どうもです
三菱重工浦和レッズレディースはきょう、トレーニングをメディアに公開しました
◇◆◇後藤選手◇◆◇
――まずは皇后杯優勝おめでとうございます
「ありがとうございます(ニコリ)」
――あのタイトルというのは後藤選手にとってどのようなものとして心に
「そうですね、昨シーズンのちょうど皇后杯の決勝は、まだチームメイトにはなれていない中で見させてもらってて、そこで準優勝・・決勝でおなじPKで敗退してしまったというところでチームとしても凄い悔しい思いのある大会っていう中で自分自身としては、昨シーズンはリーグ優勝とAWCLの優勝とあったんですけど、自分自身、ほとんど絡むことができていなかった中でのタイトルだったので、今回のタイトルっていうところには、自分自身ちゃんと試合に出させてもらった中で、チームの勝利に、優勝に貢献できたなっていう、本当・・・《力になれたな》っていう思えるタイトルだったので、自分自身としてもとても、うーん・・今後につながる凄い良いタイトルになったかなって思います」――成功体験
「そうですね、やっぱ試合重ねていく中で自分自身のプレーもやるべきことは、はっきりしてきたし、試合の中で出た課題っていうところも自分の中でクリアにしていったりチームメイトとの関係も深めていけたのかなっていうふうに思っているので、結果として成功で終われたから“今回は良かった”で終わらないように今後も続けていけるようにはしていきたいなって思います」
――課題をクリア
「そうですね、まぁリーグ戦とカップ戦のところでは、やっぱり簡単にプレーするとかいうところはちがうかもしれないんですけど、でもやっぱり、危ないプレーはしない、はっきりやっぱり前線に高橋選手だったりっていうキープ力のある選手がいるので、そこに簡単に預けるというのも、はっきりプレーできるようになったっていうのは自分自身の大きな成長かなって思います」
――テンポになれてきた感じが、より・・
「そうですね、それはやっぱりスピード感に慣れてきたっていうところは一番大きいところかなって思いますけど、でもやっぱり慣れっていうのは危ない部分もあると思うので、やっぱそこは1試合1試合、これからも、ひとつひとつの練習も危機感を持って試合を意識してやっていきたいなというふうに思っています」
――日頃の生活にも参考になりそうなコメントありがとうございます
「いやいやいやいや全然全然です(焦笑)」――PKのガッツポーズが印象的で、あれほど弾けたことは今まで
「いやぁっそうですね、なんか、もうPK戦になって監督から『3番』って言われた時に、なんか、ちょっとでも《嫌だなぁ》とか《大丈夫かな!?》って思ったら負けかなって思ってたので、もうその舞台で蹴らせてもらうことに感謝して、《楽しむしかないな!》って思い込もうと思っていて(ニコリ)やっぱ実際、凄い緊張してたけど、でもやっぱあのゴール裏では凄いやっぱサポーターの皆さんが後押ししてくれてましたし、まぁ、その自分が蹴る前にサッ子さんが止めてくれてたっていうのが凄い自分自身にもリラックスする大きな要因だったんで、あとはもう思い切っていくだけかなと思って、いつもあんな思い切ったPKを蹴らないんですけど、置きにいってるんですけど(苦笑)もぅあそこは《置きに行っちゃダメだな》と思って思い切り蹴らせてもらいました(清笑)」
――止めてもらったあとをプレッシャーではなくアドバンテージと捉えた
「そうですね」
――日頃、辛い思いをしても、ああいう時に達成感として
「そうですね、もうチーム全員で、蹴った人も止めた人もですけど、チーム全員で勝ち取った勝利だと思うので、本当になんか、日々頑張ってきたことが全て報われたわけじゃないけど、まぁでもああいう瞬間があるからこそ、頑張れるなって思うので、またああいう景色をみんなで見るために頑張りたいなって思います(ニッコリ)」――この期間はどのようなことを意識して
「そうですね、今は、けっこうまぁ個人のところでもやっぱり個の力が上がっていかないとWEリーグでも自分自身がまだ、まだこれじゃぁスピードで置いてかれちゃってるなぁとか皇后杯決勝のあの失点のシーンは自分がもうちょっとボールに寄せられていたらとか、やっぱり、まだまだ詰めなければならないところもあると思いますし、リーグ後半戦も、もう本当に負けられない試合が続くと思うので、まずは個人のところのレベルを上げるところとやっぱりキャンプの中では選手とのコミュニケーション、また関係も深めて後期もスタメンを取っていけるようにというところで自分をアピールしていきたいと思ってます」
――頭の中が整理されてて、それがコメントにも現れていますが、張り詰めたばかりでなく、オンオフの切り替えは
「そうですね、皇后杯も終わってからは本当に120分の死闘だったので、体も心も疲れてたので、一旦サッカーから離れてリラックスできたので、また今はけっこう、クリアになっての中で新たなチャレンジをしつつ出てきた課題っていうのがあるので、まぁまたちょっと難しくて悩んで落ちそうになる時もあるかもしれないけど、でもやっぱり試合に出て勝つっていうところ、自分自身が試合に出るんだっていう強い気持ちを持ってやっていきたいな思っています」
――リラックス方法、どのように過ごされましたか
「えーいやぁ、自分は本当、サッカーからは全く離れて、家族だったり友達だったりと、出かけるとか、美味しいものを食べるとかでリラックスしてますね(ニコリ)」
――今回は何を食べて
「今回は北海道に行ってきたので、海鮮とジンギスカンを食べて来ました(ニコリ)元気になって(笑)」――きょうの練習を見てても、視野も広がってというか、一緒にプレーしている選手はこういうことを言われたら嬉しいなってことを自然と伝えているのが後藤選手、優しいな~と
「やっぱ、自分自身も色んなチームでプレーしてきた中で、大学サッカーの時には、一番上の学年っていうのも経験した中で、どういう雰囲気でサッカーをしていれば下の子達ものびのびできるのかっていうところだったりっていうのも、色んな立場を経験してきた自分だからこそ言える言葉っていうのもあると思うし、でも、自分自身、試合に出させてもらってる中で、もっと強度として求めなければならない、自分自身も求めなきゃいけないけど、仲間にも求めなきゃいけないところは、ちゃんとそこのメリハリ、言葉のメリハリってところはやっていきたいし、そう言うからには自分自身もやらなきゃいけないところは絶対にあるなって思うので、まぁでも本当は、一番は、萎縮してやって良いことないと思うので、そこはみんなが厳しさの中にもちゃんと、なんだろう?“のびのび”じゃないですけど、できる環境っていうのがあるのは本当にこのチームの良いところだなって思います」
――ご自身、ゴールへ戻りながら息が上がってる時でも、福田選手にさりげなく「ナイス」と声を掛けて、そのタイミングが絶妙
「(照笑)いや~、わかんないですけど、やっぱ『ナイス』と言われて嫌な人はいないと思うので、励まし合ってできる、このチームは本当に良いなって思ってます、いつも(ニコリ)」――ちょうど1年前ぐらいに、新加入会見
「そうですね(ニコリ)いやーなんか、振り返ってみると早かったなって思うんですけど、でもまぁなんか、思い返すとケガだったり試合に出られなくて辛い苦しかった時期だったりっていうのを思うとなんかまぁ、《1年間やってきたんだな》って思うし、1年前の自分を思い返してみたら、できることっていうのは増えたかなっていうのは増えたかなっていうふうには思うんですけど、まだまだなので、ここから“やっと1年”で下もまた入ってきますし、負けてられないなってところです(キリッ)」
――浮き沈みがあって、落ちたあと必ず上がるのが後藤選手で、不屈というか励まされる
「まぁ、全員が全員ここで出てる人も最初から試合に出てるわけでもないですし、みんな下積み時代があっての今だと思うので、まぁ自分はその中でも早い段階で試合に絡ませてもらってるところは凄いありがたいことですし、でもやっぱ、その・・出れない時に何ででれないのかって絶対に理由はあると思うし、そこをちゃんと外にベクトルを向けるんじゃなくて、自分自身にベクトル向けて、やっていきたいなってこれからも思います」――出られるようになった、一番の成長
「う~ん・・・でも自分自身やっぱ高橋選手だったり石川選手は高さがあって対人が強いというところが一番だと思うんですけど、自分自身はやっぱ高さはないですけど、でもそこの選手達の競り合ったあとのカバーリングだったり予測だったり、あとはビルドアップのところでも、つなぎたい意識は高いと思うので、そういうところっていうのを評価していただけたのかなって思います」
――しばらくは高橋選手も石川選手も不在で、ディフェンスの中心ですよ
「いやいや」
――抱負を
「逆に璃音と、はなさんがいないってところはチャンスだと思うので、自分自身もチームに発信しつつ、チームメイトとさらに関係を深めていければなって思ってます」――再開後を楽しみにしています
「頑張りますありがとうございます(眩笑)」
ナイス!後藤選手のインタビュー全容と〔2025 三菱重工浦和レッズレディース新加入記者会見〕については、来週火曜日19時(再放送は23時)からの〈You’re The REDS〉でお届けする予定です
では