7月17日 「色んなプレッシャーを感じるんじゃなくて、楽しむことを優先しながら勝つためのサッカーができればと思う」

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どうもです

リーグ再開まで、あと2日

午前11時10分、約1時間のミーティングを終えた選手達がピッチに姿を現します

午前11時30分過ぎからは鳥かご、パス&コントロールで入念にウォームアップ

お昼の12時、次はセットプレーの連携確認へ

両サイドのコーナーキックとペナ角付近からのフリーキックを、各スポットで3本ずつ、攻守共に実施

守備時には、

「慎三、そこ入ってくるよ!」(土田コーチ)

カウンターへの流れで西川選手から前線へ、速くて正確なパントキックがつながります

「ライン高く!」(柏木選手)

「下げずに我慢しよう!」(槙野選手)

選手達の意欲的な声もまた、ハッキリと聞こえてきました

お昼の12時15分、

「各自10分間、調整して!そしたら上がるよ」(監督)

先週と同様、2日前のトレーニングは、そこまで負荷のかからないメニューで終了

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「うまいっすね!技術があるし、可能性を感じる。自分が蹴る必要?心配ない、全部任せる。新潟戦でも魅せてもらいたいね(スマイル)」

西川選手が太鼓判を押したのは、柏木選手のプレースキック精度です

練習終了前の10分調整では、阿部選手、李選手、興梠選手、槙野選手、梅崎選手、阪野選手らが、西川選手と加藤選手を相手にシュート練習を反復

そこに加わった柏木選手は、スタッフに”カベ役”として立ってもらい、フリーキックの感触を確かめます

味方を絡めたサイン&トリックプレーをテストする機会もありましたが、その中でも自身が蹴りこんだ直接シュートは、4本中2本という高確率でネットを揺らしました

「最近、練習していなかったし、年に1回ぐらいは決めたいと思っているので、そのための練習。試合であれだけ蹴れるかはわからないけど、良い感覚では蹴れた」

リーグ中断前も数多くのゴールを演出した司令塔は、冷静に語ります

――中断期間の手応えは?

「めっちゃあるかって言われたらそうでもないけど、後半戦走り切るためのキャンプはしてきたつもりなので、走り切るということと、今までやってきたことをプラスアルファでやっていければと思う。(シャープになったようだが)実際体重は落ちてないからわからないし、痩せたからどうっていうのは何もない」

――天皇杯の浦安戦では、2点目が決まるやいなや、後ろに向かって声を荒げていた光景が印象的です

「ああいう相手の時にチームとして悪くなるというところで、失点もしてたし、相手にあれだけパスを回されて悔しくないのかなと。あの時も俺がボールを取りに行って2点目が入ったけど、ああいう相手に対して前から行ける時に行かないといけないと思ったし、中途半端にボカしてるだけやったので、ちゃんとしようという話。叫んでいただけなので聞こえていたかはわからないけど」

――暑くてしんどいからこそ、11人がしっかりと同じイメージを共有すべきと

「行くところは行く、行かないところは行かないというメリハリをしっかりつけないといけないし、あの相手に対してもっとできることがあったんじゃないかという苛立ちだった。試合の中ではメリハリがしっかりできればと思う」

――攻撃では、原口選手の移籍に伴い、また違った組み合わせになりそうですが?

「完璧というわけじゃないと思うから、試合の中でより確実にしていかないといけないし、ドリブルという選択肢がひとつ減った分、コンビネーションを増やさないといけない。手応えはまだないけど、合わせていけばよりよくなると思う」

歴代選手を思い出しても、レッズの背番号8には、”これでもか”とサッカーを楽しむ姿がよく似合います

――プレーしていて楽しいのがこのサッカー。その気持ちを大切に?

「もちろん楽しむ気持ちを持ってプレーすることが勝利につながると思うし、そうなっていけばと思っている。色んなプレッシャーを感じるんじゃなくて、楽しむことを優先しながら勝つためのサッカーができればと思う」

――プレッシャーというところでは、首位であることをあまり意識しないことが大事?

「目の前の試合でしっかり戦っていくことが大事。あとは中断明けの初戦は大事だと思うので、新潟戦は難しい試合になると思うけど、しっかり勝つことで自信にもつながると思うので、良い試合ができたらと思う」

――新潟との対戦では、田中選手のハイプレスなどを考えても不用意なボールロストが命取りに

「新潟は良い守備をして良い攻撃ができるチーム。達也さんが引いている分、点決める選手がいないと思っているので、達也さんをできるだけ前でプレーさせないのと、バイタルエリアに入れられてもボールにしっかりプレス行けるようにしていくこと。攻撃では相手がプレッシャーに来てなかなか良いチャンスを作れないかもしれないけど、我慢していたら絶対にチャンスは来る」

――ワールドカップが終わりましたが?

「観ていてもちろん刺激は受けた。元々のレベルが違うけど、常に良いイメージを持ってプレーしたいし、楽しんでプレーしたい。ワールドカップに出るためにサッカーをやっているし、4年後は出られるように頑張りたい」

静かに燃える、浦和の太陽

その光に、歪みはありません

柏木選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

では

7月16日 「何事も継続」

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どうもです

はじめに告知を

今宵の「You’re The REDS」には、現在スペインのバレンシアで活躍するレッズレディースOG・岩倉三恵選手と、株式会社モアスマイルズ代表&オルカ鴨川・北本綾子選手兼監督がスタジオ生出演します

お楽しみに

さて、厳しい暑さが続く中、リーグ再開を3日後に控えたきょうの練習は、2部練

午前練習は10時から始まりました

鳥かご、パス&コントロールといったウォームアップを終えた午前10時40分、戦術確認のメニューへと移ります

ハーフラインを隔て、二手に分かれてのもの

一方は、1トップ2シャドー+攻撃のビルドアップ時に並ぶ最終ライン4枚(3バック&1stボランチ)が、敵のいない状況でボールを回し、フィニッシュへ至るシャドートレーニング

もう一方のコートでは、1トップ2シャドー+2ボランチ+両WBが、

「関係性をちゃんと持とう!アイデア出して!」(監督)

4バック+2ボランチのディフェンスを相手にした攻撃練習を行いました

「タイミングがコンマ何秒か合わないだけでオフサイドになる!」(監督)

流れるような展開の質を高めるべく、様々なチャレンジが繰り返されます

ボールが奪われた際には、直ぐさまハイプレスへと転じ、2次攻撃へとつなげる意識付けもされていました

午前11時25分には、選手編成が変わりましたが、狙いは同じ

「必ず3人目!相手が嫌がる動きを!」(監督)

「フリータッチでOKだけど、ダイレがベスト」(槙野選手)

監督もお手本を示しつつ、相手の逆を突く動き、パス、ドリブルの判断を促します

「余らない、余らない、もっとボールサイドに押しだそう!フリーの選手が余っちゃだめだよ!」(監督)

ひとつひとつ、細かいところを日々何度も確認し、”相手にとっての危険な動き”を徹底することが、試合での”インテリジェンス”へとつながっていきます

実に、ミハイロ ペトロビッチ監督らしい練習でした

午前練習は、11時40分頃に終了

※午後練習の様子については、生放送でお伝えします
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そしてここからは、午前練後に行った関口選手のインタビューを紹介します

真面目な”クニくん”です

「練習試合では結果が出ているし、体は動いているので、調子は良いと思う」

――中断前の名古屋戦では途中出場ながら1ゴール1アシストの結果を残しましたが、それも良いきっかけになってますか?

「キャンプの走り込みとかでも上げてきたと思うし、そういうところで自分を追い込んできたので、体がキレているのを継続していきたい。ちょっとやったことですぐ結果が出るものでもないし、何事も継続だと思うので、続けてやってきたい」

――練習試合では4ゴールを決めましたが?

「坪井選手が縦に良いボールを当てていたので、DFからの組み立てが良かったんじゃないかと思う。(横で見ていた坪井選手、『お前に当ててねえよ!』)4点も取ることはプロになってからはなかったし、抜け出して外して終わっちゃうことが多かったけど、1点1点がチャンスを掴むための得点だったと思うし、一発一発を大事にしていきたい」

前回のナビスコ新潟戦では決勝点のきっかけとなるクロスを上げました

「新潟は非常にタフでハードワークができるチームでまとまりがあるので、全てにおいて警戒しないといけないけど、自分たちのサッカーをピッチで表現できたらと思う」

ハードワークは”有酸素部部長”の真骨頂でもあります

――関口選手の前の11番で高校の先輩の田中達也選手もいますが?

「自分はメンバーに入るためにまずは頑張っていきたい」

――今の調子なら絶対に入ると思います

「いやいや(苦笑)」

――ワールドカップを観て感じたことはありますか?

「ワールドカップはずっと観ていた。アルゼンチンを応援していたので決勝で負けた時は自分が出ているかのような悔しさを感じていた。ディフェンスもまとまりがあって強いチームだったので、ああいうのを見て、ハードワークとか球際は自分にもできることだと思うので、見習ってやっていきたい。一人ひとりが球際に行くし、ひとつのボールに対して2人とかで行っちゃうぐらい、みんながみんなディフェンスを集中して頑張っていたので、見習いたい」

――4年後は、ぜひ

「そうですね。あの舞台に立ちたいと思うし、まずは試合に継続して出られるように頑張る」

――その前にまず今年、リーグ王者を一緒に獲りましょう!

「はい、頑張ります!」

インタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

お楽しみに

では

Jul.16.2014(Wed) 14:57

 

7月15日 「「いやいや、『夏が好き』っていうフレーズ、生きてて1回も言ったことない(苦笑)」」

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どうもです

リーグ再開へ

きょうの練習、午前10時15分頃からスタート

オフ明け恒例、人工芝ピッチでの体幹トレーニングを経て、午前10時45分頃からは天然芝ピッチへと移動します

キーパー陣、土田コーチに熱くナビゲートされながらのシュートストップ、足元でのバックパス処理といった専用メニューに取り組みました

フィールドプレーヤーについて、ステップワークや坂道ダッシュで足腰に負荷をかけます

午前11時15分からは、

「メリハリつけて!」

堀コーチ主導でパス&コントロールを中心とした基礎練習を反復しました

練習午前11時35分頃に終了

暑さに負けず、青々としたピッチを踏みしめながら、選手それぞれ精力的に汗を流していた印象です

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練習後もピッチに残る選手が数名いました

阪野選手と李選手、岩舘選手を相手にシュート練習を繰り返し、決定力向上に磨きをかけます

濱田選手、矢島選手、関根選手らも楽しそうにボールタッチ

西川選手と青木選手、約20分間のジョギングで、もう一汗流していました

そこで、最近気になっていることをひとつ・・・

柏木選手馴染みですが、もう1人、練習でいつも長袖の選手がいます

それが、青木選手

ということでここからは、”低反発マット”のような感触の続く、癒し系ボランチのインタビューを紹介します
(※「You’re The REDS」の生放送を聴き逃した方、23時からの再放送を是非!)

――暑くなってきましたが、調子いかがでしょうか?

「暑いっすけど、毎年毎年やっているので、まあそこ何とか行けると思う」

――長袖で練習している理由

「いやなんか、変な風に焼けるのも嫌だし、やっぱTシャツ着るじゃないですか?夏、普通の時・・・・っていう理由」

――以前、「夏のためにサッカーしてる」と言ってましたが、“俺の季節がきた”という感じですか?

「そんなこと言いましたっけ!?」

――言ってました

「いやあそれ多分、嘘っす。ハハハ(笑)」

――夏をエンジョイするために、サッカーを頑張るという意味だった?

「そんなこと言いました!?全然覚えてない。心にないことを言ってましたね、その時。ハハハハ(笑)」

――青木さんが嘘をつくとまさか・・・(苦笑)

「いやいや、『夏が好き』っていうフレーズ、生きてて1回も言ったことない(苦笑)」

――で逆手に取って話してたということで

「そうかも・・・しんない(笑)」

――夏の対策!?

「いや、特に対策無いっす(苦笑)」

――きょうも居残りでの走り込みなど、意識の高さを感じましたが?

「いやこれもうずっとしているので・・・ちょっと最近走ってなかったか。キャンプから戻ってきてからは、走ろうと決めて取り組んでましたね」

――キャンプなどを通じて、中断期間の手応え

「そうっすね、キャンプを終えたというのもひとつあるし、まあそういうのは良かったと思う」

――特に向上したと思えたこと

「やってるサッカーをもっとわかってきたし、わかっているからこそ、もっと考える部分とかもあるんで、そこをもっともっと今から向上させていきたい」

――自分が出来ることとして気付いたこと

「いやまあ(笑)そんなまあ、説明してっていうのはあんまりあれだけど、味方と一緒にプレーする時間も長くなってきて、えとポジショニングだとかを学べた」

――感覚的なものとして、こういうときにこういう場にいれば、味方が助かる。ここに上がっていけばチャンスでボールが来る。といったイメージ?

「まあそうすね!そこもっと考えて・・・痛っ!!(※李選手にボールを軽く頭にぶつけられる)やってかないといけない・・・かなと思えた」

――天皇杯初戦で攻撃参加がよりスムーズになった印象を受けました。戦術理解が深まったということですか?

「まあ、そのタイミングね、もっともっとという気持ちありました、昨年までそこを自分のストロングポイントにしていた部分もあったので、そういうのも出せて行ければ、良いかなと思う」

――これからも引いてブロックを作ってくるチームとの対戦もあるでしょうが、3列目からの飛び出しもそうですし、ミドルシュートのアイデアなどいかがですか?

「そうすね!点取りたい気持ちもあるし、まあだけど、チームが勝ってくれれば良いので、まずは本当に、飛び出すにしてもミドルシュートにしても、1つの武器じゃないすけど・・・にしてチームが勝つように意識してプレーしたい」

――古巣との試合でデビューし、あそこで点を取った快感というのは、今の青木選手にとっての原動力になってますか?

「まあでも、点を取ったとき、いつでも嬉しいっすけどね(笑)」

――そりゃそうですよね!(笑)

「フハハ!(笑)」

――あのシチュエー・・・

「あのシチュエーションだから一番盛り上がったけどね(笑)復帰、デビュー戦、古巣、全部が重なったからね。しっかりまたチームの力になれるように頑張りたい」

――チーム首位ですが、再開後への意気込みをお願いします

「まあやっぱ、首位だけど、僕の中にはそんなにそこを意識せず、一戦一戦を勝ち続けないと行けないと思うので、『絶対勝つ』ことを条件に闘っていきたい」

――今も話中、李選手にボールを当てられたり、関根選手に至近距離でジーッと見つめられたり、チームメイトを癒す重要な役割をきっちりと担っている印象です

「すんげえ・・・関根とかはもう、なめてるんすよ!(苦笑)俺を」

――どうしてなのでしょうか?

「いやどうなんすかねえ、僕のキャラじゃないんすか。これも変わらないんでね、このキャラ。昔から(苦笑)大宮の時からもそうだったので、後輩から(笑)・・・だから全然僕、普通っすけどね、ハッハ(笑)」

――これからも楽しみにしてます。ありがとうございました。きょうもヒーリング系の曲を流させてもらいます

「え!?(食い気味に)曲流すんすかぁ!?」

――ラジオなので、インタビューのあとに・・・

「あはいはい」

――もし何か希望があれば?

「特にないっすハハ(笑)“良いやつ”をかけといてください!“良いやつ”を!」

――良いやつ!?

「そこセンスっすへへ(笑)」

――で、涼しくなる感じを選んでおきます

「そうっすね!○○の音とかで良いんじゃないすか!?お願いします」

青木選手が提案した”涼しくなる音”とは何だったのか!?ぜひ、番組でお楽しみいただければと思います

7月10日 「悔しい思いもしたけど、ああいう思いをしたから今があると思うので、そういう気持ちは忘れずに、これからも」

どうもです

嵐の前触れか、強い風が吹き付ける大原

天皇杯初戦2日前のきょう、練習はミーティングを経て午前11時頃から始まりました

ウォームアップを終えた午前11時50分頃からは、セットプレーの連携確認へ

「行こう!責任持ってー!!」(土田コーチ)

左右のCK&ペナ角付近からのFK守備練習では、跳ね返してからの素早いカウンターへのイメージを共有

各スポットで3本ずつこなすと今度は攻撃時のセットプレーへと移ります

ラストボールでは、こぼれ球を右サイドから梅崎選手が上げたアーリクロスをゴール前、興梠選手がダイビングヘッドで押し込みました

その後はゲーム形式などを行うことなく、練習はお昼の12時10分頃に終了

きのう、2部練習を行ったこともあり、コンディション調整や気分転換の意味合いも強かった印象です

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セットプレー練習では、「ナイスタカ!」という声が良く聞こえてきました

関根選手はビブス無し組でのプレーで、カウンター要因として前線に残りましたが、そこからのスピード感溢れる持ち上がりと好フィードに対して、チームメイトからは称賛の嵐

「そうすね。やっぱりセットプレーとかでも監督が早い攻撃を求めているので、そういう意味では良かったと思う」

――壁に入っていましたが、好き?嫌い?

「サイドなので基本的には壁に入るし、そんなに嫌いじゃないっす(笑)」

――なぜ気になったかというと、手で身体をブロックしたりせず、普通に立っている感じで堂々としてたので

「ハハハッ基本的に当たんないんで、大丈夫(笑)。みんなキックがうまいので信頼している(笑)」

――キーパーの指示を聞いて、立ち位置をすぐ理解するのが早いように感じました

「それはもう、指示されないようにしているので、あんま(苦笑)ボールとポストをちゃんと確認しながら入っていくので。ディフェンダーが競り勝ってくれることを願って壁に入ってる」

そんな関根選手は昇格1年目ということもあり、練習後の”お片付け”でも、”もう一汗”かいています

――暑くなって水の量も増えてで、大変そうですが?

「トヨくん(阪野選手)がサボるので、その分さらに大変です(笑)。でもヤジくん(矢島選手)が手伝ってくれているので助かります。ヤジくんは相当優しい先輩で、『トヨくんとはやっぱり違うな』という感じですクスクスッ」※阪野選手は2年目なので強制ではありません

――きのうは雷で練習が中止になりましたが?

「ミツさん(永田選手)が相当ビビっていたと思いながら見ていた(笑)。ああいう時に人のアレが出るなって思って、ちょっと楽しかったっす、クスクスッ僕?案外普通だった『中止かあ・・・』みたいなハッハッハ(笑)」

――今朝のワールドカップは見ましたか?

「ワールドカップは録画してまだ観てない。結果しか知らない。優勝はブラジルだと思ってたので、あんなに大敗して残念すねー(苦笑)前半の30分まで観て、やめました(笑)」

――今週の日曜日、練習試合の後にはユース出身の5人で集まっていましたが?

「まあやっぱ、試合が終わって、ああやって話せることも良いことだと思うし、色んな人の意見を聞けることは自分にとっても良いこと。なおかつ自分がこうしたいということを伝えられればもっと良くなっていくと思うので、ああいうのは大事だと思う」

――特に感じたことは?

「やっぱり『サッカーが楽しむことが一番だな』と思う」

しみじみと語りました

――山田さんの引退試合の時のようなイメージ?

「ハッハッハ楽しませてもらった(笑)」(※詳しくは、7月6日と8日の日記を)

――次の天皇杯の会場、駒場に対する思い入れは?

「ユースの時に天皇杯の山形戦に出て負けた。ユース時代も駒場でやることが多かったけど、多分ほとんど勝ってない。なので、あまり良いイメージはないけど、今度の試合は勝ってまあ、そういうのを晴らしたい。(11月、ユースの柏戦も)ロスタイムで2点取られて。ラスト5分ぐらいで自分たちも合わせて3点ぐらい入った。そういう試合もしたし、いろいろ思い入れはありますね」

――トップチームの得点については、駒場の山形戦で邦本選手に先を越されたが?

「そうすね。悔しい思いもしたけど、ああいう思いをしたから今があると思うので、そういう気持ちは忘れずに、これからもやっていきたい」

――天皇杯に対しては?

「難しい大会だと思う。レッズは勝つのが当たり前だと思われるし、相手は失うものがなにもないし、その中で戦うのは難しい。ひとつのミスで相手の勢いにやられてそのままゲームが終わってしまったりするので、そういうミスをしないように。やっぱり、なおかつ大差で勝てるように、力の差を見せられれば一番いいなと思う」

――浦安SCについてはどれぐらいの情報を持ってますか?

「浦安SCで知っている選手はいない(笑)ユースの時に高校年代の浦安SCとやって大差で勝ったのは覚えてるけど(苦笑)」

――その時の再現を期待します。プロになってからの関根選手は、駒場と相性の良い、点を取りまくる選手に

「そうすね、駒場でも点が取れるように。あまり駒場でやることもないと思うので、その中で決められるように頑張りたい」

大物感漂うルーキーには是非、”聖地 浦和駒場男”になってもらいましょう!

関根選手のインタビュー詳細は、今夜7時(再放送は23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

P.S 山田暢久引退試合で見せた”空気を読む力”が好印象だった岩舘選手

練習では気迫のこもったプレーを見せるなど、徐々に存在感が増しています

移籍から約1ヶ月が経とうとしている現在は、練習場から寮までの移動手段として、自転車を利用中

乗っているのはいわゆる、ママチャリです

日焼けした甘いマスク&引き締まった身体が醸し出す好青年な雰囲気と、庶民的移動車とのマッチングは、妙に味があります

「よく、『似合わない』なんて言われるんすけどね(苦笑)」

そう話した時にこぼれた白い歯がまた、良く映えました

”爽やかすぎるゴールキーパー”

ピッチ外では彼の傍にいつも、優しい風が流れています

では

7月9日 「なんか悪い意味で“レッズの雰囲気”に浸っているところがあるので、もう1回厳しさを取り戻して」

どうもです

天皇杯3日前のきょうは2部練

曇り空の大原で、午前練は10時からスタート

ウォームアップを終えた午前10時45分頃からは、攻撃のパターン練習へ

まずは3対2が中心でした

「キーパアーー!」

西川選手の威勢良き声が、ピッチに響きます

声を張り上げるのは監督も同様

「出したあともしっかりポジションを取る!」

「守備の選手は相手がどこを狙っているか予測するように!」

「ツボブラーーヴォ!」

時には靴が脱げるほどのスプリントも見せます

そのテンションを察してか、何気ない横パスを鈴木選手がインターセプトした際には、

「長くなるよー」

と柏木選手

案の定、そこからしばらく、監督の指導が入りました

「ボールを持っていない方がしっかり示すように!」

このメニューが始まってから45分以上が経過しても、西川選手の声と集中が途切れることがありません

柏木選手のスルーパスを完全に読み、ノイアー選手ばりの飛び出しでカバーリング

これには、

「周さん良い動きした!」(監督)

何とまあ、”さん”付けでした

さらには、

「ナイス顔面クリア!」

坪井選手も謎の言い回しで守護神を絶賛

午前11時35分頃からは、3対3+両サイド、と人数が増えます

「必ず3人目でスペース!」(監督)

ゴール前中央で、那須選手がヨハン クライフ氏を彷彿とさせるボレーが決めた時、大原は午前練最高の沸き上がりでした

お昼の12時、監督は全員をペナルティエリア内に集めます

てっきり終わりかと思いきや、何やら戦術的な説明をしている気配・・・

数秒後、集団からは笑い声が聞こえます

きょうも好調な動きを見せていた、西川選手を活かした”奇想天外”なカウンターアタックの確認だったようです

「アイデアとして持っとく(スマイル)」(西川選手)

果たしてそれが披露されるのか・・・・本番までのお楽しみ

16時からは、午後練習がスタート

ビルドアップからフィニッシュに至るまでの流れについて、対人プレーを通して確認するメニューが中心でした

フルコート上に攻撃時の4-1-5の配置でならび、マッチアップした相手をいかに崩していくか

監督が積極的に様々なアイデアを提供すれば、選手達も意欲的にチャレンジを続けるなど、コンビネーション向上へポジティブな雰囲気が漂っていました

しかし17時15分頃、大原は一瞬、ピカピカッと光り、コンマ数秒で大きな雷音に包まれます

監督は直ぐさま手を挙げ、選手、スタッフに引き上げるよう指示

「音が鳴った瞬間、僕と充君が真っ先に帰った(汗)」(森脇選手)

練習は途中で中断→終了しました

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きょうの午前練後には、濱田選手にマイクを向けさせていただきました

背番号12の強い決意、ブレない信念を感じ取っていただけるかと思います

――午前練の最後、ペナ内に全員が集まっていて笑いが聞こえましたが?

「監督の冗談(笑)いつもの。監督の秘策らしいのでそんなに言えない。キーパーが持って、何かドリブルして…そんな感じだったと思う」

――実行するにも、しっかりまずは相手にシュート撃たれないように浜田選手が相手をブロックするところから?

「何か、勝ってる状況ならみたいな感じ。ハーフラインにいたので話はよくわからなかった(苦笑)」

――そんなサプライズも次回の天皇杯は楽しみということで…。中断前にケガしていました(右太もも肉離れ)けど、今は大丈夫そうかなと。コンディションはいかがですか?

「コンディション的には問題ない」

――でも、ちょっと気にはなる?

「気にもならない。試合やってみてだけど、別に全然練習、練習試合やっている感じでは全然問題ないと思う」

――ケガ自体は残念なことではありますけど、タイミング的には恵まれてるのかなと

「そうですね。初めてのケガだったけど、こういうタイミングでちょうど中断期間もかぶっていたので、良かったかなって感じ」

――5月14日の練習中にケガをしてしまい、「練習でケガをするなんて、サッカー選手として一番ダメなこと」と非常に後悔していたことが思い起こされます

「もとから気をつけてはいましたけど、あれからもっとケガに対しては気をつけるようになったし、準備とかアフターケアとかも今までもしっかりやっていたけど、ケガをしてからさらに気をつけるようになったし、ケガから学ぶことも多かったと思う」

――チーム見ていると、軽快な動きというか、全体的にコンディションが良いかなと。どうですか?雰囲気は?

「そうですね、雰囲気は良いですね。」

――先週引退試合があって、濱田選手も出ましたけど、感じたことはありますか?

「ヤマさんは凄い人だなって、あれだけのメンバーが集まるので本当に凄い人だなと思ったし、
埼スタで久しぶりにやって早く試合がしたいなって感じ」

――名だたるメンバー、山田さんもそうですが、特に印象に残っていることは?

「やっぱり、ワシントンのでかさですかね(笑い)。改めて『デカイな!』って」

――ぶつかるようなシーンは?

「なかった。フィジカルコンタクトは避けたんで、けがさせちゃいけないんで(笑)全然、体格が違いましたね(汗)」

――本当に、レッズの歴史というものを肌で感じた良い機会というか

「そうでしたね」

――翌日には練習試合があって、「自分たちも!」という思いが強かったかと思いますけど?

「全体的に、はっきり言って、良くなかった。個人的にも良くなかったですし、チーム的にも良くなかったですし、結果も良くなかった」

――高木凛選手(元レッズユース)が出てきましたが

「リン、久しぶりに会った。でも、試合中はぶつかってないんですよね、1回も。逆サイドにいたので体感はあまりしなかった」

――そういう人にとっても、レッズトップチームにいるのは憧れの場というか、そこに浜田選手がいるということですね

「そういう立場なのにああやって試合に負けちゃうと言うのは、情けないと思う」

――練習試合の後にユース出身の5人(阪野選手、濱田選手、山田直輝選手、矢島選手、関根選手)が車座を組んで、20分くらい話していましたが、あの光景が印象的です

「あれは反省会みたいな感じ。何が良くなかったとか、どうやろうとか」

――特にどんな言葉が出たんですか?

「『良くない』っていうネガティブな感じではなく、もっとこうしてやろうという、個人個人が思っていることを適当にバーッと言っただけで」

――言い合えるっていいですね。濱田選手はそれを通じてこれからどうしようかと特に思ったことは?

「もう1回、僕的には、去年新潟で学んできた厳しさを出して行かなきゃいけないかなと。ケガして中断明けで、なんか悪い意味で“レッズの雰囲気”に浸っているところがあるので、もう1回厳しさを取り戻して、リーダーシップをとってやっていかなきゃいけないかなと思ってる」

――鈴木啓太選手もきのう、2006年のメンバーについて、仲の良さの中にも、ライバル関係があったと。そこに濱田選手が気づけているのは大事だなと

「そうですね、そういうところをポジティブなものをもたらせると自分では思っているので、逆にそういう人があまりいないので、そういうところでも貢献しないといけないと思う。チームの雰囲気は大事だと思うので、これから夏場に向けてもう一がんばりできるか出来ないかは気持ちのところが大きいと思うので、常にそういうメンタルで練習していけば試合出来るようになる。しっかり引き締めてやらなきゃなと思う」

――ユース出身の5人が座っている時に思いましたよ。あの中から大きな存在というか、みんながそうなるのが理想ですが

「はい、目指して頑張ります」

濱田選手のインタビュー詳細は、このあと23時からの「You’re The REDS」(再放送)でお聴きいただけます

では

7月8日 「もう一度その気持ちを甦らさせてもらった」

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どうもです

気温30度を超す厳しい暑さの中、オフ明けのトレーニング午前10時30分過ぎからスタート

まずはフットサルコートでの体幹系メニューをこなし、午前11時10分頃からは天然芝ピッチへ移動します

キーパー陣、シュートストップや足元でのバックパス処理などの専用メニュー、フィールドプレーヤーフィジカル系メニューへとそれぞれ分かれました

いつもの流れでありますが、芝の養生に配慮し、ほぼ毎回違う場所を使っているところ、大事なことです

フィールドプレーヤー午前11時30分頃から約20分間、堀コーチ主導での天皇杯仕様ボールを使った、基礎練習を反復

マルシオ リシャルデス選手も、軽くでありますがボールを蹴っていて、嬉しそうな表情を浮かべていました

全体練習午前11時55分頃に終了

恒例のシャトルランニング、暑さなどが考慮され、行われていません

ただし、シャトランキングの関根選手居残りでの単独タイムトライアルを敢行

結果、「1分14秒」と目標の1分10秒を切ること出来ず

日頃からのそういった努力が、脚力向上へつながっています

山田暢久さんの引退試合で、岡野さんとのスピード対決に勝利

「追われているとき、恐怖というか、、怖かった」

と苦笑いを浮かべながら振り返るルーキー

いやはや、野犬を追い払った野人から逃げ切るとは、恐れ入ります

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さて、きょう7月8日、鈴木選手が誕生した記念すべき日です

33歳になりました

――またひとつ年を重ねましたが、実感としてはいかがでしょうか?

「実感・・・しないようにしている(苦笑)」

31歳の時、”めぐりあいミシャ”によって、その潜在能力をさらに引き出された感のある背番号13

――見ている側としては、プレーの成長ひとつを取っても、若返っているかのように感じられますが?

「外から見ている人にそう感じてもらえるということ、『その通り』だと自分にも言い聞かせたいけどね」

そのポテンシャル、”水を運ぶ人”で括れないほど

――ベガルタ戦のゴールなんて正に!

「そういう数を増やしたいと思う(ニコリ)」

――山田暢久さんの引退試合を通じて感じたこと

「まあ、あの・・・」

と話し始めたそのタイミングで、

「ちょっと啓太さん邪魔!」

ニターっと関口選手が通りかかります

「あーゴメンね」

と紳士的に、涼しげな顔で鈴木選手

一連のやり取りに、報道陣爆笑でした

イケメンと言われますが、そういった大人の対応からは”渋い”魅力も感じられます

気を取り直して・・・

「まあ、あのメンバーで出来たというのは本当に、今まで味わったことのないような感覚だったし、改めてあの時のチームが本当に素晴らしい仲間であり家族であり、ライバルであると感じた。もう一度その気持ちを甦らさせてもらった。またそれを、このチームで何年後か、それが引退試合なのかどういう試合かわからないけど、そういったチームに、今闘っている2014年のチームがなりたい」

――「ライバル」という言葉に鈴木選手の志し高さを感じます

「まあみんな負けず嫌いだし、本当にそれぞれの選手がスターというか、質の高い選手ばかりだったからその中で高め合った。1日1日ライバルとしてグラウンドに立っていたので、そういう気持ちがなければチームの中で良い競争が生まれないだろうし、良いチームにならないのでと思う」

――久々に小野さんと並んでいる姿、素晴らしい光景のように見えましたが?

「そうですね、本当に伸二さんこのクラブの中でも重要な人物だと思う。今でもそうだと思うし、伸二さんに憧れてサッカーを始めた選手も多くいるだろうし、僕も憧れていたので、そういう人と一緒のチームでプレーできたこと。それから今でもお互いに現役でプレー出来ていること幸せなことだと思う」

――山田さんの500試合を越えるぐらいまで鈴木選手も!?

「いやまあ・・・(苦笑)試合数というよりも、1試合1試合にかける質だとか、そういうところを高めたい。なので、数でなくこのチームでまたタイトルを取って、その時にどういう時間を過ごしたのかというところを・・・そうすれば、振り返った時に『大切な時間だった』とまた強く思うことが出来るので、そのために結果を残したい」

――監督の鈴木選手に求めていることが、成長を重ねているぶん増えているでしょうし、改めて、33歳の誓いをお願いします

「ケガせずにプレーしたいなというところと、自分自身、1日1日成長できてると思うので、それを感じているだけでなく、しっかりとチームに貢献した働きをするということを意識したい」

――まずは“年イチ”以上のゴールを!?

「ハイがんばります!」

リーグ優勝を経験した赤き血のDNA、このチームにおける貴重な財産

”栄光を運ぶ人”の、終わりなき旅続きます

鈴木選手のインタビュー詳細、今夜7時(再放送23時)からの「You’re The REDS」でお届けします

 

7月6日 「うまくプレゼントできてよかった」

どうもです

笑いあり、涙あり、山田暢久ここにあり

レジェンドへのTESTIMONIALから、一夜明けました

「伸康さんのお焼香パフォーマンス?知ってましたよ。ボディービルダー?そっちは知らないっす(笑)」

さすがは関根選手、生まれる前のことだったにも関わらず、恩師が残した伝説はきっちりと知識に入っていたようです

自身のプレーでは、城定さん相手にガチンコ勝負を挑み、完勝

深呼吸の隙すら与えませんでした

「ユース時代に指導も受けたし、仕掛けようかなと(ニヤリ)」

宮沢さんを含めた、”辛かった…けど希望は捨てなかった”頃の懐かしさ甦る左サイドを完全に制圧すれば、試合前日にこちらから水を向けた野人とのスピード対決を体現し、相手をダウンに追い込む無敵っぷり

やはりこの19歳、大物感が漂っています

また、岩舘選手は極めてレアな形でのレッズデビューを飾りましたが、空気を読んだプレーは秀逸でした

「樹生君のゴール?うまかった。シュートを打つタイミングの取り方が上手」

樹生君のお父さんが喜びそうな褒め言葉もあり、好感度アップです

さらには、「Get Goal FUKUDA!」のチャントを察知しボールを外に出したかと思えばその後、Mr.REDSが放った渾身のシュートを”若林君”のようにダイビングキャッチ

スーパープレーで会場を沸かせました

「あれはどうすれば良かったのか(苦笑)」

雰囲気からして多分、OKです!

そして、きょう大原で行われた練習試合でもまた、スタンドが大爆笑で盛り上がる一幕がありました

それは、DFWを自負する槙野選手による”劇場”です

効果的な攻撃参加で2ゴールを挙げると、勢いそのまま、左からのカットインでペナルティエリアへ侵入

あとはシュート!という局面で相手にユニホームを引っ張られ、PKを獲得します

練習試合ということもあり、背番号5は自らボールをセット

訪れた、しばしの沈黙・・・

その時でした!

「ハットだよ~!」

キャプテン・阿部選手の”煽り”がピッチ上にこだまします

動揺を隠せない槙野選手

ぎこちないノッキングを繰り返した助走は、相手キーパーでなく、自身のタイミングを狂わすことに

当たり損ないの弾道が、力なくゴール上を外れていきます

ノーゴールを確認したサポーターからは、ため息でなく、「やっぱりな!」と言わんばかりの大きな大きな笑い声!

「くっそぉ・・・Jリーグで取る(笑)ハットトリックはプロになってからはない。まあ、練習試合じゃなくて公式戦で取れればいいけど」

――阿部選手の声が影響した?

「ハハハハ!確かに(笑)。あとは(興梠)慎三とかね。周りでハットトリック、ハットトリック言うから変に意識しちゃってね(苦笑)」

と唇を噛みます

いつものシャキッとした表情は見られませんでした

とはいえ、

――流れの中でスムーズに前線に入っていっていたが?

「相手は大学生だけど、流れの中からしっかり相手にとって嫌なところに入っていくことができているのは良いことだけど、今日は失点がいただけないし、攻撃よりも、夏場は失点するとキツイから、相手のクオリティを考えても、しっかりゼロに抑えることが大事」

攻守の要は、しっかりと足元を見つめます

――左サイドは、「原口が抜けた」という見方をされると思うが?

「じんぐりじんぐり人が代わっている中で、陽介にしろ慎三にしろウメちゃんにしろ、チュンくんにしろ、代わっていく中でそれぞれの良さを引き出し合えてているし、僕らも引き出してもらっているので、その辺は問題ないと思う。ただ、原口のようなドリブル突破はないから、ボールを動かして相手にとって嫌な動きをすることはもちろんだと思う。動きですね」

だからでしょうか・・・

――ドリブルがない分、きのうは“歯”を試した?

「そうですね!(笑)うまくカメラマンの方にも拾っていただいて、レフェリーの方にもしっかりイエローカードを出してもらったし、良い演出だったと思う」

してやったりの様子

「本当だったらヤマさんにやるのが一番だったと思うし、闘莉王さんにしろネネさんにしろ、そうやって受け止めてもらえるのは難しいと思うので、ヤマさんかツボさんだと思っていた。ワシントンさん?逆にキレられるかも、マジで(笑)」

きょうの練習試合後、坪井選手にケガ?の状態を確認すると、

「プレーへの影響?大きかった。走れなくなった(苦笑)」

実際のところは・・・・

――めっちゃ快足飛ばしまくりだったじゃないですか!?

「逆の肩も噛みついてもらおうかな(ニッコリ)」

それもこれも、槙野選手が見事にヒール役を演じたからこそです

「正直、僕たちは、きのうは黒子に徹すると。見ている方たちは僕たちのプレーよりも歴代のスーパースターのプレーを見ることを楽しみにしていたと思うし、どこまで彼らをヨイショするかが僕たちに試されていたことだと思う。うまくプレゼントできてよかった」

間違いなく、きのうの花試合における”陰のMVP”と言えるでしょう

――セレモニーなどを通じて感じたこととしては?

「一人ひとりの選手が浦和レッズに残してきたものは偉大なものだと思うし、今いる僕ら現役選手も彼らと同じようなことはできないかもしれないけど、成績、個人のプレーというのはサポーターのみなさんの目に焼き付けてもらえるように、続けていければと思う」

――いずれ槙野選手もレジェンドと呼ばれるように

「そうですね。僕が引退試合をやる時にはプログラムは全て決めさせてもらう(笑)。みんなが盛り上がれればいいと思う!」

結びはシャキッと、”浦和の男”らしく締めました

インタビュー詳細は、あす以降の「You’re The REDS」でお届けします

そしてもちろん今週は、歴代選抜のコメントも多数用意しています

ブッフバルトさん、福田さん、池田伸さん、岡野さん、福永さん、ネネさん、ポンテさん、ワシントンさん、都築さん、小野選手、長谷部選手・・・・・・

中には、こちらが初めて質問させていただく方もいたので緊張しましたが、良いお話をしてくださったかと・・・(汗)

お楽しみに

では

REDS WAVE 87.3 FM