか出番のない選手にとっても励みになるっていう…

「まぁ、はい。それは知らないですけど(笑)」

――この間頑張ってくれたじゃないですか、岡本選手

「はい…」

――顔も随分小さくなった気がするんですけど、絞ったんですか?

「いや、そうっすか?」

――やっぱり小さくなった気が…

「食べないとダメですね。痩せてないですよ、体重的に。去年ちょっと重かったです、体重が」

――「夏のためにサッカーしている」って、前に嘘をつかれました

「言いましたっけ?全然覚えてないです」

――真逆でね、本当は…夏が嫌いなんですよね。ただ、長袖へのこだわりは強い?

「まぁ、ずっとそうですね。何か…でも、半袖やっていましたし、まぁ、一応練習試合なんで。でも、練習は長袖で多分やると思う」

――きょうのゲームでは、前線がかなり最後の方までフォアチェックをかけていましたが、ボランチ的にも狙いを絞りやすかったり、良い感じですか?

「そうですね。ばーっと行って、みんなで行けてたので、行きやすかったですね」

――優勝とかそういうところ関心はないでしょうけど…

「いや、ありますよ」

――ファーストステージ、3連覇になりますね。大宮から…

「はい、はい。いや、でも大宮は違いますよ。最初優勝してないで2位です、最後」

――その辺で、どんな喜び方をするか…

「難しいですよね。最終的に獲らないとっていう部分もあるんで。まぁ、でもとりあえずは、獲れるのは獲りたいと思いますね」

――タイトルへのこだわり…

「はい」

――いつ以来になるんですか? そういうの、何かつかむとしたら…

「いやいや、ないですよ、それ、僕。ずっと残留争いです」

――ですよね? で、高校の時とかは?

「ないですね」

――本当に、遂に、悲願の…その辺はね…

「はい。ファーストステージなんで、みんなが思っている以上に…というのはないと思いますけど」

――さっき、それを聞いたら「ありますよ」って言うから…

「いや、ありますけど、みんながこう、思っている以上は…っていう話(笑)」

――ちなみに、細貝選手と最近連絡とか取ったりしていますか?

「取ってないっす」

――帰ってきてますけど…

「はい」

――その分も…というかね、大変な時期に細貝選手も移籍して…っていうので、そこからレッズが次の年苦労したりということもあったんで…

「あ~、はいはい…(笑)」

詳細は、あすの「You’re The REDS」をお楽しみに

12日金曜日、日本代表の練習後に取材応対した原口選手のコメントも紹介する予定です

では

6月12日 「今、出ているか出ていないかの差は大きいけど、そこが少しでも縮まればすぐ追いつけるだろうし、追い抜ける自信もある」

どうもです

川崎との練習試合を翌日に控えたきょう、練習は午前10時からスタート

ゲーム形式(ハーフコートよりやや広め、横はペナ幅)は、合流人数の関係もあり11対10という変則的なものでした

ポジション毎にプレーエリアの制限が設けられ、ビブス組はアタッキングサードでボールをキープした際、6対7、または7対6

数的優位と不利の2パターンで崩しの精度を高めました

「なるべく3人目!」

と監督

狭いエリアでより速い判断から、より良い状態の選手へ、より良い選択肢へのつなぎが求められます

さらには、的確なタイミングで前線へボールを送るために、ボールを受ける際の視野の確保、体の向きについても指導が入っていました

最後の約15分は、1人別メニューに切り替え替えたことで、10対10のハーフコートゲームに変わります

「奪ったらタテ!球離れを早くしよう!遅効速攻のメリハリをしっかりつけて!」(監督)

午前11時34分、梅崎選手のラストゴールが決まり、練習は終了

試合間隔の空くこの時期ならではの丁寧な”確認”が行われている印象です

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きょうは曇り空

小島選手の現状に近いといっては大袈裟でしょうか

練習後は坂道ダッシュでもう一汗かき、ジョギングを終えるとミックスゾーンへ姿を見せました

――今の状態はどうですか?

「コンディションは問題なくやれている」

――大きなケガなく来れているのも大事であると

「今までちょっと足の指が痛くてまともにできていなかったけど、治ってきたのでボールも蹴られるようになったし、良いかなと思う」

――恥ずかしながら、見ていても全く気付きませんでした。やはりプロの選手は何かしら痛みなどを抱えながらもサッカーを続けなければならないということを改めて感じます

「普段は26.5cmを履いているけど、今は28cmとスパイクをデカくしてみたり、いろいろやってみたりしている。マメができたりそこにバイ菌が入って腫れちゃったりしていたけど、それが治りだしたので良い兆候かなと思う(笑)」

――現状を踏まえ、気持ちの面はどうですか?

「日々ブレずにやれているのかなと思う、いろんなポジションをやらされているけどまずは与えられたことを全うするのと同時に、自分に吸収していかないといけないという気持ちでやれているので、そこはいいところかなと思う」

――ワントップに入ることも

「悔しいは悔しいけど、そこのやりがいも感じているし、腐らずにやらなきゃいけない。そのポジションでもしかしたらいろんなことが見つかるかもしれないし、それは絶対に経験値にもなると思うし、プラスになることだらけなので、そう捉えてやっていこうと思っている」

――松本との練習試合では左からのクロスに飛び込んで相手から倒されるプレーもありましたが、2012年の磐田戦で決めたプロ初ゴールも示しているとおり、タイミング良くゴールマウスへ顔を出す能力はもともと高いのでは?

「ワントップはああいうことができないといけないし、そういうことをもっと高めていかないといけない(苦笑)」

――その後は相手に激しくぶつかっていました

「それは聞かないでください(笑)」

――クールに見えて、そういう熱いところも魅力です

「悪いようになっちゃいけないけど、良い具合に出ればいいかなと思う(笑)」

――清水戦では岡本が出てしっかり勝ちました。平川選手も全員が良い準備をしていることを語っています

「今、チームが良い状況で誰が出ても良い結果が出ているので、チームとして良い方向に向かっていると感じるし、ここで僕が入った時の残留争いをしている時のような状況ではないので、今から出る選手もパッと入れられた選手も良いゲーム感覚では入れていると思う。それは本当に良いチームの方向性だと思うし、積み上げてきたことが今、実っていると感じる。今はチームが良い状況で少しのミスがあっても決定的なミスにつながっていないというのがあるし、それはチームが良い方向に向いているからこそだと思う。1点入れられても勝てるという状況なので、みんな自信を持ってやれているし、そこは良いことなので、自分ももっと腐らずにやり抜きたいと思う」

――パスセンスはチーム随一ですから

「自分の長所は通用すると思っているし、そこをなくしたら選手としてやっていけないと思っているので、そこを出しながらもチームに貢献することが大事なので、そこは考えないといけない」

――きのうの代表戦でも同じ年代の選手が活躍していますが、一見差がついたようで、試合に出られるかどうかで埋められるような少しの差でもあると思います

「そうですね。今、出ているか出ていないかの差は大きいけど、そこが少しでも縮まればすぐ追いつけるだろうし、追い抜ける自信もある。それは誰しもが持っているものだと思うので、どのチームでも出られていない選手がいるなかで、いつ出るか分からないし、いつ代表に入るかも分からないし、つかみとるのは自分自身なので、腐らずに、掴み取れるように常に100%の状況を保ちたいと思う」

――世間で言うプラチナ世代はそれとして、レッズにとっての“希望”は小島選手と岡本選手ですから

「そうですね、若いのがもっともっとやらないといけないし、浦和はビッグチームで他からも選手が入ってくる中で出るのは難しいけど、自分で選んできたことなので、そこは覚悟してやりたい」

――埼スタには18番のユニフォームを着ているファンも見かけます

「ファンサービスとかでも言ってくれる人は多いので、その期待に答えなきゃいけないし、早くピッチに立ってそういう人たちも喜ばせたいと思う」

――あしたは川崎Fとの練習試合で、高校生の時から「中村憲剛選手が好きだ」と話していましたが、何かのきっかけになるのでは?

「そうですね、いろいろ学びながら、でも負けちゃいけないし、ピッチに立ったら同じプレイヤーなので勝ちたいと思う」

――期待してます

「ありがとうございます」

日焼けした甘いマスクから発せられる言葉の通り、凛々しいオーラが感じ取れました

「追い抜ける自信もある」

公開で行われるあすの練習試合は、日頃出場機会に恵まれない選手にも目を向けることが、ひとつの良いサポートにつながるはずです

ここから始まる・・・

では

6月11日 「僕もこれから先、どれぐらいできるかわからないけど、楽しんでやっていきたいという部分と、こうやってチャンスをもらえているという中で、どんな形であれチームに役立つ。そういった責任も背負いながらきっちりと仕事をしていきたい」

どうもです

練習再開2日目のきょう、練習は午前10時から始まりました

明るいムードでのウォームアップを終えると、午前10時40分頃からは、フルコートよりやや狭い”ペナペナ”での10対10、ゲーム形式へ

監督は細部まで指導します

「ダイレクトで出す選択肢があるかないか。出し手も受け手も考えるように。受け手の選手が次に出しやすいボールを!瞬間的にスピードを上げて、動き出そう!」

「攻撃でクロスが上がったとき、後ろでボランチが余っているのなら、セカンドボールをバイタル付近で拾えるポジションを取ろう。拾うことで、相手のカウンターを防ぐことにつながる」

ゲームの中で、時間毎にタッチ数なでの制限が設けられるのはいつものことですが、きょうは聞き慣れないキーワードがありました

「4人目!」(監督)

A選手がB選手にパスを出し、B選手からC選手にボールが渡る際にA選手が動き直していることにより、もう一度受けるのが”3人目”の動き

A選手、B選手もおとりになりつつもそこへは渡らず、C選手がD選手へつなぐのが、”4人目”の動きです

監督は選手へ、このように説明

「充分に4人目、5人目、6人目ぐらいまで絡むように。色んな選手が点に絡めているのが今のチームの良いところ。みんなの共通理解があるからこそ、出来ていることだよ」

好調を支える要因が、よく伝わってきます

「4人目、5人目と絡んでいくと相手は対応できない。次の展開、味方との関係性を持って動き出す。止まっていては始まらない。予測できれば相手より早く動き出せる。前に行くだけがサポートじゃない。ナナメ、ヨコにも動く。イメージを共有して連動性を持つように!」

そして、「トラップしてから考えない。動きながら判断して処理しよう」

理想を口で言うだけは簡単ですが、トレーニングを通じ、様々なアプローチで指導し続けたことで、体現へとつながっているのです

時には声を荒げ、時には自らお手本を見せ、時には映像で示し

「自分達のレベルで出来ることをチャレンジしよう!」

正しく、現チームに見合った理想を追求しているということ

「ヨコヨコにならず、タテへの意識。バタバタしない!」

何度も紹介している言葉ですが、少しでもうまくいかなければそれは送られ、きょうも聞こえてきました

一貫した意識付けが、じわりじわりとチームの武器となり、相手に脅威を与えるに至っています

当然ながら、15戦無敗にも妥協は一切なし

蒸し暑さ、長丁場のゲームでも選手達は声を絶やさず、足を止めず、意欲的でした

中身の濃い、充実した練習は、柏木選手によるラストゴールが決まった午前11時50分頃に終了

予定されていた午後練習はお休みに

練習を終え、定位置である”ミハイロテラス”へ引き上げる監督はご満悦の様子

2日後の川崎との練習試合も糧に、神戸戦でのレッズは着実に進歩していることでしょう

大原はきょうも、晴れでした

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きょうの明るい話題として、精神的支柱・平川選手の完全合流が挙げられます

右太もも裏の肉離れから帰ってきました

「まあ、気持ち的にはサッカーをプレーできるのが楽しいし、こうやって練習に合流できたことは本当に嬉しい」

――長いことゲームが行われましたが、疲れている中でも良いポジションを取れているところなどに、相変わらずのクレバーさを感じました

「まあ、練習の中でも、勝ち負けじゃないけどそういったプレーに拘っていくのも大事だし、今チームが良い状況である中で、そういった部分で非常に安心、油断するのでなく、チームとしてやるべきことを練習でやっていくことが出来ていると思う。個人的には、怪我してからきょう初めての合流だったのでコントロールしながらきっちりと再発なく出来たのが良かった」

――目の前でずっと平川選手のタッチライン際におけるアップダウンを見ていたわけですが、ふくらはぎがさらに太くなった印象を受けます

「ひゃ、それはもうさすがに(苦笑)変わんないと思うけど(笑)」

――リハビリ中にしっかりと別の部分も鍛えてから戻ってきたのかと

「まあでも、野崎さんをはじめ、そういった部分でメニューを任せているし、充分なトレーニングを出来ていると思うので、まあ、きょうまた一歩前進できたのかなという感じ(笑)」

――最近は怪我の影響もあり、なかなかメンバーに入れない状況が続いていて、「ヒラは大丈夫なの?」と心配するサポーターの声も聞こえてきました。ご自身はどのように感じながら過ごしていますか?

「そうですね、まあ、ガンバ、あとはオーストラリアという連戦に出てからメンバーも入っていないし出場がない。連戦で身体が厳しい状態だったので、ねんざと肉離れと怪我が続いたのあるけど、非常に今出ているメンバーが調子良いし、自分が出来ることをきっちりやらないと行けないと思う。コンディションをとにかくベストに保つという部分が今、出来ていないのでとにかく自分の中で状態をトップに持っていって、調子の良いチームに自分として力になれる部分をしっかりアピールしてまた公式戦に絡んでいけるような準備をしていきたい」

――このチームの好調の要因として、ガンバ戦の勝利がターニングポイントとなったという見方もできると思います。あの時、きっちり右サイドを安定させた平川選手のプレーは流石でした。またそういうプレーが見たいのですよ

「そうですね、どの試合も大事だけど、やっぱり怪我人も出たり累積も出たりするしね、そんな中で自分にチャンスが回ってくる機会が来たときにきっちり仕事をしなきゃいけない。前節、岡本拓也もそうだし、必ず良い準備をしていることが、何かあったときにチームの力になれると思う。普段の練習をきっちり全員ができている証拠だと思うのでとにかく全員で残りの試合をきっちり勝てるように準備していきたい」

――最近、平川選手のゲーム中の表情を見ていると、笑顔でいることが多い気がします

「(しばらく笑顔を見せたあと)そうですね、まあ非常に楽しくやらしてもらっているし(笑)まあ、こういう年で、一番年上だけど年齢関係なくプレーさせてもらっているし、そんな中でも厳しさと“やるところはやる”、あとは“楽しむ”という部分を忘れずにやってここまで来られたし、まあこれからもそういった部分を続けていきたい。きっちりとメリハリをつけて、やっていきたい」

――今、年齢の話になりましたが、きのうのトークショー(※「さいしんビジネスフェア2015」内)で、堀之内さんが平川選手と坪井選手のことを「現役時代はライバルだったけど、今は尊敬する選手」と話していました。ゴールデンエイジの中でも今なお現役の一線級で続けていてることで、同年代からも「尊敬」という言葉が使われるような立場なっているのだと思います

「んまあ、非常に嬉しいですよね、ホリがそうやって思ってくれていることは嬉しい。ただ、本当にこの世界で1年1年プレーすることの厳しさを知ってるホリだからこその、そういった意見だと思うけど、とにかく僕もこれから先、どれぐらいできるかわからないけど、楽しんでやっていきたいという部分と、こうやってチャンスをもらえているという中で、どんな形であれチームに役立つ。そういいった責任も背負いながらきっちりと仕事をしていきたい」

――熟練された“味”もありますが、“基本的に”プレースタイルが変わらないのが凄いです。ずっと走り続けて欲しいというのが、率直な気持ちです

「ハハ(笑)まあ変えられないんすよね!(笑)やっぱヤマさんみたいにね、うまくね、あーのサイドからシャドーをやったり、オフェンシブやったりディフェンス入ったりっていうね、年と共にポジションを変えられる器用な選手だったら良いんだけど、なかなか色んなポジションをこなすことも難しいから、そういった部分はヤマさんが凄いと思う。ただね、自分の中でね、同じポジションではあるけど、プレーのスタイルとしては少しずつ変えてきているつもりだし、変えながらも自分のやるべき仕事を考えながらできればと思う(笑)」

――山田さんは「鉄人」と呼ばれていますが、平川選手のことは「達人」だと思っています

「ハハッ(笑)達人!・・(笑)まあとにかく頑張ります!(苦笑)1日1日きっちりと練習して、まずはファーストをしっかり優勝できるように、つぎの神戸戦で良い試合ができるようにしたい」

――ありがとうございます!!

「ありがとっざいます!」

このまま無敗が続くほど、甘いものではありません

記録が途絶えたとき、改めてチームの力が問われます

いつ何事に備え、チーム全体の空気を察し、己を見つめ、ピッチ内外で的確な動きを見せる背番号14

酸いも甘いも経験してきたマスターレッズの存在は、この上ない強みです

平川選手のインタビュー詳細は今夜7時(代表戦もありますが、再放送は23時ですよ!)からの「You’re The REDS」でお届けします

また、ゲストにはなんと!GOING UNDER GROUNDの中澤寛規さんをお迎えします

23時からの再放送も含め、お楽しみに

では

6月10日 「浦和に住んでいる人にとっては憧れの場所だと思うし、自分もずっとそうだったし、そういうところでできるのは幸せなこと」

どうもです

2連休明けのきょう、梅雨の晴れ間の大原で練習は午前10時からスタート

10日後へ向け、フィジカル系メニューを中心に、じっくりと体起こしが行われていました

別メニュー調整組に、森脇選手と談笑する見慣れぬハンサムマンを発見

「はうあ!新外国人?」と思いきや、坊主頭のズラタン選手でした

近いうち、また万全の状態で試合のピッチに立っていることを願います

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さて、締めのシャトランは、斉藤選手、鈴木選手、小島選手といった順にゴール

これまで一位を分け合っていた岡本選手と関根選手は、2人揃って中位グループでした

「お互いに『今日はやめておこう』、みたいな(笑)。これからもっとチームの力になれるようにやっていきたい」

と岡本選手は振り返ります

ここからは、言葉のダイレクトパス交換をどうぞ

――試合に出た後だとファンサービスの反応も違いますか?

「『こないだ良かったよぉ』とか声を掛けてもらえるのでうれしい(笑)」

――また痩せましたか?

「そうすか!? わかんないすけど(笑)」

――髭もずいぶん伸びてきたように・・・

「剃り忘れてます(苦笑)」

――改めて、清水戦を振り返って

「勝てたのでホッとしている気持ちと90分できなかったことの悔しさがある。もっとできることがあったんじゃないかと思う」

――チームが負けないなかで出たら…というプレッシャーもあったと思いますが?

「あんまりそういうことを意識せず、自分のプレーに集中しようと思った」

――「もっとできたこと」というのは?

「もうちょい積極的に前の方に上がっていったりとかをもっとできるようになってくればと思う」

――課題がそういう内容だということは、うまく行ったということだと思います

「そうすね、やらかさなくて良かった(笑)」

――試合前にバナナは食べましたか?

「食べました(笑)けど、やっぱり緊張してたんすかね(笑)」

――2012年のナビスコ杯以来の埼スタでしたから・・・

「あー・・・どおりで久しぶりだと思った(笑)」

――あの試合では開始早々に負傷交代してしまったので?

「今回はけがしなくてよかったです(笑)」

――つる、予兆のようなものは?

「足には60分、70分ぐらいから来ていた。もうちょっといけそうだったけど、90分は無理だったかもしれない」

――交代する時、非常に悔しそうでした

「そうすね・・・・・・もっといろんなことをできたのかなとは思う(苦笑)」

――関根選手も守備でサポートしていましたが?

「頼もしかったです(笑)もうちょっとフォローとか攻撃の面で楽にさせてあげたかったけど、ちょっと自分のことで手一杯だった感じはある。思っていたより余裕はあった感じだけど、簡単にプレーしようと思ったので、まずまずだったとは思う」

――そして、きのうまでの2日間は気持ちの良いオフだったと思いますが、どう過ごしましたか?

「金沢に行ってきた。陽介くんに連れて行ってもらって、秀仁と」

――流行りの北陸新幹線?

「指定席に乗ったので普通だった(笑)金沢でゆっくりできた」

――柏木選手の奢り?

「そうですね(笑)。申し訳ないっす(笑)」

――レッズフェスタのトークで柏木選手が、宮崎のキャンプで「一番動けているのは拓也」と言っていました

「あの時はオフの時にずっと追い込んでいたので」

――でもその後、顔も喋りも普通でプレーも…と言われていました・・・

「陽介くんの愛だと思います(笑)。プライベートでもお世話になっている」

――森脇選手にも会ったのですか?

「会いました」

――ガチのバッタリ?

「はい」

――ライバル同士が・・・

「いやいやいや(笑)やっぱり森脇くんの巧さというか、試合に出てみて自分の中でまた凄いなって思った。(あの落ち着きやコントロールは)さすがだなと思う。その辺はまったく敵わないので、これから練習から意識していきたい」

――高1の高円宮杯で右サイドバックをやっていた頃の思い切りを、90分に数回でも見せれば相手もビビると思います

「そうですね、これから慣れてくればもうちょいそういうプレーもでてくると思うし、どんどん積極的にやっていきたい」

――「レッズでプレーできる喜びを」といつも話しているのが印象的で、浦和出身の岡本選手からそう聞けるのは、夢があって嬉しいです

「浦和に住んでいる人にとっては憧れの場所だと思うし、自分もずっとそうだったし、そういうところでできるのは幸せなこと。1試合1試合大切にしていきたい」

PRIDE OF URAWA

いいぞいいぞ、その意気で

岡本選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

また、きょうの午後には、さいたまスーパーアリーナで「さいしんビジネスフェア」が開催され、そこでは山田暢久さん、堀之内聖さん、臼井選手が参加してのトークショーが行われました

その模様については来週、お届けします

会場は満員!

「エメルソンは、”いかに練習をサボるか”という感じの選手だった。僕とちょっと似ている部分があった」

「ワーストゲーム?多すぎて選べない。725試合出させてもらったけど、それぐらいのチームだったということ」

「(子どもから『スカウトの仕事をしていて、レッズに必要だと思う選手は?』と聞かれ)・・(笑)凄いねぇ!(苦笑)今、本当にー、えー、あのー・・・・」

相変わらずの山田節は健在!中でも結びの言葉が秀逸でした

「きょうはありがとうございました。男子も女子も応援よろしくお願いします。えーあと、若干お金に余裕がある方は、えー、さいしん(埼玉縣信用金庫)の方をよろしくお願いします!きょうはありがとうございました」

他にも名言は沢山ありまして、とてもとても、ここでは紹介しきれません(汗)

なので番組をお楽しみに

では

「非常に苦しい前半戦だった」  レッズレディース・吉田靖監督

どうもです

5月の下旬にオランダで行われた「グルーネウェーゲン国際大会トーナメント」で優勝したレッズレディースは帰国後、しばらくのオフを挟み、6月から練習を再開

走り込み中心のメニューで日々鍛錬を重ねています

先週金曜日、さいたま市内での練習を取材し、吉田監督にインタビューしました

――きょうは激しい雨と風の中でのトレーニングでしたけど、相変わらずというか、きっちりと走って…

「そうですね、ちょうど間がもう1ヶ月半くらいあるので、もう1回体力づくりからね、始めて、こう…やれこう90分間…これから特に暑い時期にやっぱりそれを乗り切るためには、一番ベースのところからが大切なんで、はい」

――大変なことには変わりないですけど、今つらい思いしておけば、そのあとは楽になるというイメージで?

「そうですね。やはり、そういう本当のベースのところをしっかりしないと、やはりなかなか上には積み上げられないので、まずは90分間走りきるという体力のベースのところをやっている」

――彼女たちにも、もう少し楽しいトレーニングメニューを提供することも出来るでしょうが、やはりここは心を鬼にしないといけない、監督としての…

「そうですね。やっぱりね、やらなきゃいけないことをやらなきゃいけないんで。やはり、ボールを使ったトレーニングは楽しいでしょうけど、やはりこう、やらなきゃいけないことはしっかりやる、というところ」

――リーグ前半戦をどう振り返りますか?

「非常に苦しい前半戦だった。本当にこう、なかなか思うように行かず、そういう中で、本当にどの試合も本当に厳しい、苦しいゲームで、やはりそういう中でね、なかなかこう、成績も良いものをおさめられなかったということは、本当に反省しなきゃいけないですけど、ただ、基本的にはね、そういう中で、なんとか粘ってね、最後の頃はだいぶ勝ち星もこうあげれるようになってきて、後半戦に向けては、僕自身は手応えがある」

――星取を見れば、確かに負け越している面はありますが、曲線としては上り調子に来た状態と解釈して良いですか?

「そうですね、一番最初に2連敗して、そのあと1勝して、そのあとまた負けて1勝3敗ぐらいのところはかなり《粘り強くやんなきゃいけないといけないな》と思ってやっていたんで、そういう面では最後、こう粘り強くやれたってことは良かった。ただ、褒められる内容とか、褒められる成績ではないことは確かなんで、やはり反省するところは反省して、ただ、やはり…なんていうんですか、常にポジティブ考えた方が良いので、後半戦はだいぶやれることも出てきたんで、その面では後期につながるんじゃないのかなというふうに思っている」

――今まで何度も「女王という意識と言うよりも、チャレンジャー」と監督は話してきましたが、周りがレッズレディースに対して、今まで以上に強い気持ちできている側面がある印象です

「それも多分あると思いますよ。僕自身はね、去年タイトルを取ったところで全てそう、こういうことはもうほとんど忘れている状況でも今年は今年なんで、ただ、そういう中で相手は我々に対して強い思いをもってやってくることは確かなので、最初から言っていたんですけど、『去年以上の力をつけないと苦しくなるだろうな』と予想していた通りなので」

――そこで今、いい期間を過ごすべくというか、まずオランダ行ってきたと思いますけど…

「そうですね、非常に海外のチームとやれて、それで、そういう中で良い成績も残せて、非常にこういいきっかけになる遠征だったと思っている。サイデン化学さんに非常に感謝しています。良い経験させてもらって、それで、ある面チームがね、いいきっかけになるひとつのポイントに是非したいと思っている」

――実際、色々な国のそれぞれの個性という中で、自分たちの良さというものを見つめ直せたとも思いますが、そのあたりでつかめたものは?

「そうですね、そういういろんな国で色々違うサッカーがあって、その中に日本のサッカーがあって、そういう中でね、日本の良さが出せたってことはよかったんじゃなかったですかね」

――「特にここは」って、そこで印象に残ってことはありますか?

「やはり、日本の方が、こう凄い、こう、海外の方がスピードとかパワーとかって、ややこう、女子の場合、ヨーロッパは大雑把なサッカーが多いけど、日本の方が緻密ですよね。ただ、ヨーロッパの中にはもっと強いチームがあるから、そういうところとやるとまた違った感じになったのかわからないけど」

――今年は日程が複雑なので、鍛えがいのある期間でもあると思いますが?

「いや、我々にとっては非常に良い期間というか、やはり良い成績を残せなかったので、間が空くってことは修正の時間があるので、またこの間で少しでも良い準備をして、後半戦は何としても巻き返して、1個でも順位を上げて、次のエキサイティングシリーズにつなげていきたいなと思っている」

――特に修正というところで、簡単に言うのは難しいとは思いますが、まず手をつけたい部分としては?

「そうですね。特にこう最後の方は出てきたんですけど、やはりこう、攻撃的な守備をするというか、やはりこうボールを出来るだけ下がらないで前からこう奪いにいくと、高い位置でずっとプレーしているところを、こうもっともっとできるようにしないといけないなと思っている。例えば、日テレ戦の前半とかね、何個かあったけど、トータルとしてまとまってきてない。そのためにはもちろん守備のところもそうだけど、攻撃のところでビルドアップのところで、もっともっとしっかりボールを動かしながら、相手陣にある程度人数を掛けた状態で入っていくことがないと、そこから切り替わった時に高い位置でプレスをかけることができない。やはりビルドアップの質であったり、そういうところはもっともっと修正しなければ行けないと思っている。もうひとつはアタッキングエリアに入った時、本当に決定的な形を作ると言うにはだいぶ後半には出てきたんですけど、前期の前半の方はそれができなかったので、そういうところから決定的な形を作っていく。例えば、中にボールをいれてそういう中で崩していったり、もしくは外を崩したときのクロスの質であったり入り方であったり、実際にゴールを奪うためにどうするかというところをもっともっと詰めなきゃ行けないなと思っています」

――非常に具体的でわかりやすかったので、あとは監督として日頃の練習からどう改善させるかが楽しみです。攻撃的な守備というところでは、昨シーズンのINACとの開幕戦で正しく、猶本選手のゴールがうまくチーム全体としてはまったと思うので、成功体験があるのは大きいはずです。

「そうですね、そういう面では、こう、何て言うんですかね、ある程度やはりこう言う期間で、何回も何回も繰り返しやりながら自信を深めていくのが大切と思っている」

――リニューアルする練習場も楽しみなのでは?

「そうですね、また新しい練習場作ってくれるので、それにこう報いるためにも是非良い成績を残したいと思う」

――ちなみに、ワールドカップ始まりますが、色々と吸収するというか、どんなところを注目していますか?

「いやぁ、僕自身はね、女子の世界のそういうチームをそんなに知っているわけではないので、出来るだけそういうのを見て、僕自身がまた勉強しないといけないなと思う」

――男子とピッチの広さが同じといえども、その分走らなければとか…

「そうですね。もちろん、サッカー自体は変わらないけど、ただ、やはり男子と女子で違うところがあるでしょうし、まだそういうところについてはまだまだ僕は不勉強なんで、そういうところを見ながら勉強したいなと思う」

――カナダって、「調子乗り世代」の時・・・

「良いところです。凄い良いところです。本当にきれいで、特に僕らがやったヴィクトリアってところでやっていたけど、非常にきれいで、過ごしやすくて非常に良い思い出がいっぱいある」

――そうですね、夕陽に向かってゴールキックを蹴るとか…

「そうです。本当に観光地としても非常に有名なところで、非常に良い思い出が沢山ある(笑)」

――より良い環境で、より良いクオリティのサッカーが観られるのかなと…

「そうですね、基本的には暑さが、どれくらい暑くなるかはわからないですけど、良い環境で、こう…やれると良いんじゃないかなって思っている」

――今回はレッズからの選出がゼロで寂しいですけど、来年のリオに向けては何人も輩出できるように…

「そうですね、本当はやはり我々のチームから何人も出てもらいたかったけど、でも、それはしょうがいないことなので、まだ若い選手が伸びしろのある選手がいっぱいいるので、次の、また新たな代表に向けて是非努力してもらいたいなと思う」

――きょうみたいな練習、地道な積み重ねが必ず身になると信じていますので

「そうですね、本当に力をつけるためには本当に地道に努力することが僕は一番の近道だと思いますよ!」

――では、また良い方向に行くように期待しています

「ありがとうございます(笑)」

詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」を是非、お聴きください

また、あすの同じ時間には、レッズレディース・臼井選手のインタビューをお届けします

近況、引退した大滝麻未さんとのお話、これからの目標、トップの橋本選手にまつわる・・・などなどたっぷりと語ってもらいました

お楽しみに

では

RED A Live 2015 6.7 VS 清水

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☆西川選手
「僕のモチベーションが一番上がる時のひとついうのが、試合前のウォーミングアップに出る瞬間だし、あれは間違いなく自分だけの特権だけでなく、ゴールキーパーだけの特権だと思っている。一番最初にピッチに出られるので(スマイル)」

☆柏木選手
「清水はやっぱ若くて走ってくる、頑張ってくるチームだと思うので、そこを逆にこっちが落ち着いたサッカーをして、相手を走らせて疲れさすような試合展開ができたらより優位に進められると思うので、こっちがバタバタしないことと変なミスで失点しないこと。柏戦もまぁ、何でもないようなところから失点というのがあったので、そういうところをなくせば、ゼロでいくと相手を疲れてきた中で自分達がよりチャンスを作れるんじゃないかなというところあるから、そこら辺だけしっかりできるようにしたい」

――「清水はつないでくる」と高木選手も話していました。柏木選手は“パスをつなぎたい”と言う選手の気持ちがわかる分、コースを読むのが得意だと思うので、そこで奪えれば中盤での攻防で相手のリズムを崩せると思いますが?

「まぁ、中に入れてくる。試合ちょっと見たけど、中入れてくると言うのも多いから、そこでボールを取って、相手ラインを叩いて一発で裏とか。柏戦でも何回か僕、久しぶりにより多く前にパスを出したなっていうシーンも多かったけど、そういうシーンが増えて、そこで点につながるようなことがあればなと思う」

――本当に、興梠選手との呼吸がさらに合ってきた印象です

「最近、自分が高い位置に行けてるというのもあるから、守備の部分で負担をかけてる部分も少しあるかも知れないけど、そのところ、しっかり守備するところと前へ出て行くところのメリハリをうまいこと使い分けて前に絡んでいけたらよりチャンスが増えるのかなというのもあるし、慎三との呼吸も合ってきてるから、そういうところで点につながればいいと思う」

――最近は特に“パスを出して終わり”じゃなくて、そこからもう1回、前に・・・

「出ていく。まぁ、後ろから出ていくのがより出やすいというのがあるから、まぁ、逆にライン高いと2列目から出ていくことが一番チャンスになるのかなという気がするから、前へ出して、出ていって、3人目で受けれる状態を作れたらいいかなと」

――今年の強さの要素として、ボランチの攻撃参加が関係していると思います

「プラスそこでシュートで終われているからカウンター食らうことなくできているし、取られたあとの切り替えが早いというとこもあるから、今まではそういうボランチが上がっていったところで取られても切り替えが遅いし、カウンターくらっていたとこもあったから。やっぱ今全員が守備の意識をもってくれてることが、そういう俺らが上がりやすい状況を作ってくれている」

☆那須選手
「決勝以上でもなく以下でもなく、どの試合でも変わらない。意識は。すごく昔から、やっぱ上位の緊張感で闘いたいというのは凄く思っていたところで、やっぱり今は現実でそうやって闘えるのはすごく幸せだし、注目してもらえるのもすごく幸せなことなので、それをしっかり噛みしめながらプレーしようかなって思う」

☆武藤選手
「清水はニューイヤーカップの時とは全然違うと思うし、僕たちもそれは一緒。僕としてもあの試合15分で怪我してすぐ交代しちゃったんで、あんま覚えていないんすけど、まぁ、あの時も一応、点も決められたので、まぁ、その時のイメージを持ちながらやれたらいいなと思う」

――レッズにとって“あの時”との変化として挙げられるのは、武藤選手という武器を手に入れことです

「それはどうかわからないですけど(苦笑)今はこうやって調子よくやらしてもらっている。けどまぁ、これが長く続くように僕自身頑張りたいし、コンスタントに点を取り続けるのが目標なので、あまり今の現状に浮かれずに1年間あるんでやっていきたい」

☆槙野選手
――昨年の清水戦を思えば、今年は4万、5万と多くの人が集まる中で闘える喜びというのはあると思いますが?

「ホームで良い結果を出ているし、たくさんのサポーターに皆さんの力をを借りて、良い結果も出ている上で、明日も非常に良い日になれば良いなという風に思っている。もちろん、あした決めることが出来れば、うちにとって残りの試合がスムーズに闘うことが出来ると思うので、全員で昨年の悔しい結果だったりとか、昨年もホームで決めれるチャンスがありましたので、そういう意味でも似たようなシチュエーションなので、去年の経験を活かしていければと思っている」

☆岡本選手
「チャンスなんで、思い切ってプレーしたいなと思う。自信はある(笑)ほんと、埼スタでプレーするというのは、まぁ、目標にしてやってきて、こういった状況の中でチャンスを得て埼スタでプレーできる幸せを噛みしめながらやりたいなと思う。監督からは『思い切ってやれ』と言われた」

――成長したことを示すべく、サポーターにはどんなところを見てもらいたいですか?

「“闘うところ”というか、そういうところを見てもらいたいなと思う。とにかく積極的にプレーしたい」

――試合前にはもちろん!?

「バナナを食べたいと思う、しっかり(笑)」

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★浦和レッズ戦を実況生中継!

埼玉スタジアム2○○2で行われる、「明治安田生命Jリーグファーストステージ第15節・浦和レッズ対清水エスパルス」の模様を実況生中継します。

RED A Live 2015
「浦和レッズ 対 清水エスパルス」
…6月7日(日)15:30~18:15(延長の場合あり)
提供/ポラスグループ

Come On! REDS…14:00~14:55
REDS After The Match…19:00~20:55

・応援メッセージはこちらへ!
・放送エリア以外でもサイマルラジオ(PC・スマートフォンなど)でお楽しみいただけます!!

・これに伴い、当日は番組編成を以下のように変更します。
13:00~13:55 村田綾のKeep Smile(短縮)
14:00~14:55 Come On! REDS
15:30~18:15 RED A Live 2015(延長の場合あり)
19:00~20:55 REDS After The Match

・以下の番組は休止します。
15:00~15:55 ドラミュー・アゲイン
16:00~18:00 JP TOP20
18:00~18:55 埼スポウィークリー
19:00~19:55 ラジオキャンパス
20:00~20:55 週刊メディア研究室

6月5日 「一番自信につながった試合」

どうもです

曇り空の大原のもと、清水戦2日前の練習は午前10時45分過ぎから始まりました

連戦を考慮し、柏戦スタメン組はボール回しやジョギングといった軽めの調整

それ以外のメンバー+西川選手は7対7のゲーム形式を中心としたメニューをこなしています

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コンディション調整で切り上げた関根選手は練習後、一番最後までピッチ上にいました

その理由のひとつとしては、用具片付けを行う後輩達への気遣い

出場時間、ゴール数、経験を順調に重ねながらも、初心は忘れません

そんな2年目の若武者が、「一番覚えている」と挙げるゲームが自身のリーグデビューとなった昨年3月の清水戦です

「一番自信につながった試合かなとも思う」

だからこそ、続く言葉の本心には必然的な”ありがたみ”を持ち合わせています

「サポーターの皆さんに支えられてここまで来れているし、そういう意味でも、そういった力が本当に絶対的に大切になってくると思うので、次も力を合わせて一緒に闘いたい」

埼スタを湧かせる男にとって、赤い後押しというのは、

「やっぱりモチベーションも上がるし、1人でも多く入ってもらうことによって一人ひとりのモチベーションが本当に上がると思う一緒に闘えれば良い」

「一緒に闘う」と繰り返したのは、それだけの実感があるからです

「サポーターの力なくして、今の記録はないと思うので、本当に共に闘いたい」

プレーを見ていれば、ただ単に試合をこなしているだけでないのは一目瞭然

ファーストタッチでナナメに入り込み、スピードに乗った状態で相手を振り切る瞬間は実に痛快です

「縦だけじゃなくて、ゴールに直接だったり、ドリブルだったりっていうのが相手も嫌だろうし、そこもあるかた縦でも生きてくると思うので、試合ごとにチャレンジしていくことも変わってくる。そこでうまくバランス良く判断良くできればなと思う」

引き出しが増えました

「そうですね、本当に試合に出続けることによって色々な課題が出てきているし、本当にそういったところで、成長できているのかなと思う」

背番号24が右サイドを切り裂き、サポーターの心を高揚させ、それによって沸き起こる声援が、さらなる原動力となる

そんな相乗効果もまた、”レッズワンダーランド”ならではです

優勝の可能性があることもそうですが、今度は4万、5万とサポーターを集めた中で”王国対決”を迎えられることは、純粋に幸せなこと

――原口さん、代表入りましたけど…

「そうですね、はい…(ニヤリ)」

人懐っこい浦和のうさぎは、大いなる可能性を秘め、突き進みます

「(前回の2ステージ制時代は子どもの頃だったので)あまり、実感というのは…そうですね、あまり感覚はないですけど(苦笑)」

それが当然、それでOK!

であるが故に、成長の通過点として味わうべきは、”我が家”での1stステージ優勝です

今夜7時からの「You’re The REDS」では、今週行った選手インタビューを中心とした選手達の”生の声”を時間の許す限りお届けしていきます

では